―――――これは、全てが一つになるまでの物語。
舞台は魔法が当たり前に普及した平行世界。18世紀末に発見された”魔力”。その影響で様々な異世界と繋がった人間の世界。その発見の産物として人々は魔法を手にし、その代償として人々は異世界から
やってくる”モンスター”の危険と隣り合わせに生きることになった。
時は流れ、現在。魔法学は科学と平行して急速な発展を遂げ、今や魔法は日常のものとなっていた。そして、異世界の存在も。
そして、今日も続くモンスターの脅威に対処すべく、国際対魔法事件機構《IAMO》が優秀な魔法の使い手たちにライセンスを与え、報酬金と引き換えに平和と秩序を守るシステムが出来上がっていた。人々は、そんな彼らを”魔法士”と呼ぶ。少年少女たちは危険を顧みず華麗にモンスターを倒し、人々を救う魔法士たちに憧れを抱いてきた。
もう高校生にもなるというのに小学生並みの魔力しか持たないのことがコンプレックスの少年・神代迅雷(みしろとしなり)もまた、幼い日の『約束』を胸にみんなを『守れ』る魔法士を目指していた。そして努力の末にコンプレックスをセンスと実力で補い、名門校、国立魔法科専門高等学校・マンティオ学園に合格したのだった・・・が。
入学式の朝。夢から覚めるといつの間にか知らない金髪幼女がベッドに潜り込んでいた!?
幼女のほっぺたをぷにってから、迅雷は叫ぶ。
「なぁんだこれぇ!?」
ここから、少年の運命は動き出したのだった・・・?
※更新日程:毎週日曜日
※第2章までの各エピソードの見出し文は(記念の意も込めて)プロローグの後書きに移動しました
~第1章 激動の五日間~:《episode1》
~第2章 いつまでも、隣に。~:《episode2》~《episode6》
~第3章 宙ぶらりんのトランペッター~
《episode7》それは狂おしき災禍の時代。シンセカイの黎明。第一の喇叭は誰が吹く?
《episode8》
《episode9》
《episode10》
《episode11》
~第4章~
~第5章~
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 18:55:38
3117379文字
会話率:46%
2055年、世界はフェミニスト型巨人によって再編されていた。彼女たちはかつての人間とは異なり、圧倒的な力と知性を持ち、男性優位の歴史を粉砕した。そして新たに築かれた「ネオ・女性の人権国家」は、女性を至上の存在とし、肉体の性別がすべてを決定づ
ける社会を生み出していた。
かつての国家はほぼすべて陥落し、唯一、日本だけがその均衡を保っていた。だが、それも形式的なものでしかなく、日本の社会構造は女性優位へと完全にシフトしていた。男性は人権を得るために毎月2リットルの穢れた血を抜かれる義務を負わされ、女性はあらゆる特権を享受する。飲食店「ネオ牛角」においてさえ、女性は半額で食事を楽しめる一方で、男性は彼女たちのために支払わねばならなかった。
ナオコ・ブラッドリーは、この世界の中で最も宙ぶらりんな存在だった。彼女は肉体的には女性だったが、心は男性として生きていた。しかし、この社会では肉体の性が絶対であり、ジェンダーアイデンティティなど存在しないものとされていた。
ギロッポンのタワーマンション254階の自宅で、ナオコは男の奴隷「ギガデーモン」の背に跨りながら考えていた。男の奴隷は全員、脳が改造され、絶対服従するようプログラムされている。しかし、ナオコの前にひざまずくギガデーモンはかつて「ナカイ」として知られたスターだった。彼はかつての栄光を失い、今や従順な存在となっていた。
「世界を変えよう」
ナオコは静かに語りかけた。ギガデーモンは一瞬動きを止め、やがてその目から一筋の涙がこぼれ落ちた。プログラムされたはずの彼の心が揺らいだ瞬間だった。
ナオコは決起した。男の人権を取り戻すために。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-16 00:41:39
2059文字
会話率:34%
まず初めに、言っておかなければならない事がある。これは恋焦がれた女に自分の思いを告げる前日譚のようなものである。さぁ、宙ぶらりんな俺とクールな彼女との恋物語を始めよう。
※※※※※※※※※※※※
この世界には不思議な『病気』がある。
高校二年生の二人は普通の人と少し変わった事情を抱えながら生活している。そんな二人の近すぎる距離感の中で遠回りしながら足掻き続ける青春恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 06:11:20
442558文字
会話率:56%
キャトルミューティレーション中にUFOが止まってしまい……
最終更新:2025-01-30 19:00:00
1429文字
会話率:39%
武 頼庵(藤谷 K介)様が主催されている「冬の星座|(と)の物語企画」の参加作品です。
母が他界しました。急遽帰国してお葬式、事務手続き、遺された父のサポートをしてきましたが、忙しくて自分の悲しみは実感できていません。そんな宙ぶらりんな気持
ちを書いておきたいと思いました。
私の夫と母は仲良しだったので、夜空で手を繋いでいるのかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 18:01:44
663文字
会話率:0%
宙ぶらりんな真心を込めて
最終更新:2023-12-11 19:33:47
264文字
会話率:0%
侯爵家の長子であるリネットは、女性の近衛騎士として、王族に仕えていた。後継として男に引けを取らないようにと、男性のように育てられたリネットは後継者になることもできず、女性として家庭にも入れず、宙ぶらりんなまま間もなく20歳を迎える。
近衛
騎士として、生涯お仕えしよう。そう思いだしたころ、突然王命により結婚することになった。
相手は、リネットの実家とは敵対派閥にある公爵家の後継で…。
宰相閣下の悪巧み、長男編です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 21:00:00
23195文字
会話率:46%
"平凡家庭育ち""スマホが友達""夢見がち"の三拍子揃った女子学生、想矢 未咲輝(そうやみさき)。
真夜中の学校の校舎の屋上でたった一人、細い腕で壊れたてのフェンスにしがみつきなが
ら、宙ぶらりんになっていた。
いじめのせいでこんなことになっていた彼女は、「こんな時、ヒーローがいてくれればな……」なんて幻想を抱いていたその時である。
月明かりを背に、VRゴーグルをした男が私を見下ろしていた。
助けを求めると、彼はVRゴーグルを外してこう言った。
「お前を救ってやる。救ってやるから対価をよこせ。」
助けに来ておいて報酬を求めるこの男は、私の思うヒーロー像ではない。
その上家に居着いて、飯を要求する始末。
でも助けて欲しい時に助けてくれる。
自分の代わりに戦ってくれる。
私にとって、彼は紛れもないヒーローだった。
ヒーローだって人間。
夢ではなく、欲にまみれた能力者たちが織り成す、ファンタジーvs現実の異能力バトルアクション!
※この作品はフィクションです。実際の人物、団体、事件とは一切関係ありません。
※この作品は無断転載禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 02:28:45
92207文字
会話率:50%
平安時代、男装騎乗で天皇の行幸に従う男性名の女官がいた。
東豎子(あずまわらわ)、またの名を姫大夫(ひめまへつきみ)・姫松(ひめまつ)という。
きさきは無論、女房にも及ばぬ軽い地位。しかし必ず五位を賜る格はある。
何かと間にある存在、ゆえに
宙ぶらりんの板ばさみ。
摂関政治が移ろい行く季節、即位直後の過渡期にあって、そんな女官が暴れ回るドタバタ物語です。
2018年カクヨムに掲載した作品に少し手を加えたものとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 14:27:04
101648文字
会話率:21%
その想いも約束も、いまだ虚空へ浮いたまま
あなたにも、そのような経験はありませんか?
最終更新:2023-04-14 18:00:00
2597文字
会話率:7%
まず、この文を祖父母に贈りたいと思っています。
私は、祖父母に娘と孫に起きた出来事を知ってもらいたいというエゴを抱えています。あくまでそれは私のエゴで、祖父母はこれを読んでショックを受けることがあるかもしれません。もちろん、起こった事実
は全て知っています。しかしもちろん、目で見たことがあることではありません。ただ仮に私が親だとしたら…正直に言うと想像したくはないですが、話を聞いてみたいという気持ちはあると思います。
今現在、読み返したいとも思えず、踏ん切りもつかない宙ぶらりんな気持ちになっており、顔も名前もわからない方々の反応を期待していまっています。総合的に見て、祖父母にとって読むことがプラスになるかどうかや、わかりにくい表現、誤字脱字のご報告などあったら参考にさせていただきます。
(ものすごいお前が言うな案件ですが、自分語り的なものは仮にどういう内容であってもつらい気持ちになるだけなので、なにとぞおやめください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 19:17:18
7731文字
会話率:37%
バイト帰りに夜道を歩いていたら、銀色に輝く小鳥とも呼べない程小さな鳥を見つけ、気が付いたら見知らぬ道に迷い込んでしまったシュナ。
しかも、迷い込んだのはただの裏路地ではなく、言葉も理解できない異世界だったようで……。
早々にトラブル
に巻き込まれかけたものの、すんでの所で救われる。
助けてくれた人にもやはり言葉は全く通じないが、なんと、その人の顔がとても良い。とてもとても顔が良い。
通りかかった船に大喜びで飛び乗り、しばらく一緒に過ごすうちに彼の優しさや物腰の柔らかさ、何より笑顔が眩しくて……浄化されてしまいそう……!!
これは、推せる。
いつも一緒にいた、大好きな幼馴染がある日突然消え、宙ぶらりんとなった人生を歩んでいた彼女が迷い込んだ異世界。
そこには、オタク人生の中で初めての三次元推しがいた。
尊さで浄化されないうちに、彼女は幼馴染に再会できるのでしょうか。
*************
マイペースな彼女が言葉を覚え、バタバタしているうちに、世界を知り……そして、人々から「氷の魔女」と呼ばれるようになってしまった、大好きな幼馴染に再会する物語です。
終始様子がおかしいヒロインですが、見守ってあげてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 09:00:00
78368文字
会話率:30%
【完結済み】 亡くなる直前に請けた依頼とは、転生先の世界のどこかにある「禁書」の翻訳で、依頼主は神様、しかもタダ働き!?
剣あり魔法ありの世界で転生したのは「宙ぶらりん」があだ名の男爵令嬢のユディ。
容姿も学問もすべてがそこそこ、中途
半端でうだつの上がらない学生生活に加えて、婚約者にもいきなり婚約破棄を告げられてしまう。
しかし、その直後に知り合った、不思議な仮面をつけた少年ハルとの出会いが、彼女の運命を変える!
魔力の宿ったハルの声を封じるために、神様からもらった不思議なペンと、翻訳者だった前世の知識で魔法の喉飴を改造したらうまくいったけど、あれ……、急に天才扱いされてる……!?
前世の知識で東方風の唐揚げ弁当を作ってみたり。
語学だけが取り柄の真面目な翻訳オタクのはずが、王弟付きの外交官になるために、文官を目指すことになったり。
かと思ったら、魔道士団にスカウトされそうになってる?
あちこち脱線してるけど、禁書の翻訳依頼を忘れたわけじゃないからね、神様!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 11:36:27
250660文字
会話率:38%
私、イヴ=ベルメザー15歳は、母と共に花屋を営んでいました。
が、この度、母が再婚することになりました。
お相手は、15歳年下の男性、何とこのお方は、この国の王太子だったのでした!!
前世の記憶を持つ主人公イヴは、前世の職業病(教師)が発
揮され、母を教育したら王太子妃になっちゃった?!王太子妃の連れ子として、お城で暮らすことになったイヴ。
そんなある日、父(王太子)との嘘っぱちスキャンダルが勃発!噂を消すには、私が婚約者を作るしかない?!
そして、婚約者候補を探しながら、漠然と今の自分に嫌気がさしてしまった。そんな宙ぶらりんな自分を変える為、旅に出ることを決意する。
旅に出る為には、婚約者に迷惑を掛けない別れ方が必要だ。
「決めた!私は悪役令嬢(元庶民だけど)になる。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 22:00:00
48589文字
会話率:30%
戦争の絶えない世界で大切なものを守るために今日も俺は部下を使う。
軍人の家系に生まれた主人公イチジョウ・トウヤ。親父の意向で軍人になり出世を遂げるが親父は気の弱い性格の為つねに組織内で宙ぶらりんな状態。
はたして俺は、生き残れるのか。
最終更新:2020-08-11 21:13:09
18047文字
会話率:56%
少年トールは、斬月の剣士になるための鍛錬に努めていた。
そして、トールの村では唯一の少女であり、彼の親友であるアオは、トールの鍛錬にいつも付き合っていた。
そんな、平和な村での2人の鍛錬生活に、
このストーリーが始まるきっかけとなる
事件が起こる。
崖があることを知らず、アオが崖に飛び込んでしまうのだ。何とか飛び出ていた岩につかまったアオ。そんな宙ぶらりん状態のアオを助けようと手を伸ばしたトール。
だったが、
「ガラッ」
アオは崖から落ちてしまうのだ。
その時、時間が止まり
「アオを助ける代わりに、8年後お前らの互いの関係の記憶を捧げろ」
と、謎の低い声がどこからとなく聞こえて来た。
それにすかさず頷いたトール。
アオは無事救われたが、
8年後……。
その時が来て、トールとアオは、《誓いの黒剣》を持ち、一生手放すことが出来ないよう、呪文をかけた。
しかし、謎の低い声との約束通り、二人は互いのことを忘れてしまい、他人となってしまう。
それから二年が経ち、村から出た二人は、それぞれ行き別れの人生を送るはずだった。が、
トールは出会ってしまう。四人の少女たちと。
ユリカ、クロエ、マリアナ、アリス。
彼女たち全員が、トールと同じ《誓いの黒剣》を持っているのだ。手放せないという点も類似している。
となると、この中に、アオが居ることになる。
では、誰が昔のアオなのだろうか??
個性的な四人の少女たちと、少しずつ明かされていく謎を頼りに、少年トールは進んでゆく。
!!!異世界ラブコメ!!!
評価や感想をいただけるとありがたいです。
2日に1話ペースで投稿していきます。
応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 17:16:36
23798文字
会話率:50%
「どこ行くの?」「ちょっと皇帝に敵討ちに」
宙ぶらりんの存在として生きていたアレンは病気の少女を助ける。
彼女は王国将軍の娘・リアだった。
「剣神に愛された」と語るリアは恐ろしい剣技を持つが、余命はわずか。
残されたわずかな時間で皇帝を
討ちに行くという。
アレンは無理やり付き合わされるが……
一方旧王国民の中にも帝国に飲み込まれることを受け入れる者と受け入れぬ者がおり……
※二年ぐらい前に書いた作品を微修正しつつ連載します。
そのためエタることはなく、十万字ちょいぐらいで一応完結します。
※「カクヨム」にも載せます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 19:31:10
107933文字
会話率:50%
訳あって地上48mに宙ぶらりんになってしまった社長の話。
最終更新:2019-09-14 12:56:36
7335文字
会話率:28%
ステータスを数字で表記出来るならレベル99で能力値オール255の最強の男。
しかし、彼には地面に埋まっている伝説のアイテムを掘り当てる才能が全くをもって無かった。
カップルのみ伝説のアイテムを譲渡し合えるこの世界だが、彼は自分が生涯誰と
も結ばれないであろう事を知っていた。
彼には視えるのだ。
行き場をなくして宙ぶらりんの自分の赤い糸が。
一人でも無双状態!
リア充爆破ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-20 18:27:40
16167文字
会話率:30%
サージェント侯爵家の長子、エレノアは家を捨てた。
エレノアにとって、家も愛しい人も、全てが手が届かないところへ去ってしまったのだ。
だったらせめて。
捨てられるのならば、こちらから捨てよう。
誰にも顧みられることのない、私なのだからーーー。
リハビリ代わりに書いたものです、設定の甘さなどなど、宇宙よりも広いお心でお読みいただければありがたいです。
もしかしたら長編にするかもしれないので、宙ぶらりんですが、それでもよろしければ。ざまぁ成分はありません。
題名は「仮」なので予告なく変更されるかもしれませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-21 02:12:25
4140文字
会話率:20%