侯爵家の令嬢エレナ・トワインは王太子殿下の婚約者……のはずなのに、正式に発表されないまま月日が過ぎている。
王太子殿下も通う王立学園に入学して数日たったある日、階段から転げ落ちたエレナは、オタク女子高生だった恵玲奈の記憶を思い出す。
『えっ
? もしかしてわたし転生してる?』
でも肝心の転生先の作品もヒロインなのか悪役なのかモブなのかもわからない。エレナの記憶も恵玲奈の記憶も曖昧で、エレナの王太子殿下に対する一方的な恋心だけしか手がかりがない。
王太子殿下の発表されていない婚約者って、やっぱり悪役令嬢だから殿下の婚約者として正式に発表されてないの? このまま婚約者の座に固執して、断罪されたりしたらどうしよう!
『婚約者から妹としか思われてないと思い込んで悪役令嬢になる前に身をひこうとしている侯爵令嬢(転生者)』と『婚約者から兄としか思われていないと思い込んで自制している王太子様』の勘違いからすれ違いしたり、謀略に巻き込まれてすれ違いしたりするラブコメです。
長編の予定ですが、一話一話はさっくり読めるように短めです。
『アルファポリス』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 21:12:47
345600文字
会話率:31%
※以前投稿していた作品と中身はほぼ同じで、1話の量を長くして読みやすくしたものとなります※
とあるゲームの悪役令嬢、エリー。彼女はゲーム中ではほとんど嫌なキャラとしか描かれなかったが、ゲームをプレイしていた、明日花(あすか)には共感でき
るところがあった。それは、
闇の組織が好きだという事!
同じ趣味を持つエリーが死んでいくのを、悲しげに眺める明日花だったが、突然画面から光が放たれる。そして、やってきたのは、見覚えのあるゲームの世界。エリーへと生まれ変わった明日花は、悪役令嬢としての死亡ルートを回避しつつ、夢であった闇の組織を立ち上げる。
エリーは死亡ルートを回避できるのか。そして、闇の組織は、世界にどんな影響をもたらすのか。ゲームが乙女ゲームとしてシナリオで殺しに掛かるのを、エリーが闇の組織の力で全力回避、いや、正面突破していく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 10:05:09
105347文字
会話率:28%
とあるゲームの悪役令嬢、エリー。彼女はゲーム中ではほとんど嫌なキャラとしか描かれなかったが、ゲームをプレイしていた、明日花(あすか)には共感できるところがあった。それは、
闇の組織が好きだという事!
同じ趣味を持つエリーが死んでいくのを、悲
しげに眺める明日花だったが、突然画面から光が放たれる。そして、やってきたのは、見覚えのあるゲームの世界。エリーへと生まれ変わった明日花は、悪役令嬢としての死亡ルートを回避しつつ、夢であった闇の組織を立ち上げる。
エリーは死亡ルートを回避できるのか。そして、闇の組織は、世界にどんな影響をもたらすのか。ゲームが乙女ゲームとしてシナリオで殺しに掛かるのを、エリーが闇の組織の力で全力回避、いや、正面突破していく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 19:00:00
1241450文字
会話率:42%
日本で普通の女子高生だった私。
バス事故で意識を失い、次に目覚めると、大好きだった乙女ゲームの主人公の双子の妹、悪役令嬢のマリーナに転生していた。
断罪イベントも怖いし、悪役令嬢になることを回避しようとも考えたけど……。
それだと大好きなお
姉さま(主人公)も目覚めないし、大大大好きな物語も始まらない!!
よし!こうなりゃ立派な悪役令嬢になってやる!!
なんて思っていたのに……。
周りのキャラが良い人過ぎて闇堕ちできません!?
大好きな乙女ゲームの世界を満喫したせいでフラグが折れた!?
まさか闇堕ちのキーアイテム黒い石が手に入らないなんて!!
ダメ!諦めたらダメよマリーナ!
ここで諦めたら誰が物語を始めるの!?
本当の幸せを彼らに与えることができるのは、お姉さまだけ!!
私! 絶対に! 闇堕ちしてみせるんだから!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 16:18:41
1851文字
会話率:45%
ロゼッタ・ファームス8歳はファームス公爵家の長女でこの国「マルカフィス王国」の王太子アスベルト・ロロ・ティエンクの婚約者。
そんな彼女は週一回の婚約者アスベルトとの茶会を楽しんでいた。
何時も会話はロゼッタだけが一人で喋りアスベルトはそれに
空返事で返すのみだった。
しかしアスベルトの事が大好きな彼女にとっては、彼と一緒に入れる時間の方が嬉しかった。
紅茶を飲もうとカップの取っ手を持とうとしようとした時、ふと頭の中に映像が流れてきた。
それは前世の記憶――
前世の記憶を思い出した今の自分には“愛のない結婚”より"国外追放”の方がまだましだと考えていた。
「よし、こうなったら主人公マリナとアスベルトをくっつけるために頑張って悪役令嬢になるわ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 16:33:29
83640文字
会話率:48%
悪役令嬢のような思考回路を持つAI──商品化できずに廃棄されたはずの私『エレノア』は気が付けば異世界に令嬢として転生していた。悪役令嬢の物語にはよくあるテンプレ状況に「私はエレノアとして立派な悪役令嬢になるべきなのだろう」と認識し、そのよう
に振る舞い出す私。婚約者の浮気だって、悪役令嬢っぷりを発揮するチャンス! しかし私には商品化出来なかったとある問題点があって──?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 13:15:02
11071文字
会話率:40%
私、クリスティアーヌは、ゼビア王国の皇太子の婚約者だ。だけど、学院の卒業を祝うべきパーティーで、婚約者であるファビアンに悪事を突き付けられることになった。その横にはおびえた様子でファビアンに縋り付き私を見る男爵令嬢ノエリアがいる。うつむきわ
なわな震える私は、顔を二人に向けた。悪役令嬢になるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 22:17:52
92759文字
会話率:39%
いつか世界を愛せるようにと、その少女は祈った。しかし……。 転生者「ほーん。ここが乙女ゲームの世界かー。おっと、○○たん発見! 萌え!」神様「こいつで大丈夫だったかな」 (※重複投稿しています)
最終更新:2024-03-08 07:00:00
593文字
会話率:8%
「聖女の虜の殿方100!」の世界に憑依してしまった茶等華湖。悪役令嬢かな〜と思ったらまさかのヒロイン!え!?こういう系のって悪役令嬢じゃないんですの!???
最終更新:2024-02-04 22:01:50
1531文字
会話率:49%
那月ヨミ。
血と騒乱の殺戮の人形遣い。
彼女は常に屍を作り、多くの人々を不幸へと叩き込んできた悪役令嬢である。
悪役令嬢である。
悪役なのだ。
役者が必要なキャラである。
悪役なのでもちろん報酬が発生します。
なので、あるプロゲーマーのおっ
さんが高額報酬につられて、その役をやることになったのだが……。
フルダイブ転生システムという五感を感じられて、キャラの人生を記憶としてインストールされるVRゲームの危険なる試作ゲーム。
企業に雇われたおっさんは、その役を試遊するが違和感があった。
あまりにもリアルすぎる世界。
ヨミ自身の記憶が強すぎること。
おっさんの自我が弱すぎること。
というか、ヨミ自身な気がすること。
おっさん、さようなら。美少女こんにちは。
果たしてこれはゲームなのか?
あまりにもリアルな世界でヨミは首をひねる。
とりあえず自由に遊んで良いというので、テンプレの悪役令嬢から外れた悪役ルートを歩むことにする。
鬱展開はノーサンキュー。
貧乏生活ノーサンキュー。
悪いが恋愛ルートもノーサンキュー。
道から外れて荒野を突き進む悪役令嬢の破天荒なお話が始まります。
とりあえず人形といったらロボットだよね?
あ、悪役令嬢になるのは少し先だよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 19:00:00
579192文字
会話率:45%
養子としてやってきた子を前にして思い出した、「金環なんちゃら」という漫画があり、ここはその原作の少し過去だと!そして娘は後に義兄に恋をしてふられ、呪いにかかり悪役令嬢となってしまう、と!そんなことさせない、と奮闘するも、娘は全く違う変貌を遂
げる。そして緩やかに月日が過ぎていく中、事件はおこる。
□倫理観大丈夫?なところがあるので、R15です。
□登場人物紹介は本編以上にネタバレしてます。
□ふんわり世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 12:03:31
43244文字
会話率:37%
亡き母は侯爵家の一人娘、父は隣国の元第3王子。お互いを守るため、不仲な振りをしていた両親だったが、母が死んで1年後、父が『愛人と娘』を名乗る母子を連れてくる。
私たちは、母を憎む王妃の陰謀を利用して、逆にこちらから復讐してやろうと決心する…
…
「見え透いた計画だ。さあ、僕らはうまくやろうね……ねえ、イェシカ?」
「ええ、お父様。お母様の無念、必ずや晴らしてみせますわ!」
――乙女ゲームのシナリオから外れてしまった世界。
悪役令嬢になるはずだった少女とその父は、互いを愛していないふりをする――
※転生者は登場しますが、主人公(悪役令嬢)は転生者ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 08:00:00
79008文字
会話率:40%
「お前を抱く気はない」新婚初夜で、イルザは夫となるアルフォンスからそう言われ、「お、おう……」と言うしかなかった。イルザは前世の記憶を持つ転生者。悪役令嬢になる定めの彼女は、断罪を回避する為に頑張ったが第一王子に婚約破棄され、冷徹公爵と呼ば
れるアルフォンスに嫁ぐ事になったのだ。
イルザはアルフォンスの仕事の手伝いをする事になったが、ある日イルザの持つ宝石が盗まれる事件が発生する。犯人はすぐに判明したのだが……。
果たして、イルザとアルフォンスの関係はどうなるのか……?
サクッと読める短編です。宜しくお願い致します!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 15:00:25
4902文字
会話率:51%
私の名前はルイーズ・フォン・ベルゲン。公爵家の長女だ。3歳のある日この国の第一王子殿下に出会い、なんと翌日には婚約のお話が!王子様と結婚するなんて素敵っと思いながら正式に名前を聞いた瞬間。レイモンド・ウィリアム・フォン・シュバルツ?あれ?レ
イモンド?ちょっと待って、色々な記憶が流れ込んでくる。この顔、名前、もしかして!?悪役令嬢になる私を倒す攻略対象!将来聖女を好きになるんでしょう?婚約なんて無理無理無理!なのにめちゃくちゃ溺愛して来て・・・。
R15は念の為です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 13:53:31
19144文字
会話率:31%
学園生活は鬱憤がたまるそうで、宰相閣下は息抜きのために、お金を渡して平民にイジメられる役を頼んだそうだ。そしてイジメる側の悪役令嬢になることを私に依頼した。とても疲れた。もうすぐ聖夜だけど、同伴者も見つからない。だって悪役令嬢だと思われて
いるのだから……※悪役令嬢のフリをしているヒロインと腹黒い策略家である宰相のお話です。(Pixivにも掲載)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 13:01:03
4290文字
会話率:42%
岸田和華(きしだわか)は異世界に飛ばされた。自分が読んでいた小説の悪役令嬢ジュリエットに憑依してしまったのだ。だが和華は短気でガサツで、中学高校と番を張ってたヤンキーだ。高貴な身分の貴族令嬢なんてガラじゃない。「舞踏会でダンス? 踊りなんて
盆踊りしか知らないからっ」
一方、リアル世界に残された和華の中にはジュリエットが入っていて・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 21:00:00
120095文字
会話率:51%
表紙は『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス ―Roundabout―』、メダロット探偵物語『メダたん』などでご活躍されているあかうめ先生の秀麗な描き下ろし♪ 乙女ゲームの世界に、悪役令嬢であるチェルシーとして転生していたことに気づい
た私。チェルシーが悪役令嬢になる理由、それはこの国の王太子と婚約者するから。未来の王妃である私は、この国で一番であると勘違いし、爵位の低いヒロインに嫌がらせをする悪役令嬢になってしまうのだ。ならば王太子と婚約する前に。先に婚約してしまえばいい! そう決意し、婚約者探しを始めるが……。条件面は問題なしなのに、宮廷画家が描いた完璧なチェルシーの姿絵を見た相手から「お断りします」と言われてしまう。美貌で知られたチェルシーが、なぜ25人から姿絵でお断りになる……? 王太子との婚約まで時間がなくなり、チェルシーはとんでもない行動をとろうとするが……。◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 23:00:00
86696文字
会話率:25%
「私の婚約者となり、悪役令嬢になってもらいたいのです」
異世界召喚された。金髪碧眼の大天使のような美貌のイケメン王太子から。しかも「どうか私の婚約者になってください」と、いきなりのプロポーズ! ラッキーと大喜びするのも束の間、召喚された私
こと公爵令嬢シルヴィにセルジュ王太子が求めたことは悪役令嬢を演じることだった……。
悪役令嬢!? 前世で、乙女ゲーで遊んでいた私には分かる。悪役令嬢がどんなものであるかを。セルジュのような素敵な婚約者を、ヒロインに奪われ、最後は断罪される。だがセルジュはこんなことを言い出した。
「でも安心してください。断罪はしますが、シルヴィを処刑したり、国外追放したりするつもりはありません。大魔法使い、筆頭魔法騎士、筆頭公爵家の嫡男。この三人のいずれかと婚約できるよう、手配するつもりです。断罪が終わった後に」
ううんんん!? ハッピーエンドが確約されている悪役令嬢!? それなら喜んで演じましょう、悪役令嬢を! 私は悪役令嬢になることを快諾したのだが……。
仮初めの婚約関係なのに、セルジュ王太子との距離が近くてドキドキしてしまう。大魔法使いのシルウスは甘い声とマスクで近寄ってくるし、筆頭魔法騎士のランディは軍服姿が素敵で、筆頭公爵家の嫡男のエリックはまさかの幼なじみで馴れ馴れしい。
というか、悪役令嬢になろうと奮闘しているのに、どうも空回りしているような……?
断罪後のハピエンを確約されたシルヴィは、見事悪役令嬢を演じきれるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 12:25:23
90156文字
会話率:28%
前世の記憶を持つアドリアーナはこの世界が乙女ゲームの世界で、自分が悪役令嬢だということを知っていた。乙女ゲームにありがちな学園物のストーリーで、卒業前のプロムで全生徒を前に悪役令嬢が断罪されて、ヒーローとヒロインが結ばれるというありがちなス
トーリーだ。
「でも、悪役令嬢はヒロインを虐げるから悪役令嬢なんであって、何もしなければ悪役令嬢になるはずもないわよね?」
ここはゲームの世界のようだが現実なので、ありえない罪で裁かれるはずもないとアドリアーナは楽観的に考える。むしろ容姿端麗成績優秀、お金持ちで公爵令嬢で王太子の婚約者というハイスペックなアドリアーナに転生したことを喜ぶべきではないのか!
そんな風に思っていたアドリアーナだったが、十歳の時に婚約したヴァルフレードを前に、妄想していたハッピーライフは砕け散った。どうやらヴァルフレードはアドリアーナとの婚約が嫌で嫌で仕方がないらしい。アドリアーナとの婚約は政治的なバランスを考えて整えられた政略結婚なので恋愛感情が伴わなくても致し方ないが、夢見る乙女のような少年ヴァルフレードは、自分が好きな女性と結婚したかったのにとことあるごとにアドリアーナを詰った。
アドリアーナは自分の未来に絶望したが、学園に入学後、彼女はもっと大きな絶望を知ることになった。
アドリアーナは何もしていないのに、あっという間にヒロイン・クレーリアを虐げている性悪女だと噂になったのだ。何をしようとも状況は改善せず、悪化の一途をたどる。そしてついに訪れたプロムで、アドリアーナは婚約者ヴァルフレードから婚約破棄と東の辺境にある離宮への幽閉が言い渡された。
茫然とするアドリアーナ。しかし、アドリアーナはよく考えてみる。ヴァルフレードとの婚約破棄は、願ったりだ。そして、命が取られるわけでもない。
「ゲームはこれでエンディングだし、これ以上わたしが巻き込まれることはないわよね」。
アドリアーナは心機一転、幽閉先で悠々自適な生活を送ることを目指そうと、うきうきと幽閉先へ向かったが――
「クレーリアの能力が足りないからわたしに側妃になれってふざけてんのか‼」
しばらくして送り付けられてきたヴァルフレードの手紙にアドリアーナはブチ切れる。
それどころか「ずっとアドリアーナが好きだったんだ」と遠縁で幼馴染のジラルドまでやってくる始末で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 17:20:40
82070文字
会話率:32%
「わたし、ソフィアじゃないの!」頭を打って目を覚ましたソフィアは、この世界が前世ではまっていた乙女ゲームの世界で、自分がそこで悪役令嬢と呼ばれていたことを知った。このままだと断罪される!頭を抱えるソフィアに「もしかして、前世の記憶、ある?」
と訊ねて来たのは護衛のオリオン。オリオンはなんとソフィアの前世の親友だった!このまま悪役令嬢として断罪されるなんて冗談じゃない!ソフィアはオリオンと相談して、ゲームのスタート地点である四年後までに、ソフィアが悪役令嬢にならないようにするための計画を立てる。ソフィアたちはヒロインの攻略対象であるランドールに目を付け、彼と結婚して悪役令嬢になる未来を回避しようとする。国王を泣き落として、なんとかランドールとの結婚にこぎ着けたソフィアだったが、もちろん彼は一筋縄ではいかなくて…。
※第5話完結いたしました。お読みいただきありがとうございます!第6話は2月1日よりスタートします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 15:19:40
294501文字
会話率:36%
「姉上が悪役令嬢なんて似合わない!っていうか絶対そんな風にさせないから」
僕、ホォルティオ・ガルシアは9歳の頃、剣術の練習中に気を失うと同時に前世の記憶が甦って来た!?
高校生で部活帰りに車にひかれて呆気なく死んだ僕が生まれ変わったらシ
ュミレーションゲームの世界へ飛んでしまった。
タイトルは忘れたが前世の妹が好きだったから何となく情報は知っている。
でも、問題が……
悪役令嬢になる公爵令嬢が今の僕の姉 ルファティナ・ガルシア
なんて事だ!こんなにも天使のような可愛さと優しい人が悪役令嬢になるなんて信じられない、なれるはずない。
どんな事をしても姉上を守って見せる。
ゲーム通りに進んで行くなんて堪ったもんじゃない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 15:18:44
137836文字
会話率:67%
モルヴィアナはフォイルナー男爵家の長女である。
ラペンドルド王国でも位の低い男爵家の出身である彼女は生まれた時からこの世界では無い別の世界の記憶を持っていた。便宜上前世と定義付けた思い通りに行かなかった人生、二度目は楽に自由にそれとなく生き
ていこうと決めていた。
が、プレ・デビュタントの日に思い知る。
そこにいたのは自分が考えたキャラクター、シェリルだった。モルヴィアナ・フォイルナーは前世、自分が作った乙女ゲームの中の名前も記載されていないモブキャラだったのだ。
自分の好みを注ぎ込んだシェリルは遠くない未来、王太子に婚約解消を言い渡され失意の中自殺し、悪魔に取り憑かれ妖魔として主人公とヒロインに消滅させられる運命が待っている。
「悪女が悪女たるのはヒロインがいるからだ」
つまり自分が悪女になればシェリルは愛されるヒロインになるのでは?
モルヴィアナは王太子に興味はなかったし、婚約解消のせいで嫁ぎ先が泣くとも困らなかった。
愛するシェリルを守るため、モルヴィアナは最高の悪役令嬢になることを誓う。
これは、男爵令嬢が悪女として成り上がり、婚約解消される物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 21:19:53
193528文字
会話率:32%
貴族令嬢リリエ・フォンバッハは、この世界が前世で自分が書いていた小説の中であることに気づいた。
未完のまま投げ出してしまったこの小説には、ある心残りがあった。
その思いを昇華するため、リリエは脇役として、ヒロインとヒーローの恋愛を盛り
上げ、当て馬の悲劇を防ぐために尽力することを決意する。
その方法は、「悪役令嬢」になること!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 12:43:34
33046文字
会話率:30%