バイト帰りに夜道を歩いていたら、銀色に輝く小鳥とも呼べない程小さな鳥を見つけ、気が付いたら見知らぬ道に迷い込んでしまったシュナ。
しかも、迷い込んだのはただの裏路地ではなく、言葉も理解できない異世界だったようで……。
早々にトラブル
に巻き込まれかけたものの、すんでの所で救われる。
助けてくれた人にもやはり言葉は全く通じないが、なんと、その人の顔がとても良い。とてもとても顔が良い。
通りかかった船に大喜びで飛び乗り、しばらく一緒に過ごすうちに彼の優しさや物腰の柔らかさ、何より笑顔が眩しくて……浄化されてしまいそう……!!
これは、推せる。
いつも一緒にいた、大好きな幼馴染がある日突然消え、宙ぶらりんとなった人生を歩んでいた彼女が迷い込んだ異世界。
そこには、オタク人生の中で初めての三次元推しがいた。
尊さで浄化されないうちに、彼女は幼馴染に再会できるのでしょうか。
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マイペースな彼女が言葉を覚え、バタバタしているうちに、世界を知り……そして、人々から「氷の魔女」と呼ばれるようになってしまった、大好きな幼馴染に再会する物語です。
終始様子がおかしいヒロインですが、見守ってあげてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 09:00:00
78368文字
会話率:30%