ディは孤児院育ちのお陰で、平民でありながら魔力測定が受けられた。そこで魔力の発現が認められたので、自分の人生が不幸だとは一度も思ったことは無い。
なんと、バルウィン王国のレイ王太子付の御庭番に抜擢されてもいるのだ。
そんな今回のディに課せら
れた任務は、王立学園にご入学された殿下の為に、殿下に群がる男子生徒や妃候補リストに載る女生徒達の身上調査をし、殿下の日常と未来を保守せよというものだ。
だがしかし、殿下の親友でディの昔馴染みの男、伯爵家嫡男で学園の憧れの君であるジェット・オブシディアが、ディを見つけるや絡んでくるのだ。
そんな気さくな×親切〇付きまといは、学園でディが悪目立ちして嫌われるだけで、周囲に溶け込んで情報収集したいディには有難迷惑だ。すっごい邪魔だ。
「殿下ー!!あいつのせいで隠密行動できません!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 15:23:28
33344文字
会話率:38%
東洋の端に浮かぶ島国「秋津皇国」。
戦国時代の末期から海洋進出を進めてきたこの国はその後の約二〇〇年間で、北は大陸の凍土から、南は泰平洋の島々を植民地とする広大な領土を持つに至っていた。
だが、国内では産業革命が進み近代化を成し遂げる
一方、その支配体制は六大将家「六家」を中心とする諸侯が領国を支配する封建体制が敷かれ続けているという歪な形のままであった。
一方、国外では西洋列強による東洋進出が進み、皇国を取り巻く国際環境は徐々に緊張感を孕むものとなっていく。
六家の一つ、結城家の十七歳となる嫡男・景紀は、父である当主・景忠が病に倒れたため、国論が攘夷と経済振興に割れる中、結城家の政務全般を引き継ぐこととなった。
そして、彼に付き従うシキガミの少女・冬花と彼へと嫁いだ少女・宵姫。
やがて彼らは激動の時代へと呑み込まれていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 12:15:43
2173681文字
会話率:36%
ヴィアーヌ伯爵は、悪徳貴族である。というのが、王国での通説だった。そんなヴィアーヌ伯爵のもとに生まれた主人公レイドリアは、悪徳貴族として生きる使命を父から与えられる。実力を隠し、道化を演じ、しかし、民を守れと。これは、学院生活を通じて成長し
、後に『沈黙の王』と呼ばれるレイドリア・ヴィアーヌの物語。
よろしければ評価もよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 11:23:17
25365文字
会話率:47%
ヴィアーヌ伯爵は、悪徳貴族である。というのが、王国での通説だった。そんなヴィアーヌ伯爵のもとに生まれた主人公レイドリアは、悪徳貴族として生きる使命を父から与えられる。実力を隠し、道化を演じ、しかし、民を守れと。これは、学院生活を通じて成長し
、後に『沈黙の王』と呼ばれるレイドリア・ヴィアーヌの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 23:11:11
11574文字
会話率:50%
カレナ・ブラックウェルは研究学園都市クモーに在籍する研究生だ。彼女は入学早々魔石の研究がしたい一心で飛び級し、魔石の研究室へと入る。彼女の目的は魔石を研究し、人々の生活を豊かにするものだ。最終目標は自分の育った地下都市キキーイルの人々が石化
状態からも元に戻すこと。そして地上の人と同じ生活を送れるようにすること。カレナは魔石以外のことに興味が薄く、研究室に籠ることが多い。時にはフィールドワークと称して近くの森に出没する魔物を討伐して魔石を調達することも多い。彼女は魔石の特性を研究し、人間が利用できるように加工していた。時には砕き、粉々にし混ぜ合わせ全く別の物を作る。元の武具に組み込んで新たな力を付与したりと様々だ。
カレナの眼は特別で魔力を視認できる。魔石に込められた魔力からどんな特性を持つかがわかる。また、魔力を持って生まれた人種(ウェネーフィカ)の魔力の流れも見ることができるため魔力の滞りから不調をきたす魔力暴走を予見できる。魔力暴走を起こしたウェネーフィカは自滅するか、廃人のようになり死同然になるため、恐れられていた。カレナは独自の技術で石に魔力を移して魔石を作ることができるが、それは相手の合意がなければできない。カレナは日々研究しながら魔力暴走を起こしそうな人を見つけては交渉していた。
魔石以外に興味のなかったカレナは休日も研究室にいた。そこに訪れたのはアラン・ウォードと名乗る侯爵家の嫡男。彼は突然カレナに「婚約が決まった」と告げた。カレナの研究成果に目を付けた魔力を持たない人間(アンスロポス)側の軍人たちが軍事利用する前にカレナをウェネーフィカ側の領、ロズイドルフ領へと囲うための政略結婚だと付け加えられる。
アランは女性たちの婚約をすべて断っており、周囲から冷酷と噂される人物だった。
困惑するカレナに出された条件はウォード家内の工房を自由に使って良いものだ。工房を貰えると聞いたカレナは婚約を承諾し、翌日にはウォード家へと引っ越すことに。
アランの妹アリス、彼の両親、使用人たちと話すうちに彼の不器用さ、素に触れていく。アランと会話を重ねていくうちにカレナの心情に変化が訪れる。
それはそうと、場所が変わろうとカレナの魔石、魔鉱物への情熱は変わらない。魔石欲しさに人助けをしたら恩人だと感謝されてカレナは困惑する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 06:20:00
156796文字
会話率:44%
Q.かませ犬、悪堕ち、99%死ぬ。この全部が同時に成り立つもの、なーんだ?
A.はい、俺が転生してしまったゲームキャラの未来です。
100個のエンディングが存在するゲーム――『花と宝石の協奏曲』。
その内99のルートで死亡するキャラク
ターに俺は転生してしまった。
そのキャラクターは辺境伯家の嫡男という立場ながら、ゲームでの役割は主人公の引き立て役。
ルートによっては家臣に見限られ、派閥の人間に見捨てられ、弟妹や婚約者候補に謀殺され、剣の師匠に斬殺され、敵の幹部に成り代わられ、それらを回避しても『魔王』をどうにかできなければ人類が滅ぶ未来が待っている。
そんなキャラクターに転生してしまった俺の望みは三つ。
一つは『花と宝石の協奏曲』が始まる時期まで生き延びること。
一つはゲームの主人公が『魔王』を消滅させて世界を救えるよう誘導すること。
一つは、死なないこと。
これは何の因果かゲームの世界に転生してしまった俺の、ハッピーエンドの未来を目指す物語。
※ゲームの世界に転生した主人公による異世界ファンタジーです。
※主人公は最強ではありません。
※ゲームの知識はあってもチート能力はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 00:00:00
492222文字
会話率:31%
貧乏伯爵家の令嬢ソフィア・ブランシェは、外務大臣を務めるアマドゥール公爵家の嫡男であり、自身も侯爵の位を持つフェルナン・アマドゥールからの依頼を受け、公爵邸へとやってきた。
依頼を受けるだけで契約金が、依頼を続ければ報奨金が、そして依頼を完
遂できれば報酬金がそれぞれ別でもらえるという美味しすぎる話に、領地を立て直すためにも頑張らなくてはと覚悟を決めるソフィアだったのだが。そこでフェルナンから告げられた内容は、手紙で事前に簡単な仕事だと書かれて想像していたものとは、全く違っていた。
なんとフェルナンは酒の席で友人の魔女に、定期的に女性に愛をささやく魔法をかけられてしまっていたのだ――!
しかも酔いすぎた魔女は、その魔法を解くために必要なキーワードをすっかり忘れてしまっていたらしい。
このままでは仕事どころか、まともに生活することすら不可能だと、急遽別の方法として魔女が提案した内容は。フェルナンが愛をささやいても問題なく、かつ魔法も解くことができる可能性のある人物を探し出す、というものだったが。そこでなぜか白羽の矢が立った人物が、他でもないソフィアだったのだ。
こうして、この日からアマドゥール公爵邸に客人として滞在しつつ、必ず毎日フェルナンから何度も愛をささやかれるという、ソフィアにとっては奇妙な状況下での生活が始まることになる。
始めは仕事だからと割り切っていたソフィアだったが、共に過ごす時間が長くなるにつれ、フェルナンからの愛のささやきやスキンシップの内容が少しずつ大胆になり。次第にドキドキさせられることが増えるようになってきて――。
しかしある日のこと、ソフィアは魔女本人から衝撃的な事実を聞かされる――!
はたしてソフィアは魔女が言う通り、本当にフェルナンにかけられた魔法を解くことができるのか!?
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 21:12:45
182110文字
会話率:41%
ヴェルデンシア大陸を統べるアルバーナ神帝国、のとある辺境。
中堅貴族の嫡男エヴァンは、不思議な夢を見た。
天使の少女が現れて、領地に神殿を作れという。
忙しいのでスルーしていたら怒られ、試しに神殿の建設地に行ってみたら、胡散臭い男が世界を救
えと言ってきた。
平和に暮らしていただけなのに、なぜ世界の危機に巻き込まれる羽目に?
田舎領主の息子が神様に無茶振りされるコメディです。無双でも異世界転生でもないんだよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 20:30:00
48198文字
会話率:51%
【全年齢版】伯爵家次男のマリンは、公爵家嫡男のミシェルの婚約者として一緒に過ごしているが、実際はお飾りの存在。そんなマリンは池に落ちたショックで前世は日本人の男子で今この世界が小説の中なんだと気付いた。マズい!このままだとミシェルから婚約破
棄されて路頭に迷う未来だけだ…
僕はそこから前世の特技を活かしてお金を貯め、ミシェルに愛する人が現れるその日に備えだす。2年後、万全の備えと新たな朗報を得た僕は、もう婚約破棄してもらっていいんですけど?ってミシェルに告げた。それなのに…僕に未練たらたらなのはどうして?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 19:00:00
5048文字
会話率:15%
領主の嫡男として生まれたが、強い魔力持ちの為に王都からは宮廷魔導師として招集がかかるジーク。領主を継ぐのも、宮廷へ行くのもどちらも興味はない。家を飛び出して冒険者として外の世界へ出たものの、他の冒険者と上手くいかずギルドでは完全に孤立してし
まっていた。そんな時に出会ったのは、羽の生えた一匹の虎模様の猫だった。経典によると翼のある猫は光魔法を使う聖獣だ。バレたら大事になると、ひたすら隠しながらも猫と共に着実に名を上げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 18:30:00
79482文字
会話率:39%
フラル王国には一人の王子と四人の王女がいた。第四王女は王家にとって災厄か幸運のどちらかだと古くから伝えられていた。
災厄とみなされた第四王女のミーリルは、七歳の時に国境近くの森の中で置き去りにされてしまう。
何とか隣国にたどり着き、警備兵に
よって保護されたミーリルは、彼女の境遇を気の毒に思ったジャルヌ辺境伯家に、ミリルとして迎え入れられる。
ミーリルが新しい土地で幸せな日々を過ごし始めると同時に、彼女を捨てた王家には不幸なことばかり起こるようになる。ミーリルが幸運をもたらす娘だったと気づいた王家は、秘密裏にミーリルを捜し始めるが見つけることはできなかった。
それから八年後、フラル王国の第三王女がジャルヌ辺境伯家の嫡男のリディアスに、ミーリルの婚約者である公爵令息が第三王女に恋をする。
リディアスに大事にされているミーリルを憎く思った第三王女は、実の妹とは知らずにミーリルに接触しようとするのだが……。
※第五回ツギクル小説大賞の【大賞】を受賞した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 18:00:00
157415文字
会話率:51%
戦国時代――
諸国の大名や侍、忍たちが権力を巡って争い、民は妖怪に脅かされる混沌の時代。
早光(はやみつ)一族家の嫡男として育てられた少年・士武(ジン)は、ある日、自分と瓜二つの少年・侍大(ジオ)と出会う。ジオは「自分もまた早光一族の正当
な後継者である」と名乗るのだった。
突如現れた「もう一人の自分」。兄弟として、そして後継者として、二人の運命は交錯する。
遺産を巡る争い、内に抱える不安、そして外から迫る脅威――
彼らはそのすべてに立ち向かわねばならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 17:00:00
80284文字
会話率:49%
「無能と呼ばれた少年が、“悪魔との契約”をきっかけに世界の支配者へと成り上がる反逆と野望の物語」
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名門貴族エルクレイン家の嫡男ユウトは、生ま
れつき言葉を発せず、何もできない存在として家族や周囲から疎まれていた。父には早くから期待を失われ、母も弟を産んで以降は彼を守る力を失った。
しかし、ある雷雨の夜、ユウトは自らの“記憶”を取り戻す。彼の魂は異世界から来たものであり、封印された悪魔ラズフェルとの邂逅をきっかけに契約を交わす――「この腐敗した帝国を破壊し、新たな秩序を築け」。
ユウトは「無能者」の仮面を被ったまま、内に野心を秘め、帝都の名門貴族・軍閥・神殿・秘密結社を次々と翻弄し、ついには皇位継承戦に名乗りを上げる。
表では従順な“無能者”、裏では冷徹な策略家――その二面性で、世界の秩序を書き換えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 15:16:44
160963文字
会話率:32%
恵まれた生まれながら家族仲のよろしくなかった男が生まれ変わったのは、帝国が大陸全土を掌中に収めた魔法のある異世界。転生して皇帝の長男アーシャになったが、どうも面倒な血筋の生まれで最初から継承権が低い。だったらいっそ面倒ごとは弟に任せて錬金術
なんていう前世ではなかった技術を趣味にしようと決める。錬金術はオワコンとして誰も目を向けずにいるため好き勝手ができ、さらに科学ではありえな知性体を生み出した。セフィラと名付けた知性体を育てつつ、アーシャはのびのび自由を謳歌……したかったのだが、皇帝長男の動向に貴族たちは疑心暗鬼でちょっかいをかけて来る。子供のふりで逃げたり、時にはやり返したりしながら、アーシャは宮殿の端で忘れ去られた錬金術の可能性を広げていく。
*以下にご注意ください。
・主人公の立場は弱いままです。
・死人が出るような報復はありません。
・皇帝にはなりたくないので成り上がりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 12:00:00
2037039文字
会話率:36%
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもう
としていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 09:10:00
1081265文字
会話率:20%
元は農家の嫡男のツネタロウだったが、口減らしで丁稚奉公に出される。オーサカの材木商で成長し、買い付けに行く途中で地震に見舞われ死亡。
死亡したツネタロウは、歴史を変えるべく新たな人生を歩む。
最終更新:2025-07-11 07:49:18
1035346文字
会話率:62%
魔王を倒した英雄によって建国されたグレンロシェ王国。その後は現在までに二人、王家の血を引く者から英雄が現れている。
四大公爵家嫡男、容姿端麗、成績優秀と全てにおいて恵まれているジルベールは、いつか自分も英雄になると思い、周りには貴公子然とし
た態度で接しながらも裏では使用人の息子、レオンに対して傲慢に振る舞っていた。
だが、魔王の襲来時に平民であるはずのレオンが英雄になった。
そして自分とレオンの出生の秘密を知ったジルベールは恥ずかしくなって逃走することにしたが、レオンが迎えに来て……
※性描写なしのボーイズラブです。性描写ありのものはムーンライトノベルズに掲載しています。不定期投稿、完結保証。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 06:13:40
3020文字
会話率:28%
かつて「希望の港」と呼ばれたプエルト・エスぺランサは、今、冷酷な侯爵の圧政に喘ぎ、絶望の闇に覆われていた。
そんな街に、夜の帳と共に現れる謎のヒーロー「ヴェール」。昼は享楽的な「うつけ者」の侯爵嫡男カイエンとして仮面を被り、夜は「黒い稲妻
」と恐れられるヴェールとして、侯爵の不正を暴き、弱き者を救い出す。
酒場の女主人アリアは、街の良心として人々の憩いの場を守りながら、ヴェールの活躍に密かな希望を抱く。しかし、彼女はまだ知らない。目の前の軽薄な貴族と、夜の闇を駆ける正義の使者が、同一の存在であることを。
侯爵の支配が深まるにつれ、カイエンの二重生活は過酷さを増し、アリアへの募る想いと、決して明かせない秘密の間で葛藤する。やがて、侯爵の歪んだ欲望がアリアに牙を剥いた時、カイエンの復讐心は頂点に達し、街の運命をかけた最後の戦いが幕を開ける。
希望を失った港町に、真の光は灯るのか? 影に隠された真実が、今、明らかになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 02:07:27
208496文字
会話率:13%
『小説家になろう』歴史ジャンル日間1位を獲得するなど、大好評を博した歴史IF戦記『甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ』第二部が遂に連載開始!
第四次川中島合戦で戦死せずに生き延びた、武田信玄の次弟にして甲斐武田家の副将である武田典厩信繁
。
彼の生存によって、史実では謀反を起こして非業の死を遂げるはずだった武田家嫡男・武田太郎義信も危機を脱し、軋轢のあった父信玄との和解も成った。
順風満帆の武田家は、遂に隣国・美濃への侵攻を開始する。
総大将として軍の指揮を執る信繁の前途には、一体何が待ち構えているのか――?
武田信繁の生存によって、既知の史実から変わり始めた戦国の世を描く歴史IF戦記。
御旗楯無、御照覧あれ!
*こちらは第二部となっております。第一部は、シリーズ作品『甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ 【第一部・九死回生編】 ~死線を越えた武田信繁が、武田の未来を変えていく~』https://ncode.syosetu.com/n3772gi/をご覧下さい。
*アルファポリス・ノベルアッププラスにも、同様の内容を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 22:07:34
388535文字
会話率:52%
越中神保氏。
越中守護・畠山氏の守護代を務めた有力な武家だ。
神保氏は独立志向を強めていく。
その最中、神保氏嫡男が病に倒れた。
父である当主が神保氏の命運を掛けた戦を繰り広げていた、その最中だったのだ。
その後嫡男は目覚めたのだったが…
◇ ◇ ◇
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 19:10:00
236583文字
会話率:50%
侯爵家の嫡男ノアは、ちょっと天然で無自覚なモテ男子。
そんな彼に長年片想いしている伯爵令嬢ルチアは、今日も「好き」を隠して平常心を装うけれど……。
「昨日のドレス姿、すげぇ綺麗だった」
「ルチアって、可愛いよな」
「結婚するなら、ルチアみ
たいな子がいいと思ってる」
(待って待って待って!?)
無自覚の爆弾発言が止まらない!
だけどある日、友人セドリックの一言をきっかけに、ノアがまさかの“自分の気持ち”に気づいてしまい……?
すれ違って、落ち込んで、それでも惹かれあうふたりの、甘酸っぱい青春ラブ。
今日もまた、心臓がもたない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 18:10:00
8576文字
会話率:39%