高校二年生の石橋は、一年生の頃からずっと「ぼっち」を貫く孤独主義。
そんな石橋は梅雨入り手前の六月、四人の女子から同時に告白を受けた。
一人目の安斎は、おっとりとしたお団子頭の園芸部。
二人目の己斐西は、明るく華やかなギャル系学級
委員。
三人目の喜屋武は、誰もが認める美人の凛々しい弓道部。
四人目の玖珠は、メガネが特徴の少し変わった文芸部。
どの女子もクラスの上から数えた方が早い魅力的な少女だったが、対人トラブルを避けるために「ぼっち」でい続けた石橋にとって、この告白は怪しさ満点でしかなかった。
――執着、偏愛、殺人、暴力、狂気――四人の少女が抱える秘密と共に、石橋の波乱の六月が幕を開ける。
※一部暴力、残酷描写が含まれます。
※B級映画のノリでお楽しみください。
(カクヨムにも同時連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:30:00
25909文字
会話率:50%
概要:舞台は山椒が特産の辻沢町。昔は遊里、今は新興ベッドタウンとして栄えていますが、その裏ではヴァンパイアやライカンスロープの「鬼子」が息づくディープな町です。
時代はメタバースが生活に根差している少しパラレルな現代。長時間没入が引き起こ
す精神障害が問題視され、政府による未成人保護プログラム(月1のカウンセリング、1時間までの使用制限)が施行されています。
主人公は、藤野家の二人の養女、藤野夏波(ナツナミ)と冬凪(フユナギ)の辻沢女子高等学校の三年生の義姉妹です。
夏波は辻女の園芸部に所属し、地元のコングロマリット、ヤオマンHD創業家のお嬢、前園十六夜(イザヨイ)とともにメタバース内に日本庭園をディストリビュート(配置)する活動をしていますが、ヤオマンHDの伊礼社長からの強力なサポートを受け業界でも評判が高まっていることから、高校卒業後は十六夜と二人で環境ディストリビュート会社を起業する予定でいます。
かたや冬凪は養母(ミユキ:N市立大学社会学科准教授)の影響から、辻沢のヴァンパイア伝承についてフィールドワークを行っています。最近の興味は十八年前に起きた辻沢要人連続死亡事案の調査です。その裏にはヴァンパイアの権力闘争があったと考えているのですが、それは伝承であるはずの辻沢ヴァンパイアの実在を冬凪が信じているからです。
周辺の女子の間で、たくさんの人が同じ夢を見たり、瀉血(ブラレ=ブラッドレッティング)という自傷行為が流行したりという日常。夏波と冬凪はそれぞれの道を歩みながら、知らず知らずのうちに辻沢の暗部へと引きずり込まれていきます。
また、辻沢ヴァンパイアの影に隠れるように息づく鬼子たち、伝説の夕霧太夫と伊左衛門の流れをくむ彼女たちが、迫り来る危機をどう乗り越えるのか? 夏波と冬凪たちとは次元の異なる存在の「ボク」の独白で綴ります。
構成:
夏波の一人称語り(第n話)の合間に、鬼子の「ボク」の心内話(No.n)を挟みながら辻沢ワールドを語り尽くします。
更新頻度:
毎日17時10分アップを予定しています。
完成は全50万字前後の長編作品になると思います。(22万字まで準備あり)
よろしくお願いします。
※死語構文:この世界のVゲーニンが流行らした、わざと死語を使う構文。使用時は指をエンガチョにする。言葉の生存確認と使いすぎに注意が必要。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 17:10:00
77510文字
会話率:27%
ジャンル:『園芸解説ラブコメ』
東京から東北の高校へ入学した僕は、――出会った。
それは、お花好きの先輩、花織先輩との運命の出会いだった。
とある園芸部員、ユキチ(仮名)とその部長、花織先輩のお話。
花や野菜を扱う園芸部の日常を書い
たハートフル(ギャグ?)コメディ!!
主人公「ユキチ」が花織さんから植物の知識を教えられながら、花屋と夢を抱き、開業etcの物語。
花織さんは、――いつも花(み)えていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 06:07:29
25305文字
会話率:31%
角川スニーカー文庫から3月1日発売
――――
再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。
「久しぶりですね、隼人」
「はるき、なのか?」
かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいた幼馴染と再会すれば、あの頃男と思っていたガキ
大将然とした姿の面影はどこにもなく、誰もが振り返るような清楚可憐な大和撫子――というのは外向けの姿。隼人の前でだけは被った猫をかなぐり捨てて、当時と同じガサツな反応。接してくる距離感も変わりやしない。
「靴下脱いで胡坐って……見えるぞ」
「見たいの?」
「見たくねーの!」
「じゃあ見なきゃいいじゃん。それとも……ははぁん?」
「くそっ、そんなんじゃねーっての!」
「ふひひ」
そんな調子で接されるとドギマギして悔しいので、女の子扱いしてみたら意外な反応が……
田舎と都会。
少年と少女。
変わってしまった心と身体。
されど変わらぬ想いと約束。
更には田舎で別れた妹の親友、野菜を育てる園芸部員の女の子、彼女達との再会と出会い。そして――
これはそんな幼馴染と、離れていた距離と時間をちょっとずつ埋めていく、とある夏から始まるお話。
ジャンル別日間1位、週間1位、月間1位、総合日間2位、週間5位 ありがとうございます。
R15は保険です。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 19:00:00
824072文字
会話率:43%
部活が盛んな園島西高校に入学した八島 華苗。マンガのような高校生活を送ろうと意気込んでいたが、必ず部活動に入らなくてはならないという校則をしらず、どの部活に入るべきか一人悩みこんでいた。やがて、ふとしたことから校舎裏と思しき畑に迷い込んでし
まった華苗はそこで一人の園芸部員──楠先輩と出会う。エサに釣られて園芸部に入ることになった華苗だったが、その園芸部は普通じゃなかった。異常成長する作物、卵を何個も生む鶏、あり得ない咲き方をするアサガオ、限られた人しか入れない畑……さらに同じくらいに不思議なほかの部活の先輩たちも手伝いにやってきて……?
そんな不思議な学校の園芸部を舞台に楠先輩と華苗、そして学校の愉快な仲間たちが織りなすほのぼの学園青春部活園芸物語……かもしれない。
※ ☆マークがついているものには挿絵(写真)があります。挿絵機能をONにすることで実物を見ることができます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 20:00:00
1318005文字
会話率:57%
お題「焼き芋」
天国と地獄は、いつも隣りあわせだ。
高校の文化祭を目指して、園芸部で焼き芋の準備をしていた。
天使のような美少女顔の晶くんの手のひらで、コロコロと転がされ振り回される朋子ちゃんのお話
他サイトにも重複投稿しています。
最終更新:2023-10-17 22:40:58
3597文字
会話率:22%
学園の食事の味が合わない二人は、花が咲き乱れる花壇で出会った。
現代世界:異世界を3:7の比率で混ぜた世界にする予定です。
最終更新:2023-08-04 20:45:46
1208文字
会話率:25%
日本の女子高生(園芸部所属)中峰理衣沙は事故で命を落とす運命であったが、毎日お参りをしていた稲荷大明神の加護を受けて、異世界に転移した。女子高生でも楽しく安全に暮らせる世界に行くはずが、ちょっとした手違いで、危険な魔物の脅威にさらされている
剣と魔法のファンタジックな世界に飛ばされてしまった。ろくに仕事もできない平凡な理衣沙だが、特別な加護として貰った『箱庭』という力を使って、なぜか婚約者となったイケメン錬金術師の指導の元で、あれこれがんばって生きていくのだった。◆お気楽なお仕事系ラブコメ(?)です。残念なイケメンの溺愛あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 18:33:54
143506文字
会話率:49%
高校1年生の有瀬仁愛は、生徒会副会長と園芸部を兼任している。
ある日花壇の前に現れた男の子、マツイくん。
花壇を通して二人は近づいていく。
最終更新:2023-04-28 00:51:50
7506文字
会話率:40%
「────あたしは、あたしを好きなアキが大好きなの」
高校入学前に失恋した「彼女」はいつも、まるでボクのことなんて見透かしてしまったかのようにそう言って微笑んだ。その言葉に、声に、自分はきっと彼女しか好きになれないのだと思いこんでいた─
───そうであって欲しいと、心の何処かで願っていた。
過去の失恋がトラウマとなり人と深く関わることを恐れる少女・塩瀬晶は、星花女子学園で自分に自信が持てない少女・川蝉弥斗と出逢い、様々な人の協力を経て友人関係を築いてゆく。人と関わることを怖がりながらも穏やかで誠実な弥斗と関わってゆく中で、晶は彼女に対する自分の感情が友情とは異なるものであることを知ってしまい────
***
柔い花の香りと、熱い夏の風の香りが鼻腔を擽った。目の前に呆然と立っている彼女は酷く悲しそうな顔をしていて、その表情に結局最後まで君を困らせることしか出来なかったな、なんて考えて自嘲する。それでもこうでもしなければ君をますます傷つけるだけなんだ、なんて頭の中で呟いた自分の声が、やけに言い訳めいて聞こえた。
どうして、と夏の風に紛れて彼女の細く澄んだ声が聞こえた。この関係の始まりはボクだったのに終わらせるのもボクなのかなんて、どうしようもないそんなつまらないことを考えてしまう。
ボクは「さっき言ったとおりだよ」なんて呟いて彼女に向かって笑いかける。彼女の目に映る自分が酷い人間であるようにと願いながら、何度も何度も練習してやっと上手に言えるようになったその言葉をゆっくりと舌先にのせて「川蝉さん」と名前を呼んでから、出来るだけ彼女に冷たく聞こえるように呟いた。
「────今まで、本当にありがとう」
***
主催:楠富つかさ様、星花女子プロジェクト
協力:星花女子学園、星花女子学園写真部、園芸部、空の宮市
キャラクター原案:桜ノ夜月(塩瀬晶)、今際ヨモ様(川蝉 弥斗様考案)
星花女子プロジェクト概要:架空都市S県空の宮市に建つ、中高一貫型私立女子高等学校「私立星花女子学園」を舞台とする世界観共有日常系学園百合小説企画の第7期参加作品。現在は10期まで開催中
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※不定期土曜更新(時々日曜更新)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 01:43:18
244981文字
会話率:29%
父の仕事の関係で、京都に引っ越してきた後藤一家。
農学校を母体とする府立高校に進学した後藤涼子。クラスメイトの重森玲から園芸部に勧誘された
時、涼子の園芸ライフがスタートする。
はんなり、青春庭園譚。
最終更新:2022-10-13 01:37:12
1357文字
会話率:50%
あらすじ
今にも雨が降り出しそうな日。
中高一貫の私立高校に通う新一年生、奥野侑都は新学期を迎え、部活を探し始める。
その時、出会ったのは園芸部の顧問の先生と、先輩方であった。
困っている様子であったため、手伝いを申し
出る侑都。
そこに現れたのは、何となくいつもと違う雰囲気のある、同級生の女の子であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 16:23:58
94271文字
会話率:43%
おかいこ堂メンバー4名で作成したリレー小説です。
高校2年が終わる頃、園芸部に入部希望をしてきたのは同級生の友人でした。
最終更新:2022-01-11 19:19:00
5108文字
会話率:50%
「貴女がいてくれたから、私はここに居場所ができました」
志望校に悩んでいた久留里は、たまたま足を踏み入れたカフェで、百合子と出会う。その姿に久留里は目を奪われた。
ーー彼女と同じ高校に通いたいーー
偶然に唐突に、運命的に志望校を決めた
久留里。
無事に合格した久留里は、
生徒会長であり皆の模範である信濃川百合子、
自由奔放で考えを読み難い猪苗代牡丹、
同じクラスの元気なムードメーカー楠木相花、
そして、
たった一人の園芸部員である泉葵と出会う。
彼女たちとの出会いは、久留里の学園生活を華やかに彩る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 21:01:19
31460文字
会話率:54%
「ごめん、まちがえた」
ドラゴンであるわたしの身体は、少女の剣によって貫かれていた。少女は異世界から来た救世主だという。
もうじきあたしは死ぬ──。嫌だ、死にたくない。生きていたい。一度でいいから幸せになってみたい。
「お詫びとして、日本に
転生させてあげる。私の身代わりとして」
少女は驚きの提案をした。
「でもね、これだけは覚えておいて。幸せになれるかどうかは、あなた次第ということを」
まちがえて殺されたドラゴンのわたしは、こうして現代の日本に転生した。
少女の姿をもらった、元ドラゴンの女子高生として──。
これは不遇な運命にあった元ドラゴンが、現代日本に人間の少女として生まれ変わり、
幸せは何かを知っていく……かもしれない、ほっこり日常系ファンタジー。
転生ファンタジーですが、舞台は現代の日本です。
チートや異能力バトルなどはありません。
第一話のみ異世界設定で、話が少し暗めです。
2話目から現代に代わり、ほっこり系ファンタジーとなる予定です。
ノベルアップ+にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 19:00:00
34929文字
会話率:54%
いつも流されてばかりの佐倉は、ある日所属している園芸部の花壇が荒らされているのを発見する。
なろう、カクヨム、ノベルアップ+、エブリスタで投稿しています。
最終更新:2021-05-29 16:57:27
7998文字
会話率:41%
ブラック企業の園芸部門で名ばかり管理職として働く≪高見新汰≫。無駄に責任感が強く昼は植物栽培の現場仕事、夜は事務作業と働き続け過労死。
「どうせ死ぬまで働くなら人の役に立つことをしたかった」
目が覚めると暮らしていたボロい独身寮よりも貧
素な部屋の固いベッドの上。転生した国は冬越しもギリギリの貧乏な国。
名ばかり管理職で魔法師団長の息子≪ヘリオス≫として第二の人生が始まる。
魔法を上手く使えない欠陥を抱えていたヘリオスだが、魔力で植物を急成長させることが出来た。貧困にあえぐ国の人々を助けるために動き始める。
心が優しいけれど立場が弱い王女を助け、共に成長していくが、魔法使いはエネルギー源として奴隷狩りにあう世界。主人公の力により国で力を付けていくが、罠にかけられ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 17:27:21
48495文字
会話率:37%
園芸部の部長、有泉と、彼女を取り巻く謎の男子生徒たちとの、どたばたストーリーです。
有泉さん、今日僕は君のために演奏する。君のためだけに演奏する。聴いてくれ、僕のリコーダーを!
(本文より)
最終更新:2020-11-14 18:00:00
32835文字
会話率:58%
聖命学園二年の平山子龍は進級早々学内の不良と揉め二週間の停学をくらう。停学明けに登校した際、席替えによって隣が学内でも美少女で知られる白石りんかに変わっていた。子龍は園芸部であるりんかに喧嘩の際に花壇を荒らしたことを謝罪しろと詰め寄られる。
だが、子龍は花壇を荒らす不良を啓蒙した正義の士であった。真実を知ったりんかは子龍に詫びるため、つきまとうようになる。しかし運命は過酷であり話の成り行きでりんかに英国メイド霊を憑依させてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 21:00:00
102388文字
会話率:61%
「安達(あだち)先輩! 好きです! 付き合ってください!」「断る」園芸部の畑に突如乗り込んできた見知らぬ女子の告白を、安達悠(あだち ゆう)は一蹴する。だが丸口ほのと名乗った少女は、フってもフってもしつこく食い下がってくる……だがどんなに迫
られても、安達は首を縦に振れない。今は誰とも付き合う気はない。その事情を知った丸口は、今度はお弁当を持ってきた。「畑の野菜をもらったので、それも使いました。あたしの想い、受け取ってください!」……これは弁当描写に全力を注いだ、グイグイ系後輩とのラブコメもどき! つまり本筋は飯テロ小説!
*不屈の匙様の企画、「メシテロ杯2」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 19:50:16
9879文字
会話率:61%