人類の傲慢さが生み出した人殺しの獣、<メタル>により人類は地上を追われ、生き残るために空へと逃げ出した時代。
“貴族殺し”の罪を犯して故郷の“浮島”を追放された少年“ムジカ”は、3年間を共にした傭兵団長ラウルに謀られ、彼の娘共々“人質”扱
いで学園都市、“浮島セイリオス”へと入学させられた。
「俺が傭兵兼講師、お前とリムが、俺が裏切らないよう人質兼学生扱いでワンセットの契約だ。悪い取引じゃねえだろ?」
「ふざけろ。なんで俺が、今更学生やらされにゃならねえんだよ」
だが否定むなしく始まった、学生生活。
嫌々ながらに学生をする羽目になったムジカは、だがひょんなことから<メタル>と戦う義務を負った“|貴族《ノーブル》”の子供たちと出会い――
「教えてくれよ――お前たちの言う“ノーブル”ってなんだ?」
貴族としての、誇りと名誉。責務と権利。幼い頃の憧れと――命を捨ててでも戦う、覚悟。
卑しさと、高潔さと。これはその狭間で生きる少年の、“戦う理由”を探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:11:32
289584文字
会話率:41%
親の仕事の都合で一人暮らしをしている高校生、ヒメノ ヤナギの通う学校には、みんなから慕われる“王子様”がいる。才色兼備、文武両道。ちょっと軟派なのが玉に瑕だが、困った人がいれば放っておけないような、そんな優しい王子様が。
名前はアマツマ
テンマ。入学当初からその美貌で学校中の話題をさらい、学校の女の子の視線を釘付けにした――女の子。
学校の有名人でありクラスの中心人物でもある彼女と、平凡な一生徒でしかないヤナギは、同級生ではあってもほとんど関わりのない生活を送っていた。
通学路でケガしていた彼女を、手当てしたあの日までは。
「……ヒメノってさ。お節介だってよく言われない?」
「言われたことはないな。普段なら人助けなんかしないし」
「胸張って言うことじゃないよ、それ」
その日以来、テンマは何故かヤナギのことを気に入ったようで。一人暮らしのヤナギのマンションに、暇を見つけては入り浸るようになる。渋々受け入れるヤナギだが、彼女はわざとかと思うほど無防備で――……
親の転勤に付き合い続けて、人付き合いがヘタクソな少年と、そんな少年が気に入った王子様(♀)。これは二人のちょっとした、恋愛に至るまでの平凡な日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 09:15:18
86101文字
会話率:46%
その日、クライスという名の国は滅んだ――1人の忠臣の裏切りによって。
燃える離宮からクライスの姫、ニコラエナは逃げ出した。父の配下である暗殺者にかばわれ、王である父を置き去りにして。
どうして父を守ってくれないのか。泣きながら問うニコラエ
ナに、暗殺者は囁いた。
「ニコラエナ。君が選ぶんだ。全てを忘れて生きていくのか――負け犬のように惨めに生きて。それでも父の仇を取るか」
それから七年後。
身分を偽るために名を“ドギー”と改めた彼女は、復讐のために仇敵のいる地方、フレインを訪れる。
敵国カーライルの属領となったフレインでは、カーライル人による悪行が横行していた。
そんな最中、ドギーはひょんなことから野盗に誘拐された少女を助けてほしいと依頼される。
野盗を襲撃して少女を救おうとしたドギーは、だがそこで一人の女と出会う。
銀髪碧眼の、美しい女――“ニコラエナ”を名乗る、自分の偽者に。
「悪には裁きを。罪には罰を。あたしたちは正義を執行する」
負け犬のように惨めに生きて。それでも仇を殺すと誓った。
これは惨めな少女が悲しくもがく、二人の“復讐”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 15:45:09
131835文字
会話率:28%
主人公の名前はロード。緩やかに逆立つ金髪とエメラルド色の瞳を持つ10才の少年である。
レジェンドオーブ・スライムというスライムが勇者として世界を救う物語という絵本を愛読書に、その本に影響を受け自分も故郷であるストンヒュー王国の衛兵を志すよう
になる。
しかし、十九才となった彼はその夢を捨ててしまう。
ストンヒュー王国の使用人となったロードだったが、ある日悪い竜が突如として現れる。
それはくしくも自分の愛読書と同じ展開だった。
怪我を治療する能力を得ていたロードは王様の命令により、竜の被害に遭った村や街に支援活動をしに行く。
そんな中、オオカミである友人の竜が近づけない山があると知り、その秘密を王国に持って帰ろうとする。
しかし、その情報を持っているレオリカン王国の王に帰れと言われやむなく帰る。
そんな中、近づけるはずもないミャーガン山に悪しき竜が現れロードに向かって剣を持てという。
そうしてレオリカン王国の国宝竜殺しの剣を手に入れたろーどは悪しき竜を退治しに行くが、そんな中ある違和感を覚える。それは誰も命を落としていないことだった。
悪しき竜に刺さっていた黒き剣を引き抜き、元の赤い竜に戻したロードは竜が異世界から来たことを知る。
異世界に行ってみたいというロードだったが、行けば二度と元の世界には帰って来られないと釘を刺される。
そして、悪しき竜もいなくなったことで事件は解決したかに見えたが、その裏で暗躍していたのは魔王アグロ―ニ、赤き竜の力を奪い、ストヒュー王国をのとった魔王もまた異世界の住人だった。
赤き竜の活躍により王国の民は全員避難することに成功した。
そして魔王の言う秘宝玉という特異な宝石の情報を得るため旅のオオカミと共に物知りな亀のお爺さんの元へ向かう。そこで魔王や秘宝玉の話を知り、打倒魔王に燃えるロードだった。
異世界からやって来た最強の魔王アグロ―ニvs真の強さを持ち帰って来たロードの戦いが今始まる。
それがこれから続く長い長い旅の序章であるとも知らずに…
渾身の力作です。多くの人に読んでもらいたく投稿を決意しました。
もし読んでみてお気に召しましたらお気に入りの方をよろしくお願いいたします。
アドバイスなどがあればコメントの方でお願いいたします。…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:11:27
1115236文字
会話率:52%
日本のとある県とある市とある区とある町とある番地とある一軒家には15才の少女である黒井アゲハが住んでいる。
高校受験に合格して間もなくオカルト研究部に入部した彼女は、部長である黒条サイコに一目惚れしてしまう。それだけではない、彼の世界征服の
野望に協力的になってしまう。
それから2か月経ちユーチュバーとして着実にリスナーである使い魔を確保していく。着実に世界征服の布石を用意していく黒井アゲハ、しかしそれでも世界征服などという野望を達成するには程遠い。
そんなある日彼女は真昼なのに流れ星を見てしまった。それは黒い流れ星。
もはや藁にも縋る思い、その流れ星に彼女はこう願い事をした。
真のオカルト少女になって部長に協力したいと割とマジで願った。するとあら不思議、幽霊は見えるわ、呪いは成功するわ、魔界に転移出来るわと、特典が盛りだくさんついてきた。しかしそれは、大悪魔デビルンが叶えたことであり、引き換えに死後は魂を差し出さなくてはならないのだった。
かくして大悪魔と契約を果たした黒井アゲハは見事、部長の野望である世界征服を成し遂げることが出来るのか。そして黒井アゲハの大悪魔との共同生活の運命やいかに。
これは超常的少女となってしまった黒井アゲハの世界征服物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 05:49:41
98143文字
会話率:64%
【2巻の発売が令和元年7月10日決まりました!】
平凡な冒険者ヴォルフは、謎の女に赤子を託される。
赤子を自分の娘にしたヴォルフは、冒険者を引退し、のんびり暮らしていた。
15年後、最強勇者となるまで成長したパパ大好き娘レミニアは、王宮
に仕えることに。
離れて暮らす父親を心配した過保護な娘は、こっそりヴォルフを物攻、物防、魔防、敏捷性、自動回復すべてMAXまで高めた無敵の冒険者へと強化する。
そんなこと全く知らないヴォルフは、成り行き上仕方なくドラゴンを殺し、すると大公から士官の話を持ちかけられ、大賢者にすらその力を認められる。
本人たちの意図せぬところで、辺境の平凡な冒険者ヴォルフの名は、徐々に世界へと広まっていくのだった。
※ おかげさまで日間総合2位! 週間総合3位!
※ 旧題『最強勇者となった娘に強化された平凡なおっさんは、無敵の冒険者となり伝説を歩む。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
1144752文字
会話率:28%
【コミカライズが2月25日、水曜日のシリウス内で連載決定!!】
【書籍版がカドカワBOOKS様から好評発売中です!】
【イラストは大ヒット作品『陰の実力者になりたくて』のコミカライズを担当されている坂野杏梨先生に担当いただきました! すでに
口絵も公開されていますよ!】
【第三部 はじまりました!】
ちょっとした失言から四天王最弱の汚名を着せられ、魔王軍を解雇されてしまった『屍蠍のカプソディア』。
魔王軍を離れ、人間の街で第二の人生を歩み始める。
街で静かに暮らしたいのに、天敵であるはずの勇者や聖女から頼られ、かつての部下には戻ってきて欲しいと懇願される。一方で魔王軍から刺客を送られ、果てはかつての同僚に襲撃されるのだが……!
「死ね……」
ポックリ……。チーン……。
死属性魔法を極めた四天王最弱には、何も問題がなかったようです。
強すぎて能力不明!?
最弱汚名を着せられた死属性四天王のセカンドライフ。
次回更新は活動報告&作者のTwitterにてお知らせします!
※2020/11/22 3:07 タイトル変更しました
旧タイトル『「ククク……。ヤツは四天王の中でも最弱」という風評被害のせいで追放された死属性四天王は静かに過ごしたい』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 19:50:53
174032文字
会話率:39%
魔王から世界を救った最強勇者ブリッドは、高額な給料に目が眩み魔王城でバイトを始める。
自分の正体をバレないか戦々恐々とする一方で、意外と楽ちんなバイト生活に慣れ始めるブリッド。
ある日、魔族の上司から「休日の過ごし方を教えてほしい」と頼ま
れる。
その質問がいつしかおかしな方向へと暴走し、魔族たちがブリッドの村を観光することに。
四天王に、魔王の娘。オカマのケンタウロスに、アホの獣人後輩。
もはや百鬼夜行と化したブリッドのトラベルツアーが始まる!!
遅刻OK。残業なし。週休2日。有給いつとっても大丈夫!
名前はブラック。でも、超ホワイト。
魔王城で働くことになった元勇者と、人の常識が通じない魔族たちとの日常コメディ。
ここに再誕!!
※ この物語は「元最強勇者のバイト先が魔王城なんだが、魔族に人間知識がなさ過ぎて超優良企業な件」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-27 18:00:00
16226文字
会話率:36%
葛西燐音(かさいりんね)のクラスメイトに学園で一番の人気を誇る【姫】がいる。
姫の名は片桐姫乃(かたぎりひめの)。妖精のように小柄で愛くるしい姿は学内の誰よりも注目を浴びている女子生徒だった。
燐音はそんな姫には目も暮れず、多忙な両親の代
わりに家事を行い、祖母な介護、著名な兄妹弟のフォローなど精神を病みかけるほど家族ために身を尽くしていた。
でも彼の両親は目立つ兄妹弟は褒めても影で動く燐音を忘れてしまうことが多かった。
不幸が重なり、家族に絶望した燐音は家出をすることになる。雨の中ベンチで項垂れる燐音に傘を差しだしたのはクラスメイトの姫乃であった。
家族に愛を捧げても何の意味もないと叫ぶ燐音に姫乃はこう言った。
「じゃあ……私と家族になりませんか」
姫乃は家族に愛されず、ずっと一人暮らしをしていて家族愛を渇望していたのだ。
利害の一致で一緒に住むことになった燐音と姫乃。
家族ごっこという縛りで同居をする中で芽生えた感情。
それは家族感情を超えていつしか甘々な生活へと変わってしまった。
そして燐音が家出したことにより、燐音の家族のバランスも崩れ少しずつ立ちゆかなくなっていく。
そんなざまぁ要素もあるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
98407文字
会話率:48%
普通の男子高校生、小暮涼真(こぐれりょうま)は幼馴染で親友の平沢獅子(ひらさわれお)が恋に悩んでいると相談を受ける。
その相手はクラスでも余り目立たない女の子、大月雫(おおつきしずく)であった。
情報を得るため雫に近づきすぎた涼真はある時
、学校一の美少女に呼び出されることになる
彼女の名は朝比奈(あさひな)アリサ。雫の大親友である彼女は涼真が雫を好きだと勘違いをしてしまうことになる。
アリサの勘違いにより別方向の恋愛相談が発生し、本来の恋愛相談と並行し、涼真は奔走するはめとなってしまった。
涼真とアリサ。奔走した先に待っている結末。
親友の恋愛相談に乗っていたらいつのまにかヒロインが誰よりも近い存在になっていた。そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:00:00
168472文字
会話率:49%
大国、フィラフィス王国には平和の裏でたくさんの闇が存在し、民の暮らしが脅かされ始めていた。
秘密結社による王国事変、魔族による侵攻作戦、テロ組織の革命、巨大魔獣の侵攻などなど。
だがある日突然秘密結社が壊滅した。
原因は不明。現場ではただ
一人、才能無しという烙印を押された運び屋が目撃されているのみだった。
運び屋の名はクロス・エルフィド。どこにでもいる15歳の少年のはずだった……表では。
実はクロスは200年の時をたった一人で生きてきた老練の時空剣士だった。
とあるトラブルで赤子となってしまい、若夫婦に拾われて愛情を持って育てられることになる。
200年で培った知識、経験はそのままにクロスはすくすくと育つことになる。
15歳で成人したクロスは若返り前、一人好き勝手に生きてきたので、今回はメンタル年寄りらしく表舞台に立たずに陰ながら若者を救っていく、日陰のヒーローになろうと決意する。
秘密結社? なんか各地で実験してるそうですが、全ての実験が終わって大事件が起きる前にさっさと潰しておきますね。
学園を狙ったテロ組織? 敵の仕込みが完了すると生徒に被害が起きるので先読みして潰しておきますね。
巨大魔獣が街に向かってきた? 通りすがりに倒しておきますね。
勇者を狙う黒騎士の影? 先に正体突き止めて教育しておきますね。
運び屋になったクロスは行く先々でいずれ稀代の大事件となるフラグをしれっとぶっ壊し、暗躍することになる。
しかしやってることがあまりに大きすぎて次第に、裏のヒーローの名が大きくなっていくことになる。
クロスの実力を知る【王国の姫君】や【神託の女勇者】【追放された美少女薬師】など表の英雄達に甘々にされながら今日も日陰のヒーローはしれっと問題の根を潰していく。
通常ファンタジーやロールプレイングゲームのお約束を違う方向からぶっ壊していくノリの異世界ファンタジー。
序章はメインキャラ見せ。
フラグクラッシュは1章からです。
※17万文字の書き溜めあり、しばらく毎日投稿です。
※エルフなど長寿命生物が存在しない異世界です。
※あらすじの内容は一部予定を書いてるので変更するかも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 12:00:00
303240文字
会話率:46%
四十二歳のおっさんにして村の英雄、グレアム・ウォード。
グルザルム王国の辺境にあるフーロ村で生まれ、一度も村から出ることなくこの歳まで生きてきた。
平穏に暮らせていたのなら良かったのだろうが、このフーロ村は魔王領の真隣に位置しているという史
上最悪の立地の村。
魔王領からやってくる魔物の数は半端ではなく、更に魔王軍が王国を攻めてくる際には必ずこの村を通る。
グレアムには王国を守るという気持ちは一切なかったが、村を守るために魔王軍とは幾度となく戦い、一度でも進行を食い止めれば勇者と呼ばれるであろう偉業を、これまで五度に渡って魔王軍の進行を食い止めた。
ただ、グルザルム王国は地図にもないフーロ村のことを把握しておらず、影の英雄の存在には気づいていない状態。
このまま人知れることなく、フーロ村で密かに死ぬ運命であったグレアムだったが、五度目の魔王軍の進行を食い止めた時に片腕を失ってしまった。
英雄であろうと農業を強いられる村であり、片腕となったことで以前のように体が動かせず足手まといになると悟ったグレアムは、四十二歳にして村を出る決断をした。
世界中の誰も知らなかった英雄が今まさに井の中から飛び出し、グレアム・ウォードの名を大海に知らしめることとなる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
240519文字
会話率:47%
「この出来損ないの役立たずめっ! 私が何年にも渡り面倒を見て来てやったというのに――【農民】でスキルが【毒耐性】だけだと? なんて無様な醜態を晒してくれたんだっ!」
成人となる十五歳の年に受ける『天恵の儀』。
その『天恵の儀』にて、
適正職業【農民】スキル【毒耐性】と言い渡された俺。
由緒正しい剣士の家系の長男として生まれてしまった俺は、父親からの罵詈雑言を浴びせられながら、次期当主という座を奪われ、家から追い出されることとなった。
途方に暮れ、先が何も見えない状況の中――出会った一冊の古い書物。
その書物との出会いにより、俺はハズレスキルである【毒耐性】の有用性を見出す。
そう。ハズレスキルだと思っていた【毒耐性】は、“どんな”毒ですらも無効にする最強スキルだったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 11:10:00
1122071文字
会話率:38%
駆け出しの冒険者であるシルヴァ・ベルハイスは、ダンジョン都市フェルミでダンジョン攻略を生業としていた。
順風満帆とはいかないものの、着実に力をつけてシルバーランク昇格。
そしてついに一つの壁とも言われる十階層の突破を成し遂げた。
仲間との絆
も深まり、ここから冒険者としての明るい未来が待っていると確信した矢先——とある依頼が舞い込んできた。
その依頼とは勇者パーティの荷物持ちの依頼。
勇者の戦闘を近くで見られることができ、高い報酬ということもあって引き受けたのだが、この一回の依頼がシルヴァを地獄の底に叩き落されることとなった。
ダンジョン内で勇者達からゴミのような扱いを受け、信頼していた仲間にからも見放され……ダンジョンの奥地に放置されたシルヴァは、匂いに釣られてやってきた魔物に襲われた。
魔物に食われながら、シルヴァが心の底から願ったのは勇者への復讐。
そんな願いが叶ったのか、それとも叶わなかったのか。
事実のほどは神のみぞ知るが、シルヴァは記憶を持ったままとある魔物に転生した。
その魔物とは、最弱と名高いゴブリン。
追い打ちをかけるような最悪な状況に常人なら心が折れてもおかしくない中、シルヴァは折れることなく勇者への復讐を掲げた。
これは最弱のゴブリンに転生したシルヴァが、最強である勇者への復讐を果たす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 22:10:00
182683文字
会話率:25%
三年前から吉田家で小間使いをしている十五歳の八栄は、ひとには見えないモノを見ることがあった。今も、そばにはマカミと名付けた余人には見えない狼がいる。
吉田家の令嬢が、数日前から、狐憑きと思われる状態で寝たきりになっており、八栄は、自分のせい
だとしたらどうしようかと悩んでいた。
そんなとき、八栄は妖怪のような存在が漂う家に迷い込む夢を見た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
7919文字
会話率:25%
やっとの思いで平穏な学生生活を送っていたひずるは、学校の帰り道、期待を裏切るかの如くトラックに轢かれて死んでしまった。その先にあったのは死界。ひずるは死ぬ事すらも許されないのだと憤慨をあらわにするしかない。そんな時、ひずるを追うように友人が
死界に現れ、突如現れた神を名乗る者の横暴で友人が新たな神になってしまう。それは永遠の孤独を意味する事同然だった。故に友人はひずるに殺してくれと願い、ひずるは苦渋の末に神の殺害を決断する。そしてひずるは神を殺すに足る肉体と力を得る為、異世界転移を果した。これは神になってしまった友人を救う物語、いつも過酷な運命を強いられる少年が、たった一人の友人を救う為に奔走する、そんな物語だ。
ガチで書籍化を目指しています! 感想などをくれたら嬉しいです。
※血や死体が出たりします……
※現在は一度書いた話を全て再編集して投稿しているので、投稿頻度は結構高いはずです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
319728文字
会話率:40%
うだつの上がらない30半ばのおっさん、源竜次
親類家族のしがらみなく、中堅企業の工場に勤め、気ままに暮らしていた
そんなある日、異形のオーガに追われる銀髪の美少女と兵団を竜次は助けることになる
兵団の隊長に託された、宝刀ドウジギリを剣の
技で見事に扱いオーガを倒した竜次は
銀髪の美少女、平咲夜に惚れ込まれた
平咲夜は、異世界アカツキノタイラの乱れを治めるため
名もなき祠の石杯を借りに来たことを打ち明ける
自身は異世界にある縁の国の姫であると伝え、竜次に異世界へ来てくれるよう懇願した
日本に未練がない竜次の返事は決まっていた
源竜次と平咲夜の異世界救済放浪記が始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
316630文字
会話率:44%
小大陸の片隅、忘れられた文明の遺跡、そこは2人だけの楽園だった
物心ついた幼子は、優しく美しいカレンというアンドロイドを母と慕う
カレンは幼子をハルと名付け、惜しみない愛情で育てた
忘却の文明、その箱庭でカレンに守られ、ハルは少年へと成
長したが
銛の漁で命を落とし、惑星テラに転生する
一人、忘却の遺跡に残され、全てを失ったカレンは
自らエネルギー供給回路を断ち切り、精巧な体から魂を失わせる
カレンの魂は戦いの女神としてハルの心に在り、転生した彼を守るのであった
ハルは、魔王に侵される兆しが見えるテラを救うため
前世の追憶にある戦女神と出会うため、長い旅を始める折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 01:26:05
92236文字
会話率:48%
昔読んだ、青空文庫作品の考察集です
個人的な視点で、文豪の作品を考えています
最終更新:2021-10-01 15:53:53
7299文字
会話率:0%
第1章 <征西編>
宿敵カルデイ帝国との数百年に及ぶ戦いの末、ランリエル王国はついに帝国を打ち倒した。ランリエル王国の次なる目標はバルバール王国。大国コスティラに接し、攻め寄せるコスティラ軍を幾度となく退けてきた小さな国である。ランリエル王
国稀代の名将サルヴァ・アルディナと、バルバール軍総司令官フィン・ディアス。知略をかけた2人の戦いの幕が上がる。
第2章 <皇国編>
国々に軍勢を進めたボルディエス大陸東域の若き覇者ランリエル王国第一王子サルヴァ・アルディナ。戦いは終ったと、彼はその統治に力を尽くしていたが、大陸にはまだ多くの野心を持つ者達がいた。覇道を目指す皇国の皇子。野心に燃える王国の宰相。自らの野望の為、彼らはランリエルは危険なりと唱え、大陸を戦乱の渦に巻き込もうと画策する。これも自らが招いた事か。サルヴァ・アルディナは新たな戦いに身を投じるのだった。
不定期更新
arcadiaにも第一部を掲載しました。
第2章からは登場する国数も増えますので要所要所に勢力図を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
2494200文字
会話率:40%
信長の強さの秘密とはなんでしょうか?
テレビなどでは農兵分離や鉄砲を筆頭とした最新武器の導入などといわれていますが、実際は農兵分離は他の大名もしていたといいます。
また、鉄砲の威力が前面に出て勝利した戦いが長篠の戦以外にどれほどあるでしょ
うか。また長篠の戦までに信長は十分領土を広げていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-09 11:52:23
5350文字
会話率:0%
幼馴染の女の子と自分はつり合わないと考えていた少年は、その女の子を庇い、想いを伝えられないまま命を落とした。
そこに「何か」と名乗るものが現れる。
「今の君は前世の行いの結果なんだよ。君は前世で人を殺したんだ。だから前世からやり直して人
を殺さずにすめば、その女の子に相応しい男になれるかもしれない」
少年は前世をやり直すと決意したが、そこは剣と魔法、そして魔物が住まう世界だった。
※チート、最強物ではありません。主人公の成長を描きながらも、何気ない日常も描けたらと思います。
不定期更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-04 19:00:00
300783文字
会話率:48%
二本松藩の泰平の眠りを醒ましたのは、尊皇攘夷の嵐だった――。
文久2年、思いがけず名家を継いだ二本松藩の番頭、大谷鳴海の視点から二本松藩内における幕末動乱、そして天狗党騒乱について語っていきます。
最終更新:2024-05-12 12:10:00
6662文字
会話率:40%
時は室町時代。須賀川・岩瀬地方で一大勢力を築いた二階堂氏。
鎌倉時代からの名家が当地で一大勢力を築き上げた影には、ある若夫婦の悲劇がありました。
その歴史を、彼の旗本の一人である「一色図書亮」視点から語ります。
原作は、須賀川二階堂氏の興亡
を描いた「藤葉栄衰記」より。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 00:00:00
167481文字
会話率:38%
長い黒髪に青みがかったグレーの瞳を持つ星宮 美来は、双子の兄に付き合わされて離れた学校に転入することになった。
事情のある兄と共に地味な格好をして通うことになった新しい学校には、二つの敵対する暴走族の総長や有名なグループ商事の御曹司がいて…
…。
しかも彼らは二年前一度会っただけの美来をかぐや姫と呼び探していた。
二人の総長と生徒会長。
彼らに目を付けられつつ幹部たちにも気に入られていく。
誰もが求める人たらしかぐや姫。
彼女の心を射止めるのは――?
*野いちご・魔法のiらんど・カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
135092文字
会話率:29%
ワシは老衰によって死を迎え異世界転生したのじゃ。そこで狐依コンという名の神様にされるのじゃ。世界を救うために旅することになったワシは最初の町で聖なる巫女ルナと出会うのじゃ。神様としてスラムにいる人を救うのじゃった。そんな時スライムと呼ばれ
る魔物が町に現れ始めたのじゃ。魔物は人の心の中にいるらしいのじゃ。闇が大きくなると現れ始め、あまりにも大きくなると魔王と覚醒し、魔物が人を襲うようになるらしいのじゃ。ワシはスライムの魔王ジーナと相対し、心を救う道を選んだのじゃ。そしてジーナを仲間にして共に魔王を救う世界救済の旅に出たのじゃった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
110581文字
会話率:44%
今日も今日とて、社畜として生きて日付をまたいでの帰路の途中。
高校の時に両親を事故で亡くして以降、何かとお世話になっている叔母の深夜食堂に寄ろうとした俺。
いつものようにドアに手をかけて、暖簾をぐぐりかけた瞬間のこと。
足元に目を開けてい
られないほどの眩しい光とともに、見たことがない円形の文様が現れる。
声をあげる間もなく、ぎゅっと閉じていた目を開けば、目の前にはさっきまであった叔母の食堂の入り口などない。
代わりにあったのは、洞窟の入り口。
手にしていたはずの鞄もなく、近くにあった泉を覗きこむとさっきまで見知っていた自分の姿はそこになかった。
泉の近くには、一冊の本が落ちている。
『ようこそ、社畜さん。アナタの心と体を癒す世界へ』
降り出した雨をよけて、ひとまずこの場にたどり着いた時に目の前にあった洞窟へと本を抱えながら雨宿りをすることにした主人公・水兎(ミト)
日記らしきそれを開くと見たことがない文字の羅列に戸惑い、本を閉じる。
その後、その物の背表紙側から出てきた文字表を見つつ、文字を認識していく。
時が過ぎ、日記らしきそれが淡く光り出す。
警戒しつつ開いた日記らしきそれから文字たちが浮かび上がって、光の中へ。そして、その光は自分の中へと吸い込まれていった。
急に脳内にいろんな情報が増えてきて、知恵熱のように頭が熱くなってきて。
自分には名字があったはずなのに、ここに来てからなぜか思い出せない。
そしてさっき泉で見た自分の姿は、自分が知っている姿ではなかった。
25の姿ではなく、どう見ても10代半ばにしか見えず。
熱にうなされながら、一晩を過ごし、目を覚ました目の前にはやたらとおしゃべりな猫が二本足で立っていた。
異世界転移をした水兎。
その世界でまわりに自分の姿がどう見えているのかを知らないまま、本が導くままにのんびりと旅に出る水兎のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
38540文字
会話率:27%
高校教師の俺。
いつもと同じように過ごしていたはずなのに、ある日を境にちょっとずつ何かが変わっていく。
テスト準備期間のある放課後。行き慣れた部室に向かった俺の目の前に、ぐっすり眠っているマネージャーのあの娘。
そのシチュエーションの最中、
頭ん中で変な音と共に、俺の日常を変えていく声が聞こえた。
『強制フラグを、立てますか?』
その言葉自体を知らないわけじゃない。
だがしかし、そのフラグって、何に対してなんだ?
聞いたことがない声。聞こえてくる場所も、ハッキリしない。
混乱する俺に、さっきの声が繰り返された。
しかも、ちょっとだけ違うセリフで。
『強制フラグを立てますよ? いいですね?』
その変化は、目の前の彼女の名前を呼んだ瞬間に訪れた。
「今日って、そんなに疲れるようなことあったか?」
今まで感じたことがない違和感に、さっさと目の前のことを終わらせようとした俺。
結論づけた瞬間、俺の体が勝手に動いた。
『強制フラグを立てました』
その声と、ほぼ同時に。
高校教師の俺が、自分の気持ちに反する行動を勝手に決めつけられながら、
女子高生と禁断の恋愛?
しかも、勝手に決めつけているのが、どこぞの誰かが書いている某アプリの二次小説の作者って……。
いやいや。俺、そんなセリフ言わないし!
甘い言葉だなんて、吐いたことないのに、勝手に言わせないでくれって!
俺のイメージが崩れる一方なんだけど!
……でも、この娘、いい子なんだよな。
っていうか、この娘を嫌うようなやつなんて、いるのか?
「ごめんなさい。……センセイは、先生なのに。好きに…なっちゃ、だめなのに」
このセリフは、彼女の本心か? それともこれも俺と彼女の恋愛フラグが立たせられているせい?
誰かの二次小説の中で振り回される高校教師と女子高生の恋愛物語が、今、はじまる。
※2024.4中旬より、連載再開いたします。
各公募の方にもエントリーしますので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 12:24:26
55681文字
会話率:33%
魔術の才能を伸ばすこと、10年。
純魔の紙装甲を克服するため拳闘士として鍛錬すること、さらに10年。
こうして最強の魔法拳闘士となったアーク。今まで、一切、力をひけらかすことはなかった。
ただ、さすがに32歳だし世に出ようとした矢
先、あっさり病死。無名のまま忘れられる。
ところがなぜか、猫のような生き物に転生。
「にゃぁ」としか言えないが、前世で鍛えた魔術と拳闘士の力は残っていた。
転生後、彼を拾ってミィと名付けた女剣士サラと、その弱小パーティのため、今度は力を出し惜しまない。
そしてこの弱小パーティを、成り上がらせる。
マスコットキャラとしてだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
18924文字
会話率:40%
魔人幹部の一人として、ダンジョンボスを任されている【破壊卿】。
本名、ソルト。
しかしかつての栄華は過ぎ去った。
冒険者どもに、パリィされまくっているせいで。
いまや、『パリィのタイミングを取りやすい経験値稼ぎの雑魚ボス』と
か陰で呼ばれている。
しかも同僚の魔人たちにも軽んじられ、ついに例の追放である。
ボス枠をはく奪され、ダンジョンから追放されたソルトは、妹のセーラに辺境城塞のモブ敵として雇ってもらう。
さらにセーラから、ディレイのコツを伝授される。
遅延攻撃? そんなことして良かったのか?
これからはバカ正直に、分かりやすいタイミングで攻撃するのはやめだ。
嫌らしいディレイ攻撃をしまくってくれるぜ。
で、ディレイしてみたら、これが殺せる殺せる殺せる。EASYモード来たれり。
ボスより強いモブ敵として、冒険者たちに恐れられはじめる。
一方、『経験値稼ぎ』枠のボスであったソルトが追放されたことで、魔人と冒険者たちのバランスは崩れていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 12:00:00
171832文字
会話率:33%
父が残した借金で苦しむ、南波知樹(なんば ともき)。
ある日、知樹は【無限ダンジョン】のモンスターとしてスカウトされる。
【無限ダンジョン】を統べるオリ子は言う、「最近の冒険者は調子に乗りすぎだ」と。
『冒険者』とは、優れた血族の者
たち。彼らは身体能力に優れ、魔法まで使える。
そのため政財界で権力を握ってきた。いわば最上級国民!
これまで【無限ダンジョン】は、冒険者たちが『娯楽』でモンスターを狩る場所だった。だが、それもお終いだ。
モンスターとなった知樹は、『10万年に1体』の逸材。
エクストラスキルは、肉体が消し飛んでも完全再生する《殺しようがない》。
武器は、どんな冒険者にも穴を開ける、電動ドリル──型のマジックアイテム。
冒険者1人殺せば、ボーナスで500万円! 100人殺せば、借金完済!
「知樹、否、モンスター名〈イコライザー〉よ。お高くとまったエリートどもを殺しまくるのだ!」
「了解でーす」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 08:00:00
308712文字
会話率:40%
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家
族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
326006文字
会話率:51%
シュニー・フランツ・フォン・スノールトの名を知らぬ人間は、バルクハルツ帝国広しと言えどもそう多くはないだろう。
12歳にして辺境伯に命ぜられた若き天才。
元王族から奴隷から怪物までどんな事情を抱えた領民にも向き合い、時には己の財も安
全も投げ出し尽力する情の人。
雪と氷に閉ざされようとしているこの世界に抗い続ける英雄。
その活躍を綴った小説は今や帝国全土で親しまれ、民の話題を日々攫っている。
だが、華々しい英雄譚の知名度に反して、己の領地を長く離れることがない彼を実際に知る者は驚くほどに少ない。
だからこれは、彼と領民たちの秘密だ。
シュニーが天才どころか不出来故に実家を追い出された我儘尽くしのダメ貴族だったことも、災厄から世界を守る最前線と称えられていた辺境の地が帝国の不穏因子を処分する流罪の地と化していたことも。
そんな絶望の中で彼が奮起した最初の理由が、民のためなどでなく極めて私的な、年頃の男の子的事情だったこともである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
33786文字
会話率:30%
オンラインゲームに悪質プレイヤーはつきものだ。初心者狩り、スマーフ、粘着PK、煽り、荒らし、そしてチーター。
『どうせPKするなら、悪い奴をやっつけた方がいいでしょ?』
別ゲーで悪魔と恐れられた最悪最強の天才美少女暗殺者は、VRMM
O『スターオーシャン・オンライン』で"絶対に敵に回してはいけないプレイヤー"としてその名を轟かせていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
60817文字
会話率:56%
魔王の復活のための生贄に選ばれた少女フィルデは、魔王城へと移送された。城では魔王の復活に備えて、歓迎の演奏や料理の準備が行われていた。魔王国の幹部ダインは、フィルデと二人きりになると、彼女に向けて本当の目的を語り出す。
「――あなたには、私
と一緒に封印されている魔王を殺してほしいのです」
謀略が渦巻く魔王国で復讐劇が幕を開ける。フィルデは何を知り、最後に何を殺すのか――。
※最低でも隔週(曜日不定)更新予定。
※カクヨム様でも公開予定。
※この作品はTapNovel様で公開した短編を連載用にリブートしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:10:00
12823文字
会話率:34%
【連載版始めました!】
夫と王女の浮気現場を目撃した私は、その衝撃で前世の記憶を思い出した。どうやら私は小説の最初の最初に出てくる一国を滅ぼす原因となる男(夫)の妻に転生してしまったようだ。名もなきモブ妻は夫の連座となり処刑される運命…
(そんなのやってられるか!)
なんとか死の運命から逃れるために、王女の婚約者である隣国の皇太子に一か八か願い出る。
そうして気がつけばなぜか皇太子に愛されていて…?
※ご都合主義ですのでご了承ください
※ヒロインはほぼ出てきません
※短編版(第2話)の部分に少し加筆してます
※アルファポリス様でも掲載してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:08:53
18621文字
会話率:59%
夫と王女の浮気現場を目撃した私は、その衝撃で前世の記憶を思い出した。どうやら私は小説の最初の最初に出てくる一国を滅ぼす原因となる男(夫)の妻に転生してしまったようだ。名もなきモブ妻は夫の連座となり処刑される運命…
(そんなのやってられる
か!)
なんとか死の運命から逃れるために、王女の婚約者である隣国の皇太子に一か八か願い出るのだった。
※ご都合主義なので細かいことは気にせずご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 12:18:09
7325文字
会話率:57%
世界は、白と黒に分たれている。
それぞれ文化が独立した、数多の世界を包括する"白の世界"。
混沌とした荒廃と、砕けた鏡の大地が何処までも続く"黒の世界"。
白の世界に生きる者達が抱えた負の感情は、
黒の世界で新たに生を受ける。生まれた命はやがて"鏡像"と呼ばれた。
白の世界の者達は、ヒトの心の汚い部分から生まれた"偽物"の鏡像を忌み嫌う。
鏡像はそんな"本物"達と白の世界そのものを怨望し、羨望し、渇望し、鏡を通して白と黒の境界を超えてヒトを喰らう。
白の世界を守る種族・守護者として生を受けたシリスとヴェルの双子の姉弟は、見習いとしての最終任務を命じられた。
外の世界での簡単な視察任務。それを終えて、初めて見習いは正式に守護者を名乗ることができる。
任じられたのは平和な街。
鏡像はまだ少なく、ヒト同士の争いもない。未熟な見習いには格好の任地。
期限は3日。
快活だが、向こう見ずで体が先に動く姉。
横着だが、勘が良く機転の効く弟。
お互いを補い合うことは誰よりも自信がある。
だからきっと、今回の任務も大きなトラブルもなく終わりを迎える
はず、だった───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:06:44
238413文字
会話率:43%