筆者の“四魂物語”のスピンオフです。冒険もせず街で生きる平凡な人々の、ちょっと特別な日。
最終更新:2024-05-12 15:58:50
27742文字
会話率:57%
私は幽霊である。記憶はもうない。
ちなみにエキストラ専門の電脳派遣会社社員をつとめている。
要するに、脇役(モブ)である。
ゲームやアニメ、ネット小説などの異世界に脇役専門の人材を派遣する『電脳無限会社NPカンパニー』──通称『NPC』
。
ハヤメはその平社員である。
名もなきモブを演じ、それなりに充実した日々を送っていた。
ところがある日突然の電波障害により、見知らぬ異世界へ飛ばされてしまう。
そこは日本人にとってはまだなじみのない、武侠小説の中。
凶暴な狼に襲いかかられ、生命の危機に陥ったハヤメは、生前の記憶を取り戻す。
彼女が非凡な人間であったころの記憶を。
生前のスキルにより、窮地を脱することに成功。
思いがけず迷い込んだ異世界から現代へ戻るためには、小説の物語を終わらせなければならない……のだが。
ハヤメが憑依したのは梅雪(メイシェ)という作中屈指の悪役令嬢。
さらに襲いかかってきた狼の正体が、狼(ラン)族と呼ばれる獣人の長にして、のちの黒幕となる憂炎(ユーエン)で。
……待ってほしい。
梅雪が憂炎に殺される運命だったって、ほんと?
モブ専だった平社員、傾国の悪役令嬢に大抜擢。
からの、デッドエンド粉砕。
どうしようもないので、ラスボス言いくるめて新規エンドを開拓しよう。
と思ったら、ラスボスが束縛癖持ちのトンデモ魔教主だった。
待て待て、『そういうルート』は望んでない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 08:58:03
540891文字
会話率:41%
就活中の本柳凛音(男)はある会社の説明会で、美人社員の相模原由良と出会う。彼女に魅入っていたせいで詳細がまるで頭に入っていなかった凛音は、慌てて由良に説明会の概要を聞きにいく。しかし彼女は「演技だった」と言い「これが仕事だから」と去ってしま
う。凛音は愕然とする。なぜなら彼は不遇な幼少期のせいで人の演技を見抜くことに長けていたからだ。唯一わからなかった由良の正体は、『相模原代行業』というエキストラを派遣する会社を運営しているらしい。由良に興味の湧いた凛音は半ば無理やり由良のもとに転がり込むのだが、由良の愛犬の世話を頼まれるも畑山権三郎(ゴン)はまったく懐かないし、派遣先では必ず事件が起きてしまう。前途多難な助手生活が始まる。短編連作。ライトミステリーお仕事小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 23:03:46
100302文字
会話率:49%
こんなアラフォーになりたい。そんな思いで書き始めた作品です。
以下、あらすじとなります。
────────────────────────────────────────
令和の世に、[サムライ]と呼ばれた男がいた。
立花 源九郎。
[殺陣]のエキストラから主役へと上り詰め、主演作品を立て続けにヒットさせた男。
その名演は、三作目の主演作品の完成によって歴史に刻まれるはずだった。
しかし、流星のようにあらわれた男は、幻のように姿を消した。
撮影中の[事故]によって重傷を負い、役者生命を絶たれたのだ。
男は、[令和のサムライ]から1人の中年男性、田中 賢二へと戻り、交通警備員として細々と暮らしていた。
そんな賢二だったが、40歳の誕生日を迎えた日の夜、旧友であり、ライバルだった男、早川 光明と再会する。
それは、[事故]の後遺症により引退した賢二の後を継ぎ、作品を完成させた男だった。
「よぉ、久しぶりじゃねぇか! 元気してた? 」
賢二は懐かしそうに声をかけたが、光明はなにも答えず、隠し持っていたナイフを賢二へと突き立てた。
「お前の、せいで!
お前のせいで、オレは! 1番に、なれなかったんだッ! 」
「ウソ……だろ……?
俺、お前のこと……、友達だって、思ってたんだぜ……? 」
友だと信じていた相手に裏切られた賢二は、命を落とす。
しかしそれは、新たな物語の始まりだった。
『あなたに、やり直す機会を差し上げましょう』
混濁した賢二の意識の中にあふれた光、神と名乗ったそれは、賢二を異世界へと転生させる。
新たな世界での新しい人生を、賢二はかつての理想の自分、立花 源九郎として生きていく。
しかしその異世界は、賢二が想像したものとは違っていた……。
殺陣を極めたおっさんの異世界漫遊記、始まります!
※作者より
あらすじを最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
熊吉(モノカキグマ)と申します。
本作は、カクヨムコン8への参加を予定している作品となります。
プロット未完成につき、更新も不定期となりますが、もし気に入っていただけましたら、高評価・ブックマーク等、よろしくお願いいたします。
作者ツイッター:[https://twitter.com/whbtcats]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 09:00:00
547261文字
会話率:20%
それは魔と人が争う世界、混沌と希望に満ち溢れた日常、しかし争いはやがて終止符を打つ、時の鐘が鳴り、陽はやがて沈んで行く、その時空から異世界人「シュジン・コウ」が現れる彼はその世界でどんな旅をするのか世に満ち溢れた感情を救い上げることができる
のか、彼の必殺奥義「ファイナル・ハイパー・シャリオ・ウルティマ・ファイナル・エキストラ・レインボー・極限・ダークネス・リローデッド・ライトニング・ストライク・アサルト・ファイナル・ブレイク・バースト・ストライク!」で魔王をコテンパンにする!!彼の異世界ライフは此処から始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 07:01:50
201文字
会話率:100%
週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。
はてさて、今回は、支え合いを感じる“青年”の物語―――
―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 18:00:00
391文字
会話率:0%
彼女
-桜井美羽には他の人にはない特異な趣味がある。
それは、「毎週末、非日常的な冒険に挑みにいく事」だ。
急募の映画のエキストラに参加する事や、イベントの着ぐるみを着たりするなど、
普通の生活では得る事のできない体験をすることが楽しみ
になっている。
日常の中に潜んでいる普段の生活にちょっぴり刺激を求める人たちへ向けた
笑いと冒険が詰まった”非日常”な”日常”ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 19:58:03
6532文字
会話率:29%
「貴様のような落ちこぼれの無能は必要ない」
神からスキルを授かる『祝福の儀』。ハイリッヒ侯爵家の長男であるクロムが授かったのは、【キメラ作成】のスキルただ一つだけだった。
弟がエキストラスキルの【剣聖】を授かったことで、無能の烙印を捺
されたクロムは追放される。
失意の中、偶然立ち寄った村では盗賊に襲われてしまう。
しかし、それをきっかけにクロムは知ることとなった。
外れスキルだと思っていた【キメラ作成】に、規格外の力が秘められていることを。
もう一度強くなると決意したクロムは、【キメラ作成】を使って仲間を生み出していく……のだが。
狼っ娘にドラゴン少女、悪魔メイド、未来兵器少女。出来上がったのはなぜかみんな美少女で──。
これは、落ちこぼれの無能だと蔑まれて追放されたクロムが、頼れる仲間と共に誰もが認める英雄にまで登り詰めるお話。
この作品はカクヨム様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 21:09:18
249225文字
会話率:40%
『普通』に『そこそこ』な『平和』に生きていた高校2年生の有浦一樹。そんな彼はいつものように受験勉強のため、深夜ながら勉学に勤しんでいた。
不意に眠気に襲われてしまい仮眠を取ったある日……眼の前の光景は現実のソレとは異なっていた。剣、魔法
、弓術、そしてスキルが満ち溢れる嘘みたいな世界に来ていしまっていた! 熱気あふれるスタジアムと、闘士らを実況する者……これは有浦が聞いたことのある、いや活字として知っている世界だった。
昔に呼んだことのあるライトノベル『勇者ルルルクの軌跡は語りきれず』という世界だった。主人公ルルルクデもない主要キャラクターでもない、ただのエキストラとして転生していた。チート能力もない、ステータスは初期化された借金だけは残っている無能モブに。
持っている力は謎のタブレットただひとつ。そして〈全知〉というそっけない機械音声。彼は果たして、一般人が簡単に死ぬ世界で生き残れるのか?!
知っているストーリーと異なる展開は、詳細不明の『勇者ルルルクの軌跡は語りきれず』のリメイク版と判明する。次々と襲いかかる未知の敵、大ピンチに陥る味方陣営。『無能モブ』と称される有浦はどうやって現実世界に帰れるのか。
クズとでも、最低でも言われても帰ってみせる。好きなキャラクターから嫌われてでも、魔族を消滅させる男の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 01:20:38
3791文字
会話率:44%
突如として起こったクラス転移!一ノ瀬は転移先の世界で魔法を体験する。次々と陽キャ達が最強クラスのスキルを手に入れてゆく中、期待に胸を膨らませながら宣告されたエキストラスキルは、「異空間収納」!!
最終更新:2023-09-10 10:10:46
29672文字
会話率:43%
階段を上り、辿り着いたドアの前で深呼吸。開けると……ははは、まさにって感じだ。
ここは都内某スタジオ。そう『某』だ。
マネージャーから渡された地図を見てやって来た、何の変哲の無い外観のビル。
その中のスタジオも何とも味気ない。
白い壁、
ライトグレーの床。照明はそこそこ大きなのが左右に二台。
カメラは……なんだ、一台かよ。まあ、贅沢は言えないわな。
椅子と机が三つずつ。あそこに座るんだな。なんだかクイズ番組みたいだ。
俺は一番手前側、下座か。まあいいさ。
俺は弱小事務所の弱小タレント。雑魚も雑魚。つまり鰯ってこと。
普段はバイトを三つ掛け持ちしつつ
たまに入る数千円の芸能仕事(エキストラ)で何とか自尊心を保ちつつ
日の目を見ない、暗く苦しい日々を送っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 16:00:00
3561文字
会話率:29%
とあるスタジオ。そこにつくられた居酒屋のようなセットの中で
タレント及びエキストラがワイワイガヤガヤと賑わいを見せる。
それをそのセットの外の席から見つめる二人の女。
そして司会者の男が息を吸い込んだ。
「はあぁぁぁい! 終了~!
そこまでー!」
「はーい! ご苦労様でしたぁ! ありがとうございましたぁ! えへっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 11:00:00
3600文字
会話率:45%
エキストラ専門の劇団・クライシス。所属する役者たちは、訳ありの人間ばかり。そして、仕事も一風変わったブラックなものが多く……?売れない役者達の奇妙な人間関係を描くブラック・ゴシップ連作短編集。※エブリスタに掲載中・転載。
最終更新:2023-07-15 18:16:43
24600文字
会話率:34%
主人公あさひは、新入社員として懸命に働いていたが雑用ばかり。その時社長の雨宮辰哉と出会い社長秘書として支え、変わっていく。恋心に気づくがもう遅い。
最終更新:2023-04-24 12:00:00
3770文字
会話率:26%
エキストラの三部作、
最終章というか骨休み
最終更新:2023-03-05 17:54:00
2535文字
会話率:18%
ありえなくなくない?
最終更新:2022-02-27 18:17:10
34540文字
会話率:37%
Hiroo un joven de 17 años, por accidente viaja a otro mundo junto a sus amigos, pero... realmente el debería estar allí?
, durante su viaje, el hará lo posible por reencontrarse con sus amigos que están desaparecidos y descubrirá que ellos fueron llamados como héroes que lucharan por ese mundo, pero el no es un héroe, Hiroo fue un error de cálculos que destruirá los planes de los dioses.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 04:33:43
14493文字
会話率:0%
無理やりねーちゃん達に女装をさせられた俺、そして街中に連れ去られて放置させられてしまった。
帰るに帰れないところに、運が良い(?)ことに、エキストラとしてCMに出ることになてしまった。
本人の意思とは関係なく、モデルやアイドルをすることで
、芸能界の世界へと飲み込まれていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 22:21:07
42783文字
会話率:61%
B級、C級子役出身の助演専門役者である七瀬明日香!
撮影現場での待機時間に書いた自分の未完成小説に憑依した!
⦅もうこの世界に来て5年…。本当にとんでもないことだとは思うけど、私は憑依することになった。それも私が助演時代、暇つぶしに書いた自
分の小説に!
未完成だった私の小説に主演も助演でもない、小説に出てこないエキストラ100番目ぐらいの人物であるハエリス公爵家で働くメイドのエレインに憑依した時は私はとても衝撃的だった⦆
冷血な男の「ハエリス公爵」と嗅覚だけは鋭敏な「メイド」の苦くて甘いロマンスファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 23:00:00
445640文字
会話率:31%
この学園には「主人公」がいた。その名を本堂優太。
教師の命令で「エキストラ部」なる謎の部活動を開始し、気がつけば美少女だらけのザ・ラノベハーレムを築いていた男子。
そんな本堂に嫉妬し、同時に憧れた「僕」こと友永ハジメは、友人の青木ロ
マンの「俺も謎の部活でハーレムを作りたい」という夢に賛同する。
エキストラ部に対抗して設立申請した『ラノベによくある謎の部活』略して「なぞ部」設立には条件があった。
それは、一週間以内に部員を五名集めること。定番の設定、定番のピンチ。はたしてハジメとロマンは部員集めに奔走するが、そこには大きな盲点があって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 12:16:01
31952文字
会話率:44%
地域の人々が一目置かれている存在な「俺」ある日異常な光景を目の当たりにする。
超短編です。
最終更新:2021-11-22 13:35:23
1792文字
会話率:31%
あのとき、命の火は消え、僕の|物語《じんせい》は終わったはずだった。
けれど、使命を全うしたはずの僕に新しい|舞台《せかい》が待ち受けているとは思いもよらなかった。
『ブライト・ライト』という超人気小説の実写化にエキストラとして出ることに
なった大和と北斗。実は実写化反対派の兄達から撮影を妨害しろという無茶振りミッションを課せられていた。
そんな双子の片割れ、大和には家族に言えていない秘密があった。実はその『ブライト・ライト』の主人公、『カイン・ブライト』の記憶を持って生まれてきた転生者だった。
大和は複雑な気持ちを抱えたまま撮影に参加するが、双子の関わらないところで色々な思惑と計画が動いていた。
第十回書き出し祭り参加作品。
続きを書く予定は無いですが、とある話は書いておきたいので公開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 12:00:00
7592文字
会話率:50%