騎士の家系に生まれたリュシー。実家の没落により、生きるために皇宮のメイドとなる。
そんなリュシーが命じられたのは、廃屋同然の離宮でひっそりと暮らすセレスティアン皇子の世話係。
母を亡くして後ろ盾もなく、皇帝に冷遇されている幼い皇子に心を寄せ
たリュシーは、皇子が少しでも快適に暮らしていけるよう奮闘し、その姿に皇子はしだいに心開いていく。
そんな皇子との穏やかな日々に幸せを感じていたリュシーだが、ある日、毒を盛られて命を落とした……はずが、目を開けると、公爵令嬢として公爵家のベッドに横たわっていた。けれどその令嬢は、リュシーの死に因縁のある公爵の一人娘だった……。
望まぬ形で二度目の生を受けたリュシーと、その死に復讐を誓った皇子が本当に望んでいた幸せを手に入れるまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:00:00
94762文字
会話率:33%
【私のことは、もう忘れて下さい】
サフィニア・エストマンはメイドから生まれた公女。その為、他の兄弟姉妹たちとは違って誰からも冷遇されていた。唯一の友達がサフィニアの幼馴染であり、侍女を務める伯爵令嬢のヘスティア。サフィニアが18歳になった時
、突然父親から婚約を命じられる。相手は伯爵家の三男、ジルベール。これはエストマン家にとって邪魔なサフィニアを押し付けて追い出すための婚約だった。それでも孤独だったサフィニアにとって、婚約の話はとても嬉しいものだった。サフィニアは侍女のヘスティアを連れて見合いをする。ジルベールはとても優しい青年で、サフィニアはすぐに恋をする。その後も、ヘスティアを連れてジルベールと交流を深めていくうちにヘスティアとジルベールが互いのことを好きあっていることに気付いてしまった。2人に幸せになって欲しいと願ったサフィニアは自らの死を装って皆の前から消えることを決意し、計画を実行した。そしてサフィニアの新しい人生が幕を開ける—折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:47:35
27480文字
会話率:48%
八歳のある日、自分の病弱な前世を思い出したテリア。そして、この世界が前世の自分が好きだったRPG乙女ゲームの世界だということに気づく。
でもそのゲームの中でテリアは悪謀とチートすぎるな力で皆を苦しめ不幸にさせる邪悪な中ボスだったけど!?
ゲ
ームの自分の姿は衝撃的だけど、まだ起きていない未来のこと。それなら変えることもできるだろう!
自分が犯すことを正し、おまけに中ボスのチートにゲーム知識のチートを合わせた力で、他の悲劇まですべて防ぐと誓うテリア。
前だけを見て走る公女様と、その後を追う多くの人々が作っていく物語です。
◈◈更新サイクル◈◈
毎週月~金の五日間、18:00に更新されています。
(最初週限定、土日も更新されます)
休日は構いません。土日じゃなければ、公休日でも正常に更新します。
予定日に更新されなかった場合は、活動報告を確認してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:43:00
2225776文字
会話率:35%
「婚約破棄いたしましょう、レリック様」
ステラはそう言って別れを告げた。
すべては聖騎士、レリックのために――
最終更新:2025-05-15 20:10:00
14588文字
会話率:48%
異能を得る代わりに、童話と同じ運命を辿ってしまう宿命を持つ【童話憑き】と呼ばれる者達が生まれる時代。
人魚姫の童話憑きであるヤエは、いつも逃げていた。
童話憑きであることを認めたくないあまり異能の勉強からも逃げ、
王子に見つかる事を恐れ社
交からも逃げ、
息を殺して暮らしていた。
逃げ続けていたヤエはある日、童話憑きを取り仕切る華族の新当主発表の場に呼ばれる。
無理矢理連れて行かれたそこそこで出会ったのは、一生会いたくなかった、人魚姫の王子だった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 20:20:00
42763文字
会話率:40%
世界各国を巡り、邪気を払う聖女巡礼から帰ってきた直後、聖女を騙ったとツクモは婚約破棄を言い渡されてしまう。
その上、追放場所は人間の立ち入りが許可されていない精霊界だった。
転移魔法で精霊界に飛ばされたツクモは、目を疑った。
精霊界が邪気に
満ちていたからだ。
邪気を払い力を使い果たしてしまったツクモが助けたのは精霊王で――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 23:32:22
9612文字
会話率:48%
神の真意を問う——記憶を失くした乙女は、それでも信じ、そして愛する。
昨今のWeb小説には珍しい、骨太ハイ・ファンタジー(読者様評より)、神話の生きる世界で、シリアス人間ドラマ開幕。
胸に誓った使命と、募る想いを秘めて。
伝説に賭けて平和を
希求する神秘的な美しさの女性の物語。彼女と幼馴染のなかなか通い合わない気持ち、そして公国領主をも絡んだ恋の行方はいかに。
シリアス・ファンタジーです。
四方を海に囲まれたアンスルは、教会自治区と大小の公国が混在する大陸である。
大陸を守るのは水、風、土、火を統べる四神であり、神は聖なる珠をもって安寧をもたらす。
その神話ももはや伝説となったいま、アンスル大陸中央にあるカタピエは、他を圧する勢力を得ていた。カタピエの領主メリーノは力をちらつかせて公国公女を娶り、自らの支配を広げようとしている。
しかし昨今、祖国から泣く泣く輿入れした公女たちは、メリーノに抱かれる前にカタピエ宮殿から姿を消していく。
暗躍するのは剣を携えた美しき娘。その双眸は月を思わせる輝きを放つ。
類稀な記憶力と確かな学に基づく機転。そこに男性に負けぬ剣技を備える娘の素性は、彼女本人も知らない。
彼女が一身に引き受ける使命とは。背後で進む計画とは。
正体の知れぬ一人の乙女が、この大陸、アンスルを救う鍵となるか。
恋愛あり、アクションあり、神話伝説ありの西洋風ファンタジーです。
テーマは「信仰」そして「愛」。ファンタジーを通して伝えたい。
没入して登場人物たちを見守っていただけたら、読者様の心に残るものがあれば、嬉しいです。
カクヨムさんにも掲載しております。
数万字、一気読みの方多数です。全話一気読みの方も!
ご感想、お待ちしております!
字数制限なし、ジャンル不問のネトコンというコンテストに賭け、私も夢の実現を信じたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 19:10:00
107296文字
会話率:40%
――家族を殺したこの国を滅ぼし、そして作り上げる。正義を蔑ろにし、悪がのさばるこの国が二度と生まれぬように。理不尽に殺されることのなければ、誰からも搾取されることもない当たり前を作るために。それが私の復讐であり、叶えたい夢だ。
ラーザイ
ル連邦の公爵家の娘である主人公――ヒルデ・シューマッハの語った決意である。王に家族を謀殺され、共謀した叔父に全てを奪われた十五歳の少女ヒルデ。そんな彼女の現状にそぐわない無謀な決意に対し、義賊『黎明の狼』のラルフ・ランドルフは笑って、「面白そうだ」と彼女の手を取った。
政略、外交、戦争、内政を駆使して、ヒルデは己の覇道を行く。群雄割拠する情勢下において闘争は避けて通れない。幾度となく続く戦い。流血の果てに、彼女の復讐と夢は成し遂げられるのか。
これは彼女の挑戦を記した歴史ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:30:00
125457文字
会話率:46%
目覚めたら、そこは私の自宅ではなく、見知らぬ豪奢な部屋だった。
赤い瞳の男に「今日からウェブロード家の養女だ」と一方的に告げられ、私は何が何やら分からなかった。だけど──
「ここは、小説の世界なんだ」
そう分かった瞬間、私がやるべ
きことが分かってくる。
理不尽な環境と冷たい視線に晒されながらも、私は少しずつこの世界の仕組みと、自分がここに呼ばれた意味を探り始める。これは、私──“小説の読者”が生き抜く、陰謀だらけの小説だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 14:27:50
26814文字
会話率:33%
意識が覚醒すると、私はこどもに転生していた。
ただの子どもな訳が無い。
私が転生したのは鉄血公爵の末公女─『壊れた世界の狂い姫』に転生していたのだ。
私は前世でどんな過ちを犯したのだろう。こんな人殺し野郎に転生するなんて。
でも、私がこ
の子に転生したのだから、絶対に誰も殺さない─殺させない。
でも、舐められたらダメ。ここは自分より弱いと判断された瞬間、殺されるのだから…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 19:05:15
15502文字
会話率:38%
ゲーティア大陸を舞台に繰り広げられる戦乱を描く。大陸の東を支配するカレンツァ帝国は、巨大な力を誇り栄華を極めていた。だが、奴隷の反乱により国内は動揺する。逃亡奴隷を匿うこととなったハーラント公国に対して帝国は、叛逆の意思ありと断じて侵攻を
開始する。ハーラントの公女リフローネは、救援を求めるため隣国セルヤム王国へと向かう。
少し重めのファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 13:23:58
44890文字
会話率:26%
王国で権勢を誇る大公家の次女アデールは、母である女大公から嫌われて育った。いつか温かい家族を持つことを夢見るアデールに母が命じたのは、悪名高い辺地の子爵家への政略結婚。
わずかな希望を胸に、華やかな王都を後に北の辺境へと向かうアデールを待
っていたのは、戦乱と過去の愛憎に囚われ、すれ違いを重ねる冷徹な夫と心を閉ざした継子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 07:20:00
109919文字
会話率:43%
人質として、大国グランガルドへ送られたファゴル大公国の第二大公女ミランダ。
グランガルドの王クラウスは、稀代の悪女と評されるミランダを名ばかりの側妃として召し上げ、あろうことか初夜に自白剤を飲ませるが……。
***
こちらは【連載版】
になります!
短編版への加筆が大幅にありますので、短編に目を通してくださった方は、新しいエピソード&加筆がある2話目からご覧くださると嬉しいです。
短編版は日間および総合1位をいただきました。
本当にうれしい……読んでくださった方、ありがとうございます!
また、短編版は、連載版でまだ辿り着いていない部分も一部公開しておりますので、連載版から読んでくださった方は、是非こちらもご覧ください。
URL : https://ncode.syosetu.com/n1023ii/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 06:52:55
268258文字
会話率:33%
~闇堕ち公女の毒親になったのでまず俺から更生します~
過労から不運の事故死を遂げた貧弱社会人の俺、矢形修字郎。目が覚めるとそこは、死の直前まで見ていた実況動画の女性向け不人気ゲーム『アルカナ・アルカディア』の世界だった。
俺はそこで、や
がてラスボスとなる闇堕ち公女の幼い頃と出会う。どうやら自分は彼女の父親で、しかも数々の毒親行為がこの子の性格を歪めてしまったらしい……。彼女を救えるのは俺しかいない。ただちに自分を更生だ! しかしそう決意した俺の元に、なぜか闇堕ち(予定)のキャラたちが続々と押し寄せてきて……すいません、これはさすがに……グアアアアアアア!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 11:54:54
12770文字
会話率:31%
七つの王国を股に掛ける大帝国グラン・ベザ――。
かつてそこで王女と呼ばれた少女は、時を経て、選帝侯ヴァレンティン大公家の公女としての生を全うしていた。やがて再び過去に両親と故国を奪った争い、皇帝戦が起こるであろうことを知りながら、″皇帝とな
る者”ではなく″皇帝を見定める者”として。
それで何ら、問題はなく、上手くいっているはずだった。故国ベルテセーヌで、王位を簒奪した王の息子が″婚約破棄騒動”なんて起こすまでは。
私の故郷で、よくもザマァ事件なんて起こしてくれたこと!
その上、別の国の皇子様に見初められましたですって? 冗談じゃない!
勝手に王位を奪っておきながら勝手に国を混乱させた貴様ら全員、その責任は、きっちりと支払っていただきます!
過去のしがらみと今の友情。
捨てたはずの国と捨てておけない悔恨。
そして再び訪れる皇帝戦――。
かつて王女でありそれを誇りに思っていたはずの公女が、お綺麗事をばっさりと切り捨てながら、奮闘します。
「私は、リディアーヌ……リディアーヌ・アンネレット・クリスティナ・ド・ベルテセーヌ――皇帝クロイツェン七世に両親を殺された、“墓の下の王女”よ」
たとえもう自分が帝位につくことはできずとも。
自分の手で、自分の戴くべき者へ、両親が手にできなかった冠を取り返すために――。
※多少の残酷表現などが有ります。苦手な方はご注意ください。
※ブクマ・評価などいただけるようでしたら、有難うございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 09:30:00
1212498文字
会話率:51%
王国唯一の王子、生まれながらのわがまま王太子アレクサンダーには、父王が取り纏めた政略結婚の相手がいた。国内随一の名門貴族、東の公爵がひとり娘、公女ローズマリーである。
いつも変わらぬ笑みを美しい顔に張り付けて、流れるように礼をする完璧な“王
国一のレディ”は、王太子の眼には信用できない存在に映った。
つれない王太子に公女は言った。
「殿下は私がお嫌いですか」
「愚かな。我々の婚姻に感情は不要。逆にお前は私が好きだとでもいうつもりか」
「――はい、殿下。お慕いしております」
煌めく公女の瞳に、王太子は囚われた。運命の歯車が回りだす。たった1人の初恋の相手を、愛なき妃と呼ばせてなるものか。
王太子アレクサンダーの奮闘と、公女ローズマリーの覚悟が織りなす、ただの恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 23:34:36
22075文字
会話率:46%
悪の変態が時に野心を抱き、世界征服を夢見た。
その邪悪な野望を砕くために、アル=ラシーダ公女と全裸男爵が立ち向かう。
肌色成分多め(全裸だから)ですが男女の絡みはないので、一応R-15とさせていただきます。
最終更新:2025-05-13 09:18:57
9675文字
会話率:39%
選定公女として集められた公爵令嬢ミランダ・メアリー・カラーナの過ごした日々。ただの百合です。
この作品はカクヨム様にも投稿させて頂いております。
最終更新:2025-05-12 01:32:51
33462文字
会話率:51%
社交界で名高い名家の令嬢アリシアは、王太子との婚約者として誰もが羨む存在――のはずだった。だが、ある日突然、王太子から婚約破棄を言い渡される。
しかもその理由は「平民出身の聖女をいじめたから」。
心当たりのない罪、向けられる冷たい視線、そ
して断罪の舞踏会で全てを奪われた――。
…その瞬間、前世の記憶が蘇る。
「え、私、元は日本人のOLだった!? そしてこの世界って、乙女ゲームの中!?」
しかも、自分はゲームに登場する“悪役令嬢”で、破滅ルートまっしぐらの運命キャラだったと気づく。
――だが、ここからが本番。
「断罪? 婚約破棄? 結構、じゃあ好きに生きさせてもらうわ!」
魔導の才能に目覚め、祖国を離れて自由気ままな旅に出たアリシア。
彼女が訪れる先々で巻き起こる事件、現れるイケメン騎士や謎多き賢者。
やがて彼女の存在は、国の運命さえ揺るがす“真の公女”として語られるようになる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 21:58:41
8625文字
会話率:26%
レフィーン公国末娘で第四公女のフローラは、十八歳の冬突如レクト王国の貴族子息に嫁ぐ事になった。
レフィーン公国で厄介者扱いされていたフローラを体よく追い出した形の結婚だが、結婚相手である『ジルカ男爵』もまたレクト王国では嫌われ者で……?
オリジナルファンタジー小説『カルテットサーガ』のスピンオフ小説となります。未読の方は先に『カルテット・サーガ』を『第4章まで』お読みいただけると良いと思います。
(第5章はこちらの壮大なネタバレが入ってきます)
カルテット・サーガはこちら→https://ncode.syosetu.com/n9766hv/
また、フローラの夫であるエドリック視点で描かれる『嫌われ男爵と嫌われ公女の結婚』も毎週更新しております。
嫌われ公女→嫌われ男爵で1話ずつ交互に読んでいただけると、より楽しめるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:00:00
105881文字
会話率:60%
レクト王国貴族・グランマージ伯爵家。伯爵の孫であるエドリックは人の過去や心が読め、時に予知夢を見ると言う能力を持っている。
だが、彼はその能力のせいで国内では忌み嫌われた存在であった。
そんな彼が、レフィーン公国の公女を妻として迎える事にな
るが……彼女もまた、祖国では厄介者として扱われており、エドリックの求婚によって体よく国を追い出された格好だった。
オリジナルファンタジー小説『カルテットサーガ』のスピンオフ小説となります。未読の方は先に『カルテット・サーガ』を『第4章まで』お読みいただけると良いと思います。
(第5章はこちらの壮大なネタバレが入ってきます)
カルテット・サーガはこちら→https://ncode.syosetu.com/n9766hv/
また、エドリックの妻・フローラ視点で描かれる『嫌われ公女と嫌われ男爵の結婚』も毎週更新しております。
嫌われ公女→嫌われ男爵で1話ずつ交互に読んでいただけると、より楽しめるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 20:00:00
90193文字
会話率:54%
海外にある植民地領の視察に赴く道中であったエリザ帝国の飛行船が鼎国の上空にて襲撃されてまい、雲の壁に囲われた島々からなる国「八幡皇國」に襲撃者たちと共に流れ着いてしまう。
襲撃者より、何とか逃げていた公女「ニシア・マシューバル」は、同じく貴
族の「キューナー」と護衛を務める「サディア」と共に追い詰められてしまうも、茂みの中から飛び出してきた赤ら顔の男性「山梨善一郎」と「美山藤次郎」により救助される。
しかし、彼らを襲撃した者たちは「キューナー」を攫っていってしまうのであった。
ニシア達を無事に祖国に帰し、襲撃者より「キューナー」を救い出すことができるのか。
彼女ら出会いは、皇國を変えるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 12:00:00
5100文字
会話率:43%
婚約者である王太子の暗殺未遂の濡れ衣を着せられ、家族もろとも処刑された伯爵令嬢レティシア。彼女が目を覚ますと、婚約前の十二歳の自分に巻き戻っていた。
魔導具師の家門に生まれ、断頭台に散った『未来』の記憶。異世界日本でエンジニアとして生きた
女性の記憶。二つの記憶が蘇ったとき、魔導具師の少女は決意する。
このまま王子と婚約すれば、自分も家族も破滅への道を一直線。だったら王命だろうがなんだろうが、絶対に婚約なんて阻止します!
傾いた家門を立てなおし、大切な家族を守るため、やり直し公女の魔導革命、スタートです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 21:21:42
455792文字
会話率:35%
太陽の沈まぬ帝国とまで謳われた、かつての世界最強国も零落して久しく、落日が万民の目にはっきりとしていた時代――
啓蒙派の開明君侯を父に、自由闊達に育った公女セシーリアは、姉シャルロッテの随員として、姉の婚約者である皇帝エルディナントが滞在中
の避暑地へおもむく。
ところがそこで告げられたのは、皇帝からシャルロッテへの婚約破棄宣告。帝妃となるべく徹底的に躾けを受けた、完璧な淑女シャルロッテを若き皇帝は敬遠し、奔放に振る舞う妹のセシーリアへ惹かれたのだ。
落ちたりとはいえ王の中の王、皇帝の求婚を断れるものではない。セシーリアはにわか仕込みのお妃教育を受け、礼儀作法もままならぬまま皇宮へ放り込まれる。
そこでセシーリアを待っていたのは、黄昏の帝室の旧弊さであり、落ち目の帝国をどうにか支えようと、冷たい糸を紡ぐ女郎蜘蛛のごとき太后ゾラとの確執だった……
※落日の帝国の花嫁として、政治への関与を禁止されているヒロインの視点で、異世界の19世紀風中欧・東欧っぽい地域の国際情勢の激動を描きます。ラヴ要素もあるけど、歴史と政治の話がかなり大盛りですのでご注意ください。めんどくさい部分を、ほどよく飛ばしながら読むのがオススメ(めんどくさいパート自体を書くの自重する、という選択肢はないのがこの作者)です。
※残酷な描写はありませんが、高校生以上を推奨する内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 06:00:47
378058文字
会話率:26%