「いつかフィルを守れるようになって、必ず会いに行くから、それまで――待っていて」
強くなる、そう言ってくれた大事なあの子を、自分も今度こそ守れるように。そうして、必ず彼女を見つけて、今度こそずっとずっと一緒にいる――。
8年前の夏に出会
った優しい親友との約束を胸に、剣と共に生きてきたフィルは、16になった春、育ての親であり、剣の師でもある祖父を失った。
「従えないのであれば、出て行け。以後ザルアナックの名を名乗ることも、周囲に関係を疑われることも慎んでもらおう」
王都に戻ったフィルは、剣を捨てて着飾り、結婚相手を探せという父に逆らい、騎士団へと入団するが、右も左もわからないことだらけ。
しかも、相方兼同室となったアレクサンダー・エル・フォルデリークは、威圧感いっぱいの厳しい雰囲気の騎士。進退窮まったかに思えたのだが、生まれと冷たい言動で周囲からも敬遠されまくりの彼の本性は実は優しいようで、しかも親友の彼女にちょっと似ている気がする。
生まれと性別、2つの隠し事を抱えたフィルは、騎士団で無事自分の居場所を作り、誰より大切な親友を見つけることができるのか?
※本作品は、以前自サイトにて公開していたものの、改稿版となります。※主人公の職業上、残酷/グロ描写があります。※直接的・具体的な描写ではありませんが、登場人物の関係性の表現のため、性描写があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 10:01:20
950398文字
会話率:38%
ある社畜OLは過労で死んでしまった……はずが、前世でハマりにハマっていた乙女ゲームの世界に異世界転生を果たしさらにひょんなことから魔王の娘になってしまった…⁉︎
しかも私はこの世界の悪役⁉︎ゲームでも私にハッピーエンドはない⁉︎
やってられ
るかぁぁぁ!!
こうなったら死ぬ気でハッピーエンドにしてやる!!
って思ってたらあれ?
なんか思ってたより現実は優しいようで…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 12:58:27
25124文字
会話率:37%
【恋に破れ、仕事も失ったザンネン女子・星歌の初めてのキスの相手は意地悪な義弟で──。これって事故だよね?それとも……?】
恋に破れ、仕事も失い、住んでたアパートは事故物件。
もはや異世界転生を願うしかないザンネン女子・星歌(せいか)。
物語は「はじめてのキッスは異世界のカンペキ王子様とするって決めてるんだ」──星歌のそんな一言から始まるのである。
ちょっとズレてるハイパー女子が繰り広げる日常系ラブコメです。
それは、彼女にとって最悪な1日に起こった出来事だった。
告白したイケメン先生には鼻で笑われ、ようやくついた学校職員の仕事はあっさりクビに(←いや、自分から辞めたんだ!?)。
もはや、この世界に希望はない。
異世界に行けば…異世界にさえ行けば、イケメン王子にモテまくりつつ、お金にも困らない理想的な日々が待っているに違いない。
「なぜなら、それが乙女にとっての異世界転生のセオリーだからっ!」
24歳にもなって中二病をこじらせた彼女を見守るのは、義弟の行人(ゆきと)。
ちょっと優しくて、ちょっとイジワル。
ふたりを繋ぐ大切な星飾りの物語──星歌と行人の、幼かったあの日の出来事。
異世界へは行けないけれど、きっと世界は優しいよ。
ねぇ、星歌。はじめてのキスの相手は誰だった?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 21:50:00
55386文字
会話率:31%
私の上司は口数が少ない。
声を掛けても『はい』か『いいえ』で会話が終わる。
もしくは短文で返ってくる。
そんな上司に沢山話し掛ける先輩は、いつも楽しそうだった。
『優しいよ。些細な事でも覚えてくれてる』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
とある神様がこんな感じ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 18:26:18
1102文字
会話率:44%
とある2人の物語です。
最終更新:2023-08-23 13:00:00
7952文字
会話率:40%
勉強とか、成績とか、友人関係とか、担任との相性とか、家族との関わり方とか、そんな事を考えるのが嫌になって、だから1人になれる場所が欲しかった。
重い重い鍵の壊れた金属の扉。そこをゆっくりと開くと、少し開けた屋上に出た。フッと風が吹くと、微か
に潮の香りがする。開けた屋上にある古ぼけたベンチ。そこに少し腰をかけると、微かに人の声がしてきた。初めは校舎の中にいる人のものかと思ったが、どうやらそうではないらしい。確実に近くにいる。そう思って辺りをぐるっと見回してみたが、人が隠れれそうの場所が見つからない。やはり勘違いなのか?とそう思った時に、屋上の入口扉よりも上から声がした。
「あれ?ここに人が来るなんて珍しいね。お客さんかな?」
そう言った彼女のリボンは青色で一個上の先輩だと分かり……。
この作品は、僕が普段連載している「普通の男子高校生である俺の日常は、どうやら美少女が絶対につきものらしいです。〜どうやら現実は思ったよりも俺に優しいようでした〜」のサイドストーリーです。ちなみにこの連載作品を読んでいなくても、全然読めるようになっておりますのでぜひご一読ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 01:48:15
288154文字
会話率:51%
孤児のクララは、とある噂を耳にする。王都に住む若き伯爵が、生き別れとなった妹を探しているというのだ。
振る舞われる食事目当てに顔合わせに参加したクララだが、食事会での食べっぷりを評価され、なぜか伯爵の妹として認められてしまった。
しかも
伯爵は、恋人のような距離感で接してくるため、男性に免疫のないクララはつい胸がときめいてしまう。嘘をついているくせに家族以上の関係を望んでしまったことに罪悪感を覚えるクララ。
実は伯爵がお茶会を開いていたのには理由があって……。
お金を搾り取るつもりが素直ゆえにうっかり絆されたヒロインと、優しいように見えて意外と腹黒なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 20:06:45
8000文字
会話率:61%
「○○って優しいよね」
皆さんは言われたことありますか?
僕はこの言葉が嫌いです。
最終更新:2022-01-15 06:06:34
1535文字
会話率:2%
お兄さん優しいよねって話。
キーワード:
最終更新:2021-11-05 23:04:52
414文字
会話率:11%
ここは荒れ果てたジャパン、故郷のトーキョーからオートバイに跨って旅立った少年は、ただ目的もなく進む。
その途中で出会ったのは、不思議な少女(スマホ)だった。
彼女は「しーちゃん」と名乗り、荒廃したジャパンの地図を示してくれるし、話して
くれる。
優しいような、無関心のような、冷たい世界を旅していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 21:31:42
64496文字
会話率:50%
異世界に生きる主人公が前世での成功報酬として新たな異世界での生活を手に入れる。
この異世界は、またありきたりな退屈な異世界かと思っていたらどたばたな生活を送る羽目に。
優しいようで優しくなくありきたりなようでありきたりではない生活に翻弄し
つつももがく世界を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 21:00:00
1844文字
会話率:28%
「凛は、本当に優しいよな」
「誰にでも優しいわけじゃないよ?」
「病人には優しいっていうわけね」
「…」
平凡な主人公の源彰人と幼馴染で美少女の藤原凜。凜の想いを、彰人の鈍感力と凜の照れ隠しが邪魔をする。これは、彰人と凜がすれ違いながらも
、徐々に近づいていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 23:58:59
12624文字
会話率:69%
「優しいよね」「よく気が利くな」「物静か」「いい匂いがする」「料理が美味い」「運動は苦手っぽい」「可愛い」「嫁にしたい」「堅実」「話しやすい」「寝顔やば」「頑固なとこもあるかな?」「安心安全」「別の意味で危険」「動物に例えると針ネズミ」「マ
イナスイオンが出てるはず」。そんな周囲の評価を横目に、自身の心の性がわからない、恋がわからないことに悩む大学生神代伊万莉(じんだいいまり)。夏休みで地元に帰省中の彼はある日、幼馴染の林原昴(はやしばらすばる)と出かけた先で不思議な感覚に導かれ見知らぬ場所に迷い込む。そこで異形のものに追われて窮地に陥っていた伊万莉を助けたのは古風な姿をした一人の男。「我が名は――ヤマタノオロチである!」。封印を解かれて現代に復活したヤマタノオロチは実は恐ろしい怪物などではなく、お酒が好きで義理人情に厚い元土地神で、そしてクシナダヒメの恋人だった!?◆◆伊万莉の周りで起きる日常と非日常の出来事は、彼ら彼女らに少しずつ変化をもたらしていく。これは神代(かみよ)と現代が繋がる一夏の物語。「もし生まれ変わったら、またいつかどこかで――」◆◆≪注意≫この物語はフィクションです。実在する同名の個人、団体、企業等があったとしてもそれらとは一切関係がありません。また、ジェンダー論やLGBT関連の話を一切見たくないという方はブラウザバックを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 03:00:00
181285文字
会話率:40%
「何年かに一度、波が虹色に見えることがあるんです──」
奇妙な言い伝えを信じて浜辺に通う紗雪と、人の記憶を蒐集していたとされる高祖父を持つ透子。
海は優しいようで冷たい。美しいようで恐ろしい。
ざざと波が鳴るので、私ばかりが淋しい。
最終更新:2020-08-29 20:08:38
10043文字
会話率:17%
俺、川崎悠平。16歳。ツッパリだけど優しいよ。色々とさ、武術をマスターしているからケンカは強すぎるよ。幼なじみの茜のことが好きさ。「なかざわめそしるき」に会ったら絶対に必ずブッ飛ばす。なんのこと?って?とりあえずさ、2を見てみてよ。ヨロシク
な。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 12:50:02
65601文字
会話率:27%
舞台は夏の片田舎
私はかつて親友であったマーちゃんと二年ぶりに再会した。そう―――――幽霊となったマーちゃんに
失われた二年間を埋めるように、マーちゃんと遊ぶ私であったが、どうにもいつもと村の様子が違う……?
それでも今はどうでもいい。とに
かく、いついなくなるかもわからないマーちゃんと思い出を作るんだ。
ほっこりとした夏の少し優しいようで怖いようで優しい二人の少女の物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 17:34:34
14347文字
会話率:42%
今の日本社会にはびこる優しいようで全く優しくない社会に対して、色々と話をしていきます。
最終更新:2018-11-02 19:11:08
355文字
会話率:0%
森で拾われたモモちゃんはくまさんによって育てられました。大きくて黒くてふわふわのくまさんです。
たくさん可愛がられて、すくすく元気に、優しいよい子に育ちました。そんなモモちゃんももう小学校へ行く年。くまさんは町へ行くのがいいっていうけれど、
でもモモちゃんはくまさんの元を離れたくはありません。
そんなくまさんとモモちゃんの、ちょっぴり切なくて暖かい数年間。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-18 21:09:39
9859文字
会話率:32%
「私の名前は『佐々木 恵美』。いたって地味ないじめられっこです。菌扱いはいつまでたっても慣れませんね。ここ最近は少し度が過ぎると思うのですが。
「メガネだけはとらないでください、ショック死します」と机にでかでかと掘られていました。
今もその
机は大事に使っています。
何故かって?事実だからです(白目)
そんなちょっぴり辛い生活の私にほんの少しの幸運と奇跡が起きました!」
...と言う様なサクヒンデス♪ヾ(@゜▽゜@)ノ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 08:44:40
1864文字
会話率:32%
私に好きな人ができた。
それは、私の幼馴染みで…学年で有名な美少女の彼氏。
君は優しいよ?
小さい頃の約束を守ってくれる。
彼女より私を「約束だから」といって優先してくれる。
でも、それは私にとっても君の彼女にとっても残酷なこと。
私は
言えるだろうか?
何時か、「もう約束は守らなくていい」と。
君の優しさを手離せる日が、来るだろうか?
一話の内容を変えました。颯の口調と一人称変えました。
本編終了。番外編、ぼちぼち更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-31 00:00:00
14486文字
会話率:31%