ここは大型の飛行船が発達し、戦争の主役として列強諸国がしのぎを削って開発、投入。2、300メートル級の空中戦艦や爆撃艦が戦場の空を闊歩し、地上にいる兵士、住人を恐怖に陥れている、そんな世界。
大国であるオレンブルク連合皇国からの独立を勝
ち取るべく戦いを続ける小国イーサルミ王国の、空中戦艦ヴェテヒネンの乗員である女性下士官ユリシーナ・カルヒネン伍長は、計算尺のみで弾道計算を行う砲術計算士。王国空軍唯一の女性計算士である彼女は、その正確な弾道計算と独特の感性により、ヴェテヒネンに次々と勝利をもたらす。
そんな戦いが厳しさを増す中でも、肌身離さず持ち歩く計算尺を滑らせながら悪戦苦闘する中で、カルヒネンが出会う「計算」に魅せられた(イカれた)人々との交流の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 06:51:00
433210文字
会話率:43%
『衛生兵ーっ! ドークッ!』
アサルトアーマー乗り、イコマ伍長は衛生兵だった。
21世紀半ば。突如、異世界より襲来した鬼は人型機械兵器を用いて、地球に侵攻した。人類も、人型装甲兵器アサルトアーマーを完成させ、これに対抗。見事、侵略者をゲ
ートの向こう、異世界へと押し返した。
故郷と家族を失い、軍に志願したイコマだったが、彼の役割は、銃を持つことがない衛生兵というポジション。部位交換による応急修理で、戦場での復帰が可能なアサルトアーマー、その衛生兵型を操るイコマは、仲間から『ドク』と呼ばれ、サポートに徹する。彼には復讐したい敵エース『赤鬼』がいたが、衛生兵では直接戦うことはできない。そんな彼が選んだ復讐の方法とは……?
異世界の戦地を人型装甲兵器が駆ける。地球軍と異世界軍の戦い、そして兵士たちの運命や如何に――
【バンダナコミック縦スクロールマンガ原作大賞応募作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 19:01:42
9579文字
会話率:42%
《小説家になろうコンテスト11・一次通過作品》
1945年末期、一人のドイツ陸軍戦車兵が死んだ。命を落とした筈の彼、ハンス伍長が再び目覚めた時、その身体に殆ど変化はなかったのだが……「こんな事は有り得んぞっ!?」思わずそう叫んだ彼は、ビー
ストテイマーの少女を守り抜く為に自らの全てを投げ打つ。
死して再び甦ったハンスは、異世界で最初に出会った獣従士(ビーストテイマー)の娘、エレナと共に歩みますが……勿論、伝統のゲルマン気質満点なまま。剣と魔導、そして魔物がひしめく異世界に、元戦車兵ハンスの号令が今日も木霊する!「情け無用……零距離射撃ッ!!」
※作中に表記される蔑称等は演出上の目的のみで用いられています。特定対象を差別する意図は一切有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 11:37:49
139675文字
会話率:47%
ここはイルムガード共和国軍、ガンデルク基地。
北の大国アルフ・アーウ国との国境に近接したこの地は、先の大戦において激戦地となった場所。『もっとも死に近い部隊』と呼ばれ恐れられていた──のは、過去の話。今は平和な日常を謳歌するごくごく一般
的な陸軍基地だ。
ヒメル・セイジョウ伍長は、そんな普通の陸軍基地の、普通の下士官軍人。だが彼女には、ちょっと面倒な上司がいた──
司令官はまつろわない〜陰謀編〜のスピンオフ作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 21:06:00
28399文字
会話率:36%
救世軍のアクセル伍長は、魔軍と人類の最終戦争を明日に控え、最前線の都市スワンプシティにいた。
決戦の地に集まった、人類全ての戦力はわずかに二千人。
滅びゆく最後の日、演説台に立ったのは、かつて同じ学園でともに過ごしたあこがれの女性、ソルベー
ルだった。 今では救世の巫女となったソルベール。
――遡ること3年、全てが正常だった頃。
学園卒業後、故郷で家業の農夫として暮らしていたアクセルのもとに手紙が届く。
「会いに行くよ」それはあこがれの聖女ソルベールからの知らせだった。
アクセルに突然訪れた、右が左になった人生の真ん中の日。
そして二人は共に旅をした。
アクセルは、その一生分の幸せな思い出を抱いて戦場に立つ。
片や農夫の息子、片や救世の巫女。すれ違う二人の愛の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 22:07:58
26837文字
会話率:16%
滅びゆくナチス・ドイツ第三帝国の元首である総統アドルフ・ヒトラー、彼が最後に下した決断とは…!
最終更新:2021-10-07 23:00:00
14163文字
会話率:81%
ルーブル帝国軍伍長のエドウィン・ハルバードは、後輩のアリサ・グレイスフィールドとともに任務中に戦死した。しかし、死んだはずの2人が次に見たものは剣と魔法が支配する異世界であった。
2人は異世界に戸惑いつつも、次第に自らの国を興すことを目指
すようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 00:00:00
5743文字
会話率:40%
大扶桑帝國に生まれた少女一条波奈は地元の聯隊に現役入隊してから幹部候補生の過程を無事終了し陸軍歩兵少尉に任官した。そして彼女は華龍戦線に派遣され幹部候補生隊の中で唯一の小隊長を任命され……
最終更新:2021-04-22 19:09:24
900文字
会話率:46%
主人公カズがいつものようにFPS《Battle of Duty》で遊んでいると、
女性フレンドから「会おうぜ」と誘われて、一緒にゲーム大会に出場することになります。
待ち合わせ場所に現れたのは、金髪碧眼の外国人少女アリシア。
カズのことを
「ザコ、クズ」と呼んで、からかってくるではありませんか!
「なんて性格の悪いメスガキだ!」
と驚くカズですが、いざ、ゲームが始まればふたりは絆の力で――?!
カズを全肯定してくれる優しいお姉さんや、
密かに想いを寄せてくる幼馴染みを加えて、さあ、ゲーム大会だ!
「テレビの前で実際に体を動かして操作する」ゲームの大会に参加するのは……!
◆勝利が約束されし【主人公】チーム!
◆圧倒的優勝候補!【FPSプロプレイヤー】チーム!
◆戦争ゲームなら俺達の独壇場! 【在日米軍】チーム
◆モーションセンサーなら有利!【プロアスリート】チーム
強豪ひしめくゲーム大会! 果たして優勝するのはどのチームでしょうか!
勝利の鍵を握るのは、ゲームを通して強まる《主人公とヒロインの絆》!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 20:04:07
140906文字
会話率:28%
地球侵略を目論んだ異星人との宇宙戦争が終わり、数週間。
整備班の一員として日々働く尾倉理音伍長は、世界を救った英雄である「ヒュウガ駆動小隊」の隊長・蒲生憲次大尉を密かに想い続けていた。しかし立場や階級の違いから、接点すら持てずにいたのだ
が……ある夜を境に、彼女の恋路は否応なしに大きな転機を迎えてしまう。
地球を守り抜いた英雄と、モブ同然の整備兵。大尉と伍長。立場も階級も違い過ぎる、彼らの青春を描いた一幕が始まる――。
(カクヨム、暁、ハーメルン、エブリスタでも掲載する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 00:09:05
3996文字
会話率:33%
榴弾砲が飛び交い轟音と共に地形が激しく凸凹している中、重機関銃による連射音が聞こえてくる。塹壕の中でいつ敵味方の号令が発せれるか分からない状態で、極度に緊張した状態でずっと同じ体制で銃を構えている、そして不衛生な環境故に伝染病の蔓延が拡大し
ないか不安になり、足はボロボロの軍靴を履いて傷を負い破傷風に感染にしないか心配し、頭に命中しない事を祈りながら機銃や小銃の弾丸が飛び交い、撃たれたか榴弾砲による負傷で呻き声を上げながら死に行き、砲撃が自分の上に落ちないように神に祈りながら交代で休む日々だった。 食事も、寝床も、外も冷たい環境か、発狂した兵士が塹壕から飛び出し、撃たれる新兵が多かった。 重機関銃の発明により騎兵突撃は完膚なきまでに粉砕され、塹壕を掘り、塹壕戦へと移行した。
そして新たなる兵器、重機関銃からの攻撃を守り、塹壕を乗り上げる、戦車が登場しそれを撃破する為に更に大きな大砲を作り始め、大砲から戦車を守る為に空中から爆撃機が爆弾を降り注ぐ事になり爆撃機から大砲を守る為に迎撃機や戦闘機が作られ、もはや戦争は歯止めが利かなくなりつつあった。
そんな中、ヘルマン・フォン・カール伍長の11月に配置され12月を迎えたちょっとした物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 22:27:42
5182文字
会話率:33%
クラウツ伍長は転生者である。
彼は異世界に転生することを望み、そしてそれは確かに叶えられた……。
しかし転生先の世界はクソッタレな戦争続きの世界だった。
転生者と異形の生物との終わりなき闘争が幕を開けた……。
超不定期更新。プロットなし
。
息抜きに適当に書く気がします。
※練習の為に書いてますので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 20:12:10
4147文字
会話率:27%
突然「異変」に巻き込まれ、平和の為に戦う軍人達。これはそんな『英雄』の歴史には残らないショートストーリーである。
※防衛軍、晃毅部隊メインの小話集めです。趣味で「軍曹の過去」「伍長の過去」「青髪の過去」などを書いていきます。シリアス系だけで
なくネタ系のSSも書いていきたいと思っているのでネタなどあれば是非。今は「英雄達の休日」とか考えてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 22:27:45
2067文字
会話率:57%
人間界で自分の弟子を求めるアヤカシのゼンタ
人間の少年ジンは怠惰な生活を送っていたがゼンタがパソコンの画面から出現する
自分の生活を脅かすゼンタを邪魔に思っていたが?
最終更新:2018-11-22 15:39:27
10582文字
会話率:69%
近未来。長きにわたり地底世界を住処としていた魔人達が突如、地上世界の侵略に乗り出した。この攻勢に対し、人間達は成す術もなく、次第に領土を奪われていく。特殊能力を持つ魔人の軍隊ダークアーミーに通常の武器は効かない。彼らに唯一対抗しうるのは<神
の力>。この非常事態にローマ・カトリック教会を抱える宗教国家ヴァチカンは武装化、エリート・エクソシスト集団から成る新聖十字軍を組織し、ダークアーミーを迎撃するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-25 00:36:02
6163文字
会話率:36%
ガルバロス帝国宇宙軍所属のオペレーターミサ・コバヤシ伍長の乗っている戦艦が敵のエースに狙われた!!
最終更新:2018-05-03 22:41:35
2044文字
会話率:25%
私は何故ここにいるのだろうか…?
伍長は本編でポ皇(ポルトブルクトフ皇国)に出張中だったが、気が付いたら海の上で漂流していた。
本編の外伝みたいなものです。
最終更新:2018-02-26 23:03:02
3391文字
会話率:35%
このお話は、ス連邦皇帝からの重圧に耐えかねた作者さんが、皇島と呼ばれる島の学園風景のラブコメです。
なお、本編の伏線というか、本編と少しかかわりがございます。
まぁ、本編の番外編と思っていただければと…って、あらすじちゃうやんけ!
おっと
、大事なことだけど、伍長閣下たちがやってくる前の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-26 00:51:45
7426文字
会話率:36%
昭和十五年。
某国で西側と東側による内戦が勃発。
西と東の力は拮抗していて戦局は疲弊したまま五年の月日が流れた。
戦争は長引き東側も西側も消耗しきっていた。
しかし、昭和二十年に西側が開発した新型爆弾によって西側は勝利。
けれども爆弾の材料に使えそうな材料は無いはずだ。
兵士の一人であった鎌田伍長は疑問に思った。
そこで同じ考えの同志を集めて、爆弾の開発者である中村博士に聞いてみることに。
すると、新型爆弾に使用されてた原料は意外なものだった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 17:22:43
7354文字
会話率:35%
北との交戦中にもかかわらず、女王の命によるプロジェクトが立ちあがる。女王は軍隊から一個中隊を引き抜き、捜索隊を組織した。
男の所属するアグー伍長の分隊は本隊からはぐれて、既に2週間以上孤立している。捜索は続けており、対象は「魔女または人
魚の泉」及び「その財宝」。明確な捜索対象の情報と理由は隊の誰にも分からず、手探りでの捜索をするほかない。
目的地も分からず、他の隊との連絡手段もない中、ジャングルを彷徨っていると一発の銃声が鳴り響く。それを合図に状況は変化を始め、男は現実へと引き戻される。
************
2017年6月16日、全11話にて完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-16 14:09:07
55118文字
会話率:17%
二〇世紀初頭を模した異世界。
ある日、シンクレアは上官に呼び出されて極秘情報を開示された。
友好国であるはずのラブラス共和国から、何の前触れもなく宣戦布告を受けたという。
しかしそれ以降何の音沙汰もなく、現地領事館からの連絡は途絶え、派遣さ
れた特使は行方不明となった。
この理由無き宣戦布告と連絡の途絶、謎の失踪を調査すべく、シンクレアと彼女の部隊『第七独立連隊』は先遣隊として出動を命じられた。当初は渋っていたものの、自分に横領の嫌疑が掛けられていることを仄めかされ、後ろ暗い事実を持つ彼女は、軍部の後ろ盾を無くさないために不承不承に任務を引受けた。
そして向った先で彼女が見たものは、奇妙な戦場であった。
これは半獣人の従兵ケメット伍長によって綴られる、魔女シンクレアの軍事行動記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-20 21:00:00
160829文字
会話率:33%
二〇世紀初頭を模した異世界。
ある日、シンクレアは上官に呼び出されて非公開情報を開示された。
友好国であるはずのラブラス共和国から、何の前触れもなく宣戦布告を受けたという。しかし、それ以降何の音沙汰もなく、現地領事館からの連絡は途絶え、派遣
された特使は行方不明となった。
この理由無き宣戦布告と連絡の途絶、謎の失踪を調査すべく、シンクレアと彼女の部隊『第七独立連隊』は先遣隊として出動を命じられた。当初は渋っていたものの、自分に横領の嫌疑が掛けられている事実を報される。後ろ暗い事実を持つ彼女は、軍部の後ろ盾を無くさないために不承不承に任務を引受けた。
そして向った先で彼女が見たものは、奇妙な戦場であった。
これは半獣人の従兵ケメット伍長によって綴られる、魔女シンクレアの軍事行動記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 20:47:45
19680文字
会話率:38%