ーーー両親の愛情は、全て、可愛い妹の物だった。
昔から、私のモノは、妹が欲しがれば、全て妹のモノになった。お菓子も、玩具も、友人も、恋人も、何もかも。
逆らえば、頬を叩かれ、食事を取り上げられ、何日も部屋に閉じ込められる。
でも、私
は不幸じゃなかった。
私には、幼馴染である、カインがいたから。同じ伯爵爵位を持つ、私の大好きな幼馴染、《カイン=マルクス》。彼だけは、いつも私の傍にいてくれた。
彼からのプロポーズを受けた時は、本当に嬉しかった。私を、あの家から救い出してくれたと思った。
私は貴方と結婚出来て、本当に幸せだったーーー
例え、私に子供が出来ず、義母からハズレ嫁と罵られようとも、義父から、マルクス伯爵家の事業全般を丸投げされようとも、私は、貴方さえいてくれれば、それで幸せだったのにーーー。
「《ルエル》お姉様、ごめんなさぁい。私、カイン様との子供を授かったんです」
「すまない、ルエル。君の事は愛しているんだ……でも、僕はマルクス伯爵家の跡取りとして、どうしても世継ぎが必要なんだ!だから、君と離婚し、僕の子供を宿してくれた《エレノア》と、再婚する!」
夫と妹から告げられたのは、地獄に叩き落とされるような、残酷な言葉だった。
カインも結局、私を裏切るのね。
エレノアは、結局、私から全てを奪うのね。
それなら、もういいわ。全部、要らない。
絶対に許さないわ。
私が味わった苦しみを、悲しみを、怒りを、全部返さないと気がすまないーー!
覚悟していてね?
私は、絶対に貴方達を許さないから。
「私、貴方と離婚出来て、幸せよ。
私、あんな男の子供を産まなくて、幸せよ。
ざまぁみろ」
不定期更新。
誤字脱字報告いつも感謝しています。ありがとうございます。
この作品は私の考えた世界の話です。魔物もいます。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 08:01:06
235955文字
会話率:45%
ホワイト男爵家の長女ジャスミンは二つ年下の美しい双子の妹達が生まれてから両親の愛情全てを奪われた。
幼いジャスミンはそれでも両親の愛情が欲しくてわがままを言った時、聞き分けの悪い子と言われ別邸に追い出された。
悲しくて寂しくて死にたい
と思った時、突如頭の中にユイカという異世界の女の人が住み始めた。
根暗で自己肯定感の無いジャスミンと、積極的で自由な性格のユイカは時々人格を入れ替えながら協力し合い大人に成長して行った。
そんなある日砂浜に倒れている美しい男性を助けた。
この男性は帝国のラファエル王子様だった。しかしジャスミンとユイカはその手柄を双子の妹達に奪われ、妹達のどちらかがラファエル王子の妻になる事が決まった。
そんな中、ホワイト男爵は双子の姉であるジャスミンの存在を皇帝達に隠していた。ジャスミンは根暗で家に引きこもっており、行儀作法も知らない恥ずかしい娘だと思っているからだ。
しかし結局その存在を隠し通すことができず皇帝に招待された晩餐会にジャスミンを連れて行った。皇帝に挨拶するジャスミンの優雅な所作や物言いにその場の全員が驚いた。その後、ジャスミンに代わって表に出ていたユイカの能力の高さを皇帝が見抜き、ラファエル王子の右腕に抜擢した。
その後、ラファエル王子の元で仕事を始めたジャスミンとユイカだが、冷たいラファエル王子とその従兄弟チェスター侯爵の無関心に何度も悔しい思いをする。
だが諦める事なく必死に働き功績を上げ、二人に認められるようになった。
ジャスミンとユイカは交互に表に出て仕事をこなすうちにジャスミンはラファエルの従兄弟チェスター侯爵に恋をした。一方でユイカはラファエル王子が気になる。
一人の体に二人の人格がそれぞれ違う人を愛し、家族や妹達、根暗なジャスミンに対する偏見と戦いながら愛に生きてゆく女の子二人の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 07:00:00
230408文字
会話率:28%
大下靖子は宮城農学部のキャンパスで育ち、自然に囲まれた生活を送っていた。家計は質素だったが、両親の愛情に包まれた幼少期を過ごした。母春子は料理が得意で、特に煮物が絶品。靖子もその味を受け継いでいる。父翔一は市役所に勤め、厳格な管理者として知
られていたが、定年退職を迎え、穏やかな日々を楽しむようになる。
大学生活を送る靖子は明るい性格で多くの友人に囲まれ、サークル活動にも積極的に参加していた。東京への研修旅行中、都市部での農業の在り方を学ぶ中で、ギャラリーで出会った尾崎優作の作品に感銘を受ける。優作は都市と自然の調和をテーマにしたアーティストであり、二人はすぐに意気投合し、交流を深める。
二人は互いに影響を与え合い、やがて恋人となる。優作は靖子への思いを絵画『あなたの幸せの中に』に込め、その作品は多くの人々に感動を与える。靖子と優作はそれぞれの夢を追いかけながらも、お互いを支え合い、距離を越えて繋がる強い絆を育んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 06:03:29
51769文字
会話率:31%
アズラン王国のオズワルド辺境伯爵家の長女として生まれた私は両親の愛情を受けてスクスクと成長して、二つの上の兄と弟と仲良く隣接する魔物が住まう森で魔物退治などして14歳まで過ごす。
私はアディナ・オズワルドとして生を受け五歳の時に日本と言
う国で大学を卒業して食品メーカーの食品開発部で働いていましたが、夜中まで残業した帰りに自動車に引かれてたところまで記憶が思い出す。
私は魔法も使えて聖属性と風属性の二属性が得意で他にも生活魔法で水魔法と火魔法も使えてチートかなと思っています。
ただ聖属性が使える事は父であるギブソンの一存で国には内密にしていて、我が家と王家の仲が芳しくなく。祖父の妹が当時の王太子に一方的に婚約破棄されてから犬猿の仲となっている。
母親のユリシアは隣国のディアント王国で隣の領地を治める辺境伯爵家の三女であり、いずれは領地ごと隣国へ国替えをしようと父は画策している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 01:00:00
16296文字
会話率:45%
主人公、葛(かずら)は妖狐の家族に生まれ、両親の愛情を一身に受け育った少女だった。
しかし妖狐の家族は、固有妖術である『憑依』を持つが故に他の妖怪に恐れられ、迫害されていた。『憑依』という妖術は生物を意のままに操ることが出来るという恐る
べき力であったからだ。
葛の家族は隠れ住んでいたが他の妖怪たちは、ついに憑依への対抗策を見出し大天狗、白峰が妖狐の粛清に現れる。
葛の両親は力を合わせるも白峰に殺されてしまう。葛は両親の尽力のおかげで生き延びることができて白峰への復讐を心に誓う。
忍という退治屋の青年と交流をして、白峰が共通の仇であることを知り意気投合する。
しかし町で人と関わり世界を知り見聞を広げた葛は、次第に白峰を殺すだけでは妖狐の迫害を解消することができないと悟る。
葛が見出した復讐の先にあるものとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 18:00:00
89681文字
会話率:38%
義妹がやってきてから、全てが変わった。義妹は私から全てを奪っていった。ドレスも、侍女も、部屋も、両親の愛情も、全て。
だがある時ーーー気付くと、手と足を拘束されていた。
これは、虐げられている令嬢が、全ての元凶であるヤンデレに捕まる話。
※これはGLでも、百合でもないです。普通にNLです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 17:10:31
2915文字
会話率:52%
カンタル大陸一の大国、グランツ皇国。
首都にある学園に通う伯爵令息、セレスタン。彼は才色兼備で聖女と称えられる妹と常に比較され、肩身の狭い日々を送っていた。
両親の愛情も、友人の関心も、全て妹に向けられる。ただしセレスタンは…「それでいいよ
。僕、目立つの嫌いだし…そのほうが、いいよ」と言うばかり。
そんな彼にはとある秘密があり…それを誰にも知られないようにする為、人との関わりを最小限にしてきた。だが…
「なんだ一体!?僕に近寄るな、あっち行け!!」
と…周囲の人間はセレスタンを放っておけず、何かと接近して来るのであった。
この小説は「勘当されたい悪役は自由に生きる」と登場人物はほぼ同じの、並行世界の話となっています。こちらだけでもお読みいただけますが、向こうを読むと微妙にネタバレがあったり、裏話なんかが明かされたりしています。
ただし温度差が激しいのでご注意くださいませ。設定に食い違いがあるかもしれませんが…そういうモノ!と思っていただければ幸いです。
のんびり更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 08:00:00
691560文字
会話率:49%
生まれ変われるならあの物語にあったような素敵な女の人になりたいの──
外ではお転婆な女の子でも家では物語のヒロインに夢見る乙女。そんな女の子が交通事故で旅立った先に迎えた新たな人生は憧れのお嬢様な生活に剣と魔法の世界。
誰もが羨む地位と
美貌は彼女を満足させるに十分であった。しかし大事に育てすぎた両親の愛情をたらふく注ぎ込まれた結果は──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 12:00:00
9348文字
会話率:74%
クリスタル・ファウンテン シーズン3、語り手は本能寺家の執事、沖。
本能寺家の長男で当主でもある将は、愛情深く育てられた。しかし母亡き後やってきた後妻の子供たち(悟と美優)は、両親の愛情なく自由奔放に暮らし始める。それまで順調に家業をこなし
ていた将にも、じわりと影を落とし、ついには奈落の底に突き落としてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 16:08:12
17141文字
会話率:30%
幼い頃に両親を亡くした近藤幸は、親しい友人を持つことの喜びや、両親の愛情の経験を知らずに暮らしてきました。しかし、スクールバスの事故で突然死した後、彼女と彼女のクラスメートは生まれ変わるために神の領域に運ばれ、新しい世界を救う任務を負いまし
た。彼女が得るであろう新しい幸せな生活について考えて、彼女は生まれ変わることを望みました。
しかし、それぞれの生まれ変わりには、彼らの旅を導くために神または女神が同伴するという条件があります。彼女のクラスメートは強い神または女神によって選ばれ、戦闘に役立つ印象的な能力を獲得しますが、サチは非戦闘の女神アテナによって選ばれます。どちらも弱く、本当の攻撃力を欠いており、他の神々や学生から軽蔑され、いじめられています。サチとアテナはすぐに親友になり、他の人たちは彼らの関係を嫌っていました。どちらも彼らに裏切られ、天の守護獣フェンリルの攻撃を受けて罠にかかっていることに気づきます。
両方が生き残り、獣が殺される間、彼女の近くの人々はすぐにサチの真の圧倒的な可能性に気づきます。二人ともお互いを守り、幸せな生活を送ることを決意しています。サチと女神アテナは、アイルガードを救うために直面するすべての困難を乗り越えて本当に生き残ることができるでしょうか。
NOEL ELITIA折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 06:00:00
130725文字
会話率:0%
脳卒中を発症し、左肩麻痺を負った42歳の男が、退院後自宅療養中に夜眠りにつくと、なんとなく見覚えのある公園で目を覚ます。
その世界では片麻痺は無く自由に動き回ることができる。
時間の経過とともに、そこは40年前の、自分がまだ2歳の時の地元で
あることに気づく。
眠りから目を覚ますと、また片麻痺を負った状態の現実の世界に戻っている。
しかし、また眠りにつくと40年前の、前回目が覚める直前の世界に迷い込む。
40年前の世界で、当時の自分の父親と出会い、ともに時を過ごす中で、両親の愛情と家族の温もりに触れ、現実世界での生きる意味と気力を取り戻していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 12:38:33
2086文字
会話率:0%
修道院から呼び出され、十年ぶりに再会した父から告げられたのは異国の王子との縁談だった。
父--シッテンヘルム伯爵とその妻である母には双子の娘がいた。
同じ日に生まれ、同じ顔をした双子であるにも関わらず、シッテンヘルム伯爵夫妻は双子の姉マリア
・アントニアを六歳で修道院に入れ家族の輪から追い出した。 しかし、双子の妹であるアンネローゼは両親の愛情を注がれ、実家で何不自由なく育った。
厳しく質素ではあれど修道院の生活に馴染んでいたマリア・アントニアであったが十六歳になったその日、唐突に実家へと呼び出されたかと思えば、彼女は再会の言葉も喜びの抱擁も与えられることなく、異国へ嫁げという命令だけが与えられた。
更にはマリア・アントニアの嫁ぐ相手は遥か東の国イェニラ王国の悪魔憑きと呼ばれ冷遇される王子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 10:00:00
157004文字
会話率:25%
音のない暗闇に産まれ落ちたシルフィは、両親の愛情に包まれしあわせに暮らしていた。
そんなある夜、シルフィは「音」を聞く。
産まれて初めて聞く音に誘われ、シルフィは深淵を覗き込む ──
そこには、深淵から覗き返す邪悪な瞳が光っていた。
最終更新:2021-01-20 22:15:40
8845文字
会話率:37%
平日の朝食を終えて、仕事用の服に着替えようとクローク部屋に入っていると、慌てたように妻が呼びかけてくる。見ると、ずっとテレビ画面に見入ったままだ。送還後の空港のロビーで、警察に連行されていく映像だ。男女混在の5人の中にその人物を見つけ、自
分でも確認するように指さしながら私に押し示す。「ほらっ、ほらっ、この黄色いキャップの男の人、あの人に間違いないよ。保護猫の猫カフェで説明してくれたひとだよふーん、|篠田優希《しのだゆうき》って名前だったんだ」
「わたしたち夫婦にとって、ユウナがわが子であることは何ら変わらない。そのことだけは揺るがない真実です」養親のアメリカ人夫婦は、インタビュアーに対してそのことだけを淡々と繰り返していた。アシスタントの女性アナウンサーは放送事故と思われないよう、あの事件のとき3歳だったユウナちゃんは成長して5歳になっています。日本語も日本人であったことも知らずに、現在のご両親の愛情に包まれ幸せに過ごしていたそうです、と手元のメモを読みあげた。
シルバーヘアーのコメンテーターが「今回のことの不可思議さ、奇妙さは兎も角も、まずは良かった。虐待されて死んでしまったと皆んなが思っていたあの3歳の女の子が生きていて、幸せに暮らしていたんだから」といった。
三歳のときのその女の子の写真がアップになる。ただただ「愛おしい」しか浮かんでこないその幼い顔をみつめていると、事件のやるせなさ切なさがフラッシュバックされる。あのとき、なんでこんな非情さが本当の現実として目の前に現れてこなければならないのかと、誰もが沈痛な想いにとらわれた。殺されたものが無垢であればあるほど、やり場のない気持ちはどこか別の場所におけずに自分の処へ戻ってくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 08:20:22
4207文字
会話率:50%
「ある者が苦難に遭おうとしている。これを救ってみないかい?」
死に際に神と出会った男は、転生してとある貴族の一人娘として二度目の生を受ける。
才に恵まれ、両親の愛情を受けて育った主人公は、何を思い誰を救うのか―――
異世界神様TS令嬢転
生現代知識チート魔法NAISEIローファンタジー、ここに開幕。
※R-18規定に該当する話はノクターンへ投稿致します。読まなくても話は繋がりますので、18歳以上の方のみお楽しみ下さい。
『その元・男、現・貴族令嬢にて R-18シーン集』
http://novel18.syosetu.com/n3422eg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 19:05:22
189245文字
会話率:41%
愛されたい僕と愛したいキミが繋ぐもの。
僕は、子供の頃から愛情に飢えていたんだ、、、!
お父さんもお母さんも、共働きで僕に愛情をくれなかった。
その寂しさは、今思えば? 破壊知れないモノだったと思う。
両親の愛情をもらえない子供は、、、
?
社会からはみ出していく。
僕もそうだったよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 03:00:00
1197文字
会話率:23%
彼は両親の愛情をもらえないまま育った幼少期があり
両親は彼が10歳の時に離婚した。
そこからある女性との365日プラス7日が始まる。
最終更新:2018-01-01 03:00:00
2598文字
会話率:21%
僕は物心がついた頃には児童養護施設に入所しており、本当の「両親の愛情」も「家族のかたち」も何もなかった。
※ 拙作は「文学フリマ短編小説賞」に参加させていただいた作品です。
最終更新:2017-06-14 23:54:29
2186文字
会話率:50%
人里離れた森に1人の少女が住んでいた。名はシャルロット。両親の愛情を一身に受け成長したシャルロットは16才の誕生日を迎えようとしていた。
その日、森で出会った王子がきっかけで自身の秘密を知ることになる。
「私が姫……?」
にわかには信じ
難い話だが、自分が赤ん坊の頃、森へ置き去りにされた夢を見て旅立つ決意をする。
シャルロットは自分の出生の秘密を知るために生まれた国、オーフェリアを目指し冒険の旅へ出た。
世間知らずな少女が仲間と共に戦い、成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-10 14:48:49
34843文字
会話率:42%
後宮をめぐる、三人の姫たちの物語。第一章 蒼宮―中務卿宮家に生まれた姫は、両親の愛情を一身に受け、美しく聡明な少女へと成長した。そんな中、突如ふってわいた入内の話によって……。第二章 葉桜女御―蝶よ花よと育てられた姫は、帝の愛も自分に向けら
れて当たり前だと思っていた。だが、帝の心にはすでに……。第三章 ○宮―幼き頃に母を亡くした姫は、後宮の片隅で、ひっそりと暮らしていた。そんな彼女がただひたすらに欲していたものは……。 ※ ○の部分はその章が始まったときに名前が入ります。 ※ 次話投稿まで、時間がかかっても必ず完結させますので、それまで更新停止。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-28 19:00:00
12509文字
会話率:23%
深刻な悩みなどなく、両親の愛情を受けて生活してきた一人の少女。
しかし、ある日ひょんなことから両親から離れることを余儀なくされる。
当初は戸惑いながら、自分の立ち位置も分からないままの毎日であったが、仲間たちの支えで独立した生活をしていくこ
とを決意する。
その後、彼女は明朗快活な冒険者として仲間たちと日々を過ごすが、その中で自身の出生や世界の成り立ちを学んで成長していく。
そして、かつて自身が巻き込まれた事件に深く関わって行くことになる。
*最近流行りのVRMMOや異世界への転生といった要素を入れない、純粋なファンタジー作品として投稿していきます。
*主人公は年端もいかない一人の少女。彼女視点で物語は進行します。なお、本作は大昔に書いたオリジナル小説を、タイトル通り「リメイク」したものです。当時のものはかなりハチャメチャな展開なもので、大幅にリメイクしながら、矛盾がないように執筆しています。
*更新頻度はあまり高くないと思われますが、どうぞよろしく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-27 17:47:01
44713文字
会話率:30%