謀反が起きて皇帝である父は皇妃と共に処刑された。
皇帝の側室であった私の母は、皇帝と皇妃が処刑された同日に毒杯を賜り毒殺。
皇帝と皇妃の子であった皇子が、新たな皇帝として即位した。
御年十才での即位であった。
そこからは数々の武勲や功績を
積み、周辺諸国を属国として支配下においた。
歴代最高の莫大な魔力を持ち、武の神に愛された皇帝の二つ名は…
「勉強ばっかしてないで、たまにはコレで息抜きしてみて面白いから!」
仲の良い友人にポンっと渡されたのは、所謂乙女ゲーム。
『too much love ~溺愛されて~』
というド直球なタイトルの乙女ゲーム。
タイトルに通りに溺愛されたい女子の思いに応えたゲームだった。
声優の美声じゃなきゃ電源落としてるな…と思う程にクサイ台詞満載の乙女ゲーム。
プレイしてしまったからにはと、意地でもクリアしてやると頑張った。
気付けばコンプリートするくらいに遊んだ。
そんな私が・・・
何の因果かプレイしていた乙女ゲームの世界に転生する。
それに気付いた時、驚き過ぎて高い熱を出し寝込んだ。
乙女ゲームに転生とか、訳がわからない。
おまけに何か役割があって転生したという訳でもないようで・・・
そんな私は悪役令嬢でもなく、ヒロインでもなく……ただのモブ。
高難度のシークレットキャラ“隣国の皇帝シュヴァリエ”の妹に転生する。
強大な大国であり、幼くして皇帝に即位した男が兄…。
残虐で冷酷無慈悲から呼ばれるようになった、二つ名。
“魔王”または“血塗れの皇帝”と呼ばれている。
――――とんでもない立場に転生したもんだわ…。
父だった皇帝も側室だった私の母も殺された。
次は私の番――――?
✂----------------------------
アルファポリス様、カクヨム様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:00:00
367891文字
会話率:16%
生まれた時から周りに疎まれ、家族からも見放された少年が、あるきっかけでいじめられていた前世の記憶を思いだす。
「なんで、こんなに僕はいじめらつづける人生を繰り返してるのだろう。」
人は怖いが、人に愛されたい!人から愛される英雄に憧れ
、不幸を吹き飛ばすべく、コツコツと冒険者としての道を歩き出す。人生やり直すべく頑張る平凡な元おじさんの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 07:00:00
833912文字
会話率:26%
「私」はモンスターペアレントの間に生まれ育った。それ故、私は自尊心も低く、無償の愛を欲しがった。これから時間をかけて、人生最大の復讐をしようと思います。皆さん、ご協力お願いいたします。
最終更新:2025-07-02 01:27:06
50456文字
会話率:34%
暴君幼女・アリシア=グリーン(10)がチート級ギフトスキルと女神の加護とラッキーボーナスを獲得したところから始まる非日常な異世界転生ファンタジー。
アリシアは、楽してひっそりと暮らしたいが口癖。
だけど今日もやっかいごとのほうからやってき
て、世界を巻き込み&巻き込まれの大暴走!
夢の玉の輿でハーレムな異世界スローライフはどこに行った⁉
*
わたし、アリシア=グリーン10歳!
仮成人を迎えて、もう立派な大人なのです!
わたしの夢は、かわいいお嫁さんになって玉の輿ライフを送ることかな。
今日は愛の女神・ミィシェリア様の洗礼を受けるために神殿に来てるんだけど……愛のギフトスキルを授かろうかなって思ってます♡
え? なんですか? わたし、この世界の人間じゃないって? 異世界から転生してきたって何ですか⁉
そうですか。わたしの前世って不幸だったんですね……。今度はラッキーにまみれた人生を送りたいです……。
って、LUK≪幸運≫ステータスにポイント振ったら、ボーナスポイントやばいいんですけど?
これなら巨乳で調子に乗ってるやつらを倒せたりしますか?
あ、でもミィシェリア様は特別ですよ? 巨乳だけどちょっと好きになっちゃったので結婚してくれてもいいですよ?
あとなんかチート能力ください!
ねぇねぇ、このギフトスキルって何に使えますか?
これで玉の輿に乗って異世界スローライフ送れますか?
絶対ですか? ウソだったら責任取って結婚してくださいよ⁉
もう、うるさいってなんですか!
ミィシェリア様がそんなこと言うなら、信徒が減るようにネガキャンしますよ!
あの……これ、わたしの知ってるスローライフじゃない気がするんですけど。
偉そうな態度の貴族様から呼び出されたり、ゴリラみたいな騎士様に誘拐されそうになったり、王宮にまで。
ねぇねぇ、ミィシェリア様。
気のせいかもしれないですけど、わたし、みんなから注目されてませんか?
うん、知ってた。やっぱり気のせいじゃないですよね。
絶対このスキルのせいだ!
ううん、ちゃんと言われたとおり、ひっそり暮らしてましたもん!
たまにはちょっと気に入らないヤツを……えへへ。ちょっとだけですよ?
うぅ……絶対玉の輿に乗れるって言ったのに、ミィちゃんがウソついたー!
だから暴君幼女って呼ぶな!
今そう呼んだヤツ、一歩前に出ろっっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 00:11:22
368997文字
会話率:47%
千年前――私は紫の上だった。
寵愛されながらも、誰かの面影を重ねられ、他の女たちに囲まれながら、私は彼の“心の拠り所”として笑っていた。
愛された記憶は確かにあった。けれど、心のすべてを預けた相手は、私を見てはいなかった。
それ故にいつも孤
独を感じていた。
………それでも私は彼を愛していた。
だからこそ、今生では“影”ではなく“自分”として愛されたい。
そう願った村崎遥の前に、再び現れたのは――
平安文学の講義をする大学教授、朝倉光哉。
彼の言葉、彼の目線、そして、彼の手の温もり……。
あの頃の記憶が、静かに、確かに、蘇っていく。
「今度こそ、君を幸せにしたい」
けれど遥は、微笑んで言った。
「私は、あの頃の私じゃないの」
千年の時を越えて、二人が辿り着く“本当の恋”とは──
■自立した女性 × 贖罪を抱く文学教授
■源氏物語をモチーフにした、切なく優しい現代転生ラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:27:54
8901文字
会話率:17%
候暦一九〇〇年、アイネーデ共和国。
国土を東西南北と中央の五つに隔て、自由と平等と平和を掲げて殷賑を極めてきたこの国は、されど近隣諸国との戦争によって衰頽の一途を辿る。最も甚大な被害が及んだ自然の汚染により、国民は終わりのない飢餓と貧困に喘
ぎ続けた。
やがて、ひとりの植物学者が開発した、栄養の涸れ果てた土壌の代替となる苗床でのみ芽吹く特殊な種——のちに『人類の希望』と称されることとなる技術を筆頭に、共和国は復興へ向けて立ち上がる。
時は進み、候暦一九九八年。
『何でも屋』として共和国各地を転々と渡り歩く青年・シオンは受け取った手紙に従い、東区〈オスト〉へと赴く。そこで育ての親から持ちかけられた新たな依頼は、記憶喪失の少女・マリーを故郷へ送り届けること。
これは、死が定められた果敢ない生涯のなかで、それでも誰かを愛し、愛されたいと願う人々の物語。
あるいは、青年が分かたれた愛する人を取り戻すまでの物語。
※第二章までは隔日投稿、第三章以降は毎日投稿を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:11:23
7914文字
会話率:32%
『荒野のエリカ』
――孤高の少女は、帝国の礎となる。
「努力すれば、愛されると思っていた。」
貴族の家に生まれながら、出自のせいで家族に疎まれた少女・エリカ。
誰よりも努力し、誰よりも結果を出しても、笑顔を向けてくれる者はいなかった。
ただ一度、領地に疫病が広がったとき。
自分の知識で妹を救い、初めて家族は「ありがとう」と抱きしめたーー
彼女は気づいてしまった。「認められるためには、力がいる」と。
それからの彼女は、家族の為、そしてなにより自分の為に努力を続けた。
「愛されたい」
この思いが彼女の原動力だった。
けれど――
信じていた仲間は、彼女を“傀儡”として見ていた。
全ては金と権力のためだった。
裏切り、搾取、そして孤独。
それでも、彼女は立ち止まらない。
これは、
誰からも愛されなかった少女が、
「世界そのものを愛する者」となるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 04:09:11
1936文字
会話率:5%
愛されたいと思うことは悪いことですか?
最終更新:2025-07-01 03:16:58
471文字
会話率:24%
主人公は不幸にも工事現場の足場が崩落する事故に巻き込まれて死亡、転生した。転生先は幕末維新期の長州。山縣小助……後に山縣有朋と名乗る人物であった。山縣といえば明治期において政界に君臨した軍人政治家で、官僚のボスとされている。
しかし、山縣は近代日本史において悪者として語られがちな存在だ。それは政党が力を増していく時代のなかにあって、彼らの躍進を阻もうとした抵抗勢力であるから。また、死んだ際にも国葬が営まれたが、同時期にあった大隈重信の国葬と比較され、政党の影響が強い新聞には「大隈は国民葬、山縣は『民』が抜けて国葬であった」などと揶揄される始末である。
そんな寂しい人生は嫌だ。もっと人々に愛される存在になりたい。
主人公はそう決意し、愛される存在になるべく努力する。しかし、時代は波乱の明治時代。果たして山縣は愛される存在になれるのだろうか。
【お断り】
歴史物ですので、基本的に史実に沿った物語進行をしていきます。ただ、当然ながら物語の都合上、改変される部分もあります。
また、歴史的事件については諸説あることがあります。基本的に通説を採用しますが、異説や若干の改変を加えることがあります。伝説、伝承なども展開次第で採用することとします。なぜそのようにしたのかなどの解説はその都度、あとがきなどで載せようと思います。
【その他】
ご意見や疑問点などありましたら、感想にお書きください。回答は基本的に個別で、件数が多いようでしたら活動報告や次話のまえがきで回答に代えさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 00:00:00
459770文字
会話率:39%
前世、実の兄に川に突き飛ばされ亡くなった樹里亜。
次に目を覚ました時、フローラリア公爵家という、女性にのみ受け継がれる癒しの能力を持つ家の長女ジューリアとして転生していた。今度こそ、家族に愛されたいと願った。
成長したジューリアは膨大な魔力
を持ちながら、魔法も癒しの能力も使えない『無能』と判断されてしまい家族や使用人達から冷遇される日々を送る。
いつか必ず家を出ると決めているジューリアの前に、銀髪銀瞳の美貌の男性ヴィルが現れ、下心を隠そうともしないジューリアを気に入り協力してくれることに。
更にジューリアの魔力量に目を付けた皇帝により、第二皇子ジューリオと婚約が結ばれるも初対面の時から『無能』のジューリアは嫌われていた。上辺だけでも仲良くする気のないジューリオの事も家族同様諦め、ヴィルと共に家を出ると決めた。
※短編「まあ、いいか」の連載版
※短編とかなり内容が異なります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 15:44:09
418799文字
会話率:61%
大魔法使いと呼ばれる父と前公爵夫人である母の不貞により生まれた令嬢エイレーネー。
父を憎む義父や義父に同調する使用人達から冷遇されながらも、エイレーネーにしか姿が見えないうさぎのイヴのお陰で孤独にはならずに済んでいた。
大魔法使いを王
国に留めておきたい王家の思惑により、王弟を父に持つソレイユ公爵家の公子ラウルと婚約関係にある。しかし、彼が愛情に満ち、優しく笑い合うのは義父の娘ガブリエルで。
愛される未来がないのなら、全てを捨てて実父の許へ行くと決意した。
※「殿下が好きなのは私だった」と同じ世界観となりますが此方の話を読まなくても大丈夫です。
※アルファポリスさんにも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 00:00:00
95071文字
会話率:57%
アーティーは宮殿の噴水に棲みついた一匹の白ヘビ。彼女はいつも噴水に来て素敵なお話をしてくれる王子さまに恋をしていた。でも、自分は白ヘビ、想いを伝えることなんてできない。すると、そこにものすごく綺麗なお姫さまがあらわれた。「アーティーもこの人
みたいに綺麗になりたい、綺麗になってみんなから愛されたい」そう願い、涙をこぼした瞬間、奇跡は起きた。なんと、自分がそのお姫さまの姿になっていたのだ。*毎日20時頃更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 20:04:19
86403文字
会話率:36%
幼女に人生破壊監禁されて溺愛されたい───
そんな情けない欲望を詰め込むだけの場所です。
不定期更新
最終更新:2025-06-14 20:13:49
10088文字
会話率:37%
体の体質的にぽっちゃり体型の百合涼音。
小中で立て続けにいじめを受け人間を信じることが怖くなり疑心暗鬼の中、それでも抑えられない人に認められたい愛されたい欲求。
これは人を信じ、愛を望む一人の少女が自分の居場所を探す心温まる人情物語。
最終更新:2025-06-04 20:21:52
72484文字
会話率:45%
イケメンすぎて婚約破棄をされ続けた公爵令嬢
公爵家の令嬢フィオナは、凛々しい顔立ちとボブカットが“王子様”と噂される美貌の持ち主。
可愛く愛されたいのに、「隣に並ぶと自信をなくす」「俺よりイケメンすぎ」……そんな理由で何度も婚約破
棄を経験し、恋愛に臆病になっていた。
けれど運命の夜、社交パーティーで出会ったのは、この国の王子・エルネスト。
噂でも容姿でもなく「君自身」に惹かれた――そう言って、初対面のフィオナにまさかの婚約を申し込む王子に、会場は騒然!
突然のプロポーズに戸惑いながらも、彼の真っすぐなまなざしと誠実さに、少しずつ心が揺れていくフィオナ。
恋愛初心者同士、ぎこちなくも少しずつ近づいていく二人の距離。
周囲の視線、噂、そして恋のライバル。
“自分らしさ”を探しながら、一歩ずつ歩む運命の恋の行方は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 19:10:00
51379文字
会話率:40%
コンサートグッズの企画会社に勤める杏菜は、夫に浮気をされ離婚したバツイチの30才。
ある日、仕事で人気グループ dulcis〈ドゥルキス〉の最年少メンバー、ケイタと出会った。
ケイタは、甘いベビーフェイスに、明るく天然なキャラでバラエティー
番組でも活躍中の23才だが、幼少期は親に愛されに育った。生まれもった美顔で女性のヒモのようなその日暮らしをしていたところ、スカウトされアイドルとなった。お金も人気もあるのに、なんとなく満たされ色の無い毎日を過ごしていた。
杏菜と会ったことで、少しずつ景色に色が戻る。幼い頃の、唯一明るかった頃を思い出す。
2人は以前どこかで会ったことがあるようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 23:53:01
25409文字
会話率:50%
フォーサイス王国第三王女シャーロット。王女とはいえ、側妃の子ども。元々冷遇されていたがそれでも愛されたいと願い、王族らしく生きてきた。だがしかし、姉の婚約式に謎の男が乱入。シャーロットは姉を庇って呪いを受けてしまう。呪いを受けたシャーロッ
トは療養という名にて隔離されてしまう。家族からの愛など夢だったのだとシャーロットは諦め、心機一転、ずっと興味を持っていた魔法植物の研究に打ち込むことにしたのであった。
そんなシャーロットの元に一通の手紙が届く。
自分に婚約者? しかも会いに来る?
突然のことに驚きながらも、婚約者と出会いシャーロットの運命は動き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 06:00:00
99616文字
会話率:46%
銀河系にある侵略者の星から地球にきた彼は、侵略心を捨て正義の人として暮し人気者だった。侵略心を捨てたことで持っていた能力が次第に退化していき、その結果ちっぽけなウイルスに侵されて間もなく死を迎えた。
剣や魔法の異世界に。引き続き人類に愛され
たい彼は「死」を回避できさえすればもう人気者でなくてもいい、そう思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 01:06:15
66505文字
会話率:29%
婚約者に公衆の面前で「役立たずの悪役令嬢」と断罪されたセレナ・エルヴァイン。
貴族社会からも王宮からも爪弾きにされ、人生の終わりを悟ったその瞬間――
「君、その胆力、嫌いじゃない。王妃にならないか?」
手を差し伸べたのは、冷酷と恐れられ
る皇太子ユリウス・ヴァルクール。
これは打算か、策略か、それとも復讐か。
互いに「愛などいらない」と言い切って始まった契約結婚。
交わしたのは、“半年間、円満な夫婦を演じる”という取り決め。
感情を捨てた令嬢と、感情を理解しない皇太子――
なのに、政略のはずの関係は、少しずつ“熱”を帯びていく。
「なぜ君にだけ、心が揺れる?」
「愛されたいなんて、一度も思ったことは――あったかもしれません」
王宮の陰謀、元婚約者の執着、民衆の反発、そして国家反逆の罪。
すべてを超えて、“契約”はいつしか“誓い”に変わっていく――
これは、
悪役令嬢とひねくれ皇太子が政略から始めて本物の夫婦になる、
不器用で誠実な“愛と政”の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 17:00:36
26402文字
会話率:32%
三十二歳の兼業主婦、泉藍華(いずみらんか)は結婚六年目。
けれど、もう四年も夫とセックスレスだった。
仲が悪いわけではない。ただ身体を重ねないだけ。
レスや家事の負担など多少の不満はあれど、結婚はそういうものだと諦めていた。
自分より年下の
後輩が妊娠により時短勤務となっても、子供だけが夫婦ではないとも考えた。
しかし残業を早めに終えて帰宅した彼女は、玄関から聞こえてくる夫の声に立ち尽くした。
内側から聞こえてくる知らない女性の甘えた声と、続く激しいリップ音。
あんなキスを夫としたのはいつだろうか……。
夫に拒否され裏切られた藍華は女としてのプライドも、抱いていた愛情さえも傷つけられ泣いた。
そんな折、同僚に誘われた彼女は徳島県へと旅行することに。
同僚に案内された染工房で出会ったのは、顔に火傷の痕がある職人、蔵色蒅(くらしきすくも)。藍染体験がきっかけで知り合った二人は、反発し合いながらも互いの傷に触れ、惹かれ合っていく。
薄い色ならまだ、引き返せた。
けれどもう、色は濃く深くなってしまって……
セックスレス、実家の問題、義母との関係、出産、仕事……現代女性を取り巻くさまざまな難題の中、誰にも心を癒してもらえなかった女性は、ただ一人の手に堕ちる。
藍がめに布が沈むように、深く濃く染まりながら、堕ちていく―――
人は誰しも、愛されたいのだ。
これを不倫と呼ぶか、純愛と呼ぶかはあなた次第。
イメージPV↓
https://www.youtube.com/watch?v=o0_8V2qHBMk
※他投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 02:24:07
76553文字
会話率:29%
ルヘル王太子はとても美しい男だ。
5年前に婚約したエルドリア・レデック公爵令嬢と愛を深めたいと思っていたが、うまくいかない。
まるで親しくなった気がしないのだ。
「浮気をする人は嫌いです。貴方はとても美しいから、浮気をするに決まっていますわ
。結婚後、子が産まれなかったら側妃とか娶るつもりでしょう。わたくしはたった一人に愛されたいのです。ですから、貴方の事を好きになることはありませんわ」
エルドリアは頑なに、浮気をする男と信じており、ルヘルの言葉を聞いてくれない。ついに婚約解消する事になり‥‥‥折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-05 23:03:22
4449文字
会話率:39%
リーディアナ・カレントス公爵令嬢はいつも婚約者のグリフト皇太子と言い争いばかりしていた。
男爵令嬢や友達のエリザベスまで、癒される女としてグリフト皇太子に近づいて…
あああああ…わたくしは…ごめんなさい。ごめんなさい。癒されない女でごめん
なさい。
婚約解消を覚悟するリーディアナ。グリフト皇太子殿下の気持ちは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 15:58:39
5247文字
会話率:41%
騎士団長はいい加減に結婚したい のイデランヌ視点の物語。
イデランヌ・キルディアス公爵令嬢はそれはもう、皆に嫌われている嫌われ者の令嬢だった。
だから、誰もイデランヌと結婚したいと思う高位な貴族令息はいない。それは王太子も同じで、
「イデラ
ンヌと婚約するなら廃嫡して貰った方がマシだ。」
と言う始末、そこで目につけたのがジオルド・テリース騎士団長。彼とテリース伯爵家を脅し、結婚にこぎつけるイデランヌであったが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 16:04:45
5536文字
会話率:34%