卒業式直後の舞踏会において、私、チチェローネ・サットヴァ公爵令嬢は、婚約者のオネスト・ランブルト王太子によって、いきなり婚約破棄を宣言されてしまった。
しかも、平民あがりのリリアーナ嬢に対して、私が主導して嫌がらせをし、暴漢を雇って襲い、毒
殺を試みたなどの「告発」を、学友の令嬢方や馴染みの侍女、実の弟、宰相や騎士団長の子息たちからされてしまったのだ。
さらには、執事や教師、修道女からも、私がカンニングした、生徒会の募金を着服した、動物を虐殺し、黒ミサによる悪魔崇拝を行なったなど、まったく身に覚えのない嫌疑をかけられ、私は投獄されてしまった。
婚約者や家族、友人、顔馴染みの者たちから、よってたかって私は濡れ衣を着せられたのだ。
しかも、両親も国王夫妻も、王太子の主張ばかりを鵜呑みにして、私に死刑判決を下す始末。
冗談じゃない。許すものか!
こうなったら大悪魔を召喚して、すべてをひっくり返し、国ごと滅ぼしてやる!
〈聖なる怒り〉によって、稀代の悪役令嬢となったチチェローネ嬢による、滅国に至る復讐劇が、今、始まる!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 14:10:00
148139文字
会話率:20%
パーヴェル王子との婚約が決まったアドリアーナに、公爵令嬢ヴェロニカは「殿下は来年、平民と浮気して婚約を解消するの」と忠告する。先を知っているため自分は逃げたが、そのせいでアドリアーナが婚約者にされてしまったことに責任を感じているという。予言
どおり学院には平民の少女が入学してきたが、手助けをしたいというヴェロニカの話に次第に疑問を感じるようになっていく。九話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 20:10:00
35984文字
会話率:32%
【新作大公開ッ! 約2日に1回更新ッ!】
私、リリアーナ・プラチナブロンドは新米聖女ですの。
女神様の加護を授かる修道女として、今日も健気に世のため人のために汗水を垂らして献身させていただいているのでございます。
ふぅむ?
お一つ質問をよろしいか、ですって?
私の主なお仕事内容が知りたい、と?
こっほん。それはもちろん、物陰に隠れて社会奉仕(意味深)に励んでみたり、他にも桃色の背表紙本から数多の知識を得てみたり、更にはアレやらコレやら何とやら……うふふふふ。
おっと。あくまで息抜きの範疇ですからね?
教えに叛くつもりはありませんので悪しからず。
何より私はセイショクシャなのですから。
人より少しばかり好奇心が旺盛で、茶目っ気に溢れ過ぎているだけで……基本は大真面目なのでございます。
今だってほら、国王陛下からの勅命に応えようと身を粉にして頑張っているわけなのですしっ。
お友達の女勇者さんと一緒に、遠く離れた魔王城を目指して旅を続けている真っ最中なんですのっ。
……あ、でも。本当の本当にお一つだけ。
この胸に秘めた願いがございます。
長い長い旅路の最中。
運命の殿方にお会いできたらなぁ、なんて。
恋に溺れて、愛に堕ちてしまえたらなぁなんて。
私だって、世に生きる一人の乙女なんですもの。
「はぁぁぁ。どこかに素敵な殿方、転がってはいらっしゃいませんでしょうか。片っ端から拾い集めて差し上げますのに」
「あっはは……ほら、リリアちゃん。おバカなこと言ってないで先に進もうよ。ぼーっと突っ立ってたって何も変わらないよ?」
「ふぅむ? あらあら私としたことが。ついつい独り言をこぼしてしまっておりましたわね」
てへりんっぺろりんっでーすのっ。
気を取り直して旅を続けましょう。
国王陛下の勅命はあくまでソレとして。
まだ見ぬ最愛の人と巡り会うためにっ!
――――――――
こちら、破天荒系お嬢様口調な新米聖女様と
ピュア系むっつりな新米女勇者様の二人による
爽快痛快紀行モノ(になる予定)でございます。
おおよそ二日に一回、新話を公開してまいりますので
どうかご気軽にブクマを挟みながら
のんびりとお楽しみいただけますと幸いです。
(*´v`*)ノシ よろしくですのっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 20:00:00
509242文字
会話率:22%
マイナーゲーム会社が発売した死にゲー『神々ダンジョン』その中の高難易度最恐ダンジョン『魔蟲の洞窟』を清元凪(きよもとなぎ)30歳一般女子ゲーマーがトロフィー目当てに挑戦する。
彼女は3連休を使ってクリアを目指ざすことにした。
連休2日目の
夜、凪はゲームを途中で止め3日目にクリアしようと抱き枕を抱きしめ眠った。
すると、彼女が目が覚めるとそこは知らない洞窟の中だった。現実逃避のためにもう一度寝たが何かに眠りの邪魔をされ起きてみると、巨大な蜘蛛が現れた!
巨大な蜘蛛は凪を糸でぐるぐる巻きし、彼女は恐怖の余り気絶してしまった。
彼女が目が覚めたら、美しい女性の姿をした精霊リリアーナが目の前に立っていた。
リリアーナは彼女を精霊に変え、
洞窟の主人として虫達と一生暮らさないといけないと伝え、リリアーナは自身の新しいダンジョンへと美男美女の精霊を引き連れ消え去ってしまった。
その後、凪は残された虫達と共にリリアーナに復讐を誓うのであった。
ゲーマーアラサー女子、凪と個性的な虫達『ゴキブリ、蜘蛛、ムカデ、蛾、蚕』による復讐ラブコメの爆誕!
虫とラブコメって成り立つの?
それは見てみてからのお楽しみ
それでは、凪ちゃんの奮闘記をご覧ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 18:19:51
760423文字
会話率:67%
セルリアーナは頭を抱えていた。
生前、給料を注ぎ込むくらい熱中していた恋愛シュミレーションゲーム『光の先に続く真愛』に登場する悪役令嬢へどうやら転生してしまったらしい。
ヒロインがどの攻略者と恋愛成就してハッピーエンドを迎えようと、婚約者
であるメイン攻略者人気投票一位を誇る、第二王子との婚約破棄からの断罪を言い渡されるのだ。
だがセルリアーナはこの悪状況を逆手に取り、両手を挙げて感極まる事実が別にあった。
「各ルートで一秒しか登場シーンが無い、推し(覆い隠す銃口・カリュプス)を肉眼で見られるかもしれないじゃない!」
推しと合法的(?)に接点を結び同じ空気を吸う為に、凡ゆる知識をフル活用。
更にはヒロインを応援しつつ、穏便な婚約破棄&最低限、処刑回避して余生は領地でゆったりスローライフを目指すが……?
転生推し活最強悪役令嬢×暗躍者として育った公爵家の訳有りヒーロー
※暴力・残酷描写シーンある為R15指定とさせて頂きました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 12:20:00
179473文字
会話率:40%
隣国との戦争に勝利を収めたハイルフォード王国。
しかし、その戦勝の宴に沸く人々を尻目に、魔術師セレトの心は晴れなかった。
王国に蔓延する、身分差だけではない差別によって、自身の働きが正当に評価されず、末席に追いやられている現状への不満。
そして、自身と犬猿の仲である女性騎士団長リリアーナが、その戦功を讃えられ国を挙げて祝福されている事実への怒り。
そんなセレトに、ある大貴族が接触し、セレトに政敵であるリリアーナの排除、即ち暗殺の依頼を持ちかける。
周辺国との小競り合いが続く中、この度の戦いの勝利による束の間の平和の中で動き出した、王国内で渦巻く様々な陰謀。
その一端に巻き込まれたセレトは、その中で生き残りの道を模索しながら、同時に自身の出世のため戦い続けることを決意するのであった。
2020年10月 5日 第27章掲載
2020年10月13日 幕間27掲載
2020年10月18日 第28章掲載
2020年10月20日 幕間28掲載
2020年10月28日 第29章掲載
2020年11月10日 幕間29掲載
2020年11月18日 第30章掲載
2020年11月26日 幕間30掲載
2020年12月 9日 第31章掲載
2020年12月16日 幕間31掲載
2020年12月30日 第32章掲載
2021年 1月 5日 幕間32掲載
2021年 1月12日 第33章掲載
2021年 1月19日 幕間33掲載
2021年 1月29日 第34章掲載
2021年 2月 9日 幕間34掲載
2021年 2月18日 第35章掲載
2021年 2月22日 幕間35掲載
2021年 3月 2日 第36章掲載
2021年 3月 7日 幕間36掲載
2020年 5月31日 幕間8 の誤字指摘箇所を修正しました。ご指摘を下さった方、ありがとうございました。
2020年 5月31日 新規レビューを頂きました。感想にご返信する形でお礼の言葉を記載をさせて頂きましたが、こちらでも重ねて感謝の意を示させていただきます。ありがとうございます。
2020年 6月21日 あらすじの誤字を修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 00:56:44
722382文字
会話率:25%
リリアーナ・カルテという少女がいた。だがその少女は国民に生存を確認されていない。そして彼女には2つの秘密が…?そしてその少女と同じ秘密の婚約者が…⁉︎2人の絆と恋愛が詰め込まれた異世界転生物語
最終更新:2024-11-27 17:00:00
5530文字
会話率:65%
ユリアスは、両親に特に母に甘やかされて育った。
常識知らずのお坊ちゃまだ。
そんなユリアスが学園に入り、公爵令嬢リティリアーナや、宰相子息ディード、騎士団長子息レクトスと仲良くなり、常識を教えられていく。
だが、ユリアスはそんな中、毒殺され
そうになり、自分の罪深さを認識するのであった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-24 13:25:18
7062文字
会話率:33%
レディウス王太子は、アルティリア・フェレス公爵令嬢という婚約者がいた。だが、冴えない突出して有能という訳でもない婚約者にイライラしていた。王妃に相応しくない。なんでこんな女が婚約者なんだ。そんなときに従妹のジュリアーナが誘惑をしてきた。ジュ
リアーナと関係を持ってしまうレディウス。彼女はとても美しかった。しかし、国王陛下の怒りにふれて彼は王太子を下ろされてしまう。そんな王太子が悔い改めるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 21:45:40
8091文字
会話率:24%
リリアーナとレオンフィード皇太子は、アツアツのカップルなのだが、
レオンフィード皇太子が卒業する卒業パーティ。
そこで、弟のヘンリー第二皇子が、リリアーナより、男爵令嬢マリヤの方が婚約者にふさわしいと、
どうなる?
「血塗られた皇太子と白
竜族の姫」という物語⇒皇太子殿下にストーカーされている件の
卒業パーティの断罪です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 14:43:31
2553文字
会話率:40%
ブライダル王国の王族として生まれたロリアーナ・リシャール・ブライダルは、次期国王となるため日々勉学に励んでいます。しかしながら、本人は国王になる気が全くなく、世界的な祭典――アテナ国際芸術祭に胸を打たれ、演劇で同じ舞台に立つことを日々夢見
ていました。彼女の従者であるアスーム・ジェンキンスは、王族の勉学に集中してほしいと呆れる反面、彼女が稽古で見せる卓越した演技に魅了され、アテナの舞台に立つ彼女の姿を思い浮かべてしまいます。
ある日、アスームはロリアーナの頼みにより、共に演劇の道へ進むためにブライダル王国から逃亡します。一緒について来てくれた上級使用人のバトラー、逃亡先の村で出会った青年パグを始めとする村人たちと共に、ローリエ劇団を結成します。
果たしてアスームはロリアーナの願いを叶えてあげられるのか。演劇での大成を目指していく者たちの物語です。
※文章校正を目的とした加筆修正を都度行わせていただきます。
※文学賞に応募予定のため、応募要項に従い、最終的に作品を非公開にする予定です。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 07:00:00
42573文字
会話率:27%
第三王子の婚約者であった侯爵令嬢アドリアーナだが、第三王子が想いを寄せる男爵令嬢を害した罪で婚約破棄を言い渡されたことによりスタングロム侯爵家から勘当され、平民アニーとして生きることとなった。
なんとか日々を過ごす内に12年の歳月が流れ
、ある時出会った10歳年上の平民アレクと結ばれて、可愛い娘チェルシーを授かり、とても幸せに暮らしていたのだが……道に飛び出して馬車に轢かれそうになった娘を追おうと手を伸ばしたはずのアニーは、気付けば6歳のアドリアーナに戻っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 12:14:33
28537文字
会話率:50%
義母と義妹の嫌がらせで、いつもダサいドレスに珍妙な化粧をされていたリリアーナ。
「ずっと我慢していた。」
そう言って、婚約を解消された令嬢は、ずっと支えてくれた幼馴染に求婚され溺愛される話。
最終更新:2024-11-20 21:30:00
6982文字
会話率:25%
剣と魔法が蔓延る世界で、ある日突然「魔女の印」が現れてしまった男、エムラ・ウレクは村を追い出されてしまう。雪山を渡っていたときに魔物に襲われてしまったが、そこを何者かが助け出し、その者によって拾われ、魔女が集まる場所「アストラ」に連れてこら
れる。そこで出会った魔女達とその先生であるメリアーナ・デル=ウェーリッヒと共に、魔女という存在の差別を無くすというメリアーナの願いを叶えるために世界中を回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 20:44:02
2641文字
会話率:40%
舞台は異世界。
何となく英国のヴィクトリア時代を思わせる世界です。
『ギルティなギルロッテ様』と噂されるシャルロッテ・ヒューバート伯爵令嬢と同い歳幼馴染のメイドのリアーナが、シャルロッテの婚約者候補の『母の胎内に感情を置き忘れてきた男』と噂
されるルーベルト・カッシーナ公爵令息とその友人であるエドワード・ミンツ子爵令息と出会い、どのようにレ恋愛していくか……。
ちょこっとだけミステリー風。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 16:34:26
68442文字
会話率:38%
魔法?ドラゴン?世界の終わり?私が世界を救うの?どうやって?
大学生の莉奈は飛行機事故で異世界へ。侯爵令嬢リリアーナに転生したが父親からの虐待、国外追放、婚約破棄、生贄と悲惨な目に。
綺麗な景色を見ること、働くこと、家族が欲しいというささ
やかな願いのはずなのに、どうしてこんなことに?
壮絶な運命の果てに彼女が選ぶ未来とパートナーの男性は?
本作品は旧タイトル:新創世記ー壊れゆく世界に転生した生贄令嬢は世界の果てのセカイで竜王と眠るーを改稿したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 10:30:00
768919文字
会話率:26%
「龍帝の番を偽った罪で追放する!」ある日突然そう言われて龍の城から捨てられた妖精族の少女リルリアーナ。別に自分から名乗った訳でもないし、愛の名のもとに監禁されていた生活は不満だったのでむしろ自由になれてラッキー!だったが行くあてもなくフラフ
ラ酒場に入るとそこにいたのはオオカミを名乗る陽気な銀髪イケメン。酔っぱらった2人はそのまま…。
直接的な描写はないですが、男女関係を想起させる発言等はあります。ラブコメ寄りのつもり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 20:00:43
116353文字
会話率:57%
妖精の姫であるマリアーナは女神によって創られ、この世を守ってきた。
そのため永きときを生きていた。
それ故に父である妖精王や友を亡くしたことに心を痛めており、自分の傍を永遠に離れない存在、そして自分だけを愛してくれる存在を心の底では求めてい
た。
そんなある日、近くに住むストラウド公爵家の三男が五歳になったため、挨拶に来た。
それは運命だった。
相手は人間なため、自分と永きときを生きる選択は選ばないだろう。いつか他の人間に恋をして、彼もまた自分をおいていくのだろう。そう、マリアーナは思った。
だが、こんなにも心の底から愛しいと感じる子は初めだったため、
マリアーナはその子供に会えたただけで嬉しいと思っていた。
マリアーナがその子供を愛しく思っていたように、
その子供もまた一目見た時からマリアーナに魅かれていた。
これは妖精姫と人間の二人が結婚するまでの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 04:00:52
106329文字
会話率:47%
「愛してる」
絞り出すような、震える声で彼は私の姉を抱きしめて言った。
アリアーナ=レイルズは、命をかけて恋人の命を救ったものの、死の淵から戻った恋人のシリウスが愛を告げたのは、彼女の『姉』ローゼリアだった。
竜の血を引く王家特有
の病気『竜魔症』に侵された恋人のシリウス=リントヴルムはこの国の第二王子で、第一魔術師団の団長だ。
シリウスを助けるため、第一魔術師団の副団長を務めるアリアーナ=レイルズに竜魔症の治療に必要な『竜の鱗』をとってくるように王命が下り、危険な魔物の跋扈する『竜谷』に向かう。
『一度目の人生』では、シリウスの命も仲間の命も救えなかった。
けれど命と引き換えに、「竜」にもらった二度目の人生。
『次』は必ず助けるとアリアーナは自分に誓い、数ヶ月かけて命からがら鱗を持ち帰るも、彼の愛は姉に向けられていた。
白魔法に愛された稀代の『聖女』ローゼリア=レイルズ公爵令嬢。
彼女はレイルズ家特有の白魔法の才能がないと両親や親族に蔑まれてきたアリアーナに、唯一優しくしてくれた大好きな姉だが、素直に祝福など出来なかった。
更に父親に国から追い出されたアリアーナは『二度目の人生』と引き換え時、竜と『約束』していたことを果たすために竜谷へ向かう。
アリアーナが去ったその日に王都が魔物に襲われていたことなど知る由もなく。
――それから数年後、竜の元で暮らすアリアーナのところに彼の弟が現れ、『シリウス兄様があなたを必要としている』と、彼女を王都に連れ戻そうとするが……――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 23:59:38
179182文字
会話率:42%
リアーナはある夜、階段から落ちて頭を打ち10日間寝込んでいた。漸く意識が戻ったリアーナは、目覚めた事を喜ぶ夫に向かって「貴方は誰?」と問いかけた。
なんとリアーナは3年間の結婚生活を忘れてしまっていたのである。
実家の両親、学生時代の友人達
から、結婚の経緯を知るに連れ、どうやら自分たち夫婦は白い結婚だったのでは無いかと思いはじめる。3年子どもが生まれなければ離縁の理由になるからだ。
離縁を考える一方、何故階段から落ちたのか、その謎を知りたくて、夫が隠している秘密に少しずつ近付くリアーナ。
真実を知りたい。
リアーナは動き出した。
あらすじはシリアスっぽいけど中身はシリアスではありません。生死を彷徨ったわりにはゆるく、主人公は能天気(侍女談)ですので、気楽にお楽しみいただければと思います。
作者は誤字脱字が多いのでお知らせいただけますとありがたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 15:24:05
77599文字
会話率:37%
瘴気に塗れた世界を、精霊樹を蘇らせる旅を完遂した聖女。
だが、聖女であっても、体は瘴気に蝕まれ、
巡礼を終えた後、もう数日とない命だった。
『妹であるマリアーナが、成人し聖女となる時まで、自分の振りをして、世界の希望になってほしい』
死期を悟った聖女は、最期に旅を共にしてきたドッペルゲンガーのドッペルへ、その願いを託した。
ドッペルは、その約束を受け、国へ戻った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 13:21:56
24686文字
会話率:38%
子爵家長女であり、伯爵家で侍女として働くトリアーナ。伯爵不在のある日、城を賊に囲まれ窮地に追い込まれた主人を守るため、トリアーナは1人援軍を求めに走る。
歴史人物モチーフ短編第二弾。
最終更新:2024-11-02 21:28:08
10855文字
会話率:45%