11/17 無事完結いたしました。長い間、愛読いただいて本当に本当にありがとうございました。
12/8 でPV300万達成でのお祝いでの番外編の(大妃と許嫁達編)(カルロス一世編)(ホアンとスカーフェイス編)(カザンザキスとアポリトと
新しい勇者編)(ファウロスとの料理勝負編)を順番に追加の投稿は終了です。
(大妃と許嫁達編)以外の番外編は全部転生したユウキの覚醒後の話です。
番外編は時系列は全部順番に並んでいると思ってください。
全部繋がっていると思ってくださって結構です。
1/30からイリニ学園都市の話に入ります。
ぶっちゃけ、別の小説として投稿しなおした方が良いかもしれませんが、主人公が一緒だし本人の意志で転生した後の話なんで、番外編として、このまま続けます。
転生後は二十年後の話になります。
3/8でイリニ学園都市 始まり編は終わりです。
次の番外編は1週間前後あけて投稿になると思います。
完結後、総合評価3000超えました。皆さま、本当に本当にありがとうございます。
読みやすいように二千字以下になるように書いております。
神族と言われる神の子孫の血筋の父親がかっていた世界に勇者として召喚された御堂祐樹(みどうゆうき)は、実は<終末(おわり)の子>と言われる救世主に近い存在で偉大なる神代史の上位神の英雄の生まれ変わりでもあったのだか、父親の教育の失敗の為にとんでもないトラブルモンスターに育ってしまった。
能力は下品な能力ばかり習得し、恐るべき能力を持つ許嫁が続々と彼の元に集まり、召喚された世界だけでなく、元居た世界も破壊され崩壊していく。
勇者として召喚された世界と元居た世界の併合である<結末の時>が始まっているのに、彼は変わらないでトラブルを起こして逃げ続ける。
そう、だって、にんげんだもの、全部社会が悪いんやと叫んで……。
これはどんな英雄神の前世を持とうと、どんなに素養が素晴らしかろうと、教育が駄目だと駄目なんだと言う現実を知らしめる作品である。
(旧題ファンタジー世界に勇者として召喚されたのに、人類に災厄を起こしました。〜何故か怖い婚約者がドンドン増えていきます〜 変態水滸伝 )
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:00:00
3306432文字
会話率:43%
パーティの最中、あろうことか王太子ベルナルドは、婚約者である公爵令嬢ロミーナに向かって、事前の根回しも何もないまま、勢いに任せて婚約破棄を高らかに宣言した。
周囲がドン引きの中、王太子ベルナルド、男爵令嬢ブリジッタの二人はすっかり有頂天に
なり、自分たちが何をしでかしてしまったのか、全く理解できていない。
王国内に波紋がすぐに広まった。
この前代未聞の出来事に、ロミーナの父、王弟カルロ公爵は激怒。王太子の廃嫡を兄でもあるパオロ王に迫り、パオロ王は男系の伝統を守ろうと、一人息子の処分を頑なに拒む。
こう着状態の中、全ての問題解決が公爵令嬢ロミーナに託された。
そして、彼女が出した結論は……
伝説の泉にベルナルド王太子を投げ込むことだった。
(過去作の再掲です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:22:20
10462文字
会話率:53%
公爵令嬢リディアは“光属性”の聖女適性をまったく示さず、王太子ユリウスから婚約破棄を突きつけられた。
だが彼女の真の力は、測定不能とされた 〈影属性〉──光を喰らい、闇を操る稀少魔力だった。適性をゼロと偽装した教会と宰相の陰謀を看破したリデ
ィアは、影の研究ノートと転移石を携えて辺境グレイムーンへと旅立つ。
荒れ果てた寒村で待っていたのは、資金難・瘴気病・閉鎖鉱山の三重苦。
しかしリディアは影マナ炉を開発し、難治病を癒す〈影ポーション〉を量産。護衛騎士ロキや審問官ラナ、商会長カルロスらと手を組み、領地経営と医療改革で次々と奇跡を起こす。瞬く間に噂は王都を揺るがし、彼女を陥れた王太子派は窮地に追い込まれていく。
──そして王都断罪会議。
「無能」と蔑んだ元婚約者の前で、リディアは影の聖女として覚醒し、改竄された適性判定の裏を暴露。国王は跪き、影の研究所を王立直属機関として招く。
光と闇が反転する時、ざまぁの鐘が鳴り響く!
影属性×魔導科学で領地も人心も救い上げる痛快リベンジ&溺愛ファンタジー、ここに開幕。
追放ざまぁ・研究無双・経営チート・ハッピーエンド保証! ※基本サクサク更新、シリアスもすぐにスカッと解決します。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-28 21:50:00
76972文字
会話率:38%
ミレーネ・ドトレスト侯爵令嬢は、愛するロシュア・シャルマン伯爵と結婚し、幸せな毎日を送っていた。はずだった。
ロシュアと二人でシャンパンを開けた夜、いつの間にか眠ってしまっていたミレーネが目覚めたのは、十ヶ月後のこと。その間、ミレーネは死ん
でおり、生家は没落していたのだ。
死に戻ったことが理解できないミレーネを、ロシュアは拒絶する。ロシュアは既にジェニファーという新しい妻と暮らしていた。
絶望し、途方に暮れるミレーネを救ったのは、幼馴染のカルロス・スノウレスト伯爵。「僕と結婚しないか?」想い人がいるはずのカルロスからの唐突な提案に戸惑いながら「死に戻りの自分が役に立つならば」ミレーネは、匿ってくれるお礼として契約結婚を交わす。
ある時、ミレーネはひょんなことから自分の容姿を見てしまう。それは死ぬ前とは大きく異なっていて…。カルロスが、屋敷中の鏡を外していたことに気がついたミレーネは彼の本当の優しさに触れていく。
「カルロスが想いを寄せていたのは…あの方だったのね。だから私と契約結婚したのだわ」
ミレーネは、自分の本当の気持ちに気がついたと同時に恋心を終わらせようとする。なのに、カルロスはなぜか離れることを許してくれそうになくて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 19:28:29
89669文字
会話率:53%
天涯孤独の環境で育った黒田賢は、誰にも頼らず独力でギャンブル技術を習得し、世界ポーカー選手権三連覇を成し遂げた天才プロギャンブラー。完璧なポーカーフェイスと神がかった直感力で「ブラック・ジャック・キング」の異名を持つ彼だったが、あまりにも勝
ちすぎたことで国際カジノ組織「カルロス財団」に命を狙われることになる。
深夜のカーチェイスの末、賢は愛車のポルシェと共に東京湾へと転落。三十五年の孤独な人生に幕を下ろした。
死の淵で賢が出会ったのは、転生を司る神だった。神は賢の「確率を読む直感」「人を魅了するカリスマ」「不屈の意志」を高く評価し、異世界での救世主の使命を提示する。「混沌とした世界に秩序をもたらしてほしい」という神の言葉に、前世で誰とも真の絆を築けなかった賢は、初めて仲間を得られる可能性に心を動かされる。
三つの特別なスキル——「言語理解」「強化された直感」「魅了の力」を授かり、賢は「ケン・ブラックウッド」として剣と魔法の世界「アルカディア大陸」に転生した。
転生先で出会ったのは、金色の妖精獣ラッキー、エルフの魔法使いリーナ、ドワーフの戦士ガルド、人間の盗賊シルヴィア。前世では経験したことのない仲間との絆を築きながら、ケンはギャンブルと冒険で新たな人生を歩み始める。
しかし、仲間たちにはそれぞれ隠された秘密があった。リーナは失われたエルフ王国の王女、ガルドの家族は「闇の商会」に誘拐されている、シルヴィアは元スパイでケンの監視任務についていた——。そして相棒ラッキーの正体は、千年前に滅んだ古代文明の大賢者の転生体だったのだ。
さらに恐ろしい真実が待っていた。転生させた神アークディウスは、実は千年前に封印された野心の神。賢に偽りの使命を与え、その能力を最大限に引き出した後、力を奪って完全復活を遂げようと企んでいたのである。
果たしてケンは、仲間たちの隠された過去と向き合い、神の陰謀を見破ることができるのか? そして、前世で得られなかった真の絆を守り抜けるのか?
孤独な天才ギャンブラーが異世界で挑む、運命を賭けた究極のゲームが今、始まる——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 11:42:51
22265文字
会話率:40%
【第1部】未読でもお読みいただけます。ミステリー好きの方はむしろこちらから是非。
――伯爵は誰に、何故、どうやって毒殺されたのか。
20世紀初頭、エドワード朝の末期の英国。
メラヴェル女男爵ことアメリア・グレンロスは好奇心旺盛な20歳の
レディ。
彼女は思いがけず伯爵が毒殺された事件を捜査することになる。
以前共に侯爵家の宝石の盗難事件を解決した侯爵家の三男アルバート卿と再び協力することになるが、2人の関係にも変化が訪れる。
ミステリーとロマンスの行方は――。
エドワーディアンを舞台にしたヒストリカルミステリーシリーズ。
※毎週金曜日更新予定
※一般的な推理小説レベルの表現があるため念のためR-15としています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 00:53:34
56127文字
会話率:24%
■別途連載中のミステリー小説で探偵と助手役(?)をしている男女のロマンス編です。
■ミステリー本編未読でもヒストリカルロマンスとしてお読みいただけます。
侯爵家の息子×女男爵のヒストリカルロマンス。
20世紀初頭の英国で、法廷弁護士の娘な
がら遠縁の男爵位を継承したメラヴェル女男爵ことアメリア・グレンロス。
思いがけず探偵のように事件の捜査をする中で出会った侯爵家の三男アルバート卿とのロマンスの短編集。
2人の出会いや転機が気になる方はぜひミステリー本編をお読みいただけると嬉しいです。
※一つのストーリーが単話~数話で完結します。
※今のところレーティング指定なしですが、今後指定されると思います。
※不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 00:29:50
16558文字
会話率:14%
ナバス帝国にある四つの公爵家のうち「炎のタピア」と呼ばれるタピア公爵家長女クララは父親の命令に逆らえず二つ年下の義理の弟レオンに成りすまし城に向かった。
ナバス帝国のミラネス王家後継者と、四つの公爵家の後継者は古の誓約により十四歳になると
城に招集され十八歳の成人まで共に城で過ごす。
ミラネス王家は謎の多い王家で、その後継者は十四歳まで性別を明かされず表舞台にも現れない。
ミラネス王家後継者は圧倒的な魔力を持ち、その魔力を絶対的忠誠を誓った各公爵家次期当主に分け与え、それぞれの公爵家は分け与えられた魔力を家宝である「精霊魔法の石」通称「魔法石」に注ぐことにより各公爵家の地位名誉財産が守られる。その為公爵家の次期当主達は十四歳から城でさまざまなことを学び、共に過ごした君主を裏切ることはしない。
公爵家次期当主になるためにはそれぞれ家紋の属性である精霊の祝福を十四歳までに受けなければならない。
水の公爵家次期当主のグロリアは水の精霊ウェンディーネ、風の公爵家次期当主カルロスは風の精霊シルフィード、地の公爵家王家次期当主ダフネは地の精霊ノーム,それぞれ祝福を受け次期当主と認められたが、炎の公爵家タピアは混乱に陥っていた。
娘のクララと息子のレオン、どちらが炎の精霊イフリートの祝福を受けているのかわからない。精霊の祝福を受けた人間しか魔法が使えないはずなのにどちらも魔法が使えるからだ。
しかしクララの魔力がレオンよりも圧倒的に上だった。父親のウーゴは愛する息子を当主にしたいが為クララを病死したことにし、クララにレオンの代わりに城に行ってこいと命令した。
父親に逆らえないクララは長い髪を切り、大好きだったレースのリボンとドレスを燃やしレオンになりすまし城に入った。本物のレオンが覚醒したらすり替えるとウーゴは言ったが、その後クララは自分がどうなるのか分からない。殺されるかもしれない不安の中で城での生活がスタートした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 20:36:03
176002文字
会話率:13%
男爵令嬢フィオレ・カゼッラは元平民だ。学園では男子生徒に囲まれた日々を過ごしている。ある日、食堂で取り巻きの一人であるカルロが婚約者と昼食を摂っていた。フィオレが挨拶をすると、婚約者の令嬢は一緒に食べようと誘ってきた。
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最終更新:2025-06-18 00:56:51
4302文字
会話率:30%
日本出身を名乗る若き大女優 フォカルロスはフランスでこの世を去った。
白い睫毛と髪、白人顔負けの透明な肌、平行な二重に対して控えめな身長は銀幕の中で巨人にも勝るインパクトを残す。
パパラッチを一切拒否しなかった19歳の大スターは毎日、新聞
に自らの軌跡を残していった。
彼女はいつ死に、なぜ死に、どうやって死んだのか。
解決しない自殺事件を、彼女を追い続けた新聞記事と共に追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 18:38:02
6616文字
会話率:51%
小領地を治めていたディオニュシオは隣の領地から攻め始めてついに王さまを討った。
その数時間後には呪い返しと毒を盛られて死んでしまう。
しかし目を開くとあぶあぶと喋る赤子の声。
なんて喋り方をしているんだって俺か?
俺は公爵家の赤ちゃんへと転
生していた。
そこへ2歳児のカルロスに出会った。カルロスはディオニュシオの前でとんでもないことを始める。
それを見たディオニュシオは元暴君でありながら“俺を超える所業”と言いカルロスと親交を深め始めた。
姉妹作品「誘拐されたのは王子ではなく影武者の2歳の男の子ですが、とんでもないことになりました」に出てくるカルロスとモーリーが出てきます。
また、姉妹作品「無償の愛だの、真実の愛だの、そんなものファンタジーにでも食わせておけ〜暴君は公爵家の赤ちゃんに転生しました〜」では、元暴君ディオニュシオとダフネの恋愛物語になります。
(冒頭の部分はほとんど同じになります。)
良かったら一読ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 17:01:13
4726文字
会話率:26%
タクト王子と一緒にいた王子の影武者。
王子とカルロスはまだ2歳だった。
王様は魔法信号を赤2回の許可を出すが、一体どんな許可なのだろうか。
最終更新:2025-05-22 12:53:31
3454文字
会話率:30%
名無しのエキストラに転生したものの、肝心のリンゴを転がさなかった!おかげで、出会うべき主要キャラクター同士が出会わずに終わってしまったようだ。ある日、準主役のグランセ公爵家の若き当主カルロスが現れたことで、優雅なエキストラ生活も終わりを迎え
ることに。今度は預言者?聖女?異邦人?公爵夫人?いやいや、名無しのエキストラで結構です!※不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 12:00:00
18335文字
会話率:41%
異世界に転移した峰田晴文(ミネタ ハルフミ)、周りは危険な魔物のいる森の中で唯一頼りの綱は一度しか使えない召喚魔法を試みた。
すると現れたのは白髪赤目の黒いクラシカルロリータな服を着た少女イグリア。
彼女に辺りの魔物が退治され喜んだのは束
の間、ハルフミはイグリアと上手く契約が出来ずどうにかご機嫌伺いをするしかなかった、自分の従魔を上手く扱えない現状に不安を覚えるが、死にたくない一心でイグリアに媚びを売る。
そしてハルフミは知る、イグリアが慣れない夜の森の生活で一人起きて周囲を警戒してくれていたことを――
そして彼女をなだめつつ王都へと向かい、ギルドの依頼をこなし、冒険者として生き抜くのだった。
——だが、冒険者として名を上げる事にイグリアの秘密を知る魔族は彼女に襲い掛かる!
ハルフミとイグリアは安全と安心な家を得る事が出来るのだろうか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 10:00:00
100429文字
会話率:56%
ファンタジーといえばダンジョン。ダンジョンといえばモンスター。
でも、そのモンスター、誰が用意してるか知ってます?
勇者に倒されるだけがモンスターの仕事じゃない!
これは、ダンジョンの「運営側」に立って、モンスターを適切に育て、配置し、時
に手配ミスで怒られながら働く人々の物語。
シモン……新米係員
カルロス……シモンの教育係
エミリー……モンスター教育係
ジャスミン……冒険者ギルド代表
ライル……モンスター管理課トップ
※ドタバタコメディです。
※ほぼ1話完結。ゆっくりと登場人物が成長します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 19:10:00
24887文字
会話率:61%
それは、帝国が血と肉で築いた円環。
見世物の名を借りた処刑場。
民は歓声をあげ、王は恩寵を語る。
帝国の栄光は、いつも死の上にこそ咲き誇る。
その巨大な石造りの闘技場は、「王の胎内」と呼ばれた。
生と死が混じり合い、血肉が蠢く胎内。
ここで生き延びた者だけが帝国に再び産み落とされ、名誉アルトリウス人として新たな命を得る。
それは第二の誕生、血の洗礼を経た再生の儀式だった。
その内に生きる者たちは、すべて“罪”を背負っていた。
大戦で帝国に抗い、敗れ、捕らえられた兵士。
祖国を焼かれ、帝国への復讐を叫んだ者。
己が欲望のままに殺し、奪い、破壊した戦犯。
誰もが、帝国に仇なした咎人であり、誰もが、帝国市民の「娯楽」として、生きることを許された。
敗者の血で濡れた土が幾度も耕され、勝者の雄叫びが天蓋を突き破り、そして、生者と死者の境は、歓声の渦の中に溶けてゆく。
2大マフィアが管理する都市で代闘士として生活する青年ルグナーシュ
歪な街で起こるサスペンス群像劇
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 09:48:45
45626文字
会話率:11%
王女は軍人でもあり、王国軍の総司令官だった。
侵略戦争を続けていた王国は周辺諸国の連合によって、追い込まれていく。
それでも戦争を続ける王に国民は怒り、革命軍によって王は殺害される。
革命軍に協力したのは、王女の腹心であるカルロだった。
最終更新:2025-04-13 18:20:00
4748文字
会話率:32%
公爵令嬢のルチアは悪役令嬢として北の尖塔に幽閉され、若き見習い騎士のカルロがルチアの世話係となった。
金髪碧眼で優秀な子爵令息のカルロは、どこか幼く純真無垢なルチアをとても大切にしてくれる。ルチアは王太子と男爵令嬢により無実の罪で婚約破棄
され、みんなの嫌われ者の悪役令嬢になったというのに……。
ルチアは過酷な北の尖塔での暮らしを通して、カルロからいくつものやさしさを受け取る。温かい敷物や服、便箋と封筒、綺麗な花――。
ルチアは徐々にカルロに惹かれていった。
そして、季節は巡り、両片思いの二人の距離が縮まった頃、最も過酷な季節である冬が来るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 08:07:16
26633文字
会話率:22%
「君との婚約を破棄してほしい。僕は真実の愛に出会ってしまったんだ」
そう言って、五年の婚約期間を、それがさも当然かのようになかったことにしようとしている。
それが私、パトリシアの婚約者、カルロス・モントレーヌ公爵令息だ。
そんな陳腐な言
いようで婚約破棄されたなんて、到底受け入れられない。
だって『真実の愛』なんて、不貞の言い訳じゃない。
きっちり相手方有責での婚約破棄なり解消なりにしなければ、私の将来に差し障るわ。
だけど、その対応をする我が家の当主は、おっとりのほほんとした性格の兄だ。兄だけでは、いささか心許ない。そこで紹介してもらったのが切れ者と評判のセオドアだ。兄とセオドアとで私にとって満足のいく決着をつけてもらおうと思っていたはずなのに、事態は思わぬ展開を見せ……。
◎謎解き要素とまではいかない程度です。
◎物語は全9話で完結済みのものを投稿します。
◎初日のみ3話、以降一日2話ずつの投稿となります。
◎各話の文字数は2700字程~4000字越えと、前後します。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 18:30:00
27793文字
会話率:32%
連載中の「シンデレラ・その後」のスピンアウト作品
キーパーソンの一人、マリアンヌの独白です。
メインストーリーをマリアンヌ視点で語ったもので、メインストーリーで登場するカルロスの二面性がちょっと垣間見られるかと思います。
二人が親しくなった
のは、ある事件がきっかけでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 17:30:18
18996文字
会話率:27%
「筆頭聖女シェイラ!僕は君との婚約を破棄するっ!」聖女として勤めて十三年目、国で一番偉大な聖女であるとされているシェイラは婚約破棄をされてしまう。理由は十三歳でおチビちゃんのカルロ王子と比べて「高身長・高年齢(二十五歳)・徳が高すぎて常に後
光がさしている」いわゆる「三高」聖女だから。補佐官のダニエルにひそかに思いを寄せるシェイラは素直に婚約破棄を受け入れようとするのだが、当のダニエルは婚約破棄に対して猛然と反対を表明し、シェイラの素晴らしさを情熱的にカルロに説く。シェイラは思う。「それなら、ダニエルが私をもらってくれればいいのに…」「自分のようなものは聖女様にはふさわしくありません!」嫁ぎ遅れ真面目聖女と鈍感真面目系補佐官の両片思いラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 18:31:55
7570文字
会話率:49%
王太子 カルロ・フォン・レイノア は、完璧すぎる婚約者 セリーヌ・ロセアン との婚約に悩んでいた。
優秀で冷静、隙のない彼女は、まるで教師のように彼を指導し、まったく甘えさせてくれない。
「こんな厳しい婚約者じゃなくて、もっと優しくて
可愛い子がいい……!」
そんな軽い気持ちで「婚約破棄したい」と言い続けていたカルロだったが、ある日セリーヌがあっさり了承。
そして正式な手続きを進めることになってしまった。
(え、そんなにあっさり!? 俺がいなくても平気だったのか!?)
予想外の展開に焦るカルロは、婚約がなくなった世界を想像し――そこでようやく、自分がどれほど彼女に頼っていたのかを思い知る。
そして親友のオスカーに「お前、セリーヌ様に惚れてるだろ?」と指摘され、気づいてしまうのだった。
(俺、セリーヌのことが好きだったのか……!?)
必死で彼女のもとへ駆けつけたカルロは、婚約破棄を撤回するよう懇願するが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 19:06:54
6437文字
会話率:50%