ぬいぐるみ人形のマリーは、とある公園の落とし物だった。しかし、普通のおもちゃとは違って自分で動くことができたから、持ち主のクニコちゃんの家へ帰ろうと、落とし物の保管庫を飛び出すのだった。
最終更新:2025-01-11 17:11:14
9132文字
会話率:45%
こぶ吉は悩んでいた。鮭や明太子やツナマヨにくらべ、昆布の自分は今一つ人気が無い。鮭や明太子やツナマヨのように、誰もが美味しいと喜んでくれるおにぎりになるため、こぶ吉はスーパーを飛び出し、相棒の鶏皮と共に修行の旅に出るのであった。
最終更新:2020-12-31 10:18:16
9921文字
会話率:48%
いつの間にやら森に住みつようになったアライグマのクロメは、誰もが手を焼く乱暴者だった。森の動物たちは寄り集まって相談し、なんでも願いを叶えると言うドングリ池で、クロメを懲らしめるための、手ひどい罰を願った。
最終更新:2018-12-14 20:21:39
13572文字
会話率:64%
吾輩は雪見大福である。
白い猫である。
人間たちは吾輩をメインクーンなどと分類しているらしい。
アライグマのような乱暴者と同一視されるのは、甚だ遺憾だが理知的で心優しい猫として、寛容な心で許そうと思う。
そんなことより吾輩は憂い
ていた。
猫飼い主達の結婚状況を憂いていた。
ほんの少し身体が丸くなったせいで、飼い主からオヤツのちゅーとろが貰えないことを憂いていた。
それもこれも飼い主が落ち込み気味なのが悪い。
残業帰りのお疲れモードでも優しい飼い主だが、お酒が入ると「出会いがない」と嘆く日がある。
仕事は充実しているらしい。
花形の秘書課などと呼ばれる組織に配属されて、氷帝と呼ばれる若きイケメン社長という推しのそばで仕事できて嬉しいと言っていた。
正直、飼い主がなにを言っているのかわからん。
職場に出会いがあるではないか。
吾輩はそう思うのだが、社長とやらはあくまで観賞用らしい。
仕事が出来すぎて、自分にも他人にも厳しい。
ミスで叱責や詰問されることなどはない。
けれど優しいわけではない。
なんでも無言で人を見限り、他の部署に飛ばすのだとか。
そのため氷帝とやらが社長になってから秘書課は入れ替わりが激しいらしい。
飼い主が秘書課に配属されたのもそのおかげだとか。
人間とは大変である。
飼い主の愚痴が増えたのは先月の誕生からだ。
どうも人間社会では25歳を過ぎればアラサーという呪いにかかるらしい。
いくら仕事が充実していようと、恋人がいないと焦燥感に駆られて悲しくなるのだとか。
人間とは複雑である。
ちなみに吾輩のちゅーとろが減ったのはその前からだ。
飼い主が吾輩を見て、深刻な表情で「ダイエットさせなきゃ。私も一緒に頑張るから」などと言い始めたのだ。
人間とは失礼である。
そんなとき吾輩は知ってしまった。
家を守っているときに、適当にテレビ番組をつけていて知ってしまった。
人間は猫を飼うと結婚しないらしい。
なんと犬を飼うよりも結婚しないらしい。
これは家猫として看過できない問題である。
このままでは家猫の地位が危ない。
飼い主の婚活を促進しなければ。
こうして吾輩は外に出て、電車に乗り、飼い主の会社に向かった。
そして現在、吾輩は社長室で氷帝と対面している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 11:00:00
32132文字
会話率:30%
世紀末ウィーンほのぼの日常×獣人×異種ラブ+ブロマンス?
19世紀末、オーストリアはウィーン。
こぢんまりとした法律事務所には3人の主だった面子が今日も忙しく立ち働いています。
これはその3人の日記や手記を中心にまとめた、一連のストーリー。
失恋、失敗、そしてほほえましい日常。
さて、今日はどんな出来事が記されているのでしょう…
⚪︎物語の背景・世界
19世紀末~現代西欧史、地誌などに即した世界です。
登場人物はすべて「獣の姿」をしております。宮崎駿の犬ホームズやますむらひろし版の猫の銀河鉄道などを想像していただけるとよいかと思います。
「獣人」の登場人物たちが、19世紀末ウィーン、20世紀アメリカ、イタリア、バルカン半島など様々な場所に残した「記録」により成り立つ物語です。
「記録」の形式は日記、録音、記事、心理学資料など様々です。書き手により口調や文体が変わります。
番外編として主人公を設定した小説形式のものもあります。
外伝には性的な表現も含まれます。
主要な人物
○マクシミリアン=フォン=フェルダー
ウィーン「神よ助けたまえ通り」にある法律事務所の所長。32歳。アライグマ人の弁護士。背は低く右眼に片眼鏡、口元にはダマ毛(毛玉を作るおしゃれ)をしている。のんびりおっとり大らかで、非常に善良で他者への警戒心の薄い好人物。貴族。女性に惚れっぽく振られてばかりいる。緑色の瞳が特徴。
○イアン=アグラム
フェルダー法律事務所に勤める若き法律家の熊人。年齢より老けた言動の25歳。パリへの留学経験があり、勤勉で厳格で有能だが皮肉屋。その裏に繊細で優しい一面を隠している。マクシミリアンに友情を越えた感情を抱いている。オーストリア・ハンガリー二重帝国領ダルマチア出身のアシュケナディム(東方ユダヤ人)。
○ブレーズ
フォアアルルベルク出身の碧毛の犬人の18歳。気が荒く、喧嘩にも女性にも手が早い。文盲だったが、イアンの指導により読み書きができるようになった。料理、洗濯、大工など事務所の雑用の一切を引き受けている。ドイツ語がかなり訛っている。
○ラウル=ド=リブロン
フランス侯爵。イアンと同じくソルボンヌ大学を卒業した紫の毛並みの美貌の虎人。「人生は楽しむためにあり、そのためならどんなことをもする」というのが信条。取材ノートや手紙、小説や戯曲などの記録が残っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 22:19:28
157942文字
会話率:15%
主人公のアユムは冴えないサラリーマンだったが、半年前に異世界に転移。
そこで出会った美青年エイシオに助けられ、同居生活をしている。
アユムは家事を頑張って、エイシオはダンジョンや魔物を退治しお金を稼ぐ。
二人の楽しみは、一緒に美味しいご飯
を食べる事だったり一緒に本を読んだり……。
無自覚両片思いのほっこりBL。
でも、ちょっとハラハラもありそうです。
サンドイッチ、じゃがいも、トマト、コーヒーなんでもでてきますので許せる方のみお読みください。
アユム視点、エイシオ視点と、交互に視点が変わります。
注意
※中盤から獣人設定が出てきます
※途中からもふもふアライグマ似の神様が出てきてギャグも多めになりますが、二人のほっこりラブは変わりませんので、楽しんでいただければと思います。
完結保証!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 21:47:47
127647文字
会話率:42%
秀は外出するのに抵抗のない半端なひきもりである。
堕落した生活でも生きていけるせいでそうして生きてきた素人小説書きである。
ある夜アライグマと出会い秀の生活は変化する。
アライグマのコロニスとの奇妙な共同生活をしながら小説をどうや
って書いていこうかということを秀は模索していく。
作中にショートショートやエッセイなどの短編をちりばめた、長い話書けないやつが無理矢理10万文字に到達するために色々詰め込んだ枠物語。
※「枠物語」とは本編のストーリーの合間に短い物語が差し込まれたものをいいます。
この作品では▼から▲までの間がその挿入された物語となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 14:39:22
102950文字
会話率:62%
3匹のアライグマが、誰が一番たくさんご飯を食べてしっぽを太くさせることができるかを競争する物語
キーワード:
最終更新:2024-06-15 15:17:34
1827文字
会話率:37%
おっすは、平和なアニマ村に住むアライグマの女の子。とある日…
最終更新:2024-05-11 14:29:13
213文字
会話率:0%
大好きだった少女漫画の世界に、よりによって悪役令嬢として生まれた『私』。
破滅を回避するべく知恵を尽くし、自分の悪い噂を流すことでついに婚約を解消することに成功する。
これで晴れて自由の身、のはずが『女は結婚して初めて1人前』という親のせ
いで無謀な婚活を続けさせられる羽目に。
相手が見つからず心身共に疲れ果たところで現れた救いの主は……。
「えっ、タヌキ?」
しかも妙にインテリなタヌキの助力もあってようやく結婚相手の候補を見つけ出せたと思ったら。
相手はずっと年下の男の子な上に、原作で2コマで死ぬモブキャラだった!
魔法なし、チートなし! あるのはタヌキだけ!『私』の明日は一体どっちだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 08:33:32
1499313文字
会話率:46%
レッサーパンダはジャイアントパンダより、アライグマに似ている。
どれも可愛い♡
最終更新:2024-04-05 07:00:00
309文字
会話率:34%
クッキーとビスケットのちがいがわからない。
最終更新:2023-08-04 07:00:00
506文字
会話率:25%
ある製薬会社が支配する企業城下町、そこで働く保全マンの話
登場人物
俺:主人公、企業城下町に出稼ぎに来てる保全マン
エンリコ:主人公の同僚、なにかと顔が広い
看護婦:町の病院で働く看護婦。病院の作りにいまだ慣れていない
デブ:警察署長
ワニ
:動物園から逃げ出したらしい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 21:50:13
6377文字
会話率:31%
タヌキやアライグマは、今でも街中にあらわれます。
それよりも珍しいのがいます。
最終更新:2024-02-08 02:04:04
200文字
会話率:0%
家出をしていたシルヴィアであったが、ゴブリンに囲まれてしまう。絶体絶命のピンチ! そう思っていたら、ひょこっと現れた子ゴブリンが、アライグマの様に威嚇してきて……。
これは、優しいゴブリンたちと、ちょっと不器用なシルヴィアの家族の、滑稽
な御噺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 18:39:17
3126文字
会話率:54%
若くして死んだ少年は、横暴な神により異世界へ転生し、獣人のアライグマ人の女の子【ラチカ】として転生した。
獣人奴隷の彼女のご主人様は、末端貴族の娘セーラ。
彼女の婚活パーティーの資金を稼ぐべく、二人で冒険者としてがんばっていたが、ある
日パーティーリーダーから追放を告げられてしまう。
しかしそんな彼女らに、とある少年からクエストの依頼がきた。
そのクエストを受けたことでラチカはとんでもないチートを手に入れ、大きな事件に巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 21:36:20
57806文字
会話率:50%
さかさにじの森のあばれんぼう「アライグマ」が、流れ星のきこうし「オリオン」に、森の動物たちのねがい事をとどけに行くお話。
※いちおう『へびのかみさまのいうとおり(https://ncode.syosetu.com/n3179ff/)』のつづ
きですが、このお話だけでもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 15:00:00
3299文字
会話率:50%
暴れん坊のアライグマが、ヘビの神様のお告げに従い、優しい心を取り戻すお話。
※IDECCHI51様主催のコンテスト「こどもになろうコン」への応募作品でもあります。
最終更新:2018-12-30 08:00:00
4464文字
会話率:42%
オルデン大陸に住むフエルテは筋肉をぴくぴく動かすことで真空刃を生み出しビッグヘッドという怪物を切り裂きます。
彼にはアモルという美人の幼馴染の司祭がおり、司祭の最終試験に猛毒の山に行きます。
しかし途中には巨大なアライグマなどやビッグ
ヘッドたちが襲ってきたのです。
果たしてふたりは試練を合格できるのでしょうか?
痛快冒険活劇の幕開けである。
ツギクルにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 06:00:00
122693文字
会話率:29%
アライグマの獣人であるノアは、同じアライグマ獣人の彼氏の浮気で別れ話をしていた。そこへ現れたのは気が荒いアライグマに似ているのに、なんだか気が弱そうな彼。実は狸獣人だった。そんな二人の恋愛事情。
狸とアライグマの生態を参考にしています。
最終更新:2021-08-07 08:57:35
2614文字
会話率:48%
死者の傍らに残された「た」の字だらけの暗号文。
キーになるのは謎の動物?
鍵のかかった部屋で見つかった他殺体。
犯人に辿り着く手掛かりひとつ無い状況。
迷宮入り寸前と思われた難事件──しかし、被害者はダイイングメッセージを残して
いた。
埼玉県警捜査一課のベテラン刑事・田沼清次はこの謎を解き、見事犯人を見付けることができるだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 04:44:52
1373文字
会話率:34%
ある日、僕は古着屋の店先で喋るアライグマのぬいぐるみ、たろうちゃんと出会う
たろうちゃんは100円で売れ残っていたので興味をそそられた僕はたろうちゃんを買うことにした
そして僕とたろうちゃんとの生活が始まるのだが…
最終更新:2021-06-29 20:00:00
13319文字
会話率:59%
なろう作家の僕の部屋にはタヌキ君が居候している。
彼はいつもポジティブで、日本語が話せて、アライグマと間違えられたら怒る普通のタヌキだ。
最終更新:2021-06-15 17:57:51
3044文字
会話率:100%
日本に住むアライグマのナッシーの小さな冒険物語。
今日も僕は人間やカラスに虐められながら一生懸命生きています。人間とも仲良くなりたいんだ。
最終更新:2021-05-15 15:44:57
4216文字
会話率:19%