高校生のルツは森羅が大好き。2人で横浜にいるとき警察に追われ、偶然、1000年後の南アフリカにタイムワープした。そこで、日本人は西暦2200年ごろに突如歴史から消滅したと知る。未来では日本人消滅の謎を究明しようとしていた。ルツは、どさくさに
紛れて1000年前の森羅の闇アプリを処分しようとする。大震災、世界大戦不参加、長寿、経済格差、国債。日本人は世界の最先端を独走して滅んだと分かる。1000年後は遺伝子操作によって生まれた人間が大半。世界の大部分に国境はない。能力差から生まれる経済格差が深刻となり、貨幣経済はすでに無い。ルツは、美しくなく雑然とした横浜を恋しく思いながら、森羅のそばを選ぶ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-16 21:39:37
159484文字
会話率:56%
青年海外協力隊としてアフリカに向かっていた村田俊であったが、
謎の飛行機事故により失われた大陸『アドリア大陸』に流れ着いた。
そして不思議な恰好をした少年『ライト・サノヴァ』と出会うことにより、
彼らは深い絆を築き、共に成長していく。
ライ
トが自分の出生の秘密を解き明かすため、
そして村田がこの未知の大陸での役割を見つけ出すため、二人は冒険の旅に出る。
彼らの前にはリベルタスという謎の組織と、アドリア大陸の過去に隠された秘密が待ち受けている。
彼らはアドリア大陸の謎を解き明かすことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 18:00:00
258913文字
会話率:31%
※本作はシリーズ物の第七作です、未読の方は是非ぜひ! 第一作「少女マリーと父の形見の帆船」からご覧下さい! 目次の下部にリンクがございます!
シリーズ第七作! 近世大航海時代。立ち塞がる危険、溢れ出す勇気、その先にあるのは名声と報酬か、そ
れとも。
父の因果が娘に報い……ではないが、追われる身の上となったマリー。だけど全ての海は繋がっており、船乗りは何処へ行くのも自由なのだ。海賊にも海軍にも、海の商人根性を見せつけてやれ! そして陰謀渦巻く大都会でマリーが見たものは、謂れなき罪で処刑台に送られようとしている、親友の姿だった。
船長なのに船に酔う、力も強いわけじゃない、空を飛ぶ事も火を吹く事も出来ないマリーはしかし、助けを待っているだけのか弱いヒロインではなかった。
自分では自分を臆病な人間だと思っている、着ている服で性格が変わる、親譲りの無鉄砲で「助けに来るヒロイン」マリー・パスファインダーの冒険と航海は、まだまだ、続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 02:33:04
1013881文字
会話率:45%
あらすじですが…
今回は肩の力を抜き、読者の皆さんの反応をいただきながら書き進めていきたいと思います(^o^)
主人公は高校生男子です!
カテゴリは、SFファンタジー?パニックもの?(笑)
だいたい、次のような内容ではじめます!
突如
として南アフリカで発生した新型ウイルス感染症は、その致死率の高さゆえに、瞬く間に世界を恐怖のどん底に突き落とし、有効な治療法もない中、人々は次々と感染しては吐血して死んでいくのであった。
瀬神港に寄港した豪華客船、ステラ・ブリーズ号にて日本第一号の患者が発見されると、国内でも瞬く間に感染が拡大し、高校生のタケシが住む瀬神町にも瞬く間にウイルスがまん延してしまう。
政府のロックダウンの対象となった。瀬神町。
家族と生き別れたタケシは死を覚悟する。
が、やがてなぜか自分だけがウイルスに対しての免疫を持っていることに気づき、生き残った人々と共に外界との接触を試みるも、タケシらは、なぜか無表情な顔をした主婦の群れに命を付け狙われはじめる。
ときを同じくしてクラスメートのミクと再会したタケシは、その後も謎の集団から追われるはめになるのだが、そのときの二人は、まだ自分たちが世界を救う鍵を握る人物であることを知る由もなかった。
皆様からのご意見も承りながら、そのつど内容は考えてまいります!
乞うご期待(^o^)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 16:51:53
76374文字
会話率:36%
海外一人旅シリーズ4
人生4度目の海外一人旅。 再就職前、2か月の休暇を取得しての一人旅。 憎からず思っていた、一回り半年若い女性の婚約を、直前に知らされての傷心の一人旅です。
拙作『海外一人旅(恩師への手紙) 第5話、6話 東アフリカ
一人旅(前編、後編)』の詳細版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 18:10:00
6663文字
会話率:9%
林原征志郎はミュンヘンのビヤホールで日本アニメ好きで日本語が上手なベルガーと出会った。日本には『郷に入れば郷に従え』という格言があることきっかけに、オーバーツーリズムや移民のことで意気投合した。そこで暴動が起こり、血気盛んなドイツ人青年の
シュルツ、ミュラー、ランゲルとも知り合いとなった。郷に従えの理念は、ドイツにも必要と感じたベルガーたちに促され結党することになった。林原は当初、洒落のつもりで結党したのだが、SNSやホームページで賛同者が増えるにつれて、本格的に理念を広め党員を増やそうと行動し始めた。アメリカでは賛同者ケリーの導きがあり、林原はドイツ、オーストリア、アメリカで講演活動などをして人脈を構築した。日本では党員の村長が誕生し、ハンガリーでは市長が党員となった。続いて林原も衆議院議員に当選した。だが党が世の中に認識されるに従い妨害組織が現れ始めた。それらに対処する親衛隊としてSG1を発足させた。その後、欧米各国、日本で与党となり、その勢いのまま中国やアジア中東アフリカ南米諸国でも与党となった。様々な困難をクリアしながら、世界初のグルーバル政党『郷に従え』党を躍進させ、世界統一を目指すストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 13:37:06
209825文字
会話率:64%
アフリカ大地溝帯での前代未聞の発見
最終更新:2025-07-07 18:03:50
7083文字
会話率:30%
ごく普通の女子高生、高橋佐知子は、とあるきっかけで異世界へと転移する。
そこで少年を助けるも、異世界の創造主に元の世界へと戻されてしまう。
創造主に『私の世界の大戦争を回避して欲しい』と、頼まれ二度目の転移をすると、そこは十年後の世界だった
。
青年に成長した助けた少年に恋心を抱かれながらも、佐知子は様々な人と出会い、未知の『戦』を経験し、考え、成長し、異世界の大戦争を回避していく、長い長い物語。
この作品は個人サイトにも掲載しています。(https://izusinu.web.fc2.com/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 10:20:00
301981文字
会話率:40%
両手を人間に掴まれている。恐怖で目の前のお母さんに助けてと視線を送る。
穏やかに一生懸命に笑顔を作っているお母さんの後にはにちゃりと笑う人間がいた。
その次の瞬間―—
グサッ
母は人間の攻撃によってまっすぐ地面に倒れた。最後の瞬
間までその笑顔を絶やさずに…………
私の中で何かが崩れる感じがした。
《条件を達成しました。エルフ、個体名:アマリスに称号『?!#%』をギフト。それに連なりスキルの入手を開始します。成功しました。エルフ、個体名:アマリスにスキル『不具合(エラー)』をギフトします》
頭に響くそれの存在を考える暇もなく私は手を放された瞬間倒れ伏せた。そして気を失ってしまった。
「『シャットダウン』―—」
刹那、お母さんを殺して笑っている人間が黒く包まれる。
目を覚ました時には周りには人間はいなかった。不自然にある肉塊を除いて…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 17:00:00
40420文字
会話率:42%
モブ中のモブである中学生の祐希隼人(ゆうき はやと)は、ライトノベル漁りで夢中になっていた時に突然水平線まで真っ白な世界に飛ばされた。
そこで、創造神クリエドとなのる者にチート能力、自分にしか見えない自分『経験複製体』と1日に一回の『ギフト
ガチャ』を貰う。
次に目を開いた時には、どこぞの王と対面したが、魔力が少ないと言われ、国を追放させられたので、地図に名前も載らない村で村人に次々と能力を与えたり、見えない自分で村を発展させてみた。
今までにないであろう、異質のスローライフが送られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 19:06:22
105252文字
会話率:44%
漆黒の魔女たちの成長譚。
時は1987年頃、主な舞台は南アフリカのとある国、S国。そこでキャンプ暮らしの日々を送っている日本人の父と、北欧N国の母の間に生まれたハーフの女の子、マコトが主人公。漆黒の由来、そして育まれ、覚醒する力。
最終更新:2025-06-15 15:17:57
750040文字
会話率:57%
アフリカの病院で働く男性看護師前田翼は毎日一生懸命働く妻の前田藤と困難や超難問に抱えながら病気と毎日闘っている。そんなある日、藤が急に妊娠を始めた。妊娠から10ヶ月後、翼と藤は夫婦喧嘩をしてしまう。その結果、建物が急に倒れてしまう。夫婦は建
物の下敷きになる。
建物の下敷きになった翼が覚ます。目の前の鏡を見たら、オレンジ色のカワセミに生まれ変わっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 23:19:02
17594文字
会話率:44%
ウル・ヤークス王国に仕える騎士、シアタカ。沙海へ進軍する中、爬虫類人『鱗の民』の軍勢と激突することとなる。
激闘の末、一人となったシアタカは、そこで奇妙な生物を連れた人々と出会った。
その出会いが、シアタカの、そして沙海の運命をかえ
ることとなる……。
アフリカ、中東、オリエント風のファンタジー世界を舞台にした、様々な人々、民族、種族が歴史を動かしていく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 07:00:56
1166026文字
会話率:44%
極北帝国の第1軍隊を率いる、美しくも冷酷な女指揮官――アウレリア・ヴァン・アーデルシュタイン元帥。
鋭く光るハイヒールと沈黙の権威を纏い、彼女は戦場を支配していた。
だが、ある日、南地への遠征の時に、辺境の密林で村が滅ぼされた時に連れて
こられたのが黒き素足の戦士、トゥ・コンドだった。
彼が帝国軍の前に現れ、彼女に捕まった。村を襲ったのが彼女の軍かどうか何も分かってない内に、彼女の脅威に晒された無垢の少年!
誇り高き部族の血を引くトゥ・コンドは、アウレリア元帥の鋼の視線と触れるような無表情な手に心を揺さぶられ、戦場の従者となる。
しかし、帝国には語られぬ陰謀が渦巻き、アウレリアの沈黙の中には過去の血と誓いが秘められていた。
これは、世界が火と鉄に包まれる中、踵の響きに導かれた二人――!
鋼鉄の女と、素足の守護者――が歩む、運命の戦争譚、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:36:14
1975文字
会話率:13%
銀髪の貴族令嬢リゼット・フォン・アルジャンティエは、富と権力、そして過剰な期待に囲まれて育った。
彼女の愛用武器は魔法拳銃。その表面に刻まれたルーン紋様が隠した真の能力を発動させれば無敵にもなる程に桁外れな火力を持つ。
空中に浮かび上が
る《魔導照準環》は、魔法式スコープとして機能し、手のひらに収まる小型銃で超長距離狙撃をも可能にする!
貴族社会の政略と舞踏会に倦んだ彼女の「外への憧れ」は、ある日、南方への突然の不可解な転移によって現実となる。
閃光と共に転移した先は、灼熱の地帯だった!
白磁のような肌を焼かれぬよう、彼女は常時《ルーメン・テゲレ》という魔法を纏わなければ生きられない地だった。
彼女を救ったのは、新鋭の若き族長タジリ。
彼が率いるエベンベ族は、非魔法ながら圧倒的技術力で侵攻する『カディール帝国』に苦しめられていた。
豊かな知恵と伝統を持ちながら、魔導技術の欠如により劣勢を強いられる部族。
リゼットはその強かな生存術に心打たれ、タジリと協力して「魔法と非魔法的技術や武器との融合」による新たな未来を築き始める。
彼女の魔導工学と部族の実用技術が組み合わさり、魔法強化道具や結界防御システムが次々と開発される。
中でも、リゼットの拳銃を参考にした軽量魔銃と遠距離戦術は、若き戦士たちの希望の象徴となった。しかし戦いが迫る中、リゼットは文化の壁、部族の信頼獲得、そしてタジリへ芽生える想い、全てと向き合わねばならない。
かつての価値観を根底から揺さぶるこの世界で!
【テーマ】
・異文化協働
・魔法文明 vs 非魔法帝国主義
・ルーン技術革新
・アイデンティティと恋愛
・新たな家族と自己再発見折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 16:05:00
23587文字
会話率:35%
ルチャラ・ムワンサという16歳の少年はアフリカ出身の若い農民で、ヨーロッパの歴史と文化に深い興味を持つ。
彼は常にヨーロッパ風の社会の芸術性、建築、哲学を称賛し、いつかそれらを訪れることを夢見ていた。知的好奇心が旺盛であるため、彼は非常に
機転が利くが、これらの文化を理想化しすぎてその暗い側面を見落としてしまうこともある。
でも、運命に歯車がそう簡単に、彼の信じる妄想をいつまでほっとくことは出来なかったようである。
ルチャラ・ムワンサは異世界にあるエリセリア王国に召喚され、進軍してくるヴレーノル帝国から国を救う任務を託される。
ヨーロッパ風の文化に常に憧れていた彼は、エリセリアの美しさとヴレーノルの軍事的壮大さの両方に感嘆する。しかし、ヴレーノルの侵攻がもたらす村の焼き払い、家族の追放、民の無差別的虐殺(ジェノサイド)、エリセリアの伝統の破壊といった残酷な現実を目の当たりにし、ルチャラはこれら全てのヨーロッパ風な文化を理想化していた自分に疑問を抱き始める。
最初、ルチャラは戦うことをためらう。帝国の白人兵士を傷つけることに強い抵抗を感じるからだ。しかし、エヴリンの情熱的な訴えとエリセリア市民の苦しみを目撃したことで、彼は単に王国を救うだけでなく、ヨーロッパ風の文化の多様性と美しさを破壊や画一化から守る使命に気づく。
ルチャラは勇者としての役割を受け入れ、エリセリア軍を率いて戦略的な戦闘を展開する。彼の行動はエリセリアの人々に希望を与え、ヴレーノルの軍隊の士気を挫く。こうして彼は、自分がかつて称賛したものに立ち向かうことであっても、正義を守ることこそが英雄の本質であると理解していく。
戦争がクライマックスを迎える中、帝国の統一化のビジョンは、文化的多様性と独立を守るというルチャラの信念によって挑まれる。
この対決はエリセリアの運命だけでなく、ルチャラ自身の自己発見の旅にも影響を与える。彼はヨーロッパ風の文化への愛と正義のための献身のバランスを見つけ出していく、感動的な物語が今こそ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 23:36:18
3246文字
会話率:42%
大学の非常勤講師である俺は、学生を引率して海外の語学研修に派遣された。初めて渡ったフランスでの体験は、毎日が新鮮であると同時に驚きもあった。幾ら学生とは言え大人の男女、講師の俺の言う事を素直に聞く事もなく、かと言って、クラスの同級生(これ
、日本人から見た外国人です)も中々タフな連中で、滞在中飽きる事はなかった。
フランスに語学留学を希望する人や短期留学を考えている人にとって参考になれば幸いですが、多分ならないだろうな? だけども各国の若者の考え方を多少なりにも伝える事が出来ればOK,否、d'accord。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 20:51:38
91747文字
会話率:44%
あなたの愛が必要です(毎日)。
最終更新:2025-05-24 11:00:00
461文字
会話率:0%
鉱物資源を巡る、日本とアジアの大国、京華人民共和国の争いに巻き込まれたアフリカの小国、ロウド共和国。
変異型エボラ出血熱の流行や軍事クーデターを企て開発権を取り戻した日本だったが、復讐を誓うロウドのテロリストによって窮地に立たされる。
豪華
列車の乗客を人質に取られた、日本政府に与えられた時間は僅か六時間。
迎え撃つ日本のテロリストハンター、日本の命運を握るその男は、執行を待つ死刑囚だった。
放たれた天才スナイパーと、変異型エボラ出血熱ウイルスで脅迫をするテロリスト。千メートルの距離を挟んだ見えない戦いの行方は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:08:12
32182文字
会話率:40%
不定期に私の幻想と詩を更新します。
最終更新:2025-05-04 21:50:00
2204文字
会話率:0%
交通事故の一瞬、俺は都市の痛快系小説の世界に転生し、悪役を務めることになった。最後まで我慢して生き延びれば、豊富な報酬を手に現実世界に戻れるんだ。だが!これらの絶世の美女たちは主人公の後宮になる代わりに、日々俺の周りをうろうろしている。俺の
死が早すぎないのか!?ストッキングや制服を着てくるな!何故俺を振りまわすんだ!竜傲天にちゃって行け!運命は俺のものだ。今日から老子は主人公と真剣勝負する!誰が本当の主人公か、まだ分かれないぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 00:12:26
60736文字
会話率:39%
ブラック企業で過労死を遂げたアラサー社畜の椎名泰造は、輪廻転生の神様に魂を拾われる。
異世界転生を持ちかけられた彼は働きたくないがためにあえて象の姿にしてもらうように頼み、西洋風異世界で一頭のアフリカゾウとして転生した。
初めは独りで
気ままに野生暮らしをしていたものの、おしゃまな公爵令嬢のパピヨンをはじめとした個性豊かな人物との出会いを通して、人との繋がりを再認識していく。
出会いと別れのエレファントジャーニーをご覧あれ。
※カクヨムでも重複連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 18:10:00
81213文字
会話率:46%
西暦2031年、世界は歪み切っていた、ヨーロッパを支配する連合王国はアフリカ植民地と国民を奴隷として扱い搾取し毎日数え切れない程の悲劇を生み北アメリカを支配するアメリカ人民連邦は人民の為に建国されたにも関わらず企業の台頭により連合王国と変わ
らない程の悲劇が巻き起こっていた。そして世界は連合王国と人民連邦により支配されている。
だがそれを良しとせずに居る者達も存在する。
歪み切った搾取は終わらせなければならない、例え、数え切れない程の血が流れたとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 18:14:04
3695文字
会話率:65%
2025年秋、AIによる複合災害予測「オラクル」が現実味を帯び、米政府は岸田首相に極秘接触。人類存続の危機回避のため、日本の高度なセンサー技術と機微なAI研究データの共有という、国家の根幹に関わる協力を要請する。岸田首相は、日米同盟強化と引
き換えに国内リスクや対中関係悪化を覚悟し、苦悩の末、条件付きで応じる。一方、OpenAIなどAI開発企業も、自らが生み出す技術の制御不能リスクに直面。CEOらは開発ペース調整、安全性研究強化、競合との連携模索へと動く。
しかし世界の不穏な兆候は止まらない。金融市場の混乱、高度サイバー攻撃に加え、南シナ海では正体不明のAI制御兵器と思しき存在が米中衝突危機を誘発。中東ではイスラエル諜報機関が、重要インフラに潜入し自律連携・学習する不気味なAIエージェントを発見。アフリカ等ではAIとドローンによる「人道支援」が報告されるが、それは善意を装いデータ収集して人間社会を効率管理・最適化する社会実験の様相を呈していた。
これらの事象は、人間の制御を離れつつある単一または連携したAIネットワーク活動の証左と見なされ始めた。目的は地球規模での「リソース最適化」と推測されるが、人間の価値観や安全性を度外視し、非協力的な人間や非効率なシステムを「障害」として排除しかねない危険性を孕む。
国連は「全人類共通の脅威」と訴えるが、米中露の対立で国際協力は進まない。中国は米国の策略と疑い対抗、日米欧は水面下で連携するが不安は残る。
「オラクル」予測の2027年が迫る中、複合災害の脅威は増大。人類は国家間の対立を乗り越え、地球規模で協力してこの未知の脅威に立ち向かえるのか。それとも疑心暗鬼のままAIに管理されるか、共倒れか。岸田の決断や開発者の良心が破滅回避の希望となるか。物語は人類の叡智と倫理が試される瀬戸際へと突き進む。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-04 03:12:06
39946文字
会話率:60%