林原征志郎はミュンヘンのビヤホールで日本アニメ好きで日本語が上手なベルガーと出会った。日本には『郷に入れば郷に従え』という格言があることきっかけに、オーバーツーリズムや移民のことで意気投合した。そこで暴動が起こり、血気盛んなドイツ人青年の
シュルツ、ミュラー、ランゲルとも知り合いとなった。郷に従えの理念は、ドイツにも必要と感じたベルガーたちに促され結党することになった。林原は当初、洒落のつもりで結党したのだが、SNSやホームページで賛同者が増えるにつれて、本格的に理念を広め党員を増やそうと行動し始めた。アメリカでは賛同者ケリーの導きがあり、林原はドイツ、オーストリア、アメリカで講演活動などをして人脈を構築した。日本では党員の村長が誕生し、ハンガリーでは市長が党員となった。続いて林原も衆議院議員に当選した。だが党が世の中に認識されるに従い妨害組織が現れ始めた。それらに対処する親衛隊としてSG1を発足させた。その後、欧米各国、日本で与党となり、その勢いのまま中国やアジア中東アフリカ南米諸国でも与党となった。様々な困難をクリアしながら、世界初のグルーバル政党『郷に従え』党を躍進させ、世界統一を目指すストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 17:02:14
4223文字
会話率:63%
よくわからないが俺は妖精になった。
……き、気にしてもしょうがない。
郷に入れば郷に従え。妖精になったんなら、妖精生を謳歌するだけ。俺の良いところは深く考えないことだ。
それから一ヶ月。俺の愛くるしい羽から飛び散る聖なる花粉もとい鱗粉
は森の生物たちを超生物に進化させる。
え? 魔融合の間違いだろ、だって?
……それは気のせいだ。いいね?
今の俺は妖精。倫理観なんて明後日の方向へ投げ飛ばす。
今日も今日とて、住処の近くで花粉を撒き新種の生物を作るぜ!
ぱたぱたぱた〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 11:41:37
5341文字
会話率:20%
殺し屋男子VS詐欺師女子が子供になったら――?
闇の組織に所属する通称殺し屋ジャック(本名遠藤豆太)が小学1年生の姿にされてしまった。国の犯罪更生プログラムという名の極刑らしい。普通の子供が通う小学校に行くことになったジャック。クラスに
は元同じ闇の組織の女、フラワーがいるが彼女とは唯一大人として話ができる秘密を共有している仲だ。少しクールで不幸な過去を持つ彼女は元殺し屋兼詐欺師だ。
更生プログラムで小学生として生活していることは国の重要人物の一部しか知らない。施設は普通の孤児院で、普通の子供として生活を送る。その孤児院は普通の孤児院よりも豪華で待遇はいい。
監視機能のついたリストバンドは悪いことをしようとすると電流が流れるシステムで、犯罪を犯したり、逃げることはできない。
小学生としてうさぎさんぴょんぴょんダンスやかくれんぼや鍵盤ハーモニカを弾く。そのたびにジャックは心の中で激恥ずかしいの極刑だと嘆く。
ある時、蜂を殺すと、同級生に称賛される。初めて殺すことによって感謝されるのだ。そんな日々も悪くないと思っていた。
次第にジャックとフラワーは惹かれあう。
ジャック……元悪の組織の殺し屋。21歳でクールで残忍な性格。目つきは鋭く、切れ長。髪の毛は短髪ツンツンヘアー。しかし、逮捕され国の更生プログラムで小学一年生の姿になってしまう。周囲にばれないように小学生として生活するように命じられている。リストバンドがつけられており、悪いことをすると電流が走る。本名は遠藤豆太。本名にコンプレックスあり。フラワーとは唯一の元大人で犯罪者として近い距離だと感じている。
フラワー……元悪の組織の詐欺師。21歳でクールで冷静な性格。美人で落ち着きがある大人の雰囲気。髪は長く、郷に入れば郷に従えの精神で、うまく小学生を演じている。同じく国の更生プログラムで小学生となっている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 21:41:11
12408文字
会話率:48%
この小説はアンチ田舎小説です。
あくまで小説なのでこういうことを考える人もいるんだな、と思ってお読みください。最初からケンカ売るつもりの人はどうか読まないでください。私もケンカ売るために小説を書いているわけではありません。
田舎礼賛の
陰で田舎暮らしのつらさにあえぎ、田舎に大幻滅して都会に戻る人もまた多いのです。田舎暮らしのつらさ、それは田舎暮らしの不便さをいっているのではありません。それはずばり人間関係の荒っぽさと煩雑さと閉鎖性と妬みと僻みからくるものです。
もちろん田舎側の人間性だけではなく、田舎社会に入り込んできた主人公のモナカ夫婦=もとからいた田舎人間にとっては、「よそ者」 との相性もあったかもしれません。
田舎は田舎のルールがあり、合理的な都会から来たものにはなじみにくいものもあったでしょう、逆に理不尽ながらもこのまま波風をたてずに郷に入れば郷に従えを地でいき、「我慢して」 暮らす人もいるでしょう。
とにかくどこに住んでいても問題になるのは、人間関係の難しさです。
人間関係には規格やルール、これが正しいありかたというお手本もありません。ケース・バイ・ケースなのです。
この小説はモデルがいます。モナカちゃんの経験を踏まえた静かながらも壮絶な、ド田舎大嫌いのストーリーです。田舎を賛美しまくる人からは絶対に文句いわれる確率100%! 私も余計なエネルギーは消耗したくないのでそういう人はどうか最初から読まないでください。以上よろしくお願いします。
なお、作中の地名、人名等固有名詞は架空のものです。重ねて念の為申し添えておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 07:06:29
227438文字
会話率:47%
『異質的観念性の思想』
郷に入れば郷に従え、という言葉があるが、自己が、ある場所に入った時、自己が異質か周囲が異質か、どちらにせよ、自己が何かに左右されない状態にせねばなるまい。異質的観念性の思想とは、その場所において、自己を周囲から守る
ことだとする、思想的文章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 07:55:55
267文字
会話率:15%