19世紀後半、イギリス。
幼くして両親を失い、孤児院や親類の家をたらいまわしにされてきた少女マーヤのもとに、1通の手紙が届く。
それは、優しくも懐かしい人からの《手紙》だった……。
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公式企画「秋の歴史」参加作品です。
最終更新:2025-03-25 20:27:03
24277文字
会話率:40%
小国の王女であるがゆえに幼少より人質同然として諸国をたらいまわしされているエリ・サンダーソン。今回、彼女はフォード王国の王家の命により、スタンリー・レッドフォード公爵に嫁ぐことになった。その婚儀中、乱入してきたスタンリーの婚約者を名乗る美貌
のレディに平手打ちを食らわされる。どうやらスタンリーは彼女を愛しているらしい。しばらくすると、エリは彼に離縁され、彼は元婚約者を妻にするらしい。
婚儀中に立った離縁フラグ。エリは、覚悟を決める。「それならそれで、いまこのときを楽しもう」と。そして、離縁決定の愛のない夫婦生活が始まる……。
※ハッピーエンド確約。「間違いなく私」シリーズ(勝手に命名)です。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 20:58:04
12664文字
会話率:12%
亡国の「たらいまわし王女」ことチカ・シャウマンは、諸国をたらいまわしにされた挙句に二十五歳年長の「獅子帝」へ嫁がねばならなかった。新しい夫には、チカよりも年長の双子の息子たちと年長の嫁たちがいる。超大国を支配する「獅子帝」とその息子夫婦たち
の怖ろしい噂ばかりを耳にしたチカは、すべてを諦め「獅子帝」に嫁いだ。しかし、彼女を待っていたのは……。「チカ、笑顔が素敵すぎる。そんなおまえを愛している」「義母上、お守りします」「お義母様、可愛らしすぎます」熱烈な歓迎、そして超がつくほどの溺愛だった。「え、私ってちんちくりんの『メガネザル』よ。しかも、何の利用価値もないのに何かの間違いか人違いじゃないの? 大丈夫なのかしら」自分に自信がなく幸せと縁のなかったチカは、戸惑いながらも武闘派夫と息子やその嫁たちの愛とやさしさに包まれる。その愛に応える為に自分を変えようとするチカを待っていたのは、「獅子帝」をモノにしたい貴族令嬢たちや彼の政敵たちだった。
※ハッピーエンド確約。ゆるゆる設定、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 20:14:13
140749文字
会話率:29%
「きみは戦利品にすぎない。物や土地、地位や勲章と同じだ。そういうものを愛することはない。そんな価値はない。そうだろう?側に置くことはあってもね。きみは、あくまでもそういう存在だ。ぜったいに愛することのない妻、というわけだ。表向きは、契約婚と
か契約妻と思われるだろう。だが、実際はそれすらにもならない。もう一度言う。きみは戦利品だ。それをけっして忘れるな。それ以外は、好きにするがいい」
「はい、殿下。承知いたしました」
わたしは、亡国の公女エリカ・デュトワ。国が滅ぼされてからというもの、数々の国の王侯貴族の間を戦利品としてたらいまわしにされている。今回はフェーブル帝国に勝ったベシエール王国の王太子に戦利品の一つとして贈られた。王太子レイモンド・ロランは、「氷竜の貴公子」と異名を持つ将軍らしい。おざなりの婚儀とパーティーの後、彼から非情なまでの戒めを叩きつけられてしまった。
ああ、そうなのね。そんなことは、もう慣れっこよ。だから、即座に了承した。
これまでは戦利品として分をわきまえ、従順で控えめにしていた。たぶんそれがいけなかったのね。どこの国や場所でも、あらゆる人たちに蔑まれ虐げられてきた。こんな人生、もうたくさんだわ。今回は、悪妻、悪女ぶろう。どうせ蔑まれ虐げられるのなら、強気にでた方がすっきりするにきまっている。
そんなふうに決意したすぐ後、レイという謎の人物に出会った。たいそう美しい顔立ちで強い彼だけど、うさん臭さ満載。関わってはいけないと思いつつ、どうしてもレイのことが気になってしまう。しかも、「戦利品だから、愛さない」と宣言したはずの夫(王太子)が、なぜか絡みまくってくるじゃない。
これってわたし、なんかヤバいことに巻き込まれてしまったんじゃないかしら?
とにかく、今回は悪女ぶって図太く生き残るのよ。
※全四十五話。ハッピーエンド確約です。かなりゆるゆる設定です。ご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 22:03:47
115722文字
会話率:22%
夏休み最終日の俺。最後はド派手な大実験を行うことにした。人生とは何なのか考えさせられるお話。この話読むことが一番の時間つぶし。
最終更新:2023-08-23 18:43:52
1365文字
会話率:3%
幼い時に両親を病気で失い、親戚をたらいまわしにされて育った青年、雪城翔(ゆきしろしょう)は理不尽な理由で内定を取り消され、彼女にフラれ、不幸のどん底いた。
そして不幸は続く、従兄夫妻が事故で亡くなったのだ。
葬式はつつがなく進められ
たが、子供を誰が引き取るかで大きくもめた。
その場で背を丸めて縮こまっている小学生ぐらいの女の子……。
まるでかつての自分を見ているようだった……。
胸糞の悪くなる光景……だが、学生である自分にはどうすることもできないので、
見てみないふりをしようとしてトイレに立つが……
その時、従兄の娘である『雪城三矢(ゆきしろみや)』がトイレに入ってくる。
「くすっ、ねぇ? お兄さん、個室で2人っきりだね? くすっ、ドキドキしちゃう? 興奮しちゃう? ロリコンのお・兄・さ・ん」
「なっ、べ、別に俺はロリコンじゃ――」
「くすくす、違う、違う。お兄さんは『今から』ロリコンになるんだよ?」
「それってどういう……」
「私がここで『助けて!! 変態にトイレに連れ込まれたあああ!!!』 とか、叫んだらどうなると思う? ねぇ、どうなると思う?」
「…………」
この時の雪城翔はまだ知らない……ここからうざくも可愛いメスガキとの『共同生活』が始まることになるとは……まだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 22:05:00
93817文字
会話率:55%
「盥まわし」ですか?
そのことでしたら詳細は「カクヨム」のほうに掲載してますので、そちらでキャッチコピーを確認してください。
※「カクヨム」では3話まで公開中です。
最終更新:2020-11-12 23:45:15
208文字
会話率:0%
回るたらいはいづこへ
キーワード:
最終更新:2020-07-21 10:06:38
361文字
会話率:0%
【改稿中】
両親を事故で亡くし最悪なぞろいな親戚をたらいまわしにされながら
山下弘也は絶望の日常を当たり前のように生きていた。
ある夕暮れ時、帰りが重なった親戚の子供に大切な形見である
両親の結婚指輪を奪われ宙を舞う指輪を追いかけ弘也の体は
濁流にのまれて地球から姿を消した。
濁流にのまれたところを気まぐれな神により主神アイテールの世界に召喚される。”破壊と力の神の守り人” ニゲルと名を変えてアウローラ国で生活を始める。ニゲルは良くしてくれる周りに戸惑いながら幸せをかみしめ、何かできないかと異世界で動き出す。
気まぐれ更新を始めていきます。よろしくお願いします<m(__)m>
(2020年1月5日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 20:14:10
49732文字
会話率:53%
大いなる存在に選ばれた、二十名の男女。
彼らは、最後まで生き残った一人に、褒美として願いを一つ叶えるという条件に同意し、異世界でのデスゲームに身を投じていく。
勝ち残るのは、ギルド所属の冒険者としての道を選んだ者か、帝国に所属することを決
めた軍人か、辺境の無人島にてひっそり暮らす少女か、他の代表者を積極的に殺傷する殺し屋か、あるいは食べ歩きが趣味な男性か。
ゆったり過酷な、因果交わる異世界での物語が、今語られる。
並行作↓一冊の本から始まった、冒険者ギルド運営
https://ncode.syosetu.com/n0735fw/
完結作(?)↓たらいまわしの勇者様(笑)
https://ncode.syosetu.com/n7253fu/
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 19:17:58
62950文字
会話率:33%
かつて義勇軍として、異生物との戦いに身を投じていた少年は、異世界からの”漂流物”であるライトノベルというらしい本を戦友から託された。そこに記されていた物語にヒントを得て、彼は自身の世界で最初となる冒険者ギルドを立ち上げた。
これは、そのギ
ルドの運営と設立にまつわるエピソードを記した、将来冒険者ギルドを運営したいという者達への参考本である。
※このあらすじには、脚色と誇張が含まれています。
並行作↓プレイヤー二十人でお送りする、異世界デスゲーム
https://ncode.syosetu.com/n9037fv/
完結作(?)↓たらいまわしの勇者様(笑)
https://ncode.syosetu.com/n7253fu/
カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 14:26:08
107462文字
会話率:56%
異世界へと召喚され、テンプレ通りの展開を経て、勇者としての道程を着実に歩いていたツボミ(25歳、独身、結婚歴なし、かつての職業IT関係、好きな食べ物は辛い物、洗濯は週二回、選挙はちゃんと投票していた、趣味はネットゲームと多少の筋トレ、血液型
B型、星座はさそり座)は、国王の緊急の呼び出しを受ける。
ついに勇者として死地へ赴くことになるのか、いいだろう望む所だと息巻くツボミに国王が告げたのは、”チェンジ”の一言だった!?
これは、どの異世界へ召喚されても、役立たずの烙印を押され、あげく放逐される勇者(笑)の物語。
「早く、勇者になりたぁぁぁい!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 19:16:56
77430文字
会話率:32%
身よりなく、親戚中をたらいまわしにされていた翼は鍵だけ渡され、郊外の団地で暮らすことになった。
引っ越しなんて大層な荷物のない移動そして、初めての訪問者。
教師だと名乗った東馬に強制的に学校へ行かされることになってしまう。
翌朝、学校へ行こ
うとすると目の前には妖がいた。
妖の遊びに付き合ってはいけない。
ここまで生きてきた中で学んだことの一つ。
関わらないように無視をして、学校へ向かうが妖は学校で暴れだす。
すべては自分に責任があると教師陣に話、家に帰ると鍵だけ渡した保護者替わりの人物がいた。
荒らされた室内は血がべっとりと付いていた。
保護者は翼の胸元を掴み、押した。
目が覚めたのは病院でなぜか知らない夫婦がいた。
夫婦が帰った後、やってきた東馬曰く、ここは安全といわれる。
翌朝、保護者の自殺が看護師により伝えられ、帰宅した。
妖は家で待っていた。
団地から飛び出していく妖は下にいた男に捕まっていた。
一瞬でその体は無くなり、何が起きたのかと目を丸くする。
祓い屋と名乗った男がいなくなるとタッチの差でやってきた東馬。
保護者がいなくなった以上、いつまでもこの地にいることはない。
病院に来てくれた老夫婦の暮らす、村へ行くことになる。
本当の始まりはここから
北の北条
南の南海
東の東馬
西の西園寺
旧悪食村へ悪食翼は向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 13:53:29
60038文字
会話率:50%
人間と魔物が共存する平和の国《カンバリア》
その国には国家資格を有する魔法使い組織『魔法師団』があった。
名門貴族の子息であるネロ・リンミーは、双子の兄ロキ・リンミーに爵位を譲るつもりで、国家公務員である『魔法師団』に入っていた。
けれどもネロは出世もできず、いろんな部署をたらいまわしにされる万年平団員。
一族での肩身は激狭。
平団員の任務は激務。
なんとも浮かばれない日々。
そんなとき、上司であり先輩でもある大魔導師サヴァランに呼び出され、極秘の出張を命じられた。それは『カンバリア全土を襲う災厄の調査』。
そしてほぼ同時に、兄であるロキ・リンミーにも頼まれた。『カンバリアを襲った謎の災厄の調査』を。
握らされる《魔公サヴァラン》のタリスマン。
絶対に怪しいアイテム。
調査の内容も分からない。
調査区域の安全性も分からない。
ないないづくしの怪しすぎる指令を断れず、ネロは冒険者のふりをして潜入捜査に向かった。
先々で軟弱者と馬鹿にされ、嫌いな勇者と間違われ、魔法師を嫌う冒険者たちと一触即発、なぜか仲間の魔法師とも一触即発。
調査が進めば進むほど謎が増え、挙句の果てには爆炎の勇者失踪と、その捜索まで。
やがて、真相に近づくにつれ、ネロは隠していた真の力をあらわしてゆく。
そう、万年平団員の彼の正体は……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 00:08:40
241203文字
会話率:38%
心とは不思議ですね、いろんな心がありいろんな心の声がありいろんな心の音があります、物語の前に心の声を紡いでみませんか?
We must touch the weaving of the sound of our hearts~心の声を紡ご
う~は、心の会話から始まります
心の音も大切です、1人1人違う心の音‥に触れてみながら歩みます
そして舞台は物語に進みます
育児放棄ですてられてしまった薫平、親戚にたらいまわしされそうな時にやってきた人は桜介だった
桜介は薫平に一緒に暮らそうと提案するが‥ それを断ってしまう薫平‥
2人の出会いは、色々な人を巻き込みながら
色々な物語を紡いでいく
桜介には1人娘がおり、ある日事件をきっかけに紡は心を失ってしまう
そんな紡も薫平と出会うことで色々と変わっていく
人との出会いとはなんなのか!?家族にとってのペットとの記念撮影とはなんなのか!?
心の世界を紡ぎながらこの物語は始まっていきます
この物語は、普通の写真館が動物の写真になるまでのお話である
そして、We must touch the weaving of the sound of our hearts~心の声を紡ごう~に込められた想いを君なりに触れてみてください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 23:34:56
12064文字
会話率:7%
玲(あきら)、良子(りょうこ)、瑠衣(るい)、玲於奈(れおな)――幼馴染であり親友でもある四人は、他校の文化祭に参加中、なんの前触れもなしに未知の世界に放り出されてしまう。
「あの、わたしら、お化け屋敷で、絶賛お化け熱演中だったんですけど
……」
などと、いいわけする暇もありません。
とりあえず、体よっつで頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-11 03:00:00
653208文字
会話率:52%
拙作『異世界カルテット』の登場人物紹介になります。
よろしければどうぞご覧ください。
※はじめての方にはネタバレがあります。
最終更新:2016-02-29 08:34:41
3530文字
会話率:0%
ある日、レンタルショップにDVDを借りに来た私。でも、生憎レンタル中であった。私はいろいろなところに電話したりするがたらいまわしにされてしまう。これはある一本のDVDを目当てに私があまりにも残酷で理不尽な冒険に出るたびである
最終更新:2014-04-25 22:59:51
7624文字
会話率:61%