ラームハット王国の公爵家に生まれたファルネウスは、異民族出身の伯爵家への婿入りの王命を受ける。嫡子である令嬢コーネリアとの交流が始まるが、相手の伯爵家は社交界で蔑まれており、コーネリアも様々な洗礼を受けていた。
彼女に一目惚れしたファルネウ
スは、コーネリアの為に現状を変えようと動き出すが……伯爵家を取り巻く現状の背後には、大きな陰謀が隠れていた。
ファルネウスは、徐々にそれを解き明かしていく。
#プロローグ+34話、執筆済です。毎日更新。
#ハードなお話です。センシティブな内容も含まれます。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 00:00:00
182133文字
会話率:32%
サーシャ・シス・マーズ。南方の雄、マーズ公爵家秘中の姫。麗しきその身に熱き薩摩隼人の魂を宿し、今天下に覇を唱えんと立ち上がる。
「お嬢様~いい加減にしてしてください」これはそんなお嬢様に振りまわされるわたし、レイラの物語です。
けど、そんな
お嬢様が……わたしは大好きです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 08:40:30
9162文字
会話率:35%
「私達の故郷は、まだ存在するーー」
過去に故郷を滅ぼされ、祖父と二人の少年と共に西の果ての地へと逃れた少女、サクラ。
そこで何年もの時を過ごしたある日、突然祖父が故郷は滅んでなどいないと明かし、そのまま亡くなる。
祖父の言葉は本当なのか、そ
れを確かめるため少女は、自分の故郷を探す旅に出ることを決意するーー
そして彼女は旅の中で、なぜ故郷を追われなければならなかったのか、自分達の民族は何なのか、自分は何者なのか、という様々な疑問にぶつかり、隠された真実を徐々に知っていく事となるーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 17:37:23
16519文字
会話率:41%
地元で有数の進学校入学からはや3年...。卒業を目前に控えた主人公を襲うのは学校丸ごとの異世界転移。
目覚めた先は異界の星のとある列強国ーーヴァルガンティア帝国
異なる文化、異なる技術、異なる種族。
全てが初めてで、何処か懐かしいこ
の世界で彼に突き付けられたのはともがらの血と欲望に満ちた他列強からの宣戦布告。
「いい加減にしろよ...、クソ共がァ...」
彼は棄てる。---己の過去を。 両の掌(てのひら)に残るは復讐となお棄てられぬ夢。
そして、彼は創る。---屍の山と消えない呪い、栄光の階段と数ある永遠の形を。
その果ての星海で彼が見るものとは...。
文明を加速させるサイエンス・ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 00:42:34
14598文字
会話率:32%
戦国の覇王・織田信長を殺した男―
明智光秀は数々の主君に仕え、自分の才能を生かして戦国の世を生きた。美濃の若武者がいかにして史に名を残すことになったのか。光秀の人生を描く。
最終更新:2023-12-02 20:00:00
46295文字
会話率:54%
考古学に強い興味を抱く辺境伯令嬢ロゼッタは、長年の夢がある。
辺境伯領に隣接する山岳民族の先祖が残した遺跡の調査・発掘を行うことだ。
しかし、とある貴族との婚約問題を破談にしてしまった結果、彼女は辺境伯領から自ら追放となる。友人の男爵令嬢の
つてを頼って向かった先は、小さな骨董品店『ル・ビュー』
ロゼッタがそこで出会うのは、一人の骨董品店の店主と、誰も知らない、はるか古の先祖たちが残してきた真実であった。
砂を被ろうと、その姫は古き言葉を掘り起こす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 18:59:12
132574文字
会話率:48%
心から愛した人は、燃えるように真っ赤に染まる木々の向こうに、消えていった_。
実家で虐げられて育ったリディアは、十四で三十以上年の離れたベルディアナ侯爵の元へ嫁いだ。侯爵の温かい愛情を受け、幸せに暮らしていたリディアだったが、四年目の
秋の日、異民族の討伐へ向かった侯爵は帰らぬ人となった。悲しみに暮れ、生きる意味を失ったリディアの元に帰ってきた夫はただひとすくいの遺灰だった。
しかし彼が遺した物はそれだけではなかった。遺灰が届いたその一ヶ月後、リディアが侯爵に贈ったペンダントを持った美しい容姿の男が訪ねてきたのだ。そして、こう言った。
ベルディアナ侯爵の遺言により、爵位と財産、そして、前侯爵夫人を相続する。
リディアは遺言により男の妻となり、愛する夫の全てを手に入れた男はそんなリディアを_。
侯爵はリディアに何も教えてはいなかった。けれど、心を交わすことの無いままに死別し、絶望の縁に立つリディアは、新しい夫によって侯爵が遺したものに気づきその愛を知ることになる。そして、リディアを「奥さん」と呼ぶ男の真の願いとは_。
*ほんのりですが残酷な描写があるのでR15にしました。
*ハッピーエンド寄りです。バッドエンドではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 11:06:11
17119文字
会話率:44%
「フレイヤ・アステリオ。私は本日をもって、そなたとの婚約を破棄する」
アステリオ家の令嬢フレイヤは、パーティの席上で第二王子エルスタークから婚約破棄を宣言されてしまう。
エルスタークが渇望していたアステリオ家の家宝“ソレータルの夜空”が敵対
する騎馬民族ゴルルパの差し向けた賊に奪われたためだった。
フレイヤはドレスを脱ぎ捨て、かつて戦場を駆けた騎乗服を身にまとう。
「奪われたものは、一つずつ奪い返す。アステリオ騎兵隊の誇りに懸けて」
王都を離れたフレイヤは、幼馴染の黒騎士ロイスとゴルルパの血を引くキルドラとともに、ゴルルパの族長から家宝を取り戻す旅に出る。
やがて、自分に好意を抱く二人との旅の中で、フレイヤは自分の本当の気持ちに気付く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 08:21:19
164809文字
会話率:39%
伯爵令息リアムと男爵令嬢フレデリカは婚約を結んだ。
しかし、この国では“戦場に出たことがない貴族男子は一人前ではない”という不文律があり、リアムは異民族討伐の遠征軍に参加することにする。
「この戦争が終わったら、結婚するんだ」
露骨に死
亡フラグを立ててしまうリアム。果たして無事、戦場から帰って来られるのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 16:35:04
4904文字
会話率:37%
若くしてメギドア帝国の皇帝となったアーティスは変わった皇帝であった。
とにかく思いつきで行動し――
「帝国といったら世界征服だ!」と言って町内を征服すべくチンピラと戦う。
「市民を弾圧してやる!」と思い立って少年たちとサッカーをする。
「
教会と結びついてやる!」と宣言し、教会ツアーを満喫する……といった有様。
しかし、不思議といい結果をもたらしてしまう。
そんなアーティスは苦労人の宰相ボルツ、元気一杯な聖女レイラと共に、思いつきで帝国内を駆け回る。
異民族の集落に向かったり、冒険者や剣闘士になったり、奴隷の少女を助けたり、不老不死を求めたり……。
数々の冒険を経て、アーティスも成長を遂げていく。
やがてアーティスは海外の強国と対峙し、さらには世界の危機に立ち向かうこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 19:40:10
141646文字
会話率:56%
私は古戦場に住んでいる。
民族の狭間。広々とした土地。太古から幾たびも軍と軍が戦い、勝敗を決し、数多の屍が晒されてきた土地。東西交通の路。草原。
私は刀や鏃を発掘する。鎧兜を掘り起こす。ときには地表に落ちている金貨や雑貨を見つけることもある
。旅人に売って、いくばくかの貨幣を得る。私は街にでかけ、衣服や食料を買う……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 18:00:00
1354文字
会話率:0%
「いざ、推して参る!!」
刀、魔力銃、千里眼。
多彩な武器を持った、最強の戦闘民族『シントウ』の落ちこぼれ、アイシェン・アンダードッグ。彼は最強の師匠、サンと共に里を飛び出し旅に出た。
旅の道中訪れた国にて、彼らは盗賊団が小さな村を襲って
いるのを目撃する。見逃せない、そんな理由で盗賊団を倒したアイシェンとサンだったが、そこで世界の裏側で暗躍する巨大な組織の話を耳にする。
「楽しませてくれた礼だ、仲間にでも何でもなってやろう」
――盗賊団の地下牢で出会った、500年を生きる『不老不死の邪竜』、ファフニール。
「取るに足らない人と思ったら、問答無用で見捨てるからね」
――戦闘民族『竜殺しの民』の生まれでありながら才能の全てを頭脳に費やした女、ジークフリート。
それぞれの思惑と目的を持った個性豊かな仲間たちと共に、世界を巻き込んだ戦いへと発展していく。
アイシェンたちを取り巻く神秘にまみれた運命の行方は――!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 19:00:00
49714文字
会話率:48%
※性に関する描写、その他慎重に取り扱うべき話題を含みます。
植民地から独立したディガン共和国。先住民族だったディガン人と、旧植民地人のノヴァスキア人の対立は、陰鬱な「日常」を維持していた。「混ざりもの」である「私」が通う学校も、その縮図
になっていた。
ある日、「私」は一人のディガン人生徒に話しかけられる。彼の考えは、「私」が共有できるものだった。しかし……。
憎しみが覆うこの国で、何をすべきか。どうあるべきか。
世界を考える短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 09:30:55
5778文字
会話率:43%
ハロウィンの起源とされる古代ケルト民族の祝祭について書いてみました。
最終更新:2023-10-31 15:42:52
1718文字
会話率:0%
一人の身体に憑依させ、僕達二人の理想を叶える。彼らはこの関係を、憑依同盟と呼ぶ事にした。
小さな村で起きた大きな火事。村で暮らす少年レノンは逃げる最中、放火魔と思わしき男と遭遇してしまう。魔法の腕の差は歴然で、無力感の中、死を悟った。
その時、杖から声が聞こえてきて、少年は天才魔女を自称する少女の魂と出会う。レノンは一生を賭ける決意で魔女に身体を貸し、代わりに願いを託す。だが魔女は確信がないまま感覚だけで魔法を使ってしまいーー
僕の一人の身体に少年と少女と二つの魂がある状態になってしまったのであった。
ここはメイジステン帝国。魔法を使えるただ一つの民族メイジスが、他の二つの民族と全ての土地を支配して一千年を超える世界帝国だ。
そんな世界で少年は、憧れの守護騎士を目指して旅に出る。夢見る少年は多くの人と出会い、苦難があれど助け合いながら生きていく。その中で少年は理解する。
世界とは理想郷ではなく帝国なのだと。
そんな世界でも叶えたい理想があるのだとーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 23:27:39
688627文字
会話率:59%
俺は地底世界を支配する魔王である。
魔法も使えない「日本」とかいう、地上世界の下等民族の国家を侵略しに来てやった。
しかし俺は慈悲深い。ちょっと、我が国の特産品を優先的に食ってくれれば……悪いようにはしない。
侵略の目的は皆殺しではなく、
経済圏の設立なのだ。インテリジェンス。
だからその代わり、お前たちの主食である「米」というのを存在しなくしてやったぞ。
まあ、米がないならパンでも食えばいいだろお前ら。
…………と思ってたら、なんかこの国の連中がえらいレベルで抵抗してくるんですけど。
え、なんで?
※ギャグなのでこまけえことはいいんだよ、な感じでお読みください。カクヨムにも同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 09:03:47
99974文字
会話率:60%
神話の終わり、大陸の覇者たるケウト帝国にて一人の男が女神を殺した。
女神を敬愛する民族らは殺されたことに怒り狂い、気づけば女神が愛した自然は赤く染まっていたと言う。
ある日、女神を殺した男の近くのぞばにずっといた女はいつの日か誓ったと言う。
男と女神。両者の本当の意思を継いで太平の世を創ると。
——彼女の意思はいずれ叶うだろう。6000年もの時が経てば、きっと。
それから6000年後、黄緑色の髪を持つ珍しい少女が現れた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 12:45:10
602685文字
会話率:50%
民族や宗教
違うことと認めあうこと
最終更新:2023-10-17 22:26:09
661文字
会話率:0%
記録に残らない歴史。忘れ去られた歴史。誰も知らない歴史。それはもう知り得ない。誰の記憶にも残っていない。それらは何もかもが土となってしまった。神のみぞ知る、そんな歴史。その歴史は表面的な「歴史」と同じだけの濃度を持ち、同じだけの浪漫があり、
同じように輝きを放っている。どの出来事も、どの人物も忘れ去られる。未来永劫、私が彼の顔を見ることはない。だが、彼にもあったはずなのだ。熱意が、想いが、感情が。名も知れぬ彼も、まるで羽が生えたように浮足立ち、飛び跳ねるほどに喜んだはずなのだ。火山の岩さえ煮えたぎる火口のようにふつふつと、こめかみに血管を浮かべながら怒ったはずなのだ。心がぐしゃぐしゃに裂かれてしまうように感じ、膝をついて顔中に涙を流しながら哀しんだはずなのだ。自分でも気が付かないうちに笑みがこぼれるような幸せを楽しんだはずなのだ。それは時間という長い巻物の中では目にも見えぬようなほんの僅かな、たった一瞬のことだったのかも知れない。だが確かに、光った。その熱意、その情動。その輝きに私は美しさを見出している。その輝きにこそ人間の、歴史の、宇宙のすばらしさがある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 21:00:00
25806文字
会話率:1%
※登場人物紹介は「18,アレストリア東部/敵勢ギルド拠点前・昼」の次にあります。ネタバレを許せる方は、そちらを先にご覧下さい。
舞台は躍進を続ける最強の帝国、アレストリア。
その圧倒的な軍事力と制圧力から、他国や他民族からは「龍
の住まう国」と呼ばれ、恐れられている。
そんなアレストリアの首都・シュダルトに一人、小さな家に住む青年がいた。
図らずも犯罪者の討伐に大きく貢献した青年は、謎の組織「敵勢ギルド」に手柄を買われ、加入を決意する。
止めなければならない帝国の陰謀。
退廃した大帝国で犯罪者達と対峙する日々の中、過去を失った青年が最後に目にするものとは、一体。
※プロット、結末まで作成済み。更新頻度が亀だったり突然ブレイク期間に入ったりしますが、作者が死なない限りはエタりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 20:00:00
335732文字
会話率:50%
帝国の新大陸開拓者達と、新大陸に暮らす先住民族アールヴとの文化的な対立を題材とした物語です。
先進国である帝国の文化や価値観に触れた、未開の野蛮人であるアールヴは何を感じるのか。
アールヴの戦士達が帝国観覧の感想を忖度抜きに語ります。
最終更新:2023-10-10 21:07:12
2845文字
会話率:30%
多次元宇宙に存在する次元の一つ『ジョルジュガーデン』の『神聖アーク皇国』を舞台とした『神の死』にまつわる人々の話し――と、おまけ。
『勇者ガーランド』『賢者アルフレド』『愚者利人』『覇者マ・ドゥン』
全四話。一話五〇〇〇文字程度を週
一で予定(つまりは未定)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-06 09:02:21
21170文字
会話率:43%
北の大地の果て。極寒の大地に閉ざされた廃城エルドバースト。
その玉座に座すは大魔王『憎魔』
長き時を支配する最強の大魔導士に、青年はたった一人の孤独な戦いを挑むのだった。
最終更新:2015-10-04 10:15:02
13618文字
会話率:30%