地球上のあらゆる問題に気づいてもらいたい。その為には発信力を上げるべきだ。その手段として、ある若者がアイドルグループ(STE)を作った。ボランティア活動、激しい歌とダンス。度肝を抜く彼らの手法は瞬く間に世界を席巻する。しかし、それを快く思
わないあるグループがSTEを誘拐してしまう。誘拐されたSTEは逃げられるのか。
地球温暖化、海洋プラスティック問題、核兵器廃絶、アメリカの銃規制。様々な地球規模の問題に立ち向かう彼ら。日本政府やアメリカ社会も巻き込んで大立ち回り。果たして、彼らは生き残れるのか。
メンバー内の恋愛も織り交ぜ、難しい問題をスパッと解決する究極のエンターテインメント!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 15:28:43
39313文字
会話率:48%
時は二〇四〇年。中国の台湾への侵攻を皮切りに第三次世界大戦が始まった。
主戦場とかした東アジアでは、中国、ロシアを中心とする中央連合と、日本、インド中心の世界連合が激しい戦闘を繰り広げた。米国はほとんど支援のみで、戦闘にはほとんど参加しなか
ったが、圧倒的な物資支援のおかげで、二大国相手にある程度は太刀打ちが出来た。
しかし、東京に戦略核兵器が使用され、Jアラートが発令されたが、中国の潜水艦からの発射のために発令が遅れ、尚且つ都民の危機感の無さにより、死者三百万人、重症者五百万人という結果になった。
これに政府は機敏に動けず、自衛隊率いる治安維持組織のクーデターが発生。政府は一晩で倒れ、日本はその後わずか二日ほどで旧憲法と民主制を捨てることとなった。米国がこれを黙認するわけもなく、日本への物資輸出の停止を宣言すると見られた。しかし中国側に付いた日本との第二次太平洋戦争という不安が米国国民の中に広がり、妥協案として戦時中のみの物資輸出政策が取られた。
インドは、対中国ではヒマラヤ山脈で戦線が膠着し、中国との目立った戦闘はなかった。しかし、ロシア、中国の支援を受けたパキスタンとの戦争になり、インドはこれに苦戦。しばらく東アジアには顔を出さなくなった。
朝鮮半島では同じく中国、ロシアの支援を受けた北朝鮮が韓国と戦闘状態に入った。しかし、韓国は米軍の大々的な支援と日本の援軍により善戦し、朝鮮半島を統一することが出来た。
そして、北朝鮮の核兵器の発射を未然に阻止した米国の特殊部隊の力もあってか、北朝鮮製核ミサイルによる日本の報復攻撃が開始された。
日本のトップ層による核ミサイル全弾発射は戦時中社会に大きな衝撃と恐怖を与えることとなった。
結果的に着弾二発、死者四百万人に留まったが、沿岸部は核により汚染され、中国の経済特区はもはや機能しなくなったと言って同然だった。
結果的に戦争は引き分けとなって終了したが、核兵器の使用により被害は甚大で、戦後世界はまたも米国とロシア二強の時代となってしまった。
しかし、日本が未だ民主化の道をたどっていないのは言うまでもない...
これは二〇五〇年、謀略と代理戦争入り乱れる暗黒の戦後社会で生きた、とある探偵さんのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 12:00:00
5783文字
会話率:35%
時は西暦2100年代前半の事である。
核兵器廃絶に成功した人類は最早戦争等と言う争いに巻き込まれるのではなく、争いの無い平等の天下太平の世を謳歌していた。
しかし、いまだに力を持つ大国アメリケーヌとジャポネーゼの同盟が廃棄されると、一
気に両国は正規軍を出して情勢は泥沼化の様相をていしていた。
物語はそんな情勢の中から始まる…。
※この物語はフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 13:51:53
34484文字
会話率:26%
2024年、ノーベル平和賞に被団協──日本原水爆被害者団体協議会──が受賞する。二度と核兵器が使われない世の中を目指し、1956年に被爆者の全国組織として長崎で結成されたこの組織の活動が評価されたことは大変意義深い。
しかしながら、未だに核
は廃絶の道を進まず、世界に広がる事を止めてはいない。
人が日常生活を送る街に非道の兵器が投下されて80年が経とうとしており、生き証人も1人、また1人とこの世を去ってゆく。
それ故に、私が聞き知ったことをここに記す。
これからの人々が、少しでも核兵器廃絶もしくは使用の岐路に立った時の判断材料になることを願って。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 10:27:42
6185文字
会話率:16%
24世紀の地球。核兵器が飛び交う壮絶な世界の中で、人を殺すことに違和感を抱えていた主人公・蕾だったが、次々と殺されていく人々を前に復讐を決意する。
崩壊した世界、この地球に、たった一人の少年が立ち上がる――。
最終更新:2024-10-23 23:44:01
1128文字
会話率:10%
勢いだけで書き上げた旬のモノ。まさに怪文書、しかしだね君、フラッシュに弱い所からなんでこんなものを書いたのか。どけ!俺がたわけだぞ!
そんな私は随分と狂った眼をしているに違いない
最終更新:2024-10-15 12:00:00
128902文字
会話率:49%
SF系兼戦争系。
ここは、核兵器が存在しない世界。
世界を分ける二つの勢力、先進国グループと後進国グループ。それぞれのトップの国同士が台頭し、戦争をしていた。
人は戦争に生き、平和を夢見る。
世界中で起こったその戦争は、様々な夜をもたら
すことになる。
※カッコつけて書いていますが、そこまで大層な話ではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 22:40:58
105654文字
会話率:38%
2124年世界各国で生物兵器が開発された。核兵器は完全に無くなったが、その代わりに生物兵器が開発され始めたのた。それは日本も例外ではなかった。だが、世界中で生物兵器の開発に失敗。時期は違えどほとんどの国がパンデミックを起こし、世界人口は三分
の一まで減った。日本ではゾンビウイルスのパンデミックが起こり国中が大パニックになった。感染は広がり、人口が激減し文明が退化した部分もある。
その出来事から約200年。日本はパンデミック前の人口と文明を取り戻した。これはそんな時代を生きるある少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 10:00:00
22136文字
会話率:42%
2XXX年、第三次世界大戦が勃発し、世界は混乱に満ちた。世界各国が禁忌とされる生物兵器と核兵器を使用されたことで、世界は悲惨な最後を遂げると誰もがそう思った。
だが、結果は違った。
戦争終結後、確かに世界は汚染された。
しかし、
汚染したのは生物兵器でもなく、核物質でもない。
全く別の新しいものであった。
それらは瞬く間に広がると、自然は膨張し都市を再度自然に戻すかのように飲み込み、世界各地で地殻変動が相次いだ。
動物たちはその環境に適応するように、ある種は巨大に、ある種は数を増やし、ある種は原型を留めながらも新たな種へと進化していった。
人々は自然から追いやられるように数を減らしていったが、その進化の波は、また人にも働いていた。ある者は体の内から炎を燃やし、またある者は剛腕を、そしてある者はその身に生きる物の力を宿す。
Z oetic-生命の
O dd -奇妙な
N eos-新しい
E volution-進化
世界を覆ったその進化の名は通称:ZONE(ゾーン)
ZONEによって世界は自然界と人間界へと別れ、今も尚自然と人間の熾烈な生存競争が行われていた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 22:26:12
23700文字
会話率:63%
西暦25XX年
地球では、突如、悪獣と呼ばれる異形の怪物が次々に出現し、各地を破壊していった。
悪獣に、銃やミサイル等の近代兵器は効果が薄く、一部の国では核兵器を使用したが、悪獣を一掃する事はできなかった。
そんな緊急事態の中、国際連
合に「デーモンスレイヤー、通称DS」という名称の対悪獣組織が作られ、悪獣に有効な武器の開発に乗り出した。
DSでは、討伐した悪獣の素材から、対悪獣用武器の開発に成功し、それによって、世界を脅かしていた悪獣を討伐できるようになり、平和な日常を取り戻していった。
それに伴い、各国にDSの支部ができ、各国の軍に悪獣討伐の部署ができていった。
そのため、対悪獣武器の性能が各国の軍事力に影響を与え、国防の観点からも各国では悪獣武器の開発に力を注ぎ、また、その悪獣武器を使う軍人育成にも力を注いだ。
悪獣の素材は武器だけではなく、日用品にも使われ、日常生活には欠かせない物になっており、各国は悪獣の素材を取り合い、国際紛争になるところもあった。
この頃、日本では、悪獣対策部隊に配属するための士官学校を各都道府県に1つずつ置き、悪獣対策に力をいれていた。
悪獣対策部隊長野学校に入学した
真田 肇(さなだ はじめ) 15歳
は、平均的な成績で、とりあえず公務員ならいいやと受験したら受かってしまった今時の男だった。
肇は、入ったならやる事はやると決め、生活を送っていく。
これから、肇はどんな人間達と出会って、どのように成長していくのか。
まだ、誰にも分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 14:34:41
12156文字
会話率:28%
とある博士による、本人とっては「些細」な失敗。
最終更新:2024-08-27 16:26:55
2248文字
会話率:0%
この作品は、「バンダナコミック01」への応募用に書き下ろしたものです。
世界観は、これまで発表済みの作品とは全く異なったものとなります。
人類を滅亡へと追い込んでいくロボット軍団がどのように誕生し、何故人類を敵として戦っていくことになる
のか、その序章を描いています。
敵が放った熱核兵器の攻撃を生き延びた一人の男。男は自分のために意志を持つロボットを生み出します。男が人生をかけて作った十三体のロボット。男は死の間際、ロボット達に遺言を残します。その遺言とは・・・。
7000文字以内の短編ですから、気軽に読んでもらえると思います。楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 21:44:29
6668文字
会話率:46%
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ
方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 14:54:26
2518文字
会話率:4%
ついに勝利の日は来た。あまりに遅い勝利だったが…敵の名は「核兵器」…
核兵器の全敗が実現したその日、少女ナオミは天国の人々にそれを伝えるために鳩を飛ばすことを思いつく。
祖父の協力を得て屋上に向かったナオミが見たものは…
最終更新:2024-08-06 21:00:00
2477文字
会話率:30%
誰もが知るイエス・キリスト
2000年前のしがない1人の大工の息子の話は
これまでずっと語り継がれてきた
だが、本当の彼を知る人は誰もいない
武器を持って戦う英雄でもない
魔法を使った訳でもない
どこにでもいる1人の男
なのに、なぜ彼は何
千年と時が経っても忘れられず
永遠に語り継がれるのか?
本当に彼は存在したのか?
それとも聖書はただのおとぎ話なのか?
神は本当に存在するのか?
イエスは十字架上で死んだのか?
そのイエスの生涯を通して
聖書と世界の歴史における様々な謎と嘘について
小説風でもって語っていきます
特に93話からは
歴史学はもちろん、自然科学、天文学、政治、経済、文化、風俗、工学、軍事など、
あらゆる科学的資料に基づき
これまで世界の誰もが目にした事のない、
決して誰も口にしようとしない、
そんな禁断の人類の歴史について書かせていただきます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 16:18:14
2041415文字
会話率:8%
人類の誇る現代兵器が一切通用しないモンスターを生み出すダンジョン、同じく現代兵器を無効化する「迷宮の加護」を持ち、モンスターを倒すことのできるスキルに覚醒しダンジョンを探索する超人「探索者」。それらが一般的となった現代。
竜谷翼は全人類の8
割ほどが得られる「迷宮の加護」を持たざる一人であった。
「迷宮の加護」を持つ人々と持たざる人々の対立が水面下で激化する現代情勢。
突如、翼は「鉄血の加護」なるものを受ける。
その加護は単純、現代兵器が「迷宮の加護」を貫通するというもの。
人類が21世紀前半まで、数十万年間、ただ「より効果的に相手を破壊する」という目的の元、磨いてきた集大成である現代兵器、9㎜拳銃から…メガトン級の核兵器まで…すべてが再び、目覚める時は近い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 18:23:41
6120文字
会話率:40%
……意識が戻ったわたしは、ロボット二体に抱えられてトラックの荷台に放り投げられた。2289年7月初め、一斉安楽死の死体処理が始まっていた。わたしは、咄嗟にトラックから飛び降りると、ロボットに見つからないように部屋へと戻った。
6月30日
の「最終日」。わたしは、残っていた何人かの知り合いと、別れの挨拶を交わした。家族は、選ばれて火星に移住した一人息子のオガワ・マモル以外は、すでに安楽死処置でこの世を去っていた。火星の息子に最後のメッセージを送ったその夜、わたし、ミヤマ・ヒカリはこの部屋で「享年28」の最期のときを迎えるはずだった。
生まれ育ったここネオ・トウキョウで、一斉安楽死処置の失敗例は、確率的におそらくわたし一人のはず。月に本部を置く国際連邦のマザーAIに知られたら、再び処置を施されるに違いない。どうしよう…
かつて老占い師に言われた、「会いたいと思う者のところへ向かうとよい」という言葉を思い出した。会いに行ける可能性のある唯一の人物は、自分が生まれる前に大陸で行方不明になった、祖父のミヤマ・マモル。彼の写真と、その裏に書かれた「30115」の数字を手掛かりに、わたしは大陸へ向かうことにした。
マリンビークルという小型船で、AIによる追跡が来ないうちにネオ・トウキョウを後にする。航海のお伴をするビークルを、わたしは「アルト」と呼ぶことにした。「30115」をもとに指定した「北緯30度、東経115度」の地点は「到達不能」。代わりに、最寄りのレフュージを目指して東シナ海を航行し、長江河口のネオ・シャンハイへ到着した。
第四次世界大戦後、寄るべき国を失い、核兵器、生物化学兵器で汚染された地上に残された約1億の民。彼らを収容すべく、国際連邦が建設した大型シェルターであるレフュージは、ネオ・トウキョウ、ネオ・シャンハイを含めて地球の30ヵ所に設置されていた。
レフュージの外には、国際連邦管轄外のAOR(Aliens Outside the Refuge)と呼ばれる居住民たちがいる。その大きなコミュニティーが、ネオ・シャンハイの対岸に存在することをアルトから聞かされ、わたしは長江を渡り、上海へ向かった……
※事情があって削除した長編を、少し再構成して、再び連載の形で公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:10:00
87681文字
会話率:23%
神田リバー沿い。夜明けの廃工場で、タクシードライバーの死体が発見されます。彼は"リアルの裂け目"由来の次元難民で、核兵器開発に携わった技術者と判明。捜査線上に核武装を狙う独裁国家の影がチラつく中、秋葉原を核の焔で焼くテロリストの陰謀が察知さ
れますが、主人公らは冷凍コンテナの中に閉じ込められてしまうのでした(SATOから来た女 後編に続く)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 19:59:08
20233文字
会話率:69%
アリューシャン列島の海中深くで、一人の男が小型潜水艇で危険な任務に備えている。彼の頭の中に響く声からブリーフィングを受ける。彼の任務は、PSコーポレーションが秘密裏に核兵器を開発しているモセス島に潜入し、その情報を収集し写真を撮ること。PS
社長の演説が11時に予定されており、その後に兵器が移動される可能性があるため、それまでに証拠を集めなければならない。
ジョナサンは深海を泳ぎ、島内に入り、基地に忍び込む。貨物エレベーターで上昇中にウェットスーツを脱ぎ、特殊なスニーキングスーツを着た姿を現す。準備が整ったジョナサンは、独りで生き延び、痕跡を残さないように任務を開始する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 11:00:36
2626文字
会話率:5%
創世暦4755年。
人類は新たな進化を遂げ、崩壊した地球を脱し、「漂流者」となって宇宙を旅していた。
彼らは第4次世界大戦の後、核兵器の使用によって荒廃した大地の上で、死にゆく星と生命の行く末を見届けようとしていた。
人類を救ったの
は、ソラリス(調停者)と呼ばれる外界の“ヒト”であり、人類の“祖先”であり、——現生生物の祖先であった。
実は、人類を含む地球上のあらゆる生命体は、地球の誕生以後、宇宙生命化プログラム(エネルギー保存化計画)の一端として、原始生命体の細胞を分け与えられ、独自に進化を遂げた歴史を持っていた。
ソラリスは全宇宙に存在する無数の星に種を植え付け、あらゆる生命体の可能性を探り、様々な種と生命の繁栄を手助けする「箱舟」の役割を担っていた。
人類は、彼らの集積する生命のパーツ、——すなわち“宇宙生命化プログラム”の「データ」の一部として回収され、次なる進化へと向けたステップに移行していた。
銀河GN-z11の中にある星、カストル星には、かつて地球で暮らしていた人類の細胞を受け継ぐ「フェアリー」や「バーバリアン」、「アヤカシ」、「エルフ」、「ドラゴニア」、その他様々な種族が、“第一次大陸間戦争”と呼ばれる大規模な戦時時代の真っ只中にいた。
東の大陸に鎮座する帝国、ミゼリア東方共和国の兵士養成学校、『セントラル・アカデミー』の期待の新人として名を馳せる“セフィリア・ハールート”は、自らの特性を活かした修道士(ソーサラー)としての道を極めようと、日々の修練を重ねていた。
そんな最中、アカデミーの教官から“ある人物”と手を組んでみてくれないか?と提案を受ける。
彼女は研修生の身ながら、次期魔導兵候補生の一員として将来が約束されていたも同然だった。
誰かの手を借りる必要も、余計な勉学に励む必要もない。
しかし、教官は言ったのだ。
「お前に足りないものは、戦闘に於ける「力」ではなく、「知識」なのだ」
と。
彼女は理解できなかった。
力はもちろん、知識が不足していることなんて…
才能あふれる彼女の前に現れたのは、同じく“期待の新人”として名を馳せていたダリの村出身の戦士、“ソラ・アーケード”だった。
彼は、期待の新人ながら、とある問題点を抱えていて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 15:44:21
12193文字
会話率:24%