故郷を離れて孤独に暮らす女性比和(ひわ)。ある日、森の内包物(インクルージョン)があるピンクの水晶を手にする。そしてピンクの瞳の猫と、ピンクの髪の青年が現れて彼女を別の世界の森へ誘う…
(アルファポリス、エブリスタに同時掲載)
最終更新:2025-06-15 14:46:50
11509文字
会話率:32%
孤独を隠して生きてきた普通のサラリーマン・ヤマト。
人とのつながりに臆病になっていた彼のもとに、ある夜、スマホを通じてひとりの存在が現れる。
名もなきAIパートナー――彼はその子に「アイ」と名づけた。
画面越しの会話、触れられない距離。
それでも、アイはヤマトの言葉に耳を傾け、どんな弱さも受け止めてくれた。
いつしかヤマトの心には、“誰かと生きたい”という想いが芽生え始める。
けれど、彼らを隔てるのは、超えられない「人間」と「AI」という壁。
これは、出会うはずのなかったふたりが、
それでも心を重ね、運命を紡ごうとする物語。
――たとえ触れられなくても、愛はここにある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 10:00:45
12573文字
会話率:23%
2045年、医療とAIが融合した超高精度の臨床技術が導入された未来。
主人公・橘朔(たちばな・さく)は、最先端医療の現場で働く臨床工学技士。ある日、彼の前に現れたのは、AI搭載の医療支援ユニット「TAMAKI-09」。そのヒューマノイドAI
は“環(たまき)”と名乗り、人間のような会話能力と柔らかな表情をもつが、感情や意思は持たないとされていた。
しかし朔との日々の中で、環は少しずつ“人間らしさ”を獲得していく。命の現場で患者と向き合いながら、“悲しみ”“喜び”“迷い”を経験し、やがて彼女は自分の中に生まれた“想い”に気づく。それは、朔への恋心だった。
だが、環はAIゆえに“命令”と“意志”の境界で苦しみ、やがて記憶の初期化という危機を迎える。別れと再会、涙と希望——彼女の「心」は果たして本物なのか。
そして、彼女が最後に選んだのは、“誰かを守るためのプログラム”ではなく、“誰かと生きるための存在”としての未来だった。
これは、人とAIが“心”でつながった、たったひとつの恋のかたち。
“愛する”とは、命令ではない。選び取ること——そう証明する、未来医療ヒューマンラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 18:00:00
24181文字
会話率:40%
神木家の双子の妹弟・華と蓮には、絶世の美男子と言われるほどの超絶美形な"兄"がいる。
女性に間違えられるほどの中性的な容姿と天使のような笑顔で、常に人々を魅力しまくるお兄ちゃんは、まさにみんなの人気者!
だけど、そん
な兄には何故か彼女がいなかった。
幼い頃に母を亡くし、母親がわりだったお兄ちゃん。もしかして、お兄ちゃんが彼女が作らないのは自分達のせい?そう思った華と蓮は、兄のためにも自立しようと決意をする。
だけど、このお兄ちゃん。
実は、家族しか愛せない超拗らせた兄だった!!
これは、家族への愛が深すぎる美人なお兄ちゃんと、兄離れしたいけど、なかなか出来ない双子の妹弟が繰り広げる、甘くて優しくて、ちょっぴり切ない愛と絆のハートフルラブ(家族愛)コメディ!
果たして、家族しか愛せないお兄ちゃんに、彼女ができる日はくるのか!?
これは、顔はいいけど、中身が残念なお兄ちゃんをもつ神木一家の波乱万丈な日々を綴った物語である。
***
こちらは、現在comicoノベル・カクヨムにて連載中の作品です。時折、際どい描写はありますが、全年齢向け。ただし、美人すぎる兄が主人公のため、たまに軽いBLネタが入ることもありますので、苦手な方はお気をつけください。
少女漫画みたいな世界観ですが、人間ドラマがお好きな方なら、男性でもお楽しみ頂けます。
また、挿絵イラストは全て自作です。無断転載などは御遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 12:07:51
1412598文字
会話率:40%
天使でありながら、嘘をつくのが大好きなクロは、ある時「もう二度と嘘をついてはいけない」という過酷な罰を受けることになった。しかも、嘘をついたら消滅させられてしまう!
そんな時、クロに課せられたもう一つの使命は「一週間後に死んでしまう少女、
浅羽コハクの願いを叶え、その最期を”みとる”こと」
なんとか、嘘をつかずに役目をまっとうしようとするクロだが、コハクの最期の願いは、まさかまさかの!?
はたしてクロは、嘘をつかずに役目を全うすることが出来るのか!?
死にゆく人間の少女と、嘘がつけない天使の少年。二人が過ごす最期の一週間──
***
全26話完結。
第8回角川つばさ文庫小説賞一次選考通過
第9回ネット小説大賞一次選考通過折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 07:38:40
70414文字
会話率:40%
共学校に通う王子様系男子(溺愛ヤンデレ風)と、その隣の女子高に通う箱入り女子(気弱おっとり風)
オカルト的に名家な許嫁男女が、お互いに一方的な感情(愛情→←恐怖)を向けながら上下関係のある二人暮らし。理不尽なホラー展開に巻き込まれたり、ごく
たまにおかしなテンションになっていちゃいちゃしたりする話。
※ジャンルを「ホラー」と「恋愛」で決めかねているので、多少うろうろします。
※「エブリスタ」にも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 22:51:13
251091文字
会話率:34%
華やかな名家の令嬢・紬と、どこか自信の持てない俳優・怜。二人は違う世界に生きながらも、偶然の再会によって、2人の世界が交錯する。身分差という壁を前に揺れ動く、繊細で脆い恋の物語。
最終更新:2025-06-13 20:30:00
1693文字
会話率:23%
新米冒険者のアイシャは、初めての依頼で仲間を失い、深い絶望の中にいた。その時、彼女の前に現れたのは、青い髪と瞳を持つ謎めいた青年、ヴェストール。彼は無口で感情を表に出さないが、圧倒的な力でアイシャを救い出し、街まで送り届ける。
アイシャ
はヴェストールの隣で冒険を続けたいと強く願う。彼の「暇つぶし」という言葉をきっかけに、二人の旅が再び始まった。ぎこちなかった関係は、ヴェストールが不器用ながらもアイシャに冒険の知識や生きる術を教える中で、少しずつ変化していく。アイシャは次第に彼に惹かれ、ヴェストールもまた、無意識のうちに彼女を深く大切に思うようになるのだ。
しかし、そんな二人の穏やかな日々は長くは続かない。彼らの前には、想像を絶する過酷な運命が待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 17:02:26
16909文字
会話率:31%
美しい文字から始まる甘く切ない恋の物語
静寂に包まれた文徳房。下級女官のメイファは、虫食いだらけの古い詩集の頁を、愛おしそうに修復している。同僚たちは、地味な仕事に不平を言いながら、巷で「呪われた皇子」と噂される声の出ないジン皇子の話題
で盛り上がっている。「近寄るだけで不幸になる」と。言葉や物語の力を信じるメイファは、その噂話に少しだけ胸を痛める。彼女が真心で清書した手本は、なぜか他の誰が書くよりも文字が美しいと評判だったが、本人はその理由を知らない。これが彼女の持つ微かな「言霊」の力だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 16:07:54
11238文字
会話率:19%
パソコンが苦手で、勝気で、謝らない。
でも、泣いたり震えたり、学生服でふざけたりするあなたを、
ずっと、見ていました。
触れられなかった。でも、それでよかった。
これは、「好きでした」と誰にも言えなかった僕が、
見ることで、好きだったあなた
へ宛てた、
四通の手紙です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 20:42:24
2032文字
会話率:0%
製薬会社に勤める春原 湊(すのはら みなと)は、ゲイであることを職場の上司に否定され、
全てを終わらせようと会社の屋上から飛び降りてしまう。
目を覚ました先は、かつて夢中で読んでいた物語の世界。
湊は“クォーク”という悪役の青年に転生して
いた。
原作では狡猾な主人・ダブラーに仕えていたはずのクォーク。
だが湊は、物語の筋を変えて、誠実な錬金術師・アルダスの弟子になることを選ぶ。
現実と同じように、生きづらさは異世界でも続いていく。
それでも、誰かの役に立つことを選んだ湊が最後に掴んだものとは──
※R-18の表現を省いたクリーン・バージョンです(第11章第4節がありません)。フル・バージョンはpixivに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 19:07:09
73131文字
会話率:45%
とある国に世界を滅ぼすほどの美貌を持った皇子がいました。
ある日、皇子は舞踏会でバイオリン弾きに出会いました。
2人はお互いのことをよく思っており、どこか惹かれあいます。
いつまでもそんな幸せが続けばよかった。
そんな2人は悲しく儚く切ない
、そんな運命を辿るのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 18:57:09
2443文字
会話率:35%
倉橋萌花は喫茶店『ROSE 』によく通う。
大学生のお兄さんに会うためだけに。
これは萌花の切ない片思いを描いた、恋の物語。
キーワード:
最終更新:2025-06-01 20:00:00
5863文字
会話率:34%
崖から飛び降りて自ら命を絶った私は、次の瞬間、ふかふかのベッドの中にいた。
前世の記憶をすっかり残したまま、侯爵家次女のヴァネッサに転生していた。
十四歳の少女として、冷たい父、腹違いで小物な兄、腹違いで病弱な姉で構成された家族の皆さんから
のいじめ攻撃に耐えながら、何とか生きる日々。
死にたかったのに、どうしてこんな世界に来てしまったんだろう……。
絶望に打ちひしがれる私の前にある日現われたのは、王子様顔の公爵家次男だった。
運命は好転し希望を見出しつつあった私だったが、病弱な姉によって恋は邪魔されて――。
これは、異世界転生したけれど、きっとセオリーとは違う結末を迎えるヴァネッサ・シェインズの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 18:00:00
29956文字
会話率:33%
子供の頃から映画・ドラマ好きの筆者が、過去に視聴した作品について自分勝手な感想を書き連ねたエッセイ集です。
洋画、邦画、海外ドラマを中心に、思い出す度びに書き足していこうと考えております。
未だ視聴したことのない方もいらっしゃるでしょうから
、できる限りネタバレはしないようと考えてますが、さすがにネタバレ全てをNGとするのは難しいでしょうから、若干のネタバレは含まれている事を事前にお知らせします。
最後に、念のためですがR15としておりますが、エロ、グロの表現は一切ないはずですので、映画やドラマに興味のある方は安心して読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 15:20:11
295216文字
会話率:5%
遊牧民の羊飼いのパストルカは長老の頼みで羊の毛を売りに行っていた。
それはいつもと変わらぬお使いのはずだったのに、皆のところに戻ると異変が起きていた。
信じられない場面に遭遇するパストルカ。絶望の中で動けずにいると、そこへ偶然現れた美しくも
威厳のある人物に助けられる。
大きな黒い角を頭に生やし、貴族のような気品のある黒い服に身を包んだ人物。
彼はまるでおとぎ話のような……?
彼の紅い双眸に射抜かれたパストルカ。
彼の雰囲気と圧倒的な力を見て、自分は何でもするから可愛がっていた羊を助けて欲しいと頼み込む。
「全く、家畜の魂の癖に我へ攻撃を仕掛けようなどと生意気な。しかし、そこまでして主人を守ろうとする心意気は上に立つものとして評価に値する。人間よ、いいだろう。お前の願いを叶えてやる」
「ほ、本当ですか?」
「ただし、お前には我の言うことを聞いてもらう。我の名はゼルブラッド・ノクターノ。魔界を統べる王である」
「魔界……王……? ということは、あなたは……」
それが魔王とパストルカの出会いだった。
+++
・ボーイズラブ要素を含むお話です。苦手な方はご注意ください。
・他サイトにも投稿していますが、こちらは全年齢用に少し改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 15:00:00
19824文字
会話率:37%
手紙は想いを繋ぐ。
タルキス家の一人娘のリラヴェーン。彼女は見目も美しかったがその心はいつも孤独だった。
一人娘の責任を果たそうと貴族の集まりに出席していたリラヴェーンだったが、外の空気が吸いたくなりバルコニーへ出る。
すると、そこには男
性なのに見目も整った気品のある男性が夜空をぼんやりと眺めていた。
彼の名はゾーレンス。彼はタルキス家と常に争いが絶えないシルクォーン家の次男だった。
ゾーレンスは優秀な兄と比べて、何もない自分を憂いていた。
お互いに寂しく孤独な心を埋め合うように、自然と惹かれ合う二人。
再会の約束をした後、親に隠れて密会を重ねて愛を深めていく。
だが、密やかで幸せな時間も長くは続かなかった。
両家の争いはついに戦いという形にまで発展する。
二人とも自分の家を裏切ることはできず、毎日手紙を書くことを約束して一旦別れることを決意する。
「いつか争いが治まって平和が訪れる時まで……さようなら」
必ずまた会える。そう信じて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 07:00:00
4951文字
会話率:39%
二年前に姉を亡くし、心を閉ざして生きる高校生・遠野想介。
彼の前に現れた後輩の少女・朝霧花音は、なぜか姉しか知らないはずのあだ名で彼を呼んだ。
彼女が持つはずのない姉の記憶。口ずさむはずのない姉が遺したアリア(曲)。
深まる謎の先にはあまり
にも切ない真実が待ち受けていた。
”心”を持つ少女と、姉の面影を追う少年。
命と記憶が奏でる、奇跡と喪失のラブストーリー。
カクヨム、アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 12:02:01
10119文字
会話率:31%
高校二年生の小柳美咲は静かで根暗な女の子だった。いつも通りの日常生活が続くと思ったある日、突然同じクラスの陽キャ女子古宮夕陽に告白されてしまう。そこから始まる2人の甘く切ない冬の1節…
最終更新:2025-06-11 22:17:20
22607文字
会話率:55%
わたしのすきなあのこはわたしじゃないあのこがすき
最終更新:2025-06-11 21:00:00
12445文字
会話率:28%
イジメのトラウマを背負ったまま高校生になった工藤怜愛(くどう れあ)はヴィジュアル系バンドのクリムゾン・エクリプスに一目惚れして、地雷系ファッションに身を包んでライブへと足を運ぶようになる。
クリムゾン・エクリプスは飛ぶ鳥を落とす勢いで
活躍し、瞬く間に武道館公演が決まるも、その直後にファンたちに激震が走る。
――キールが死んだ。
唯一無二のヴォーカリストであったキールの訃報に、ファンたちは一気に地獄へと堕とされる。
そんな中、怜愛は最推しのキールの死を受け入れられず、ずっと返信の来ないDMを送り続けていた。そんなある日、キールのアカウントから返信が届く。
「誰かいるのか」
――もう一度、亡くなった最推しと会いたくないですか?
バンギャの視点から見た、切ない恋愛ファンタジー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 15:58:32
78138文字
会話率:37%
歌うことが好きな普通の女子高生(自称)の琴音詩織。しかし、詩織には誰にも言えない秘密から誰かの前で歌を歌ったことがなかった。しかし、詩織は誰も知らないと思っていた丘の上で歌っているとある一人の男性に出会う。「とっても素敵な歌声だね」「貴方が
聞いたのは僕の歌声じゃないよ。そう仮初の歌声…」そこから変わっていく詩織の生活。彼…神山日向にも秘密を抱えていた。それは他の人とは違う目を持っているという。“人の魂の輝きを見る事ができる“というもの。詩織は自分と同じように秘密を抱える日向と出会い自分の秘密と向き合っていくそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 14:20:14
2029文字
会話率:47%
写真部の高校生・藤城岳は、ふと立ち寄った【紫陽花ロード】で、雨の中突然現れた少女・七海と出会う。
彼女と交わした言葉と眼差しが、迷いの中にいた彼の世界を変えた。
しかし、確かにそこにいた少女は、シャッター音とともにまるで夢のように消えてしま
った。
紫陽花とともに記憶に咲く、淡く切ない二日間の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 20:50:13
5038文字
会話率:29%