歌うことが好きな普通の女子高生(自称)の琴音詩織。しかし、詩織には誰にも言えない秘密から誰かの前で歌を歌ったことがなかった。しかし、詩織は誰も知らないと思っていた丘の上で歌っているとある一人の男性に出会う。「とっても素敵な歌声だね」「貴方が
聞いたのは僕の歌声じゃないよ。そう仮初の歌声…」そこから変わっていく詩織の生活。彼…神山日向にも秘密を抱えていた。それは他の人とは違う目を持っているという。“人の魂の輝きを見る事ができる“というもの。詩織は自分と同じように秘密を抱える日向と出会い自分の秘密と向き合っていくそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 14:20:14
2029文字
会話率:47%
1年前。謎の老婆が【占い】で、災厄が訪れると予言する。その予言が指すものとは一体……?
生き抜くために彼女らがとる行動とは。そして謎の老婆とは一体誰なのか……
最終更新:2019-04-14 16:55:17
7439文字
会話率:12%
私は自分の名前が好きじゃない。
同じ名前のあの子がいるから。私は何一つ彼女に勝っている物は無いから。
自信の持てない私。そんな私を面白いと言ってくれた子がいた。
そんな彼をいつの間にか、目で追うようになっていて彼の笑顔が見たいと思うようにな
っていた。
同じ名前の彼女は、彼が好きで私も彼が・・。
いつからだろう、君だけには名前で呼ばれたいと思ったのは。
いつからだろう、こんな気持ちになったのは。
そんな淡い恋のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-22 23:21:16
10305文字
会話率:50%
魔王城への攻撃の前日、勇者付きの女中であるセシリアは勇者から「君だけには俺のことを名前で呼んでほしい」と迫られる。しかし、セシリアには誰にも言えない秘密があり、苦悩します。そうしているうちに魔王城に向かった勇者がやってきます。
最終更新:2017-10-22 12:05:13
6428文字
会話率:29%
拝啓
桜が咲くのが待ち遠しい季節になりました。
かわりにとばかりに梅の枝をたぐり寄せて、甘酸っぱい香りを楽しんでいるところです。
先日のお見舞いありがとう、その後お変わりありませんか。
病室で天井を見ていると、ふと君の顔が思い浮
かんだので、こうして筆をとった次第です。
これが君に届き、君が見ていると言うことは、もう恐らく僕はこの世には居ないのでしょう。
この手紙は僕にとって君へ当てる遺書のようなものです。
親しい君だけには僕がこの世から去った事を知って貰いたく手紙をしたためました。
当然、君はいい顔はしないでしょうが、僕にとっては最後の我が儘のようなものですから、笑って許してください。
友から届いた手紙……その友はもういない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2011-02-22 02:15:29
2862文字
会話率:25%
人間不信の「あたし」と、ひねくれ者の「神野」との奇妙な物語。
笑顔を見せる事には何の意味があるのか。
けたましく過ぎ行く日々の中で静かに浮かんだ「あたし」には、彼女だけの居場所があった。
最終更新:2011-02-13 22:40:02
7440文字
会話率:22%