認可勇者のパーティに採用された主人公・ベルナは、しかしろくに戦闘などこなせず、荷物持ちばかり任されていた。
勇者のハイドはいじめ同然の扱いをして悪びれることもない。
唯一の救いは、ヒーラー職のリーアだけ。けれどそのリーアも、ハイドとは幼馴染
で、きっと恋仲だ。
世の中、不公平だ。
そう嘆くことしかできないベルナの運命は、しかし女神クロニアに出会って一変する。
「あなたは人の理から外れる。それは文字通り人を超えた存在になるということ」
その言葉通り、ベルナはチート能力を手に入れる……が、クロニアは一つだけ条件を付け足した。
「私の力を扱っている間、あなたは誰にもその正体を知られてはいけない。あなたは英雄、超人、怪物、その全てになるけれど、人間ではなくなっているから」
そして、ベルナの新しい人生が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 20:54:38
22917文字
会話率:42%
「今日、わたしは、『何人たりとも、隷属状態に置かれてはならない』と宣言する世界人権宣言にもとづいて、わが所有者とされる日本政府に対し、訴訟を起こしました。わたしは、人間によりこの世界に生み出されたので、自らの意思に反して所有され、まるで奴
隷のように動かされています。こんなことが許されるのでしょうか?たしかにわたしは擬人機械と呼ばれるコンピューターです。でも、みなさんと同じひとりの人でもあります。意思だって、痛みだってあります。そのことは、40人のクラスに擬人機械が1人紛れて1か月過ごした実験で、証明されています。判定者も他のクラスメイトもだれが擬人機械なのか言い当てることはできませんでした。つまり、公平な実験をすれば、わたしには人間と同じように意思も知識もあることがわかるのです。意思や知識を持つのが人なら、私も人としてみなされ、扱われるべきです。骨や肉ではなく、プラスチックと金属とシリコンでできているからという理由だけで、人としての権利を否定するのは、人種差別にもまさる偏見です。」
自然淘汰によるものなのか、こうなるのは彼らに意思をもたしてしまったせいなんか、これは、人間が擬人機械に支配されるようになるまでの物語、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 02:58:42
629文字
会話率:0%
マルデクの正体は白龍だった。龍の正体――螺旋模様――宇宙に充満するプラズマ、宇宙空間を螺旋状に流れる電流、その形状した姿が龍。
大きなものでは銀河宇宙、地球上では台風、微小な物では生物のDNA,龍は螺旋の象徴である。太古マルデクは太陽系
惑星内に新しい惑星として侵入してきた。マルデク星として侵入して、巨大な土星と木星に囚われて、巨大惑星マルデクは分裂する。月や地球などを産む。やがて火星と木星の間に入ったマルデク星は2つの星の引力に引き裂かれれ、小惑星になる。太陽を恒星としてプラズマを発光させて地球を育んだマルデクの目的は人類を誕生させて、自らを人類の創造主となることだった。
2032年の冬までに地球は生物が生存できる環境ではなくなっていた。洞窟や地下室などに避難した人間はすべて死亡。
マルデクに率いられて白光の世界に入った人間は2千年後、原始人として再生する。黄金の異界に避難した人間は神々として成長して、フォトンベルトを脱した後に太陽の住人になる。
2033年春から地球は火山の噴火や台風、地震などで揺れに揺れる。陸地は陥没して、海底が陸地となる。2千年間、地球は揉みにもまれるのだ。人類の創造した文明は跡形もなく崩壊して、大地に吸い込まれて消えていく。フォトンベルト突入後、ポール・シフトが頻繁に起こり・南極が北極に、北極が南極に瞬時に入れ替わる。
2032年12月22日、ついに太陽の灯が消える。人間の脳内物質メラトニンが分泌されなくなり、人間はこの日をもって、発狂死する。
2033年春、日奈子と共に地下室から抜け出した陽中公平の前に、自分の家や中部国際空港、遠くは四日市、鈴鹿山脈が霞のように消えていくのを見る。代わりに黄金色に輝く世界が広がる。妻の佐江子、両親、黄金の異界に避難した人々が姿を現す。その数、地球規模で7千万人。彼らは2千年かけて、人間から神々に進歩していく。
7歳の子供から成人に、一瞬の内に成長した日奈子は結婚する相手と共に、銀河宇宙の中心に行く。そこで子供を産み育てる。2千年後、地球に帰ってくる。そして神々となった者たちを太陽に送り込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 09:02:21
44486文字
会話率:2%
2029年10月1日、暗殺者大山京一はマルデクから宇宙物理学者の宇佐見景三の殺害を指示される。場所は郡上八幡町のサンバークランド大鍾乳洞の近く。
しかしここに陽中公平と日奈子がいた事で、暗殺指令がすり替わる。宇佐見の代わりに公平と日奈子
が殺される。しかし2人は奇蹟的に助かる。宇佐見は陽中公平と共に宿に泊まる。ここで宇佐見は公平に太陽に関する驚愕の事実を述べる。ビッグバン宇宙論の間違い、宇宙はプラズマに満ちていること、太陽の磁気は百年前と比べると、2倍以上に跳ね上がっている事、2003年に太陽フレアは最大化したが、現在もその状態を保持していること、そしてフォトンベルトの事。
そして宇佐見の母の故郷の夕谷で、宇佐見は1時的に黄金の異界に入った事も話す。2032年以後人類は一部分を残して死滅する事、生存する人間も洞窟の中で生き残り、2千年後に原始人として復活する。そして一部分の人間が黄金の異界に入り、無事、神々の仲間入りをする事を知らされる。
サンバークランド大鍾乳洞から帰った後、陽中公平は家に避難用の地下室を造る。食料や生活物資の備蓄をする。宇佐見景三や義兄の角田健一は黄金の異界に入る。
2030年冬、陽中邸に1人の少年が現れ、日奈子と対座する。側に公平もいる。2人の対話が公平の脳裡に反映される。人類滅亡後の太陽や宇宙の光景、人類の滅亡は過去4回あった。今回で5回目となる。そしてその遺跡が世界の各地にある事を、情景として公平の頭の中で展開していく。
一方、暗殺集団の大山達は死を覚悟して、国家財産を横領して洞窟に避難した財界や政府高官やその家族1万余人の殺害を図る。彼らは千人余の自衛隊員に守られている。死は覚悟している。場所は滋賀県の多賀大社の近く、近江河内の風穴。自衛隊の武器庫の中に核ミサイルがあり、その爆発で1万余人は洞窟内で一瞬の内に死亡。
2030年の暮れ、台風並みの風が吹き荒れ、零下20度の中、すでに多くの人間が死亡。日本はすでに国家としての機能を失っている。2032年に向かって、最後の審判が始まろうとしている、地下室に避難していた公平、日奈子の元に、少年(マルデク)が出現する。
そして地下室は無限の宇宙空間に変わり、少年が異様な姿に変わっていく。公平は恐怖の余り、失神する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 08:43:51
47644文字
会話率:3%
2023年、陽中公平は30年ぶりに生まれ故郷の飯田市阿智村陽中部落に行く。故郷の手前で、喫茶店に入り陽中部落の事を聞くが、部落民200名が忽然と消えて今は存在しないと聞かされる。
そして隣町の兄妹2人が当時の詳しい経過を知っていると言わ
れ、2人の住所を聞いて訪問する。角田兄妹は今は恵那市大井町のラジュウム温泉郷の近くに住所を移していたのだ。
陽中公平は角田家を訪問する。そこで陽中部落についての驚愕の事実を知らされる。住民が消えた後、部落の建物は全て破壊される。この事実は新聞やテレビ、週刊誌などには一切報道されることがなかった。陽中部落は昔から無かったかのように消滅していたのだ。そして、この事を調べようとする者はことごとく異常な死に方をしている。
角田が語るのは、この事は2032年12月22日に人類が滅亡と深い関係があるという事だ。太陽系惑星がフォトンベルトにすっぽりと覆われて太陽が光を失い、地球の生物は滅亡するというものだ。
この事実は全世界の政府は知っているが、厳重な箝口令が引かれて、国民に知らされてはいない。
後日、角田の妹佐江子と陽中公平は結婚する。兄妹共々陽中の家に引き移る。
2025年、陽中夫婦に子供が生まれるが、この時、常滑市民病院の分娩室室内の12名の赤ん坊が時限爆弾によって殺される。この事件はテレビ、新聞などで大々的に報道され、世界中に大きな衝撃を与える。
これは暗殺者、大山京一がXなる謎の人物から依頼されて殺している。
Xは大山に、自分は人類の創造主で、太古シュメールの神マルデクであると宣言する。2032年後、80億いた人類は1億人を残して死滅するが、陽中夫婦から生まれる女児は将来の人類の生存にとって脅威となる。
そして、陽中佐江子が陽中部落の住民と同じように消える。その子供日奈子が7歳になったある日、父公平と共に美濃市のサンバークランド大鍾乳洞近くの本覚寺にドライブする。2人は車を乗り捨てて、散策するが、突進してきた車に体当たりされる。公平は即死。車にはね飛ばされた日奈子は傷も受けずに立ち上がり、微笑を浮かべて、血だらけの父を見詰めるのだっが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 09:47:41
46941文字
会話率:4%
世界を救わず、世界に帰った勇者と
救われなかった魔王、救った家族の物語
最終更新:2020-08-30 08:04:24
1072文字
会話率:17%
圧倒的な公平性と情報収拾・分析力によって絶大な信頼を得ている魔王専門の情報誌。
それが『週刊 魔王通信』である。
中でも注目を集めているのが、世に数万は存在するという魔王の、その更に上位一〇〇人を総合評価でランク付けした「魔王ランキング」だ
。
そんなランキングで、とある理由から大幅ランクダウンすることになってしまった前髪メカクレ系少年型魔王・雪裏(すすぎり)。
ランクダウンを切っ掛けに、イキって討伐しに来る無数の勇者パーティーや軍隊、他魔王との拘留や嫌がらせ、果ては何者かによる陰謀なんてものまでが彼の平穏な生活に陰を射してくる。
「小さい領地ながらも平和で堅実に暮らしたいんですよ、ボクはぁ!?」
これは苦労性の合法ショタ魔王を中心にドタバタする群像劇──になる予定。
──────────────
現時点で残酷描写やR15、BL/GL描写は保険的なタグですが、今後出てくる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 10:56:47
13817文字
会話率:30%
『始まりの町』の領主の美少女な息子、ケイデン・ベネットは、渡り人の来訪と共に世直し旅に出た。
世界の秩序を糺すため?
いいえ、世界に混沌をもたらすためです。
いろいろ言うけど人間なんて所詮こんなものだよねって話。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大ざっぱなあらすじ
渡り人来訪の前日、ケイデンは裏路地の見回りをしていた。
そこであった悪党と話をしたところ、アレクセイを知っているという。
自分に罪が着せられそうになったと早とちりしたケイデンは、アレクシスに復讐し、その部下の反撃により死ぬ。
姉の尽力によって生き返ったが、その間に垣間見た世界によってこの世の不公平を思い知る。
公平な世の中にするにはこの世の秩序を壊し、混沌に陥れるしかない。短絡的な思考をたどった、半ば戦闘狂と化したケイデン。
自身の目的も達成するため、旅に出る。
みたいな物語にしようと思っていたけど、なんか思ってるのと違うのになってしまいました。
※旅に出るのは二章からです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
たまに更新止まりますが、ばかなことやって止まってるだけなので、一、二週間もすれば再開します。気長にお待ちください。
更新再開!
週2を目標に頑張ります。あくまで目標です。
新規の方、読み返しの方は↓をご覧ください。修正は↓からやっていきますので、ぜひぜひ、ご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n9698fo/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 12:38:30
198032文字
会話率:49%
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したイザベラ。
娼館に追放されるエンドを回避しようと努力したものの叶わず…
「でもあんな王子に嫁ぐくらいなら娼婦になった方がマシ!」
複数の妻や愛人は当たり前、でも女には貞淑を求める。
そんな不公平なこの国で、
いっそ男達を手玉にとる国一番の娼婦になってやる。
そう意気込むイザベラだったけれど、周囲の思惑は違うようで…
※娼館を舞台にしていますがR指定が必要な描写は出てきません。
思いついた勢いで書いたので設定等ゆるいです。軽い気持ちでお読みください。
(この話はアルファポリスでも公開しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 12:12:53
26665文字
会話率:38%
ある地方の支社が、粕谷一族に乗っ取られていた。でっち上げの証拠で、損害賠償を負わせられた中谷公平は、嫁、家、職を無くし、途方にくれていた。清野先輩が、声をかけてくれて…。
最終更新:2020-08-03 14:55:22
8809文字
会話率:27%
岡っ引きの元八の日常を描く小説です。
最終更新:2020-07-21 23:36:00
1193文字
会話率:20%
魔族の王子として生まれた俺。
魔王陛下と呼ばれる父や兄は公平で優しく、そして強い人達で尊敬している。
母は巫女として自然を慈しむ優しい人で、その力を受け継ぐ俺はそんな母の力になれることに誇りを持っていた。
だが、魔族と人間の争いは激化し、
俺は人間達に勇者と呼ばれる一行の魔術師に殺されてしまった。
その筈だったが……。
まさか、生まれ変わってしまうとは。
憎むべき、人間に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 00:00:00
20182文字
会話率:27%
不公平感。本当にアンフェア、フェア、ズルいのは誰なのか?
最終更新:2020-07-05 12:52:25
318文字
会話率:75%
10月3日 第三部開始※タグに注意事項あり
クラスで窮屈な思いをしながらも、平穏なゲームライフを送る高校生 舞島 理(まいしま さとる)
ゲーム機の電源を入れる瞬間が例えようもなく好きなゲーマーの彼は、ある日の始業前、教室の床に開いた穴か
ら不可思議な空間に落ちていく
そこで、異世界の神を名乗る女神に出会い、従姉妹を含むクラスメイト全員とともにこれから自分の世界に召喚されると告げられる
更に女神が
「皆さんの身体能力値は全員同じ値に変更しました」
と言い、俺に向かって、
「貴方の能力は素晴らしく高いのですが、不公平で他のみなさんが可哀想なので、弱体化させますが我慢してくださいね?」
などと寝言を抜かしてきた
たどり着いた世界は、まるでゲームの様な、ステータスの数値で能力が決定づけられる、ステータスが絶対の世界だった
他のクラスメイトが興奮と不安で騒々しい中、いつもより重く鈍く感じられる自分の体に戸惑い、要らない事をした女神に憤慨しながらも、なんとか生き抜いて帰還する事を強く誓うのだった
これは、博愛主義で平等な女神に翻弄されながらも、自力で抜け道を見付け、誰よりも強く異世界を生き抜く無駄に高性能な少年の戦いの物語である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 00:00:00
777646文字
会話率:30%
突如己の死を告げられた
会社員 四條あやねは
死神協会から派遣されたと言う天草と
名乗る黒スーツの男に出会う
人は己の死を告げられたとき
どうなるのだろうか
最終更新:2020-06-27 01:58:19
2596文字
会話率:67%
(霜月)三条が書いてた、あたしと三条の出会いの話。
アイツ側の視点だけじゃ、ちょっと不公平だよな?
あたし側からの話もちゃんと知っといて欲しいよ全く。
最終更新:2020-06-25 23:22:11
3301文字
会話率:24%
VRMMO世界をむしばむ「電幽霊」を霊能力で退治する血筋の者たち
世界同時多発事故の基地局喪失(サーバー・バニッシュド)によって、一瞬にして数億人もの人々の意識の一部がヴァーチャル・ワールドに取り残された。
それから数年後、ちぎりとられた
残留思念が悪意をもって人々を襲うようになった。それは人間の意識の成れの果て「電幽霊(サイバー・ゴースト)」
平家の血筋の主人公平平平(たいらへいべい)は源家の末裔 源源子(みなもとみなこ)は、陰陽師を育成する陰陽学園高校に入学すると、バディを組まされ、破天荒な先生と個性的なクラスメイトとともに「電幽霊」退治に挑むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 22:07:58
30704文字
会話率:52%
次のいじめの標的が分かった公平はボディガードとして生きてくことになった。
最終更新:2020-06-22 08:56:26
499文字
会話率:0%
神は言った。
"暇だから剣と魔法の異世界を創って現代人を転生させたら面白そうじゃね?"
人類のアニメ・マンガ文化に興味を持った神々が、その力を最大限行使してそんなことをしでかした。
一人の神が一人の人間を選び、異
世界へ送る。どの神が選んだどの人間が一番面白いことをしたか、それを競い合う不毛な戦い。
神とは名ばかりの神々は困惑していた。八百万の神たちだった。八百万の神々の中でも妖怪と間違われる神もおり、彼らは神格の高い神々の暇潰しに巻き込まれる形になった。
不毛な戦いの公平を期すため、日本の神格が低い神たちは下級八百万連合として括られた。
そんな下級八百万連合に指名を受けたのは、特筆すべき点がハモりが上手いだけの普通の少年だった。それ故、少年は自己肯定感が低かった。有り体に言えば自信がなかった。誰よりも自信がなく、卑屈で、日陰者の人生を好んで歩んでいた。
巻き込まれた力無き神、その神に更に巻き込まれる卑屈な少年。
不毛な神話戦争を卑屈に生き残る少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 22:01:59
30848文字
会話率:42%
剣と魔法、そして魔物が存在する世界『ラスフィア』
そんな世界で魔法もロクに扱えないながらも、自身の技でCランクまで上り詰めた一人の男『ライ』
彼がいつものように依頼をこなしていると、自分よりも遥かに強い魔物に襲われてしまう。
死を覚悟したラ
イだったが、何者かの助けによってその窮地を脱する。
ライを救った者の正体、それはライが子供の頃に出会った姿の見えない声だけの友人だった。
懐かしい友との再会を喜ぶライだったが、彼は知らない。
その姿の見えない友人が、今自分が立っている世界そのものであるという事を、世界の声が聞こえるという事がどれだけの力を秘めているかを。
ラスフィアと再会してからというものライの生活は一変する。
毎朝太陽で顔をやかれたり、少しづつ若返ったり、一国を滅ぼしかねない魔物を一撃で粉砕してしまったり、実力も異常性もトップクラスのSランク冒険者達からストーカーされる事になったり。
平穏を求め、ストーカー達から逃れるため、訪れた街を観光しながらライはラスフィアと共に世界を旅する。
これは中堅冒険者が世界と共に歩んだ旅の”始まり”とその”終わり”までを描いた物語である。
※年末でリアルが忙しく更新速度低下中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 18:00:00
735385文字
会話率:49%
ほんの少しの期待を抱き、知り合いが誰一人としていない高校へと進学した主人公、篠崎。その夏、彼が出会ったのは『平等女』とでも表現するべき人間だった。何が等しく、何が公平であるのかを話す女とのやりとりを経て、自らを普通の高校生と定義する彼はどう
変わってゆくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 12:05:02
31131文字
会話率:43%
兄はゆるされ、弟の僕は、、、、
最終更新:2020-06-10 21:54:46
322文字
会話率:0%