2つの世界が衝突してから半世紀。魔法文明からやってきた異世界人技能実習生たちは、いまや日本のインフラ整備には欠かせない存在となっていた。一方、両世界の混血児だけが使えるという新世代の魔法は、旧世代とは違って使い勝手が良く強力だった。日本政府
はその力を利用すべく、新たに魔法学校を設立して混血児を集め研究を始める。主人公、物部有理はそんな魔法学校に入学してきた、唯一、生粋の日本人であった。科学文明出身の彼には魔法が使えないはずだが、何故か彼にだけ適正検査の反応があって……これはそんな青年たちが巻き起こす群像劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 20:00:00
275783文字
会話率:47%
世界的に有名なVRゲーム「バベルの塔」。このゲームにはとある都市伝説があった。
―「バベルの塔」と同じ世界が存在し、特殊なゲームカセットを使うと、その世界にプレイヤーを引きずり込む。
小鳥遊 守は「バベルの塔」の99層をクリアした上位ランカ
ーだが、現実世界では幾つものバイトをかけもちする貧しい苦学生だった。
だが唯一の肉親であった母の遺品を整理しているときに、「バベルの塔」のゲームカセットを見つける。試しにプレイしてみると、そこは「バベルの塔」と全く同じ世界であり、特殊アビリティとして「強欲の器」を手に入れたのだった。
しかし喜びは束の間、100層をクリアするまで現実世界に戻れないほか、「バベルの塔」のゲームオーバーは現実世界の死であることを知る。現実世界に戻るため、俺はこの塔の頂点に上り詰める—折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 00:25:47
3480文字
会話率:29%
1984年8月、《積層学園都市(バビロン)》と化した名古屋。
その北に広がる"東春日井(ひがしかすがい)"と呼ばれる土地に、太古からある一族が住んでいた。
双子の高校生をその血は、どこに誘うのか?
テクノロジーの檻の
中で、呪われた血が膿み、零れてゆく……。
中世以降、われわれの歴史とは別の道を辿って辿り着いた《戦後》世界は、東西思想圏による緩やかな冷戦と、ヴィクトリア朝時代に誕生した英国 - 植民地間を結んだ官製電信から広がったインター・ネットワーク上のサイバー・スフィアでの抗争という複重構造の中で駆動していた。
1960年代には《インター・ネットワーク》が地球上を覆い、宇宙開発も格段に究められた"現在"。
これは神をめぐる物語。様々な《神》の対立が輻輳し、精神と理想が相克する。名古屋圏から始動する、《伝奇ロマン》というかつて聳えた〈バベルの塔〉の末裔――。
「あなたのSFコンテスト」参加作品(選外)。
ここでのSFは「ソノラマ文庫(っぽい雰囲気の)フィクション」(?)です。
※2016年6月30日、投稿していた「1.」「2.」を「1.」~「5.」(「1/-1」~「2/-3」)に分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 16:40:00
178148文字
会話率:24%
人類はかつて、持てる全ての力を使って「バベルの塔」を築いた。しかし、それは神々の怒りに触れて破壊され、人類は共通の言語を失った。そして数万年後、再び人類は「バベルの塔」の建造に着手する。その時、下された神々の試練は……
最終更新:2024-08-17 02:10:22
4051文字
会話率:0%
1,000字完結の「千夜千字物語」をスタートさせました。さまざまなジャンルで紡ぐ物語。楽しんでいただけたら幸いです。
最終更新:2024-07-07 17:33:02
983文字
会話率:12%
突如として地球の至る所に塔らしき建造物が現れた、その建造物は人工衛星でも確認できない不思議な全く未知のもの。
そしてある変わり者達が塔に登ったが全員帰って来なかった、だが少しの時が経つと塔から帰還した者が現れた、塔から帰還した者は塔の事
を『バベルの塔』と言いその塔の中には楽園があると言った。
そんな確証のないその言葉につられ何人もの人々が塔を登り始め、そして百年後の今、地上にいる人間が半分以上いなくなった。
そしてそれから百年後、地上にいる一人の少年がバベルの塔に足を踏み入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 07:00:00
2587文字
会話率:59%
西洋でバベルの塔が建設されていた頃、東洋では月の塔が建設されていた。
高空の低温と空気の薄さに阻まれて、その建設は中止された。
しかし月人の協力を得て、地球と月を結ぶ塔の建設が再開される。
最終更新:2023-12-07 18:00:00
8710文字
会話率:18%
獣人とエルフが仲良く暮らす島国、ハトゥール。
その新しい王となったハーフである猫耳の少女ミミは、大臣たちの傀儡となる生活から脱出し、行方不明となった先代の王である父を探しに犬耳の少年執事ロロと冒険に向かう。
目標はしゃれこうべ山の鼻先
に住まうロータスドラゴンの心臓を入手し、武器をランクアップさせること。安全な王室から魔物のうようよする外界に出たミミとロロは戸惑うけれども、精一杯戦うのだった。
その昔、神によってバベルの塔が崩され、純血種の人間たちは獣人、エルフ、その他のモンスターたちに種族が分けられた。純血種による魔導文明が滅び、スチームパンクが主流になった世界でミミは様々な出会いを繰り返し成長していく。大人たちの陰謀に巻き込まれながらもミミは自分の存在意義を、そして何ができるかを学んでいき、そして本当に大切な何かを知るのだった。
戦うべきは隣国の王オズワルド。彼は魔導文明への回帰を望み、かつての純血種と近しい存在になることを望んでいた。先代の王と因縁を持つ彼とミミは国家の存亡をかけて戦う。
魔法とスチームパンクが入り混じり、獣人への差別が横行する世界で、獣人とエルフのハーフであるミミは何を見出すのか。
新時代の王道ハイファンタジーが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 01:49:50
59061文字
会話率:37%
主人公タカユキは日本の学生だったが、突如異世界に来てしまった。
そこはバベルの塔による言語分裂が起きず、科学の代わりに魔法という未知の技術が発達した世界だったのだ。
その世界では、皆英語を話しているが、幸いにもタカユキは英検2級を持っていた
ので…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 13:07:09
2497文字
会話率:65%
何故大きな案件というのは、立て続けにやってくるのか。
定期的な打撃の如くやってくるならばわかるけど、何故タイミングが悪い時を見計らってやってくるのか。
そうしてからの残業帰り。何だかんだ憧れていた。OLの日常。
注意事項1
起承転結はあ
りません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
カオスなツッコミ回です。
お口悪いです。それでもいい方、宜しく御願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 19:01:33
1084文字
会話率:0%
待ちに待った(?)・・・そりゃ、泣く子も黙る【アンチバベルの塔】のご登場です♪
キーワード:
最終更新:2023-04-20 01:39:00
2794文字
会話率:14%
死ぬと28年後の世界へ強制的に飛ばされるという、鬼畜なVRゲームが登場した。
その名も【アカシックワールドオンライン】、通称AWO。
多くのプレイヤーが次第に崩壊していく世界に阿鼻叫喚する中、運営は更なる爆弾を投下した。
「バベルの塔ダンジ
ョンを最初に踏破した者に“10億円”を進呈します」
賞金に釣られた国内のゲーマーたちは続々とAWOの世界に飛び込むが、高度なAIを搭載したモブの予想外な言動と、理不尽なデスペナルティのせいで攻略は全く進まない。
そんな中、一人のフリーター、荒津海人(あらつ かいと)がプレイを開始した。
普段は弱気で争い事が苦手な海人であったが、運よく『掴んだ物を掴んだ秒数だけ支配できる』というユニークスキルを手に入れたことにより、他プレイヤーが誰も見たことのないシナリオが開始された。
そして彼は、聖剣に封印されたという赤髪の元勇者と出逢うことになる。
「ほんっとに、見る目がないわねヘタレ勇者!!」
「だったらお前がやれよ性悪(元)勇者!!」
これは10億円ゲットの為にトリッキーなスキルで敵を倒す気弱な現勇者と、やたら強気な元勇者の少女が、鬼畜ゲーの世界で奮闘する物語である――。
この作品はカクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 23:17:55
51193文字
会話率:38%
いつも通り魔法も冒険者ギルドも有り、地球に存在しない魔物も大量で、通貨流通量を無視した無制限の買取金貨もある剣と魔法の世界。
無制限のレベルアップや固定ジョブもチートスキルも冒険者ランクもアリアリ、定期的に魔王が復活して魔王軍が攻めて来
て、邪神も天使もいて勇者の概念もジョブある世界。
しかし印刷による知識拡散や識字率の上昇、銃砲の開発や飛行機械の存在は絶対に許されないディストピア。
共通の言語が発生して対話できないよう、バベルの塔と呼ばれる軌道エレベータで言語を混乱させ、方言や訛りで国内でも城砦単位でも会話を成立させない。
もし火薬が開発されて銃が作られ、人力飛行機が飛び、蒸気機関の初期装置が開発され、紙の印刷技術が開発されると、どんな魔法も通じない巨大な上級天使が出現して、天使の軍勢が城塞都市を丸ごと破壊して、見ただけの住人も一人残らず殺される世界。
そこは人類が機械化して永遠の命を得て宇宙に旅立った後、核兵器などで相互確証破壊が起らないように調整された楽園で箱庭。
永遠の中世世界ナーロッパや時代劇世界が保存され、ノンプレイヤーキャラが愚民化処理された場所で、永遠の命を持ってしまった元人類がほんの100年ほどの夢を楽しむ場所。
人類発祥地である聖地太陽系は保存されているが、バーナード星域や近隣星系では惑星がすべて解体され、ダイソン球やリングワールドが建設され地球の数万倍の表面積を持った箱庭が作られていた。
とある平面世界でも少女とオチコボレ竜の夢が開始された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 18:16:47
1104301文字
会話率:40%
“終末の鎌(グレート・リセット)”
ある時は隕石を落とし、ある時は火山を噴火させ、ある時は地表全土を凍てつかせ、歴代の魔王たちは、およそ一万年ごとに人類が築き上げてきた文明を徹底的に破壊してきた。
洞穴(ほらあな)に住み、石器で動物を狩
ることくらいしかできなかった人類は、世代を追うごとに科学技術を加速度的に発展させると、やがて地球そのものさえ破壊できる熱核兵器を開発し、さらにはゲノム解析やAI技術の進展により、不老不死や人工生命の創造さえ実現可能といわれるようになっていく。
しかし世界の真の支配者は、神の領域に近づこうとする“バベルの塔”を許さない。
前回の“終末の鎌(グレート・リセット)”から、およそ一万年後。まもなく寿命を迎える魔王ローグは、息子のアニマを新たな魔王として人間界に送り込み、人類の滅亡を図ろうとする。
しかし、人間に対して特別な感情を抱いてしまったアニマは、魔王でありながら人類を救いたいと考えるようになる。
人類の存続と滅亡をかけて対立する、魔王たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 17:00:00
2073文字
会話率:38%
のんびり午後出勤の主人公上門司。会社に向かう電車の中で不思議な雰囲気の幼児を見つける。
その瞬間から彼の特命流罪人としての宿命が覚醒発動される。
司は仕事をこなす度に伊邪那美命への疑念を深めて行く。
何故俺の記憶は消されたままなのか
。俺が神を殺した理由は何だったのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 11:01:26
37653文字
会話率:34%
「旧約聖書・創世記」に記された、れんが造りの高い塔「バベルの塔」をイメージして作ったお話です。
・羽が生えた人……単眼の機械化人。生物の部分と、機械の体を持つ。体長は、130センチくらい。太陽光発電で動いているため、夜明けごろは元気がない
・羽が生えていない人(忘れられたじいさん)……ノアの大洪水の時に、たまたま大きな魚に飲み込まれて助かった男。とくに神に選ばれてそうなったわけではないので、歴史上では忘れられた存在となっている
(2022/01/02 17:53 加筆修正)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 21:08:13
1775文字
会話率:23%
天高くそびえる塔を駆け上がる。
そこに待つ真実はあまりにも理不尽だった。
最終更新:2021-09-23 10:51:13
1628文字
会話率:17%
【バベルの塔】
神を目指す者共が建造したとされる、天へと続く塔。
塔の噂と、目指した者の噂はあるが、戻った者の話は無い。
神となるためなのか、一人の戦士はこの塔を目指して旅をしていた。
鉄兜で顔を隠し、その顔も、声もわからないが、確かな意
志を持って彼は塔を見据える。
天を突き、雲を抜ける塔は、はるか遠くに、確かに存在していた。
某ゲームを意識した、ソウルライクファンタジー。
全力でそれっぽく書いた為、怒られたり、問題があった場合は削除します。
一応先もある程度構想は出来ているものの、更新するのかは未定です。
更新するにしても、かなり時間をかけて練る必要があると感じているので、相当時間かかります。
気長にお待ち下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 18:00:14
4216文字
会話率:5%
邪神アポルオンを倒すための戦争
最終更新:2021-08-18 21:00:00
298文字
会話率:0%
バベルという言葉から、言語に関する個人的連想。母国語以外の言語とのおつきあい。完璧とは程遠くても、あきらめることができない。何に用いるチャンスがあるかもしれず、やはり気になってしまう。書いていて自分の望みに気が付いた・・・?お付き合いいただ
き、ありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 16:41:21
1259文字
会話率:0%