2027年 6月30日 主人公 山田遥楓は小学1年生に、とある夢を見た。
知らない街にひとりぼっち、涙目になりながら歩き回った。
疲れが溜まり、床に寝そべった。
そしたらその床からボソボソと声が聞こえてきまた。
その後、ドラムのスティック
で叩く音の
カンカンカンカン、と4泊で叩いた後に
シンバルのバシーン、と大きな音がなり、その後にギターがやってき、続いてベースも入ってきて軽音楽になりました。
2036年 8月12日 16歳になった今でもその音楽が今でも忘れられなく。ずっと軽音楽の夢の道を追っていた。
ずっと1人で、永遠とひたすらに追っていた。
でも、あんな悲劇が始まるなど思いもしなかった。
2036年 8月19日 この日は学校に予習をしに来た
成績は良くないため自主的によく学校に来ていた。
13時29分 27秒 遥楓はそろそろ帰ろうと思っていた。
その時・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 20:52:32
1556文字
会話率:4%
16年付き合っている年上の彼女がいる――
それでも、惹かれてしまった。
職場の能海先輩、あまりに自然で、優しすぎる言葉に。
「いつも味方だよ」
その一言が、ずっと求めていた救いだった。
夏目は心に抱える「もうひとり」と共に生きている。
記
憶が曖昧な日々、薬の管理もままならず、自分すら信じきれない苦しさのなかで、
先輩だけが、まっすぐに受け止めてくれた。
告白を決意したあの日、夏目はすべてをさらけ出した。
でも、想いは届かなかった――いや、届いたからこそ、離れてくれたのかもしれない。
それでも、あの出会いは確かに夏目の人生を変えた。
「好きになってしまった。それだけだった」
愛の形も、正しさもわからなくなったけれど、
それでも人を想うことは、何より人間らしいと信じたい。
傷つきながら、それでも生きていく。
これは、あるひとりの夏目が、自分を取り戻していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 19:42:23
9172文字
会話率:9%
ずっと、ずっと、廻り続ける人生。
そして彼の人生は何故かとんでもなく『底辺』だった。
転生の中で疲れ、回りを壊し、壊れる事を恐れて自分を二つにした。
『表』と『裏』。
『裏』はとても荒かった為、『表』に舞台を譲り、必要な時だけ起きて動いた。
ある時、その男は日本に生まれ、両親の都合で海外にも住んだ。その先で、攫われ、八年。それからも色々あって。それでもその人生は比較的、穏やかに終えた。
そんな人生で『裏』は、知り合った『赤薔薇の小悪魔イル』の傍に居た『300歳の乙女』と出会った。
そして3000年後、『表』と『裏』がバラバラに生まれた事で、『裏』は自分の人生を歩み出す。
彼の前に舞う、虹の風が誘うに任せて……
彼が彼女に会いに行く、ただそれだけの、その道のりの話。
※こちらは私の別作品のあるキャラの『表』の中の『裏』が、小藍様よりお預かりしたお子様と繋がるコラボ作品となります。
小藍様マイページ【https://mypage.syosetu.com/269729/】
※『300歳の乙女』ラスタ姫は小藍様の作品ページには居ません。『赤薔薇の小悪魔イル様』はいますね。
そして私の作品内に『表』や『裏』の名称等は全くなく、基本一人の人物として描かれております。
IF、この人の中身の凶暴性部分が分離? して一個人だったら……的に、メールで書き進めている間に、化学反応?で生まれた物語。
だいたい本編24話、乙女目線6話(前中後編分けると11話)、他目線5~話くらいで書き終わってます。外伝?他目線?は後に追加はするかも?
こちら単体でも読める…と思います。知っていると「あー?なるほど???」て思う程度、別作品とは関わりがないお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 17:58:40
361702文字
会話率:42%
とある県の海に浮かぶ人工島。
狭い狭い世界で出会った大切な人と過ごす忘れられない2年間。
最終更新:2025-06-18 16:15:07
836文字
会話率:26%
ずっと
永久に日々を行く
約束の日
夢を求めて
きっと
戻れる
あの日々に
永久に日々を行く
優しき街に朝
最終更新:2025-06-18 05:41:06
207文字
会話率:0%
今
此処にあるもの
地球の香り
叶わないなら
叶えてみせる
蝶
は自由に
掌にあるもの
ずっと
ずっと
最終更新:2025-01-31 08:31:13
213文字
会話率:0%
永久に
続く
レッスン
俺の言葉で笑ってほしい
ずっと
ずっと
フォーエバーレッスン
最終更新:2024-12-27 06:07:26
251文字
会話率:0%
耳鳴りが始まったのは、いつからだっただろうか。
否、正確には――耳鳴り「という言葉でしか括れぬ何か」が、僕を蝕み始めた時のことを、僕自身がよく覚えていない。朝の街を歩いていたときか、夕暮れの駅で、誰かの罵声を遠巻きに聞いたときか。あるい
は、それよりずっと前、母の胎内でさえ、既にその「ざらついた残響」は響いていたのではあるまいか。
ヴィジュアルスノウ。
視界に走る白い砂嵐。
目を閉じても、まぶたの裏でさえも消えない雑音の粒子。
それは、ただの病だと医者は言う。脳の誤作動、視覚皮質の異常な興奮。
だが、僕には信じられない。
あれほどに確かな“意味”を持ったノイズが、ただの電気信号の誤作動などで済まされてよいものだろうか?
街を歩けば、人の顔が溶けていく。
電車の窓に映る自分の輪郭さえ、まるで濁った水に描いた炭の絵のように、曖昧で、醜くて、崩れている。
それでも、僕には見えてしまうのだ。
――薄汚い「人間」の姿が。
偽善の笑顔に宿る、打算の軌跡。
親切の裏に潜む、支配の欲望。
恋慕の眼差しの奥でうごめく、破壊への衝動。
そのすべてが、白い砂粒となって視界を侵し、金属音めいた耳鳴りとなって僕を貫いてくる。
これは病か。
それとも――啓示か。
神よ、答えてくれ。
なぜ僕だけが、こんな世界を「見せられて」いるのだ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 22:43:32
1104文字
会話率:3%
彼女がこの世を去った日、父の時間も止まった。
部屋に残された日記、未完成の歌、そして伝えられなかった想い。
それらは、ただの記憶として消えていくはずだった――あの日までは。
ふとしたきっかけで“あの声”が、もう一度、響き始める。
まるで彼
女がそっと語りかけてくるように。
それは幻か、奇跡か、それとも…ずっと胸の奥にあった願いなのか。
伝えられなかった愛と、残された歌が導く、
静かな再会と、心の再生の物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-25 10:51:22
8091文字
会話率:24%
趙子安は国の側室の子、楊無閑の愛馬の世話係だった。
しかし、子安はずっと無閑の瞳が怖かった。
ある日、無閑の愛馬が暴れて落馬してしまう。
罪に問われた子安は牢に閉じ込められるが、そこで無閑に自分のものになるなら罪は問わないと言われてしまう。
戸惑う子安に正室の子であり無閑の兄である慕容澤が近付いてくる。
最初は哀れみと無閑の執着する相手という興味から声をかけた容澤だったが、次第に子安に恋情を抱く。
子安を巡る三角関係の行方とはー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:28:33
3794文字
会話率:24%
ずっと好きだった彼女の微笑み
ずっと奈津を好きだった私。
でも、奈津には原さんという彼女がいることを私だけが知っている。
奈津のことを諦めきれなくてそういったサイトで知り合ったさやかさんに相談したりしているうちに、大学に入ってから奈津と原
さんが別れたことに気付いてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 21:34:12
3381文字
会話率:15%
「高校でお別れだな」中学三年生になる勉強嫌いの私が幼馴染の太一から言われた一言。この先もずっと他愛ない喧嘩をしながらも彼と一緒にいるものだと勝手に思っていた。受験を前に初めて人生の選択肢を迫られる。「馬鹿にするな」と私は未来へと人差し指を突
き付けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:40:08
2175文字
会話率:40%
「ずっと好きでした!お付き合いして下さい!」
酒場の喧騒の中、その声はいやにはっきりと響きわたった。
「え…………」
言われた“彼女”は、驚きに固まってしまって咄嗟に反応ができない。
周囲の酔客たちがニヤついて口々に囃し立ててくる。
そんな中、真っ赤にした顔を下げて右手を差し出す彼と、その彼を見たまま固まってしまった彼女だけが、微動だにしていなかった。
「えええええ——————っ!?」
やがて発せられた彼女、つまり7年もの間男所帯の騎士隊の生活を続けるうちにすっかり女らしさを欠片も残さず失ってしまった自覚のある騎士隊長の声は、それまでのどの野次よりも大きく響きわたったのだった。
「そ、そもそも君は私の一体どこをそんなに!?」
「えっだって隊長さんは美人だし気立ては穏やかだし」
「そ、そうか……?」
「町のお年寄りや子供にも慕われているし」
「ま、まあ、職務だからな」
「死にそうな仔猫を拾って看病するくらい優しくて」
「待ってどこで見てたの君!?」
「笑顔が爽やかで素敵で」
「そそそそんなことは……!」
「いつでも元気で明るくて」
「ききき気のせいでは……?」
「僕にとって天使のような人です!」
「うわあああああ!もうやめてくれえええ!」
これは小さな町の騎士隊長を務める彼女が、町唯一の酒場の給仕の青年に、抵抗むなしく口説き落とされるまでのお話。
◆一途で真っ直ぐでグイグイ来る年下青年と、自分の幸せを半ば諦めているちょっとワケあり騎士隊長の彼女の、ドタバタすったもんだラブコメディ。見てお分かりの通りハッピーエンド確約です!
でもちゃんと(?)波乱もあるよ!
◆今回、キャラの名前や舞台設定の組み立てを中心にChatGPTを活用しています。作者初の試み。なおプロットおよび本文は基本的に全部作者が考え書いていますので、そこをAIに頼ってはおりません。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、地域、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆この作品はアルファポリスとカクヨムでも同時公開します。更新は3日ごとに1話の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:00:00
70206文字
会話率:53%
突然始まった学園の卒業記念パーティーでの婚約破棄と断罪劇。
責めるのはおつむが足りないと評判の王太子、責められるのはその婚約者で筆頭公爵家の公女さま。どっちも卒業生で、俺のひとつ歳上だ。
なんでも、下級生の男爵家令嬢に公女さまがずっと嫌がら
せしてたんだと。
ホントかね?
公女さまは否定していたけれど、証拠や証言を積み上げられて公爵家の責任まで問われかねない事態になって、とうとう涙声で罪を認めて謝罪するところまで追い込まれた。
だというのに王太子殿下は許そうとせず、あろうことか独断で国外追放まで言い渡した。
ちょっとこれはやりすぎじゃねえかなあ。公爵家が黙ってるとも思えんし、将来の王太子妃として知性も教養も礼儀作法も完璧で、いつでも凛々しく一流の淑女だった公女さまを国外追放するとか、国家の損失だろこれ。
だけど陛下ご夫妻は外遊中で、バカ王太子を止められる者などこの場にはいない。
しょうがねえな、と俺は一緒に学園に通ってる幼馴染の使用人に指示をひとつ出した。
うまく行けば、公爵家に恩を売れるかも。その時はそんな程度しか考えていなかった。
それがまさか、とんでもない展開になるなんて━━━!?
◆衝動的に一晩で書き上げたありきたりのテンプレ婚約破棄です。例によって設定は何も作ってない(一部流用した)ので固有名詞はほぼ出てきません。どこの国かもきちんと決めてないです(爆)。
ただ視点がちょっとひと捻りしてあります。
◆全5話、およそ8500字程度でサラッと読めます。お気軽にどうぞ。
◆感想欄は常に開放しています。ご意見ご感想ツッコミやダメ出しなど、何でもお待ちしています。ぶっちゃけ感想もらえるだけでも嬉しいので。
◆この物語も例によってアルファポリスでも公開します。あちらも同じく全5話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 20:00:00
18776文字
会話率:37%
「ただいま戻りましたっ!」
帰ってきた。
帰ってきてしまった。姫様が。
「今度こそ、婚約致しましょう!」
真っ直ぐ一途な想いはそのままに、3年前よりもずっとずっと美しく魅力的になって。
そう。とうとう帰ってきてしまったのだ。
「わ
たくしは、あの日からずっと!貴方様をお慕い申し上げておりますの!どうか妻にして下さいまし!」
やめてくれ!こちとら爵位もないただの騎士なんだよ!
公爵家のお姫様なんて、嫁にもらえるわけないだろ!!
それなのに、今日も姫様がグイグイ来る。
どうやらもう、逃げられないかも知れない………!
◆お姫様が片思いの騎士様にグイグイ迫るだけの単純なお話。
そのうち長編化する予定(構想)があります。
◆この話は拙作『落第冒険者“薬草殺し”は人の縁で成り上がる』『わたくしの望みはただひとつ!』『そして、誰もいなくなった』などと同一の世界の違う国の物語です。単品でお楽しみ頂けますが併せてお読みになると世界観の理解に役立ちます。
◆アルファポリスでも公開を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 18:00:00
7900文字
会話率:33%
半年くらい前から、わたしは毎朝音楽室に通ってる。聴こえてくるのは彼の奏でるピアノ。一度は音楽から離れたわたしに、またその世界に触れたいと思わせてくれた音。
こんなに音に心奪われたことはない。ずっと聴いていたい。もっと知りたい。あなたの音を、
あなたを。
※この作品はPixiv、カクヨム、アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:00:00
6508文字
会話率:38%
ずっと前からある男の子のことをわたしは見てた。大好きだった。
でも、それは途中で終わってしまった。もう君とも話せない。
だけどわたしは想い続ける。君のことが大好きだから、誰と幸せになってもいいよ。
※この作品はPixiv、カクヨム、アル
ファポリス、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 20:00:00
3303文字
会話率:16%
ずっとこんな日を続けよう
※この作品はPixiv、カクヨム、アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。
最終更新:2025-05-22 21:01:30
254文字
会話率:38%
高校1年生の速水大輝には、桜井文香という同い年の幼馴染の女の子がいる。美人でクールなので、高校では人気のある生徒だ。幼稚園のときからよく遊んだり、お互いの家に泊まったりする仲。大輝は小学生のときからずっと文香に好意を抱いている。
しかし
、中学2年生のときに友人からかわれた際に放った言葉で文香を傷つけ、彼女とは疎遠になってしまう。高校生になった今、挨拶したり、軽く話したりするようになったが、かつてのような関係には戻れていなかった。
桜も咲く1年生の修了式の日。大輝は文香が親の転勤を理由に、翌日に自分の家に引っ越してくることを知る。そのことに驚く大輝だが、同居をきっかけに文香と仲直りし、恋人として付き合えるように頑張ろうと決意する。大好物を作ってくれたり、バイトから帰るとおかえりと言ってくれたりと、同居生活を送る中で文香との距離を少しずつ縮めていく。
大輝は文香と仲直りし、恋を実らせることができるのか。春の同居&学園青春ラブストーリー。
※特別編2-甘美なる看病編-が完結しました!(2021.3.12)
※カクヨムとアルファポリスでも公開しています。
※お気に入り登録、評価、感想、レビューなどお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 17:14:46
877671文字
会話率:57%
高校生の麻丘涼我には同い年の幼馴染の女の子が2人いる。1人は小学1年の6月から涼我の隣の家に住み始め、約10年間ずっと一緒にいる穏やかで可愛らしい香川愛実。もう1人は幼稚園の年長組の1年間一緒にいて、卒園直後に引っ越してしまった明るく活発
な桐山あおい。涼我は愛実ともあおいとも楽しい思い出をたくさん作ってきた。
高校1年生の春休みのとある日。愛実の家とは反対側の隣の家にあおいが引っ越してくる。このことで、涼我はあおいと10年ぶりの再会を果たす。あおいは昔の中性的な雰囲気から、清楚な美少女へと変わっていた。
3人で一緒に遊んだり、登校したり、愛実とあおいが涼我のバイト先に来たり。春休みや新年度の日々を通じて、一度離れてしまったあおいとはもちろんのこと、10年一緒にいる愛実との距離も縮まっていく。
出会った早さか。それとも一緒にいる長さか。両隣の家に住む幼馴染2人との温かくて甘いダブルヒロインラブコメディ!
※最新作がスタートしました!(2022.6.1)
※1日1話ずつ公開していく予定です。
※カクヨムとアルファポリスでも公開しています。
※お気に入り登録、評価、感想、レビューなどお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 17:17:19
1052557文字
会話率:55%
私、春崎智絵里は今日、高校を卒業しました。でも、入学したときからずっと好きな人がいます。それは、3年間担任をしてくれた姫野桜という女の先生でした。今日、頑張って桜先生に告白しようと思います。
※作品タイトルは「おうかれんか」と読みます。
※お気に入り登録、評価、感想、レビューなどお待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 22:07:24
3235文字
会話率:52%
※ここは、代表作「文具バトル!」のきつねがお知らせをするところです。
決してお話ではありませんのでご注意ください。
そして最後にずっと「あああああ」と叫んでいるだけの文字数稼ぎがあります。
最終更新:2025-06-17 16:10:27
246文字
会話率:0%
私はもう、貴方の為には生きられませんーー
幼くして政略結婚してから十年。年下で病弱だった夫のジュリアス皇子の看病をしながら妃として身を粉にして働き続け尽くしてきた。
だが快気したジュリアスから告げられたのは離縁だった。更に別の女性と結婚
すると宣言される。だがその直後「これからもずっと一緒だよ!」そう言って彼は無邪気に笑った。どうやら浮気相手と三人で暮らすつもりみたいだ。その瞬間、エヴェリーナの我慢は限界に達する。
誰も守ってくれないなら、自分で自分を守るしかない。エヴェリーナは全てを捨て国を出た。
(無邪気に笑う貴方が世界で一番嫌いだったーー)
*この作品は、アルファポリスとエブリスタにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 15:42:29
177665文字
会話率:38%
【王太子殿下に溺愛されるだけのお人形は、やめます!私本当は凄いんです】
生まれつき足が不自由な主人公である、侯爵令嬢のヴィオラ。屋敷の陽当たりの悪い部屋に閉じめられる様にして、ずっと生きてきた。両親からも、兄、姉、妹からも見放され、唯一
慕ってくれるのは弟だけだった。いつかは、この部屋から出て外の世界を見てみたいと希望を持っていたが……数年前社交界デビューを迎える歳になった時、母から「歩けないのに、見っともない。舞踏会などつれて行けない」と言われ、その時からヴィオラは全てを諦め、ただひたすらに弟の幸せだけを願ってきたが。その弟も、先日亡くなってしまった……。すっかり生きる希望をなくしたヴィオラの元を、ある人が訪ねて来た。彼は自分は王太子であると名乗り……そして。
*この作品は、カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 20:46:30
139439文字
会話率:42%
幼馴染の海郷(うみさと)くんと、学校帰りに寄り道をする。
いつもと変わらない毎日。
僕は君に、ずっと言えないことがある。
最終更新:2025-06-17 11:46:25
2934文字
会話率:23%
――この時代で、君に出会ってしまった。
不発弾の爆発に巻き込まれた高校生・早瀬光(はやせ ひかる)は、目を覚ました瞬間、思いがけない景色を目にする。
そこは、空襲の足音が迫る――昭和二十年の東京だった。
見知らぬ街を彷徨うなか、彼はひとり
の少女・上條桜(かみじょう さくら)と巡り会う。
出会いは最悪。
それでも、どこかでずっと、彼女を知っていたような気がした。
空襲警報が日常になる世界で、光は少しずつ居場所を見つけ、桜と心を通わせていく。
未来から来た少年と、昭和二十年の今を生きる少女。
交わるはずのなかった刻の流れが、やがてひとつになるとき――。
時空を越えたふたりの、ほんのわずかな時間が、
永遠よりも深く心を結んでいく。
切なくて暖かくて、ちょっとだけ愉快な恋の物語。
===
「空襲と恋愛、どっちが先に来るのか問題」の三人称版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 23:42:54
85073文字
会話率:33%
冴えない童貞男子である俺──梁矢 優(はりや すぐる)は、高校一年生でありながら一人暮らしをしていた。
これは別に、俺が親に我儘を言ってしている訳ではない。
親父が海外赴任しているので、その間だけ一人暮らしを許されているのだ。
親父は男手一
つで育ててくれて、過保護過ぎるくらいに過保護で、今回の海外赴任も本当は俺と一緒に行きたかったらしい。でも、俺はそれを断った。
だって英語分かんないし。アニメ見たいし。
そんな心配性な親父が、ある日、再婚をした。
バツイチで子供が二人いる女性と。俺は別に否定したりはしなかった。
だって親父は、ずっと俺中心で生きてきたから。親父には幸せになってほしい。だから何も言わなかった。
でもさ。まさかあんな事になるとは、誰も思わないじゃん?
親父が再婚したと報告してきた翌日。朝起きると、トイレと脱衣所に美少女がいて、俺は着替えもトイレも見てしまった。
なんで俺ん家に女子がいんの!?
この日から、俺の毎日は目まぐるしく変わっていった。
家でも学校でも美少女姉妹から迫られて、その姉妹に嫉妬した同級生や先輩、さらには先生までもが俺に迫ってくる!?
もう、俺の人生これからどうなるのーーーー!?
これは、モテないと思っていた童貞男子が、二人の姉妹との出会いを皮切りに、女子達に迫られ、言い寄られるラブコメディー。
登場する女子達は、ちょっと? エッチな子達ばかり!
優は理性を保つことができるのか!
※誰か一人に絞ったりしません!
登場するヒロイン、全員がメインヒロインです!
(残酷な描写ありは、主人公の過去に関係するので一応つけさせていただいております……!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 23:15:02
22390文字
会話率:50%
王都セリオスの西、雲海の果てに浮かぶ断崖の街カリュネア。ここに一人の魔術師見習い、リーナは暮らしていた。塔の最上層にある彼女の部屋からは、朝になると銀の靄と空に漂う星々が見える。星が地上に落ちることがある世界──それがこのアルディエルだ。
リーナには恋人がいた。騎士団所属の青年、カイル。容姿端麗、剣技優秀、街の誰もが一目置く存在だったが、リーナにとっては息苦しい存在でもあった。
「お前には危険な任務は似合わない」「塔から出るな」「星読みばかりして、何になる?」
カイルの言葉はいつも優しさを装っていたが、リーナにはその裏にある支配欲が見えていた。ずっと我慢してきた。なぜなら、リーナの家系は魔力の暴走体質を持ち、定期的にカイルの持つ封印の剣によって魔力を抑える必要があったからだ。
──彼の力がなければ、生きていけない。
それが、彼女が別れられない理由だった。
しかし、ある日、リーナの体内で眠っていた「真の星核(アストラ・コア)」が覚醒した。魔力の暴走を自ら制御できるようになったのだ。もう彼の剣も、制約も、必要ない。
「これで、私は……自由になれる」
そう思った。もうカイルに従う理由も、そばにいる理由もない。彼に別れを告げようと、リーナは騎士団の砦へと向かった。
だが──その日、運命は再びねじれた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-16 18:54:29
4610文字
会話率:33%
「なんで私じゃなかったんだろう」
それは、彼に別れを告げられた夜からずっと胸の奥でくすぶっていた疑問だった。付き合っていた頃の自分には、自信があった。笑顔も、気配りも、仕事のバランスも。彼のことを想い、未来のことだって考えていた。それなの
に——。
彼が新しく選んだ相手は、どう見ても“格下”に思えた。容姿も、会話の知性も、振る舞いも。彼女が何を持っていて、私が持っていなかったのか、まるでわからなかった。
時間が解決してくれると、何度も自分に言い聞かせた。でも本当は、時間はなにも教えてくれなかった。
そして現在——。
別れた彼のことは、もう思い出に変わったはずだった。今の恋人とうまくいかなくなって、心がぐらついたとき。ふいに、答えが落ちてきた。
あのとき、彼が私を選ばなかった理由が——。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-08 11:41:03
3343文字
会話率:15%
これは、西遊記の沙悟浄を主役にした、彼の思い人である三蔵と出会うまでの話。
天界の将、捲簾大将(けんれんたいしょう)にはずっと昔から気にかけている人がいた。
その人は人間で、幾度となく転生を繰り返している。
ある時は漁師、ある時は僧。
その人の何度目かの転生のとき、捲簾大将は偶然その人と出会い、その人の存在を強く意識するようになった。
しかし人の世は激動。
そこは戦、天災など、常に困難が降りかかる世界。
捲簾大将がその人に会おうとしても、すでに骸になっていることがほとんどで、捲簾大将はその骸から頭蓋を取り出し首飾りのように連ねて保管していた。
いつか再び出会う時が来るようにと願いを込めて。
そんなある日、捲簾大将は西王母主催の蟠桃会にて、警備をすることになり、養子の青鸞童子(せいらんどうじ)と連れ立って蟠桃園へ。そこで、ドジを踏んで西王母の怒りを買い、鞭打ちの刑ののち地上へ堕とされてしまう。
人の世界に堕ちた捲簾大将だったが、これを好機としてずっと気にかけていた人を探すことにした。
だが傷だらけの体は思うようには動かなくて……。
人の世界に堕とされた捲簾大将は、果たして無事、白骸の持ち主と再会できるだろうか。
※BL臭はありますが、BLではありません。BL未満で
す。しかし書いていく中でBL展開になったらBLタグをつけます。
※古典文学『西遊記』をベースにしています。
※無断転載を禁止します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 23:46:48
438906文字
会話率:45%
普通の魔法使いなら魔法がいくつも使えるのに、日本人から転生をしたエララが使える魔法はたった一つ!しかもお一人様一日一回限定!そんなら隠して、魔女の修行期間中を乗り切ってしまえ!!と、いう前向きだけど後ろ向きなエララの元に現れた騎士でもある美
女スーリオンさん。ずっと隠していたのに魔女だと知っているし、スーリオンさんにもある秘密があって‥。
えーー!!これからどうなっちゃうの?!!
な、感じのファンタジーラブコメです!(お久しぶりの投稿だけど、いつもの展開だよ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 22:13:38
304175文字
会話率:53%
竜王の治める国ソフームには、運命の番という存在がある。
運命の番――前世で深く愛しあい、来世も恋人になろうと誓い合った相手のことをさす。特に竜王にとっての「運命の番」は特別で、国に繁栄を与える存在でもある。
「ロイゼ、君は私の運命の番じゃ
ない。だから、選べない」
ずっと慕っていた竜王にそう告げられた、ロイゼ・イーデン。しかし、ロイゼは、知っていた。
ロイゼこそが、竜王の『運命の番』だと。
「エルマ、私の愛しい番」
けれどそれを知らない竜王は、今日もロイゼの親友に愛を囁く。
いつの間にか、ロイゼの呼び名は、ロイゼから番の親友、そして最後は嘘つきに変わっていた。
名前を失くしたロイゼは、消えることにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 22:11:43
65019文字
会話率:33%
伯爵令嬢ミレシアは、恐れ多すぎる婚約に震えていた。
父が結んできた婚約の相手は、なんと冷酷と謳われている隣国の皇帝陛下だったのだ。
何かやらかして、殺されてしまう未来しか見えない……。
不安に思いながらも、隣国へ嫁ぐミレシア。
そこで
待っていたのは、麗しの冷酷皇帝陛下。
ぞっとするほど美しい顔で、彼はミレシアに言った。
「あなたをずっと待っていました」
「……え?」
「だって、下僕が主を待つのは当然でしょう?」
下僕。誰が、誰の。
「過去も未来も。永久に俺の主はあなただけ」
「!?!?!?!?!?!?」
そういって、本当にミレシアの前では冷酷どころか、甘すぎるふるまいをする皇帝ルクシナード。
果たして、ルクシナードがミレシアを溺愛する理由は――。
※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 23:28:02
16846文字
会話率:35%
――幸せになりたかった。幸せになれるはずだった。
アリサ・ウィルシュタイン侯爵令嬢は、ずっと昔から慕っていた王太子との婚姻を一か月後に控え、幸せの絶頂にいた。けれど、何者かに嵌められ、王太子暗殺未遂の罪をきせられ、処刑されてしまう。次に目覚
めたとき、アリサは、王太子と婚約する直前の12歳になっていた。全力で王太子との婚約を阻止しようとするが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 00:01:31
34461文字
会話率:40%