魔法と剣が全てと言っても過言ではないこの世界で、己の拳一つで成り上がった女丈夫がいた──彼女はアイリーン、六十を越えた強く逞しい女。
彼女の肉体はそこらの兵とは比べ物にならぬ程分厚い筋肉で覆われ、魔法も剣もありとあらゆる攻撃を弾き返した。
そんな彼女の相棒にと現れたのは、アイリーンのは対照的に、ほっそりとした顔立ちの整った男──少年だった。
相棒になりきれないままの二人の前に、侵入者を知らせる鐘が城内に鳴り響く──!
柴野いづみ様企画、#匿名男女バディ短編企画
参加作品を連載化したものです。短編版とは、ストーリーに重大な違いがあります。
第一話は、参加時より1500字程度加筆したものとなっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 21:46:58
9848文字
会話率:73%
魔法と剣が全てと言っても過言ではないこの世界で、己の拳一つで成り上がった女丈夫がいた──彼女はアイリーン、六十を越えた強く逞しい女兵。
彼女の肉体はそこらの兵とは比べ物にならぬ程分厚い筋肉で覆われ、魔法も剣もありとあらゆる攻撃を弾き返した。
そんな彼女が仕えるのは、一国の姫。
アイリーンが新しい相棒を迎えたばかりの夜、侵入者を知らせる鐘が城内に鳴り響く──!
柴野いづみ様企画、#匿名男女バディ短編企画
参加作品です。企画時からそのままの形で掲載しております。
加筆して連載中のものもあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 21:46:18
4998文字
会話率:71%
いつものように仕事をしていたバーテンダー、からんからんと軽やかな音のドアベルが鳴り、ある男性の入店を知らせる。その男性は何やら興奮した様子で、バーテンダーに相談を始める...
最終更新:2024-09-22 12:14:47
4974文字
会話率:53%
フェインツの赤薔薇が散ったらしい──それは姉が儚くなったことを伝える知らせだった。美しき姉は婚約者に婚約破棄を言い渡され、そのままバルコニーから飛び降りたらしい。婚約者と彼を誑かした子爵令嬢は貧しい村へ送られたという。
しかしそれから七年後
。「フェインツの赤薔薇」の妹であるメアリーは、かつて姉の婚約者だった男の弟と婚約させられることとなる。
加害者の弟と被害者の妹。彼らは互いに別々の苦悩があって──。
※「R15 残酷な描写あり」について。あらすじの通り、死に触れる描写がございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 22:10:00
10773文字
会話率:37%
何番煎じかわからない日本転移モノ。
ある時大量の隕石群に襲われた地球。対抗する術はなく人類は滅亡するしかないと思われた。だが運命のイタズラか隕石は日本に衝突せず、待っていたのは全世界との通信途絶並びに朝鮮半島の消滅という衝撃の事実だった。
事態の調査のために出撃した海上自衛隊哨戒機は日本海上にて1隻の奴隷船を発見する。その知らせを受け現場に護衛艦『ふゆづき』が派遣されるが、時を同じくして異世界の軍艦が向かってきており……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 18:30:00
23605文字
会話率:50%
かつて最強と謳われた『剣聖』リゲル――だが仲間の裏切りに遭い、全てを失ってしまう。
失意の果て、彼が出会ったのは『伝説の精霊』少女だった。
契約によりチートスキル【合成】を得たリゲルは、普通なら捨てられる魔石のかけらも『高ランク』へ大
変化! 大量に売って大儲け。
さらには襲い来るアサシンもゲス商人も撃退、快勝、大躍進待ったなし!
助けた美少女たちも高感度MAX。
「あの、リゲルさん、一緒に寝てもいいですか……?」
「他の人の目もあるから、たまにならいいよ」
「……はい! でしたら今日と明日と明後日、一緒に寝ましょうね!」
「そういうのは、たまにとは言わない……」
美しい精霊少女たちに好かれ、ギルドの幹部に認められ、『特権探索者』へと至ったリゲルは、
【最強の英雄】へ成り上がる。
【お知らせなど】
※書き溜めした分を投稿し終えたので、現在は二週間~三週間ごとに更新となります。
※ブックマークや評価して下さった方、ありがとうございます! 励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 20:00:00
1024088文字
会話率:33%
フィオレント王国の元王子エリオスは、幼少期からマノが常人の12分の1しかない異端の存在として育った。
5歳の頃、エリオスは王位継承権を持つがゆえに、ある陰謀によって命を狙われる。表向きには、エリオスは命を落としたとされたが、実際には忠
実な従者ヴァルグの手によって静かにフィオレントを離れ、小国ノルヴィアへと逃れることになる。13年もの間、エリオスはその身を隠し、少ないマノを補うために知識を深め、影の中で生き続けた。
そんな彼のもとに届いたのは、フィオレント王の崩御と、兄ドレイガルの即位の報せだった。エリオスは、この知らせにより、母が危険に晒されている可能性を感じ取り、静かだった日常が一変する。影に隠れていた過去を捨て、再び表舞台に立つことを決意する。
しかし、エリオスの持つマノは未だにわずかであり、過酷な運命と大きな力に立ち向かうには限界がある。それでも、知略を武器に、エリオスは再びフィオレントへと向かう。彼は母を救い、かつての自分を追いやった運命にどう立ち向かうのか。
少ないマノを持ちながらも、過去の陰謀に抗い、新たな未来を切り開く影の王子エリオス。失われた過去と揺れる未来に挑む、壮大なファンタジーが今、動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 03:57:22
7836文字
会話率:36%
東京で両親と共に暮らす兄妹――27歳の兄、圭介(けいすけ)と19歳の妹、奈緒(なお)。彼らは両親の駆け落ちにより、親戚から疎まれ、孤立した生活を送ってきた。そんなある日、祖父であり、かつての大富豪だった男が亡くなったとの知らせが届く。
祖
父の遺言は、一つの謎めいた条件を残していた。「合言葉」を探し出した者に全ての遺産を譲るというものであった。しかし、その合言葉の手がかりは、祖父が生前関わりを持った日本各地に散らばっているらしい。
圭介は、これを機に家族の名誉を取り戻し、過去の屈辱を晴らそうと決意し、妹の奈緒を巻き込んで合言葉探しの旅に出る。だが、旅はすぐに始まるわけではない。彼らの住む東京近郊から手がかりを辿り、まずは都内や関東近郊から祖父ゆかりの地を巡り始める。
兄の圭介は、手がかりを必死に追い求める一方で、妹の奈緒は、旅先で出会う人々との交流やその地域の歴史、文化に興味を持ち始める。東京の下町、古き良き昭和の雰囲気が残る地域や、埼玉や神奈川の隠れた名所を訪れるうちに、二人は次第にそれぞれ異なるものを見出していく。
そして、旅が進むにつれ、兄妹は東京を離れ、祖父が生前に関わっていた他の地方にも足を延ばしていく。初めは富を手に入れることに固執していた圭介も、各地で出会う人々やその土地の歴史に触れ、少しずつ考え方が変わっていく。
合言葉を探す旅は容易ではなく、手がかりもほとんど得られないまま進むが、兄妹は各地でその土地の特性や独自の文化を知り、自分たちの人生にも新たな視点を得ていく。そして最後に訪れる場所で、二人はようやく真の意味での「遺産」を見つけ出すことになる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 19:52:17
7297文字
会話率:30%
付き合い始めて1ヶ月。
それは突然にやってきた。
昼下がりのオフィス、午後からの仕事が始まったばかり。そんな中、私こと葉月海彩(はづきみい)の元にもたらされた知らせ。彼が転勤するなんて!
知り合って2ヶ月。付き合いだして1ヶ月。転勤まで
1ヶ月、とちょっと。
大手自動車メーカーに勤めるふたりが織りなす恋愛模様。
山あり谷あり、遠距離恋愛の果てに待っているのは……。
著作者:藤乃 澄乃
無断転載は固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 22:01:36
196852文字
会話率:30%
蒸発した父が死の間際に手紙で知らせたのは、血を分けた『弟』の存在だった。
父の死をきっかけに、『兄弟』として共同生活を始めた二人。
クソ親父こと蒸発した父により人より苦労してきた二人は、新生活を辿々しく送る中で次第に絆を深めていく。
※こちらの作品は「タイッツー( https://taittsuu.com/users/tokito_3ym1000k )」にて1パート140字程度の連作短編を投稿した後、加筆修正を施したものを「小説家になろう」と「エブリスタ(
https://estar.jp/novels/26149998 )」で掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 20:50:29
141614文字
会話率:24%
なろう作品で気に入ったものについて、感想を書いてなんちゃってレビューをしながら紹介していきます。タイトルとかあらすじで敬遠していた、気にはなっていたけどまだ読んでない、こんな作品あるなんて知らなかった!という方々の読むきっかけになれば、と思
っています。なるべくネタバレなしでいきたいですが、作品の雰囲気(シリアスなのかギャグなのか)、地雷になり得そうな要素については記載させていただこうと思います。完結している作品についてはタイトルの最初に★つけてますので参考にしてください。また、自分の読む作品が女性向け、ムーンライトノベルズと偏りがちですが、他のジャンルにも手を出す事が多々あるので、全年齢向けのレビューとして作品投稿させてほしいです。(ひと目でR18か否かわかるようにはします)
新たな作品と出会える場となりますように(不定期投稿です)
<作者の皆様へ>勝手に作品のレビューを投稿しておりますため、レビューの削除依頼等ありましたらお気軽にご連絡ください。すぐに対応させていただきます。また、削除以外にも表現方法などで気になる部分ありましたら、お知らせください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 00:00:00
2688文字
会話率:0%
社会人が思い立ってゲームを始めるも、ちょっとズレたゲームプレイになってしまうお話。職業は憧れのストライダー!
冒険も観光も読書もスローライフもしたい!
残酷描写はモンスターとの戦闘くらいです。
投稿の不備、誤字脱字等あればお知らせくださる
と嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 07:21:11
148058文字
会話率:13%
活動報告「仲間はずれの魔剣士について」をご一読ください。
百年前、人間の魂を核として十二本の魔剣が生み出された。その一振りであるムラマサはかつて“国殺し”と呼ばれていた。自分の中を吹き荒れる隙間風を止めるために罪を重ね、ついには国すら滅
ぼした。魔剣になっても隙間風は止まず、やがて適合者の少女アリシアと契約する。
自分たちの安全と引き換えにゲルマニア帝国軍に身を置き、独自のルールで殺人を繰り返す特異事件の解決を押し付けられていた。軍人としての才を持たず、刺繍の腕ばかり上達していくアリシアをムラマサは保護者のように見守る。
ある時、西の国境沿いにある城塞都市ニルウェルから連絡が途絶えたと知らせが入る――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 09:13:53
68856文字
会話率:43%
「そんなバカな……リスカーティアが、死んだというのか……?」
伯爵子息ヴィーアトロスは婚約者リスカ―ティアのことが気に入らなかった。
薄暗くどこか不吉な彼女のことを疎ましく思っていた。
彼女の子爵家の事業失敗を好機と見て、夜会で婚約破棄を
宣言しようとした。
しかし彼女の姿はなかった。戸惑ううちに会場に届いたのは、彼女が自殺したという知らせだった。
それが、始まりだった。
子爵令嬢リスカ―ティアが自ら死を選んだ理由とは?
伯爵子息ヴィーアトロスが最後に失ったものとは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 06:40:00
23173文字
会話率:22%
子爵令嬢リプスティアは、愛する婚約者・伯爵子息クレディオールから
突然婚約破棄を告げられる。
つい昨日まで仲睦まじく愛し合っていた婚約者の突然の心変わりに戸惑うリプスティア。
そんな彼女のもとに、夜会で異常な魔道具が使用されたらしいとの知ら
せが来る。
婚約破棄はクレディオールの本心ではなく、魔道具によるものかもしれない。
リプスティアは、この突然の婚約破棄の原因を探ることを決意する。
果たしてリプスティアは、自らの愛を貫き、婚約者を取り戻すことができるのか!?
婚約者を奪った子爵令嬢ヴィナディクティアの企みとは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 14:00:00
19651文字
会話率:33%
――恥の多い執筆生活を送って来ました。
まただ。またわたしの長編が、読まれなかった……。
お前の作品なんて、所詮テンプレ成分の寄せ集めだけなんだよという哀しいお知らせである。
タイトル・あらすじを見直しては、完結作品を改稿する
。
そうやってゴミを読み物に見立てあげようと、無駄な足掻きを続けながら自分は長編と短編を書いている。
作者には小説が分からない。
だから、人様の執筆関係のエッセイを読んでは、自作の冒頭謎ポエムやクソ前書きを自覚しては赤面し、ホットスタートやキャラシートの存在を知り驚愕した。
嘘でしょっ!! そんなこと、全然全く知らなかったよ。
書きたいを誰かに届くものにするのは難しい、そういう赤裸々な記録です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 07:32:50
16103文字
会話率:2%
《後宮》×《ミステリ》×《検視》×《エンバーミング》×《メイクアップ》×《恋愛?》
ワケあり妃は屍を葬り、身分格差、男女格差によって隠された死の真実を暴く!
先帝の死後、斉の後宮はひらかれた。
高官の妻妾選びの場となった後宮では、物騒な事
件が頻発するようになった。後宮丞の男 絳(コウ)は屍を蘇らすと噂の妖妃を訪ねる。
「死人に口はなしさ。けれども、死体は語るものだ」
綏(スイ) 紫蓮(シレン)
彼女は先帝の娘であり、後宮の死化粧師である。後宮中から蔑まれながらも誇り高い彼女の検視と推理によって、権力で揉みけされた事件の真実が明らかになる。
だが、彼女の本領は崩れた屍を復元して、最も美しい姿で葬ることだ。
「遺され、哀惜するひとたちのため、屍は一度だけ甦るべきだ」
絳は秘密裏に、紫蓮へと依頼する。
「先帝の死の真実をあばいてくれませんか」
屍を愛し、死に愛された「妖妃」と彼女に愛執する「奇人官吏」による後宮の暗黒事件簿、開幕!
ライト文芸寄りの後宮ミステリです。LGBTにまつわる事件もありますが、作者の思想よりも世界観を優先しており、現実の事件、人物、団体等とはいっさい関係なく、特定の人物、考えかたを非難、否定する意図はございません。
R‐15ほどの性描写、G15ほどの残酷描写がございます。
*連載について
第一部は毎日連載 更新は19時から21時になります
*お知らせ
メディアワークス文庫より「後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす」
ファミ通文庫より「後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く」
好評発売中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 06:39:55
186778文字
会話率:41%
そのとき、竜に育てられた《少女》は竜殺しとなった。すべてはただ、竜にたいする愛ゆえに。
かつてひとは竜とともにあった。人類は竜を信仰し、竜の恵みを享けながら穏やかに暮らしていたが、際限ない欲望により《戦争》が勃発した。竜は争いを嘆き、壊れ
ていった。こころの壊れた竜は気候を乱し、暴れまわる。
斯くして竜とひとは、別れた。
殺せるはずのない竜を殺しながら旅をする娘《メリュ》は、謎の青年《ラグス》と出逢い、行動をともにすることになる。
何故、彼女は微笑みながら、竜を殺すのか。
美しき地獄に祈りの声はなく、ただ憐れみの賛歌が響きわたる……これは英雄にも勇者にも竜殺しの聖女にもなれない、ひとりの少女の、愛と殺意の旅路を綴った幻想譚(ダークファンタジー)である。
*連載について
毎日20時に投稿致します。
*注意書き
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・出来事とはいっさい関係がありません。ご了承ください。
最強とついていますが、対人戦では不殺を貫くので多少苦戦します。
またR-15程度の残酷描写があります。
*お知らせ
第26回電撃小説大賞最終候補作《死者殺しのメメント・モリア》
メディアワークス文庫より好評刊行中 です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 20:00:00
124228文字
会話率:33%
<あらすじ(新)>
安藤優威は「ユイ」という女の子みたいな自分の名前の響きが気に入らない。高校生になり自己紹介で「ユウイ」と名乗ってみたところ、何かが啓け、さまざまな人と触れ合うことで優威の高校生活は充実したものになってゆく。きっかけはクラ
スの男女でおこなった合同キャンプだった。
<ご報告>
2024.8.1 手違いで作品ごと削除してしまいました。とほほ……。
したがいまして再掲載になりますがこれまでの完稿が残っていないので執筆時のバックアップを確認しつつ少しずつアップしていきます。おかしいところがございましたらお知らせいただけますと幸いです。今回は、途中で止まってしていたその後のストーリーも追加して、完結までいきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 20:00:00
279082文字
会話率:54%
底辺の俺に最上位カースト美少女・天堂遊姫が告白してきたんだが、そんなわけないだろ。底辺には底辺のプライドがあるってことを思い知らせてやる! ……つもり、だったのだけど……
最終更新:2024-08-31 12:40:57
4689文字
会話率:40%
「貴女は、『ユラ』という、いわば天から選ばれた子なの」
「……はぁ!?」
――これは、ある少女が仲間たちと共にガールズアカペラバンドを結成し成長する物語、のはずだったが……
南西諸島の島、音美(ねび)大島。
高校一年の遠矢桜良(
とおやさくら)は、幼馴染の横峯早百合(よこみねさゆり)と偶然再会したことで、合唱に興味を持ち始める。しかし、早百合には何か秘密があるようで、体育祭の時終始浮かない顔をしていた彼女のことが、何となく気にかかっていた。
そんな折、桜良は夢の中である綺麗な女性と出会う。不思議なその人からの助言を元に、後日早百合を黒いもやから助け出すことに成功した桜良は、後日一緒に音楽活動をしようと提案する。
そしてその日の夜、再び目の前に現れた女性が口にしたのは、
「自分は神様で、あなたは『ユラ』という天命を持って生まれた子」だという、あまりにも非現実的なことだった……。
平凡な日常に突如現れた非日常的存在。
『女神様』と称する女性の目的は。そして、桜良の運命はどう変わってしまうのか……?
神秘的なオーラが漂う南の島を舞台に、時に笑い、時に泣き、常に全力で青春を駆け抜けた女子高生6人。そんな彼女たちとお茶目な島の女神様が紡ぐ、ちょっとだけ不思議な一年半の軌跡を紹介します。
現実世界が舞台の青春偶像劇ですが、ゴリゴリのファンタジー要素もあります。
【お知らせ!】
・毎日夜19時半更新!
・劇中ガールズアカペラバンド『Bleθ』(ブレス)は、小説外でも活動中です!
公式YouTubeチャンネル → https://youtube.com/@bleth-felicita
⭐︎OPテーマ「Sky-Line!!」、EDテーマ「fragile」、歌ってみた(カバー)楽曲「Lemon」を公開中!
☆ 素晴らしいイラスト制作者様 → RAVES様
(ありがとうございます!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 19:30:00
159560文字
会話率:22%
【“再生と破壊”――両極の能持つ異種の二人が歪に出逢い、恋におちた。】
古の現世の裏にあり、地上の何処かに存在すると伝わる別世。そこに生きる人族の者は、自然の神々を崇め、妖を畏れる暮らしと共に在った。
神を祀る社(やしろ)を護る一族に
生まれ、特異な能を持つ人族の女は『尊巫女(みことみこ)』と呼ばれ、十八になると神族の住む地にゆくという因習があった。雨喚ぶ巫女は龍神界、陽をもたらす巫女は稲荷界へ行き、彼らの神力を借りる梯子(はしご)に成るのが、彼女達の役目だ。
神族と人族の混血である、その地を統べる其々の長(おさ)に認められれば子孫繁栄の為の伴侶となるが、否な場合は贄として一族に喰われ、力ごと吸収されるという至極、残酷な契約だった。
そんな一族の中に、己の生気と引き換えに治癒を与える草花を召喚し、自然界の萌芽促進もさせるという、尊巫女の中でも稀な異能を持って生まれた、アマリという少女がいた。人族に持て囃される反面、脅威として畏れられてもいた彼女は、近年、頻繁に起こっている災厄を鎮める為、冷酷な禍神(まがかみ)と忌み嫌われる、厄病神への贄に出される。
端から伴侶にはされないだろうと見越したものだったが、その実は、いずれにしろ彼を懐柔し、弱体化させるのが目的だった。その企みを察した厄病神――荊祟(ケイスイ)は彼女を避け、喰う事もせず、とりあえず屋敷の離れに置き、軟禁するという仕打ちをする。既に全てを諦め、長年無気力に生きてきたアマリは、殺されない事に戸惑う反面、放置という名の歪な自由を知り、少しずつ自身を見直し始めていく。
そんな彼女を監視していくうち、荊祟の心情にも、次第に変化が訪れる。自身が担う、忌み嫌われる役目に虚しさを感じ、人族を嫌悪していた彼は、一風変わったアマリに興味を持ち始めたのだった。
※史実資料を元にしたフィクションです。実在する名称、土地、出来事とは関係ありません。
※縦読み推奨。R15未満程度の性表現、PG12程度の残酷表現がありますのでご注意下さい。該当タイトルに★。
※更新後、加筆修正することがあります。展開が変わる場合はお知らせします。
※私生活事情のため更新停滞中です。申し訳ありません……(2024年7月)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 16:26:23
56491文字
会話率:45%
妹が駆け落ちした・・・私の婚約者と。
小国の世継ぎの姫・リンファはその知らせを聞き、呆然とした。
妹は大国の花嫁に指名されていたのだ。
そして、リンファは人質として大国・セイラム王国に向かう。
そこでリンファが出会うのは・・・
王道ファン
タジーを目指そうとして、見事にずれた作品です。
現在、更新がほぼ停止しています。次回の更新の見通しは立っていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 08:41:36
26292文字
会話率:26%