突如発生した感染病は膨大なゾンビ達を生み出し、僅か3ヶ月で世界人口を1000分の1にまで減少させてしまった。首都東京も死人達が彷徨うゾンビの都へと変貌してしまっている。しかし「コロニー」と呼ばれる隔絶された空間に逃げ込むことに成功した人間達
のみ、どうにか災厄を乗り越えることができたのだった。
しかし東京に5体いるという恐怖の力を持つゾンビ(スーパーゾンビ。もしくはゾンビの王)を前にしては、コロニーの防御力もまるで役に立たない。この怪物と戦えるのは彼らのウイルスに感染し、免疫を獲得した者のみ。
ある日、災厄を免れていた父島から物資を求めて男たちが東京港に上陸するも、ゾンビに襲われて壊滅してしまった。しかしその中の1人、石見蒼汰という青年だけは垣内彩奈という少女によって救われることになった。少女には秘密があり、そして石見蒼汰はスーパーゾンビとの戦いに否応なく巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 22:38:40
257333文字
会話率:47%
献血に行こう、などということを書いてはいませんのであしからず。
わたしの学生時代のクラスメートについての思い出。そこから未熟だった自分を振り返ってみました。
最終更新:2022-08-05 18:29:36
747文字
会話率:6%
「魔王を打ち倒す運命を持っている」
女勇者アニア・ゴールドは、そのように予言され、その活躍を期待されていた。
ところが、魔族側からの申し出で、和平を結ぶと「同盟国に敵対の意志がない事を示さなくてはならない」と、彼女は軍をクビになってしまう。
職を失った彼女の収入は大きく減少してしまったのだが、そんな折、彼女に探偵助手の仕事が舞い込んでくる。
が、その探偵事務所の所長はなんと魔王だった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 12:17:42
208975文字
会話率:29%
高齢男性による「子供」にまつわるトラブルが、近年増えているそうです。それをテーマにちょっと書いてみました。
最終更新:2016-05-15 12:09:33
7891文字
会話率:9%
人口減少問題とジェンダー問題を絡めて提示し、解決策を提案してみました。
最終更新:2015-11-21 13:54:15
33630文字
会話率:13%
勇者の孫リルビスは、ギルド最強の男を目指していた。しかし彼はとてつもないほどの不幸体質であり、冒険に行けば碌なことが起きない疫病神だった。それ故に『勇者の孫』というブランドにつられ仲間になる者は日に日に減少し、ついには孤独になってしまう。
更にかつての仲間からも罵詈雑言を投げかけられてしまう。
しかしそんな時、街に悪魔がやってきて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 19:01:26
4448文字
会話率:49%
外食チェーン店に勤める「私」は、コロナ禍で会社の業績は減少、妻からは事あるごとに小言を言われて、子供のように町のあちこちを歩いて回るのが唯一の楽しみと言う鬱屈した日々を送っていた。
そんなある日、彼は奇妙な空間に迷い込む。そこで彼の下した選
択とは…?
※上記の通り、この作品には新型コロナウイルス感染症に関する描写があります。
※この作品はpixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 19:18:05
3234文字
会話率:43%
2XXX年世界的に、人口が急激に減少し世界的に優れた人間を作るために、本来の人間の能力を上げた「十八番」というのを授けた。そんな世界で翻弄されながらも飄々と生きていこうする主人公 月華 空斗はある学園に入学することになる。その学園で空斗は色
んなことに巻き込まれ立ち向かっていく、学園バトル人間能力ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 22:58:20
9930文字
会話率:61%
西暦2050年、人口の増加に比例し深刻化する枯渇するエネルギー・食料問題などが原因で、第3次世界大戦が勃発。進み過ぎた科学に他人を犠牲にしてでも助かりたいという欲。戦死者遺族の感情、戦争に応じて生まれる利益に群がる資本など、多くの要素が絡み
合い、いつしか政治手段としての戦争が目的化。核戦争までに発展した。
結果、当時80億近くいた人口は1億人まで減少。地上のほとんどは放射能で汚染され、生存可能領域は極端に縮小、未だ汚染され尽くしていない場所に擬似国家ともいえる集落が形成され、一部の上流階級を除き、今日一日を生きるために精一杯というディストピアが出来上がった。
そんな緩やかな滅びを迎えるような世界で、心身ともに磨耗した人々の反乱による現在の階級の解体を恐れた、特権階級は、「普遍教」を創設。人々に啓蒙し、宗教を持って、階級と統治を正当化しようと試み、種々の企みの結果、うまく普及し、一つの宗教を依代に集まる宗教連盟の構築に成功した。
その過渡期に突如「魔女」と呼ばれる特殊な能力を持った少女がうまれ始める。
当初人々はこれを神の使いや、天使などと純粋に表現していたが、一部人間がそれを政治的に利用、普遍教の教義の元、魔女こそが国家を統治するべきだという「魔女教」という教えが広まった。
それを恐れた現在の上流階級の人々は、「魔女教」は普遍教の教えを曲解している。魔女は悪魔の使いで根絶やしにしなければならないと表明するも、魔女の美しい容姿やカリスマ性があいまり、中々一度おきた火は絶えなかった。
そこで時の教皇「ネロ」が「反乱の火は徹底的に根絶やしにしなければならない」と魔女狩りを敢行。魔女だけでなく、魔女教、魔女教とか変わった家族、またそれに関係したもの全てを虐殺するという、大凶行を実施。
今や魔女は禁忌の象徴とされ、迫害・排斥の対象となった。
そんな世の中で、迫害を受け、自我を失った一人の少女と、国家間の運び屋を担う一人の孤児である少年とが出会い、冒険する中で、大切なものを見つけ、体勢に争っていく、そんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 13:01:05
917文字
会話率:39%
自宅での不慮の事故で死んでしまった主人公
【天野 悟】は、魔王の侵略によって人間の数が
大幅に減少してしまっている世界へと転生することになった。
転生後、冒険者となり、第二の人生を歩み始めた悟を待っていたのは、優雅な冒険者ライフではなく、
何かしらの欠陥を抱える仲間に振り回され、
危険なトラブルやアクシデントに巻き込まれる
ハチャメチャな冒険者ライフの日々だった!?
主人公の悟とその仲間たちが毎日のように危険に
晒されるドタバタ異世界冒険譚、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 13:12:42
18351文字
会話率:36%
魔都・東京。「東京」と名がついてはいるが、この世界ではその性質が大きく異なっている。なぜなら「神災」と呼ばれる、神によって引き起こされる災害が起こるからだ。十年前に発生した「神災」によって東京は人口が大きく減少してしまった。そんな中、「神
災」に対抗するための力を持つ「神伎官」と呼ばれる者たちが神による脅威と戦っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 18:18:26
115162文字
会話率:53%
地球と異なる世界から訪れた2人の先生が、ある2人の高校生と出会った時、世界の運命は大きく変わる。「異世界浸蝕」と「血徒汚染」という全世界滅亡に関わる大事件を彼らは解決することができるのだろうか?
時は20XX年、いくつもの星々が
観測されなくなり、世界中に突如出現した吸血鬼ゾンビによる「ブラッドホワイトデー事件」により、人口が大きく減少し世界が大きく変わった地球を舞台に話が進みます。
地球の京都にある学園都市「春花」。そこに構える「九条学園」の高等部に通う2人の高校1年生「結月 響」と「如月彩音」は普通の学園生活を送っていた。だが彼らは大きな秘密を幾つも秘めていた。
それは、9年前の彼らの故郷で起きた悲しい事件の被害者であり、霊感が2人とも強く、その事件の犯人の姿を目で捉えたことであった。
そんな中、彼らの住む春花でも不審な事件が起き始めていた。奇しくも、それは9年前の事件と類似する点があり行方不明になった友を探していた2人は、街中で見つけた光る亀裂の罠に引きずり込まれ村を壊した犯人と対峙する。
身の危険が迫る2人を颯爽と助けたのは、自ら魔法探偵と名乗り紺色の刀を手にした黒緑髪の男と、青髪で角を生やした鬼のような和装姿の男であった。
響と彩音は彼らに関わる中で、異形の存在と戦う素質を認められ、探偵見習として修行に励む響と彩音は、めきめきと頭角を現していくのであった。
だがそれは、恐るべき事件の始まりに過ぎなかった。春花を舞台に起こる幾つもの怪奇事件は、世界中に広まり新たな危機をもたらしていた。事件が事件を呼び世界は混迷を極めていく中、響たちは具現霊(レヴェネイト)と共鳴し、「異境界航行空間」こと異界空間というダンジョンに潜り異世界浸蝕現象やそれを引き起こす巨大組織に対し戦いに挑むのであった。
様々な怪事件の裏に隠れ結びあう、数千年単位で計画された陰謀とその黒幕を見つけ、「禁断の究極兵器」の解放を彼等は阻止することはできるだろうか?
※当作品は、第1話 夜空を見上げる2人の男 から読み始めることをお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 15:55:01
1000894文字
会話率:64%
人口減少を食い止める秘策は、あるのか。どんなに育児休暇、保障を充実させても
そこに至るまでのエピソード(恋愛、結婚、出産、育児)から目を反らす若者が減ら
なければ、解決にはならない。
抜本的解決に担ぎ出されたのは人間では無かった。日本の未来
を託されたのは、ロボ首相その人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 23:44:12
639文字
会話率:0%
ニヒリストな僕が精神世界少女と触れ合って自分の世界を創造する話。
主人公は軽度の自〇願望者で、今のままでは決定事項のように最終的には自〇をしてしまう。
感情の起伏は乏しく、日々を空虚なものとして消化している。
人間が嫌いで、常に自分の殻に
閉じこもっている。
クラスの人間を猥褻で幼稚な人間と一蹴している。
著名人は故人以外全員嫌いだ。
趣味は妄想 昼寝。
誰かに媚びることもなく、誰からも媚びられることもない。
これらは近年の自己肯定感を減少させる教育のせいだろうか。
そこで自己防衛の為に生み出されたのは少女。
この作品では精神世界少女と呼んでいる。
精神世界少女を救い自己を救うか、精神世界で精神世界少女と共依存になるか。
その選択をしたとき、世界は分岐する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 18:22:08
4986文字
会話率:23%
核戦争から二百数十年後、人々は石窟都市「根之国」で生きていた。人類が減少し、開放された地上には、剣歯猫、小型肉食恐竜のような恐鳥類、凶暴な野人が繁栄している。食物連鎖の頂点から追い落とされた人類の生存の為に、根之国の研究者達は新人類を生み
出そうとしていた。
独立騒動終息から1か月が経った。息つく暇も無く、内には新興宗教、外には野盗と相変わらず内憂外患の根之国。伊凪悠理は野人数十体を倒した力を見込まれ、伊凪隊を編成して増えてきた野盗を討伐するよう依頼された。一方、独立を力で阻止した「黒い魔物」、荒波久遠を魔物と断定して排除を叫ぶ日女教の教祖佐古探女と、宗教を利用して再びの独立を狙う禍津熊男と八十太助。
南方武瑠の交配相手である泣沢藍馬は悠理に一目惚れし、我も我もと伊凪隊に入りたがる女達は久遠を悩ませる。そんな中、勝手に編成した南方隊で野人の群れに挑み犠牲者を出してしまった禍津一男と八十兄弟は、それを悠理の所為にした。「あいつも魔物の仲間だ」と。これ幸いと信者を増やす日女教。犠牲者の親達が悠理の命を狙い、伊凪悠理親衛隊が報復に動き出す。事態は日女教対親衛隊の抗争へと発展していった。
一方、根之国教育界の重鎮白山菊江が、根之国のような元研究施設の場所を特定する。生き残った人類との初遭遇を期待して出発する伊凪探検隊。
探検が終われば、今度は住人からの要請で編成された魔物討伐隊。もはや何でも屋と化した伊凪隊は、魔物の正体と勘違いされた南方武瑠と対峙する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 14:25:38
69560文字
会話率:44%
核戦争から二百数十年後、人々は石窟都市「根之国」で生きていた。人類が減少し、開放された地上には、剣歯猫、小型肉食恐竜のような恐鳥類、凶暴な野人が繁栄している。食物連鎖の頂点から追い落とされた人類の生存の為に、根之国の研究者達は新人類を生み
出そうとしていた。
伊凪悠理は高等部1年生。プラチナブロンドの髪と緑眼。整った小顔はショートヘアの女の子に見える少年。高見寧々子と高見家で育てられた悠理は他人を仲間と思えず孤独の中で生きていた。しかし、突然の転入生、荒波久遠との出会いで彼は変わる。久遠は悠理に口付けをし、悠理も久遠に心を奪われた。久遠は悠理に言う。「本気で殴ったら普通の人間は死にます」悠理は人類が進化で失った力を取り戻した亜種だった。
久遠と共に高見家で新婚みたいな生活を始めた悠理だが、これは全て仕組まれたことだ。根之国の最高意思決定機関は不老化で若い容姿を保つ6人の女性局長による局長会議。悠理を「陰の独裁者」と呼び彼の映像に萌える局長達。悠理の子供に未来を託す計画が本人に無断で進行していたのだ。久遠の元婚約者、南方武瑠の出現は悠理を焦らせる。久遠を護るために剣術を習い始める悠理と、悠理が久遠を洗脳したと勘違いして彼を狙う武瑠。一方、石窟都市の掘削を仕事とする人々は不満を爆発させ一部区域で独立を宣言。何故か独立に参加する武瑠。同時に迫る野人の群れが混乱を巻き起こし、ついに悠理が本当の力を発揮する時が来る。大太刀「鬼神」を手に野人撃退に1人で向かう悠理と、久遠に騙され彼を追う武瑠。野人の群れの中で悠理は武瑠に刃を向ける。「久遠は僕のだ!」と。巻き込まれて倒される野人達。その頃久遠は悠理を危険な任務に向かわせる原因となった独立区域で暴れまわっていた。成人男性だけに平等に重傷を与えながら。そして久遠は走る。愛する男の元へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 22:17:45
130719文字
会話率:41%
近年日本は危機を迎えていた。
年々緩やかであるが、自殺が増加しているのだ。
それもなぜか揃いも揃ってダンプに飛び込む。
税収の減少に危機を感じた日本政府は緊急対策本部を秘密裏に設置、その原因究明に乗りだしたのであった。
最終更新:2022-04-23 14:39:05
3637文字
会話率:51%
第三次世界大戦後荒廃した西暦2042年地球。
80億人以上いた地球人口は10パーセントにまで減少、倫理観は低下し暴力と略奪が横行する中それでも人々は力強く生活していた。
文明は一部後退し移動手段は陸路と海路のみとなった世界、物資と人間が移動
するのも物騒な時世、それを警護送迎する事を生業とした者たちが居た。
この物語はそんな命知らずたちの活躍の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 11:49:46
17522文字
会話率:51%
洛九歌は十六歳になっても、まだよく夢と現実の区別がつかない。
彼女は街でナンバー・ワンの財閥の当主洛惊雷と銀幕の女王华容唯一の娘。顔はよく、体つきもいい女の子だ。幼い頃から学年第一の玉座に動揺しなく座ってきた。いかにメアリー・スーで現実離れ
の設定に見えるが、それは現実。
親に寵愛されず、友達だと言える人もいたことがない。彼女は異性から降り注ぐ嫌な視線にもう懲り懲りで、同性から遠ざけられ、嫌われることにうんざりだ。どんなに逃げ回っても、外界から侵入してきた悪意はそれによって減少又は止まることが全くない。悲しくて可哀そうな話に聞こえるが、それも現実。
彼女はこの世に存在する霊を見ることができる。若死にしたお兄さんは一つの霊であって、彼女が生き続ける唯一の支えである。この可哀そうな女の子にとって、めったにないソーシャルイベントは偶に知らない霊の依頼を受けること。ファンタジーで信じがたい物語に思われるが、それも現実。
では、洛九歌の夢は一体何でしょうか?
少女はぼんやりと、愛の込めた目つきで、携帯の画面に映るバーチャル男子を見つめて、こっそりと言った。「友達が欲しい......彼氏が欲しい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 09:50:36
3077文字
会話率:21%
11年前より突如地球上に出現した異形の怪物、喰精によって人類の人口は大きく減少した。
人類は対抗するために遺跡より発掘された人型巨大兵器、霊子駆動を用いて戦う。
精霊によって動き、パイロットによってその力を振るう。
これはそんな兵器に乗る感
情の死んだ少年、天宮コウとツンデレ精霊フルメルの物語――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 18:42:55
146143文字
会話率:56%
錬金術師。
卑金属から黄金を生み出す者。現実変換者。
物質と概念を曖昧に混ぜ合わせ、新たな未来を錬成する者。
……彼らがそう評されていたのは、もう五百年も前のことである。
その技術を扱える人間の減少と、魔法時代の到来によってすっか
りすたれてしまっていた。
いまや、錬金術師と言えば魔法薬やちょっとした魔法の道具を製作する職人を指す言葉であり、それすらも魔法や他の技術に取って代わられようとしている始末。
そんな時代の折、崩れかけた古代遺跡の奥で一人の錬金術師が目を覚ます。
──ヴァイケン・オルド。
およそ五百年前に活躍した錬金術師。
目覚めた彼は思っていたよりも不完全な自身の状態に嘆きながらも、自らの理論と錬金術の集大成……【転生の揺籠】が正しく機能したことを喜ぶ。
前世、病で余命いくばくかといった状態だった彼は一か八かの転生実験に自らを投じたのだ。
変わり果てた研究室を出たヴァイケンは、「世界はそれほど変わっていないな」などという感慨を抱きながら、懐かしき古巣でもある『古都サルヴァン』に腰を据え、錬金術師として、そして冒険者として新たな時代での仕事をスタートさせる。
やがて、彼の作る魔法薬や魔法道具(あるいは彼自身)は王立学術院や国王も耳にすることになるほどの噂となり、様々な依頼が舞い込むように。
そして、その中で……ヴァイケンは五百年前に世界を崩壊の危機に陥れた、ある災害の片鱗と歴史の真実に触れることとなる。
自重を持ち合わせない錬金術師と、おとぼけ人工妖精が五百年後の世界を救う錬金術無双ファンタジー、ここにスタート!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 20:00:00
102885文字
会話率:44%
ある年の一月一日、それは始まった。
突如、『神』を名乗る女性が降臨。『彼女』は――人類が最後の一人になるまで、殺し合う事を強要したのだ。
その為の〝ルール〟は大まかに分け、三つ。
『一日に必ず一人、人を殺す』
『逆に二人以上殺した場合
は、その人物も死亡する』
『武器は、最大で小型拳銃まで』
それらの制約に縛られた人類は更に『神』から〈精神昇華〉と呼ばれる超能力を得る。その異能を使って開始された殺し合いは、無情にも継続。二十日目を迎えた頃には、人口は七千人程にまで減少していた。
そんな中ナオン・アレクラムという少女のもとにワイズマン・ワースという人物が訪ねてくる。彼は集団で行動し、獲物を狩っていくタイプの人間で、そのグループのリーダーだった。そんな彼はある事情から、ナオンを新たなリーダーに迎えたいと申し出る。
対して乗り気がしないナオンは、それを断ろうとする。だが彼の口からシルベリス・シルベリアという人物の名前が出た途端、ナオンは豹変。彼女を倒す為なら、とナオンはワイズマンの提案を受け入れる事になった。その後、ナオンは彼の仲間と合流する。
だが日数が過ぎれば、何れ仲間同士でも殺し合う事になる為か、ナオンは必要以上に警戒される事になる。
しかし彼女はある手段を使い、他のグループも籠絡。シルベリスを打破する戦力を、着々と集め始める。彼女の身に、ある誤算が起きたのはその直後。
人の世にあって、人ではない者との戦い。
三大派閥と手を組み、ナオン達を滅ぼそうとするシルベリスとの戦争。
その果てに、ナオンは件の『神』と接触する事になる。
そんな『彼女』に、ナオンは問うた。人はなぜ人を殺してはいけないのか、と。
果たして、その質問が意味する所とは?
いま人類の存亡を懸けた、最悪のデスゲームが幕を開ける――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 01:00:00
120528文字
会話率:39%
2021年ワクチン接種が始まる。2022年ワクチン接種法が制定され、年二回の接種が義務化される。しかし、超過死亡が著しく増加し、ワクチン接種の副反応と認定される。2026年に接種は停止される。すでに地球の人口は約七十一億人に減少していた。
ワクチン接種者の死亡日時が正確に予想できる検査が確立し、接種者は五年から十年のうちに死亡が確定する。約七十億の人間が2041年までに亡くなる。
2031年十月一日、達也は十年前、2021年にコロナで死んだ弟=裕二の墓参りを済ます。その日は、妻の理恵が死ぬ日でもあった。理恵の入院する病院で、五年ぶりに高校時代からの友人、海津と会う。海津は脳機能学者だったが、ワクチン虚偽接種により逮捕、強制接種の前日にワクチン接種法が改正されたので、数少ない未接種の一人だった。妻の死を見届けた後、達也は服毒自殺を試みる。
自殺したはずの達也は、弟の命日である2021年に目を覚ます。しかも、死んだはずの弟の体に時を遡って乗り移っていた。弟はコロナによって死んだのではなく、ワクチン接種により死んだことを知る。裕二の体に入った達也は、ワクチン接種を回避して生き延びる。
十年前に戻った達也は、まず、過去の自分と妻にワクチン接種を思いとどまらせようとする。過去の自分は、弟がコロナで死亡したこともあり、渋谷の特設会場で理恵と供に接種してしまっていた。だが、裕二の体でこの時代の理恵に会うと、実は理恵はワクチン接種をためらっていた。そんな彼女に自分がワクチン接種の圧力をかけていたことを知り、愕然とする。
弟の体の達也は、この時代の自分の結婚式に出席すべく、式場へ向かう。しかし、交差点を渡っているときに、無理に右折してきたトラックに轢かれて死んでしまう。死んだ達也が目を覚ましたのは、2031年だった。だが、過去へ行って裕二になっていた記憶は失われている。今の達也は、時間軸Bの達也だった。しかし、行き交う記憶は時間軸Bの達也の記憶に干渉して、しばし達也はデジャブに陥る。また、裕二がコロナで死ななかったことのより、ワクチン接種のタイミングがずれ、達也と理恵の余命が時間軸Aとはことなり……。
この作品はhttps://twitter.com/yoshinori_hoshiにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 15:57:32
94400文字
会話率:48%