「僕は彼女を愛していたのだろうか……?」
聖王国の貴族であり侯爵のクラウスは、友人のレオンからある女性の話を聞く。
アイビス・ルチアーノ伯爵夫人。巷を騒がしている夫殺しの容疑者であり、出自不明の美女。
しかし、クラウスにとって彼女は、忘れ
ようのない懐かしい人物であった。
身を焼くような過去の痛みを抱きながら、彼は彼女の『事件』へと一歩を踏み出す。
どうぞ、全てを投げ打ってでも叶えたい恋でありますように……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 17:00:00
52023文字
会話率:47%
国王の姪であるわたくしは幼い頃から好きだった相手と結婚した。とても幸せな毎日だったけど、ある日、夫の亡くなった友人の義妹がデビューにエスコートしてほしいと近づいてきた。
貴族ではない女性を参加できるはずのない夜会にエスコートするということ
は第二夫人として紹介することと変わらない。
その日から、徐々にわたくしの心は壊れていった――いいえ、元に戻っていった。
だってわたくしはいつだって彼と二人きりになりたかったんですもの。
◆注意事項◆
この作品は「ヤンデレ」の習作です。「ヤンデレ」を書くにあたり、夫婦して病んでいます。しかも、ややサイコパスかもしれません……。
読後感も悪いかもしれません。
少しでも気になるかたは閲覧しないようお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 20:00:00
31217文字
会話率:49%
伯爵家の長女で妾の娘、クレア・ガーフィールドは、正妻の娘である妹に婚約者を寝取られてしまう。妹のフィオナは妾の子であるクレアを目の敵にしていて、クレアの持っているものは全て奪わないと気が済まない性格をしているのだ。
フィオナに落とされた婚約
者のセシルから婚約関係の解消を言い渡されたクレアだったが、フィオナとセシル、さらにガーフィールド伯爵夫人に婚約解消の全責任をなすりつけられ、勘当されそうになる。そんな彼女を庇ってくれたのはセシルの弟、ロイだった。貴族の風上にも置けない口の悪さと喧嘩っ早さから不良貴族や狂犬というあだ名すらつけられているロイだったが、クレアにだけは優しい視線を向けてくるのだ。
クレアの元婚約者を、妹を、そして継母を罵倒したロイは、自分がクレアの婚約者になると言い放った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 19:01:01
34599文字
会話率:54%
王子に捨てられた男爵令嬢、その尻軽さを買われて辺境の伯爵(男色家)の正妻に!
ちょっと成長した男爵令嬢をお楽しみください!
本編全4話。その後個別ルート。
本編はシリアス寄り。個別ルートは伯爵夫人が恋人達とベッドの中でいちゃつきます。
※BL要素は極微量です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 22:00:00
12453文字
会話率:19%
とある昼下がりの、とある薔薇の綺麗なお屋敷で、3人の夫人達によるお茶会は開かれていた。
「旦那様は、とても大きくて、その、……太いんです」
*ピュアな心でお読みください。
*下ネタではない。と作者は信じていますが気分を害しましたら、申
し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 00:32:42
2283文字
会話率:32%
十八世紀のフランス、サド伯爵はマルセイユ事件により死刑判決を受けパリの牢獄に収監された。伯爵夫人ルネは、十数年もの間、夫の無罪釈放を求め続けていた。やがてフランス革命が起こり新政府によって伯爵の死刑判決が破棄され伯爵が釈放されると、一転して
夫人は離婚を求めた。それまで献身的に尽くしていた彼女に何があったのか、周囲の人々は驚いたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 21:13:09
20285文字
会話率:29%
「---- 私わたくし、とても---- とても寂しいのです」
盛大に音を立てて鼻を擤み、涙を流しているのは、本日の主役サリーナ伯爵夫人である。
「まあ、そんなに涙を流して。一体どうなさいましたの? 私達がいますわ、是非ともお話し下さいま
せ」
優しい言葉をかけるのは、本日のホストであるミリヤ陛下だ。
ここは円卓の茶会。
爵位に関係なく女性であれば参加出来、この場では皆同等の立場で色事のみを話し、相談し合う場所。
もちろん、ここでのお話しは秘密が原則であり、秘密を漏らせば社交界ではいない存在と見做される。
本日の主役であるサリーナ伯爵夫人を囲むのは、ミリヤ陛下の他に、常連であるセリーヌ侯爵夫人と、子爵家のお若いエリー嬢、そして私の四人。
本日も男性への戦いを表明する為、サリーナ伯爵夫人の話しを聞くべく、各々なりに姿勢を整える。
グスッと鼻を啜る音が止むと、サリーナ伯爵夫人の鈴の鳴るような声が、ようやく耳に届き始めた。
「私が結婚した時から、それは始まったのです----」
将軍である旦那様に愛されたいサリーナ伯爵は、円卓のメンバーにこう呟く。
「私を愛して----私を見て欲しいのです!」
叔女の仮面を捨ててまで泣くサリーナ伯爵夫人を助ける為、円卓メンバーは動き出す。
今回は円卓のメンバーに人気の仕返しで、将軍へと戦いを挑む。
ハッピーエンドです。
円卓のお茶会シリーズ第二弾
円卓のお茶会についての説明は第一弾を見て頂けると嬉しいです。
この話だけでも読めようになってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 17:29:22
7706文字
会話率:44%
自分が生んだ子にまつわる噂が原因で、王都の社交界からはじき出された伯爵夫人ティルダ・ノリス。ノリス領で採れる茶葉も評判を落とし、王室御用達の認定から洩れること三回。ついに夫の弟であるビジリア子爵から、領主としての資格なしとして、夫であるヴァ
レリーともども退陣を迫られる。
次の品評会でも評価を得られなかったら、ビジリア子爵の次男を養子に迎え、家督を譲ると約束する。
「やることがある」とだけ言い残し、一年前に姿を消した夫を信じ、侍女のレージュと御者のエディ、それと強引に加わったビジリア子爵の嫡男ブレニンを連れ、品評会の審査会場、マルヴィルト宮殿へと旅立つ。
しかし、ことはどうもノリス伯爵家の問題だけではすまないようで――
王女のウルリカが内密に、品評会に向かうティルダたちを守るべく、護衛を引きつれてティルダたちのいる山へ踏み込んだり、山に行ったはいいけどみんなに置いて行かれて迷子になっちゃったり、そばにいるのがどうにも頼りにならない大人一人だったり――
※主人公はウルリカではなくティルダです。
落ちぶれた伯爵家が王都に返り咲くお話。
※『魔譜研究室は今日も平常運転です』の“ノリス家の事情”に当たります。そちらを読んでいなくても問題なくご覧いただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 07:43:20
73368文字
会話率:25%
意識を失った伯爵家当主と、彼を愛し悲運に抗い続ける若妻のお話。
最終更新:2020-02-29 18:23:34
15214文字
会話率:20%
前世の記憶から、自分が乙女ゲームの悪役キャラだと気づいたミーティア・ラーダ夫人。
前世の記憶を思い出したのは同居初日のことだった。
ゲームでは、夫の連れ子をいじめたり不正を働いたりしてバッドエンドが待っている悪役キャラだか、回避できるのか…
!
※タグ追加しております。大丈夫な方のみお読みください。2019.9.18
更新は遅めになると思います。
初投稿の小説となります。温かい目でみていただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-07 13:59:14
9137文字
会話率:25%
継母転生シリーズスピンオフ。
マグナクト伯爵家の正妻の娘、エイラ視点の話となります。
エリーゼからすると継娘となるエイラから見た、継母転生シリーズとは。
母を亡くし、父は愛人宅からほとんど帰ってこない。
そんなエイラと弟のカイルリードが暮
らすお屋敷に、愛人が後添いの伯爵夫人となって乗り込んできた。
継母に憎悪の目線を向ける継子達。
その時、継娘エイラは何を思うのか。
そして、その後のエイラは……。
コメディに呪われた作者が、シリアスを目標に書いていきます。
作者はコメディ化の呪いに抗いきれるのか。
注目です。
※継母が異世界転生者のため、一応異世界転生のタグをつけています。
エイラは生粋の現地人です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-25 02:00:50
44438文字
会話率:29%
継母転生シリーズ、『娘暴走★ありのままを見せるのよ!』の続編。
無事デビュタントを終え、ハーディルト伯爵邸に移り住んだサマンサに、特殊能力が開花する。
それにまつわる、ドタバタコメディ恋愛。
継母転生シリーズであり、主人公サマンサの母
親が転生者なので、念のため転生タグをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 02:47:21
23791文字
会話率:33%
村一番の仕立て屋の夫ハンスに愛され、義理の母モリーからも娘の様に大事にされ幸せな生活を送る主人公リリア。ある出来事から記憶を失い、身寄りもなかったが、温かい家庭を築く彼女には何の問題もなかった。見知らぬ貴族の男に攫われて「君は私の妻、ユリア
ーナ・ド・グレゴワール。グレゴワール伯爵夫人だ。」と告げられるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 16:45:11
3574文字
会話率:53%
ある不思議な特徴から伯爵夫人に見初められ、庶子から伯爵家次男となったリゲル・カイルス。
貴族としての生き方に嫌気がさし、どうにか追い出してもらうために愚息として振る舞い、19歳になったその日、ようやく家から勘当される。
名前と共に貴族だっ
た自分を捨て、ナハトという本当の名と共に、長年の夢だった『自分の行きたい所へ行きやりたい事をする』自由気ままな旅に出る事に。
やがて旅の中で、彼は徐々に、忘れていた大切なものに気付き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-07 00:37:59
59495文字
会話率:36%
ヒマワリ迷路で倒れた郷田愛葉(ごうだ あいは)16才は中世ヨーロッパらしきお屋敷で目覚める。
お世話係さんから「奥様」と呼ばれ、自分は伯爵令嬢から伯爵夫人になったと説明を受けるが、伯爵は表情が乏しく、どうもわかりにくい性格をしている。
何も
特技のない自分がこんな世界で生きていける? 結婚生活ができる? そんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 12:00:00
63126文字
会話率:36%
章子(ふみこ)は高等女学校の最上級生。
夢はメカリアの大学に留学すること。
祖父は章子にともにイスギリに留学した友人石田の身に起きた出来事を語り始めた。
石田が恋したヴァッケンローダー伯爵夫人の正体とは?
歴史上の出来事を下敷きにしています
が、人名、地名、事件等は架空のものです。
8月2日夜に完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-02 22:16:47
38742文字
会話率:27%
「お前、良い加減にしろよ!」
そう言って一人怒っている一応旦那である伯爵を、男爵家から嫁いだばかりの新妻はややうんざり気味で見つめるのだった。幼馴染みとはいえ、もう少し愛ある生活がしたいのに、それは程遠いと思えるからだ。
最終更新:2018-04-10 20:05:56
12445文字
会話率:59%
クロウを名乗る黒い少女を筆頭に集まった三人組『歪み天秤の会』。
彼女達は依頼達成率100%を誇る殺し屋集団。
人間のクズ同然の義父に大切な思いを踏みにじられた貧乏人の娘からの依頼も、
大量殺人鬼のイカれた伯爵夫人に妻を殺された新
婚の農夫からの依頼も、
貧困の親元に生れながら、富裕層へ成り上がろうと奮起する若者からの依頼も、
歪み天秤の会は金さえ積めば、身分も動機も関係なく殺しを請け負うという。
金と命を乗せて動く歪んだ天秤達を中心に、激動の時代を生きる人々の怨みと欲望が渦巻くダークファンタジー短編集。
「お前の怨み、請け負うよ。
ただし、報酬はきっちり全額いただく」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-07 02:27:04
44526文字
会話率:35%
冴えない小領主ケミストラの娘は、北方でも指折りの領主・アダーシャン伯爵に十ヶ月前、嫁いだばかり。つまり、新婚。しかし、伯爵は公平な領主だが、毒舌な遊び人。夫人は夫に無関心な優等生。つまり、夫婦の営み、いまだ無し。何故なら伯爵夫人は、実家へ
の資金援助を条件に、夫が有能な秘書を求めて選んだ花嫁だから。そんなわけで、伯爵夫妻の仲&夫婦生活は今日も今日とてざっぱりしたもの。お互いに呆れさせられっぱなしの夫婦が愛を育む話。※たまに息抜きにパソコンで書くだけなので、不定期更新です/※警告タグは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-29 08:00:00
241448文字
会話率:40%
幼いころからの婚約者に、学園の卒業パーティーで婚約破棄を宣言された公爵令嬢は、破棄できなかった婚約相手と白い結婚をして伯爵夫人となる。
しかし、伯爵家の使用人たちは夫の愛人を女主人のように扱い、屋敷の隅に追いやられてしまう。
頼みの綱の義父
母はすでに領地で隠居しているし、実の父親は伯爵家領地の膨大な資源のほうが大事。
伯爵夫人としての仕事を愛人に奪われ、社交界に出ることも許されず、暇を持て余した令嬢は…。
「お気に入りのクッションと毛布を持ってきていて本当によかったわ!さ、シエスタの時間よ!」
これは、シエスタ大好きな伯爵夫人()が、周囲の人々からの冷遇に負けず(無視して)シエスタを楽しみながら、のんびりと毎日を過ごすお話。
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R15は保険のためかけております。
小説家になろう初挑戦です。至らない点ありましたら、感想などで知らせていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-20 00:43:38
2579文字
会話率:57%
私クリス・フランシスカは誰がどう見ても政略結婚である。ある日突然私の父だと名乗る人の前に連れてこられ、そのまま無理矢理の結婚。
嫌々ながらも私は新婚生活を始めるが、そこには優しいご義両親とメイドさん達、眩しいばかりのイケメンの旦那様に囲まれ
て幸せな……あれ?何かおかしいぞ。
そんな私には誰にも言えないある秘密がある、それは最近夜な夜な王都に現れる『闇夜のプリンセス』と呼ばれる怪盗のお仕事。果たしてクリスは幸せな新婚生活を無事過ごせるのか! いえ十分幸せです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-07 19:00:00
59684文字
会話率:46%