麻績光驗は地味でいつも教室の隅で丸くなっている様な少年だ。派手な幼馴染が居るには居るが、今日も目立たず、騒ぎ立てずをモットーに生きている…のだが。ある日学校の門で見知らぬ男子に「この愚か者めが!」と突然叫ばれて…。そこから彼が忘れたかった感
情が、日々が、全てがまた動き出した。これは演者という夢を追いかける少年少女達の青春が始まるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 22:40:33
8926文字
会話率:37%
夜の校舎、異形の化物、飛び散る血液。
青年は力を求める。
目の前の命を助ける為、人間を救う為、ヒーローになる為。
姿の見えない妖怪が笑みを浮かべ青年を見る。
彼は今夜試される。
自らの力量もわからぬ愚か者か、自らの命すらも天秤にかける英雄
か。
青年は命を救う為手を伸ばす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 08:51:24
15401文字
会話率:42%
大陸随一であるアトラー魔法学校。
この学校は魔力さえあれば前歴者、奴隷、親なしであろうとはいることができる。
多様性を重んじているからではない。
むしろ多様性を摘んでいる。
この魔法学校の入学式ではまず、全学生の前で魔力を測られる。
現
代魔法学において最も重視されるのは【魔力量】だからだ。
魔力量が多ければ多いほどに、使える魔法は広がり長く魔法を扱える。
当然ここで大きく差が生まれる。
魔力量の遺伝との関連性は不明だが、血統が良ければ魔力も多いとされている。
つまり王族や貴族は優遇され、奴隷や貧民は劣等とされる。
そうして選別された最底辺の学生達が集うクラス。
クラスメイト達は死んだ魚のような眼をしながら三年間を過ごす。
卒業さえしてしまえばアトラー魔法学校の卒業生という拍が付く。
夢の学園生活をドブに捨てるという代償を伴う。
だがそうしなければ魔法使いとして認められないのだ。
そんな彼らの前に立つ、新任教師のスーザンド。
現代魔法学における魔力量至上主義に唾を吐き。
この学校の悪しき伝統や風習などお構いなしに踏み抜く。
『魔法使いなんてくそくらえ』
『あんな奴らは魔力ばかり達者な桶に過ぎない』
無鉄砲な愚か者ではない。
彼にはそれを実行し体現できるだけの実力がある。
彼の掲げる【魔導】教育。
最底辺の生徒を歴史上最高の魔導士へと再教育する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 02:13:12
43340文字
会話率:31%
よく来たなクズども。
その一語から始まる、人間をやめさせられた者達の最後の語り。
愚か者たちの軌跡?それとも悲しい生き方しかできなかった哀れな者の末路?
彼らは何を思ってここに至ったのか。
最終更新:2022-04-23 10:51:30
11724文字
会話率:0%
「俺の人生殺伐としすぎだろ!!」
普通の一般人として自分では生きていたつもりだったが、後々考えて見れば「幼少の頃より殺伐とした人生」を送っていた事に気が付いたこの男。
そんな男が気が付いたら、またしても面倒事に巻き込まれる予感しかし
ない「怪しげな骨董屋」へと足を踏み入れた事から始まる「誰も見た事が無い骨董無双」のお話。
骨董屋で押し付けられた「呪いより激ヤバい力を持つ妖刀」と、ついでに開いてしまった扉から異世界へと旅立ち、趣味の骨董品収集で肥やした目で「夢だった骨董屋を異世界で開店」させて楽しむ。
――はずだったが、いきなりバトルになったり、テンプレ娘騎士を助けたりと夢の骨董ライフからどんどんかけ離れていく哀れなこの男。
そんな男が『絶大な力を宿す骨董品達』を駆使し、妖刀で斬って斬って斬りまくる異世界大バトルがここに今、始まる!! (ボロリもあるよ)
「……待て、勝手に変なナレーションを入れるんじゃあない!! 俺は異世界で楽しく生きるんだあああ!!」
商人・冒険者・悪辣な屋敷の主など、様々なロールを楽しみながらこなし、敵対する愚か者には『濃密度なざまぁ』を食らわせ、異世界を心底楽しむが、やはりそれを邪魔する巨大勢力が現れたり、当然男に恐ろしい異世界の敵達が襲い掛かる。
「え!? そんなの居るのか? 俺、帰ってもいい?」
こんな空気の読めない男が運命の出会いを果たし、絶叫するまで残り四話!
「話を聞けよ! て言うか俺をディスるんじやあない。そもそもアンタは誰な――」
――「町についてからが本番」でスロースタートなこの物語を……ゴ期待クダサイ。
「ノベルアップ+」さんでも公開中
キーワード
骨董品 商売 侍折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 22:41:40
1295550文字
会話率:59%
全てを愛せなかった子供がいた。
全てを憎んだ男がいた。
誰の目にも映ることのなかった愚か者の唄。
最終更新:2022-03-28 22:03:12
2036文字
会話率:0%
人生は一種の演劇だ。
氏名という題名、自分のいう主人公が演じる物語なのだ。
普通に憧れ、普通から逸脱した愚か者の演劇の題名は何だったのか。
道標の存在しない荒野を、今日も歩む。
キーワード:
最終更新:2019-12-26 20:38:25
1950文字
会話率:0%
行先を見失った愚か者の、くだらないドクハク。
キーワード:
最終更新:2019-05-02 00:00:54
1329文字
会話率:0%
「敵を強化するスキルなんて何の役に立つんだ!」
新米冒険者イクスは、S級冒険者シグマのパーティーから追放されてしまう。
原因は彼に発現した固有スキル【汝の隣人を愛せよ】。これのせいで、イクスはその場にいるだけで敵を祝福して強化してしま
うようになる。戦闘では完全にお荷物になってしまった。
固有スキルは放棄することも封印することもできず、また発動は自動的なため自分の意志で制御することも不可能。
そればかりか、冒険者の仕事をしていなくても害虫やネズミ、カビやホコリまでもが祝福され、無駄に強化されてしまう始末。
イクスの人生は、その日から強制的にハードモードを強いられることになった。
そんな中。イクスの噂を聞きつけ、一人の魔女が彼の前に現れる。
神に見放されても尚、自ら苦難に挑もうとする『勇ましき愚か者たち』は、世界を変えることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 19:00:00
39334文字
会話率:32%
ただの菓子…歌詞です。
アレンジ…です。
最終更新:2022-02-28 22:18:39
1174文字
会話率:59%
前世では彼女いない歴=年齢のまま人生を終えてしまった主人公は神様を自称する正体不明の存在に自身の意思とは関係なく異世界への転生を強制される。
それなりのチートを手に新たな世界で新たな人生を始める彼は知らなかった。
この世界が乙女ゲームの世
界であることも、原作開始100年以上前であることも。
「せっかくチートを手にしたのだから英雄になってハーレムを作るのはもはや義務ですらある。」
という訳の分からない理論に基づいて、彼なりに頑張ってみるものの中々思う通りにはいかない。試行錯誤の末、気が付いたら彼女いない歴=前世の年齢+今世の年齢=160年という訳の分からない状況に陥った彼は無事、本願成就できるのか。
一度短編で登校した作品ですが、続きが出来たので、長編での投稿にして、短編部分を読みやすいように幾つかに分割したのちに、続きの部分を投稿させていただきます。
短編の方は初めての投稿なのでしばらくは記念に取っておきたいと思います。
後、カクヨムさんにも投稿していますが、こちらの方は後日ぼちぼち修正します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 18:00:00
283402文字
会話率:22%
前世では彼女いない歴=年齢のまま人生を終えてしまった主人公は神様を自称する正体不明の存在に自身の意思とは関係なく異世界への転生を強制される。
それなりのチートを手に新たな世界で新たな人生を始める彼は知らなかった。
この世界が乙女ゲームの世
界であることも、原作開始100年以上前であることも。
「せっかくチートを手にしたのだから英雄になってハーレムを作るのはもはや義務ですらある。」
という訳の分からない理論に基づいて、彼なりに頑張ってみるものの中々思う通りにはいかない。試行錯誤の末、気が付いたら彼女いない歴=前世の年齢+今世の年齢=160年という訳の分からない状況に陥った彼は無事、本願成就できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 12:00:00
33245文字
会話率:21%
シェイマスは、婚約者であるエーファを心から愛していた。けれど、控えめな性格のエーファは、聖女ミランダがシェイマスにちょっかいを掛けても、穏やかに微笑むばかり。
そんな彼女に物足りなさを感じつつ、シェイマスはエーファとの幸せな未来を夢見る
。
けれどある日、シェイマスは父親である国王から「エーファとの婚約は破棄する」と告げられて――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 11:48:00
9475文字
会話率:33%
ずっとずっと小さい頃、上の姉も下の姉も、街に呼ばれてしまって居なくなり、とても寂しかったことを覚えている。
トナカイ小屋の兄さんにはそれがないと聞いた。人類ではないからと。それはそうだ。あんなに美しい方が、僕たちと同じはずがない。だか
ら、安心していた。結局、只人が決めた勝手な定義など、神様には関係なく、古の契約通りに兄さんも街に呼ばれてしまった。
ぼくは自分がいかに無知かを思いしらされた。お兄さんの事を何もわかっていなかった。だから一生懸命勉強した。姉たちに尋ね、父母に尋ね、書物を漁り、ごく稀にくる商人を頼り、そうして一生懸命勉強してみて、多分、ぼくじゃ《足りない》ということだけは辛うじてわかった。
それでも、街に呼ばれる年齢になれば、兄さんに会える。探せる。今度こそ離れないように。それだけを糧に更に頑張った。
そして、もう兄さんが既に誰かのものになったことを知った。王家は契約を更新出来ず、皇家が新たに立った。ぼくが何者でも無い若者から何の能も無い愚か者と判明する間に、兄さんは神様になってしまった。
だから、彼らと手を組んだのだ。
・ダイスの振り直しをさせたげるゼ☆
生憎と、全部66しか出目はねぇが、今のお前に比べたら十分優秀なほうダロ?
握手した手にはいつの間にか0~99の100面ダイスが握られていた。
全て振り切る。
・次は職業を選びナ!
こっちは全部の職業が選べるようにしといたゼ☆
勿論、ステータスが足りないやつは相応の《ペナルティ》食らうケド、代償なんて覚悟のうえダロ?
元々、万に一つもチャンスが無かったんだからナ!
▶️君主系
…
覇
王
帝
皇
新皇◀️折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 18:50:42
43044文字
会話率:45%
あいつには石を投げてもいいんだ。だってみんなそうしてるし。(※重複投稿しています)
最終更新:2022-01-28 19:00:00
302文字
会話率:15%
そうやって、言い聞かせていないと
そうしないと、僕はまだすぐに思い上がって、勘違いして、嫌な奴に戻ってしまうだけだから。
キーワード:
最終更新:2022-01-27 19:38:10
381文字
会話率:0%
「アドリエンヌ嬢、どうか……どうか愚息を見捨てないでくださらんか?」
ここガンブラン王国の国王は、その痩せた身体を何とか折り曲げて目の前に腰掛ける華奢な令嬢に向かい懸命に哀訴していた。
「国王陛下、私は真実の愛を見つけてしまったのです
。それに、王太子殿下も時を同じくして真実の愛を見つけたそうですわ。まさに奇跡でしょう。こんなに喜ばしいことはございません。ですから、そのように国王陛下が心を痛める必要はありませんのよ」
美しい銀糸のような艶やかな髪は令嬢が首を傾げたことでサラリと揺れ、希少なルビーの様な深い紅の瞳は細められていた。
「い、いや……。そういうことではなくてだな……。アドリエンヌ嬢にはこの国の王太子妃になっていただくつもりで儂は……」
国王は痩せこけた身体を震わせ、撫でつけた白髪は苦労が滲み出ていた。
そのような国王の悲哀の帯びた表情にも、アドリエンヌは突き放すような言葉を返した。
「国王陛下、それはいけませんわ。だって、王太子殿下がそれをお望みではありませんもの。殿下はネリー・ド・ブリアリ伯爵令嬢との真実の愛に目覚められ、私との婚約破棄を宣言されましたわ。しかも、国王陛下の生誕記念パーティーで沢山の貴族たちが集まる中で。もはやこれは覆すことのできない事実ですのよ」
「王太子にはきつく言い聞かせる。どうか見捨てないでくれ」
もっと早くこの国王が息子の育て方の間違いに気づくことができていれば、このような事にはならなかったかも知れない。
しかし、もうその後悔も後の祭りなのだ。
王太子から婚約破棄された吸血鬼の侯爵令嬢が、時を同じくして番い(つがい)を見つけて全力で堕としていくお話。
番い相手は貧乏伯爵令息で、最初塩対応。
『アルファポリス』に掲載中のものを移植しました。
執筆し始めて二ヶ月ほどの作品の為、拙いですがご了承くださいませ(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾
*今度の婚約者(王太子)は愚か者です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 18:11:07
60717文字
会話率:48%
異世界転移ってさ~、女神様からお願いされたからしてきたんだよね。この世界に来た時にその事実を告げて、一時は公爵家預かりとなった私。それなのに魔力が無いからって、私の言葉を信じないどころか、殺そうとするんだもの。それが上手くいかないと国外追放
ってあんまりじゃん。送ってくれるんだと思った兵士たちは、私を殺すように命じられていたんだって!(←いまここ!)そういうことなら、やってやろうじゃないの!
女神様はお怒りです! 第2弾です。どうぞお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 13:14:03
7965文字
会話率:27%
ある王国に女神様から神託がおりて十八年。その王国の学園で、一人の少女が過労により倒れたのだった。そのことが引き金となり、女神様の不況を買った王国民は未曽有の体験をすることになったのだった。
最終更新:2022-01-17 12:48:15
11872文字
会話率:42%
時は2059年。
世界は平和に包まれていた。
もちろん、世界のどこかでは戦火があがり、また飢餓や貧困、病気に苦しむ者もたくさんいる。しかし、それは概ね21世紀初頭とまったく変わりなく、過去から現代、未来へと永遠に続く、今日と同じ明日が
約束された世界。多くの者がそう信じて疑わない。
しかし、それは世界の真実ではない、と知るもの達がいた。旧世紀、いや、そのずっと前から、世界の誰にも知られることのない戦いに身を投じる愚か者達。
これは、そんな彼らの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 00:00:00
274248文字
会話率:36%
若者の恋愛離れによる少子化を食い止めるべく、厚生労働省の下に『愛情保安庁』が設立された。
愛情保安庁の任務は若い男女のキューピッド役となりカップル成立のための支援を行うこと。その若い男女はツンデレやヤンデレといった特殊な性格をしている場
合もある。
しかし狂気系と化したヤンデレは通常の職員の手には負えない。そこで彼らの対処にあたるのが愛情保安庁が各県に設置している特殊部隊『SST』だ。
適正を見出されSSTにスカウトされた主人公の上岡宗太郎が、様々なヤンデレと出会い、そして彼女たちを恋愛成就へと導いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 21:33:43
315499文字
会話率:33%
占い師と聞いて真っ先に思うことはなんだろうか?
きっと多くの人がこう思っただろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・「怪しい」と。
かつてのフラムソール王国でも占い師という職業は怪しい、胡散臭といったイメージが強く根付いており
、一部では『占い師なんて愚か者のすることだ』と揶揄されていたくらいだった。
しかしその悪しきイメージは『占戦術』の登場で反転する。
『占戦術』とは占いの技術を用いて戦う競技のことを言い、占戦術はこれまで不鮮明だった占い師の実力、ないしは的中率というのを誰の目から見てもはっきりと分かるようにしてくれた。
そして時は流れ現在。
怪しいイメージを完全に払拭した占い師はその名前を『占戦術師』に変え、さらには国家資格を有する職業にまで転身していた。
その占戦術師の資格を得る方法はたった一つで、国営にして唯一の占戦術師養成学校である【サテラプレティツィガーレ占戦術学校】を卒業することだ。
サテラプレティツィガーレ占戦術学校の入学倍率は20倍。そしてその中で卒業し資格を得る生徒はたったの一割だ。
毎年多くの者が占戦術師に憧れを抱き、そしてその高い壁を前に絶望していく。
夜空に輝く星は多けれど、ひときわ大きく輝く一等星はほんの一握り。
ふふふ、今年は何人残るかな・・・・・・・・・・・・。
ようこそサテラプレティツィガーレ占戦術学校へ。
その愚かさに敬意を表そう、「太陽と月に誓って(アストラーレ)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 20:08:10
123138文字
会話率:35%
愚か者が繰り返す短いお話
最終更新:2021-12-19 12:47:16
2057文字
会話率:0%
「俺の名はアートマン。……"愚か者"だ」
一見槍使いに見えるこの男。
かつてはある教団で『賢者』として名をはせていた。
だが、教団の裏の行いに怒りと悲しみを爆発させ教団を滅ぼす。
今はひとり、神槍『チャク』と魔槍『
イシュタム』を背に、叶えたい願いを胸に、旅をしていた。
訪れたるは人生最後の大都市。
しかし、その直前に出会ったのが、やたらやかましい女ガンスリンガーだった。
※第一章完結。短いのですらっといけるかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 16:29:54
31196文字
会話率:51%