ある一人の女仙によって作り出された世界。
そこには霊力を操り様々な奇蹟の術を用いる『道士』が存在していた。
彼らは人々のためにその力を振るい、妖魔を退け病を治し、荒れ地に雨を呼んだ。
道士の存在により大きく発展した世界だが、いつしかその力
を私利私欲に用いる道士、そしてそんな彼らを金や権力でつなげ止めようとする者が現れはじめる。
かつてはあらゆる人が手を取り合い公平平等だった世界は、持つものと持たざるものに分かれ、その対立は年々加速していった。
そして皇暦1999年現在、道士優位に歪んだ社会で、一人の少女が「梁山泊」と呼ばれるはみだし者の道士が集う仙洞を目指しとある街を訪れる。
彼女の名前はタオ。
恩人の命を奪った『薬売り』への復讐のために力を磨いた道士である。
その手には、この歪んだ社会に突き立てるための牙のように、一対の山鈎が握られていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 16:24:36
18192文字
会話率:35%
冒険は、きっとあなたがつれてきた
1999年に、突如異世界より未知の物質「魔力」と、魔力を持つ超生物「モンスター」、それらを内包する空間「ダンジョン」が、地球に現れた。
混乱の後、人類は魔力を「魔法」として自らの手に入れた。
その、力と
技と魔法を駆使して、モンスターの退治やダンジョンの調査を請け負う者達が現れ、彼らは「テイカー」と呼ばれるようになる。
いつしかテイカーは、スポーツ選手や映画スターのような人気となり、世界がテイカーに、ダンジョンに熱狂していた。
そんな、2030年の時代。
アメリカの大手テイカーチームに所属する女テイカー「スカーレット・ヘカテリーナ」は、その過激なコスチュームと仕草が原因で、チームを追放されてしまう。
しかし、タダで転ぶ彼女ではなく、新たな活動の場=日本をあらかじめ見つけており、日本での再出発を決意する。
一方、日本のある町に住む内気な少年「秋山東(アキヤマ・アズマ)」は、学校にも家にも居場所がなく、孤独な日常を送っていた。
そんなある日、アズマはクラスメートからダンジョン攻略に誘われ、ようやく自分も皆に受け入れられたと喜んでいた。
その裏にある、悪意に気づかずに。
スカーレットとアズマ。
正反対の「はみだし者」の二人が出会うとき、一夏の冒険が幕を開ける。
………その頃、地下深く。
世界を揺るがすおそるべき災いの卵が、人知れず孵化しようとしていた………
※この作品はカクヨムにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 20:00:58
318834文字
会話率:22%
高校一年生の安藤夕姫(あんどうゆうき)はクラスでいじめを受けていた。ただ耐えていた夕姫だったが、あるときクラスいちのヤンキー、彩木奏雅(さいきそうが)がいじめを止めた。その日から、奏雅もいじめの対象となってしまう。
クラスではみだし者とな
ってしまった二人の関係の行方は……。
周囲に翻弄されながら過ぎ去る青春の中で、瑞々しくもめくるめく思春期の短編ラブストーリー。
※この作品は他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 19:00:00
18505文字
会話率:26%
ただの菓子…歌詞です。
アレンジ…です。
最終更新:2022-02-28 22:18:39
1174文字
会話率:59%
婚約者の王太子に濡れ衣を着せられ、処刑を宣告された救国の聖女レティシア。彼女は火炙りの刑に処されるが、気付けば大正時代の神聖大日本帝国という国に召喚されていた。
「この国でもまた、聖女として望まぬ人生を強いられるのかな?」
不安を抱くレ
ティシアのまえに軍服の男が現れた。
彼は目の前で片膝を突き――
「よく来てくれた、巫女殿」
隣にいる女の子に語りかけた。
彼らが執り行ったのは巫女召喚の儀で、目当ては妖魔を滅ぼす力があると語り継がれる、巫女の素質を持つ女の子。召喚に巻き込まれただけのレティシアは必要とされなかった。
特務第一大隊の隊長に用無しと告げられたレティシアは、はみだし者の集まりと揶揄される特務第八大隊に拾われ、女中として働くことになるのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 20:03:19
36686文字
会話率:46%
ここはグラーヴ、アザルス大陸のほぼ中央に位置する比較的大きな交易都市である。
一応は王国に属するが、交易都市であることと周囲の帝国、エルフ領、魔国と接する為、様々な人種が行き交う。
そして、それらの国々から流れてきたクセ者達と、そ
んな彼等に見劣りしない変人な住民達が住む街である。
これは、【俺が良ければ全て良し】をモットーにしているような彼等の物語。
注意、超絶駄文なので何一つ期待をしないでお読みくださいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 16:34:51
39321文字
会話率:40%
ハリウッド女優並みの美貌と、トップモデルに勝るとも劣らぬプロポーションを持つ、カレン・ハート。
彼女は、その容姿からプリティドールと呼ばれ、CIAではトップシークレット扱いの、凄腕の暗殺者だった。
片や、小さな商社に勤める、裏の世界とはまっ
たく無縁の、正真正銘、ただの平凡な民間人の杉村悟。
そんな二人が、ある事件をきっかけに出会った。
男になぞまったく興味のない、ましてや、弱腰の日本人なんて軽蔑しきっていたカレン。
それが、どういう訳か悟を気に入ってしまった。
告白の仕方などまるきりわからないカレンは、悟に銃を突き付けて、わたしと一緒になるか、ここで死ぬか、どちらかを選べと言って迫った。
命が惜しかったのか、カレンが気に入ったのか、悟はあっさりと承諾した。
悟と一緒になると決めたカレンは、CIAを抜けようとした。
組織の数々の陰謀を知り尽くしているカレンを、CIAが簡単に抜けさせるはずもなく、カレンの許へ、数々の刺客を送り込んできた。
が、カレンは、ことごとく返り討ちに遭わせ、果ては、長官宅に押し込んで、見事無事にCIAを抜け、悟の生まれ故郷である大阪へやってきた。
そんな折、CIAが開発していたある研究が、何者かに盗まれた。
それは、悪用されれば、人類を滅ぼしかねないものだった。
CIAはカレンに、犯人の確保とブツの奪回を依頼した。
平和に退屈していたカレンは、闘争を求めて、悟を伴い東京へと向かう。
その情報をキャッチしたロシアは、ロシア最強と謳われる、CIAでさえも全容を把握しきれていないザスローンという部隊に属する、冷たい美貌の持ち主のターニャに、横取りを命じた。
もう一人、中国政府をバックにして、裏の世界で急速に台頭してきた犯罪組織の「赤い金貨」最強の殺し屋である劉(りゅう)が、そのブツの略奪の指名を帯びて、日本へやってきた。
カレン、ターニャ、劉。
この三人は、裏の世界では知らぬ者はなく、「世界の三凶」と呼ばれ、最も恐れられている者たちだ。
その三人が、盗まれたブツを巡って、死闘を繰り広げる。
さらに、日本を守るためにキャリアの道を蹴り、一時傭兵稼業に身を置き、今は公安のはみだし者となっている桜井が、争奪戦に加わる。
※この物語は、他のサイトにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-28 07:00:00
180171文字
会話率:30%
メガバンク最大手の帝都銀行に入行し順風満帆に出世コースを歩んでいた片桐駿は社内の噂で次の転勤先は地方都市だと聞いた。東京生まれの温室育ちと自覚している片桐は、このまま出世コースを歩むため必ず通らざるをえない地方勤務に進む前に自分の進路、いや
生き方を大きく変えてみようと考えていた。
そんなとき、ある転職希望先の面接で不思議な採用論を語る人物に出会い、片桐はその会社に心惹かれるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-25 11:59:13
19104文字
会話率:24%
はみだし者たちが集まる無法地帯・アグロー。
社会から排斥された者ばかりの町とはいえ、社会は社会。取り仕切る者は存在する。
この日、アグローの首領が手回ししたのは三人。
魔面学を極めた情報屋、魔植学の研究者、魔銃学を用いた復讐代行。
同
時期アグローでは、異常な依存性を持つ「魔薬」が流行していた。
裏で暗躍する魔薬学者の正体と、その目的とは──
*他の投稿サイトとの同時掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-12 19:00:52
5670文字
会話率:37%
日本中の優秀な少年少女が集められた秀英学園ではエリートを養成するために、決闘という対戦を生徒同士で行わせ、それによって序列を決定する弱肉強食の世界を形成していた。学園一の不良である五十嵐龍弥、学園一の変態である氷室怜司。学園のはみだし者であ
る二人は協力し、この序列社会に波乱を巻き起こす。※注意 更新を凍結しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-26 23:39:37
80791文字
会話率:42%
あまりにひどい親の考えにその関係を断ち切ったり、居場所が無いながらも唯一の帰る場所だった屋敷を追い出されたり。騙され、傷つき旅暮らしをしていたり、そして友人との、恋人との死別を抱えても笑いながら暮らしたり。そんな四人と一匹がある日ばったり
集まった。彼らが目指すところはひとつ、こぼれきった“魔法”を知ること、取り戻すこと。ありがちな組織を、世界を敵に回して、「ってお前ら、いくら今は何もすること無いからって目的忘れるなよ…?」
敵を前にしなければ、ただの迷惑五人組。ちょっとしたヒーロー気分で行きつく先の真実は―・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-07 09:09:58
30798文字
会話率:50%
201X年。社会になかなか認めてもらえないカルチャーをこよなく愛す少年たち。周囲の人間には「ミスフィッツ(はみだし者)」と呼ばれていた。そんなミスフィッツの1人、バッドはスケボー好きな18歳の専門学校生。彼と個性溢れる仲間たちが創り出す、創
造的かつ破壊的な日常を描く青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-02 18:05:03
698文字
会話率:11%