私の婚約者──騎士ラーファエルは呪われているらしい。
緩いカーブの金髪に綺麗な碧眼。見目麗しいはずのラーファエルは、私の前でだけ、おかしな鳴き声を上げる。
噂によると、呪いをかけた人物とはエステル・クラウダ―。私である。身に覚えは一切ない。
ヘタレな美青年がヘタレな話。ハッピーエンド。
※柴野いずみ様主催「ヘタレヒーロー企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 20:07:23
5397文字
会話率:30%
「じゃあ、いつになったら僕と恋人になってくれる?」
「……何回言われても駄目なものは駄目。私は二十一歳で、貴方は九歳……まだ子供なの。恋人にはなれないわ」
治療師のアルバは、診療所に運ばれてきた少年リオを助けた。それからというものリオに懐
かれ、求愛を受ける日々。
あるとき、なぜか面識もない領主の屋敷で専属の治療師として働くことになってしまい、驚くアルバ。
対面した領主は、なんとリオそっくりの青年だった。
可愛いもの綺麗なものが好きな治療師アルバが、美少年からの愛(顔面)にほだされる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 10:41:47
21015文字
会話率:35%
【どういうお話か】
炎の賢者ネビウス:
准主人公。まあまあ美少女で年齢不詳の不老長寿者。炎の呪術と剣術の達人。ピクニック大好きなアウトドア派。経験豊富なので何でもできるが、物事の責任を負うのは大嫌い。カミットを育てる。
呪われた捨て子カ
ミット:
主人公。差別対象である森の民。幼少期を穏やかな環境で育ったので当初は緩い性格をしているが、実際は負けん気が強く向上心お化け。他者との衝突を厭わないトラブルメイカー気質。
こういう親子の冒険物語。
【あらすじ】
古の民と呼ばれる不老長寿の人々が極寒の地に生み出した最果ての楽園「秘境の里」には一歳に満たない死すべき定めの捨て子が届けられる。森の呪いをその身に宿すカミットはここでも引き取り手が見つからなかったが、珍しく帰郷していた変わり者のネビウスがカミットの養母となることを名乗り出た。
カミットはたびたび呪いの力を暴発させては周囲に迷惑をかけていたが、ネビウスや秘境に住む古の民は大らかに受け入れ、カミットはのびのびと育った。
カミットが十歳になったとき、穏やかな日々は唐突に終わりを告げる。島の精霊たちに異変が起こり、一夜にして秘境の里は吹雪に飲まれてしまったのだ。
安住の地を失ったネビウスとカミットは島の異変に対処するべく、五つの街の大神殿を治める偉大な呪術師「守り子」に会いに行く。
カミットはネビウスの子息として様々な人と出会い、経験を積む中で成長していく。
【備考】
・荒れ地の都編まではまとめて投稿します。それ以降はのんびりやっていこうと思います。
・カクヨムにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 12:31:54
723393文字
会話率:47%
フローレス侯爵家の次女として生を受けたレティシアは、この国で忌み嫌われている紫の髪と瞳を持っていたことで、父親から疎まれ育った。
ついには十歳の時、人身売買の組織に売り払われてしまう。命からがらなんとか逃げ出せたものの、そこからは地獄の
日々だった。
孤児となり、食べるものもなく、死にかけていたレティシアを助けたのは、この国の高名な魔法使いである魔導士オースティンだった。
レティシアはオースティンの弟子となり魔法を学び、髪と瞳の色を隠して山奥で暮らしていた。
レティシアが十七歳になったある日、事故に遭い瀕死の王子アンドレスを拾い介抱する。
彼の体は呪われていて、それをオースティンに解いてほしくてやってきたと言うのだ。
オースティンが長期不在中のため、レティシアはアンドレアスの呪いを解くべく試行錯誤を開始し、なんとか呪いの進行を止めることに成功する。
アンドレアスは言う。
「レティシア、私と一緒に王宮に来てくれないか?」
呪われた王子×捨てられ令嬢(魔法使いの弟子)のじれじれラブストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 22:04:05
158600文字
会話率:41%
【あらすじ】
新之介は仕事帰りに知人の売れない文士(小説家)、茶川弥太郎と出会い、そのあまりのやつれように驚く。聞けば、骨董市で櫛箱(くしばこ)を買って以来、寂しげな表情を浮かべた娘が、毎晩夢に現れるというのだ。弥太郎には悪縁の骨董に惹か
れる妙な癖があり、櫛箱と因縁のある悪霊に憑かれたのだと考えた新之介は、高い霊力を持つ観風寺の住職、良月に除霊の相談をする。ところが、良月の見立ては、弥太郎がやつれたのは悪霊の祟りではなく、すでに亡くなっている娘に恋をしたせいだというものだった。この恋煩いを治すには、新之介と藤奴が弥太郎を過去に連れてゆき、娘と会わせてやるしかないと言うのだが……。
【登場人物/レギュラー】
澤口新之介 本編の主人公 三十五歳
浅草橋のたもとで骨董屋「嘉月堂」を営む。士族出身だが、親とは絶縁
骨董品にまとわりつく因縁の糸を見る能力を持つ。(良縁は白、金色。悪縁は黒、濃紺)
藤奴 新之介の古馴染み(愛人?) 実は妖狐である。
年齢不詳 外見は二十代後半。
柳橋一の人気を誇る売れっ|妓(こ)芸者。日本舞踊と三味線の名手。
新之助が見つけた因縁の糸を、時空を越えて辿る力を持つ。
茶川弥太郎(さがわやたろう) 小説家 二十七歳
骨董好きだが、いつも悪縁の品物をつかんでしまう。才能の割に売れないのは、呪われた
コレクションのせいとも……。
良月和尚 観風寺住職 五十歳
霊能者。新之助から呪われた骨董品の封印を押しつけられている。
八重 江戸時代の木綿問屋、田端屋の下女 池袋村出身 十六歳
田端屋|仙右衛門(せんえもん) 田端屋の主人 四十歳
太吉 八重の異母兄 二十七歳
平次 化粧道具売り 二十五歳
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 16:33:20
20023文字
会話率:57%
あるところにアクア姫と言う絶世の美少女が居ました。彼女は隣国の少し歳の離れたディオン王子に溺愛され、口説かれています。そんなある日、かつてディオンと愛し合っていた(本人談)魔女っ子がアクアに呪いをかけました。家出をしたアクアはどうなるのか?
ゆるふわ設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 01:30:19
3341文字
会話率:53%
イカスミパスタの悪魔に呪われた主人公。イカスミパスタ地獄から抜け出せるか!?
この一品は、しいなここみ食堂主催『麺類短編料理企画』の参加料理です。(期間:2024年9月29日~10月8日)
最終更新:2024-10-03 12:00:00
2000文字
会話率:22%
しいなここみ様主催の『冬のホラー企画2』参加作品です。(第二弾)
ある田舎へ訪れた学生。
そこはひそかな天体観望のスポットで、彼は冬の夜空を楽しむのだが……。
最終更新:2024-01-19 16:00:00
3527文字
会話率:28%
みなさまは公式企画の「春の推理」、「夏のホラー」、「秋の歴史」、「冬の童話祭」に参加していますでしょうか?
一つだけ? えっ、何それ、そんなのがあるの? と色々でしょう。
私は頑張って毎年全部参加しています。
で、冬童話が終り2023
年度の企画の終了を記念して、各企画のテーマをシャッフルした物語を作りました。
連載ですが、一話完結型の全四話です。
以下に簡単な紹介をします。
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■第一話:春の推理2023
・本来のテーマは「隣人」ですが、「ゆめのなか」をテーマにした話です。
→ 闇バイトの指示役を追う刑事たち、犯人は意外な人物だった!?
■第二話:夏のホラー2023
・本来のテーマは「帰り道」ですが、「食事」をテーマにした話です。
→ ソーメンの悪魔に呪われた主人公。そうめん地獄から抜け出せるか!?
■第三話:秋の歴史2023
・本来のテーマは「食事」ですが、「帰り道」をテーマにした話です。
→ 前漢の武帝期のある外交官の話。
■第四話:冬の童話祭2024
・本来のテーマは「ゆめのなか」ですが、「隣人」をテーマにした話です。
→ 仲良し四人組。だが三人は引っ越してしまう。なぜ?
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ジャンルは迷ったんですが、企画パロディーなので、「コメディー」にしました。
「コメディーにするのは変だぞ」との意見があれば、一応移行は考えていますが、どうか一種のコメディーとして楽しんでください。<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 16:00:00
9703文字
会話率:24%
いつも飄々とマイペースで、女の子にめっぽう弱い旅人のミドくん。しかし彼には『緑髪の死神』というもう一つの顔があった。
緑髪の死神は植物を生き物のように自在に操り、その力で国を一つ滅ぼしてしまったという……。その力は、伝説の『女神の絵本
』を読んだことによる呪いとされ、その呪われた力を恐れた世界中の人たちは彼を忌み嫌った。
ミドくんは女神の呪いを解くため……いや、女神の偏愛から逃れるため、その方法が記されている本があるとされる場所『ゼイン・リィーガ』を目指しながら、のんびり旅を続ける。
「さて……次はどの国に行こうか!」
この物語は、旅人のミドくんと愉快な仲間たちが、奇妙な世界や国々を旅して周る異世界旅行記である――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 18:19:59
507589文字
会話率:51%
貴族と平民の格差が大きい世界に、平和と平等を実現する為に剣を向ける平民の主人公――ユファンは、世界最大の剣士育成学校ローラン学院に通っていた。しかしそこでは平民であることを理由に貴族に嫌われ、生まれながらに特徴的で歪な魔力を持つことで平民
からも嫌悪されることに。それでも夢を諦められないユファンは剣を持ち、自分の目の前の不平等や理不尽に立ち向かう。
認めてくれる友人や学院長、その他にもユファンの嫌われた力に興味を持つ存在と共に巻き込まれる波乱の剣の物語、ここに始まる。
カクヨムにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 16:52:16
5074文字
会話率:37%
ジャウハラ王国の王女アイフェは、魔術師を探していた。アイフェの弟であり、王太子であるバーティンが、何者かによって呪われているのだ。アイフェには、バーティンを助けるために、魔術師が必要だった。
写本のために、アイフェの叔母を訪ねてきたライルと
いう青年は、魔力があるのに、自分は魔術師ではないという。写本師五人分という報酬で、アイフェはライルを魔術師として雇った。
そして呪いに対応するため、アイフェはライルと、情報を集めはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 12:00:00
99043文字
会話率:53%
三百年前、砂に沈んだ王国があった。
照耀暦1201年。
歴史学部生の清那はかの亡国「千夜国」の調査をするも、
研究資料が全くなく、研究は行き詰まっていた。
そんな時、担当教員の変更が言い渡される。
新しい担当は、学院内の問題教員、高砂。
従来とは違った方法で研究を進める高砂に振り回されながら論文を執筆する清那だったが、二人の調査は思わぬ方向に転がり出す。
消された歴史、奉られていた悪神、呪われた血脈。
星は揃い、厄災は近づいている。
かの王の千夜の眠りを覚ますのは、一人の踊り子の熱情か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 20:50:05
72267文字
会話率:38%
その学校には、旧校舎と一緒にある噂話があった―。
それは・・・
「旧校舎は呪われていて、自殺する生徒が後を絶たなかったから取り壊しになった」
最終更新:2024-09-30 13:34:09
4991文字
会話率:17%
ある日、大学三回生である写野(まの)はクラスメイトから呪われたカメラを預かることになる。
最初は半信半疑であった写野も、実際にカメラの心霊現象に出くわしてしまう。カメラの中には美麗な黒髪を持った令嬢がいた。
最初、写野はカメラの中の令嬢に呪
われると思っていたが彼女の本当の目的が呪うことはではないことに気付く。
写野はカメラの彼女が伝えようとしていること、そして彼女がなぜこのカメラに存在しているのか明らかにしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 06:30:00
7048文字
会話率:38%
「呪われた一族」と呼ばれたメリディエス家の最後の人間であるオーギュスト(シェリル)は、それが原因でことごとく女に振られ、恋をする事すら嫌がっていた。
しかし、祖父の遺言により、好きな女と期限内に結婚しない限り家や財産を継げない事を伝えら
れた彼は、しぶしぶ花嫁を探すために異国へと渡る。
そして、遺言の期限が迫る中、彼は道中彼を助けてくれた年上の女性・エリザベスに一目惚れをする。下宿先で知り合ったエドガーやエリザベスの妹・シャーロットの力を借りて、どうにかエリザベスに接近しようとするのだが……彼女もまた婚約破棄という暗い過去を抱えていた。
※「血族奇譚ー月下の夜に交わした約束ー 」のその後のサブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 21:12:19
150360文字
会話率:34%
わたしの名前は東京都。
とうきょうみやこと読む。
父は東京砂漠。
母は東京京子。結婚前の名前は京都京子。
名前に狂い、名前に呪われた一族に生まれた。
この名前のために、わたしの人生は狂わされた……。
人生に絶望した女性の世界放浪記。
最終更新:2024-09-29 20:10:00
42531文字
会話率:9%
「人生に倦んでしまった皆様方を、今すぐ案内しに参ります!」
『案内人』はそのような善意あふれる宣言を人々へ向けた。
そんな由で、月ヶ峰市内には誰かも分からない殺人鬼が潜むことになった。解明するのは一人の男子生徒──延寿由正、なる正しさ
に呪われている彼だ。彼が関わることになる事件の一連においては、善意も悪意も自分も他人も何もかもが噛み合わない。なにひとつとしてかみあわない。我が正しさを至上とする彼を取り巻くのは、皮肉なことに歪さただそれだけとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 10:39:40
533908文字
会話率:47%
在原コウには幼馴染がいる。
水上シズク。
人を呪い、未来を視ることができる超能力者だ。
自分に手伝えることならなんでもする――
幼い頃、力を使って世界を救う彼女に、コウはそう約束をした。
そしてそれが、幼馴染に呪われつづける悲惨な日々の
始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 03:20:22
49979文字
会話率:27%
※一部残酷描写有り※
ポメラニアンはお好きですか?
現在、日本国内で約2万頭が飼育される人気犬種。
ポメラニアンは飼い主への忠誠心が高く、家族を非常に大切にします!
少し繊細ですが、とても賢いのでキチンと躾をすれば立派に成長するし、何と
言っても、そのぬいぐるみのような愛らしいほどに愛らしい風貌は有史以来最強!
でも、そのポメラニアンがあんなに醜悪な生き物だったなんてね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 00:10:30
7185文字
会話率:15%
私はエキザカムの妖精、メリン。
ある日、悪い妖精から私を救ってくれた人間の騎士フィオンに出会う。
私はその人間に恋をしている。長く生きてきて初めての気持ちを何とかして伝えたい、けれど人間界へ遊びに行っても彼は私を認識してくれなくて……。
そ
れなら私が人間になればいいんじゃない?
私の魔力では変身できない。だから魔力の強い月の妖精にお願いすることにした。私の寿命と引き換えに、人間の姿になる魔法をかけてもらった。しかも好きな人とキスをすれば、ずっと人間の姿でいられる魔法だ。ずっと人間でいられたら、ずっとフィオンと一緒にいられるということ?
キスをするなんて簡単じゃない!と思ったのに。
フィオンの元へ行ったら、それがなかなか出来なくて……。
キスを迫ろうにも怒られるし、人間の体には慣れないし、私はフィオンとキスできるのかな。
そんな時、フィオンが呪われていることを知る。呪いを解くには、やはり月の妖精に力を借りないと。けれど次は何を引き換えに差し出せばいいのだろう。
フィオンへの想いも叶わず、キスも叶わず、けれども彼の命だけはなんとかして守ってみせる。
猪突猛進な妖精メリンの恋のお話。
この作品は「Berry's cafe(https://www.berrys-cafe.jp/spn/book/n1700735/)」にも掲載しているものを加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 22:31:01
67636文字
会話率:31%
ある日アリーナは婚約者のヘンリックからお土産を貰う。綺麗な箱で中には8個の素敵な石が入っていた。
実はその石は呪われて石になった人間だった。
この石の呪いを解いてあげないと…それは簡単にはいかなかった。ヘンリックが奔走?する。
それと同時に
アリーナの学校では問題がおきて。
アリーナの使い魔ブルーノも奔走?する。
二つの出来事は別々の出来事だと思いきやある接点があった。
さて、この出来事を上手く解決してアリーナはデビュタント出来るのか?な?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 12:20:00
83420文字
会話率:48%
交通事故に遭って死んだはずなのに、気が付けば猫になっていた。
前世の記憶と共に昨夜の夜会でセドリック王太子に婚約解消を告げられた事を思い出す。
そしてセドリック王太子の傍らには妹のキャロリンの姿が…。
猫になった私は家を追い出され、彷徨って
いる所を偶然通りかかった人物に拾われて…。
各話のタイトルで遊んじゃってます。
笑って流していただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 21:00:00
121438文字
会話率:26%