「じゃあ、いつになったら僕と恋人になってくれる?」
「……何回言われても駄目なものは駄目。私は二十一歳で、貴方は九歳……まだ子供なの。恋人にはなれないわ」
治療師のアルバは、診療所に運ばれてきた少年リオを助けた。それからというものリオに懐
かれ、求愛を受ける日々。
あるとき、なぜか面識もない領主の屋敷で専属の治療師として働くことになってしまい、驚くアルバ。
対面した領主は、なんとリオそっくりの青年だった。
可愛いもの綺麗なものが好きな治療師アルバが、美少年からの愛(顔面)にほだされる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 10:41:47
21015文字
会話率:35%