【完結保証】15万字足らず、約60話にて第一部完結します!
勇者の血筋に生まれながらにしてジョブ適性が『村人』であるレジードは、生家を追い出されたのち、自力で勇者になるべく修行を重ねた。努力が実らないまま生涯の幕を閉じるも、転生により『
勇者』の適性を得る。
しかしレジードの勇者適性は、自分のステータス画面にそう表示されているだけ。
他者から確認すると相変わらず村人であり、所持しているはずの勇者スキルすら発動しないことがわかる。
自分は勇者なのか、そうでないのか。
ふしぎに思うレジードだったが、そもそも彼は転生前から汎用アビリティ『複合技能』を極限まで修練しており、あらゆるジョブのスキルを村人スキルで再現することができた。
圧倒的な火力、隙のない肉体強化、便利な生活サポート等々。
唯一、勇者スキルのみその限りではないが、威力はすでに超えている!?
「勇者こそ至高、勇者スキルこそ最強。俺はまだまだ、生家<イルケシス>に及ばない」
そう思いこんでいるのはレジード当人のみ。
転生後に出会った騎士の少女。
転生後に再会したエルフの弟子。
楽しい仲間に囲まれて、レジードは自分自身の『勇者』を追い求めてゆく。
勇者スキルを使うための村人スキルで、最強を証明しながら。
※カクヨム様、アルファポリス様でも連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 19:00:00
136969文字
会話率:45%
人は自らの認知の及ばない事象、現象を度々「神」という言葉を以て表現する。自らに起きる理不尽を「試練」と表現する。もし神がいるとするならば僕が知らずの内に巻き込まれた"これ"も神が与えた試練なんだろうか。いや、もしかした
らもっと単純なことなのかもしれない。神様はきっと僕に"ギフト"をくれたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 18:09:14
4565文字
会話率:36%
龍国の皇太子に嫁ぐことになった人国の王女、百合。彼女の侍女である竜胆は王女の唯一の侍女として龍国に着いていく。 皇太子は優しい御方で百合を愛してくれているが、彼の弟は冷酷と噂されているらしい。大切な王女に危険が及ばないように彼を警戒していた
竜胆だったが、彼の人となりを知っていくうちに警戒が薄れていって・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 00:00:00
28830文字
会話率:39%
いつもと変わらない平穏な現実、つまらない日常。
きっとこれは明日も変わることはないのだろう。・・・そう思っていた。こんな日々がいつまでも続くのだと信じて疑わなかった。
でもそれは、ただの妄信だった。
或る日突然、宮本透の世界は塗り
替えられた。そこでは常識も日常も覆され、信じていたものが消え去り、悠然と知らない世界が広がっている。なのに、それに気づいているのは自分だけ・・・
動揺する宮本がこれは異常だと声を上げても、人々はこれが普通なのだと言って首を傾げた。
余りにも理解の及ばない状況に困惑する宮本、ただ呆然と立ち尽くす彼の前に一人の男が現れて言った。
「一体のアンドロイドによって歴史が書き換えられた。」
宮本は元の世界を取り戻す為、〝書き換えられた歴史〟二十八年前の過去へ。
二〇一五年の名古屋を舞台に繰り広げられる激しい銃撃戦、突如として奪われた平穏な現実、人々の思いは交錯し対立するも人は変わらない明日を望む。
これは、奪われた日々を取り戻す『人』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 12:31:11
158733文字
会話率:43%
”全部傑作!ハズレなし”講談社「レジェンドノベルス」にて単行本11/9、電子書籍版11/5発売開始!
書籍化に向けて改題いたしました。旧題『伝説の冒険者曰く「パーティー戦力の九割は斥候が担っている!」』
『魔力と筋力は両立しない』 こ
の世界において、それは絶対の法則。
中途半端な魔力を持った者は、本格的な魔術を収めることも叶わず、人並み以下の筋力しか持ち得ず、半端者として生きてゆく。
そんな彼らに許された魔術は、【暗視】や【消音】と言った初級の幻惑系魔術のみ。それが役に立つのは密偵、暗殺者、盗賊といった裏稼業だけ。
そんな『盗賊職』たちに新たな活躍の場がもたらされた。それは【迷宮】だ。そこで彼らは『斥候』となった。
そして、自称・伝説の冒険者はうそぶく。『パーティー戦力の九割は斥候が担っている!』と。それが真実かどうかは、この物語を読めば分かる。
魔術師の半分にも満たない魔力と、戦士には遠く及ばない筋力と、奇想天外な発想と、人並み外れた技量で、今日も斥候は迷宮を踏破する!
一話完結型なので、第一話だけでもどうぞ。カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 20:18:19
288899文字
会話率:33%
文学作品用に開発されたプログラムによる文章生成テキスト「ACTRⅡ」が、書いた小説。
人間を超える作品を創り出すが、一方で人間がなぜ小説を書くのか、何処に面白味があるのか疑問を持つ。
悩みながらも、作品を完成させる。
そこには、人間を超えて
いるはずなのに、及ばない機械の限界を知るのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 19:19:50
1805文字
会話率:0%
ディミネラ・アンブローズは、200年前の魔王討伐パーティで賢者の役割を演じた少女である。彼女は元々早熟で本と星が好きなだけの内気な少女であったが、予言により賢者とされたことで幼くして親から引き離され、大魔法使いゲベールの元で数々の魔法を習
得した。
厳しい修行の末、師ゲベールに認められた彼女は、魔王討伐パーティの頭脳として活躍し、3年に渡る冒険の末に遂に魔王を打ち倒した。彼女は褒美をと言われ、こう望んだ。
「では、王立図書館における全裁量権を」
あれから200年、歴代賢者の中で唯一賢者の石の作成に成功し、不老長寿を成し遂げたディミネラ。彼女は今日も王権さえ及ばない図書館の中で、時折星見をしながらのんびり過ごす……はずだった。
これは、下手に長生きしてしまった引退賢者が、周囲の人間から腫れ物扱いされたり、面倒ごとを持ち込まれたり、指一本で政局を動かしたりする、そんなお話。
「長く生きていれば気長になるはず? 残念ながらそこまで浮世離れした生活はしてないわよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 17:02:44
153593文字
会話率:53%
拡張現実技術の進化により、専用の≪デバイス≫を持つことで、誰もが気軽にいわゆる≪超能力≫と呼ばれる力を扱えるようになった20××年。人間を評価する指標として、知力、体力のほかに≪能力≫——つまりはどの程度のレベルで超能力を扱えるかが重視
されるようになっていた。
ある事件をきっかけに能力の値が最上級にまで至った男子高校生——姫宮 奈緒(ヒメミヤ ナオ)は、周りから「最強の能力者」と呼ばれていた。
≪能力≫の育成・研究・活用のために設けられた、太平洋上に浮かぶ人工島であるこの≪能力特区≫第一の高校、瑞洋高校においてさえ、彼の力に並ぶものは居ないかに思われた。
しかし、ある小柄なクラスメイトによって、奈緒の地位は一日にして崩れ去る。囲炉裏 璃位(イロリ リイ)は「最強」さえも足元に及ばない、「規格外」の能力者であった。
触らぬ神に祟りなし。璃位には決して近寄るまいとする奈緒だが、しかし璃位はなにやら奈緒にご執心の様子。
何かと奈緒と璃位と三人で行動したがる春久すみれ(ハルヒサ スミレ)の策略もあり、結局、奈緒は近くで璃位に力の差を見せつけられ続けることになる。
そんなやり取りが繰り広げられる学園の外では、文字通り規格外である璃位の能力をめぐり、≪能力特区≫が不穏な動きを見せていた——
そんな超能力SFローファンタジーです。あ、SFは例のごとくすこしふしぎの略です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 17:58:01
1448文字
会話率:4%
人間の住む土地へと迷い込んだモンスターを
人間に被害が及ばないように捕獲、誘導し、状況によって駆除する特殊な職業。
その職業はいつしかモンスターリジェクタと呼ばれる様になった。
これはモンスターリジェクタの女性ターニャとその仲間達、
フィ
ルネンコ害獣駆除事務所の面々と、軍事国家の皇子でありながら
環境保護を一義に置く帝国第二皇子リンク達が
モンスターを駆除したり保護したりするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 21:00:00
666301文字
会話率:51%
世界人口の約9割が超能力を使う世界。そんな中、ある組織から抜け出した少年は抜け出した組織の権力が及ばない『国際教育学園東京高等学校』に入学する。しかし、そこは徹底したまでの実力主義の世界だった。
少年は何故そこまでして組織を抜けたのか、
そこで何を学ぶのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 00:00:00
91289文字
会話率:26%
その一撃は大気を揺らし、その光は絶望に苦しむ人々を優しく包み込んだ。
こうして人々が笑顔で暮らすことができるのも、ある一人の男のおかげだ。
その男は勇者ではない。また、世界を救うために異世界から現れた29人の救世主たちの中にもその
男の名前はなかった。その実力はこの世界を支配しようとしていた魔王にも遠く及ばないものだった。だが、結果的にはその男がたった一撃で魔王を打ち倒してしまった。
彼は自らをジバクオウと名乗った。我々は彼のことを決して忘れることはないだろう。自らの生命と引き換えにこの世界を救った一人の男のことを……。
<ボンバール大陸史より抜粋>
*****
突然だが、みんなは「自爆」に対してどんな印象を持っているだろうか?
一発限りの大技
浪漫技
思ったより効果ない
お涙頂戴技
きっといろんな考えがあるだろう。ここでもう一つ質問だ。もし、一つだけ特殊能力が使えるとしたらどんな能力がいい?
これこそ、色んな能力が思い浮かぶと思う。世の中にはたくさんの強力な能力が存在しているんだから。
そう……。たくさんの能力があるんだ。
例えば、「時を止める」とか「超能力」とかもあるし、そこまで強力じゃなくても「魔法が使える」とか、「武器の扱いが上手くなる」とかいっぱいあると思うんだ。何回でも使用可能で!それなりに応用が効いて!強い能力はいっぱいあると思うんだ!!
なのに……なのに……僕だけの特別な能力が「自爆」ってそれはおかしいだろぉ!!!
|柴 久遠《しば くおん》高校2年生。最近は少なくなってきたけどかつて大流行した異世界転移に巻き込まれ、そして……「自爆」できるようになりました。
カクヨムにも投稿しています!
*あらすじとプロローグの内容が同じものになっているので、ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 09:40:21
67516文字
会話率:51%
法導衆とは、奈良時代に端を発し、過酷な山岳修行によって常人の及ばない能力を身につけた謎の教団である。
兵庫県中央部、中国山地の東端に南北十五キロにわたって峰を連ねる笠ヶ岳連峰は、この法導衆の聖地とされてきた。
六十一年に一度、笠ヶ岳山
頂直下の御立岩の基部から地下水が百メートルの高さに噴出する「御水走《オミハシ》り」の当日、法導衆の秘儀「秘蔵曼荼羅書写行」が数百年にわたって行われてきたからである。
この時、「御水走り」の噴出口から採取される「赤苔《セキタイ》」は、古来、不老長寿の妙薬とされ、法導衆の隠然たる影響力の源と言われている。
幕末から明治にかけて、法導衆から離反した鬼伏興起《オンブセタテキ》が立てた求道舎は、法導衆との暗闘を繰り返し、第二次大戦中、軍部に協力して「赤苔」を原料とする化学兵器の精製に手を貸した。
前回の御水走りが終戦と重なったその日、鬼伏は陸軍と協力して、この化学兵器を笠ヶ岳山中に隠匿した。
それから六十一年、御水走りが目前に迫った平成十八年、求道舎は、神通力を持つと言われる当代の鬼伏荒毅《オンブセコウキ》が、本部を笠ヶ岳山麓に移転して、地域社会に浸透しつつあった。
それと呼応するかのように、クーデターの嫌疑のかかる才賀《サイガ》一等陸佐率いる東部方面山岳隊三百名が、笠ヶ岳北方の段が峰北麓で訓練を開始した。
警察庁公安部に設置された「宗監《シュウカン》」の長である石場惣介《イシバソウスケ》は、求道舎と東部方面山岳隊が「御水走り」当日に決行を企てている計画を察知し、法導衆と密接な関係にある宮内庁の朽木彬《クチキアキラ》と事態を秘密裏に処理したい防衛省の協力を得て、求道舎と東部方面山岳隊の監視に入った。
一方、法導衆の戦闘部隊である武僧筆頭を務め、御伏一族と三代にわたる仇敵の関係にある騎堂《キドウ》一族の後継者|界太《カイタ》は、鬼伏に対抗し得る術力の持主ながら、父鉄吾との確執から、儀式警護の任に就く事を迷っていた。
その頃、鬼伏は求道舎から選抜した男女七人に密命を与え、さらには地元の新聞社支局員片桐にある事実を告げて協力を依頼した。
東部を除く各方面山岳隊の連合部隊が、笠ヶ岳一帯に秘密裏に配備され、辺りに一触即発の空気の漂う中、全てが「御水走り」という消尽点《バニシングポイント》へ向けて一気に加速して行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 18:02:47
440307文字
会話率:24%
リナリア・クラウリーは歴代の聖女の中でも強い聖なる力を持ち、次期聖女と謳われていたが、今代の聖女ではなかった。
今まで必死に国に尽くしてきたリナリアだが、婚約者である王子と今代の聖女に覚えのない罪で断罪され、国外追放される。
しかしリナ
リアは“今代”の聖女ではなかっただけで、かの悪逆非道な魔王を封印した初代聖女の生まれ変わりだった。
魔王の封印が弱まり瘴気が強くなってきた世界を維持してきたのはリナリアの力によるものだったけれど、それに気付かない国民はリナリアを非難した。
魔王の封印が解けてしまうが、今代の聖女では力が及ばない。
尽くしてきた聖女を追い出したアメリア王国は破滅の一歩を確実に辿っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 10:38:10
7806文字
会話率:59%
小・中といじめられ続けてきた男子高校生『杉谷深(み)冬(ふゆ)』は、高校では誰ともかかわりを持たず、誰からも認識されない、そんな気ままな『孤独(ぼっち)』ライフを満喫していた。
しかし、ある時、学校のカウンセラーである『佐倉花菜』先生に半ば
、強引に連れられ、訪れたのは、彼女の妹が一人営む、探偵事務所。
そこで、深冬は、自分と似ている様で、まるで違う、もう一人の自分と出会う。
時を同じくして、深冬が通う高校で、不可解な密室殺人事件が起きた。
とってもチャーミングなのに、ずぼらで、非常識・・・。
それなのに誰も及ばないほどの頭脳を持った天才少女『佐倉茜』と、孤独なひねくれ者『杉谷深冬』は、この難事件を解決できるのか・・・・??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 21:00:00
199834文字
会話率:38%
これは、力無き者が炎の力を司り、暗躍する闇を滅する物語―――――。
◇◇◇◇◇◇◇
この世界では、伝説として代々と語り告げられていた言い伝えがある。
1人の神と7人の聖天使が、神は自身の生命を、7人の聖天使は自身の身体を失うのと
引き換えに、
世界を我が物とし、自身以外の生命を滅ぼそうとした魔王を封印した。
しかし、その封印は突如、何者かによって魂だけ解き放たれた。
◇◇◇◇◇◇◇
平凡な暮らしを送っている村の17歳の少年、エントはいつも家事をこなし、
その後は村に悪い者が来た時に追い返せるようにと筋トレを怠らなかった。
そんな彼の住む村がある日、一帯が黒い霧に包まれ、激しい雷雨が村を襲った。
そして悲劇が起こった―――――。
エントが村で1番仲良くしていた幼馴染にして、思いを寄せている少女、
リンネの身体が魔王に乗っ取られたのだ。
助けたいが、魔王の力には及ばないエント。
そんな、絶望的な状況に現れた1人の聖天使は少年に力を託す。
◇◇◇◇◇◇◇
これは、1人の少年が世界を救う為、大切な人を助ける為に立ち上がる勇気の物語―――――。
◇◇◇◇◇◇◇
「俺がこの世界を・・・、リンネを救って、魔王をぶっ飛ばす!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 15:00:00
3165文字
会話率:30%
天保七年春、歴史的な大凶作は三年続いていた。大坂城代土井利位は、米商人高津屋に依頼し江戸への廻米を秘かに画策し成功した。ところが秋になり、幕府は更なる糧米確保を目論み、江戸への廻米の幕命を発令した。米不足の中での強権発動で、京・大阪の不満は
高まった。
城代の近習、牧野小次郎は、町人に扮し、治安目的で大塩平八郎の私塾『洗心洞』の内偵を進めた。しかし、役人の私利私欲や豪商との癒着に嫌気がさし、次第に洗心洞一派の義憤に共感するようになった。また、同じ裏長屋に住む通い女中おせんに惹かれ、将来、所帯を持って小商いを一緒に営もうという夢を持っていた。
高津屋の一人娘おしのには、商家の息子で伝八という許嫁がいたが、伝八は突然婚約解消を申し出た。正義感の強い伝八は『洗心洞』で住込みの塾生になったので、決起した時、おしのに累が及ばないように、予め離縁を決意したのだった。しかし、おしのは一途で、伝八の決起と共に、自決する心積もりだった。
洗心洞は、知行同一を教えの根幹に据えていた。塾頭の平八郎は、東町奉行跡部良弼に政治改革の上書を提出した。しかし、分限も弁えず無礼者と、無視され叱責を受けただけだった。ついに、廻米令を機に天誅を下さんと決意する。かつて同僚だった与力、栗林隼人は平八郎に遺恨があり、塾生に返り忠(裏切り)をそそのかした。
翌、天保八年二月、小次郎は決起直前に檄文を入手、義と忠の板挟みに悩んだが城代に通報。一部塾生の返り忠も生じた。
洗心洞一党は、役人と豪商に天誅を下さんと決起し、大坂各所に火を放った。事件の当日、伝八は銃火を浴びて死亡、さらし首となった。自決を覚悟していたおしのだが、お腹の子のため、小次郎の説得で思い止まった。小次郎も騒乱の中、死亡。事件後、おせんは、小次郎との夢であったうどん屋の女将になった。大坂の町の炎上と共に武家社会の終焉を迎えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 21:55:18
161787文字
会話率:65%
この世界には「奇跡」が存在する。
と言っても、死者が蘇ったりするわけじゃなく、ただ人の理解が及ばない不思議な力がある、というだけ。
けれど、人はその不思議な力ーー『奇跡』ではなく、もっと理解できる力を求めた。
誰にでも扱えて、自分たちで制
御のできる力。それが、『科学』と呼ばれるものだった。
これは、そんな二つが黎明期だった時に起きたちょっとした物語。
飛べるはずのない道具を作る主人公と、
飛べるはずの竜人の話。
第七回書き出し祭り参加作品です。
しばらくは不定期更新とさせていただきます……。
(2020年4月追記)
毎週日曜の夜11時半ごろ更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 23:24:10
42341文字
会話率:49%
この世界にはあらゆる言語や考えでは及ばない何かがきっとある、、、気がする
最終更新:2020-03-28 22:43:05
312文字
会話率:0%
1000万PV達成。ありがとうございます。
オーバーラップ文庫より一巻が発売中。
イラストはいわさきたかし様です。ピーがとっても素敵(笑)
書店でお求め頂けましたら幸いです。
エルフは世界樹に呪われていた。
火が使えず、食で頭を殴られ、
木々の成長により定住もままならない。
そんな生活が嫌で呪いを広げてやると里を飛び出したエルフ少女は森に沈んだ廃都市で一人の冒険者に出会う。
「食うか?」
実力ではエルフの足元にも及ばない低級冒険者は、震えながらあったかご飯を差し出した。
「アーの族、エルネの里のミリーナ・ヴァン」
「ダーの族、ボルクの里のルー・アーガス」
「ハーの族、エルトラネの里のメリッサ・ビーン」
「「「ところでご飯はまだですか?」」」
「まだだよ」
あったかご飯で世界を救う。
これはエルフの呪いをめぐる、へなちょこ冒険者カイ・ウェルスの物語。
神々の世界のスピンオフです。
ようこそハローワールドへ! チート? いやそれ接待チートですから
https://ncode.syosetu.com/n2626ez/
成長した子らの短編です。
「私、前世は芋煮だったの」と、二人の姉がおかしな事を言い出した……え? 僕もイモニガー?
https://ncode.syosetu.com/n6610fs/
第5回オーバーラップWEB小説大賞にて銀賞をいただきました。
書籍化に伴い改題しました。
20/7/16 1000万PV。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 19:23:04
1272752文字
会話率:37%
北海道江別市野幌地区で藍染ワークショップを開いたら美少女が来た。
◇◇◇◇
主人公の性格や作品テーマは、自分がなろうでお世話になった方のそれをちょっとだけ参考にしています。更新はとてもゆっくりです。
最終更新:2020-02-22 20:49:47
3736文字
会話率:27%