果てなき時を生きるウィトウルカは、頬杖を突き、ため息を漏らしながら、己の役割、終わりのない使命、そして何時かの「彼女」の事を思い出す。
これは、ひとりぼっちの歯車が夢を抱き一歩を踏み出す、未だ語られることの無い、とある世界のこぼれ話。
最終更新:2021-10-26 20:44:00
8776文字
会話率:19%
ーーー僕が知った、はじめての『しあわせ』
地平線しか見えないような辺境の地にぽつんと立つ塔に住むひとりぼっちの人狼の少年。
彼は狼に姿が変わるという特殊な体質のせいで、育ての親に『呪いの存在』罵倒され、叩かれながら育ったために自己肯定
感の低すぎた。
そんな少年が心優しい少女と出会い、彼女の暖かい手に包まれて、自分を認められるようになるまでのお話。
※ざまぁ、テンプレの要素を含みません。柔らかく優しい物語に心癒されてください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 19:04:24
14708文字
会話率:15%
時は文化年間、江戸。長屋で一人暮らしをしている十六歳の娘・雪(ゆき)はある日、怪我を負った浪人・辰巳(たつみ)と出会う。看病を続けるうちに雪は辰巳のことが気になり始めるが……
何をしても自身が持てず、素性の知れない辰巳にとっても自分はただ
の都合のいい女ではないのかと、雪はそう思いながらも辰巳との縁を切れないでいた。
辰巳の目的とは、雪が長屋の住人から好ましく思われていない理由とは…?
——私は捨てられた。だけど、ずっと待っている。
ひとりぼっちの雪は、儚い望みを持ち続けていた。
孤独の雪と訳ありの辰巳の行末は、幸福か、それとも…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 19:00:00
248198文字
会話率:27%
人は皆、誰しもが心の底に怪物を飼っている。それを見て見ぬふりをする者もいれば、飼い慣らしたものや、飼い慣らされた者もいる。
その点梔子 桜は異常にして異様な存在である。彼は自身の中に飼い慣らした面と飼い慣らされた面が存在する。
昼は世
界の大半を占める、いわゆる普通とされる部類に入る。しかし夜は快楽殺人を行う鬼となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 23:54:56
25131文字
会話率:26%
その日、訃報を受け取ったネアハーレイは、ひとりぼっちになった。
家族を殺した人に恋をしていたと知った夜に辿る、とある雨の日の記憶。
短編だけでも読めるようにしておりますが、「薬の魔物の解雇理由」に登場するネアの物語です。
最終更新:2021-08-20 12:00:00
7590文字
会話率:6%
透明人間のわたしを見つけてくれたのはあなた――
クラスの中でひとりぼっちのわたし。誰も気に留めないわたしのことを見つけてくれたのは、クラスの人気者、秋光 飛影くんだった。
最終更新:2021-07-03 13:23:55
5428文字
会話率:45%
18歳の青年、美祐はある日コンビニの前でひとりぼっちの青年彌生と出会う。
自分の名前を失い、忘れた少女は1人夜道を歩いている。
病気の青年悠斗と、それを支える少女羽麗は今日も一日いつもの通り公園で2人、散歩をしている。
背の小さいこと
をコンプレックスに思っている青年、慧斗は今日も1人、教室の隅っこで本を読んでいる。
互いの運命が、人生が交わる時、何が起こるのだろうか。
青少年達と遠いどこかの街で繰り広げられる現実でありそうにない、不思議な物語。
私達は彼等の何を知ってしまうのだろうか?
そして、彼らの人生はどう変わって言ってしまうのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 06:34:30
10166文字
会話率:27%
義妹リリベルは次期聖女の美少女。対するわたしライラは、容姿も魔力も平凡ないらない子。両親には疎ましがられ、婚約者の王太子には冷たくされ、王立学術院でもひとりぼっち。そんなダメなわたしの、誰にもお祝いされない誕生日に出会ったのは、金髪金眼の煌
びやかな青年だったが――
「ナメクジとカタツムリだったらどっちが好きだ?」
……なんだかこの人、変だ。
そして、なんだか分からないけれど、この変な人にとても気に入られてしまったみたい。
王立学術院に留学してきた彼は、やることなすこと常識外れの規格外!おまけに彼に出会ってから変な人がぞくぞく現れて、わたしのひとりぼっちの時間はどんどん減っていく!
本当にただの小国の王子様なの?……え、それはウソ?本当は侵略戦争大好きな軍事大国バベルの王様!?他の変な人たちは、バベルの誇る至上最強の魔導軍団将軍!!??
「そして、君こそ長年探していた最後の怪物『憤怒』の魔女なんだ!ぜひ我がバベル魔導軍団に加わり、世界征服の手助けをしてもらいたい!」
怪物!?世界征服!?いえいえ人違いです!そのかわりになんでもくれるって?お誕生日プレゼントの代わりですか?じゃあ……もしなんでもお願いできるなら、わたしがほしいのは――。
苦労性な「憤怒」の魔女と、ななめ上に「傲慢」な王様、忠実なる最強の魔導軍団より、滅びの運命をたどる愚かな国へ捧ぐロマンティック・ブラックコメディ!
※アルファポリスでも配信中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 00:00:00
143281文字
会話率:43%
日本から見知らぬ世界に転移してしまったリナは、森の魔女に拾われて魔女の弟子となった。やがてその魔女も亡くなり、ひとりぼっちになったリナは、ある日毛皮にされそうな大きな銀色の狼を全財産をはたいて衝動買いしてしまう。モフモフ狼が寂しさを埋めて
くれ、幸せな毎日を過ごすリナは、まだ知らない。その狼が夜な夜な超美形な人間の男(全裸)になっているということを。【全10話】
※設定ふんわりのラブコメです
※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 02:03:33
129964文字
会話率:35%
とあるペットショップで売られている、へびのしろちゃん。孤独でとてもさびしいへびです。
昔は川でおかあさんとしあわせに暮らしていたしろちゃんでしたが、つかまってここへ来たのです。
ある日、ペットショップを突然の地震がおそい……。
※「ひだまり
童話館」「にょろにょろな話」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 00:00:00
7278文字
会話率:41%
パパとママと私との3人で夏蜜柑を育てるはずだった。。
最終更新:2021-05-18 19:10:58
384文字
会話率:25%
いつものように河原で絵を描くひとりぼっちの風見めぐ。
ある日そこへスケッチブックを持って現れた転校生・宮町茜は、とても明るく可愛らしい女の子で……。
ほんの少し優しく、ほんの少し不思議な、茜空に吹く風のお話。
最終更新:2021-05-16 15:35:36
14934文字
会話率:27%
「クククッ、楽しみだぜ。そのきれいな顔が涙に染まる瞬間がよぉ」
悪に憧れるちょっとひねくれた少年がクラスで嫌われているひとりぼっちの銀髪少女を見かけ、邪魔されずに嫌がらせができると思い絡みまくった。そしたらいつの間にか中学、高校まで関係が
続き、なぜか告白されちゃったお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 22:04:40
5945文字
会話率:43%
大地に住むのを辞めた人類が、次に選んだ安住の地は機械仕掛けの亀『スチームタートル』だった。
その下層街で住む少年は、ある日自分の部屋に落ちてきた素っ裸の少女プネウマと出会う。
「わたしは、プネウマ。……おねがい、たすけて」
「助けてとか言
われちゃあ、断ることも出来ねえよな……」
ただの一市民だった彼は、スチームタートルの秘密を知ることになる――。
※本作はノベルアップ+・エブリスタ・カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 23:52:37
70221文字
会話率:41%
ーーひとりぼっちの少女と精霊がいた。
精霊は、少女の前に姿を表した。
そして、それから時は流れ…。
初投稿です。あまり深く考えずに読んでくださるとありがたいです。
最終更新:2021-04-30 00:00:00
1225文字
会話率:0%
孤児院の院長補佐をつとめる主人公ローズ。 彼女はある日、かつて孤児院でともに過ごしたことのある初恋の相手に引き取られる。 家族として迎え入れられたわけではなく、跡継ぎを生むための道具として買われたのだ。 反発する彼女だったが、孤児院の子ども
たちを人質にとられてしまい、道具としての生き方を余儀無くされてしまう。 そんなある日、彼女は初恋の彼を支えるはずの家令に誘拐されかける。その時彼女を守ったものは、初恋の彼が密かに仕掛けておいたとある魔法で……。 長い時をこえて、ようやっと想いを重ね合わせた、ひとりぼっちのみなしごと不器用な魔法使いの恋物語。
この作品は、長岡更紗さま主宰 第二回ワケアリ不惑女の新恋企画参加作品です。
この作品は、アルファポリスおよびエブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 11:31:55
7992文字
会話率:28%
雪に閉ざされた王国を救うため、お姫さまは森に住む狼のもとに嫁ぐことになりました。愛を知らないお姫さまと、人間に仲間を殺されたひとりぼっちの狼。彼らはひと冬をともに過ごし、やがて本当の家族になるのです。ところがある時、彼らに予想もしない出来事
が訪れ……。愛する家族を守るため、お姫さまと狼が選んだ道とその結末とは。
※この作品は、『月は夢など見るはずもなく』(NコードN7322FE)の第7話「十三夜」の中で、ヒロイン月玲(ユエリン)がヒーローに聞かせた昔話です。
※この作品は、佐倉治加様主催による「真冬に染みるくれなゐ」企画に参加しております。タイトルにあります「暁の国」は、この企画タイトルから連想いたしました。
※この作品はアルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 06:04:11
3459文字
会話率:0%
最近よく行くペットショップにやや小さめの、水が張ってある衣装ケースに入れられている、値札もないミシシッピアカミミガメの大人。(おそらくメス)
僕のくだらない実話をここに書き記します。
最終更新:2021-03-17 00:23:18
914文字
会話率:0%
久しぶりに書いた短編です。
最終更新:2021-03-15 14:32:36
17173文字
会話率:15%
「片付けできない、寝食忘れて倒れる。ルゥは多分オレがいなきゃそのうち死ぬぞ」
「あたしがいなきゃ死ぬのは、あんたでしょうが!」
魔力の源である星空の泉を管理しているツンデレ天才魔女ルーナは、悪しき魔女と恐れられている。
ある日彼女
の家に担ぎ込まれてきたのは、ルーナが憧れる至高の顔面を持つ英雄騎士フォルモント。
彼は古代竜を倒して英雄になったが、その戦いで傷を負い、ルーナが開発した術式で心臓を動かしていた。
フォルモントが生きるために必要なルーナによる心臓のメンテナンスは週に一度。
だが、彼はあまりに怠惰なルーナの生活を心配して、居候としてルーナの世話をするようになり、果てには彼が居なければ生きられないようになってしまい……!?
ルーナの幸せだけど、心臓の落ち着かない日々がはじまる。
ひとりぼっちのツンデレ魔女が世話焼き騎士と恋をして、ひとりぼっちではなくなる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 14:23:48
109994文字
会話率:31%
切ない、大人向けの絵本のようなお話。(考察大歓迎です)
雪だるまのダンと、ひとりぼっちの僕。 目も見えないし、動くこともできない僕。
どこからともなくやってきた、いろいろな話をしてくれる物知りなダン。
冬はどれほど続いただろうか。 いつ
か消えてしまうダンと、僕の、そんな二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 22:00:00
3415文字
会話率:52%