伯爵令嬢のアディルは王宮魔術師団の副団長サンディル・メイナードと結婚しました。
でも婚約してから婚姻まで一度も会えず、婚姻式でも、新居に向かう馬車の中でも目も合わせない旦那様。
いくら政略結婚でも幸せになりたいって思ってもいいでしょう?
こ
のまま幸せになれるのかしらと思ってたら⋯⋯アレッ?旦那様が2人!!
どうして旦那様はずっと眠ってるの?
唖然としたけど強制的に旦那様の為に動かないと行けないみたい。
しょうがないアディル頑張りまーす!!
複雑な家庭環境で育って、醒めた目で世間を見ているアディルが幸せになるまでの物語です
ご都合主義、誤字脱字、未熟者ですが優しい目線で読んで頂けますと幸いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 09:00:00
136789文字
会話率:22%
一人娘で家を継ぐことができないために政略結婚が幼いころから確定していた男爵令嬢のティア。そして、隣の領には「俺は次期伯爵だ」が口癖で口の悪い幼馴染ハルト。
このたび決められていた通り、ティアに政略結婚の話が持ち上がるが、どうやらその相手は色
ボケで有名な子爵家次男だという。
どんなクソ野郎でも、しがない男爵家を継いでくれる入り婿だということを受け入れるしかないティアは、夢見ていた恋愛結婚はとうとう諦めて婚約の決意をするがーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 17:20:00
5125文字
会話率:40%
(ふふん♪ これでやっとイチゴのタルトと、新作の二種類の葡萄のトライフル、濃厚プリンが食べられるわ♪)
「もうお前の顔を見るのもウンザリだ、今日限りで貴様とは婚約破棄する!」
(え?)
とあるパーティー会場での起こった婚約破棄。政略結婚だ
ったのでアニータはサクッと婚約破棄を受け入れようとするが──。
「不吉な黒い髪に、眼鏡と田舎くさい貴様は、視界に入るだけで不快だったのだ。貴様が『王国に繁栄を齎すから』と父上からの命令がなければ、婚約者になどするものか。俺は学院でサンドラ・ロヴェット嬢と出会って本物の恋が何か知った! 」
(この艶やかかつサラサラな黒髪、そしてこの眼鏡のフレームや形、軽さなど改良に改良を重ねた私の大事な眼鏡になんて不遜な態度! 私自身はどこにでもいるような平凡な顔だけれど、この髪と眼鏡を馬鹿にする奴は許さん!)
婚約破棄後に爆弾投下。
「我が辺境伯──いえトリス商会から提供しているのは、ランドルフ様の大好物である、卵かけご飯の材料となっているコカトリスの鶏生卵と米、醤油ですわ」
「は?」
これは鶏のいない異世界転生した少女が、あの手この手を使って再現した「卵かけご飯」のお話?
R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 08:16:43
9654文字
会話率:56%
大学生であった浅葱瑠璃は、ある日異世界に召喚される。神聖力を測定する水晶に触れると、瑠璃は無反応だった。その為、『外れ聖女』として雑な扱いを受けることになる。そして獣帝国との政略結婚を勝手に決められてしまう。王国を離れたい瑠璃は、了承する
。
獣帝国に向かう馬車の中で眠り目覚めると、枯れ木に囲まれた場所であった。馬車から落ちるところを、銀色の髪に耳を持つ男性に助けられる。彼の容姿を観察すると、瑠璃の口から思わず本音が漏れた。すると地面が黄金に輝き、目を開けると周囲は見事な森へと変貌を遂げていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 16:26:36
1458文字
会話率:48%
10歳で政略結婚させられたミリア。
待っていたのは暗殺?
逃げる時に思い出した前世。
どうやら私は隣国との戦争のためのカモフラージュで結婚したらしく。
結婚した晩に殺されるはずだったようで、でも、ごめんなさい。
折角生きているんだ
から逃げたいと思います。
前世の知識を活かし、頑張ります。
そして、あれから7年。
平民としてある学園の3年生の春、思い出しました。
ここが乙女ゲームの世界だった事に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 22:18:10
334239文字
会話率:29%
結婚は私にとって一つのチャンス、ついにあなたを破壊できるチャンス
高句麗、645年。
ムヨン姫は、642年に将軍ヨン・ゲソムンによって仕組まれたクーデターから奇跡的に生き延びた。それ以来、彼女にはただ一つの目的がある。それは、彼女の愛する者
たちを奪ったヤン・マンチュンとヨン・ゲソムンに復讐することだ。
そんな中、ゲソムンが安市城の指揮官との政略結婚を迫るために養女を探していることを知り、ムヨンはこれを復讐を果たす絶好の機会と考える。
しかし、ヤン・マンチュンはすぐに新しい妻の秘密を見抜いてしまう…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 07:29:36
56981文字
会話率:21%
ギャロウェイ伯爵家の長女、アリッサは、厳格な両親のもとで育ち、幼い頃から立派な貴族夫人になるための英才教育を受けてきました。彼女に求められたのは、家業を支え、利益を最大化するための冷静な判断力と戦略を立てる能力です。家格と爵位が釣り合う跡継
ぎとの政略結婚がアリッサの運命とされ、婚約者にはダイヤモンド鉱山を所有するウィルコックス伯爵家のサミーが選ばれました。貿易網を国内外に広げるギャロウェイ家とサミーの家は、利害が一致した理想的な結びつきだったのです。
しかし、アリッサが誕生日を祝われている王都で最も格式高いレストランで、学園時代の友人セリーナが現れたことで、彼女の人生は一変します。予約制のレストランに無断で入り込み、巧みにサミーの心を奪ったセリーナ。その後、アリッサは突然の婚約解消を告げられてしまいます。
家族からは容姿よりも能力だけを評価され、自信を持てなかったアリッサ。サミーの裏切りに心を痛めながらも、真実の愛を探し始めます。しかし、その道のりは平坦ではなく、新たな障害が次々と立ちはだかります。果たしてアリッサは、真実の愛を見つけ、幸福を手にすることができるのでしょうか――。
清楚で美しい容姿の裏に秘めたコンプレックス、そして家と運命に縛られた令嬢が自らの未来を切り開く姿を描いた、心に残る恋愛ファンタジー。ハッピーエンドを迎えるまでの波乱万丈の物語です。
可愛い子ウサギの精霊も出演。残酷すぎないざまぁで、楽しい作品となっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 18:59:27
108696文字
会話率:45%
ある大国は、西と東領域に大きく勢力を分け、争っていた。どちらかに傾けば、世界情勢は大きくひっくり返る。それを危険視した領主たちは、西と東の復縁を願った。
西領主の息子エキシトを東領主の娘と結婚させることで、確固たる結びつきを約束しようと試
みる。しかし、当のエキシトは全く乗り気ではない。
いざ、東領土へ旅立つエキシトを迎え入れたのは、ひとりの幼女。俺さまなエキシトと幼女をとりまく、事件アリ、萌えあり! はちゃめちゃ恋愛ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-23 21:14:52
39171文字
会話率:65%
公爵令嬢である主人公はデビュタントを前にして自国の王子に求婚される。しかし、彼に思いを寄せられる心当たりがない。「もしかしてこれって、王子と近衛騎士の禁断の恋のための偽装結婚なのでは…?」そう思いつつも主人公はプロポーズを受け入れて王子の婚
約者になった。
婚約期間中に婚約者に蔑ろにされるということもなく、迎えたデビュタントの日。挨拶回りなどは問題なく終わり、主人公が休憩していたところに他家の令嬢に「あなたでは王妃に相応しくない」「あなたが選ばれたのは何かの間違い」となじられたが、そこに王子が駆け付け「私が彼女に婚約を申し込んだのは、彼女が初恋の相手だからだ」と言い出して…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 23:45:12
7690文字
会話率:64%
奴隷聖女の別√。バッドエンド。
神託の聖女は無事に発見され、大神殿に保護されることになった。言われるがまま大人しく過ごしている聖女が、しかし"外"に一切の興味を持っていないことに神官たちは気付く。聖女に愛を教えねばならぬ
との神託もあったことを思い出した彼らは、聖女と王子の婚約を整えた。しかし、王子は聖女を嫌い、聖女も王子に興味を示さない。その膠着状態が動いたのは、王子が王立学園に入学した後のことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:00:00
9450文字
会話率:52%
聖女の身代わりの別√。
神託の聖女は無事に発見され、大神殿に引き取られ育てられることになった。暫くして聖女と王国の王子の婚約が決まったが、二人の関係はお世辞にも良いとは言えぬものだった。寧ろ聖女が心を寄せたのは彼女と同じく神から加護を与えら
れ聖騎士を目指す少年だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 00:00:00
15519文字
会話率:69%
『内助って、こんな目立つの!??』
「これは政略結婚だ。君を愛するつもりはない」
どこぞの大衆娯楽小説で読んだ様な、オリジナリティの欠片も無い台詞から始まった結婚生活。
国有数の資産家である伯爵家の若き当主ユージーンと、下町
育ちの公爵家の養女アナスタシアの、政略結婚から始まるちぐはぐストーリーは、ついに二人が結ばれた事で幕を閉じた……と思いきや!?
精霊が見えるアナスタシアの出生の秘密と失踪した両親の行方を追う二人は、否応なしに『かつて滅びた精霊の国』に|纏《まつ》わる継承問題に巻き込まれて行く。
隣国アウストブルクへ。辺境伯領へ。
王都と領地を飛び出して、雑草魂の伯爵夫人、アナスタシアは今日も行く!
一方、まさかの旦那様にも不穏な魔の手が……!?
「夫婦の間に挟まろうとする人間は、精霊に蹴られても文句は言えません……よね?」
⚠️《注意》⚠️
このお話は、拙作『旦那様、ビジネスライクに行きましょう!〜下町育ちの伯爵夫人アナスタシアは自分の道を譲らない〜』の続編にあたります。
前作を読んでいないと話の繋がりが分からないかと思いますので、もしよろしければ是非、前作もお読み頂けると、作者至上の喜びです!
この作品は、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 22:34:53
185223文字
会話率:34%
「これは政略結婚だ。君を愛するつもりはない」
どこぞの大衆娯楽小説で読んだ様な、オリジナリティの欠片も無い台詞から始まった結婚生活。
アナスタシアは傷付いて俯……かなかった。
「まぁ、ほぼほぼ想像通りの展開よね」
国有数の資産家である
伯爵家の若き当主ユージーンと、下町育ちの公爵家の養女アナスタシアの、政略結婚から始まるちぐはぐストーリー。
育ちも価値観も違う2人に、徐々に絆は芽生えていく…のか!?
めげない、媚びない、容赦はしない!
雑草魂の伯爵夫人アナスタシア、ここに見参!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 14:17:20
231744文字
会話率:33%
ペリドット子爵家長男のクーネンと、ヘリオドール子爵家長女のナディアは、幼馴染。若き頃から仲の良い両親の関係を発端として、二人は結婚する事になった。そして夫婦が同じ部屋で眠る初日、クーネンはナディアに「お前を愛する事はない!」と叫ぶ。一方、
言われたナディアの方も、クーネンに対して「誰がお前なぞ愛するものか!」と叫び返す。似た者夫婦は争い、嫌悪しあう。そして双方、最愛の人間を求めて――。彼らの行動により、とある想い合う夫婦が誕生する事になるのだが、その未来を、クーネンとナディアは想像もしなかったのだった。 / パッと思いついたネタの話です。ところどころ穴があるかもしれませんが、軽くお読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 15:35:38
24199文字
会話率:23%
大国クラッサ王国のアルバト国王の妾腹の子として生まれたアグネスに、婚約話がもちかかる。
しかし相手は、大陸一の美青年と名高い敵国のステア・アイザイン公爵であった。
公爵から明らかな憎悪を向けられ、周りからは2人の不釣り合いさを笑われるが、ア
グネスは彼と結婚する。
結婚生活の中でアグネスはステアの誠実さや優しさを知り彼を愛し始める。
しかしある日、ステアがアグネスを憎む理由を知ってしまい罪悪感から彼女は自死を決意する。
毒を飲んだが死にきれず、目が覚めたとき彼女の記憶はなくなっていた。
そして彼女の目の前には、今にも泣き出しそうな顔のステアがいた。
初投稿作品なので温かい目で見てくださると幸いです。
誤字脱字報告してくださると助かります。
不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 20:05:14
29605文字
会話率:20%
ダヴィデの父、カプア伯爵が不肖の息子のために、縁談をまとめてきた。
世にいう、政略結婚というものだろう。
相手は、社交界でも有名な悪女であった。
最終更新:2024-10-20 19:10:00
9465文字
会話率:44%
王宮を守護する騎士団と魔術師団は、とある理由でここ数年いがみ合いを続けていた。
このままでは内戦になる、と危ぶんだ国王から「どうにかしろ」という命令が下り、騎士団長と魔術師団長の話し合いによって「政略結婚」という案が浮上。
指名されたのは
女性初の副騎士団長となったシェーラ。
男性との交際経験もなく「無理」の一点張りであったが、断りきれずに待ち合わせ場所に向かうことに。
そこに現れたのは、史上最強にして女泣かせで評判の魔術師団長で……。
突然の結婚、思いがけない溺愛。
今生は結婚に縁などないと決めつけていた女騎士の、嫁入りからはじまる結婚生活。
以前短編として公開した作品「見合い相手は魔術師団長」の、続編を含む加筆修正版です。この作品単体でお読み頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 19:35:24
100353文字
会話率:30%
「あなたを愛することはない」
戦争のあった二国を結びつける政略結婚に際し、若き王アベルは、十歳年上の王女エステルに冷笑を浮かべてそう言った。
しかしエステルには「目を合わせた相手の心の声が聞こえる」という能力があり、アベルの内心が言葉
とは真逆であることに気づいてしまい……!?
“こんなことを言ったら絶対に嫌われてしまう。嫌われたくない……ッ。でも周囲の反発を抑えきれていない現状で、俺がエステル姉さまを溺愛していると知られたら、エステル姉さまを危険に晒してしまうッ”
遡ること十二年前。
アベルは、二つの国が一触即発、戦争となれば身の安全は保証されない――そんな過酷な状況下で、実の父に捨て駒扱いをされて「人質」としてエステルの国の王宮で暮らしていたことがあった。
周囲に対して心を閉ざしたアベルに、年上のエステルは真正面から向き合った。
そのときからずっとエステルに淡い思慕を抱いていたアベルであるが、いざ大人になり憧れの相手と「夫婦」となると自分の大き過ぎる感情に戸惑うばかり。しかも、辛い日々の中でうまく笑うこともできなくなっていた。
再会したエステルはアベルの窮状に気づき、ふたたびその心を開くために寄り添う決意をする。
素直に愛を示せない年下の国王と、自分の思いが恋愛とは気づいていない年上の王妃。
大人になって出会ったふたりが、互いを伴侶として意識し、恋に落ちて結ばれるまで。
※短編「陛下、「あなたを愛することはない」と言ったそばから、心の声がダダ漏れでして」(https://ncode.syosetu.com/n7109ho/)の連載版です。現在は【連載版】を入れたタイトルですが、後ほど変更予定です。
※ストレス展開・流血表現あり。タグ等確認の上、苦手な要素の含まれる方はご注意ください。短編版の場面までに過去編があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 18:15:03
102383文字
会話率:30%
「アンリエット王女殿下。
間の無く我々も結婚式を挙げるということから、婚姻にあたっての契約を交わしておきたいと考えております」
ナーロッパな世界ではどの国でも婚約破棄(解消含む)と溺愛が入り乱れ、世はまさに世紀末。
そんな中で政略結婚とな
る、婚約者達の物語です。
ざまぁはなく、イチャイチャもない、ギャグ寄りのお話です。
愛はないようだけどあるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 18:52:16
10376文字
会話率:24%
「私には愛する人がいるので、君を愛することはない。」
最近流行している、離婚をめぐる小説の書き出しと同じ内容を言われ、アシュリーは今日が初対面なはずの婚約者に向けていた微笑みを全て消し去った。
自身が継ぐ商会の為に政略結婚として貴族との婚
姻を決めたアシュリーだが、初対面で言われた台詞はとんでもないもので……
ざまぁモノのよくあるパターンで慈悲はなし。
世界観はなんちゃって西洋風?ぐらいのご都合ゆるふわ設定ですので、苦手な方はご注意ください。
1話ごとに視点が切り替わり、3話完結となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 21:27:14
17128文字
会話率:20%
『結婚後に気付いてしまった。
一目惚れした初恋の王子様は、他のお姫様に魂を奪われた抜け殻だったと』
抜け殻だと気付かずに夫を愛してしまった妻と、自分が抜け殻だと気付かずに妻を娶ってしまった夫。
そんな空っぽの結婚生活に、大きく亀裂が入る
までを描いた物語。
※『【短編版】抜け殻を愛してしまった』
https://ncode.syosetu.com/n7828jj/
を加筆し、長編に直した作品です。(十話程度で完結予定)
大筋は変わりませんが、一部年齢など細かい設定を変えております。
※完結するまで感想欄は閉じています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 12:12:04
39854文字
会話率:33%
結婚後に気付いてしまった。
一目惚れした初恋の王子様は、他のお姫様に魂を奪われた抜け殻だったと。
五年間の結婚生活。今が潮時かなと思った。
最終更新:2024-08-10 20:11:14
5805文字
会話率:31%
「命に代えても、必ず無事に御子を産みます。お喜び……頂けませんか?」
「分からない」
王室へ嫁いで五年。待望の世継を授かった王妃へ言い放ったのは、王の無情な一言だった。
愛する許嫁を想い続ける王の元へ、政略結婚で王妃となるべく嫁いだのは
、北の国出身の地味な王女。
王に避けられている内に、いつしか王妃の感情は見えなくなっていった。
そんな王妃が心の拠り所としているのは、歴代の妃達の遺品が納められている古い一室。
ある日、突如姿を消した王妃を探しに、部屋へ足を踏み入れた王が見つけたのは……
二冊の哀しい日記だった。
遅過ぎた愛に気付いた王が、凍った池から王妃を救い出し、心を通わせる物語。
※少しホラー要素があります。
※三話で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 01:32:08
15955文字
会話率:24%
熱狂的な”ウルス正教”信者で護教の騎士チェーザリアは、”聖ウルス教”信者のミゲルレッドと政略結婚する。
セパントス騎士団国とベルンフォーン騎士団国は、同じウルス教とはいえ宗派を別にし、干戈を交えて80年に及ぶ。
大陸最強と名高いチェーザリア
の武勇以外、何もないコベルセロナ家。
一方、途方もない財力を持ち、国王に当たる騎士団総長を世襲するミゲルレッドのヴェスカステル家。
おまけに同じ騎士でありながらミゲルレッドは、信仰心の欠片もなかった。
国も家柄も宗派も考え方も異なる二人は、ただ両国の同盟を成立させるために結ばれる。
だがチェーザリアが輿入れするベルンフォーンは、何もかもセパントスと違い過ぎた。
鬱蒼とした森の中に横たわる騎士王国を治めるヴェスカステル家には、秘密があったのである。
やがて二人の間に子供も生まれてミゲルレッドは、実家の歴史を明かすことに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 03:33:43
395698文字
会話率:25%
中世 ヨーロッパで悪逆非道を繰り返した悪役令嬢がこの現代に大企業の社長令嬢として、生まれ変わってしまう。今までとは、違う生活に困惑をするが、現代にもなれ、前世に行った所業も反省して暮らしていた。高校の入学式の夜に、父に呼び出してきた。父は、
学校で、生徒会長にならなければ政略結婚をすると言い始めた。そのため、彼女は、どんな手を使ってでも、生徒会長の席に着こうと考え始め、前世での知識を活用するようになった。
果たして、彼女は、政略結婚を避けることができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 02:34:38
2617文字
会話率:23%
ジゼル・キュリオ伯爵夫人、そう呼ばれるのは今日までのことだ。フレストール王国の女王クラリスの目の前にいる女性は、夫の不貞による離婚の報告にきた。いくら政略結婚だったとはいえ、結婚する前から他に愛する女性がいて、ジゼルとの結婚は単なる目くらま
しでしかなかった。兄の友人だった夫、夫に提案した兄。どちらも許すことが出来ないジゼルは、実家に帰るつもりはなかった。ジゼルに執事として仕えていたタカトーは、ならば一緒に祖国に行かないかと誘ったのだった。そして、ジゼルと話をした女王クラリスは、夫の言葉に感謝をするのだった。「苦い恋」シリーズです。全三話になります。更新は早めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 00:10:00
16445文字
会話率:53%
政略結婚して、半年。旦那様とは結婚式以来、一度も話をすることも、顔を合わせることもありませんでした。徹底的に避けられていたはずなのに、魔法薬で記憶を失ってしまった旦那様は、その態度を豹変させました。
最終更新:2024-10-18 17:16:03
12526文字
会話率:39%
「君との婚約は破棄させてもらおう」
初めてお目にかかった彼が告げた言葉でした。
『どうして私が』……考える間もなく進んだ政略結婚でしたが、かの強国、クレイン王国の第二王子ゼラハルトは【死神に憑かれた】第二王女エミネイラの噂をお聞きになり、こ
の縁談こそが我がクラーラ王国の謀略だと判断されたご様子。すべてを失い国を追われたエミネイラは広大な平原で、ある男に出会ったことで生きる意味を見出すのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 18:37:15
20229文字
会話率:47%