皇太子であるアドリアン・アルフォールと王命により結婚をした主人公のイヴェット・コルベール。
初恋の相手である彼と結婚ができて幸せになれると思ったが、彼には既に心に決めた女性がいた。
その女性は、彼の補佐官であり、幼馴染でいつもアドリアンの傍
にいる。
彼女へは愛を囁くのに妻である自分には冷たい夫。
イヴェットは辛い日々を送っていたが、我慢した。いつの日かその瞳が自分へと向けてほしいという事を願いながら。
しかし、その願いは叶う事はなかった。結婚して二年が経ったある日、イヴェットは何者かの手によってあっさりと殺されてしまったからだ。
死んだと思ったのも束の間、なぜか結婚式当日に時が巻き戻っていた。最初は混乱したイヴェットだったが、これは神様がくれたチャンスだと思い、今度こそ間違えないと奮闘するも、またもや結婚して二年後に命を落とす。
何度頑張っても二年後に殺されるイヴェットは六回目にとうとう限界がきて、アドリアンへ全てを打ち明けることにした。だが、アドリアンはイヴェットの言葉を信じないどころか、裏切った。
初恋の相手である夫に裏切られたことでイヴェットの心は完全に壊れてしまう。
そうして迎えた七回目の人生。
今までの人生は全て他人に命を奪われてきたイヴェット。せめて今回の人生は自分の手で終わらせたいと思い、飛び降り自殺を図る。
結局、その時には命を落とさず怪我だけで済んだのだが、なんとイヴェットは6歳以降の記憶を失くしており、アドリアンのことも忘れていた。
かつて、初恋の相手でもあったアドリアンを見て、イヴェットはまた彼の事を好きになってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 17:30:10
74148文字
会話率:23%
少女は恐ろしいモンスターの住む森の中で、一人で暮らしていました。いつか勇敢な王子様が森から連れ出してくれることを夢見ていましたが、なかなか王子様は現れません。なぜなら、少女はモンスターよりも強くて王子様への要求水準がかなりぶっとんでいたから
です――休暇中、鬱陶しい求婚者たちから逃れるために親戚のもつ庭付きモンスター付き一戸建てで生活していた軍人令嬢リリルット・チャーコウル。彼女のもとに異邦の旅人が迷い込むが、暗殺者と勘違いした結果迷いなく引き金を引く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 12:00:00
29642文字
会話率:34%
突然異世界へとやってきてしまった咲良は、ボロボロの姿で倒れていたルークという名の10歳の少年と出会った。彼女はそんなルークを助け、共に暮らし始めるが、半年が経ったある日突然元の世界に戻ってしまう。
そして三年後、またしても異世界へと来てし
まった彼女が再び出会ったのは、国随一の氷魔法使いであり、騎士として功績を挙げ男爵位を得た25歳のルークだった。
「この15年、毎日のようにこの場所に来ていましたから」
「貴女に、会いたかったからです」
10歳年下だった彼は、2歳年上の美青年になっていて…!?
そんなルークが恩返しを口実に、初恋の相手であるサラに世話を焼きつつ、アタックする話。糖度高めです。
※本編完結済です。番外編を更新しています。
※他サイトでは「過去に拾った美少年が何故か年上騎士になっていて、ひたすらに甘やかしてくるんですが」というタイトルで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 16:35:05
118680文字
会話率:52%
この物語は、小さなアパートで一人暮らしをしている男姓と隣の部屋に引っ越してきた女姓の甘×キュンな物語である。
だが、今回は、主人公である東城櫂翔と元カノである西野紗耶香にクローズアップした物語である。
(本編へとつながる話になっていれば
いいなと思います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 14:14:15
13989文字
会話率:48%
「「最期に見るのは貴方の優しい菫色の瞳が良かった。」」
王国内での派閥争いで命を落とした王女が最期に願ったのは、自分を捕らえた騎士への叶わぬ想いだった。
王女が死んだ日、隣国キャベリアにて一人の女性が生まれた。
名をシャリア・フォンゼルと
いう。キャベリア国宰相の一人娘である。
彼女は王女の生まれ変わりであり、かつての母国で行われる独立祭にキャベリア国一行と赴くことになる。
―――――――――――
「近衛騎士団長のマグルド・カルティエと申します。」
思い出の場所に王女を裏切った騎士がそこにはいた。
「私はシャリア・フォンゼルと申します。」
―――――――――――
彼との出会いはシャリアを再び悲しみの底へ誘おうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 17:29:04
64882文字
会話率:27%
相羽奏は自分の運命を拒絶するため、15年培ってきたものを断腸の思いで断捨離して新たな高校生活をスタートさせた。何かが欲しいわけでもなく、他人に何かを求めたいわけでもない。ただ純粋に普通の人間として真っ当な人生を送りたい、ただそう願っていただ
けだった。
だが奏を待っていたのは個性的な同級生や若干ウザイ先輩。そして人生で二度目の初恋だった。
最初はほど良い距離で接していた彼らの隠された心情を何気ないことで奏は触れてしまう。それを知ってしまった奏は無視することが出来ず助けようと奔走するのだが、その中には一度捨てたものを拾い集め、過去と対峙しないと解決できないものもあった。
割り切りと葛藤、前進と後退を繰り返し、後悔を重ねながらも少しずつ成長していく青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 12:15:40
35033文字
会話率:51%
記憶喪失になってある老人施設にやって来た老婆。
誰とも心を交わすことなく過ごす彼女だが、その施設の職員である初老の男性にだけは不思議と心を開いていた。
ふたりは治療の一環として一緒に小説を考え、書き始める。
記憶を無くした老婆。
無条件
に優しい初老の男性。
彼らが想う物語は再び、始まろうとしていた。
※全四話の短編です。
※コメディ要素はありません。
※カクヨム、ノベルアップ+でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 15:04:05
10955文字
会話率:49%
「あなたを愛することはない」
戦争のあった二国を結びつける政略結婚に際し、若き王アベルは、十歳年上の王女エステルに冷笑を浮かべてそう言った。
しかしエステルには「目を合わせた相手の心の声が聞こえる」という能力があり、アベルの内心が言葉
とは真逆であることに気づいてしまい……!?
“こんなことを言ったら絶対に嫌われてしまう。嫌われたくない……ッ。でも周囲の反発を抑えきれていない現状で、俺がエステル姉さまを溺愛していると知られたら、エステル姉さまを危険に晒してしまうッ”
遡ること十二年前。
アベルは、二つの国が一触即発、戦争となれば身の安全は保証されない――そんな過酷な状況下で、実の父に捨て駒扱いをされて「人質」としてエステルの国の王宮で暮らしていたことがあった。
周囲に対して心を閉ざしたアベルに、年上のエステルは真正面から向き合った。
そのときからずっとエステルに淡い思慕を抱いていたアベルであるが、いざ大人になり憧れの相手と「夫婦」となると自分の大き過ぎる感情に戸惑うばかり。しかも、辛い日々の中でうまく笑うこともできなくなっていた。
再会したエステルはアベルの窮状に気づき、ふたたびその心を開くために寄り添う決意をする。
素直に愛を示せない年下の国王と、自分の思いが恋愛とは気づいていない年上の王妃。
大人になって出会ったふたりが、互いを伴侶として意識し、恋に落ちて結ばれるまで。
※短編「陛下、「あなたを愛することはない」と言ったそばから、心の声がダダ漏れでして」(https://ncode.syosetu.com/n7109ho/)の連載版です。現在は【連載版】を入れたタイトルですが、後ほど変更予定です。
※ストレス展開・流血表現あり。タグ等確認の上、苦手な要素の含まれる方はご注意ください。短編版の場面までに過去編があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 18:15:03
102383文字
会話率:30%
――ときめいたら、放電する。
ディアナ・レーメル子爵令嬢の指輪は、説明された通りに初恋の相手に電気を放った。
初恋の人に「可愛くない」と言われ、領地に引きこもって十年。
魔道具製作に注力して『レーメルの魔女』と呼ばれる腕前になったディアナ
は、十年ぶりに初恋の相手に再会する。
同じ相手に二度目の初恋をしたディアナだが、その指には「ときめくと放電する」という男除けの指輪がはめられていた。
好意を伝えるどころか、そばにいるだけで相手を危険に晒してしまう事態。
ディアナは二度目の失恋を察して距離を取ろうとするのだが、何故か上手くいかない。
十年越しの二度目の初恋がこじれた、職人子爵令嬢のお話です。
※番外編を追加するかもしれません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 16:08:09
67179文字
会話率:38%
地方局の人気アナウンサーを務める咲良。
しかし本当はテレビ局の幹部と不倫中。
仕事も不倫も辞めたいと思いながらも辞められない。
そんな中、地元の親友から男の子を紹介される。
彼の名前はscoopy、5つ年下の地元の大学生。
彼とのやり取りで
彼女は癒されていくのだが…その正体とは。
※フィクションになります。
※『二度目の初恋』に登場した主人公の親友、咲良の話になります。続話から数ヶ月経っています。
※シリアス展開多めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 15:19:03
12356文字
会話率:28%
ワンオペ主婦が過労で倒れ、目が覚めたら高校の入学式に時が戻っていた…!
そして切ない初恋をした青春の記憶が蘇る。
私は初恋を阻止し、もう一度幸せな高校生活を送ることにしました!
※初心者素人の初投稿小説になります。中編となりますのでお
気軽に読んでいただけたら幸いです。
※すみません!!15話に『もう一つの花束』投稿忘れていたので途中に加えています。その前に閲覧していた方本当にすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 17:00:44
32650文字
会話率:27%
駅前で暇を持て余していた悟は、具合悪そうに蹲る祐介に偶然声をかける。
二人は意気投合し、バーへと出かけるが……
最終更新:2020-04-19 09:57:36
7428文字
会話率:43%
真央は、小学生の頃からの親友だったりんこが好きだった。
だけど、そのときはそれが恋だと気づかなかった。
上京してから疎遠になっていたりんこから、ある日「結婚する」というメールが届く。
その時にようやく自分の初恋の相手がりんこだったと
気づく。
勇気を出してりんこに電話をし、過去の懐かしい思い出話に花を咲かせる。
そしてふと、実は昔、りんこは真央のことが好きだったのだと告白される。
それを聞いて激しく動揺する真央。
自分も好きだったことを言えずに電話をきる。
あの時、もし、想いを伝えていたらもしかしたら今、彼女の一番近くにいられたかもしれないという後悔が激しく襲い、歩道橋から足を踏み外して階段を落ちてしまう。
そして、真央は過去にタイムスリップをしてしまった。
気がつくと、初恋のりんこといつも一緒にいた高校生の頃に戻っていた。
二度目の初恋を叶えるべく、真央はりんこに想いを告げるのだった。
タイムスリップして過去に戻ってしまい身体は女子高生で中身はアラフォーの真央と、その事を知らない幼馴染のりんこの恋のお話。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 16:17:41
7657文字
会話率:22%
――恋をしたのは、私と同じ女の子だった。
誰にだって初めての瞬間はやって来る。それは恋も同じで、どうすればいいかも、成功するかも分からない。でも、それでも。
「――立ち止まる理由にはならないでしょーが!!」
女子校生の香織(かおり)は
、夕日に赤く照らされた展望台から自分の想いを叫んでいた。“初恋は実らない”そんなどこかで聞いた言葉に対して、不安な感情を押し殺すかのように。
「ふ、ふふふっ。すごく震えてるけど、そんなに緊張してるの?」
そんな香織をおかしそうに笑いながら、幼馴染みの凪(なぎ)は傍で見守っている。彼女は幼稚園からずっと一緒に過ごしてきた香織をいつものように弄って楽しみつつ、その背中を優しく押していた。
「貴女は大丈夫よ」
そう言う凪はどこか寂しそうな表情を浮かべて去って行く。小さな違和感を覚えつつも、香織は迫る告白へと気合いを入れて。
「私は私。悔いの残らないように頑張る!」
凪の言うことはいつも当たる。そのエールを受けて、彼女は両手で強く頬を叩いた。
これは優しさの中で足掻く、二人の少女の物語。
※全2話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-11 22:00:00
10451文字
会話率:62%
未来の結婚相手に起こる過去の悲劇をなかったことにする。
タイムリープ出来る力を手に入れた僕は少女時代の君に会いにいく。
二十歳の誕生日に再会することを約束して。
美しい女性に成長した鹿ノ子は約束通りに二十歳の誕生日に初恋の彼と再会する。
しかし彼には鹿子を助けた過去の記憶は存在していなかった。
時を越えた二人の恋は果たして結ばれるのか?
二度目の初恋は、二人の運命を翻弄していく。
歪だけど真っ直ぐで優しいボーイミーツガール。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-05 22:01:23
99450文字
会話率:37%
高校生活二度目の春休み。僕の前に突然現れたのは自称幽霊の女の子だった。成仏を手伝ううちに僕は彼女に惹かれていく。
しかし、彼女にはある秘密があった。記憶のピースが埋まるとき、僕は彼女に二度目の初恋をする。
最終更新:2018-04-15 00:06:52
17199文字
会話率:33%
中学時代に他県から引っ越してきた越野珠美が、入学した高校で再会したのは、懐かしい幼友達の潮。嬉しくてさっそく話しかける珠美に、潮は昔とは打って変わって冷たい態度で接してくる。ショックを受ける珠美だが、そこで引き下がるほどやわな性格をしてい
ない彼女は、昔の潮を取り戻すべく奮闘する! …一応ラブストーリーです(笑)
個人サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-20 23:11:39
89606文字
会話率:57%
県立山城高校に通う普通の男子高校生の|守屋 純《もりや じゅん》十七歳は突如現れた謎の少女に記憶を奪われてしまう。記憶を返してほしければあるルールを守りながら、ミッションをクリアしなければならなくなった。そのルールとは記憶を奪われているこ
とを周りに悟られてはならないというものだった。唯一事情を知っている親友の二人と共に記憶を取り戻すため、学校生活を送りながらミッションをクリアしていくこととなった三人の運命とは!?
これは一風変わった主人公の記憶を取り戻す物語。恋愛あり! 笑いあり! ツンデレあり! 涙ありの学園恋愛ドタバタコメディーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-20 20:57:22
16724文字
会話率:61%
直人には心に深い傷がある。
それは高校時代のことだった。
初恋の他校の彼女をいつも見かける電車でのこと。
その日はたまたま学校に遅れ、急いで乗った電車に偶然にも彼女がいた。
直人は思い切って話し掛けた。
が、運命は皮肉なもので、偶然乗った電
車が脱線事故を起こしてしまい、死者が多数出てしまう。
直人は幸運にもほぼ無傷だったが、自分の盾のようになって亡くなった男性がいた。
それ以来、初恋の彼女を見かけることもなくなり、直人は死んだような気分で堺市のとある大学に入学することとなった。
地下鉄の駅から大学の間に一つの理髪店だあった。そこの店主である美しい女性。彼女はこれまで会った中で二番目に美しかった。
彼女に惹かれる直人。そして、彼女には昔死に別れた夫がいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-24 18:54:10
33503文字
会話率:13%
中学三年の少女の初恋。
とても短く書きました。
こんな初恋だったら良かったという妄想のような……
すぐに読めるのでぜひお読みください。
最終更新:2014-11-12 10:05:05
509文字
会話率:22%
10年前の別れ。 そして、今、彼と最期の再会を・・・。
(重複投稿:『夏至南風』というHPに掲載している小説を、加筆修正したものです)
最終更新:2014-09-22 01:57:24
1619文字
会話率:42%