異世界のアルカディア王国の第一王子、ノアルトは前世の記憶を持っている転生者。
ノアルトは、武術に魔法などほとんど全ての事が出来るが、それらは全て平均的であるという、器用貧乏という特徴を持ってていた。
しかし、そんな彼には彼だけの特殊能力があ
った。その名は「ブースト」。それは、ノアルトの能力ならどのような物でもたちどころに世界最高峰に到達できるほど強化が出来るというものだった。
そんなチートじみた実力を持つノアルトが、美少女勇者や犬耳の奴隷、帝国王女に聖女や竜騎士などを引き連れ、冒険者として魔物と戦ったり、魔剣を手なずけたり、政治をしたり、魔王と手を組んだりとやりたい放題する異世界ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 18:44:05
116857文字
会話率:34%
プランツ王国の第一王女としてマリーナ王国の国王に嫁いだ『白百合姫』ことリリーは王妃であるにもかかわらず寂れた離宮に幽閉されていた。
しかし兄から耐えるよう言い渡された“3年”を過ぎようかという頃、自国からリリーを迎えに来た者がいた。
「兄君から命を受けて参りました。さあ、帰りましょう」
そう言って使者と共に現れた男はリリーの初恋の相手であり、兄の護衛騎士のマルスだった――
初恋を封印した王女と初恋をこじらせた騎士の方向音痴系ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 00:00:00
74548文字
会話率:34%
*小国の王女エリザベスは過去の過ちから幽閉処分を受け、でも逃げ出して今は自由を謳歌していた。魔力で動物に『変身』することができるエリザベスは、猫に変身している時に、ある侯爵令息と出会った。何度か猫として彼のもとに遊びにいくと、心優しく民のた
めの夢を語る彼に、次第に惹かれてついには好きになっていた。
*ある日、いつものように遊びにいくと彼に婚約者がいることを知る。その婚約者は彼に全く会ってくれないのだという。そして、自分には自分のことを良く思わない婚約者がいることを知る。
*本当はその婚約者とは、エリザベスと彼のことなのだが、お互いに知ることもなく、そしてエリザベスは国王に婚約破棄を願い出るのだった……。
※別の連載作品のスピンオフ的な部分がありますが、短編として独立して読めるようにしたつもりです。一部内容に連載中の別作品「歴代最強の帝国皇女は敵国騎士と結ばれたい」の第一章と絡む部分があります。お互いにネタバレを起こさないようにしたつもりですので、どちらから読んだとしても問題ないと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 23:00:00
13083文字
会話率:39%
不定期に戻ります
━━国の象徴、けれども王に非ず。
狭小王国、ローダ・ハヴィリアには『旗手』と呼ばれる王国の存亡を一手に担う存在があった。
当代の『旗手』である少年エンカは、国王名代として軍縮会議に出席すべく、幼馴染であり傭
兵稼業のシンレスと共に旅をしていた。
いなくなったり、さらわれたりと様々なトラブルに巻き込まれながら隣国への旅を続ける最中、エンカが刺客に狙われてしまう。
エンカの説得とシンレスからの条件付きで、刺客の少女クインヘルが仲間に加わり、旅を続けていくうちに3人には徐々に絆が生まれていく。
徐々に平和が訪れ、兵を鼓舞し国を守る旗手の存在意義が失われつつあるなか、自由に生きようとしながらも自分のためだけには生きられない少年と、その道行きを見守る傭兵の物語。
残酷描写はそのうち出るかも。
のんびり更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 19:37:10
146387文字
会話率:30%
ルーベルト王国第一王女ローズは幼い頃に起きた事件を切っ掛けに騎士となる道を進み、敵国からは『血濡れの薔薇』と異名を付けられるほどの強さを得た。
しかし、騎士としての強さと引き換えに王女としての教育を一切捨ててきた彼女は、貴族令嬢達から「剣を
振ることしかできない脳筋王女」と陰口を叩かれてしまう。
それでも幼い頃に決意した気持ちを胸に一人の騎士として国防に専念してきたが、彼女が25歳を迎えた時に転機が訪れる。
二大公爵家の一つであるリアソニエ公爵家の若き当主カールから結婚を申し込まれ、父である国王はこれを承諾。
結婚に関して何も知らなかったローズは一時反対するも家族に押し切られて『冷徹公爵』の異名を持つ男性と結婚することに。
周囲に急かされながら結婚したローズが結婚初日を迎えると、夫となったカールとの会話は夫婦の会話とは言い難い上司と部下のような事務的な雰囲気の会話しか成り立たず、会話のキャッチボールが全然続かない。
それどころか、夫となったカールの眉間には深い皺が寄っていて終始不機嫌そうな顔を浮かべていた。
とんでもない男性が夫となり、公爵夫人としての教育に嫌気が差したローズは離縁を考え始める。
しかし、彼女が思っているほどカールは悪い男ではなかった。それどころか、誰よりもローズの事を想っているのだが……。
問題だらけな結婚生活と仕事を両立していく二人は、敵国からの陰謀に巻き込まれながらも徐々に互いの気持ちを知っていく。
果たして二人は幸せな結婚生活を送れる夫婦になれるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 22:09:46
101380文字
会話率:40%
『戦場の夜叉』
侵略戦争が泥沼化した時代、そう呼ばれる銀髪の青年がいた。人間離れした強さで、戦場を夜叉の如く駆け回る姿から、そう呼ばれるようになったのだ。
銀髪の青年は、愛する母国を守るために、平和を取り戻すために、戦い続けていた。
それなのにいま、青年の目の前には王に見捨てられ、戦場となった村が広がっている。
「俺は何のために――。」
銀髪から覗くエメラルドグリーンの瞳には絶望の色が滲んでいた。なぜ、見捨てられているのだろう。平和のために、見捨てても良い命などあるのだろうか。
銀髪の青年は剣を握りしめると、村へと駆け出した。自分の中で、見捨てても良い命は存在しない。だから、助けに行かねば。命令違反であろうと関係はない。罰せられる覚悟はできている。
でも、もう、疲れてしまった。
(もしも、無事にこの戦いを生き延びたら、国を出よう)
青年は百人を超える敵に一人で立ち向かいながら呟く。
数年後――…
国王を許せない。国を愛せない。
心に傷を負ってる青年はある女性と出会う。
「好きになりました!」
「…」
「私と結婚しましょう!!!」
「……」
世間知らずなお嬢様に振り回される銀髪の青年。
果たしてこれから二人はどうなっていくのか。
そしてお嬢様の正体とは?
※この小説は『カクヨム』でも掲載されています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 21:00:00
110419文字
会話率:38%
日本屈指の名家、西園寺家の七男として生を受けた主人公の西園寺伊織はエリート一族始まって以来の凡人で、両親から無能の烙印を押されていた。そんな伊織は出涸らしである自分にコンプレックスを抱き、気づけば毎日ネトゲに邁進する引きこもりになっていた
。
引きこもって2年になる頃、とつぜん父から勘当され、伊織は家を追い出される。不運は続き、伊織は不良に暴行されて意識を失い、死にかける。しばらくして意識を取り戻すとそこはいつの間にか獣人と人間が共存する異世界になっていた。
知らぬ間に肉体は黒猫の半獣になっていて、伊織は酷く困惑する。そしてひょんなことからその土地の領主に「野良猫」として拾われ、屋敷に住まわせてもらうことになったが、やがて伊織は自分を拾ってくれた少女が国王の末娘であると知ることになる。
やがて国王が崩御し、7人の王女が自らの騎士とともに女王の座を争い合う『戴冠闘争』に騎士として参加することになった伊織は、これを一種の姉妹げんかだと捉え、争い合う7人の姉妹を最終的に仲直りさせる、という平和的解決に向かって奮闘するが、「魔人五手」や外部勢力の侵入、王国に伝わる神話などが絡み合うにつれて、伊織は徐々にこの戦いがただの姉妹げんかのような生ぬるいものではないことに気づいていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 22:16:20
59243文字
会話率:59%
幼い頃、ルチアと母の乗っていた馬車を反貴族派と隣国と手を組んだ兵に襲われる。その時、護衛騎士であったシリルに命を救われたルチアは、シリルに思いを寄せる。しかし、シリルとルチアの歳の差は20もあり、ましてや身分も違う。シリルはルチアを護衛対
象として、一線を引いていた。
ある日の晩餐、国王より兄である王太子の結婚が秋に行われることを伝えられる。兄が結婚をすれば、行く行くは王位継承が行われる。そうなれば、城に自分の居場所がなくなることを知っているルチアは、残された時間がもう多くないことを知る。
失意の中、シリルがルチアの元を訪れた。シリルは先ほど、国王より話を聞いたかと言い、二人の会話が噛み合わないことに気付く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 07:50:08
14618文字
会話率:58%
地球にある陸の王国では王女で妹のティラと王子で兄のエドが国民と共に平和に暮らしていたが突如として現れたメガトロン率いるディセプティコンが陸の王国を襲撃しそこにオプティマス・プライム率いるオートボットがティラとエドを支援することでティラとエド
は難を逃れたが国王である父親と母親である女王を残し泣く泣くオートボットとわずかな家臣と共に国を後にし空の王国、海の王国と共にディセプティコンから陸の王国を取り戻すことを決意する。しかしそれはオートボットとディセプティコンの長い戦いの始まりであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 10:57:01
57516文字
会話率:0%
現国王の第五子として生まれたサラーシャ。
自分を蔑ろにしてきた国を飛び出し、隣国ナランジェへとやってきた。そこで、前世からの夢だった『ブックカフェ ラーシャ』を開店する。
一気に二人も子供を拾ったと思ったら、今度は騎士団で生活?
ト
ラブルだらけのラブラブ(じれじれ)異世界恋愛!!
※アルファポリス、エブリスタ、カクヨム様でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 20:55:33
131541文字
会話率:54%
●短いあらすじ。
勇者のイルティア王女の身代わりにされ、魔王軍の中に置き去りにされたルカは、神にも匹敵する不死身の力にめざめる。
20万の魔王軍を撃破し、国を救ったルカは人々から真の英雄とたたえられる。
一方でイルティアは魔王の手先と蔑ま
れ、名声が地に落ちた。
イルティアは、ルカに戦いを挑むが破れ、
自分を奴隷にして欲しいと土下座して許しをこう。
ルカは国王を破って、世界最強国家の陰の支配者となる。さらにはエルフの女王にめちゃくちゃに溺愛され、5億人の美少女から神と崇められてしまう。
●長いあらすじ
15歳になると誰もが女神様からスキルをもらえる世界。
【変身】スキルをもらったボクは、勇者であるイルティア王女に捨て駒にされた。
20万の魔王軍に包囲された姫様は、ボクを自分に変身させ、身代わりにして逃げてしまったのだ。
しかも姫様は魔王の財宝を手に入れるために、魔族との戦争を起こしたと得意げに語った。
魔法が使えないため無能扱いされたボクだったが、魔王軍の四天王の一人、暗黒騎士団長に剣で勝ってしまう。
どうもボクの師匠は、剣聖と呼ばれるスゴイ人だったらしい。
さらに500人の美少女騎士団から絶対の忠誠を誓われ、幻獣ユニコーンから聖なる乙女として乗り手にも選ばれる。
魔王軍を撃破してしまったボクは、女神様から究極の聖剣をもらい真の英雄として、人々から賞賛される。
一方で勇者イルティアは魔王の手先と蔑まれ、名声が地に落ちた。
これは無能と蔑まれ、勇者の捨て駒にされた少年が、真の力を開放し史上最強の英雄(♀)として成り上がる復讐と無双の物語。
勇者姫イルティアへのざまぁは16話からです。
イルティアを剣で打ち負かし、屈服させて主人公の奴隷にします。
彼女は主人公に土下座して許しをこいます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 10:01:32
124164文字
会話率:37%
父でもある国王を謀殺されて、国を追われたノルンは王妃である母親のエミルと近衛隊長のヘイムダムと共に遠い辺ぴな町へと逃げ延びた。身分を隠すため性別を偽り働くノルンだが、そこでの 生活は苦しい。ある日、目についたのが国境騎馬隊の募集の貼り紙だっ
た。高収入だが、常に危険との隣り合わせという。背に腹は代えられないとノルンは単身国境を目指す。そこで出会ったのは、狼眼《ウルフアイ》を持つ若き隊長フォルセティとその隊員達だった。はみ出し者で構成された小さな国の騎馬隊で、ノルンは様々な困難を乗り越えて逞しく成長する。
※隊長シリーズ、第二弾みたいなものです。タイトルを変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 00:05:06
178084文字
会話率:52%
その英雄――座右の銘は「他力本願」。
人脈という名の武器を使いこなし、最強の冒険者パーティを結成してみせたネットは、数々の世界的偉業の陰で暗躍してきた。
しかしある日、国王に呼ばれたネットは残酷な宣言を告げられる。
「貴様の冒険
者パーティを、我が国の勇者パーティに任命する。ただし貴様はいらん。追放だ!」
国王はネットをただの腰巾着と考え、勇者パーティには不要な存在だと判断した。
「あのパーティは俺が制御しないと、めちゃくちゃに暴れ回りますけど、いいんですか?」
「腰巾着の言い訳など聞きたくない!」
最後の忠告も無視されたネットは、一人パーティから追い出される。
ネットは他国へ向かい、別の仲間たちと自由に過ごすことにした。
他国に渡ったネットは様々な活躍をしてみせる。王子、王女、騎士団長、名うての冒険者……あらゆる者たちとの縁があり、彼らから慕われているネットのもとには、毎日のように非日常的な事情が転がり込んできた。
一方……国王は知らなかった。
ネットが集めた勇者パーティは、実力こそあるが、とんでもない問題児だらけであることを。
ネットが消えた今、勇者パーティは制御不能に陥り、国王にとてつもない負担をかけることになった。
ネットのことをよく知る者たちは、彼のことをこう評価する。
「あの男は、勇者にはなれないが――誰かを勇者にできる男だ」
これは、他力本願をモットーとする英雄が、あらゆる異変の裏で暗躍し、世界中に影響を与えていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 07:45:59
103491文字
会話率:42%
「女騎士ですが結婚を諦めたら他国の王様狙いの婚活イベントに出ることになりました」
結婚に焦る女騎士レイラ・ショーメット。
夜会で婚約者の浮気現場に遭遇、我慢できずにその場で婚約破棄を申し渡してしまう。
……しかしレイラにはもう後が無かった
。貴族令嬢としてはそろそろ行き遅れの年齢に加え、小柄で華奢な金髪巨乳が持てはやされる国で、赤毛で高身長、ついでに貧乳な彼女はロウソク女と呼ばれるほどに美女の条件から外れていた。
レイラはもう結婚を諦め、功績を稼いで騎士として身を立てようと決意したその時、舞い込んできた仕事があった。
それはなんと他国で行われる婚活イベント!
貴重な資源を有しているが、他国と関わらない孤高の国がある。
その国にて近隣の国から独身女性を呼んで、若き国王の婚活の催しが行われるというのだ。
レイラは自国の王女の護衛として、その国に行くことになった。
勿論レイラも婚活イベントの参加者として……。
果たしてレイラは若き国王から見初められるのか。
ハッピーエンドです。完結済ですが、番外編の更新中。
コンプレックスをたくさん抱えた女の子の話です。
そのストーリーの都合上、外見要素を貶める内容等性差別とも取れる表現が出てくることがありますのでご注意ください。
ざまぁ表現はほんの少しです。
完結しました。ありがとうございました!
アルファポリスにも掲載をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 17:00:00
173260文字
会話率:36%
パンドラボックスに封じられていた百体の悪魔(デーモン)が復活した。
パンドラボックスを管理していたエヴァンス王国の国王は八人の王女に、異世界へと逃亡した悪魔の討伐を命じる。
世界の法則に干渉することで事象を引き起こす魔術。世界に強く干渉する
には、その世界の住人と契約を交わし、自らの騎士としなくてはならない。
エヴァンス王国の王女の一人であるリーシャと契約し、焔の騎士となった大学生の最上ハジメは、街の平和と人々の笑顔を守るため、悪魔と戦うことを決意する。
エヴァンス王国の次代の王の座を狙い、対立する王女たち。悪魔の王、マディウスが持つと伝えられている『あらゆる願いを叶える力』。
火、水、風、大地、植物、氷、雷、鋼、八組の王女と騎士の内、マディウスを討伐するのはどの組か。
架空都市、『幻都』を舞台に戦いは混沌を極めていく──────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 21:06:54
36306文字
会話率:29%
空が少しづつ闇に包まれていく中で、反逆軍によって玉座の上で討たれたフォリス王国国王『シャルトレイラ・フォリス・クァーレント』は自らが殺されることを察し、友であり、そして自らの騎士でもある『ハフィリエルト・フォリス・ルトラス』に自分勝手であり
、周りのことなど考えない王子、王女とは違い、自分のことよりも国のことや周りの人のことを考えて行動する愛娘であり、フォリス王国第二王女の『シャルトレイラ・フォリス・ティーナ』を国外、できるのであれば『ラリカルト』という地へ逃してほしい、との手紙が伝書鳩でルトラスの元に届く。
ルトラスは、自分の力不足による悔しさに唇を噛みながらも、ティーナ王女を連れて、『ラリカルト』へと向かう。
クァーレント国王によって召集された人、ルトラスらが行った先々で出会う人などの色々な人、そして問題という名の壁にぶつかりながらも、王命、そして王の遺言を叶える為にルトラス、ティーナ達が獅子奮闘する物語。
9月21日から連載を始めました。ストックがあまり無いので、毎週月曜日の週一投稿をします。
一週間待たせてしまいますが、ブックマーク登録等をして待っていただけると幸いです。
他にも評価、感想等もどしどしお待ちしています。
ぜひ読んでいってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 18:06:20
10831文字
会話率:23%
昔々、ある大国の国王に反逆し、国王に仕える側近を次々追放、もしくは殺害して王位を僭称した男がいた。
その男が求めるのは金でもなく、ある一地方の領主の令嬢姉妹。
誰もが美しさを称え、翡翠の姫とエメラルドの姫と呼ぶ美しい二人を側妃としようと思っ
ていが、一人は側に仕える騎士とともに姿を消し、もう一人は元国王と共に消えた。
二人を手に入れようと策を巡らせる僭王と、逃れた国王の運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 21:00:00
9523文字
会話率:51%
「アウレリア姫。君が欲しいと陛下に言ったら、かの方は許してくれるだろうか」
女神からの神託により魔王を倒す勇者の一行に選ばれたディートリヒ。神託通り魔王を倒したのだが、その際に魔王から魔法をかけられてしまったようで、頭の中で響く奇妙な声に
苛まれるようになった。
魔法は解けず、眠れずに衰弱していくディートリヒは、不調のまま勇者一行を讃える晩餐会に出席にする。そんな時、王城で偶然、女神の愛姫、アウレリア姫に出会ったディートリヒは、彼女が自分に触れた瞬間、頭の中で響く声が止んだことに気付いた。
魔王の力と反発する女神の神聖力のおかげではないかと考えたディートリヒは、国王から褒美として何でも望みを叶えると言われ、失礼を承知で願い出る。「アウレリア姫に添い寝して欲しい」と。
だが、そんなアウレリア姫もまた、女神の愛姫ゆえに問題を抱えていたようで……。
魔王を倒した勇者一行の一人、堅物の闇魔法使いの騎士と、女神の神託を受けるために眠ることが出来ない、しっかり者の巫女姫のほのぼの恋物語。
※R-15は用心の為につけております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 17:00:00
26288文字
会話率:28%
エンフィールド王国王女にお抱え魔法薬師として仕えるエレンは、政略結婚する主君に随行して北の国・リュドミラに赴くことになる。
リュドミラは3年前にエンフィールドで革命が起きた際、新女王率いる革命軍に助力してくれた国で、エレンはそのときに知り合
った青年騎士のことを懐かしく思っていた。
だが再会した騎士・ミハイルは1年前に主君を喪ったことでかつての明るさを失っており、戦いに明け暮れて「首刎ね騎士」と呼ばれるようになっていた。
とはいえ懐かしい友人と再会できたことに安堵するエレンだが、ひょんなことからミハイルに求婚され、彼と結婚することに。
ミハイルとの結婚生活を始めるエレンは、まずは恋人のような関係から始めたいと願う。
だが、彼にはエレンとの結婚に何か思わくがあったようで……。
雪に包まれる北の国で、夫は自分の生きる意味を、妻は自分の生きる場所を、それぞれ見出していく。
※とても格好いい王道ヒーローはいません
※物語の舞台となる国はロシアの文化や人名を参考にしていますが、フィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 19:03:32
130418文字
会話率:37%
パルネア王国で、セレニー王女付きの侍女をしているローズ・メイヤーは、日本で生きていた記憶を持つ転生者。
優しく耳かきをしてもらった幸せな記憶を忘れられず、日本式の耳かきを手に入れる為に子供の頃から奮闘していた。
ようやく納得の行く耳か
きを手に入れる事に成功したが、セレニーが隣国へ政略結婚で嫁ぐ事になった。ローズはセレニー付きの侍女として、共にポート王国へ行く事になった。
セレニーがポートへと移動する途中で宿に泊まったある夜、ローズは厨房の机で耳かきを検分していた所、護衛の騎士であるジルムート・バウティに見とがめられる。耳かきを知らないジルムートは、暗器(暗殺用の武器)と勘違いしたのだ。
ジルムートの勘違いを訂正する為、ローズは耳かきの技術をジルムートに余す事無く提供し、快感によって屈服させる事に成功した。しかし、ジルムートに懐かれる事になった。
異世界の記憶を持つ耳かき侍女と、最強の騎士と恐れられる国王の護衛騎士の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 13:48:08
861675文字
会話率:46%
天使の末裔である、翼ある王族の治めるエスライン王国の王宮図書館司書、王司書であるユーリアに、王宮騎士のバルトーが護衛としてつけられた。ユーリアは、人の感情を、頭上に浮かぶ王冠状の存在『クラウン』から読み取り、害意を物理攻撃にして跳ね返す事の
出来る異能者である為、バルトーを追い返してしまう。しかし王太子の強制によって、バルトーと王宮図書館で暮らさなくてはならなくなり、二人は親睦を深めていく事になる。ある日、悪魔の手先である半魔が現れ、ユーリアが狙われる。ユーリアの能力も役に立たず、バルトーは何も出来ずに、国王によって窮地を救われる。そして、ユーリアが実は王女で、太古に途絶えた『聖女』である事を説明される事になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-24 07:00:00
104134文字
会話率:38%