死神と出会った青年はその運命に大きく振り回されていく
大阪のとある一角に世間では誰も知られていない小さな探偵事務所『花巻探偵事務所』が立っていた。そこで探偵業を営んでいた花巻神武羅は今日も来るはずのない依頼を待ち続けていた。
そんなある日
のこと。
今日ものんびりと事務所でくつろいでいた花巻に来るはずもなかった依頼が届く。その依頼の内容は『指定した場所にいる死神にあってほしい』というもの。死神というにわかには信じがたい存在に首を傾げながらも手紙に書かれた場所に向かうと、そこには死神というおぞましい存在からは程遠い少女が待ちわびた様子で待っていた。
少女と花巻の出会いはお互いの、世界の止まっていた歯車を少しずつ動かす大きな転機となっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 20:00:00
121079文字
会話率:47%
おぞましい夢を見た。
誰の子かも分からない生命をこの身に宿す夢。
本当に気持ちが悪くて仕方ない。
あぁ、私は本当に駄目な子。
注意事項
妊婦である事、子供を拒絶するような、かなりセンシティブな内容を含みます。
妊婦さんを馬鹿にしている訳で
も、貶している訳でもありません。
気をつけて!! 本当に!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 18:32:10
906文字
会話率:38%
「彼が触れてくれると憂鬱な気持ちがあっという間に消えるわ」そんな風に上流階級で囁かれている、貧乏貴族の家の息子グレン。彼は幼いころから人の心の闇の象徴である“黒モフ”という存在が見えていた。
黒モフとは生物や精霊とも言い難い不思議な生命体で
、グレン以外は視認できない。しかし、それは人の心の闇を好みまとわりき、精神どころか身体までも蝕むおぞましい存在だった。家計が苦しいグレンは、それが見えるだけではなく、祓うことができたため、黒モフを付けやすい金持ちの貴族を相手に商売をしていたのだ。
最初は奥様の噂程度のものだったが、ある日ついに名門貴族から正式に依頼の話が来る。それは国内で最も入学金が高い魔術学園に通い、彼の息子の異常を確認し、治療することだった。
目的の人物の治療だけのつもりで潜入したグレンだったが、学園では黒モフの魔窟と化していて、グレンは「商売にならない」と思いつつも、なんだかんだでいろいろな人々の治療をしてしまうことになり――。
そもそも黒モフとは一体何なのか? ――グレンは謎の存在によって知り合った友人たちと、闇を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 23:39:18
147488文字
会話率:50%
皆さんは幽霊というものに一体どういうイメージをもっているでしょうか?
怖い、おぞましい、あるいは会ってみたいと思う人もいるかもしれません。
逆に幽霊になったらやりたい事はあるでしょうか?
空を飛ぶ?あるいは壁をすり抜けて気になるあの
子の私生活を覗き見る?
色々な事を考えるかもしれませんが、果たしてそれらに飽きてしまった後はどうしましょう?
これは私の体験した不思議でちょっと怖いお話。
興味があったらお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 20:46:42
2977文字
会話率:12%
近未来。
世界大戦の激化に伴い、
各国が新しい兵器の開発を急いだ。
そんな中、日本の北海道で
人類史上、最低最悪の生物兵器が
使用された。
海が死に、空が腐る
荒れた地に、
おぞましい化け物が徘徊する。
残された少ない人類は、
絶望
の中で生き残るために戦う。
そんな世界で生きる
死ねない少女達の物語り。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 19:19:06
20447文字
会話率:17%
古代中国、秦の時代。初めて中華の大地を統一した始皇帝は、不老不死を求めた。人の理を越えた存在―仙人となり、永遠に生きたいと。それに応え、不老不死につながり得る研究を行い、実験薬を捧げる者がいた。仙人伝説の根拠を発見し、必ずや不死の秘薬を開
発してみせると。しかし、その研究の結果生まれた不死は、仙人とは全く異なるおぞましい代物であった……。仙薬の研究により、ゾンビが生まれる研究課程を歴史とつなげて描いてみました。ゾンビは途中まで出てきません。歴史要素がありますが、歴史を知らなくても読めるようにそのつど簡単な説明を入れていきます。誰も研究課程を書かないので自分が書いてみた程度のものです。お気軽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 09:00:00
978161文字
会話率:19%
そこは、おぞましい魔物が蔓延る暗い世界。
そこは、人々が豊かに暮らす明るい世界。
借金と真冬の寒さに追い詰められた青年、八目 真はある日、異世界から来たという金髪騎士、ラルと出会う。
2人の出会いはやがて、交わるはずのなかった二つの
世界に大きな変化をもたらしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 21:00:00
3463文字
会話率:41%
その少年は吐き気を催していた。
だが、それは車に乗っているせいじゃない。
ネズミ色の道路を走り続けても一向に目的地に着かないのは
自分にとってそう悪くないこと、そう思っていた。
彼にとって悪いことというのはこれから行く先
彼の祖母の家だ。
少年は去年、その地下室で見たのだ。
彼を見つめるネズミの大群を。
少年が何故、そのおぞましい光景を目にしなければならなかったのか
それはこの車の助手席に座る彼の姉のせいだ。
姉は何が面白いと思ったのか、着いて早々に少年を地下室のドアの向こうへと追いやり
ドアを押さえた。
少年はパニックになり、必死にドアを叩いた。
けれども返ってくるのは姉の笑い声だけ。
少年の目から涙が零れ、鼻をすすった。
だが、ないているのは彼だけじゃなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 11:00:00
5460文字
会話率:11%
おぞましい姿の女神の手によって詳しい説明もなく、一切の記憶もなく、突然異世界へ転生させられた主人公。
この異世界、人も動物も植物も全て異性界転生してきた物のみ。
異世界転生が当たり前。こんな世界で一体何ができるのか。そう思われた矢先、自分が
非常に珍しいスキルを持っていた事を知った主人公は始まりの村の防衛で金を荒稼ぎするが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 23:20:08
46138文字
会話率:32%
生まれつき「不揃いなものを同じにする」使命を背負うボクは、これまでに6人のヒトをミンチにして均(ころ)した。
その後、4人のヒトをチェーンソーであれこれしようと試行錯誤していたんだ。
するとSATがやって来て、酷いことにボクを撃ち殺し
てしまった。
気が付いたらボクは、ハイファンタジーの世界に居た。
エルフ二種・ドワーフ・猫人族(ワーキャット)・オークと言う五種族の“人類”に支配された、不均衡極まりないおぞましい世界だ。
ボクは、共に転移してきたチェーンソーを携えて、この世界を正す事にした。
この世界でただ一人の“人間”として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 03:14:22
111878文字
会話率:12%
無職引きこもり24歳の青年、無槻虚生はある日、ネットでとあるニュースを目にする。
冨羽高校の三年二組の生徒が全員、授業中に一斉に窓から飛び降りた。そんな奇妙でおぞましいニュースだった。
事件を追う警察、死相が見える探偵、インチキ霊媒師
、ジャーナリスト、彼らに巻き込まれ、やがて自らが事件の中心に立たされることになる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 19:17:35
105695文字
会話率:56%
仕事で帰りが遅くなった日、彼女は暗い夜道を歩いていた。
何時もと違う時間帯。だけど何時もと同じ道。
しかし彼女はそこで、何時もと違う、おぞましい存在と出会う事になる。
※『カクヨム』『ハーメルン』にも投稿しています。
最終更新:2022-02-28 04:00:00
9594文字
会話率:14%
真夜中の12時、少女の死によって始まった恐怖の殺し合い「バトルロイヤル」
ゲーム中に繰り広げられる残酷な裏切りと罠。暗闇に忍び寄るおぞましい影。そして病院に囚われた少年少女たちの思いと過去。
生きるか、死ぬかは自分次第のこのバトルには誰にも
知る余地のない秘密が隠されていた。一体なぜこのバトルが始まったのか、そして誰が何のためにやったのか。
眠らされた全ての謎が今、幕を開ける・・・!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 11:45:42
37209文字
会話率:35%
高慢、我がまま、身勝手、高圧的、権力を笠に着た傍若無人なふるまいは口にすることもおぞましい最低な令嬢とはこの私、メアリー・イザベル・キャサリン・ド・アブスィルート=ロリーヌ・スティルアートのことだ。
お気づきの通り私には前世の記憶がある。
そして定番ながらこの世界は前世いた世界で大流行した異世界風学園ゲーム『ラブ・ファンタジーマジカル』を元にした世界のようで、私はそのラスボスの悪役令嬢なのだ。
どうせ幼少期からの婚約者であるオーギュストから婚約破棄されることはわかっている。傷は浅いほうがいいしさっさと婚約破棄してほしいから主人公であるアリスちゃんをコテンパンに虐めていたハズなのに…
あれ??全然婚約破棄イベントがはじまらない???あれ…?
・全面ギャグ路線なのでヒロインのノリが酷い部分があります
・途中、主人公の行いが胸糞悪いド鬼畜です
ご注意ください
アルファポリスにも同時掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 00:00:00
584616文字
会話率:43%
はるか昔、この地球に栄えていた超古代文明。
北海道・摩周岳の麓で、その遺跡が謎の巨大な竜の化石と共に発見される。
同じ頃、旭川市に住む少女・栗原未玖は、道端で小さな赤い竜の子供を拾って家に連れ帰り育てることにした。
やがて夕張に出現する、お
ぞましい怪物のような姿をした正体不明の飛翔体。
未玖の危機を察知したかの如く、彼女に育てられた真紅のドラゴンは眠りから覚めて再び姿を現わす。
現代に蘇った二大怪獣の死闘が、北海道の大地を舞台に火蓋を切った!
特撮怪獣映画のような迫力満点の巨大モンスターバトル小説、どうぞご堪能下さい。
◆この作品は今後投稿予定の長編ファンタジー小説『レオサーガ』の外伝・スピンオフ作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 15:17:51
67434文字
会話率:52%
世界は破綻した。
全てが荒野へと投げ落とされ、
かつて「そうあれかし」と願われた万物が形を失った。
ただ混沌の虚無だけが地上に満ちた。
そんな廃滅の時代において、未だ抗い続けている存在がある。
彼らはある特定の分野において絶大な権能を持つ
。
その権能で以て、漂流する世界に『錨』を降ろし、うつろう現実を一つの形に縫い止めるのだ。
ばらばらに裂けた地上をどうにか繕おうとする超越者たち……。
彼らは、皮肉を込めて自身を『神』と呼んだ。
ミヤコは、そんな神の一人。
まだまだ未熟な<猫の神>である。
世の理などよく知らない。
それでも愛を信じ、眷属である<小さい猫>たちの力を借りて、
混沌の虚無に墜ちた世界を、ほんのひととき、望まれた現実へと編み直す。
それは、押し寄せる万象の崩壊、避けようのない終末へのささやかな抗いである。
実を結ばない虚しい延命であるに違いない。
しかし、ミヤコはきっと、全てが終わるまで、それを永久に繰り返すだろう。
そんな彼女は、近頃、不可思議な現象に悩まされていた。
望んだ通りに仕立てたはずの平和な世界に、なにか、酷くおぞましい、地上に残された言葉では言い尽くせないような滅亡の風景が紛れ込んでくるのだ。
そして、その殺戮と破壊の吹き荒れる世界の只中には、燃え盛る赤黒い太陽を目指して歩く、ひとりぼっちの少女がいて……。
(2019年に別サイトに投稿していた中くらいの長さの話を改稿して掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 18:00:00
58927文字
会話率:28%
「なんて醜い娘なんだ。その才能があったとしても、とても釣り合わないな。うちで働きたいって? はっはっはー、なんのジョウダンだ。帰った帰った」
心優しい男爵令嬢ドロシー·ヘヴンスは、すでに世に知られた才能豊かな薬師だ。しかし彼女の姿は醜いと
蔑まれ、仕事に就くにも苦労している。
そんなドロシーは盲目の王子オリバーと出会い、それまでの人生を大きく変えた。
ドロシーのとって、自分の見た目を気にしなくて良い王子と交流は、とても居心地のいい時間。王子にとっても、ドロシーの優しさと聡明さはとても新鮮なモノ。ピュアな心に驚き、美しさを感じ、そして惹かれていく。
ドロシーは思う。この人の役に立ちたい、|盲《めしい》た目を治したい。例えこの醜い姿を見られても。王子も思う、この人と添い遂げたいと。例え王子の地位を捨ててでも。
ただ、それを良しとしない、嫉妬に狂う妹姫はとても意地悪で、いつもドロシーに辛くあたる。そこには愛も思いやりはなく、心の闇しか見当たらない。
それは段々とエスカレートしていき、王子の薬が完成し、全てが丸く治まろうとしている時でさえ、妹姫のおぞましい悪意は止まらない。そして遂にはドロシーを殺害しようと。
これは薬学少女と盲目王子が、互いを求め支え合う物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 21:29:26
15824文字
会話率:45%
読者の皆さんもご存知のように今回の本題は、あの名前を出すのもおぞましい彼奴についてである。
名前を言ってはいけないあの人……Gである。
何を隠そう。私は奴が大の苦手。いや、好きな人がいるとは思わないが、世界は広い。もし、これを読ん
でいる人の中で、いや私はむしろ…という方がいらっしゃったらぜひUターンをして欲しい。貴方にとってはこの文章は読むに値しないだろう。また、もう、聞くのもいや!想像もしたくない!この世の地上、ありとあらゆる世界からアイツは消えて欲しい!というまでの嫌悪感を持っている方も、早くブラウザバックボタンを押すんだ。世の中には知らなくていいことなど沢山ある。おそらくこの死闘記が読めるのに一番適した層は、「自分の家のGは許せん、根絶すべし、だが外の世界に生きてこっち来ないなら許してやろう」という考えを持った方たちだと思う。現に私がそうだからだ。この死闘も、言うなれば読者にとっては対岸の火事と推測する。楽しんでいただけたら幸いだ。
さて、一応のグロ表示は私の保険のためにつけさせていただくが、そこまで詳しい描写はしないつもりだ。私もいやだから。でも、確実に奴を想像させるような言葉は書いてしまう。そこは自己責任でお願いしたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 11:48:11
3230文字
会話率:22%
……ここに、私の二日間の死闘を記す。
奴は、奴だった。。。。
ただ、それだけのはなし。
試験が終わった……。
大学生の私はその日、資格試験を進級試験を兼ねた、とりあえず試験というものを受けていた。今日のこの日の試
験の為に、お正月は休みなし。実家にも帰省せずに、大学で試験勉強に勤しんでいた。
もともと計画性は皆無な人間。クリスマス明けから始めて、猛勉強。と言いつつ、大晦日と元日にはバイトを入れるという、謎のチキチキレースを自らに課した。言い換えるなら、限界のレンチプレスまで行っている筋トレで、更にそこからもう二段階ぐらい引き上げていくようなもの。例えが難しい?まぁ、本題はそこではないので許してくれ。
そう、読者の皆さんもご存知のように今回の本題は、あの名前を出すのもおぞましい彼奴についてである。
名前を言ってはいけないあの人……Gである。
何を隠そう。私は奴が大の苦手。いや、好きな人がいるとは思わないが、世界は広い。もし、これを読んでいる人の中で、いや私はむしろ…という方がいらっしゃったらぜひUターンをして欲しい。貴方にとってはこの戦闘は読むに値しないだろう。また、もう、聞くのもいや!想像もしたくない!この世の地上、ありとあらゆる世界からアイツは消えて欲しい!というまでの嫌悪感を持っている方も、早くブラウザバックボタンを押すんだ。世の中には知らなくていいことなど沢山ある。おそらくこの戦闘記が読めるのに一番適した層は、「自分の家のGは許せん、根絶すべし、だが外の世界に生きてこっち来ないなら許してやろう」という考えを持った方たちだと思う。現に私がそうだからだ。この死闘も、言うなれば読者にとっては対岸の火事と推測する。ぜひ楽しんでいただけたら幸いだ。
さて、一応のグロ表示は私の保険のためにつけさせていただくが、そこまで詳しい描写はしないつもりだ。私もいやだから。でも、確実に奴を想像させるような言葉は書いてしまう。そこは自己責任でお願いしたい。
………ここまで念押ししたからな?怖いものみたさでほんとに泣く羽目になるなよ?大丈夫か?
今日の夜、一人でトイレいけるか?責任持たんぞ?
あと主婦の方、ほんと読んで後悔しないでね…?泣折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 01:23:22
3810文字
会話率:21%
闇騎士リデ(26歳独身)は勇者ジンにより解雇通達を受け取り、勇者パーティより離脱した。勇者のパーティに闇騎士は要らない、妥当だし文句も特に無いので、甘んじて受け入れて、リデは故郷へ帰ることにした。
帰り道、即ちそれは勇者の旅路。それをなぞ
りながら帰るリデが目にしたのは……魔物や魔族よりもおぞましい、人間の悪辣。
略奪、汚職、勇者が救済し、通った道を汚す姿に、リデは怒りを覚えた。
リデは決心する、勇者が魔王討伐から帰還するまでに、この国の腐りきった部分を、自分が全て滅してやると。
それが、勇者の傍で様々な汚濁を浴びて、手を汚した自分ができる、救済なのだと、リデは勇者との旅路を戻り始めた。
……ただ、問題があった。何故か3日前に殺した魔王配下の女魔剣士に言い寄られ、さらにリデは旅の中で様々な女性達と出会い、関係を持ってしまっていたのである!全てお互い一度きりと割り切った、しかして言葉で互いに約束しても、男と女!忘れられる筈なんてない!!
「あれで忘れろなんて酷だわ」
「それでも、あなた様を忘れられなかった」
「「責任、取ってね?」」
「やっぱり私を攫いに来てくれたのね!」
一夜で深く愛した女達は口々に彼にそう言う。
「一度きりと言ったし!君達以外の女とも遊んでたしょうもない男だぞ僕は!お前らもっといい男見つけろよ!!」
「「「「あれだけしといて、それは無いでしょ!全員幸せにしなさいよね!!」」」」
勇者の為の掃除の旅が、自分の責任を取る旅も合わせて行う事になった闇騎士リデは、果たして王国の腐敗を滅ぼし、関係を持った女性達の責任を取る事ができるのか?勇者との旅路を戻る旅が、今始まる。
追放ものですが、ざまぁではありません。ヒロイン達は全員、主人公と関係を持っていますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 20:46:31
98691文字
会話率:51%
大学院博士課程を修了した土岐明は定職のないまま、指導教授岩槻の紹介で警察統計研究所で奇妙なアルバイトをすることになった。テーマは未成年者の事故死に関する統計調査で、事故死を減少させるための提言を求められていた。正所員の能美亜衣子と一緒に報告
書を作成する中で、特定の年から特定の都府県で若干死亡率が継続的に高まっている事実を発見した。報告書の参考にと直近の少女転落死の事案を定年間際の南條刑事とともに調査することになった。そこで遺体の近くに落ちていたメソポタミア文字△△△―のバッジの謎が浮上する。完成した報告書はマスコミの注目を浴び、少女の死亡率が高くなったことがテーマパーク開設と因果関係があるとテレビの情報番組で印象付けられた。千葉ドリムランドの渉外担当の永山奈津子から風評被害を訴えられた土岐は奈津子に心を奪われながらも不信感を抱く。南條刑事の依頼で土岐は千葉ドリムランドの業務で渡米する永山奈津子の素行調査をすることになった。アナハイム在住の南條の旧友の林博治の協力を得て自動車のナンバープレートと住居表示の4桁の数字3411に秘密の鍵があることをつかむ。帰国後土岐は永山奈津子と奈津子の運転手長田尊広に拉致監禁される。長田尊広に生殺与奪を握られた土岐は少女の遺体遺棄を手伝わされる。土岐が山中に投棄しようとした遺体は永山奈津子だった。土岐が南條とともに永山奈津子殺害の調査を始めたところ、長田尊広も殺害された。土岐は南條とともに、長田尊広の母親長田浪江と妻規子のアリバイを調べる。同時に、長田尊広の火葬に立ち会った中田老人を追求し、長期にわたり埋没していた少女殺害の驚愕の実態とおぞましい背景を剔抉する。迷宮化されていた戦慄の事案のほぼすべてが闡明されたあと、まだ残っていた未解明の謎について土岐は南條刑事から衝撃の告白をうける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 18:00:00
260268文字
会話率:50%