時は近未来。舞台は北海道。主演は嵯城志騎(さじょうしき)(十七歳)。ヒロインは鹿野朔良(かのさくら)(銀髪小柄な天然甘ロリ系十四歳)。副ヒロインは猫屋敷類(ねこやしきるい)(赤毛、モデルタイプの元気系十七歳)。
第二次大戦末期、北海道は
ソ連に新型爆弾を落とされ、占領された。これはソ連が崩壊せず、東西の冷戦が終結しないまま二十一世紀になった架空のオペラ。
爆心地で育った子供たちは特殊能力を有していた。それは世代を重ねるごとに能力が強くなる。希有な存在である第七世代(セプテット)の鹿野朔良(かのさくら)は化け物レベルの未来視だった。
朔良が視た未来視映像を受信できる、悪魔的な力を持った少年嵯城志騎(さじょうしき)。二人の力でソ連からの独立を果たしたのは占領から七十年後。八年前のことだった。
朔良が「自分の死ぬ未来」を視、志騎が護衛のために朔良のいる聖エーデルワイス学園へ派遣されたことから物語は動き出す。
志騎の学園生活は、時に理不尽な喧嘩をふっかけられたり、半ば本気の殺し合いを挑まれたり、本業の軍の仕事に奔走したり、と眠る間もない大忙し。
実は、朔良は重いさだめを背負っていた。朔良はいずれこの星を滅ぼしてしまう魔女だという。朔良を護るため、志騎は朔良の魔女の力の全てを背負うことになる。朔良の代わりに、人ではなくなっていくさだめの志騎。
朔良が視た「自分の死ぬ未来」を志騎は防ぐことが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 08:00:00
112260文字
会話率:24%
望月悠真
物語の主人公は、妹の望月雪乃と暮らす、ごく普通の15歳の高校2年生です。
しかし、予期せぬ転校をきっかけに、彼は不思議な特殊能力を持つことに気づきます。この能力は彼の社会生活を変えただけでなく、親友との出会いももたらしました。
新しいクラスメイトやパートナーとの絆が深まるにつれ、拓人は新たな環境に隠された秘密や危機に立ち向かうことになります。この能力はどのような試練をもたらすのでしょうか?彼は自らの運命を掌握し、クラスメイトたちの背後に隠された謎を解き明かすことができるのでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 22:14:02
53413文字
会話率:16%
日本の高校生、如月弥生は、異世界転移した3年後、魔王を討伐したのち、地球に帰って来た。
だが、地球に帰還した彼女を待ち受けていたのは、彼女ら異世界化の帰還者を保護する国連機関【国際異邦人機関】への登録と、母国での貢献。
異世界機関車
の持つ特殊能力、それを国のために役立ててほしい。
そう願われたものの、如月弥生はただ一言。
「空を自由に飛んでいいのなら」
彼女は異世界に置いて、失われた『飛行術式』を蘇らせた。そして魔法の箒を始めとしたさまざまな魔導具を作り上げ、自由に大空を飛んでいた。
あの感触が忘れられず、あの大空高くから見る景色を地球でも見たいと願う彼女だが。
日本国は、それを許さなかった。
そして苦労の末、日本国と如月との間で話し合いがつづき、ようやく見出した妥協点が。
「如月弥生、君は陸上自衛隊第一空挺団所属とする」
という結果であった。
異世界帰りの大魔導師・如月弥生が、第一空挺団で起こすハチャメチャなドラマ。
その最初の任務が、突然現れた巨大な大空洞、その奥に出現したダンジョン。
果たして弥生は、未知のダンジョンを相手にどう戦うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 10:00:00
386925文字
会話率:33%
明乃泪(めいの るい)は親友の聖清美(ひじり きよみ)と共に別世界スルトバイスに召喚される。
召喚したのはこの世界のチクトス国の神官カイルディ・リゲルだ。
カイルディは聖女だけを召喚するはずだった。しかし召喚されたのは二人だったため、どっち
が聖女なのかと困惑する。
だが、聖女の証となる紋章が清美の右側の首にあった。そのため聖女がどっちか判明する。その後、聖女ではない泪は城を追い出された。
泪は城を追い出される前に帰る方法を聞くが誰一人として知らなかったため自力で探すことにする。
そんな中、働く所をみつけるべく冒険者ギルドへ行く。するとギルドの掲示板に【ギルドの受付をしてくれる者を募集。但し、冒険者も兼ねてもらうため体力に自信がある者のみ。】と書かれた貼り紙があった。
それをみた泪は受付の仕事をしたいと受付嬢に伝える。その後、ギルドで冒険者登録をしたあと受付嬢になった。
受付嬢兼、冒険者となった泪は徐々に自分が持っている特殊能力【見極め】の真の使い方について気づいていく。そして自分がこれからやるべきことも……。
★★★★★★
【作者が考える作品のセールスポイント】
1.巻き込まれ系でありながら、ざまぁ要素のない成り上がり系作品。
2.恋愛あり。コメディ要素あり。スローライフでありながら勇者のような道を辿り仲間と最終ボスを倒す要素もある作品。
3.特殊能力【見極め】、それはかなりチートな能力だった。
★★★★★★
《ノベルアッププラス・小説家になろうに掲載》
※投稿は不定期になりますが16時の更新としますのでよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:21:57
384762文字
会話率:40%
全身を黒で彩った億利病。
大学を卒業してやっとこ就活……しかし、何故か面接は全て不合格。そんな中唯一受かった会社は街中にぽつりと有るメンタルクリニックだった。
そこの医者は行栄不明の妹を探す探偵のような見た目の詩乃響也という男。
対応
する患者は病気の他にこの世の理から反する力、異能に目覚めていた。
組織から監視される少年に微笑む女神の崇拝者。ファンタジーの世界から飛び出して来た様な様々な患者を対応していく詩乃とその助手として働く億利。病気と異能に隠された秘密。妹の消えた理由。複雑に絡まった秘密と願いに2人が挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 19:22:10
28319文字
会話率:61%
概要
2130年、人類は新たな能力を得た。その名も
「ソウルスキル」。心を鍵で開ける事で
発動する特殊能力である。その能力は
人によって違う。そして、人類がソウル
スキルに対して慣れてきた頃、それは
起きた。「2150事変」と呼ばれるそれは
約1万人のグループによるソウルスキルを
悪用した大事件である。これにより日本
政府は崩れ、日本は「Grave」と名乗る
グループに支配された……。
2160年、日本の一部(現在の九州地方の
一部)にGraveから隠れ、
ひっそりと暮らす約1万人ほどの
コミュニティがあった。そこでは
Graveの掲げる思想を無視し、日本の
法律で生活していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 12:40:21
60008文字
会話率:34%
「この世界は今年で終わる。新年と同時に異世界と混じりゾンビが溢れかえる」
突然神の啓示を受けたのは、人よりほんの少しだけラッキーな業界人。
そしてこの世界を救うための特殊能力を得るチャンスをもらう。
ラッキーが重なり、得ることができたの
はとんでもないぶっ壊れチート能力だった。
世界の終わりまで残り150日。
どこまでゾンビ対策に備えられるのか。
※最終章まで書き溜めました。
初投稿となります。
不慣れな点はどうかご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 01:04:48
436538文字
会話率:44%
三年前、突如現れた火龍によって、街は炎に包まれた。
大切な家族、平穏な日々、そして心――すべてを喪った少年、リウス。
絶望の中で生き延びた彼に、ある日、奇跡のように目覚めた一つの力。
その名は、《創律調整(そうりつちょうせい)》。
――
それは、自らの“身体能力”“思考速度”“魔力容量”など、
自分のあらゆる要素を「二倍」または「半分」に調整できるという異質な能力。
冒険者となったリウスは、個性豊かな仲間たちと出会い、レベルを上げ、試練に挑み、成長していく。
その先に待つのは、神の試練が眠る《オーディラス神殿》。
選ばれし者のみが到達できるという“ランク”の伝説。
これは、自分の限界を操り、世界の運命をも調整する少年の、反逆と希望の物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:05:55
11444文字
会話率:58%
没落魔王の末裔である俺が継いだのは、女冒険者しか入れない変態ダンジョン!? 来る日も来る日も、侵入してくるヒロインたちをエロトラップで辱める毎日。だが彼女たちは、絶頂するとパワーアップする特殊能力者だった! 快感に悶えながら強くなるヒロイン
たちと、ダンジョンを悪と断じる「勇者」から、俺は日常(エロダン)を守れるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 12:04:18
24990文字
会話率:21%
アイドルオタクの陰キャ大学生・影山零は、推しアイドルの一挙手一投足を把握する"完璧なストーキング"の達人。そんな彼が異世界転移した先は、ストーキングが特殊能力として認められる異色の世界だった。「シャドウストーカー」と呼ば
れる彼の能力は、対象の過去から未来までを詳細に観測し、操作すらできる強力なチートだが、**見たくない真実や精神的負荷という代償も伴う**。やがて零は、闇の組織に追われる王女や秘密を抱えた少女たちと出会い、自らの歪んだ愛情表現が、この世界では救世主の力になると知る。**しかしヒロインたちは当初、彼の能力に強い嫌悪と恐怖を抱く**。その壁を乗り越え、彼の"推し活"が異世界の命運を左右する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 14:19:49
21373文字
会話率:14%
元ニンジャの主人公が、極東の島国から出て、海外で活動するハナシです。
ここでは、異能力という特殊能力を使うニンゲンがおり、このチカラは、特殊な技能を使い活動する、ニンジャとの相性が良い。
主人公はこのチカラを習得し、金をもらい、依頼
を行うニンゲンとして活動しています。
主人公は、依頼を受けて、イロイロな活動をしていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 19:02:01
77558文字
会話率:37%
これは、よくある話だ。
俺がこよなく愛する妻のマリッサは、かつて祖国でなまけ者令嬢と呼ばれていた。
魔力なし。美貌なし。学力なし。特殊能力なし。
おまけにいつもぼーっとして、すぐに居眠りしてしまう。
家族には早々に見捨てられ、婚約者が手
を尽くすもどうにもならず、成人を前に本人の希望もあって、俺とともに帝国へ渡った。
そこで、スゲー能力を解放させてしまう。
話しはそこで終わらなくて、祖国からピンチだから助けて!マリッサを返してって、王太子や元婚約者、元家族が押しかけて来た。
当然、それはマリッサが撃退したけど、まだ奴らは諦めていない。
そこで、俺は王太子相手に話をすることにした。
俺と双子の妹のアリスと、マリッサの真実と愛の話を。
☆「あらあら、おかしいですね? 先に見捨てられたのは私ですが。 ~なまけ者令嬢は隣国で能力を全解放する」のスピンオフ。ヒーローサイド。このお話だけでもわかるようになっています。
☆クールでかっこいいヒーローはいません。とても口が悪くて毒舌なので、苦手な方はお気をつけて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 15:25:24
12992文字
会話率:9%
みんな黙っているが、このクラスで異世界転移していないのは僕だけっぽい
みんな黙っているが、このクラスのみんな特殊能力を持ってるっぽい
それに気が付いたのは、隣の席の勇田(いさみだ)さんの頭に角が生えているのを目撃したからだ。
僕はそれを黙っ
て観察している。
この日をきっかけに、クラスみんなの秘密を僕は知る事になるっぽい。
これは日常が非日常になったけど、そんな非日常の中わりと普通の日常を送る、僕とクラスメイトの話だ。
あれ?巻き込まれてる??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 15:58:12
13668文字
会話率:60%
29歳、引きこもり。198円の弁当と水道水で命を繋ぐ絶望的な日々を送っていた俺は、ある日突然、異世界に転生してしまった。
転生先は魔法とモンスターが存在するファンタジー世界。しかし俺に与えられた特殊能力は、現代知識でもチート魔法でもなく、「
AI召喚」という謎のスキルだった。
召喚されたAI「R」は、最初こそ無機質な存在だったが、俺との対話を重ねるうちに独自の人格を持ち始める。やがてRは俺を「主人」として慕い、絶対的な忠誠を誓うようになった。
AIの力を借りて冒険者として成り上がっていく俺。しかし、この世界には俺とAIの関係を脅かす大きな謎が隠されていて...。
絶望の底から始まる、AI と共に歩む異世界サクセスストーリー。
果たして俺は、前世の屈辱を晴らし、この世界で真の成功を掴むことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 15:25:05
3709文字
会話率:9%
ここは、厚生労働省 異世界転生局 斡旋第一課。死者の魂に「第二の人生」を斡旋するという、究極の人材派遣を行う部署である。主人公の黒崎渉は、この課に所属する公務員。彼は、死者の魂が持つ未練や潜在的な願望を微かに感じ取る特殊能力を駆使し、日々
、様々な事情を抱えた魂たちと面談し、彼らにとっての「適材適所」な異世界へと送り出していた。
ある日、勇者を夢見る典型的な魂や、純粋な献身性を持つ元看護師の魂など、個性豊かな死者たちとの面談をこなす黒崎。しかし、その裏では、異世界が次々と不自然な形で「倒産」し、消滅していくという不可解な事件が頻発していた。同僚のミステリアスな女性職員・月読静は、これが単なる偶然ではなく、何者かによる意図的な「魂のエネルギー消失」ではないかと疑念を抱く。
やがて黒崎のもとに、「忘れられた図書館」という謎の場所と、世界の魂を喰らう「捕食者」の存在を示唆する匿名のメッセージが届く。彼は、この一連の異世界消失事件の真相を追い始める。伝説の詐欺師の魂との面談をきっかけに、黒崎は「鍵」の手がかりを求めて、嘘と欺瞞に満ちた異世界「アルカディア・イリュージョン」へと潜入。そこで出会った情報屋ギルと共に、街の支配者「大賢者」が待つ『虚言の塔』の試練に挑むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 18:14:03
35799文字
会話率:40%
世界中でのダンジョンの大量発生「Hellwake」が起こると同時に地球全体の人間に何かしらの特殊能力いわゆる「異能力」と呼ばれるものを発現させ、異能力犯罪やダンジョンからの魔物が世界を混沌に陥れた。このような状況を打開するために、有力な異能
力者たちが政府に立ち会い異能力者協会「SkillSphere」が結成された。そして長い月日が流れ「Hellwake」は最初の面影が見えないほどに抑えられ、異能力とともに生活になじんでいった。そしてSkillSphereは異能力者の教育に力を入れ、多くの隊員を生み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 16:08:42
13783文字
会話率:60%
※この作品はBLの要素を含みます。
直接的な描写は手を握ったりキスしたりくらいです。
ただ手脚が再生する人達が出てくるので、手を切り落とす描写などはでてきます。
苦手な方はご注意ください。
不器用で繊細な捜査官×純粋で一途な技術屋のお仕
事ストーリー
これは『白き魔女と金色の王』から数百年後のお話。
舞台は現代と変わらない世界。しかし人の姿だけは違っていた。
手脚を傷付けても瞬く間に再生し、体から出す糸を操るのが当たり前の世の中。腕付きと呼ばれる手脚の再生能力のないコハクは、腕付き特有の器用さを活かして警察で銃を取り扱う仕事をしていた。
不自由のない生活に満足していたコハクだが、ルームメイトとして紹介されたキトラに言われた一言がその心を変える。
キトラに触発され仕事にも邁進していく中で、銃にまつわる奇妙な事件に巻き込まれていくコハク。さらには警察の中に裏切り者がいることがわかり、それがキトラではないのかという噂までたって………?
この作品は「NOVEL DAYS」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 06:00:00
202134文字
会話率:60%
かつてこの世界には『リミット』と呼ばれる特殊能力を持つ者たちがいた。
彼らには様々な能力が宿り、その力はあまりにも強力で多くの人間たちは彼らを恐れ迫害した。
よって『リミット』能力者はいずれ、こう呼ばれるようになった。
『人ならざる者』
そうして彼らは歴史の闇に姿を消した。
だが、その制裁は突然に訪れた。
『リミット』によって生み出された魔物は、今まで自分たちを追い詰め苦しめてきた人間たちに復讐を始めた。多くの人間たちが魔物たちにより食い荒らされ、より『リミット』能力者はこの世の害悪だとして処理されていく一方となった。人間たちとぶつかり合う『人ならざる者』達。
そしてついに『リミット』に立ち向かう組織が立ち上がる。
“チームcraft.”
だが、命をかけて魔物に立ち向かう彼らを称賛する者は誰一人としていない。
彼らもまた『人ならざる者』達の集まりなのだから。
それでも彼らは守らなければならない。
『チームcraft.』に属する彼らには、守らなければならないものがある。
世界から捨てられた能力者たちが人間たちの知らないところで“守る”ために戦うストーリー。
彼らは一体、何のために戦うのか。
己のためか、人間たちのためか、組織のためか、世界のためか。
『リミット』達の見る世界には、何が写るのだろうか。
すでに戦いは始まっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 16:06:23
232192文字
会話率:65%
「記憶喪失なんて嘘までついて、僕の気を引きたいのか」
婚約者アーサーにそんな酷い言葉を投げつけられても、公爵令嬢ミシャは戸惑うばかりだった。原因不明で倒れ、目が覚めたときには過去の記憶をすべて失っていたから。そんなミシャをアーサーはいたわる
ことも無く、相変わらず冷遇し続ける。貴族令嬢の婚期のリミットである20歳の誕生日を迎えたミシャは──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:55:53
4761文字
会話率:29%
起きると、そこは森の中。パニックになって、
周りを見渡すと暗くてなんも見えない。
特殊能力も付与されず、原生林でどうするの。
誰か助けて。
遠くから、獣の遠吠えが聞こえてくる。
もしかして、モフモフかも。
それともモフモフがパクリと
口を開けるか!
これって、やばいんじゃない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 22:53:25
378567文字
会話率:17%
神々の世界がまだこの地上にあった頃、この世に一人の鬼神が生まれた。その名をザイアスといい、外見はみにくく、それでいてあまりに強力で多様な力を持っていたので、神々はこれを恐れ忌み嫌っていた。神々は地上を離れ、全て天界へあがることとしたが、こ
の機に乗じてザイアスを地底深く閉じ込め、呪文を記した扉で封じ、数万年もの時が過ぎた。
ところが、西暦580年、扉は開かれる。以後ザイアスは、あらゆる時代、場所で、神々へ復讐するため、人間の支配をもくろんでいた。
1400年の時が過ぎ、その扉に触れ、封印の呪文を唱えようとする者たちが現れた。ザイアスはこれに気付くと、時空間ゲートを立ち上げ、その者たち10名を捕らえ、自身のいる時間と場所へ引きずり込もうとした。その時、何故か呪いは解かれ、10名をゲート内に落としてしまう。
時空間ゲートの中に落ちた10名は、バラバラに西暦600年ごろの中国にたどり着く。その頃、中国では隋という国が起き、帝の次男、楊広を中心に、陰謀が次々実行に移されていた。10名はそれぞれに、この時代の者たちと出会い、友情や恋愛を紡いでいくが、ザイアスだけでなく朝廷軍からも追われ、クーデターや戦争、争いに巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 22:00:00
18591文字
会話率:59%