大学4年の杉原菜花(すぎはら・なのか)は、内定がもらえず半ば就職を諦めていた。そんな中、母方のいとこである吉良結翔(きら・ゆいと)からアルバイト話をもちかけられ、その話に飛びついた菜花は結翔が働いている会社へと足を運ぶが、真夏の日差しにやら
れ軽い熱中症になってしまう。倒れる寸前、恐ろしく顔立ちの整った顔が目に映り、そのまま気を失う。
ふと気付くとどこかの部屋で、菜花はソファに寝かされていた。そこは、菜花の目的地、アルバイトとして働く予定の会社だった。
駅近の雑居ビルの一室に構えるその会社の名前は、「S.P.Y.株式会社」。
エス、ピー、ワイ? スパイ……?
菜花に事の経緯と仕事内容を説明する結翔。二人を微笑ましそうに見つめるのは、まるで芸能人のように華やかで容姿の整った見目麗しい男性。倒れそうになった菜花を助けたのは、彼だった。
仕事内容を聞き、菜花は自分にできるのかと尻込みするが、あれよあれよという間に丸め込まれてしまう。
こうして、菜花は全く未知の世界へと踏み出すこととなった。
誤解を受けそうな社名。そこで取り扱っている仕事とは?
世知辛い現実に向き合いながらも刺激的な毎日。その中で、少しずつ菜花の中で何かが変わっていく──。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。(念のために記載しておきます)
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エブリスタでも公開しています。(九条睦月名義)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 17:41:09
110454文字
会話率:47%
道路の真ん中に黒い塊が落ちていて‥
最終更新:2023-06-19 12:07:06
687文字
会話率:0%
ゴールデンウィークも終わり、早くも夏を感じさせるような日差しが照り付ける季節。ごく普通の一般男子である、大森優大(おおもりゆうだい)は中学での二度目の体育祭を人並みに楽しみにしていた。
そんなある日、体育祭の役割分担を決めるなかで、彼はある
役割を任せられたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 23:13:57
9574文字
会話率:34%
時は八月の中頃、そこそこまじめで普通で平凡な中学生、星見夏紀は、ここ最近の夏休みの日々に、どこか言葉では言い表せないような、焦燥感や閉塞感といったものを感じていた。
夏紀はそれらを振り払うため、ギラギラと日差しが照りつけるなか一人散歩に出か
けたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 23:53:15
3321文字
会話率:13%
高校一年生の「妖木正也」は吸血鬼の末裔だ。日差しは苦手だし、血を飲まないと生きていけない。そして、血に飢えると狂暴になってしまう。吸血鬼である自分を嫌いになりかけていた正也だったが、同じ文芸部で官能小説好きの先輩「神野櫻」と過ごすことによっ
て何とか自尊心を保っていた。
しかしある日、自分と櫻を比べて卑屈になっていた正也は、血を飲むのを忘れて櫻に襲い掛かってしまう。これでこの関係も終わると思っていた正也だったが、意外にも櫻は正也を受け入れるのだった。
「秘密と秘密が掛け合わさる、血生臭いラブストーリー」週2話投稿(理想)で連載開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 18:00:00
111407文字
会話率:62%
うららかな春の日差しに包まれて
本作はカクヨム様にも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/my/works/16817330658197739834
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最終更新:2023-06-08 07:08:16
280文字
会話率:0%
黄道を刻む二十四の時の詩
小満の詩
光と温もりを受けて
大地の上にはたくさんの命が満ち満ちている
あの人の光が強く降り注ぎ始める
命の躍動を試すように
日差しは燃えるように熱く
空は荒れ
溢れるように雨が降り注ぐ
そんな季節がやってくる
そのすべてを楽しむように踊る彼女を
わたしはどこかで羨んでいる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 07:00:00
260文字
会話率:0%
フリードリヒ・ハラヘルム・タダノバカ先生のアナグラムを詩にしてみました。
最終更新:2023-05-07 07:00:00
444文字
会話率:0%
春です。
暖かいを通り越して、すでに熱い日差しの日もある今日この頃。
厚く言い訳と、堂々たるステマ的自作品宣伝と、新生活って経験値稼ぐのに良い切り替え場所だよ! 多分……と言うだけの怪文書。
最終更新:2023-04-21 23:16:39
1610文字
会話率:0%
日差しの温かな窓辺でアレスは今日も妻の髪を梳く。
それは五十年続いた毎日の習慣だった。
妻のセリアはゆっくり話し始める。
「あなたにどうしても言えなかった言葉があるの」
「わたしもですよ」
仲睦まじい夫婦がどうしても言えなかった言葉とは。
とある老夫婦の愛の物語。
架空の国を舞台にしたファンタジーです。
哀しさと切なさを含んだ物語となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 12:19:40
3048文字
会話率:58%
子供の僕は爺さんから思い出話を聞いた。
最終更新:2023-03-10 22:42:04
1408文字
会話率:8%
妻は、昔から体が弱い人だった。そんな彼女と、けれど少しずつ愛をはぐくみ、結婚して、彼女は妊娠した。
万が一のことを思うと手放しには喜べなくて、けれど僕との子の出生を心から待ち望む彼女との協議の末、僕たちは子どもを産む決断をした。
幸せな未来
が、待っているはずだった。
けれど僕の未来には何もなくて、絶望だけが訪れた。
故郷から逃げ、働きづめの日々を送った。
年に一度、彼女が消えたその日だけ、僕は故郷の海をさまよい歩いた。
夏の日差しが厳しい日も、嵐の日も、彼女が水平線の向こうからふらりと現れるなんて、そんなことを期待して。
彼女が消えてから三年目のその日。雨上がりの夜の砂浜に、僕は一人の幼子の姿を見つけた。星にむあって手を伸ばす、小さくも懸命に生きている、一人の少女の姿を。
これは、絶望に暮れる青年が、同じ孤独を抱えた少女と出会う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 12:25:28
5419文字
会話率:21%
昔々ある時あるところ、深い森と山に囲まれた自然豊かな小さな国がありました。
その国は色とりどりのたくさんの花が年中咲き乱れる、とても美しい国でした。
その王国の名前は『ローザタニア』。
そしてさまざまな花々に囲まれるようにそびえ立つ白い大き
なお城には、若くして国王となった聰明で清廉な青年のウィリアム国王陛下と、その妹で光り輝く宝石のように美しく可憐と評判のプリンセス、シャルロット様が住んでおりました。
さて今日もお城は穏やかに時が流れて行っております。どこからともなく優雅なピアノの旋律が奏でられ、木々にとまる小鳥は朗らかに囀り、ポカポカと暖かな午後の日差しは庭でお昼寝をしている猫に優しく降り注いでおりました。
そんな優雅な午後の昼下がりでしたが、何やらバタバタと一人の女性がお城の中を駆け回っております。白髪頭の髪を結い上げて帽子の中に詰め込み、眼鏡が曇るくらいの勢いで走り回り誰かを探している様子です。廊下ですれ違う人に会うたび何かを聞いておりましたが皆首を左右に振り、そのたびにその老女はがっくりと肩を落としておりました。
探し疲れた老女が壁に手をついて溜息をついていると、そこに真っ白な制服に身を包んだ一人の青年と出くわしました。ことの経緯を説明するとその青年は眉間に思いっきり皺を寄せ、腕組みをして大きな溜息をつきだしました。しかしふと何か思い出され、その老女に告げると老女は青年の手を握り感謝を述べてまたバタバタと走り出しました。青年はやれやれ…と息を大きく吐かれると老女の後を追って歩き出しました。
今日も大変賑やかなローザタニア王国―――…少し一緒に覗いてみましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 00:00:00
546530文字
会話率:72%
昨日のことのように思い出せる
最終更新:2022-10-31 23:58:57
3992文字
会話率:16%
「君がしたいことは全部俺が叶えてあげたいんだ」そう言ってくれる優しい婚約者、アイオルド。
遠くない未来に彼に嫁ぐ日がとても楽しみだった。
一年中真夏の日差しが降り注ぐ常夏の国。
生まれながら暑さに弱く、太陽から逃げるように王宮の北棟で
暮らしているアクアオーラにとって優しい婚約者はとても大切な存在だった。
彼も私を大事にしてくれて、嫁ぐ日が待ち遠しいほど。
しかしある出来事をきっかけに婚約に暗雲が立ち込めて……。
彼が私を大切にしてくれる理由は罪悪感から?
違うわ。
私を見る瞳にはいつも慈しみ愛おしむような温かな愛情しかなかった。
彼を諦めることなんてできない。
わがままだとしても、絶対に。
◆幼い頃からの婚約者同士が突然関係の危機に見舞われ改めてお互いしか見えてないことを認識する感じのお話です。
本編22話。
※アルファポリスでも投稿しています。
※なろう版は視点を少し遠ざけて書いてみようと練習していたものなので文体が少し違います。
※なろう版の方が淡々とした感じなのとアルファポリス版の方が後に書いたため推敲の結果エピソードの分割箇所が違ったり文章量が増えたりしていますが大まかなストーリーは変わりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 00:59:31
44114文字
会話率:23%
フラウギス宗主国クルッゥクス領一帯を修めるフォーサイス家当主の一人娘、エレノア=アルバニア=フォーサイス。
彼女の夢はいつか家を出て世界を回りそのことを書き留めた本を出すこと。
しかし父や母がそんなことを許すはずもなく、今日も彼女は父から買
い与えられた本を読み世界一周への思いを募らせるばかり。
そんな彼女に出来る唯一の抵抗はちょっとした家出。
今日も外の世界への溢れんばかりの好奇心を抑えきれなかった彼女は親には内緒で家を出た。
いつもの様に裏庭の奥の森を探索していたら、突如彼女の頭の中に不思議な声が響く。
頭の中の声に導かれるまま森を進んで行った彼女が見たものは絶滅したはずの龍《ドラゴン》の卵であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 21:36:33
163995文字
会話率:36%
婚約相手のいない婚約式。
通常であれば、この上なく惨めであろうその場所に、辺境伯令嬢ルナシェは、美しいベールをなびかせて、毅然とした姿で立っていた。
ベールから、こぼれ落ちるような髪は白銀にも見えるプラチナブロンドが、日差しに輝い
て神々しい。
さすがは、白薔薇姫との呼び名高い辺境伯令嬢だという周囲の感嘆。
けれど、ルナシェの内心は、実はそれどころではなかった。
(まさかのやり直し……?)
先ほど確かに、ルナシェは断頭台に露と消えたのだ。しかし、この場所は確かに、あの日経験した、たった一人の婚約式だった。
ルナシェは、人生を変えるため、婚約式に現れなかった婚約者に、婚約破棄を告げるめ、激戦の地へと足を向けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 07:58:28
107104文字
会話率:36%
ドサ回りの歌手を横目に通り過ぎたのは、音楽一族の高校生『増田雄大』だった。雄大はマネージャーの『安田正樹』に呼び止められ、歌手『高田友香里』の感想を求められる。しかし音楽に厳しい雄大は、絶対音感に照らして音痴の烙印を押す。
公園の隣にあ
るアパートに引っ越してきた雄大は、そこで偶然にも友香里と再会するが、その時はお互いに初対面だと思っている。それ程記憶に残る女ではなかったし、雄大にとって今重要なのはピアノだった。
そのアパートは、芸大生が心置きなく音楽に打ち込むことが出来る所だったのだ。一族全員が芸大卒の雄大は、高校生でありながらそこでピアノの練習に打ち込むはずだった。
隣の部屋に住む友香里は、芸大生の姉『有加里』の遺志を継ぐ高校生の歌手だった。彼女もまた『声楽』で音楽を愛する、アパートの住人だったのだ。
友香里は音痴の烙印を押されたことを少しだけ根に持ち、雄大に作詞作曲の勝負を持ち込む。雄大は相手が誰だろうと絶対の自信を持っていたが、作詞だけは苦手だった。雄大はピアノも弾けない音痴の歌手である友香里を相手にしていなかったが、その作詞ノートを見て、友香里を音楽の同志と認める。
その後二人はお互いの音楽をより高める為の努力をする一方、その方向性の違いにも気が付き始める。心を寄せる二人だったが、決定的な違いに友香里は怒り、半狂乱で雄大を叱責する。雄大も良かれと思ってしたことを完全に否定されて激怒する。
それでも人間として、隣人として、音楽を愛する者として友香里は雄大の芸大合格を願う。雄大は自信を持って友香里に答える。必ず合格して帰って来ると。友香里はその言葉を信じ、窓辺で作詞をしながら帰りを待っている。
雄大が見た掲示板に、受験番号は載っていなかった。雄大が力を落としている所に、師匠『斉藤秀雄』が笑いながらやって来る。そこで雄大が指示されたことは、ウィーンへの留学だった。雄大はその場で現金を渡されて、ウィーンへ旅立つ。その後姿を、斉藤は薄笑いを浮かべて見送っていた。
一方アパートで雄大の帰りを待っていた友香里は、午後の日差しを浴びて居眠りをする。その間に雄大の部屋からピアノが運ばれて行くが、気が付かない。
友香里の手から『幸運の赤い鉛筆』が、ゆっくりと落ちて行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 11:00:00
116936文字
会話率:52%
やあ、今日も暑いねぇ。
冷たい水を汲んできたから、遠慮せずに飲みなよ。蝉時雨がうるさくて静かなこんな日は、本家の庭で散々に叱られていたことを思い出す。
日差しの底、半泣きで捨ておかれた僕に、きみは無言で麦湯を出してくれたっけ。手
に取るまで頑固にお盆を差し出したままでさ。
涙のせいじゃなく、なんとなく世界が輝いて見えていたあのころは、純粋に正義だとか使命だとか誇りだとかを信じていた。
きみと出会ったころ、僕は青くさい餓鬼だったよね。でも、一番しあわせだったのかもしれない。なにも知らなかったあの頃が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 14:06:34
62845文字
会話率:32%
目を覚ますとそこには強烈な日差しを放つ太陽と、乾いた風が吹いた。
辺りには一面の砂漠。
俺は何故こんなところにいるんだ?
ここはどこなんだ?
記憶を失ってしまった俺は救いを求めて周囲を見渡すとそこには女神を名乗る美女。
「貴方の力が必要な
の! ハーヴィ。お願い。助けて!」
女神ジェシカは砂漠の世界を旅するために、俺を転生させたと言う。
そして、俺の体には絶大な加護を付与した。
記憶を失った俺は、女神の言うままに護衛として砂の世界を旅することとなった。
しかし、俺の直感が囁く。
この女神は何かを隠している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 22:00:00
195300文字
会話率:25%
日中の雑感を書いてみました
最終更新:2022-09-20 10:01:43
266文字
会話率:0%
月曜日の朝からの雑感を書いてみました
最終更新:2022-09-05 09:31:07
240文字
会話率:0%
暑さが一段落した日について
最終更新:2022-08-04 12:08:00
305文字
会話率:0%
「ねぇ、イザナ。今日はどこに行こうか───」
この島は、ひどくのどかだ。
今日みたいな夏の日には日差しが強くて、少し辛いこともあるけれど、至って平和な島。
だけど、そんな静寂を破るような大ニュース───島に人魚が流れ着いた、という噂が流れる
。
僕は好奇心旺盛な高校生(自称)、イザナと共にその真実を確かめにいくが───。
カクヨムにも載っけてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 22:54:26
5052文字
会話率:45%