《注意》残酷な描写はありませんが、メインキャラの一部に欠損表現が含まれます。そうした表現を不快に思われる方は、ご注意ください。
☆ ☆ ☆ ☆
大賢者による「月へのゲート」を開く試みは、賢者本人や王を巻き込む大惨事を
引き起こした。それから十年。国力の衰えた城塞都市国家シュタークが隣国との戦争を回避するために、王の孫娘リルム王女は、隣国との間で契約を交わす。それは、どちらの国が先に月の石を持ち帰るかで勝負するというものだった。
リルム王女は賢者の孫のカイトを王立魔法省に招きいれ、彼の転移魔法の力を借りて月へ行く方法を模索するのだった。
「どうやって?」
「行くのよ。転移魔法でね」
「転移って……いったい月までどれだけの距離が……」
「知らないわ。まずは、そこからよね」
この世界の魔法は決して万能と言うわけではない。あくまで、この世界の理(ことわり)の中にある。たとえ転移魔法を使っても、そう易々と月へ行くことなどできない。しかし、国を守りたいと願う王女の決意は固かった。
実験により、月に空気がないことを突き止め、測量により月までの距離を割り出す。魔法と科学を駆使して、宇宙や自然の法則への理解を深め、遥か彼方の月を目指す。
そんな魔法と科学が共存する世界を舞台に、少年と少女の月を目指す挑戦が、いま始まる。
毎週金曜日18時更新予定。
短縮名「#まほつき」で応援してくださると作者が小躍りしながら泣いて喜びます。どうぞよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 18:00:00
23362文字
会話率:40%
20xx年、日本の経済力が危ぶまれていた頃、技術革新によって国力復帰をしようとした政府は、あらゆる分野の科学者研究者たちを支援・援助の予算案を提出。第5次産業革命を起こす政策
”イノベーター計画”
を
実行。数年後、徐々にその効果が現れ始め、日本の技術・科学力は少しずつ発展していった
しかし一方で、科学者やその関係事業と一般的な企業との貧富の差が社会問題となり、産業スパイ問題や科学者同士の対立が目立ち始めていた
そんな中、発展した技術力で治安維持をしようとする者たち”ヒーロー”が台頭し始める
技術力を悪用し犯罪に走るもの、違法に取引をする者たちへの抑止力としてヒーローの存在が認められた頃、総合科学技術研究所が崩壊してしまう事件が起きてしまう。多数の犠牲者を出した事件には幼い双子の男の子たちが巻き込まれていた…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 21:21:31
3343文字
会話率:40%
「日本がもし満洲の油田を発見していたら」。
このIFは、架空戦記小説や歴史改変小説において日本の国力を史実以上にするために使われるテーマの一つであろう。
戦後、確かに中国東北部では大慶油田、遼河油田、扶余油田群が発見され、山東省では勝
利油田が見つかっている。
しかし一方で、そこに資源があることと、その資源を利用出来ることとの間には隔たりが存在するのもまた事実である。
「満蒙は日本の生命線」と言われた満洲は、本当に日本の国力を支えうるだけの資源を持っていたのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 12:00:00
4234文字
会話率:0%
大陸でも有数の国力を誇るゲルーダ帝国。
その国を統べる皇帝は、民に重税を課し、逆らう者はギロチンに処し、他国を侵略しては自国と同じように民を苦しめ、血を流させる、絵に描いたような外道だった。
国の内外に及ぶゲルーダ帝国の横暴に対し、大陸諸国
は立ち上がろうとするも、皇帝が放った間者の工作によって同盟は遅々として進まなかった。
そんな状況を見かねて動いたのが、聖女メリアだった。
皇帝が、人命救済を使命とする聖女を取り込むことで、己が非道を正当化しようと画策していることを知ったメリアは、あえて取り込まれたフリをすることで皇帝に近づき、隠し持っていたナイフで刺し殺した。
当然メリアも無事で済むわけがなく、捕縛され、一週間後にギロチンに処されることが決定された。
大罪人用の牢部屋に囚われた、メリア。
その牢番についたのは、表では不良兵士として、裏では帝国の非道に抗うレジスタンスの一員として知られている、グランという名の青年兵士だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 14:33:47
40037文字
会話率:39%
ドラゴンと魔法の存在する世界。小国の王族のシトロンは、ドラゴンとの共存を目指す大国カレンシアの姫・レウカと運命の出会いを果たす。そしてその出会いに導かれ、世界を創造し長い間宇宙を導いてきた五柱の創世竜のトップである銀河の女王・ガラクテアを
名乗る幼女が地上に顕現した。
他の創造竜に力を奪われ追放されて、クソ雑魚ぽんこつドラゴンとなったガラクテア。彼女は特別な血をひく二人の絆を媒介にしてなんとか地上に留まっている。そのため二人には『ずっと近くにいて』『もっと仲良くなって』『妾の力を取り戻す手伝いをしろ』と命令する。
近年多くのドラゴンが暴走を始め人間を襲う事件が増えていること、帝国の竜狩りが激化の一途をたどっていること、カレンシアの国力が年々落ちていることを鑑み、レウカはガラクテアと血の契約を交わして互いに互いの願いを叶えるため尽力すると誓う。
手始めにレウカはシトロンをカレンシアに連れて帰りドラゴン調査隊を結成。世界各国からメンバーを募る。カレンシアとの同盟を結びたい各国の王族は、レウカと似た年齢の姫や王子を派遣する。
お気楽お調子者でノリが全てのシトロンと、生真面目で気負いやすい気高い姫のレウカ、尊大で学習しない一級フラグ建築士のガラクテア。
様々な思惑で集まった調査隊のメンバーと一緒に、基本的に面白おかしく、時に悲しく寂しい思いを抱きながら、人とドラゴンを巡る事件と世界に向き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 20:00:00
589143文字
会話率:58%
22世紀。
車は空を飛んでいるか? → ごく一部では、Yes。
人々は体にチップを入れ、デバイス化しているか? → ごく一部を除き、No。
テクノロジーの発展と人間の許容に格差が生まれ、先進国であればあるほど自然への回帰傾向が強い時代と
なっている。
各国の自然が「世界資源遺産」となり、木製品のような自然の恵みへの憧れが強く、手仕事が再評価される時代だ。
ジェンダーは、どうだろう?
多様化の波はますます世界に広がり、それにまつわる犯罪や不正も増加した。
その結果、今や多くの国ではジェンダーの確定と公開を余儀なくされている。
所属によってはセクシュアリティ(SOGI)の身分証明示を義務付ける国も多い。
南半球に位置するゼィロビークは、南アメリカ大陸の共同体国家。各国の文化・言語を維持しつつも、経済的・法秩序的に統一し、大統領制を敷く。
その統一初期には、統一の立役者となったヴィクトワール家を象徴王家に戴いていた。
フランス出身のルイ・ヴィクトワールは全土に熱狂的な支持者が存在した。そのためか、当人がそう望んでいたわけではないのに王にと担がれ、半ば強制的な戴冠となったのだ。
だが、その経緯はごく一部の者しか知らない。
ゼィロビークでは各地の言語がそのまま話されているが、官公庁の公用語はフランス語にポルトガル語が混在する「ポルト・フランセーズ」である。
現大統領は、国祖ルイの孫であり王太子であったゴードン・アルード・ヴィクトワールだ。
彼はかつて自ら象徴王家の廃止を訴え、大統領選に出馬し、見事当選を果たしたのだ。当選後は国力が増大し、今や先進国入りを果たしていることもあって、絶大な支持を得ている。
しかしその私生活は不幸だ。
バイセクシュアルのゴードンには悲しく苦い過去があり、現在は不遇の結婚生活を送っている。
一方、冷淡さと頭の良さで有名な美貌の青年、エドワード・カオル・カガは、ゼィロビーク空軍所属の情報士官、少尉である。孤独なこの青年の過去は、深い謎に包まれている。
この物語は、22世紀という、そう遠くではない未来を生きる、ゴードンとエドワードという二人の男の運命を描いて行く。
※この作品はPixivに掲載中のものを推敲した加筆修正版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 13:15:25
26978文字
会話率:27%
男女平等の世の中を目指して代理出産機『ビッグマザー』と、国力強化のため乳児の段階でDNAを解析して将来性を計測する人種改良奨励機『ビッグファーザー』が導入されている近未来の日本を舞台にしたした双子の姉妹の話。
最終更新:2022-06-03 07:07:04
92017文字
会話率:41%
幾つかの国が統治する世界アヴァンラムール。
その国の1つグリザイア・ロズヴァール王が統治する国ロズヴァール王国は資源が豊富で国力豊か。
しかし、草木や作物土壌を腐らせる魔障が発生する。そしてその魔障からは黒き魔物が家畜を遅いやがては人を襲う
。
人々は魔障を沈静化させる方法を見つけたが、その魔障を生み出す魔王と、その配下である魔将を排除するのは4人の勇者。あなたは勇者もしくは勇者の仲間となり、冒険をしながら様々な人々と出会って愛を育み、その力で魔王を討つ物語。
と知ったのは子爵令嬢ながらも容姿や才能はごく平均的なマリベル・ライフェイザは、12歳にて貴族が全員授かるギフトを得た夜。とその昼に出会い心を全て埋め尽くされた白の勇者に一目惚れ。
国や父の高レベルの鑑定でも不明だったマリベルは、国から父からそして兄弟からも邪魔者扱いされる。
そんな時入ってきた魔障の発生、それを鎮めるため兄フォクス率いる騎士団に同行するマリベル。護衛役として冒険者のナディアとマリベルは騎士団とはぐれてしまう。
騎士団を掻い潜ってやってくる魔物はマリベルを襲う。
だが、マリベルはそんな魔物を討伐。
父親と兄姉の思惑を知ったマリベル。
マリベルのギフトが、真の意味を発揮し、貴族の地位を捨ててまで白の勇者と添い遂げると誓い、マリベルはギフトを駆使し白の勇者アイリスの心を射止める旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 21:35:04
107022文字
会話率:46%
ドボック国・サンクリス村を襲った惨劇。村長エルティースの長女・ソウラの結婚式当日。婿クリフソーの手引きで兵達が村を強襲、村人達を皆殺しにしたのだ。
村でただ一人の生き残り、精霊使いのルーラは、自由商人ザン・ベルダネウスに助けられる。村人
達の敵を取りたい彼女だが、国はう五課内。実は村の地下には古代魔導文明の遺跡・魔導巨兵の工房があり、兵達は国力増強のためそれを手に入れようとしたのだ。
国はむしろ兵達の味方。彼らがあてに出来ないと知ったルーラは、精霊使いの武器「精霊の槍」を手に入れ、自らの手で村人達の仇を討つことを決意。サンクリス村へと戻る。
果たして彼女は両親の、姉の、村人達の仇を討てるのか‼
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 08:00:00
154138文字
会話率:42%
この作品は『カクヨム』にても掲載しています。
神が人に与える恩恵であり、運命である〈スキル〉。それは15歳になった青年に神殿にて与えられ、それは、この世界で最も重要と言っても過言では無い。
大陸東部随一の国力を誇る《ベータロッド王国》の
王子アルトは、15歳の誕生日であるこの日、
「さっきから、神殿に行け行けと…五月蠅いぞ。俺は今、眠いのだ…」
※暴力・性描写が出てくる可能性があります。(戦闘シーン等)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 00:00:00
2292文字
会話率:41%
世界に犇めき合う国々が争う大戦争時代。人々は覇者たる帝国が開発し売り捌く魔導兵器とそれを用いて悪事を働く者共により、生活が脅かされていた。だが帝国は自身の慢心により見事討ち倒され、滅亡した。
後釜に座ったのは帝国から奪った魔導工学文明に
よる人類の発展と、圧倒的工業力により一代限りの栄華を窮めたプロセラム王国。
有り余る国力を蹂躙ではなく開拓と進化へと回し、等しく機会ある世界を目指した女王。彼女こそ大戦争時代に終止符を打ち、数々の救世を行った『平和の体現者』。
だが何者かにより女王は暗殺されてしまい、二代目の王は決まらず醜い権力争いが勃発。それに加えて、崩御の判明と同時期に未曾有の化け物達が世界各地より溢れ出した。
人は呑まれ、建屋は瓦礫へ。奇跡にも助かった生存者も、死期が近いか遠いかの違いしかなかった。
国土は元の荒れ果てた土地ばかりで、広がった文明も容易く喰らい尽くされた。一代で築き上げられたまほろばの栄華は、須く『女王』に宿った"無念"により、儚く散るのだった…
と、後世には斯く伝えられているが…真実は物語の中で貴方が見届けるといい。私は、いつでもCaffeで待っているから。それでは、楽しんでくれたまえ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 23:52:26
18614文字
会話率:50%
国々が覇権を巡り争う戦国時代。
貴族を貴族たらしめる力『魔法』、昨今の戦は個人の大火力による殲滅戦と魔術師同士の決戦が主流だった。
強力な魔術師の数がそのまま国力ともいえるような世界。
そんな中、戦闘魔術の名門ファウスト家の次男として生を受
けた主人公 レイ・ファウスト。
だが彼は魔術の才能がなかった。
魔術が使えない者は貴族ではいられない。
放逐された主人公は何とか家に帰りたいがために、
才無きものが魔術を使うための研究を始める。
これは一人の青年のホームシックが世界を巻き込み歴史を動かす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 12:18:45
813文字
会話率:4%
周囲からバカにされ続けながらも、部下のゴブリンたちと共に国を守ってきた四天王のエレズ。しかしその功績は認められず、エレズは唯一の理解者であった魔王の娘、ラティーナと一緒に国を追放されてしまう。
そんなエレズは、新天地で新しい国家を建国する
こととなった。それに協力してくれるのは、エレズを慕ってついてきたゴブリンたちだ。
ラティーナは女魔王様になり、エレズはその補佐官の『何でも大臣』に任命される。国土拡大。大国との交易。同盟。凶悪な国家との戦争。ほぼゼロからの建国は、やることが盛りだくさん。それでも、新しくできた居場所を守るため、エレズは奔走する。
一方の古巣は、人口の九割を占めていたゴブリンがいなくなり、国力がガタ落ち。その挙げ句、他国に攻められて滅びを迎えようとしていた。
残された者たちはそれをエレズのせいだと感じ、彼に対する恨みを募らせるのだが……。
これは、頑張っても報われなかった青年が、自分の実力を評価してもらえる人たちのもとで幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 12:34:53
103893文字
会話率:45%
レナードの尽力によって、王国は国力を取り戻しつつあった。しかし、まだまだ問題は多く、レジーナは頭を浮かない様子。さらには、新たな問題が発生してーーー?
最終更新:2021-12-12 03:07:38
3696文字
会話率:48%
北の大国と呼ばれた帝国は度重なる戦争を貧弱な国力で何とか耐え抜き、最終的には主要な戦勝国となった。しかし、長く続いた戦争により帝国は疲弊し、崩壊寸前という状態になってしまった。
そこにある1人の青年が現れたことで帝国は変わる。もちろん、
良い方向へと。
帝国は不死鳥の如く力を取り戻し、かつての旧領を奪還し、やがて世界帝国を築く。
これは瀕死の帝国が再び立ち上がる様子を描いた物語である。
※イメージは第一次世界大戦を生き残ったロシア帝国です。動きはソ連に近くなる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 18:03:15
6225文字
会話率:23%
かつては覇王フェンリルのもと、オスタリア大陸最強を誇っていたシャルナーク王国。
いつしか衰退し、現在は小国と呼ばれるまでに落ちぶれてしまった。
経理部でごく普通のサラリーマンをしていた石田勇作は、なぜかチート能力持ちの勇者に転生する。
「我
がシャルナークを強国にしてほしいのだ」
国王に乞われ内務長官に就任するも・・・隣国は約3倍の国力を持つサミュエル連邦。
仲間たちと共に、ある時は政治家として政策を立案し、またある時は智将として戦場を駆け巡る。
愛する妻ナルディアと共に権謀術数が渦巻く戦乱の世をどう生き抜くのか。目指せ大陸統一!!
後に「紅鉄宰相」と呼ばれるジーク(石田勇作)の異世界英雄譚がここに始まる。
※カクヨム、アルファポリス、ツギクルにおいても掲載中です。
ぜひ、お気軽に評価・ご感想をお寄せください。
※タイトル変更しました(旧:勇者は政治家になりました)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 07:25:21
296509文字
会話率:56%
時に西暦1941年、緊張状態であった英米との和睦に成功した日本は史実とは違う歴史を歩み始める。欧米の先進技術を輸入しなんとか国力を高めていく最中、太平洋上にて異変が起こる。そして現れた国籍不明の艦艇と謎の構造物。
日米に緊張が走る中、太平洋
、そして異世界にて新たな戦乱が呼び起こされようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 20:36:13
178159文字
会話率:52%
大陸に覇を唱えた超大国バルドホルス王国。
西にカイゼル帝国を、東にプレジデン共和国を抱えながら、その国土を広げていった。
王国が国土を広げられたの理由はただ一つ、人に恵まれた、と言う事だった。
世界最強の軍団長を、最高叡智の宰相を、常勝不
敗の軍師を、市場を支配する金融大臣を、無から有を作り出す技術長官を、永久を生きる魔女を、擁していた。
人の力の前に、二国は領土を奪われ、王国は繁栄を続けていった。
しかし、大陸統一を目前に国王が病に倒れ、崩御した。
王国は王位を巡って内乱が起こり、国力を著しく損なった。
そして、新たな王となった者は、自身の子飼いの者を要職に就け、
先代国王の配下を疎んじた。
結果として、かつての栄華を誇った王国から、黄金の人材が流出した。
一人、また一人と国を離れていき、遂には世界最強の軍団長も王国を離れることになった。
だが、世界最強の軍団長に行き場はなかった。
帝国も共和国も軍団長に殺された者が多すぎた。
そのままでは、国を出ることは出来ない。
魔女はそんな軍団長に魔法をかけた。
軍団長になる前の青年になる前、15歳の頃まで若返らせた。
若返った軍団長がなったもの、それは冒険者。
国を追われ、過去すらなくした男がもう一度自身の手で歴史を作る。
新たな冒険の始まりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 20:28:24
20466文字
会話率:39%
帝国宰相の四男として生まれたキーボ・ケイリーブは、無能と判断され帝国を追い出される。その原因は謎スキル【簿記】。誰も知らず、誰も聞いたことがないスキルだった。スキルは10歳までに自然と使えるようになるものだが、キーボは全く扱えずに無能と言わ
れ続け、実力至上主義の帝国貴族のメンツを汚す存在とみなされ追放されてしまう。そのまま南を目指すことになるのだが、旅の中で【簿記】の力の使い方に気づいてから順調に成長し、やがて国を築いて大きくしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 10:24:42
2895文字
会話率:52%
ベルタの嫁入りが決まった。国王のもとへ、二番目の妃として。
血統至上主義の現王室は数世代に渡る血族結婚を繰り返し、その血脈を痩せ細らせていた。血筋のみを重要視した悪政が続き、国力は低下するばかり。
斜陽にある王家が取った苦肉の
策は、これまで被支配階級であった辺境の民族から妻を娶り、国内勢力と融和すること。白羽の矢が立てられたのが、辺境領主の中では最大派閥と噂されるカシャの嫡女ベルタだった。
夫に愛されるわけもなく、正妃とは政治的に対立することを余儀なくされるハードモードな新婚生活。ベルタは受難の予想される日々を耐え抜いて、役目を終えた妃として市井に下賜される日を待ちわびることにした。
しかし、ベルタの結婚当初の計画は、すべての関係各所にとって予想外の事態によって潰えてしまう。
ベルタは嫁いで早々の三夜の儀式で、国王の子を身ごもってしまったのだった。
(書籍)
※『王妃ベルタの肖像』(富士見L文庫)1巻~2巻
※コミカライズ作品『うっかり陛下の子を妊娠してしまいました~王妃ベルタの肖像~』(スクウェア・エニックス)1巻
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 20:00:00
362585文字
会話率:34%