世界人口の約10分の1が魔法と呼ばれる力を使えるようになった現代、魔法を使える者はそれぞれ固有の能力を有し、『能力者』と呼ばれるようになった。
そんな能力者を教育・育成するために作られたのが国立XQ学園。
能力者である通 影道(とおる かげ
みち)は今年からXQ学園の生徒となった。
そんな能力者学校で、初めての能力者同士の戦いや魔法を学ぶ授業を経験することとなる。
魔法を交えた高校生活、影道の軌跡を描く物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 23:38:50
64611文字
会話率:40%
葛城風は、ブラック企業で心身ともに壊し退職するが、婚約者との同棲もうまくいかず婚約を解消する。
住む場を失った風に、祖父が同居を提案する。
かくて100歳の祖父と二人暮らしが始まった。
一見穏やかに見えるが、そうでもない日々。
最終更新:2024-11-15 23:32:10
60010文字
会話率:45%
江戸、両国界隈で商いをする者たち。今宵は庚申講で寄り合いがある。
乾物屋の跡継ぎの紀一郎は、同席者に高麗物屋の長子・伊織がいることを苦々しく思う。
伊織には不可思議な噂と、ある二つ名があった。
最終更新:2019-11-30 22:14:50
12546文字
会話率:26%
皇帝が死んだ。
病死と発表されたが、暗殺ではないかと人々は噂をする。
暴君、愚帝として知られた人物であったためだ。
いずれにしろ民衆は喜んだ。
吟遊詩人のマールは新皇帝に招かれ、宮仕えに任命される。
そして、その輝かしい軌跡を歌にしろと命
じられる。
前皇帝を暗殺したともっぱらの噂の新皇帝。
マールは関係者にあって話をするたびに、新皇帝の素顔がわからなくなる。
そして、世間がウワサする暗殺説に興味を抱く――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-15 23:00:00
37501文字
会話率:38%
高校1年生の寮生は、新しい生活を始めた田舎町で、日常にどこか物足りなさを感じていた。ある日、友人たちと訪れた古い病院跡で、寮のスマートフォンに不思議なメッセージが届く。それは、シャミィという少女からの、スピリチュアルな世界への誘いだった。
翌日、再び友人たちと病院跡を探索していた寮は、シャミィからのメッセージを受け取りました。導きを受け、寮は目に見えない存在を感じ取り、友人たちを利用します。その体験を通じて、寮は自分の内に眠る特別な力を実感し、新しい世界への扉が開かれたことを。
日常の経験に、寮は期待と不安を抱きながらも、前を向いて歩み出す。シャミィと共に、自分の力を育て、未知なる冒険と自己の成長に向かって進んでいくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:20:07
529243文字
会話率:31%
人間関係に疲れて仕事を辞めた俺は、VRMMORPG「アナザーワールド・オンライン」に没頭していた。自由度の高いこのゲームで、かつての憧れであった料理人の職業を選んだものの、気づけばゲーム内でも負け組に。非戦闘職であり、戦闘に役立つ武器や防
具を作れる生産職でもない料理人は、このゲームで主人公になれるような職業ではなかったのだ。
そんなある日、フレンドに誘われ、主に料理係としてレベル上げに参加していた俺は、ランダムに出現するネームドモンスター「猛き猪」と遭遇してしまう。まともに戦うには3パーティ18人が必要と言われる強敵・猛き猪に対し、俺たちはたったの6人。絶望的な状況の中、肝心のアタッカー3人は早々に強制ログアウトで逃げ出し、残されたのは熊型獣人のタンク役クマサンとヒーラーのミコトさん、そして料理人の俺だけ。
クマサンとミコトさんは俺に逃げるよう促すが、フレンドを見捨てることなんて俺にはできなかった。死を覚悟し、俺はダメ元で猛き猪に包丁を振り下ろす。どうせ勝てないのなら、せめて料理人として包丁で戦って死ぬつもりだった。ところが、本来は食材にしか使えないはずの料理スキルが、なぜか猛き猪相手に通用した。おまけに、与えるダメージは並のアタッカーを遥かに上回っていたのだ。
そこから、負け組だった俺の新たな日々が始まった。猛き猪との戦いを終えた俺は、クマサンとミコトさんと共にギルドを結成することに。そして、ある出来事をきっかけに、俺は現実のクマサンと出会い、その秘密を知る。クマサンの正体を知ったことを契機に、俺はクマサンとミコトさんと共にVチューバーを始めることになったのだ。
リアルでは無職、ゲームでは負け組職業だった俺が、リアルでもゲームでも奇跡を起こしていく――これはそんな物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:14:05
338832文字
会話率:33%
「アリシア・ファーマン侯爵令嬢!貴様と婚約を破棄する!!」
ピンクブロンドにピンク色の瞳。胸が強調されたドレスを身に纏った男爵令嬢の肩を抱き締めながら、我が異母弟はそんなセリフを言ってのけた。
そのセリフは彼女から何度も聞かされていた言葉。
名指しされた彼女はビクリと体を震わせながら、断罪の時を待っている。
「良く言った愚弟!その言葉に二言はないな!!」
私は彼女を庇うように前に立ち、この愚かな異母弟に今の立場をわからせる為、動きだす。
10年前、彼女曰くモブ王女だった私は悪役令嬢(予定)と友人になり、彼女自身やこの国で起こり得る予言のようなものを教えてもらった。
最初は視察中に命を落とすと言われた父の話、次は国中に流行病が広がる話、彼女の言葉通りに世界は周りーーーー
これはモブ王女と呼ばれた私と悪役令嬢アリシア・ファーマンの10年の軌跡
カクヨム様・アルファポリス様にも同じ話を投稿中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:07:57
779784文字
会話率:53%
六十年ほど前、神奈川県三浦半島沖に一つの大きな島が出現した。
その島はやがてダンジョン・ハイスクール・アイランドと呼ばれるようになり、ダンジョン攻略を目指す若者たちが集い、学び、青春を謳歌する場となった。
その島に向かう今年の新入生、貴石
ダイヤ。見た目が幼く柔和な笑みを絶やさないその少年は、最弱と呼ばれる職業『精霊使い』であるにも関わらず、世界最難関のダンジョン踏破とハーレムの夢を抱いていた。
少年が島に足を踏み入れた時、奇跡の物語が幕を開ける。
「僕のハーレムに入りませんか?」
ーーーーーーーー
明るい先輩、ちょろいん同級生、TS狙いの親友、人化した精霊などがメインヒロインの予定です。また、主人公は最序盤だけ強く、最強ではありませんので、頑張って戦ってもらいます。
それとかなり後になりますが、ハーレムでにゃんにゃんさせる展開にする予定ですので、苦手な方はスルー推奨です。
カクヨムにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:01:10
666349文字
会話率:53%
ある日一つの星が終わりを迎える。全ての文明、命、暖かさ、その全てが、終わる。
だが、生きた証を一つのチップに込めて、宇宙へ離す。
誰かに生きていた、戦い抜いた事を、知ってもらうために。
そして、時は進み、はるか先の星の青年・明 有矢(あか
り ゆうや)に拾われる。
時間も、場所も遠く離れた世界で生まれる奇跡が、星の命運を変える、サイエンスファンタジー!
終わりから始まる物語!
君は星の衝撃に耐えられるか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:00:09
7046文字
会話率:39%
昔まだ人が、刀や、鉄砲で戦っていた時代に、稀代の天才、神が生んだ奇跡、と呼ばれる程の知識 本間屋猿田という男がいた。その男の、最大の戦を描く物語である!!
猿田はアホである!!
最終更新:2024-11-10 23:26:16
2366文字
会話率:0%
断崖大陸アーマンに浮かぶ天空島のひとつであるヴァーミア天領にひとりの少年がいた。
少年の名はルッタ・レゾン。
彼は『この世界のものではない記憶を持つ』という特異性を有してはいたが、地位も名誉もない、魔力も一般人並みにしかないただの子供
であった。けれどもハンタークラン『風の機師団』のメンバーのひとりであるリリ・テスタメント、そしてアーマーダイバーと呼ばれるロボットの量産機である『ブルーバレット』と出会うことで彼の運命は変わっていく。
敵対するのは悪徳ハンターの専用機や敵軍のエース機、アーマーダイバーのオリジナルたるオリジンダイバー、或いは遺跡から発掘された決戦兵器、そして最強の魔獣たるドラゴン等等。
対して人並みの魔力しかないルッタが乗れるのは量産機のみだが、前世の記憶を元にした圧倒的なプレイヤースキルによって愛機ブルーバレットとともに次々と大物喰らい(ジャイアントキリング)を実行し、やがて大陸全土にその名を轟かせていくこととなる。
量産機こそが至高のマスプロダクションロボットファンタジーがここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:00:00
493460文字
会話率:49%
15歳の少年、預咲は女神によって死後の案内を受けている最中、眩い光に包まれた。
そして目の前には女神を召喚したと宣う少女、狼狽する女神。それに巻き込まれた様子の預咲。
さらに目の前に広がる光景は異世界の物であった。
こうして異世界での預咲の
冒険が始まる。その存在はいずれ世界と時代を大きく揺り動かし、その渦中に自身が巻き込まれて行く事も知らずに。
これは異世界の事をまるで知らない少年の冒険譚。その軌跡の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:43:34
745632文字
会話率:36%
幼い頃よりサッカー漬けの生活を送ってきた少年、白石兎和。
彼はとある事情から、ジュニアユースチーム(中学年代)卒業を前にしてサッカーへの情熱を曇らせる。
そして高校では心機一転、友情と恋に彩られた青春スクールライフを満喫すると決意するのだっ
た。
ところが進学先には同じ白石の苗字を持つイケメンがいて、比較された挙句コミュ力や顔面偏差値で劣るからと、『じゃない方』なんていう不名誉なあだ名を授かってしまう。おまけに『陰キャ』のレッテルを貼られ、周囲から蔑まれる羽目になる。
先が思いやられる高校生活のスタート。
そのうえ学内トップの美少女である神園美月との出会いを機に、心が離れかけていたサッカーとも再び向き合うことに……こうして白石兎和のスクールライフは、本人の希望とまったく違う方向へ転がっていく。
この物語は、ちょっと内気な少年が流されつつ歩む蛇行した青春の軌跡である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:10:00
373252文字
会話率:30%
港街アーデルバードは、漁業も盛んだが、ダンジョンがあることで有名な街である。ダンジョンは、地下に広がる洞窟状の迷宮だ。そこには魔物が住んでいて、それを倒して素材をはぎ取り、地上に持ち帰ると金になる。古代の魔法使いが作ったものと言われている
が、詳しくは誰にもわからない。
浅層で小遣い稼ぎをする者、深層で己の実力を試す者、ダンジョンに挑戦する者に傷薬を売りつける者、街はダンジョン関係者で溢れていた。
働き口を見つけられなかった捨て子のパドマは、特例でダンジョンに入場することを認められた。誰にも期待されることのない薄暗い場所での金にならない仕事だった。だが、そこで少女は、ささやかな楽しみを見つけ、躍進していく。
奇跡の新星パドマとして、時に憧れられ、時にからかわれ、危険なことなど何もしたくないのに、力づくで深階層に挑戦させられる物語り。
最後まで書き上げることができたなら、最奥を覗くかもしれないし、全然関係ないベクトルに乗ってしまうかもしれない。物語りのラストは、きっとフライパンは活躍しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:03:02
1137807文字
会話率:52%
その日、主人公は偶然にも鮮やかな動画広告に巡り合った。
そして目がはなせなくなるほどの蒼穹が視界に広がり、聴き惚れるたおやかな女声が耳を撫でるその動画が示すゲームに、どうしようもなく魅せられてしまう。
[想像と深淵とともに歩む、あなた
だけの生きゆく物語]をキャッチフレーズにした、一つの技術の到達点として完全五感体験型をうたう、没入ゲーム【シードリアテイル】。
ありふれた剣と魔法の幻想世界に、五感体験と自由度の高さを刺激のように加えたそのゲームは、主人公の好奇心を強く刺激した。
趣味全開で金髪緑瞳のエルフ美青年としての姿を作成し、ロストシードと名乗りゲームの大地に降り立った彼は、好奇心のおもむくままマイペースなプレイヤーとしてゲームを楽しく遊んでいく。
ノンプレイヤーキャラクターたちとは、本物の人のように豊かな交流を。
精霊たちとは、つついたりつつかれたりと、たわむれながらの交友を。
研究めいた魔法の習得には、予想と驚きと高揚感をともなって。
隠された要素さえ、時には運、時には閃きで見つけていくロストシードは、自身が思っているよりも無自覚に様々な所で先駆者や変わり者となっていく。
これはそんな好奇心旺盛でマイペースなエルフのゲーム体験を綴る、軌跡の遊楽記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:00:00
1044074文字
会話率:30%
~ほぼ毎日更新(金曜日のみお休み)~
薄暗い石造りの部屋で目を覚ました少年は、神の子になったのだと、今の父である星の神からの説明を聴く。
人間であった過去が消え、記憶を失い、見知らぬ地で生きることになった神の子ノルンは、過去のなごりを探しな
がら、未知を知ることを望み、神々が地上に創り出した迷宮の神託を読み解く、解読者(ルーンティカ)になることにした。
奇跡を起こす紋様秘術を使い、次々と迷宮の神託を読み解いていくノルンは、様々な人間たちとの冒険や宴、出会いと別れを繰り返し、真っ白な知識に彩を加えていく。
これは、神の力が満ちた神秘の世界ノアティラトアで、自分探しの旅をしながら生きて行く少年が刻む、神託回帰の神の子の軌跡(ティア・ル・ルーン)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 21:00:00
77500文字
会話率:32%
〝謳い賜え、其の創造を〟――魔法学者アルベス・ナルム。他者とのかかわりをあまり持たない、知る人ぞ知る隠者の彼には、とある通り名があった……。
これは、《錬金術師》と呼ばれる彼が創造する、作品たちの軌跡。書に記される詩とその手順を綴った、
錬金術師の秘法録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-18 18:00:00
751文字
会話率:0%
世界には魔物がはびこっており、戦いが絶えず起こっています。絵本の中の勇者にあこがれる主人公は誰もが生まれた時から持っている特殊能力:コアを持っていません。そんな彼女は魔物たちと戦えるはずはなく、彼女はいつも絵本を読んでは魔物を倒す冒険を夢見
ることしかできませんでした。そんな中、彼女は一匹の魔物と出会い、、、
彼女が様々な出会い別れを経て勇者を目指す話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:00:00
143609文字
会話率:15%
――いつか、もう一度あの庭で
国政に影から関与してきた女系の異能者一族である玖珂家の跡取り娘の迩千花は、直系唯一の女子でありながら日々親や一族、使用人からすら蔑まれ虐げられてきた。
理由は、迩千花が三年前の祭祀に失敗し、異能を失ったから。
そればかりではなく、それ以来祭っていた祭神もまた沈黙してしまっていた。
迩千花に次いで強い異能を有していた従妹の真結を旗頭とする分家・見瀬家の台頭を許した事もあり、迩千花は忌わしい役立たずとして扱われてきた。
大事に思うものは従妹により奪われ、愛してもどうせ失うからつらいだけ、全てを諦め生きていた迩千花は、ある日両親から非道な命令を下される。
それを拒否して逃げ出した先、何時も唯一の友と語らっていた彼岸花の庭にて嘆きの叫びをあげた時。
祠に封じられていた大きな力を持つ存在が嘆きに呼応して封印の眠りから目覚めた。
それは、かつて祭神に倒されたという呪われた祟り神だった――。
※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:00:00
107932文字
会話率:15%
かつて、力ある獣であった虎とそれに寄り添う天女が開いたとされる国・辿華。
当代の皇帝は、継母である皇太后に全てを任せて怠惰を貪る愚鈍な皇帝であると言われている。
その国にて暮らす華眞は、両親を亡くして以来、叔父達のもとで周囲が同情する程こき
使われていた。
しかし、当人は全く堪えておらず、かつて生き別れとなった可愛い妹・小虎と再会する事だけを望み暮らしていた。
ある日、華眞に後宮へ妃嬪として入る話が持ち上がる。
何やら挙動不審な叔父達の様子が気になりながらも受け入れた華眞だったが、入宮から十日を経て皇帝と対面することになる。
見るものの魂を蕩かすと評判の美貌の皇帝は、何故か華眞を見て突如涙を零して……。
変り行くものと、不変のもの。
それでも守りたいという想いが咲かせる奇跡の華は、虎の帝の為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 19:00:00
30114文字
会話率:15%
実家が没落してしまい、婚約者の屋敷で生活の面倒を見てもらっているエミーリエは、日の当たらない角部屋から義妹に当たる無邪気な少女ロッテを見つめていた。
彼女は婚約者エトヴィンの歳の離れた兄妹で、末っ子の彼女は家族から溺愛されていた。
ロッテが自信を持てるようにと、ロッテ以上の技術を持っているものをエミーリエは禁止されている。なので彼女が興味のない仕事だけに精を出す日々が続いている。
そしていつか結婚して自分が子供を持つ日を夢に見ていた。
跡継ぎを産むことが出来れば、自分もきっとこの家の一員として尊重してもらえる。そう考えていた。
しかし儚くその夢は崩れて、婚約破棄を言い渡され、愛人としてならばこの屋敷にいることだけは許してやるとエトヴィンに宣言されてしまう。
希望が持てなくなったエミーリエは、この場所を去ることを決意するが長年、いろいろなものを奪われてきたからにはその爪痕を残して去ろうと考えたのだった。
連載版になります。その後の前からの続きになります。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:42:20
47685文字
会話率:31%
実家が没落してしまい、婚約者の屋敷で生活の面倒を見てもらっているエミーリエは、日の当たらない角部屋から、義妹に当たる無邪気な少女ロッテを見つめていた。
彼女は婚約者エトヴィンとは歳の離れた兄妹で、末っ子の彼女は家族からそれはもう溺
愛されていた。
ロッテが自信を持てるようにと、ロッテ以上の技術を持っている物をエミーリエは片っ端から禁止され残った仕事だけに精を出し、いつか結婚して自分が子供を持つ日を夢に見ていた。
跡継ぎを産むことが出来れば自分もきっとこの家の一員として尊重してもらえる。そう考えていた。
しかし儚くその夢は崩れて、婚約を破棄することを言い渡され、愛人としてならばこの屋敷にいることだけは許してやるとエトヴィンに宣言されてしまう。
希望が持てなくなったエミーリエは、この場所を去ることを決意するが長年、いろいろなものを奪われてきたからにはその爪痕を残して去ろうと、この家の現状を一枚のコルクボードにまとめたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 20:01:23
13486文字
会話率:32%
イーリスは、突然、婚約者にふしだらだなどと言われて小さくため息をついた。
なんせ彼の主張は、婚約前に男と付き合っていたイーリスはふしだら極まりなく穢れていて、到底、そのことを黙って婚約をしたイーリスを許すことなどできないというもので
ある。
しかし、婚約する前に顔合わせを提案した時に、それを拒絶したのは彼であり、それにイマドキ、跡取り令嬢であるイーリスのような女性にそんなものを求めるなどお門違いだ。
けれども彼の主張はどんどんと苛烈になっていき、最終的には一年の禊の旅に出てこいとまで言う。
それが出来ないのならば婚約破棄だとも。
ならば婚約破棄でいい、そう言い切って話を終わらせたが、今度は何故だか婚約破棄を拒んできて、イーリスは、友人のツェツィーリエに相談を持ち掛けたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 20:04:15
12259文字
会話率:40%
【強きを挫き弱きも挫くヴィランの女王】
アニス王国の女王イリアは、公爵家に生まれた貴族令嬢だった。しかしその容姿と才能から悪魔の使いとして迫害を受ける。気味悪がった両親に捨てられた先で自らを鍛え知識を蓄え成長したイリアは、15歳の時に邪神と
出会い気に入られた。世界最凶の神に愛されるイリアは、その力を使い公爵家令嬢の立場を取り戻し王国すらも手に入れた。18歳と言う若さで女王となったイリアは、徹底したスパルタ政策を行う。強きを挫き弱きも挫く最凶の女王は2年で腐敗した王国を立て直し、その更に2年後には世界でも有数の列強国へと成長させた。これはそんな我が道を突き進む人外に愛されし最凶女王の軌跡。
※悪役令嬢では無くガッツリ悪です。転生主人公でもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:30:21
35371文字
会話率:32%
異能力が人々に宿る世界で創世神と吸血鬼の血を引く特別な四つ子──ライン、アレス、セツナ、レンゲ。自らの正体を隠しながら魔法学園での普通の生活を送っていた。しかしこの平穏な日常は徐々に崩れてしまう
最終更新:2024-11-15 20:20:12
2103文字
会話率:54%
ヴェストール大陸のウィスタリア王国ははるか昔に栄えた古代王国ナールヴァレンの末裔が作った国。
かつて栄華と繁栄を極めたはずの古代王国は、ある日突如として歴史から消えた。
一体この国に何があったのか、知る者は誰もいない。
そんなウィスタリア王
国にある日地震が起き、謎の遺跡が出現したことから物語は始まる。
王女ティナレイシア、近衛騎士アルタイル、剣士ランディ、エルフのルゥを中心に、彼らの冒険が始まる?!
クラシカルな剣と魔法のファンタジー。
※異世界転生ではない
※異世界召喚もない
※タイムスリップもない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:14:02
523487文字
会話率:56%
火の国ファイストの首都モントレアにある『聖なる炎』。オレンジ色を交えて美しく燃えていたはずのものが、ある日突然、黒と紫が入り混じる禍々しいものへと変化してしまった。
同時期に都長のレントが原因不明の病に伏してしまう。住民は皆、闇の種族
の仕業かと噂したが、風の国ヴェントルの首都エクセレビスからやってきた弓の名手ラウルがそれを否定した。
彼の話によると、地界のどこかで『コア族』のひとりが、己の核(コア)を闇毒で侵されてしまい、『炎』をも毒してしまったという。やがて都の炎は住民たちをも病床に伏させてしまい、国は危機的状況に。
そんなある日、竜騎士フレイが毒された『聖なる炎』の前に佇んでいると、炎は彼女に語りかけてきた。『其方の生まれし地に、核を浄化する術がある』と。
しかしフレイは自分の生まれ故郷を知らない。幼い頃の記憶がないのだ。
この言葉の意味を紐解く旅が始まる。
「闇の紅玉髄」「氷の黒曜石」に続く、天馬の軌跡シリーズ3作目。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:00:00
33574文字
会話率:46%
アルスは別の世界にいる。だが、いつかきっと、アルスは戻ってくる。
聖なる国ホーリアで、はるか過去の時代から『時空の裂け目』を経て現れた『黒の一族』の先祖ヴァルストとの死闘を終えた後、アルスの兄シェイドがそう言った。
ヴァルストと同
じく『時空の裂け目』を経て過去の時代からやってきた金色の髪と眼を持つ青年……ヘイレンは、その「いつか」が来るまで探し続けようと心に決めた。知らないうちに知らない場所で、戻ってきているかもしれないから。
天空界、地界、水界から成る『リヒトガイア』。巡礼で世界を旅する召喚士シェラードの『付きビト』として、ヘイレンも旅をすることになった。
この旅は巡礼だけでなく、あるジンブツを探す旅でもある。そいつはこの世界で、かつて2度もヘイレンを襲ったのだが、実は彼にとって重要なジンブツの可能性が出てきた。だから探すのだ。
これは、シェラードとの巡礼の旅での物語。
ヘイレンは旅を通じて様々な『過去』を知ることになる。アルスの事やシェラードの事、そして、リヒトガイアで起きた大事件の事……。
「闇の紅玉髄(カーネリアン)」に続く、天馬の軌跡シリーズ2作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 21:00:00
221551文字
会話率:45%
『心の闇』を己に取り込む力を持つ『黒の一族』の末裔アルスが、とある海岸で気を失っていた、記憶喪失の青年ヘイレンを助けたことから、全てが始まった。
天空界、地界、水界の3つの地域が存在する『リヒトガイア』に時空の裂け目が出現し、世界は混沌に
のまれて行く……。
ヘイレンを狙う謎の組織、闇を喰らう『時空の旅人』、そして天空界崩壊の危機……。
はたして世界の行く末やいかに……。
そしてヘイレンの正体は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 20:00:00
175909文字
会話率:38%