日常モノ×怪異退治モノ。
陽之戸国の都、貴墨に住む三流作家の丞幻(じょうげん)はある夜、祟り神が出るという噂の荒れ寺で男を拾う。
埋められていた土の中からずるずると這い出て、力尽きたように倒れている男を見て、丞幻は思わず呟いていた。
「――あらやだ、ネタだわ」
これは、怪異を見聞きする力を活かして関わった事件を小説にしているものの、いまいち売れない三流作家が愉快な仲間達と共に(次回作のネタの為に)怪異に挑み。
美味しいものに舌鼓を打ち。
賭博ですってんてんになり。
はよ次を書けと、版元に物理で尻を叩かれる。
そんなお話である。
※キャラはコミカル、ホラーはまったりな、なんちゃって和風怪異モノです。よろしくお願いします。
※話の展開上、人の売買や殺人・強盗などの犯罪行為をする描写がある場合があります。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ノベルアップ+様で先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 14:03:12
618432文字
会話率:44%
これはシュトゥルムルン魔術学院の生徒、後に学院の魔女とまで言われることになる一人の少女、ミアを中心とした物語である。
彼女はこの魔術学院にて幾つかの伝説ともいえるような逸話を残すこととなる。
祟り神の巫女と目される彼女の非日常的な日常を描く
そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:10:00
1216412文字
会話率:29%
…これは不運か作為か…?
少女の投身自殺に巻き込まれ電車と衝突し死んでしまった30歳独身の会社員…主人公『黒永悠』。
死んだ悠を待ち受けていたのは天国でも地獄でもない…狭間と混沌の領域…そして綺麗な女の声だった。
声の主は驚くことに
異世界の女神だと告げる。
悠は名前も知らぬ異世界の女神から特別なスキルと加護を授けられ地球とは似て非なる不思議な異世界…パルキゲニアへと召喚された。
……しかし、召喚された場所は名を奪われし祟り神が封印された恐ろしい祠の中だった。祟り神に襲われた悠は授かったスキルで危機的状況を切り抜けるも意図せず祟り神の契約者となってしまう。
契約者となった悠は魔女モーガン・ル・フェイと出会いこの世界で生きる最低限の知識と闘う力を彼女から学ぶ。
そしてモーガンの助言に従い契約者としての力を活かすべくミトゥルー連邦の首都『ベルカ』にある冒険者ギルド総本部『金翼の若獅子』で無所属の冒険者として活躍していくのだった。
普通に暮らしたい悠の願望と裏腹に刺激的な日常が彼を待ち受け日本で暮らしていた時は得られなかった…家族…友達…仲間との絆が次第に強く芽生えていく。
…これは女性の好意に鈍感で呆れるほど理想主義者の主人公が異世界で奮闘する物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 08:27:41
1459984文字
会話率:55%
神を名乗る謎の人物のミスによる、世界のシステムエラー的事故で人生強制リタイアさせられた俺。お詫びにとつけてもらった「転生特典:健康長寿」にて寿命一杯に生きられることを約束し、送り込まれた先はなんと、古墳時代。
最初は何も考えずに古墳生活
を満喫していたけれど、ある時気が付いてしまった。これ、元の世界で流行ってた妖怪バトル漫画の世界線じゃね? そして俺、そのラスボスの進化前に成り代わってやいませんかね……?
無事にラスボス:ヤトノカミにメタモルフォーゼを遂げた挙句、転生特典のおかげで弱点相殺。原作よりも改悪されたSAN値チェック間違いなしの最凶の祟り神、俺、爆☆誕。
畜生めェ、あの自称神、今度は転生先ミスりやがったな。祟ってやるぅ!! でも、なっちまったもんはしょうがないから、モラルは着用しつつも気ままに元気に生きてやるんだYO!
ここは限りなく元の世界に似た異世界。何が起こっても、転生特典にガチガチに保護された鋼のメンタルをゴリ押しにして、今日も楽しく生きていこう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 00:50:05
415881文字
会話率:18%
「祟り神をぶった斬れる刀を打ってくれ」
その日、刀鍛治の羽川蜜華にそんな無茶を言ったのは幼馴染みにして侍の男だった。
救世の巫女として人類を守るために生贄にされそうになっている女の子を守る。そのために討伐は絶対に不可能だから封じ続け
るしかない神に挑む。そう即答できるのが羽川蜜華の幼馴染みだった。
ここで引き止めても幼馴染みの馬鹿は構わず神に挑む。そこに勝ち目があろうがなんだろうが関係なく、己の信念に従って。
だったら彼の生存確率を少しでも上げるためには羽川蜜華が神殺しができるほどの刀を打つしかないのだ。
……そうやって幼馴染みに振り回されて無理難題にも程があると頭を抱えるのが羽川蜜華の日常だった。
それでも彼女は無理難題に挑む。初恋の男の夢を守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 12:22:00
13718文字
会話率:41%
お宮がある。
森に囲まれた、静かなお宮だが、何処か和風で、間違いなく異文化の建築技術で建てられたお宮だった。祭神は間違いなく日本のある小さな土地を守護する地主神で、かつては怨霊と恐れられたこともある祟り神だった。
祭神本人である彼女は
、自分自身を千代と呼ぶ。
神号を、千代護御霊姫命という。あまりに祟りを振り撒いたが為に地主神として祀られた人神だ。ただ、今、彼女の神域は、日本ではなく、遠く別世のお宮に繋がっている。何処か異国情緒が漂う建物も、別世の者達によって建てられたものだったからだ。
その地の者達は、千代の神社を御殿と呼んだ。
千代は、自分の御殿をお宮だと思っている。
森の都の片隅で、千代はただ、のんびりと暮らしている。彼女がただ日々を過ごすことで、その別世に、千代の守護を届けるために。大立ち回りも、血沸き肉躍る冒険もするつもりはなかった。ただ、静かに、ゆるゆると。
千代のお宮がある国では、エルフ達が、暮らしている。
お宮は森に、エルフの国の。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 20:00:00
110586文字
会話率:45%
日常と非日常というものの境界は案外薄く、ただのおとぎ話や昔話に語られる“幻想”は、実は今でもすぐ傍に息づいている。長身の美女、白い犬、たぬきのぬいぐるみを伴った異装の少女、市子はその体質から全国を放浪しつつ、“幻想”に在るものたちに魅せられ
た人々や、その影響を解決して歩いていた。ところが、市子と同じく“幻想”を相手にする魔術組織、守護連の中から離反者が現れた頃から、彼女を取り巻く世界は動き始める。誰にも語られざる歴史、徐々に数を増やしていく“人ならざる人々”。古代王朝において“魔法使い”たちに封じられた一柱の神が再び目を覚ますとき、“人間”と“幻想”はそれぞれの存在をかけて対峙する。果たしてその時、少女は“人間”と“幻想”、そのどちらを選ぶのか――
【幕間】
東北圏守護役が管轄する山中で、突如として濃密な、さらには移動する瘴気が確認された。新種の怪異か、あるいは祟り神か。最大限の警戒をもって、東北圏特務の二名がその中心へ向かう。
※一話一話が、かなり短いです。
※低速更新中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 07:07:33
249062文字
会話率:34%
今まで沢山の神様を拝見してきた。
神格を一言で表すには、人格を語るのと同じで、余りにも難しい。
けれどもこれだけは言える。
『身内には蕩けるように甘く。それ以外にはドライ。ただ一柱を除いては』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺
に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ナチュラルに嫉妬しかけた私です。
だったら好き避けすんなよ。と突っ込まれそうですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 20:37:56
1049文字
会話率:37%
自分だけがミリ単位で見える「気脈(魔力)」。それを利用して魔法陣の回路をハンダでイジるように作り変えるスキル『魔法陣魔改造』を駆使して、辺境の港町で最強を目指しますっ。
白狐の七緒は、うらぶれた神社で独りくすぶり、人間にたかっては、酒に溺れ
る日々を過ごしていた。
そんな生活に嫌気がさしていたとき、神の采配で酔い潰れたまま異世界へと転生し、そこで様々な魔女と出会うこととなる。
訳が分からぬまま赤ちゃんとして転生した七緒は、不気味だとして殺されかけるが、とある魔女に引き取られて育てられる事になった。
それから七年――
黒獣(バーゲスト)の魔女とその従者(オートマタ)を師と仰ぎ、
忘れ去られた太古の魔女(井戸の少女)の神使となり、
祟り神級の魔女(リムマーメイド)などに気に入られて、七緒少年は日々成長していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 23:11:01
268466文字
会話率:29%
美麗白狐の死霊軍団 妖幼女と共に大陸を襲うっ!
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、
大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。月は見えない。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類であった。
「兄さま、早く!」
「わかった わかった」
「兄さま。早くしないと酒が逃げてしまいます!」
「楽市(らくいち)よ、酒が逃げるわけなかろうに」
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
店内には焼き鳥から滴る脂が炭に落ち、得も言われぬ匂いが立ち込めていた。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
「むふう、あたしはねえ。藤見のみんながいて、お酒があって、兄さまが居れば、後はなんにもいらないんだよー。ふふふ」
頬と首筋が桜色に染まり、艶っぽく兄を見つめている。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
「楽市?」
そう言って訝しむ兄も、石像を破壊されその存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
「おのれ……誰だ、許さぬぞ……」
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:21:50
1444652文字
会話率:20%
ぼんやりした日常について綴っています。
最終更新:2024-01-15 14:34:17
449文字
会話率:25%
神さまに愛され、あらゆる幸運を享受する街、隣町市。
数百年前、この地で人間として生まれた小春は、野良神の襲撃で命を落としかけた際、神嫁となることで生かされた。
以来、神さまである由希斗とともに暮らしながら、街を守っている。
由希斗は小春を「
僕のお嫁さん」と呼び、大切にしてくれるものの、小春は彼が自分を生かしたことを後悔しているのを感じていた。その一方で、由希斗は小春に執着を見せる。
小春がそばにいることを喜び、そのせいで苦しむ矛盾を抱えた由希斗を自由にするため、いつかは死ぬべきと考える小春だが、小春を生かす由希斗との契約は、一方的に破棄できるものではない。
由希斗との距離を測りつつ、死ぬべきときを探す暮らしの中、由希斗と小春のもとへ、街を脅かす怪しげな組織の話が持ち込まれる。
「ファントムペイン」と名乗る組織は、この街の「神さま」を「幻想」と言い、人々は幻想から覚めるべきだと主張しているらしい。
愛する由希斗と彼の街を守るため、小春は由希斗とともに市内の高校に生徒として紛れ込み、敵の正体を探ろうとするが……
毎週火・木21時ごろ更新(予定)です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 21:46:52
105646文字
会話率:43%
神様稼業も色々と時代に合わせないといけないんでね。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2023-07-16 18:52:09
1861文字
会話率:19%
「貴方の悪行はよく知っていますわ! 自分の立場を利用して民はおろか王までも堕落させた、大嘘つきの魔女! それが貴方でしょう!?」
フィアーラは王子の婚約者にそう糾弾された。
誰になんと言われても、フィアーラの恋心は本物なのに。
そ
れでもフィアーラのやることは変わらない。ただ好きな人のために、自分にできることを一生懸命するだけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 01:45:11
15477文字
会話率:42%
あてんしょんぷりーず!
この物語は何処かで見覚えのある全く知らない誰か達が送る、普遍的退屈日常ストーリーだ!
魔法はなく、奇跡もなく、至って代わり映えのない平和な世界。
そこで暮らすごく普通の平凡な少年──雷門麻兎(らいもんアサト)
が主人公の物語。
いつも傍にいる親友は、お節介の世話焼きな怒りん坊。
出会すだけでも恐ろしいのは、綺麗な見た目をした苛めっ子の双子兄。
嘗てのトラブルで引きこもりになってしまった哀れな主人公は、ある日冒涜的かつ傾国的にトンデモ美人で超きゅーと!な神様──金花(キンカ)と出逢ってしまう!
祟り神でもある目茶苦茶に綺麗で!麗しく!そして尊大な、男とも女ともどっち付かず愛すべき金花ちゃん様に“悪い事”をしてしまった主人公。
そんな彼はなんと、金花ちゃん様に“取り憑かれ”てしまうのです!
ああっなんと言う事でしょう!
こんな悲しい事、きっと他にはないでしょう!
だってこんなに綺麗で可愛い綺麗ちゃん様に取り憑かれて仕舞うのだもの………光栄すぎて咽び泣きもきっと収まる事はないハズ!
「金花ちゃん様……誰と話してるの?」
「放っとけ放っとけ、あの“邪神”に関わると録な目に遭わな──」
しゃらっぷ!
神様を敬わない悪童はお仕置きだ!
「うげっやべ……うわああっ!? 誰だ此処にバナナの皮捨てた奴!! 道端に捨てるなゴミ箱に捨てろ!!」
「うわぁ……或駆(アルク)が物凄い勢いで転がってった。これも金花ちゃん様の力?」
そうさ! 運も出目も金花ちゃん様の采配次第。
賽の神様の手にかかれば突然のファンブルだってお茶の子さいさい!
故にこそ!
哀れな探索者達は金花ちゃん様──神様を楽しませるべく、面白可笑しな日常を歩むのです!
この物語はそんな、退屈で愉快なお話なのさ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 05:00:00
64606文字
会話率:15%
あるところに祟り神と呼ばれイジメられている青年がいた。その青年の名は矢神悠貴。
ある日、彼とクラスメイト+担任教師は神と名乗る者によって異世界へ転移する。そこで告げられたのは魔王討伐?であった。
転移した次の日、クラスメイト達の陰謀によって
処刑される事になった矢神悠貴は、牢屋でエルフの少女と出会った。
その少女と共に脱獄し、魔王を倒すための旅を始める…のではなく、辺境の地で暮らすために異世界を旅する物語である。
※主人公が俺TUEE的な作品ではございませんし、成り上がることもありません。主人公は基本外道です。
なんの面白味の無い駄作ですが、良かったら暇潰しにでも読んでいって下さい。
更新は週一でする予定です。
また、ちょくちょく見返して気になる部分を修正していきます。
評価、感想等はご自由に
カクヨムでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 17:23:16
159519文字
会話率:76%
「どうした、今日は一段と呆けた顔をしているな。まさかこのオレがわからないのか? ここ奥木神社の祭神、八叉彦命が?」
ある日突然、司紗の前に現れた自称『カミサマ』。
しかし、彼は伝承では祟り神とされる存在だった――
最初はその高飛車な性格
、偉そうな態度に反発していた司紗だが、彼と日々を過ごしていくうちに徐々にその距離は縮まっていく。
そんな中で、明かされていく神話の裏側。神々の歴史、対立……そして衰退。
八叉彦命は何故、祟り神となってしまったのだろう。
そも、祟り神とは果たして……
女子高生×俺様カミサマ(当初はショタ)のラブ&ミステリー!
毎日更新の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 19:18:56
154218文字
会話率:30%
触らぬ神に祟りなしを地でいく最強の守護神に愛された飛鳥井久仁彦は、今日も師匠と二人で祓魔師として仕事をする。
妖怪? 怨霊? 祟り神? どんなヤツでもかかってこい。
うちの神さまと師匠は強えぞ、コラ!
現代日本に似たどこかを舞台に、無窮なる
深淵の神に愛された男の物語である。
*成分表*
一話あたり2000字~3000字程度
シリアス4 ギャグ3 ホラー2 エログロ・暴力描写1
*注意事項*
本作に出てくる人物や団体、宗教やら何やらぜんぶフィクションです。
現実の団体や人物その他とは一切関係ありません。
オカルトマニアの方は笑って見てやってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 19:00:00
26124文字
会話率:29%
某テレビ局が祟り神に祟られ、局員が祟りの真相を探る話です。
最終更新:2022-11-17 04:42:53
8020文字
会話率:23%
久野咲良は婚約者に浮気をされた。
なので婚約破棄ついでに、祟られていた婚約者の家の祟りを鎮めるのもやめることにした。
※
カクヨム、アルファでも掲載してます。
最終更新:2022-10-01 19:11:18
2012文字
会話率:55%
幼少期、左顔面に受けた傷のため醜い容貌となり、故郷の同世代からは孤立した存在として育ってきた少年、サコンはある時、村の同世代の一部が起こしたトラブルに巻き込まれる。トラブルは彼らの壊滅と、サコンに秘められた魔術師の才能の発覚へ繋がった。
法により、魔術の才能を持つ者は都にある魔術学院に連れて行かれ、そこで見習いとして学ぶことになっており、彼もそれに則って故郷を離れることに。
学院へ到着し、最初に受けた占いでは栄達の可能性と大きな災いの到来を告げられる。
彼はその予言の通りに戦闘向きの魔術師として出世と成長を重ね、やがて王室の危機へ巻き込まれることになっていく。
相棒は男装の魔剣士と、祟り神。
(カクヨムにも投稿してあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 21:38:20
224419文字
会話率:46%