小伝馬町牢屋式の西の揚屋(あがりや)、通称、女牢(おんなろう)に、若い娘が入れられた。
町娘のナツだ。
しかし彼女は、ある目的のため、あえて海千山千の牢名主が支配する無法地帯、力だけが支配する地獄の女牢に、自ら進んで赴いたのだった。
もう、ずいぶん以前に、違う筆名で書いた作品です。
時代物は好きで、以前は、よく書いていました。
短い話です。
ナノクラフトの作者が江戸ものを書けばこんな風になる、ということで一度お読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 10:49:02
4850文字
会話率:42%
江戸、両国界隈で商いをする者たち。今宵は庚申講で寄り合いがある。
乾物屋の跡継ぎの紀一郎は、同席者に高麗物屋の長子・伊織がいることを苦々しく思う。
伊織には不可思議な噂と、ある二つ名があった。
最終更新:2019-11-30 22:14:50
12546文字
会話率:26%
むさしの5話。
ある日、甘斗が屋敷神・楽浪と出かけていると、稲荷の初東風が声をかけてきた。
なんでも、頼みごとがあるということで……
大江戸もののけ医者ファンタジー。じわじわ続けております。そういえば、名前は同じですが作者との関連
はありません。
ええ、まったく(多分)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-30 18:32:18
17216文字
会話率:28%