嵐の夜に石室山で出会った少女は黒革の首輪をしていた。
「わたしは代々この山を守護する下総犬養家第七十七代当主。当家の始祖は不破内親王、松虫姫。わたしもまた、村人からは松虫姫、と呼ばれている」
松虫姫を名乗る少女は何者なのか。
石室山に隠され
た古代の宝の秘密とは。
◇◇◇
毎日更新。和風ファンタジーライトノベル。
千葉県北部の伝説のお姫様、松虫姫を題材としています。
伝奇、バトル、シリアスを軸に、SFや日常、学園ラブコメ的テイストもあり、のエンターテイメント小説です。
100話くらいで完結の予定ですが、1日1~3話くらいのペースでアップしたいと思います。
感想などいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 10:16:27
317377文字
会話率:54%
エリオ国王が死んで、国は長女率いる親王派と次女率いる将軍派に分かれて内戦状態。
国内安定のカギを握るのは、3女となった。
しかし、この3女、引きこもりでコミュ障。
王国の明日はどっちだ?
最終更新:2018-12-31 21:03:18
13752文字
会話率:56%
斉夕明は楓国の宮殿内にある「水蓮宮」と呼ばれる邸宅で薬を作り、農作業をする日々を過ごしていた。
ある日、監察御史の蒼信から彼が仕える成蓮殿下の毒見役を頼まれることとなる。この成蓮は后の子であるにも関わらず、三番目に生まれたばかりに帝位からも
っとも遠い位置におり、しかも本人も帝位には興味がなく、少し気弱な親王であった。夕明の家、斉家は代々毒が効かない一族で、夕明自身も致死量の毒を身体に含んでも、全く効かない特異な身体を持っていたため、毒見役としてお呼びがかかったのである。しかし、毒見をする者を犠牲にしてまで、食事を摂りたくはないと言い張る成蓮の人を思いやる気持ちと優しさに惹かれた夕明は、心から彼に尽くしたいと思うようになる。一方で成蓮も誠実な夕明に対して心を開くようになり、二人は親しくなっていく。だが、夕明達の穏やかな日常の裏では帝位争いが激しく行われており、夕明達も次第に巻き込まれてしまうのであった。
※この作品の著作権は伊月ともやにあります。無断転載・無断使用・無断引用・自作発言は禁止しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 17:31:13
106116文字
会話率:50%
古代、倭国は「九州王朝=筑紫朝廷」を中心とする連邦制国家だった。
6世紀末に始まった中国大陸と朝鮮半島の大変動は、倭国の体制にも大きな影響を与えていた。倭国連邦の一国である大和王権も、その例外ではなかった。
【第四話から第一部が始まり
ます!第四話から読んでも問題ありません】
※九州王朝説や十二年後差説と言った定説ではない仮説や、私のオリジナルの仮説も含まれています。
※小説執筆にあたっては、なるべく文献史料を直接調べるように心がけましたが、話の都合上、意図的に史実を改変している部分もあります。
※私個人による文献資料の調査には限界がありますし、古代史においてはそもそも史料自体が少ないので、かなり創作された部分が含まれています。
※『日本書紀』における大和王朝の皇族等の敬称については、当時の天皇は大和王朝ではなく九州王朝の君主であったとする立場から、「天皇」⇒「大王」、「皇子(親王)」⇒「王」、「王」⇒「公」へと、それぞれ改訂しています。ご了承ください。
※名称については、なるべく当時の名称を使用するようにしましたが、<1>地の分では(特に初出の場合)現在の通称を使用乃至併用した場合があります(上述の敬称の問題も同様です)<2>カッコ内に現在の通称を併記している場合があります<3>歴史に詳しくない方でも読めるように一部の固有名詞にカッコ内で若干の解説を付した場合があります<4>作者の知識不足で現在の名称を使用した場合もあります(パソコンの変換で出てこない場合も同様です)――ので、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-29 09:38:37
52112文字
会話率:67%
美しく、可愛いらしい、高貴な内親王ー玉宮。歌と書、学問に秀で、幼少の頃よりの許嫁ーー清河宮秋雅親王 という人もあり、幸福に過ごしていたがー。
どこまでも雅な宮の穏やかな生活は、どのように変わってゆくのかー。
最終更新:2018-05-02 21:13:26
788文字
会話率:60%
夜郎星雲軍団の超長距離ワープ隕石嵐攻撃を受けたおとめ座銀河合唱郡団太陽系村地球5次元時空山脈。
三六九光年前に次善諜報を察知した太陽系村次元管理局は地球3次元時空山脈に埋伏ブービートラップ部隊を要請するため21世紀から百名以上の過去世共生
転移者を選抜。2022年からのWW7ハルマゲドン攻撃に備えるために全太陽系第一級防衛防災臨戦態勢を施行する。字地陽星球時空山脈日本大陸方面第7・第8接続時空山頂安土桃山分隊長特務曹長神皇帝グランゼンは行方不明、曹長三(四)上帝、軍曹七(八)大魔王、二曹十二(十六)皇子親王、二十六(三十二)公王(公方王族)の間では山頂皇帝代理守護代上帝筆頭戦国時空WT3ハルマゲドンごっこが繰り広げられていた・・(続く)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-04 23:46:51
2630文字
会話率:81%
京都とは平安京である。桓武(かんむ)天皇が長岡京を、たった10年で遷都した都。天皇の弟、早良(さわら)親王の裏切りから処刑し、その怨霊の祟りから逃れるためだとも云われている。つまり、怨霊封じの都となった。鬼門の方角(北東)には比叡山。更に都
の入り口には上御霊神社、上賀茂神社、下鴨神社、幸神社(さいのかみのやしろ)など、多くの鬼門封じの社がある。都の四方には荒神、須佐之男命を祀る大将軍神社が配置され、裏鬼門(南西)には、大原野神社や城南宮がある。異常と云って善い。平安時代には安倍晴明などの陰陽師たちが悪霊封じを行っていた。果たして、此の大げさな封じ込めは、早良親王の怨霊封じのためだったのだろうか?陰陽師は本来、何と戦っていたのか?
幕末になって、その正体が明らかになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 10:08:03
52681文字
会話率:65%
闇の帳が降り、人々が眠りに尽きし頃に起き出す者在りけり。ひとり、またひとりと、はぐれし者は闇に喰わるる。
闇に囚われし者たちを、此方側に戻す者ありけり。妖しものたちに魅入られし子らよ、いま、自らの刃を持って立ち向かえ。
美しき宵月に、
紅の花が咲き、螢が舞い躍る。
異能集団朱天に所属する少年・螢と、お頭の陽炎。彼岸に連れ去られし一般市民を守り通す少年の痛快妖怪青春ファンタジー!国を治めることは上手いが、私生活では泣き虫の帝に、内親王でありながら剣士でもある桜花姫に振り回されながらも、螢、日々精進しつつ妖怪退治を頑張ってます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 20:00:00
28469文字
会話率:58%
一作目「神域の管理人 神域の女神たち」
二作目「神域の管理人 穢れと清浄の神」
に続く三作目です。
横浜市で原因不明の変死体が短期間に三体発見され、刑事の桐ケ谷が捜査をしていくが
最終更新:2017-10-24 16:46:03
29040文字
会話率:54%
征西将軍宮懐良親王って幼い頃から波乱万丈で小説の主役に向いてるよね。
なろうの逆行転生歴史物を読んでいた作者は自分でも書いてみたくなって、ネットでネタを探している時に懐良親王のことを知る。
が、しかし、作者には南北朝の頃の知識がほとんどない
。
仮にも時代物となると色々調べないといけないことも多い。これはそういった手順を一切無視して、ただ設定と話の展開を妄想するだけの小説以前の代物。プロットですらないアイデアメモ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-21 03:48:13
11276文字
会話率:10%
姫は今日も部屋の奥にて殿方からの文を手に……しません。
仕方がないでしょう、憧れの兄上に追い付きたくて武術に学問に大忙しなのだから。
だから、絶対に内緒です。
裳着と同時に元服もしただなんて、本当は女であるのに男のふりをしているだな
んて、話が漏れたら都を揺るがす大問題です。
それなのに本人はどうも自覚が無いようで、本当のことなどどうでも良いようです。
そんな姫様は、幼馴染みの親王殿下とともに今日もいたずらをして回ります。
※アルファポリスにて重複投稿及び先行連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-19 17:53:28
30920文字
会話率:61%
東洋のある国に、一人の親王があった。
美貌を仮面で隠した彼の傍らには、黒衣の護衛武官が常に影のように寄り添っていた。
あるとき反乱鎮圧に向かった彼らの前に、無二の強敵となる異民族の将軍が現れる。
中華風架空史ファンタジー。
渡来亜輝彦さん
の『シャルル=ダ・フールの王国(http://ncode.syosetu.com/n8464bn/)』の「シャー=ルギィズと呪いの仮面」の劇中劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-19 20:32:17
12049文字
会話率:6%
カクヨムより転載 新釈源氏物語サイドストーリー
野宮で光に別れを告げた綾子は、娘の晶子内親王の斎宮着任に同行します。京都から伊勢へ。斎宮群行の旅に寄せて、綾子の心に今までの日々の記憶が蘇ります。心を尽くした背の君。鮮やかな光との恋。そして
恋故にあやかしへと落ちてゆく日々。
異能やあやかしが当たり前の世界観で、斎宮群行の旅にのせて六条御息所を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 00:00:00
18449文字
会話率:5%
カクヨムより転載 新釈源氏物語サイドストーリー
他人の恋物語の続きを押し付けられたとき、ひとはどうすればいいのでしょうか。
藤壺に女御として迎えられた内親王輝子は、一人の少年と出会います。それは輝子の背の君となった帝の第二皇子でした。歳
の離れすぎた帝にはかつての寵姫の面影を求められ、その寵姫の忘れ形見である第二皇子にも執着されることで、輝子は奈落へと落ちていきます。
異能とあやかしの存在する世界観で藤壺の女御を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-25 00:00:00
20591文字
会話率:12%
近代の終焉にさしかかった時代、勃発した大戦によって世界は二分されていた。帝国陸軍の若き内親王、伏見宮音羽参謀総長とその幼馴染み、結城真琴は否応なく時代の奔流へと巻き込まれていく。命を削る消耗戦、史上初めての国家総力戦に対して帝国はどのような
歴史を描けるのだろうか。その中で、伏見宮音羽と結城真琴は何を考え、何を手に入れるのだろうか。1900年代初頭のような世界を舞台にした、架空歴史小説です。あと、ジャンルは良く分からないのでてきとうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-07 22:11:02
51492文字
会話率:51%
柳川麻衣様主宰の百合詞華集「きみとダンスを」に掲載していただいた掌編です。
式子内親王の和歌にインスパイアされた、夢使いの出てくるお話しです。
自作品の転載です。
最終更新:2016-05-10 23:37:56
4005文字
会話率:2%
地球とは別次元に存在するパラレルワールド。この世界の地球では魔法が存在し、霊獣と呼ばれる魂の半身たる獣を従える者たちがいた。
そして日本の京都の位置に存在する国ヤマト。ヤマトの帝の子である親王ワタルはある日帝から征夷代将軍に任命され魔の
討伐の為に東の地に行く事に。たどり着いた土地では悪神である四凶が人々を苦しめていた。
部下と共に四凶と戦うワタルだったが最後には自身の霊獣である応龍と一体化して四凶と共に天に上ってしまう。残された人々はワタルの事を天上の皇子と呼び末代まで称えるのだった。
それから30年後。大陸を挟んでヤマトとは反対側にある島アルビオン。その地に30年間天で眠り突けていたワタルが降り立った。しかしそれは新たなる動乱の始まりでもあった。
これは前に書いていた『天上の巨神』をファンタジーに書き直したものです。ファンタジーに書き直したので一部設定やキャラの役割、ストーリーが異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-15 20:56:08
9007文字
会話率:50%
わっちも花であるからは咲かぬ道理もないけれど、成さぬ花なら愛でられて枯れて終わりであるわいなぁ。なんて、雰囲気だけは江戸風な女と男の物語。恋愛か文学か迷って恋愛にしましたけど後で変えるかもしれません。注)作中の歌の一つは後拾遺集より兼明親王
の歌をそのまま引用しております。落語の「道灌」に出て来ると言った方が馴染みの方もおられるやも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 05:14:00
1578文字
会話率:33%
ブラック企業で働いた僕は仕事帰り意識がいきなりなくなり
気が付いたら異世界で王子に生まれていた。
それも聖典の勇者と言うチートつき、のはずだが
聖典がどうも発動しない。
ろくでもない毒親王に王妃に第二王妃の母の陰謀が
僕をおいつめる。
本に
よる魔法を極める時。本の戦争が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-04 04:36:29
9968文字
会話率:9%
東堂悦は夜な夜な妙な夢を見る。
蔦に這いまわられた墓に閉じ込められる女が、助けてほしいと訴えるのである。
女を繋ぎ止める妄執と、救いのない愛憎の闇。
能楽「定家」をモチーフにしています。
*重複投稿です。
最終更新:2015-06-24 02:59:56
1437文字
会話率:23%
従姉である伊勢の斎宮と親しく文をかわしていたといち内親王であったが、定期的な文が突如途絶えたことを気に病んでいた。厳冬といえども街道も通じ、斎宮寮にもとりたてて異変が生じた訳ではない。斎宮を心配するといちの意を酌んだ紅蘭が、名代として伊勢の
斎宮寮に赴き、斎宮に直接会うことを決意する。一方、清涼殿では、斎宮より突然届けられた神託の内容に大層困惑した帝がひそかに薫を呼び出し、斎宮寮の調査をする様命じていた。神託の内容から、偶然来日していた渤海人の旧友である礼賛を訪れ協力を要請した薫は、楓を伴い伊勢へ下向する。野盗が出没する危険な道中をどうにか切り抜けた紅蘭が斎宮寮へ到着すると、斎宮は気鬱で臥せっており、男子禁制の内院で暮らしている為、様子が分からないという。意を決して紅蘭がひとり赴いた内院は、不気味な程静まり返っていた……。斎宮と再会したのも束の間、人質として囚われる事となった紅蘭。沈黙を守り続ける内院と姿の見えぬ敵に、斎宮寮に到着した薫と楓は、どう対処するのか……。不羈奔放の東宮も加わり、事態は思わぬ方向に展開していく……。過去の因縁より胎動を始めた悪意と、巧妙に仕掛けられた罠、漠然とした不安を抱かせる真の敵とは……。次作(シリーズ6作目)の前章となる今回は、伏線が随所に盛り込まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-13 11:31:20
124951文字
会話率:37%
今上帝の内親王である当代一皇女(通称:といち皇女)は、幼馴染である紗霧の結婚を祝う会に出席するため、親友である橘右大臣の娘、紅蘭の屋敷を訪れる。連日入念な準備を重ね、膨大な祝いの品と共に到着した皇女は、悪天候をおして無理に出賀したため、借り
受けた帝の玉輦を台無しにしてしまう。真っ青になる紅蘭と紗霧に、偶然居合わせた東宮と薫が知恵を絞る。薫の機転により帝に無事許された皇女は、安心して眠ったのも束の間、突如として知らされた紗霧の訃報に愕然とする。紗霧の死に関わる謎と人々の交錯する思惑、あまりに純粋な皇女の思いと、紗霧が最後、皇女に残した香『柘榴』に秘められたメッセージとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-18 12:25:54
101602文字
会話率:33%