「じゃあコンハクカイショウしたら、セレナは僕のお嫁さんになってくれる?」
「私の婚約解消時に、ルーファの好きな人が変わってなければ……いいよ」
遠い昔の約束。
王家との期限付きの婚約をした天使族のセレナーデ。
前世の記憶を持つセレナ
ーデは、いずれ来る王太子との婚約破棄に希望を持ちながら王宮で王妃教育や政務をこなしていた。
幼馴染ルシュファとの約束は五年前に絶たれてしまったけれど、それでも魔法のあるファンタジックな世界を楽しみたいと気持ちを切り替えていた。だがいざ婚約破棄となった途端、王家がセレナーデを手放したくないと強権を発動させる。
側室になるよう強要するが、そんな空気を打ち破って王太子を吹き飛ばしたのは漆黒の甲冑に身を包んだ幼馴染であり、魔王化したルシュファだった。
パーティーに参加していた皇帝と法王が魔王化したルシュファに敵対するが──誰彼も一癖も二癖もあり、セレナーデを狙う目的があった。
ドタバタラブコメ×泣き虫溺愛ヤンデレ魔王折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 20:22:25
51925文字
会話率:56%
「アリシア・ナイトロード、よくも未来の婚約者となるリリス嬢に酷い仕打ちをしてくれたな。公爵令嬢の立場を悪用しての所業、この場でウィルフリードに変わって婚約破棄を言い渡す!」
「きゃー。スチュワート様ステキ☆」
本人でもない馬鹿王子に言いがか
りを付けられ、その後に起きたリリス嬢毒殺未遂及び場を荒らしたと全ての責任を押し付けられて、アリシアは殺されてしまう。
全ての元凶はリリスだと語られたアリシアは深い絶望と憤怒に染まり、死の間際で吸血鬼女王として覚醒と同時に、自分の前世の記憶を取り戻す。
架橋鈴音(かけはしすずね)だったアリシアは、この世界が、乙女ゲーム《葬礼の乙女と黄昏の夢》で、自分が悪役令嬢かつラスボスのアリシア・ナイトロードに転生していたこと、もろもろ準備していたことを思い出し、復讐を誓った。
吸血鬼女王として覚醒した知識と力で、ゲームで死亡フラグのあるサブキャラ(非攻略キャラ)、中ボス、ラスボスを仲間にして国盗りを開始!
絵画バカの魔王と、モフモフ好きの死神、食いしん坊の冥府の使者、そしてうじうじ系泣き虫な邪神とそうそうたるメンバーなのだが、ゲームとなんだかキャラが違うし、一癖も二癖もある!? リリス、第二王子エルバートを含むざまあされる側の視点あり、大掛かりな復讐劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:10:00
119111文字
会話率:43%
突然、異世界から「呪いをかけた魔道士の生まれ変わりだから、責任をとってほしい」と言い出すイケメンのエリオット。しかし、人間嫌いのヒロイン愛梨(アイリ)は断固拒否――していたものの、《厄災の獣》としての真の姿にメロメロになって、速攻で結婚を承
諾してしまう。
これは千年以上、決着がつかなかった《厄災の獣》と偉大なる魔道士、《■の■■》との愛を知るための物語。
全17話
春夏冬愛梨(あきなし・あいり)
→十七歳の女子高生。偉大なる魔道士の転生者
エリオット
→《厄災の獣》として封じられていた。超天然で超泣き虫。
グレイ
→エリオットと別人格。主に補佐役。
お師匠様
→愛梨の前世(?)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 19:25:29
50753文字
会話率:39%
「この可愛い義弟をぐずぐずに甘やかして、私ナシでは生きていけないダメ人間にしよう!」初めて義弟を見た瞬間にあまりの可愛さに胸を撃ち抜かれたフィオナは、可愛い義弟・リオンを全力で甘やかす。それはもう甘やかす。死ぬ程甘やかす。他の人の愛情じゃあ
満足できなくなってしまえとべったべたに溺愛する。「姉さま、僕とずーっと一緒にいてね?」うるんだ瞳でそんなお願いをしてくる泣き虫で弱っちくていつも自分にべったりなリオンが可愛くて愛おしくて仕方ないフィオナ。……だけど、フィオナは知らない。天使のように愛くるしいリオンが、まるで獲物を狙う魔獣のように瞳の奥を揺らめかせていることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 12:35:29
29572文字
会話率:25%
三影姚(みかげ よう)と皐月悠(さつき ゆう)は、物心つく頃には共にいて、幼い頃から支え合って生きてきた。身体が弱い姚と、泣き虫で臆病な悠。そんな二人はやがて大人となり、大学二年生を迎える。
変わらない日々が続くと思っていた。
けれども、少
しずつ変化していく。
一途な片思い、そしてままならない現実。
変わっていく。変えていく。
僕らの青春。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 09:00:00
16437文字
会話率:61%
旅一座として大陸を旅する舞い手のレイノは、10年前に出会った少年と再会を果たす。
しかし泣き虫だった少年は、後宮に99人の女性達を住まわせるとんでもない皇帝になっていた!?
皇帝✕旅芸人
*2010年頃に個人サイト『灰色スペクトル』にて掲
載していた小説です。
情報や言い回しの古さは何卒ご勘弁ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 05:58:22
7711文字
会話率:27%
日本の戦国時代を舞台にした架空戦記です。
物語はフィクションですが、なるべく現実の戦国史研究に準拠する様に調べて書いております。
ただし、作者は歴史研究をした事が無く、
本を読んだり、ネットで調べた程度ですので、
間違っている可能性は多々
あります。
もし謝っている箇所を見つけましたら出典付きで
教えて頂けると幸いです。
余り耳慣れない用語には用語解説を付け、
物語自体はなるべく簡単なストーリーにしてあります。
もし、お暇でしたらご覧下さい。
宜しくお願いします。
カクヨムに掲載する可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 12:03:52
101949文字
会話率:13%
とあるクラスメイトの女の子は、1時間おきに泣く。
周りの生徒は心配していたが、次第に彼女のことを気味悪がり、無視するようになった。
それまで人間に興味を持てなかった僕だけが、彼女に惹かれていく。
最終更新:2024-07-30 09:00:00
12507文字
会話率:39%
リルは弱小国家のお姫様。
この国に住む人々は、精霊の力を借りて魔法を駆使する小柄で童顔な民族だった。
「お兄様がいるから、私はのほほんと暮らせばいいわよね? 成人になっても縁談がないし」
リルが気軽に構えていると、お兄様が衝撃の事実
を突きつけてきた。
「実はリルは小さい時から縁談が決まってたんだ」
「え!?」
聞くと、かの大国の国王様との縁談が秘密裏に結ばれていたらしい。
その国王様はリルのひときわ小柄で幼い容姿が気に入ったそうだ。
「絶対に嫌だー!!」
そんな時に、リルは不思議な力でどこか違う場所へと転移させられた。
目の前にはフワフワで可愛らしい少年が泣いている。
「良かった。怖かったんだ……」
どうやらこの少年にリルは彼を導く者として呼ばれたよう。
少年はどこぞの王族で、その一族の決まりで〝試練〟を受けなければいけないらしい。
2人は力を合わせてその〝試練〟に挑むことにーーーー
一緒に困難に立ち向かっていき成長するフワフワ王子と、励まして勇気付けてあげる明るいリルが、次第に可愛い愛を育むようになるお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 16:02:43
32811文字
会話率:31%
森の中でひっそりと暮らしているクロエ。
自分が望んでいないのに呪いをかけてしまう彼女は、町の人から〝呪いの魔女〟と呼ばれ忌み嫌われていた。
もう呪いをかけたくないクロエは、人と関わらないように生きていくことに。
そんな彼女のもとに
、お花が届くようになった。
寂しさを癒してくれる素敵な贈り物。
クロエは自分を愛してくれる彼のことを知り、1度は幸せを手に入れた。
けれどクロエの呪いの力が、国王様に知られて利用されてしまい……
泣き虫で心優しいクロエが、運命に翻弄されて呪いの魔女として悲しみを背負っていく物語です。
愛しい人を想い続けながら。
【短編】クロエが一途に愛をつらぬくお話と
【アナザーストーリー】国王様がクロエをとても愛していたお話の2部構成です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 07:06:36
24269文字
会話率:26%
僕には四十三番目の彼女がいる。
泣き虫な、彼女だ。
最終更新:2024-07-02 18:05:47
3942文字
会話率:28%
王宮のパーティ会場で、突然婚約破棄を言われた公爵令嬢メアリー。王太子の後ろには聖女ソフィアが控えていた。断罪劇が始まると思ったら、王太子が驚くことを言い出した。慌てる周りの者達。王太子の申し出に、メアリーは決断を下します。
最終更新:2024-06-20 23:27:31
3700文字
会話率:33%
動けない彼女と泣き虫な少年のお話
最終更新:2024-06-20 07:30:07
2028文字
会話率:9%
親の仕事の都合で、数年ぶりに昔住んでいた街に戻ってきた、高校二年生の浅尾瑠璃。
彼女の転入した学校には、イケメンで頭がよく運動神経も抜群な、一人の男子生徒がいた。
しかも彼は吸血鬼で、その珍しさもあって女子生徒からの人気は絶大。王子様のよ
うな扱いを受けていた。
そんな彼、景村伊織の名前を聞いた瑠璃は驚愕。
伊織は、瑠璃が以前この街に住んでいた小学生の頃、何度も一緒に遊んだ友達だった。
その頃の伊織は、大人しくて少し泣き虫で、どちらかというと可愛い系の男の子。
それが今やイケメン王子様。
すっかり変わった伊織に驚くが、伊織は今でも「瑠璃ちゃん」と親しげに呼び、二人の距離は次第に近づいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 16:35:54
127552文字
会話率:33%
私、ザーリア・シュタインは「元」伯爵令嬢。いまは何でも屋【白銀の狼】に所属し、ちょっとした小遣い稼ぎをしている。ある日、私の生家であるシュタイン伯爵邸に立派な馬車が止まっているのに驚いて立ち寄ると、従妹のメイヤ・シュタインが身なりのいい男
から求婚されているところだった。
しかもその男は私を見た途端「ようやく会えた、俺の初恋の人」だなんて言い出して……。
そういえばどこかでこいつの顔を見たことがあるような……って、まさかおまえはあの「泣き虫ジョン」? それに皇太子ってどういうことなんだ?
初恋を成就させたい皇太子殿下と、「元」伯爵令嬢の娘。溺愛レベルが最高値を常に更新し続ける愛の重たい男が、初恋を搦め手から成就させるまでの闘いの記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 18:00:00
14408文字
会話率:42%
素手による暗殺、刀、槍、縄、投擲、銃、毒と様々な武具を使用しての暗殺や殺人術を極めた。
一輝は老衰で死に、地獄に堕とされた。
地獄、生前の罪が重い者を裁く世界、極卒を相手に殺戮と闘争の日々は続く、一輝は許せなかった。
強者のふりを
して暴れる者、弱者の権利を利用して傍若無人に振舞う者、弱者を踏みにじる者など様々な者が許せなかった。
明王、仏、菩薩、天部にすら戦いを挑む一輝に天界の武を司る者達もうんざりしていた。
天界の決定により転生させられた一輝、新たな世界はダンジョンが存在し、異能者や武人などが大いに活躍する世界、過去の英雄の能力を受け継ぎ、2代目の英雄を襲名する、武家や侍の系譜の子孫達がダンジョンに挑む世界。
そんな世界の名武門の家柄の子として、15歳にして過去の記憶を思い出す一輝。
八幡太郎を太祖にもつ源氏の武門の名家、六条家の子として転生していた。
だが六条家は商売では成功している家だったが、武家としてはもはや見る影もなく、後を継ぐこの六条一輝の体もぶよぶよと太っていて、六条家は一輝をべたべたに甘やかしてた。
同じ源、八幡太郎を祖と持つ子供はそんな一輝を虐め、周りの名家達からも六条は終わったと言われ、泣き虫一輝と言われ馬鹿にされている、俺。
俺は六条家の名誉を取り戻す為、かつての修練を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 19:43:14
78084文字
会話率:50%
神の神託により、世界の中から5人のみ選ばれる勇者と言う存在。
その役目は、魔王に奪われたままの世界の四分の一を取り戻す事である。過去の勇者達の奮闘により、何度も魔王を倒すものの後一歩のところで世界を奪還できず今に至る。
魔王が世界の四分の一
を手中に納めるきっかけを作ったエアズィール国だったが、幾つもある国の中で唯一、勇者が産まれる年になれば毎回神託を受け、優秀な勇者を輩出するため、世界を危機に晒したと言う罪から見逃されていた。
けれど、今回選ばれたのはヘタレで泣き虫な少年ヘルト。他国の勇者は皆優れた者ばかりで、国中から出来損ないと馬鹿にされる日々を過ごしていた彼だったが、ひょんなことから化け物屋敷と呼ばれる洋館に足を運ぶ。そこにいたのは、溢れ返る凍り付いた魔物達と美しい少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 17:15:55
36699文字
会話率:48%
泣き虫魔女のメルルは、ちょっぴり厳しい幼馴染の“彼”と共に、いつか魔王と戦うための鍛錬に励んでいた。
ささやかな幸せに溢れた日々。
それが、ずっと続くと思っていた。
★★★
※本作品は創作サイト、複数小説投稿サイトに掲載しています。
もし少しでも文章や世界観を気に入って下さったら、他の作品も是非覗きに来てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 19:47:31
8424文字
会話率:42%
突然未来へと召喚された普通のアラフィフの友部貴弘は地球を救う使命を背負わされてしまった。
二つの世界に分かれ消滅の危機にある地球を一つに戻すまでの時間が迫るっている。
最強の力を手に入れた貴弘はそこで出会った人たちとの絆を深めながらも、星を
救うために奮闘していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 12:55:07
382747文字
会話率:51%
俺、月城 陽士(ツキシロ ヨージ)がマッチングアプリで出会ったのは、見習い【天使】の美羽(みう)。
ご飯大好き、泣き虫で子供みたいな みう。
天使試験を受けるためには、沢山の人を幸せにして【しあわせポイント】を集めることが条件だけど・・・・
幸せって一体、何だ?
つか、俺の幸せは??
見習い天使と凡人の俺は、【しあわせポイント】を集めるために、色々な事件に巻き込まれていく・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 12:00:00
61927文字
会話率:38%
男友達に失恋した泣き虫男子高校生と、たまたま出会った他校の男子高校生。
最終更新:2024-02-20 22:53:58
12579文字
会話率:33%
魔物の住む異界と、人の住む人間界。二つの世界を繋ぐ扉は、新月の夜に一斉に開かれる。
ある新月の夜、アリシアの父セドリックが失踪した。
父の行方を捜すために魔物退治の真似事をはじめることにしたアリシアに、執事であり幼馴染みでもあるノクスは猛
反対だ。けれどもノクスの忠告も聞かずに飛び出したアリシアのもとには、いつの間にか美声マンドラゴラや泣き虫のウィル・オ・ザ・ウィスプなどの魔物が集まるようになる。
彼らと奇妙な絆を深めつつ魔物退治を繰り返していくうちに、アリシアは異界に絶対的権力で君臨する上位の魔物ヴァンパイアに狙われてしまうことに……!?
父親の失踪の足取りにちらつくヴァンパイアの影。
彼らがささやく「薔薇の花嫁」とは。
冷静沈着の毒舌執事と賑やかな下位の魔物たちと共に、アリシアは失踪した父の手がかりを求めて今日も夜の街へと駆け出していく。
異世界を舞台に繰り広げられる、シリアスでコミカルなほんのりダーク&ゴシックなラブファンタジー!(もりもり)
©2023/紫月音湖(月音)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 12:40:20
137168文字
会話率:52%
アーリア王国の有名な王太子、レイモンド・アーリアは容姿端麗、頭脳明晰、クールで飄々としていてどこまでも完璧な王太子である。『クールで完璧な王太子』という評判を持つレイモンドは実のところかなりの泣き虫であった。そんな彼の婚約者である子爵家の令
嬢、エマ・シャロルは王太子妃に自分は相応しくないと感じていた。「今日こそはハッキリ言うのよ」と、固い決意と共にレイモンドへ『婚約解消』を迫るために歴史深い王城でコツコツと歩みを進めるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 21:36:56
15375文字
会話率:32%