自動車メーカーの開発部で働く主人公、香月アリサ。
女性というだけで職場の人間からハラスメントを受ける毎日に辟易していたある日の事。
ルストフェルトと名乗る帝国司教に、アリサは「聖女になって欲しい」と勧誘を受ける。
聖女自体には興味無
かったが、ルストフェルトの愚直で誠実な性格が気に入り誘いを受けて彼の手を取った瞬間、なんと中世ヨーロッパ風の異世界に転移してしまう。
自分以外にも続々と聖女になる為、候補の女性達が様々な世界へやってくる。
その内の一人に同じ日本からやってきた女性で、しかも同じ中学に通っていた同級生で、ひとまずの安心を得た束の間、アリサはその同級生に騙されて、魔女になる為の試験を受けてしまう。
結果、アリサは聖女の道を辞め、魔女の道を突き進むことを選ぶものの、この世界は宗教が支配していて、魔法使いの立場は低かった。
それにもめげず、彼女は異世界での理系知識をフル活用して、魔女生活を邁進する――!
(※注:作者は文系です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 07:00:00
116687文字
会話率:53%
「無能!」「無能!」響き渡る声。蔑みの目。そして追放。 異世界へと転移した黒部 圭太に突如訪れた最悪。 死を覚悟した圭太が自身の能力「無能」の真の力を知る時、彼の選ぶ行動とは・・・。 それは「無能」の使い手、黒部 圭太の名が雷鳴の如く世界へ
と轟き渡る物語の序章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 14:21:54
316776文字
会話率:48%
伯爵令息であるラルフは、「一万人の男と寝た」と豪語する伯爵令嬢エリーザと結婚した。
娘レナが誕生するが、エリーザの派手な男関係からラルフの実の子である可能性は極めて低い。しかし、ラルフはそんなことは関係なくレナに愛情を注いだ。
やがて成長
し少女となったレナは、父ラルフに「自分の本当のパパが誰か知りたい」と言い出す。
ラルフはこれを了承するが、エリーザはレナの実父鑑定をすることに猛反対する……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 16:40:10
4427文字
会話率:52%
残業明けに事故に遭ってしまった一般人男性の寒波星輝(さむなみしょうき)は、なぜか邪神の祝福を受けて異世界に転移してしまう。最初こそ怪訝な態度だったものの、邪神には邪神なりの事情があることを知った星輝は、新たな世界ではサムとして、邪神に仕える
大司教となることを決意する。その目的は邪神の名前を”善い”意味で人々に知らしめること。そのために大司教サムは相棒の元天使アンヘルと共に、行く先々で善行を繰り返す! *アルファポリス、ノベルアップ+ にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 21:00:00
215553文字
会話率:51%
このお話は片頭痛持ちの彼女が乙女ゲームの悪役令嬢に、片頭痛持ちのまま転生してしまったお話。片頭痛持ちのまま、しかも、その乙女ゲームを知らない彼女の転生した場所は、頭痛を病気と認めていない国。転生してからも片頭痛と闘う彼女があることを辞退しよ
うとしたために、その乙女ゲームに酷似した世界が変わっていくお話。
※本作が三作目になります。拙いお話ですが片頭痛の人も片頭痛でない人も、良かったら読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 06:16:00
1495775文字
会話率:37%
※この作品はカクヨムでも掲載しております。
巨大隕石が落ちた後の地球は、魔力が溢れる世界、人々が魔法を使う世界となっていた。しかし魔力を持ったのは人間だけでなく、獣が進化したベルーラスという生き物もそうであった。そしてベルーラスは人々が守
る魔力の泉を狙い、人間との死闘を千年以上も続けていた。
回復の魔法の使い手のソルは、十五歳で司教士官学校に入学する。ソルは五歳の時に誰も使った事のない魔法、命を復活させる魔法を姉のアクリラに使っていた。そのアクリラもまた攻撃の魔法の使い手である魔導士になる運命を背負う。
士官学校に入学と同時にソルは、ヴィーダという若い女が暮らす家で暮らす事になる。母との別れを気にしながらも、ソルの士官候補生という厳しい毎日が始まっていく。
ある訓練でソルは人工のベルーラスと戦う事になる。その戦いに勝利したソルだが、次に襲ってきたのは姉のアクリラだった。士官学校のぬるま湯のような訓練ではなく、本気の戦いの怖さを教えるアクリラ。そしてソルにアクリラが暮らす魔力の泉に来いと言い渡す。
魔力の泉でアクリラから刺激を受けたソルは、誰も使った事のない魔法の全体化に挑もうとする。ソルの師でもある法王はそんなソルに、ヴィーダの母であるアルマが医師を務める病院に行くように提案をする。
やがてベルーラスとの決戦が近づき始まっていく。次々と出る死傷者に苦汁を味わいながら、ソルはアクリラの参戦を待つ。やがてベルーラスの親玉である覇王が現れ、ソルの戦いが始まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 13:05:22
132194文字
会話率:46%
「アリーゼ=ホーリーロック。お前をカトリーナ教会の聖女の任務から破門にする。話しは以上だ。荷物をまとめてここから立ち去れこの「異端の魔女」が!」
カトリーナ教会の聖女として在籍していたアリーゼは聖女の証である「聖痕」と言う身体のどこかに刻
まれている痣がなくなり、聖魔法が使えなくなってしまう。
それを同じカトリーナ教会の聖女マルセナにオイゲン大司教に密告されることで、「異端の魔女」扱いを受け教会から破門にされてしまった。そう聖魔法が使えない聖女など「いらん」と。
でもアリーゼはめげなかった。逆にそんな小さな教会の聖女ではなく、逆に世界を旅して世界の聖女になればいいのだと。そして自分を追い出したこと後悔させてやる。聖魔法?そんなの知らないのです!と。
そんなアリーゼは誰よりも「本」で培った知識が豊富だった。自分の意識の中に「世界書庫」と呼ばれる今まで読んだ本の内容を記憶する能力があり、その知識を生かし、時には人類の叡知と呼ばれる崇高な知識、熟練冒険者のようなサバイバル知識、子供が知っているような知識、そして間違った知識など……旅先の人々を助けながら冒険をしていく。そうこれは世界中の人々を助ける存在の『聖女』になるための物語。
※基本はアリーゼ様のほのぼの旅がメインです。
※追放側のマルセナsideもよろしくです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 11:46:34
261279文字
会話率:52%
三十年戦争と呼ばれる戦いがあった。
西暦1618年に幕を開けた世界最後にして最大の宗教戦争は、ヴェストファーレン条約の締結によって終戦を迎える1648年までの間に、実に延べ800万人もの犠牲者を出した。
ドイツをはじめとする欧州全土を
巻き込んだこの悲惨な戦いの記録は、多くの人々の手によって現代まで語り継がれ、様々な形となって記録と記憶に残されている。
戦争の惨禍と呼ばれる食刻によって作品を残したロレーヌの芸術家ジャック・カロもまた、痛ましい戦いの記録を残した人々の中の一人である。
時は巡り西暦2037年4月5日、復活祭に沸くドイツ連邦共和国 ミュンスターの地で異変は起きた。
古めかしい鎧に身を包んだ兵士たちが深夜の町を行軍するという怪現象の目撃。その噂が人々の間で流れて間もなく、旧市庁舎の窓から5人のキリスト教徒が投げ出される事件が発生。
それはかつて、長きに渡る戦争の引金を引いたプラハ窓外放出事件を彷彿とさせるものであった。
“ウェストファリアの亡霊”
三十年戦争の記憶を呼び起こす怪奇現象を指して、多くの人々は口を揃えてそう呼称した。
この怪現象の謎を解き明かすべく、世界特殊事象研究機構の隊員であるフロリアンはヴァチカン教皇庁の総大司教ロザリアと共に調査を開始する。
だが、事件は宗教対立の様相を呈して苛烈さを増していき、当時と同じようにローマ・カトリック派と福音主義派の争いにまで発展してしまう。
そして事件は、ジャック・カロの残した『大きな惨禍』と呼ばれる18の作品群をなぞらえる様にして混迷の道へと突き進んでいくのであった。
※本作品はカクヨム、及びノベルアップ+でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 17:00:00
366635文字
会話率:31%
西暦2031年12月。
中央ヨーロッパの一国、ハンガリーでは国際連盟主催による特別総会が開催されようとしていた。
欧州を揺るがした難民危機から15年余り。未だに解決の兆しを見せない問題に対して国家という括りを越え、国際機関である世界特殊事象
研究機構を含めた取り組みが始まろうとしていたのである。
その最中、ハンガリーとセルビア国境付近で謎の殺人事件が頻発する。
最初の事件発生から1か月経過しても現地警察などが犯人の足取りすら掴めずにいる中、ある軍事機密漏洩が原因による新兵装の使用疑いがあるとの情報が国際連盟にもたらされた。
その情報は連盟内部から機密情報が漏洩した可能性を示唆するものであった。
世界特殊事象研究機構と国際連盟が動き出す中、自身の未来に対する答えを求める旅をする青年もまたハンガリーの地を訪れる。
生涯孤独の難民殺人者、難民狩りの男【ライアー】
自身の未来に答えを求め旅をする青年【フロリアン】
国際連盟 機密保安局 -セクション6 局長【マリア】
世界特殊事象研究機構 総監【レオナルド】
冬の冷たい空気が満ちる欧州の地で、異なる目的を持つ人物たちの4つの運命が交錯する。
さらに、その運命の行く末を見届ける者もまたハンガリーの地を訪れていた。
ヴァチカン教皇庁 総大司教 【ロザリア】
それぞれの目的を胸に秘め、この地に集まる者達が辿るそれぞれの未来を描く物語が今、始まる。
※このストーリーは以下の二つの作品に連なるシリーズ作品の一つです。
【予言の花】https://ncode.syosetu.com/n4182gc/
【イベリスの箱庭】https://ncode.syosetu.com/n6453gb/
※同一作品をカクヨムにおいても公開しています。
【この物語はフィクションです。作品に登場する国家・人物・団体・名称などは実在のものとは関係がありません。】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 00:00:00
243272文字
会話率:25%
聖女の護衛は楽ではありません。
15歳の成人の儀で司教から君の職業はフリーと言われたリュウトは、フリーランスと呼ばれることもある冒険者になることにした。
亜人差別の強い国に生まれたリュウトは、転生なのに、肺を余分に持って生まれた。亜人認定さ
れかねないのをごまかすために必死に魔法を覚える。
聖女の護衛になったリュウトは、身分制度のある社会を登り、亜人差別と、微力ながら戦かう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 07:00:00
29372文字
会話率:71%
黒き風の病ー地球風に言うと黒死病
突然それは大陸中を駆け巡り
全ての動物の命を次々と死に至らしめ
全ての国を混乱に陥れた
そんな中現れた光が大司教に任命されたかの男である
最終更新:2022-01-22 15:23:26
1028文字
会話率:73%
長い間、生きてきて仲間の大切さを深く感じている仲間思いの寄生虫。彼は次の宿主を探している時、偶然にもシスターを司教が説教している場面を目撃する。
その思いやりのない冷たい言葉に業を煮やした寄生虫は、司教に寄生する。
そこから始まる教
会暮らし。寄生虫は普段通りに振る舞っているはずが、何故か美少女シスター達に懐かれまくる。段々と距離が近くなるシスター達。
そして...。
「おい!ここ、教会だろ!こんな事しちゃダメだって!」
これは、生殖を異様に嫌う仲間思いの寄生虫と、美少女シスター達が織りなす聖なるラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 20:42:29
1286文字
会話率:22%
古より魔力が降り注ぐフレスベア大陸。
その魔力は神々が与えし神秘の力として人間たちは能力を開花させていった。
剣と魔法の強力な力
モンスターを召喚させ使役する力
人類はこの力を発展させ、強くそして幸せに満ちた生活をしていた。
アルリス歴
743年 ムーン帝国による大陸統一
アルリス歴812年 大司教ガルムにより神聖都市ナジャが制圧される。通称「ガルムの乱」
アルリス歴813年 ガルムの乱に呼応し、王都「メシア」が独立を宣言
アルリス歴814年 水の国「ヴリドラ」が独立を宣言
アルリス歴815年 ガルムの乱終結
物語は、平和なフレスベア大陸の混乱を予感させるアルリス歴816年から始まる。
※アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 10:40:14
18169文字
会話率:49%
女神が守護していると言われている大陸、ディオース大陸。この大陸には中心にあるデアテ大修道院を中心とした三国が支配していた。
女傭兵アイリスは修道院に併設されている士官学校の生徒達を助けたことによって、大司教から教師になった。はじめは表情の変
わらない彼女に恐れるものも多かった生徒達だったが、親交を深めていくうちに仲良くなっていく。
しかし、そこに忍び寄る影も出てきて――。
戦争が始まってしまうまでの一年間、アイリスはどう過ごして、どんな選択をするのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 19:20:31
110771文字
会話率:53%
主人公錬金術師のレイ・パラッシュは、激しい戦いの末、新種の魔物をなんとか倒し、パーティーの壊滅を防ぐ。
誰がどう見ても英雄的行動のはずだが、悪徳貴族である三子爵たちの命令に逆らったことを責められ、壊した剣の弁償代を背負わされたあげく、冒険者
ギルドから追放されてしまう。
新たな仕事を探さなくてはいけないレイだが、各方面に悪徳ギルド長から圧力がかかっており、どこからも雇ってもらえない。
酒場で落ち込む彼に、一人の男が闇ギルドをを紹介する。
闇ギルドへ向かうレイ。
そこでは、新しい酸の開発の実験台にされているスライムがいた。
レイはスライムを救出し、家へ連れ帰る。
このスライムは新種のようで、様々なものに擬態した。
カボチャ、タマネギ、ぬいぐるみ、そして……死んだ幼馴染の少女。
このスライムとの出会いをきっかけに、レイの人生は大きく好転する。
有力な司教の孫娘である聖女に目をかけられ、彼女の野望のために尽力することに。
見た目は可愛らしいが、目的のためなら手段を選ばないグレーな聖女様だ。
レイの元暗殺者としての力に、大いに期待しているのである。
一方その頃、冒険者ギルドは、レイが抜けたことにより、利益を大幅に減らし、経営が傾き始める。
そして、悪徳貴族である三子爵たちの悪事を、聖女が嗅ぎ付けた。
彼らに破滅を与えようと聖女が動き出す。
悪役どもを乗せた、地獄行きの特急列車が走り始めたのだ。
紅蓮の魔術師ガリム親子が追い詰められ始めるのが、2章中盤から。
ギルド長ゲラシウスが、散々にこき下ろされるのが、3章開始からになります。
※この作品は、私の長編1作目『魔術師ギルドを追放された俺は、助けたスライムと共にギルドランク1位を目指す』のリメイクになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 22:28:59
86184文字
会話率:38%
かつての世界が滅び、六つの巨大な塔内に移り住んだ人々。【祈りの塔】で生まれ育ったラナクは、成人の儀を済ませた後、古代言語に秀でた能力を買われて司教から首都への遣いを頼まれる。幼い日に消えた親友の行方を追う旅で、失われたはずの古代技術である魔
術と、禁忌とされる世界の真相が少しずつ明らかに……。新たに創造されし世界を巡る冒険ファンタジー!
※こちらの作品は『ノベルアップ+』および『カクヨム』にて重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 05:00:00
205293文字
会話率:56%
※この作品は「カクヨム」「エブリスタ」にも掲載されています。
※本編完結済みです。いずれ番外編をシリーズとして投稿予定。
最強の悪人たちしか生き残れない呪われた街、百塔街。
この街生まれのアレシュは、天才的調香師だった父の莫大な遺産を食
い潰しながら暮らす美貌の青年だ。『無能』で『無職』な彼だが、百塔街を愛する気持ちは人一倍ある。
悪徳の中にこそ美と自由がある、と信じて百塔街での暮らしを満喫するアレシュ。
そんなある日、百塔街を浄化しようと、最強の司祭が乗りこんできた。
ありとあらゆる奇跡を起こしまくる善意の暴走特急を前に、『無能』のアレシュは百塔街最凶の悪人たちをそろえて立ち向かう!
【キャラクター紹介】
アレシュ……主人公。黒髪赤い目、まだ少年くささの抜けない装飾品のような美青年だが、着飾って女遊びをすること以外はとことん無能。親の遺産である魔香水を使って無法の街百塔街を生き抜く。
ミラン……主人公の自称兄貴分。常にものすごい厚着なのは氷結の呪いを受けているため。職業は符術士。様々な護符や呪符を扱い、その腕は確か。ばかばかしいほどテンションが高く、アレシュには「下僕」と呼ばれている。
ハナ……アレシュの家の押しかけメイド少女。頭に巨大な巻き角がある魔界の住人。よく喋る陰気なツンデレで、毒舌がものすごい。空間を繋げる扉の術を使う。家事は苦手。
カルラ……アレシュの元彼女の魔女。年齢は1000歳とも言われる。見た目は頼りない恋多きお嬢さんで、美しい少年に目がない。「猫」と呼ばれる使い魔を使う。
ルドヴィーク……百塔街の死体売買組織「葬儀屋」の最高幹部。アマリエと名付けた人形を外套の下に抱き、仕込み杖であらゆるものを切り伏せる。気味の悪い老人だが、アレシュのことは気に入っている。
サーシャ……アレシュの元親友。今は死んで幽霊になっているようだが……。
クレメンテ……百塔街に乗りこんできた七門教エーアール派司教。あらゆる奇跡をダダ漏れにして歩く80代の老人、ただし見た目はどう見ても20代の美青年。得意技は聖職者パンチ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 11:18:19
286618文字
会話率:31%
ある地方に、勇者伝説の英傑が建立(こんりゅう)したという大聖堂があった。
英傑の末裔(まつえい)に養女として引き取られたアリスは、子供の頃から大聖堂の司教となり、聖女と呼ばれるほどに成長した。
18歳となったある日、恒例の『奉納祭
』が始まる。
彼女は大司教から預かった『王冠』をかぶって、ちょっとした独り遊びをした。
それが原因だったのか、翌日、彼女は子供の姿になってしまう。
解呪で元に戻ったアリスは、安堵(あんど)しながらも『あること』を思いついた。
子供の姿で町に出れば、奉納祭の孤独な思い出を楽しい思い出にできるかもしれない……
彼女は後ろめたさを感じつつ、失った思い出を取り戻そうと、夜な夜な王冠をかぶる。
一方、とある事後処理で派遣された二人組がいた。
彼らは祭りを楽しむつもりでいたが、誰かに追われ、隠れていたという『子供』を保護する。
王冠の呪いがもたらす『おそるべき事件』に、迷える聖女が翻弄(ほんろう)される成長物語。
※本作には以下の描写があります。ご注意ください。
・後半に「気持ちの悪い描写」
・「暴力的な描写」
※本作は以下の小説投稿サイトにも満載しております。
・アルファポリ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 14:10:33
118745文字
会話率:52%
雨の降る日、ソラティの働く花屋に二人の司教がやって来る。
ジークという司教から渡された花から始まる恋愛模様。
最終更新:2021-05-19 20:00:00
37986文字
会話率:51%
レイラは生まれた時から強力な魔力を持っていたため、キアーラ王国の大神殿で大司教に聖女として育てられ、毎日祈りを捧げてきた。大司教は国政を乗っ取ろうと王太子とレイラの婚約を決めたが、王子は身元不明のレイラとは結婚できないと婚約破棄し、彼女を国
外追放してしまう。
――え、もうお肉も食べていいの? 白じゃない服着てもいいの?
追放される道中、偶然出会った冒険者――剣士ステファンと狼男のライガに同行することになったレイラは、冒険者ギルドに登録し、冒険者になる。もともと神殿での不自由な生活に飽き飽きしていたレイラは美味しいものを食べたり、可愛い服を着たり、冒険者として仕事をしたりと、外での自由な生活を楽しむ。
一方、魔物が出るようになったキアーラでは大司教がレイラの回収を画策し、レイラの出自をめぐる真実がだんだんと明らかになる。
※序盤1話が短めです(1000字弱)
※複数視点多めです。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 17:11:09
276336文字
会話率:40%
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾
かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 17:00:00
119737文字
会話率:49%