薬師マールは冒険者パーティに属していた。
持ち替えの薬学でパーティに貢献していたマールだったが、ある時から世界は薬学から回復魔法に取って代わっていく。
マールは回復魔法の流行についていけず、パーティにも馴染めず、他の回復魔法使いが来た事で
マールはメンバーから外されてしまう。
それでも苦しむ人々を救いたい思いを諦めきれないマールは、一人で世界を放浪し傷つく人々を癒していた。
その過程で、傷ついた一体の妖精と遭遇し手当をするが、その献身ぷりは妖精王にも伝わる事となる。
マールの行動に心打たれた妖精王は、マールを自らの嫁の迎え入れようと、人間の冒険者のふりをして彼女と共に旅をする。
これは、持ち前の薬学スキルで分け隔てなく人々を救い続けるマールと、そんなマールへの求婚を諦めずにいる妖精王との冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 01:00:00
40115文字
会話率:48%
バケモノ一家のゾンビ令嬢と呼ばれているゾンネ。マルクス第三王子の婚約者選定会にやってきた。マルクスの中に、かつての愛犬マールの魂の片鱗を感じたゾンネ。マルクス王子を幸せにすることを決意する。
最終更新:2023-09-05 18:13:29
5336文字
会話率:62%
アルディアスを座長とする、旅芸人のマールス一座。
街へ向かう途中で、地図にない村を見付ける。そこでは多くの露店とたくさんの観光客がいて、村の少年カドゥルが姿を変えるなどの手品を披露して場を盛り上げていた。
座員達はそれぞれにすごしてい
たが、誰もが村のあちこちで何かしらの違和感を抱く。
座員達が明らかにこの村は何かおかしいと感じ初めた時、盗賊が村へ乱入してきた。
全十二回折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 19:00:00
54117文字
会話率:33%
わたしの名前はユマール。真っ白なマンションの真っ白な部屋に、パパとママの3人で暮らしています。
昼間は部屋の中でテレビを見ながら過ごして、夕方になると、友だちのネイちゃんと一緒に日が沈むまで遊びに行きます。
ここに来るまで、わたしたちはトラ
スティアという街で暮らしていました。
今、トラスティアの街は炎に包まれて、帰ることができないのです。
いつか、パパとママと、ネイちゃんと一緒にトラスティアの街に帰れたらいいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 19:44:15
7500文字
会話率:50%
シャルロット・ティア・ノイマールはレヒュブルク王国の王女だ。何不自由なく育ち、天真爛漫な少女として周囲から愛される幸せな生活を享受していた。
一方、一介の騎士でしかないエリク・ディアンヌはある出来事により呪いを受け、全身毛むくじゃらで化
け物の姿となり、誰からも忌避される不遇な生活を送っていた。
恋人とも別れ、呪われ騎士という渾名で蔑んだ扱いを受けながらも生真面目に騎士としての職務に励んでいたが、あるときシャルロットを刺客から守ったことがきっかけで全てが変わり始める。
「よろしくお願いいたします、旦那様♡ 末永く」
「いや、王女様ですよね?」
なんと王女シャルロットは使用人に扮してエリクの屋敷に押しかけそのまま働き始めたのだ。
シャルロットの突飛な行動と距離が近すぎる使用人としての振る舞いに長年呪われ騎士として生きていたエリクはただ困惑するばかり。
共に暮らす中で徐々に騎士としての義務感だけでなく一人の女性としてシャルロットと親しみ、意識していくようになるが刺客に襲われた事件がやがておもいもよらぬ陰謀に繋がっていたことが明らかになっていき・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 05:00:00
325289文字
会話率:62%
ジュウェルという世界には、アマールとテネブリスの2神がいた。
ある時、アマールが突然と姿を消した。
アマールを探すために、地球より召喚したのは、娘を亡くした50歳のおっさん。
アマールを探せば、娘と会える。
おっさんは、ジュウェルのハーフ妖
精達と、アマールを探す旅にでる。
おっさんでも、冒険はできるかもしれないかな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 04:34:57
62394文字
会話率:37%
空の世界で起こった、フィッシャー王家とスカイマール帝国の戦いに、かつて空の世界を救い地上へと還っていった英雄の血族の女子高校生が召喚されて戦いを繰り広げるという感じの物語。
ただし、勢いだけで書いているので、どうなるか分かりません。きゃっほ
ー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 17:40:04
6179文字
会話率:27%
エルフからなる王国、法国とヒュームからなる帝国。古くより争って来た三国は時代の流れと共に闘争から宥和に変遷していた。思想主義の異なる三国が平和の建前のもと集う場所『ポルケピ』。各国の政治機関が集まるその場所は明日の天気を言い争うほどに殺伐
としていた。
帝国と王国の間にあるヒュームの国、帝国の属国である公国の騎士団長であるマールベルク・フォン・バッセンハイムは、ポルケピ帝国大使の留守を預かる為にローエル公爵の勅令によりポルケピへの出向を命じられる。
田舎貴族の世間知らずな彼を待ち受けるのは社会の息苦しさや人間関係のしがらみだった。帝国大使の席を飾りとして預かる日々の中で彼は各国の思惑、世界の真実に触れてゆく。
無関心、不干渉をポリシーに世情に流されるまま生きて来た彼は出会いと別れの中で今まで触れる事のなかった感情に出会い、自ら物語の渦に足を踏み入れて行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 22:50:20
19045文字
会話率:27%
オリエント系遊牧国家をルーツに持つキビジュ帝国に生まれた、西方移民系のヨアン。彼女の人生は、父の戦死をきっかけに少しずつ変わっていく。近代に入った帝国の歪みを見たヨアンが革命を目指すようになる、その前と後の出来事。
最終更新:2023-05-06 17:57:47
19626文字
会話率:44%
鉄と石炭、煤煙と蒸気が漂い、列強国が睨み合うユースティア大陸。
グラーセン王国の若者、クラウス・フォン・シャルンストはマールに留学していた。彼はある夜、不思議な少女に出会う。彼女はクラウスに、自分の夢に協力してほしいという。
彼女の夢。
それはかつて大陸に存在していた、『クロイツ帝国』を復活させるというものだった。
これは『近代』という、まだ世界にロマンが残っていた時代の物語
この作品は「note ノベルアップ+ カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 00:00:00
676630文字
会話率:44%
「ごめんなさい、あなたとは結婚できないわ。婚約、破棄させてもらうわね」
おてんばで有名の白ネズミ獣人の王女ネーナは、婚約者であった小型犬の侯爵令息に婚約破棄を告げた。
それは侯爵令息が伯爵家の令嬢に想いを寄せていることを知っていたからだ
が、実は白ネズミ王女が婚約破棄をした本当の理由は、幼馴染な熊騎士令息のことを手に入れたくてたまらなかったからだった。
「クマール、わたくしの愛する騎士様。わたくしと結婚してください」
しかし堅物な熊騎士クマールは身分違いを理由にし、ネーナの求婚を断る。
それでも諦めないネーナは次々クマールに熱烈アプローチを行い、彼を虜にしていくのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 08:02:32
8500文字
会話率:32%
選ばれた人間に様々な役割が与えられる国、聖ジュマール国に暮らす"鬼"の役割を与えられた少女、宇田川時雨はこの世界が「アイアムプリンセス!」という乙女ゲームの世界であることを思い出す。平和なゲームだし命に関わる心配もないだ
ろう、と楽観視していた時雨だったが、アイプリのヒロイン姫矢華恋に惚れられたことで時雨の運命は変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 18:40:38
16321文字
会話率:69%
偶然、自らの秘密を知ったことで、両親に確かな愛情を受けながらも、むしろそれゆえに住まう屋敷を出ていくべきだと考えていた、末の王女マールツィア。
ある日そんな彼女に届けられた、その願いを後押しするようなメッセージ。
――外の世界に、出
たくはないか――
そして約束の夜、メッセージの送り主として、彼女を連れ出すために現れたのは、彼女の兄。
8年前、病で亡くなったはずの……今は都を騒がせる義賊〈黒い雪〉の一員となった元王子、レオノシスだった――。
「ようこそ、マールツィア。
――この、どうしようもなくくそったれな世界へ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 21:52:03
234790文字
会話率:30%
マンスフェルトの森によって東西に分かれた世界。西方諸国のブルクミラン国に、「歌う」ことによって魔法のように人や物を操る力を持ったディアナベスという王女がいた。
ブルクミラン国では何十年か、何百年かに一度、魔の力を持った奇跡の娘が生まれる
と言い伝えられていた。ディアナベス王女もその一人だった。「音の力」は人の心に癒しをもたらす一方、恐怖や脅威をも、もたらす。
ディアナベス王女の「音の力」を手に入れようと、西方諸国のチェルニア国のマールセン国王が、世界を征服するという自分の野心を満たすため動き出す。それを制しようとシェーンベルガー国のジークレッド王がブルクミラン国のディアナベスの姉、トレイシア王女と手を組もうとする。トレイシア王女はジークレッド王の申し出を受け入れ、「音の力」の秘密を共有する。
ディアナベス王女の「音の力」は果たしてマールセン国王の手に落ちるのか。ジークレッド王とトレイシア王女は、マールセン国王の野望を阻止できるのか。「音の力」とは一体何か。マンスフェルトの森の持つ「魔の力」やジークレッド王とトレイシア王女の揺れる想いも絡んだ異世界ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 00:18:31
136165文字
会話率:32%
光すら届かない海底から、襲いかかる魚のような物体。直後、航行していたガリオン船に命中し、逃すことなく慟哭の海に沈めた。ガリオン船を襲ったのは、サメか?答えは・・・。
アイニが送る異世界潜水艦無双物語!
主要キャラクター↓
艦長:リラ
ム・サブマール
副艦長:ホーキンス・サブマール
航海長:マーセル・リビア
戦術長:エル・ブランコ
水雷長:エザリカ・フォラーセル
砲術長:メル・リシーア
|狭域測音長《ソナー》:イラ・ハーゼル
|広域測音長《レーダー》:イヴ・ハーゼル
通信長:ラル・メランダ
機関長:テルラ・メトラース
副機関長:エルシア・メトラース
※絵師さん、女性の読者様。お読みに来てください。
※え?下心?ないですってば!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 00:07:49
2991文字
会話率:32%
仮想のスマホゲーム「剣と魔法の王国戦争」をめぐる、<バー バッカス>、孤独な中年男性・マイノス、そしてゲーム内将校・マールが織りなす、3つの物語。
最終更新:2023-01-08 20:49:26
51625文字
会話率:20%
【より正確な表題】
レイレ・セアネーメル・セ=ケールメジシャが塩の荒野ダルマールで発見した、猛烈なるゴラより生まれし崇高にして偉大なる驚異の岩の研究。
●イセカイフドキさんの「異風調」参加作品。
最終更新:2022-12-17 00:00:00
10093文字
会話率:0%
欠陥だらけのへっぽこパーティの5人が繰り広げるちょっとぶっとんでる冒険物語。
不思議な力が溢れる幻想世界で、魔物から世界を守るために奮闘する戦記。
方向音痴の勇者コンス、音痴の吟遊詩人アルル、魔法を使わない魔法剣士ヘルン、無表情無反応の拳闘
士ゲイル、のんびりマイペース僧侶マールと欠点だらけパーティの運命は?!
ドラゴンを倒したり、泉の女神の涙を止めて森を取り戻したり、魔王を倒したりするけど(ただし、本人たちは気づいていない)誰からも感謝されないお話。略して、おんぽこ!(自ら言っていくスタイル)5人のぺっぽこな冒険に乞うご期待!(しない)
番外編もあるよ→ https://ncode.syosetu.com/n3982ey/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 20:00:00
106010文字
会話率:64%
「ハリス・ワイマール、貴男との婚約をここに破棄いたしますわ」
会場中にラライザ王国第一王女であるエリス・ラライザの宣言が響く。
王宮の大ホールで行われている高等学校の卒業記念パーティーには高等学校の卒業生やその婚約者、あるいは既に在学
中に婚姻を済ませている伴侶が集まっていた。
彼らの大半はこれから領地に戻ったり王宮に仕官する見習いのために爵位を継いではいない状態、つまりは親の癪の優劣以外にはまだ地位の上下が明確にはなっていないものばかりだ。
だからこそ、第一王女という絶大な権力を有するエリスを止められるものはいなかった。
婚約破棄の宣言から始まる物語。
ただし、婚約の破棄を宣言したのは王子ではなく王女。
辺境伯領の田舎者とは結婚したくないと相手を罵る。
だが、辺境伯側にも言い分はあって……。
男性側からの婚約破棄物はよく目にするが、女性側からのはあまり見ない。
それだけを原動力にした作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 17:02:19
9193文字
会話率:50%
エマール家令嬢アリスは、ある朝新聞で婚約者のウジェーヌが他の令嬢と婚約をしたことを知った。
ウジェーヌはそれ以降音信不通となり、正式な婚約破棄の通知もないまま、アリスは偶然にもウジェーヌの結婚式を目撃してしまう。
全てを失った失意のアリス
はとある没落貴族の使用人となるが、その商才を次第に発揮させ始め……
※ハッピーエンドのざまぁ物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 07:46:07
11472文字
会話率:51%