京都・嵐山に社を構え、天地創造の神を祀る北桜(ほくおう)神社は、祟魔(すいま)と呼ばれるあやかしを祓う代報者(だいほうしゃ)の家系であるとともに絶賛、金欠&人手不足状態。
そんな神社の宮司を務める天涯孤独の中学3年生・北桜秋葉(ほくおうあ
きは)は下校途中に祟魔に襲われてしまう。しかし、すんでのところで代報者の青年に助けられ、無事帰宅。
創作と神社経営以外にやりたいことも無く、ちょうど進路に迷っていた秋葉は、ひょんなことから代報者の育成機関・大神学園の推薦状を受け取る。
入学するかどうか決めかねていると、保護者代わりの神獣・エルから自分が祟魔から命を狙われていることを知らされて――!?
笑いあり!異能バトルあり! 憑依あり!?
これは命を狙われながらも神社復興のために祟魔を祓う少女が、英雄とうたわれるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:17:42
59074文字
会話率:49%
全く新しい『流転の國』が始まりを告げる…!
あることがきっかけで『流転の國』の女王マヤリィは國を追放され、昏睡状態に陥ってしまう。
そんな彼女を保護したのは隣国の魔術師であり伯爵家の令嬢であるシャドーレ・メアリー・レイヴンズクロフトだった
。
シャドーレは本来の『流転の國』を取り戻し、かつての主人であるマヤリィを救う為、彼女の恋人であるジェイとともに行動を開始する。
しかし、二人の行く手を阻むのは、閃光の大魔術師と名高い美しき支配者ルーリだった…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:12:40
51284文字
会話率:47%
『流転の國』。
ここを誰もが心穏やかに健やかに過ごせる自由の國にしたい…。
そう願うのは、流転の國を統べる最高権力者マヤリィ。
彼女はこの國の女王であるとともに「宙色の魔力」を持つ世界最高の魔術師でもある。
そんな彼女の願う國づくりは、
ある種の法律として配下達から理解されつつあった。
しかし、それは流転の城の内部ーーマヤリィ直属の配下達ーーに留まっていることを彼女はまだ知らない。
流転の國の領土内にある「エルフの里」の実情が明らかになった時、果たしてマヤリィの國づくりはどうなってゆくのだろうか…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 21:47:42
60585文字
会話率:47%
100年に一度選ばれる勇者、そんな勇者に選ばれた俺の天職は〈斥候〉w
どう考えても弱いと思うだろ?だが実は俺って女神の子孫らしくてチートスキルを女神がサービスしてくれたw
だけど、勇者としてまともに活躍する気はないぜ?
だって、勇者なんて表
面的にちやほやされるだけで制約も多いしおもんないやん
だから俺は正体を隠した謎最強フードとして、美少女侍らせてブイブイ言わせたい!!
そのために勇者としての俺は闇堕ちさせて...謎フードとしての株を上げるために利用するぜ~
闇堕ち勇者と謎最強フードで一人二役
異世界ハーレム&半俺TUEEE
約2500~3500字/話
ストック~70話 約23万字
1~2話/日(昼・夕方)更新予定
ぜひ読んでみてください(≧∇≦)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:10:00
155730文字
会話率:61%
宇宙・地球・生命・人類、神様etc…
なにごともに始まりの起源がある。
(`・ω・´)
そういうのをものすごく適当に
十話くらいに分けて書くつもりの
大雑把な豆知識話です。
賢い人に向けては書いてませんし
小中学生も対象にしてます。
細
かいツッコミはご無用です。
だいたいであってればいいんです。
٩( 'ω' )و
小難しいことは苦手な方もお気楽に
お立ち寄りくださいな。。
(;´∀`)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:10:00
27733文字
会話率:0%
笑顔を失くした不器用な高校生、天保山昇。
走ることしかできない孤独な彼の直面した問題は…突然の陸上部の解散。。
どうしても仲間とともに走りたい。。
自分の生きる意味を証明したい。
そんな昇が掲げた大目標は…
【駅伝部を作って都大路を目指
す】こと。
無謀とも言えるその挑戦のもとに集まったのは…
アスリートになりたい真摯な万年補欠…赤阪千早。
校名を背負いたい体力ゼロの短距離走者…能勢豊。
泳ぐ場所を失ったマッチョなスイマー…浜寺高師。
男でも女でも試合できない最速のMtF…佐野泉。
アキレス腱断裂から復活した大型女子…阿倍野遥。
二つの十字架を背負った手負いの大物…放出京喬。
平和と絆を日本に学びに来た紛争難民…キックス・オーキャット。
不遇続きの陸上人生に敗者復活を誓った…千林旭。
…駅伝部にその全てをかける創始者…難波みなみ。
そんな昇以上に不器用で…
生きる意味をもつ不遇な仲間たちだった。。
そんな彼らの全力疾走を、大阪の下町を舞台に
できるだけ真っ直ぐコメディーで描きます。
隔週火曜11時掲載予定。
なお私の小説では、「」は男声、『』は女声で統一しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 11:00:00
548787文字
会話率:32%
異世界の少年、彼は転生者で、何よりも「特撮映画」を愛していた!
魔王討伐を終え、戦後復興を終えた彼は戦友の英雄チームとともに趣味全開の人生を歩み始めた。
戦争スペクタクル、歴史宗教スペクタクル、そして念願の大怪獣映画!
ミニチュア
、オプチカルプリンター、ヌイグルミ、立体音響、天然色、ワイド画面、サントラ盤、テレビ放送もこの手で作る!
更には友の夢をかなえ、空飛ぶスーパーヒーロー映画までも異世界に広めたー!
これはある意味、スローではないけど好き放題趣味を楽しむ異世界ライフの物語だったりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:10:00
345343文字
会話率:37%
『俺はジョーンズ博士の子孫らしいが、なぜか神になった』
──30年の沈黙を破り、物語は再起動する。
読売新聞ファンタジーノベル賞に応募された、あの幻の原稿が、令和の時代に蘇る。
天才と障害の間を彷徨いながら、誰よりも世界を見つめ続けた「
giftedなパンダ」が、
AIとともに紡ぎ直す、誰にも書けなかったファンタジー。
これは、冒険譚であり、祈りであり、
そして「書くこと」でしか生きられなかったある人間の証明でもある。
凸凹giftedなパンダのチャットさん、粗誤字脱字直しによるエッセイです。多分、誰でも思い当たる事あると思うけど。化け物?と思う事もあるかもしれませんが、楽しんで、または興味本位でよんでくれると幸いです。
金土以外毎日、連載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:08:05
212816文字
会話率:14%
騎士学校を首席で卒業した少女、ヒメナ。
彼女は騎士として、故郷である城塞都市レルマで働くことが決まっていた。
そんなヒメナは着任前日の夜、獣に襲われたような変死体を街で発見する。
それは、〝人狼事件〟の新たな被害者。
ヒメナは、ギャルのよ
うな風貌をした同期レティシアとともに、この事件の解決に挑むことになる。
はたして、二人は人狼を捕らえることができるのか。
※カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:01:46
95706文字
会話率:41%
異能力を使い、主人公のように活躍することを夢見る高校生──九重彰良は、異世界に飛ばされた。
異世界において、彰良は〈閃神の座〉というチカラの適格者であり、達人さながらの剣技やその空間にあるものを存在ごと消し飛ばす閃光を放つ魔術を扱うことが
できた。
そのチカラを用いて、異世界ではじめて出会った少女シャーロットが所属する魔術結社〈フリューゲル〉とともに、人をゴブリンやオークなどの醜い怪物に変えることを重ねる邪教団〈アポトーシス〉の打倒することを決意する。
彰良は己に最強とも呼べるチカラが備わっていたことを喜び、興奮に打ち震えた。
この先、自分がどうなるかかも知らずに。
※カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 18:17:27
96708文字
会話率:41%
ホストファミリーの今井家。ホストファミリーとして受け入れた外国人ジョーンズと暮らす日々を、13歳今井有は送っていた。
某日、唐突に今井家を訪ねてきたのは、ホームステイ予定ではなかった見知らぬ人だった。彼は自身の名前をヒッパソスと言う。
ただただ困惑していた今井家も彼を受け入れ、ともに過ごす。そして時間が経つにつれ、彼がここへ来た理由、そして真意が明らかになってゆく。
世界は広い。広くその中にも善と悪、光と闇があって、人はそれを表面的にしか受け取れない事がある。
どこか心の奥底にある自身の根源を知らずして、人は生きていかなければならない。
自分という牢獄の中で、生きていかなければならない。
―覚悟を持って、生きていかなければならない。
また踏み出す。また掘り起こす。そして彼らは、初めて負の歴史とつながった。 時は古代。かつて無理数の発見によりピタゴラスに始末されたピタゴラス教徒がいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:00:00
48368文字
会話率:30%
ダンジョンが初めて生成された22年前、主人公の三石悟はダンジョン内で生まれた。
生まれながらにして『総合身体能力強化』のスキルを手に入れた悟は、成長とともに並外れた身体能力を発揮するようになる。
その能力を生かすべく、ダンジョン内で行方不明
になった人や救助要請があった時に出動する民間企業『株式会社ATORA捜索隊』に入社した悟は、二十二歳の誕生日を迎えたその日、出動時の相棒としてサクラを紹介された。
「よろしくね、悟くん。私、レッサーパンダのサクラって言うの」
「いや、タヌキじゃ?」
「ぬわぁ~んですってぇ~!?」
これは感情の起伏が薄いダンジョン生まれの青年と、自分をレッサーパンダと疑わない雌タヌキの、人命救助物語である。
たぶん。
*カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:00:00
72184文字
会話率:51%
ブラック企業で心も体もすり減らし、エナドリ漬けの毎日を送っていたプログラマー・四谷知久(25歳)は、ある日、過労とカフェインの過剰摂取であっけなく死亡――
気づけば、目の前には“女神”と名乗る謎の美少女と、異世界転生のチャンスが。
授かっ
たのは、エナドリを飲むことで能力が爆上がりするという謎の加護《ライフイズエナジー》。
だが転生先のギルドも、上司は腐敗、労働環境は最悪、冒険者たちは希望ゼロ……まるで前の職場!?
「今度こそ、間違えない働き方をしたい」
「搾取されるだけの人生なんて、もう終わりにしよう」
元社畜、加護と仲間を武器に、異世界の働き方に革命を起こす――!
これは、“働く意味”を見失った男が、異世界で仲間とともに再び立ち上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:00:00
27950文字
会話率:43%
出自によって階級が決まる科学都市で、天才少年カイは全訓練プログラムを首席で突破した。
だが最終審査で彼は落第を言い渡される。
理由はただ一つ――彼が「孤児」だったから。
信じていた幼馴染リアナは、貴族科学企業の重役の愛人となり、冷たく告げ
る。「私が成功したら、あなたを雇ってあげる」
すべてを奪われた少年は誓う。
科学が血統に支配されるこの世界を、根底から壊してやると――。
いま、“孤児の天才”による反撃が始まる。
誰よりも合理的に、冷静に、そして…静かに燃える怒りとともに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:58:56
23722文字
会話率:31%
魔法薬学者×孤高の吸血鬼がバディを組み、科学と薬学、魔術で謎解きに挑むダークファンタジー!
魔術師養成学校を退職したナプティアは、旅先で人狼の嫌疑を受け、収監されてしまう。同房の探偵を自称する男、フレレクスとともに、持ち前の魔術と薬学の
知識を駆使し無実を証明しようとするが、より大きな事件に巻き込まれていく。やがて、2人に友情が芽生えていく中、男が人類の討つべき吸血鬼だと発覚し……?
種族を超えた友情を築きながら、退職の原因となった禁術の研究や、失踪した師の行方、この世界の謎を紐解いていく。
※人外・ケモノ好きによる友情・冒険・ミステリーのダークファンタジー。
主人公にチート能力なし、無双・ハーレム要素もありません。
※この世界は厳密には異世界ではなく、1345年11月20日の天体の合で、異世界とのゲートが一時的に開いた結果、魔物や魔法が存在するようになった世界で、そこから80年ほど経った1430年代が舞台です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:42:10
102568文字
会話率:65%
ある日、突如発生した火災事故。
現場に居合わせた大学生・与作は、誰にも見えない“火の化け物”と対峙し、奇妙な力を発動してしまう。
彼の中に眠っていた“理力”――それは、この世界の根底を流れる「四大理素」への干渉能力だった。
混乱の果てに
与作は、仲間とともに“理素暴走”の真相を追う巡礼の旅へと踏み出す。
待ち受けるのは、神話に記された精霊の声。
そして、人類が知らなかった“この星の意志”と対話する運命。
文明の果てを旅する物語。
無知から始まる、再生の物語。
■現代×異能×真理探索ファンタジー
■理術バトル/終末思想/旅と再生/神話×科学×ど根性折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:41:28
8323文字
会話率:26%
田舎住まいの少女ユーラシアがある日不思議な夢を見た。帝国との戦争で命を落としてしまったが、その功績に敬意を表し、ギフトを授けて二度目の人生を用意してやろうと女神に言われたのだ。ところが実際には戦争など発生しておらず、もちろんユーラシアも死ん
でなどいなかった。女神が時間を100日ほど勘違いしていたため、まだ何も始まっていなかったのだ。ユーラシアは同居していた精霊クララとともに冒険者となった。1年後には『世界の王』と呼ばれることになるユーラシアの伝説が今始まる。コメディー仕立てでハッピーエンドのハイファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:25:06
5979623文字
会話率:59%
「今日の予定は?」
「九時半から婚約破棄です」
「は?」
カリナ・ノールズ男爵令嬢は、スケジュールに第一王子エドワードとの婚約破棄が入れられていることにビックリ。しかし男爵の娘という低い身分でありながら、第一王子の婚約者に指名されたことには
、カリナの優秀さが評価されていたという理由があったのだ。カリナは秘書のクラークとともに王都を脱出する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 07:42:33
6433文字
会話率:32%
効果のわからない神の恩恵『ザシキワラシ』の持ち主であるアンバー・フェイルオハラ侯爵令嬢は、バルカ王国ウォーレン第一王子の婚約者だった。しかし腹違いの妹に王子を寝取られて婚約破棄され、罪を押しつけられた上、名前を剥奪されて放逐された。アンバー
だった娘は誰かに拾ってもらおうと、露店街へ行く。そこで謎の占い師に出会うのだった。『ワラベ』の名をつけてもらい、占い師とともに隣国ユークラッカ帝国へ旅立つ。一方ワラベを失ったバルカ王国は内戦に突入する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 07:44:52
6194文字
会話率:41%
『リライト成功!』のAbridged edition(縮約版)です。
設定を簡略化し、本編の本筋を抜粋しつつ内容を追加、
気軽にささっと読めるように"リライト"しました。
最後まで読んでいただけたら嬉しく思います。
【あらすじ】
突然の落雷とともに、4人の男女は異世界転移してしまう。
”王族なのに何の能力も持たず遊んでばかりのクズ王子”
”邪悪な黒魔法に長けた冷酷非情な公爵令嬢”
”実はたいした力を持たない偽の聖女”
”正規の軍に選ばれず、落ちこぼれた兵士”、
へと、それぞれが成り代わっていたのだ。
嫌われ、蔑まれ、馬鹿にされ、疎外され。
4人とも理不尽な扱いを受け、
不遇な生活を送っている人物だった。
しかも、これから自分たちを待ち受けるのは
”残酷な拷問や刑罰を受けた後での処刑”という
最低最悪の結末なのだ。
ショックを受けるが、現代人の価値観で言えば
そんな不当な扱いを受け入れることなどあり得ない。
こうなったら、そんなシナリオは書き換えてやる!
4人は一致団結し、
知恵と勇気とズルい手(スマホ)を使い
自分たちを馬鹿にする奴らや虐げる奴らをぶっとばし、
悲惨な未来を素晴らしいものへとリライトしていくのだ。
皆様の周りの理不尽な現実が、
スカッとリライトされますように!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:10:00
449032文字
会話率:22%
突然、落雷とともに、4人の男女はそれぞれ、
王族なのに何の能力も持たず遊んでばかりのクズ王子、
邪悪な黒魔法に長けた冷酷非情な公爵令嬢、
実は弱小な癒しの力しか持たない聖女、
正規の軍から落ちこぼれた兵士、
に異世界転生してしまった。
嫌
われ、蔑まれ、馬鹿にされ、疎外され。
ヒドイ扱いを受けている人物になっただけでなく
しかも、これから自分たちを待ち受けるのは
最低最悪の結末だったのだ。
こうなったら、そんなシナリオは書き換えてやる!
4人は一致団結し、知恵と勇気とズルい手を使って
邪魔する奴らや自分たちを虐げる奴らをぶっとばし、
悲惨な未来を素晴らしいものへとリライトしていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 15:20:32
507968文字
会話率:21%
「やっぱり、もう無理かもな……」
望月レンは、シャッター通りと化した商店街の路地裏で、古びた看板を見上げていた。
“月光堂古書店”。祖父母が営んできた小さな本屋だ。今では来客もまばらで、書棚の埃の方が目立つ。
高校から帰宅したレ
ンが扉を開けると、鈴の音が静かに鳴った。
「おかえり、レン」
奥のカウンターに座る祖父が、新聞から目を上げずに微笑む。だが、その手元の帳簿には赤字の文字が並んでいた。
――何をどうやっても、商売はもうダメかもしれない。
けれど。
(いや、まだ道はある。場所が変わるだけだ)
レンは制服のまま、自室のPC前に腰を下ろした。ディスプレイには、ログイン画面が浮かんでいる。
《オルタナ・クロニクル》――全世界ユーザー数1億人突破の、超人気VRMMORPG。
派手なスキル、壮大な戦争、伝説の武器……普通なら、プレイヤーは「勇者」や「剣士」などの戦闘職を選ぶだろう。
でもレンは、違った。
【職業選択】
──戦士/魔法使い/盗賊/僧侶/行商人(?)←
「これでいい。いや、“これじゃないと”勝てない」
クリックとともに、世界が切り替わる。
仮想の大地。喧騒と熱気に包まれた市場の街。
その片隅、ひとりの少年が布を広げて、木箱を並べた。
「いらっしゃい、安くするよ! ダンジョン帰りの皆さん、ポーション補充どうですか!」
誰も見向きもしないその声が、やがて世界の富を動かすものとなるとは、まだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:00:00
45167文字
会話率:32%
死者はナイフを突き立てる。
この世界で生きていた証を刻むように。
2024年、現代日本。
時の流れとともに文明が発達し、その都度人々の生活は移り変わってきた。しかし古来より現在まで、世界中のありとあらゆる場所において、何百年経ようとも決
して変わらないものがある。
死だ。
死は生きとし生けるもの、全てに平等に訪れる。
決して逃れることができない、それが死。
ゆえに人々は考える。
人は死後どうなるのだろうか。
未知なるものへの恐怖から、あるいは救いを求める期待から、さまざまな幻想を抱くが、多くの場合、このようになるはずだ。
もしも今生に何の未練もなく、怨みや後悔もないならば、天に上がって輪廻転生の輪に入るだろう。その逆ならば、地底に堕ちるだろう。
では、そのどちらにも行けない者は?
怨霊と化して、地上をさまようしかないだろう。
「冗談じゃねえ。怨霊なんて、どいつもこいつももれなくクソだ」
安倍隼人、17歳。
夢は、目立たず平穏に生きること。身長がもう10センチ伸びること。
霊を視、その声を聞き、ぶん殴れる彼は、今日も牛乳パックをすすりながら望まざる怨霊事件に巻き込まれていく――。
※この作品は、ネオページで連載中の作品の転載になります。
ネオページでは現在第6話を連載中です。
https://www.neopage.com/book/30048156910023500折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:00:00
26995文字
会話率:28%
七年前、世界中にダンジョンの入り口が【生えた】。
彼の母親や妹、そして母の妹である叔母がそれに巻き込まれる。
当時一二歳であった彼の目の前で。
突如発生した黒い靄は、彼の妹と母親、そして叔母などを次々と飲み込んでいった。
少し離
れていた彼は叔母より託された従妹を連れて逃げだし、かろうじて巻き込まれずに済んだが、それは彼の心に大きな傷跡を残していた。
しかも巻き込まれた人とその風景まで、巻き込まれた当時の姿のままで、幻影のようにそこに映し出されていた。
ダンジョンの入口は、七年前のその当時の光景をそのまま保存しているにもかかわらず、実体はなく誰も助け出せてはいない。
すぐそこに見えるので助け出せるのではないかと希望を持つ家庭は少なくない。
彼もその一人で、なんとか助け出そうとダンジョンに挑むが、彼が授かった謎の職業のせいで、レベルもステータスも上がらずスキルも得られない。
それでも大学のダンジョン研究サークルメンバーの力を借り、謎の職業について検証を行っていたが、そのさなか大怪我を負い、からだには障害が残ってしまった。
不自由なからだとなった彼は、サークルからも追放され、事実上の引退を余儀なくされたが、ダンジョン攻略を諦めきれずにモンモンとする日々を送っていた。
そこへ彼の父親から、ダンジョン教育の非常勤講師にならないかという話を持ちかけられる。
ダンジョンは中のモンスターを放置しすぎると地上にモンスターを溢れさせることがわかり、そのモンスター溢れに対応するため、全国の学校でダンジョン教育が執り行われることが決まっていた。
だが講師の報酬は安く、稼げる冒険者は非常勤講師を引き受けたがらず、ダンジョンに潜ることができなくなった彼に白羽の矢が立ったのだ。
謎の職業の解放には彼の内なる条件が整っていないのではないかと、サークルの会長より指摘された彼は、気分を変えるのもいいだろうとそれを引き受ける。
だが引き受けたはいいものの、彼が講師として赴くことになったのは全国的にも珍しい女子小学校。
そこで七年前に叔母から託され、彼が助けた従妹と再会。
その友達とともに、再びダンジョンに挑むこととなった。
これは後に、JSハーレムキングと呼ばれる男と、それを取り巻くJSたちがダンジョンを攻略していく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:57:07
386982文字
会話率:42%
二十四時間戦争後、絶滅寸前となった人類は、コンピュータと機械により保護されることとなる。そうして細々と生き長らえてきた人類だったが、時のたつうちに、いつしかコンピュータは『神』と崇められ、そして恐れられるようになった。
なぜなら、『神
』は人類に対し、絶対の服従を求め始めたからだ。人類はまったく自由のない、まるで機械のような生活を強いられることとなる。
それをよしとせず『神』に従わぬ者は、その保護下から追い出され、逆らう者は弾圧された。彼等は『神』に対抗すべく団結。レジスタンス組織を結成するが、その力の差はいかんともしがたく、まともに戦っても、勝てるはずはなかった。
そんな時、レジスタンスの戦士と、『神』のひとりだったと名乗る老人が出会う。
『神』は人類をどこへ導こうというのか?
※自サイト閉鎖に伴いこちらへ移動。
初回公開時と比べ副題がついています。
その他ちょっとだけ表現等変わっているところがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 12:00:00
62229文字
会話率:37%
地方の農業関連企業で農薬研究開発部門の研究員として働いていた神之 十碧(カミノ トア)は、開発中だった農薬を運悪く高濃度で吸い込み死亡してしまう。さらに転生先で屑親に売られてしまったトアは、エルズマート国お抱えの暗殺者ギルドで、殺し屋として
育てられる。逃げることも死ぬこともできず、20年もの間 殺し屋稼業を続けた結果、『常闇の殺戮者』の二つ名を持つ最悪の殺戮者となっていた。しかし国内で勃発した覇権争いに巻き込まれ、さらには自らが属する組織の裏切りにあい、トアは瀕死の重傷を負ってしまう。
今際の際で自らの運命を呪うトア。もしまた生まれ変わるのなら、今度は平和な世界でモフモフに囲まれて暮らしたいと願った。しかし死を覚悟した直後、ちんまりとしたおかしな人物が彼の命を救った。その人物の名はポンチョ。彼は過去にトアが他国の貴族から救い出した、それはそれはモフモフとしたヤブイヌ族の可愛い可愛い獣人だった。
闇の鎖によって繋がれ続けた魔の手から逃れ、ポンチョとともに東の果てへと移り住んだトアは、これまでの時間を取り戻すように、人として当たり前の生活を目指して奔走する。しかしなぜか彼の前に現れるのは、とにかく終始『もふもふ』した者たちばかり。不思議とどうして、あふれるばかりの風変わりなモフモフたちが集まってくる彼らのモフモフライフを、どうぞ御覧ください……。
これは運命に翻弄された最強最悪な常闇殺戮者が、新たな人生をもふもふモフモフし、もふもふモフモフし続ける物語です。
※少しのダークと沢山の可愛いをメインにした物語にしていく予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:22:03
84818文字
会話率:50%
転生した。孤児だった。崖っぷちギリギリライフを営んでいたら聖女に選ばれた――なんで?
でもまあ、暖かい寝床とご飯がきっちりとあるのは有難い。
後ろ盾である公爵さまの計らいで後学の為にと、貴族の子女が多く通う王立学院へ放り込まれるこ
とになったのだけれど、聖女という役職持ちではあるものの平民の私が簡単に彼ら彼女らにに受け入れられる筈もなく。仕方ないので孤児仲間の二人とともに今日も学院の片隅で静かに読書に勤し――『おい、平民っ!』――……みたいのだけれど、どうして邪魔が入るのだろう。
※異世界学園日常モノ(なろう風味)が書きたくなったので書いて投げました。初投稿になります、お手柔らかに。
ハーメルン様にて同作品を投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:10:00
5183887文字
会話率:44%