記憶を失った男『クロト』が目を覚ましたのは『ディード』という魔物がはびこる異世界だった。
言葉こそ違えどそこには国家や文明があり、ディードを駆除する『狩人』達が街や村を、そして人々をディードの魔の手から守っていた。
クロトはとある事情
から『狂槍』と呼ばれる狩人に奴隷として買われ、自身もディードと戦う狩人として生きていくことになる。
……記憶の手がかりは自身が付けていた黒のブレスレット、そして遥か遠くに見える、空へ果てしなく伸びる長い塔。『カラビナ』と呼ばれている軌道エレベーター。
クロトは自分の記憶を取り戻すため、そして日本に帰る手立てを探るべくカラビナを目指して旅に出ることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 22:23:30
916647文字
会話率:34%
西暦2147年、人類は軌道エレベータを開発した。人類は宇宙に進出し、急速にその勢力を広げていった…
しかし、これは悲劇の序章に過ぎなかったのである。
銀河外縁に到達した人類は急速にその勢力を減じ壊滅状態となり、人類の統一国家たる「国際地球
連合」は空中分解した。
これらを引き起こした「魔王」とは一体何だったのか……………
人類の未来を描くSF型ファンタジー小説、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 07:09:34
958文字
会話率:0%
★☆★歌川 詩季さまとのご近所コラボレーション【ウタほたる】。その物語編【ウタほたるのカケラ】です★☆★
【Size S】 1000文字以内
【Size M】 2000文字以内
【Size L】 5000文字以内
.:*:☆.:*:☆
.:*:☆
人間が好奇心の翼を伸ばして宇宙に到達してから数世紀後――。
とある事情のために宇宙に上がった少女の日常譚。
あらすじは話数が進むごとに追加します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 00:20:53
7567文字
会話率:42%
吸血鬼メネスは、軌道エレベーターに造られた「浮遊都市」において、連続殺人犯ヘクトールへ復讐を誓っていた。ヘクトールはメネスの同族であるエミリーを通して、予告状のように現れるところを送ってきていた。メネスは二年間、それに翻弄されながら、追い続
けていた。
ある時、予告状の通りの場所に行くと、「ゲームの始まり」と書かれた手紙を見つける。それと同時に、メネスは警察組織ブリシアからヘクトールの濡れ衣を着せられる。鬼、妖狐、魔女を加えたブリシアに敗れたメネスだったが、濡れ衣が晴れた。そして、ルーカスという指揮官の下、ブリシアの元で魔女のアリサとタッグを組むことになる。
メネスはヘクトールからの手紙にあった「親愛なる友人を訪ねるように」とのメッセージを受け、エミリーの元を訪れる。しかし、エミリーはいなくなっていた。代わりに手紙があり、そこに記された場所に行くと、ヘクトールからの手紙があった。「なぞなぞ」と称したゲームを突き付けてきたヘクトールへ、二人は立ち向かうことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 17:10:11
100072文字
会話率:44%
西暦2082年。
地球環境の保全の為に、人が宇宙に人を棄て始めてから50年。
最初は軌道エレベータに繋がれた月の内側に生活圏を求めていた人類は、すぐに月の外側にもその生息域を拡大した。
『月が綺麗ですね』。
その言葉は、『外側』の宇宙人から
『内側』の地球人へ向けて送られる、定番の皮肉の一つだった。
カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 10:22:18
25499文字
会話率:33%
二十四時間戦争後、絶滅寸前となった人類は、コンピュータと機械により保護されることとなる。そうして細々と生き長らえてきた人類だったが、時のたつうちに、いつしかコンピュータは『神』と崇められ、そして恐れられるようになった。
なぜなら、『神
』は人類に対し、絶対の服従を求め始めたからだ。人類はまったく自由のない、まるで機械のような生活を強いられることとなる。
それをよしとせず『神』に従わぬ者は、その保護下から追い出され、逆らう者は弾圧された。彼等は『神』に対抗すべく団結。レジスタンス組織を結成するが、その力の差はいかんともしがたく、まともに戦っても、勝てるはずはなかった。
そんな時、レジスタンスの戦士と、『神』のひとりだったと名乗る老人が出会う。
『神』は人類をどこへ導こうというのか?
※自サイト閉鎖に伴いこちらへ移動。
初回公開時と比べ副題がついています。
その他ちょっとだけ表現等変わっているところがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 12:00:00
62229文字
会話率:37%
人類のほとんどは、すでに地球を離れて別の星で生活をしている。地球の表面は荒廃しており、環境回復のための保護区に指定されている。環境回復を担う研究機関や政府の役人たちは、地表面と軌道エレベーターでつながっている、人工の月「エデン」に暮らす。
人類にとってすでに「性別」は意味をなさないものとなっており、人体はサイボーグ化して、永遠の時を生きることを可能にしている。新しい生命の誕生を望む時には、理想通りの子供になるように遺伝子を設計し、人工子宮で誕生させることで、無駄のない人口管理を行っている。
一方、永遠に生きることを嫌って、地表面に住むことを選択している人たちもいる。彼らは、政府から特別に許可をもらい、地表面に作られた巨大なドームで覆われた都市に暮らしている。その街の一つに暮らす主人公ミライは、ハートカービングを仕事にする親方アンジェロの営む工房で住み込みの弟子として生活している。ハートカービングとは、木を素材として心臓型に削り出し、その表面に繊細な彫刻を施して仕上げていく作品だ。アンジェロは、依頼主からの依頼を受け、その人の人生を、心臓の表面に彫刻していく。依頼主の多くは、エデンに暮らす人々からのものである。
ミライの周りには、アンジェロと仲の良いレインという人物がいる。レインは街を守る防衛隊の一員で、常にミライを見守っている。アンジェロとレインも、かつてエデンに暮らしていた「不死なるもの」だ。ミライの出生の秘密にも、エデンが深く関わっている。
ミライは、アンジェロの後継者として認められているが、完成した作品を依頼主に引き渡す場面には、未だ立ち会わせてもらったことはない。来月15歳になるのにあわせて、師匠のアンジェロは、ミライを、その引き渡しの儀式の場に立ち合わせる決心をするが……。
(この作品は、2019年発行の同人誌「SFファンジン」に掲載された小説の転載です。)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-09-07 00:00:00
19183文字
会話率:52%
いつも通り魔法も冒険者ギルドも有り、地球に存在しない魔物も大量で、通貨流通量を無視した無制限の買取金貨もある剣と魔法の世界。
無制限のレベルアップや固定ジョブもチートスキルも冒険者ランクもアリアリ、定期的に魔王が復活して魔王軍が攻めて来
て、邪神も天使もいて勇者の概念もジョブある世界。
しかし印刷による知識拡散や識字率の上昇、銃砲の開発や飛行機械の存在は絶対に許されないディストピア。
共通の言語が発生して対話できないよう、バベルの塔と呼ばれる軌道エレベータで言語を混乱させ、方言や訛りで国内でも城砦単位でも会話を成立させない。
もし火薬が開発されて銃が作られ、人力飛行機が飛び、蒸気機関の初期装置が開発され、紙の印刷技術が開発されると、どんな魔法も通じない巨大な上級天使が出現して、天使の軍勢が城塞都市を丸ごと破壊して、見ただけの住人も一人残らず殺される世界。
そこは人類が機械化して永遠の命を得て宇宙に旅立った後、核兵器などで相互確証破壊が起らないように調整された楽園で箱庭。
永遠の中世世界ナーロッパや時代劇世界が保存され、ノンプレイヤーキャラが愚民化処理された場所で、永遠の命を持ってしまった元人類がほんの100年ほどの夢を楽しむ場所。
人類発祥地である聖地太陽系は保存されているが、バーナード星域や近隣星系では惑星がすべて解体され、ダイソン球やリングワールドが建設され地球の数万倍の表面積を持った箱庭が作られていた。
とある平面世界でも少女とオチコボレ竜の夢が開始された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 18:16:47
1104301文字
会話率:40%
コロナ禍で自殺したあたしの転生先は、限りなく現実に近い異世界でした
そこは軌道エレベーターが聳え立つ限りなく現実に近い異世界。
暴走したトラックに轢かれる直前、水無月優(みなづきすぐる)という少年に命を救われたその瞬間、草薙夏帆(
くさなぎかほ)は前世で自ら命を絶ってこの限りなく現実に近い異世界に再び草薙夏帆として転生したことを知る。
高校二年生になった夏帆は前世の記憶を思い出したことに困惑しながら内地の帝都皇京(こうきょう)から赤道の飛び地、敷島(しきしま)諸島本島に引っ越して新しい場所で新しい学校に通い、新しい友達と出会う。
薄らと思い出した前世の記憶、だが夏帆は理解する。
例えあたしにとってこの限りなく現実に近い異世界でも、この世界に暮らしてる人たちにとっては現実そのもの、だからみんなそれぞれ悩みや葛藤、苦しみを抱えて生きていることを。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 20:20:30
118378文字
会話率:48%
人類は地球周回上にあるステーションへ軌道エレベーターを繋げたのを皮切りに、太陽系、そして天の川銀河へと飛び立ち、開拓していった。
太陽系の多くの星が開拓され生活や観光ができるようになった世界で、少年は旅をする。
最終更新:2022-04-15 15:32:07
263文字
会話率:0%
"歯車"を持った少女は、手にした懐中時計の文字盤に刻まれた行先を目指した。
最終更新:2022-01-14 12:00:00
5606文字
会話率:38%
西暦2121年、人類は天然軌道エレベーターを手に入れた。
だが、それは未曾有の大惨事を引き起こす厄災でもあった。
最終更新:2021-09-26 19:05:00
51653文字
会話率:34%
※「このライトノベルがすごい」に二年連続ランクイン! ありがとうございます!
「支援術式が得意なんですけど、やっぱりパーティーには入れてもらえないでしょうか!?」
術力が常人の100分の1しかない探検者ラグディスハルトは、不遇職と名
高い支援術式使い(エンハンサー)になるしかなかったが、実は特別な才能があった。
10個以上の術式を同時に制御するスキル『マルチタスク』。
これに超人的な集中力が加わり、三分間だけ能力を【1024倍】にまで強化することが出来たのだ。
故に――〝最弱〟にして〝最強〟。
これは少年が友達を作り、己の才能に気付きながら、ゆっくり成長していく冒険物語。
月まで伸びる軌道エレベーターの遺跡『ルナティック・バベル』。
少年と現人神の少女が出会ったとき、物語は始まる。
※途中ストレスのたまるところがありますが、最後には必ずスッキリさせる展開なのでご安心ください。
※主人公の精神的な成長はゆっくりですが、着実です。あたたかく見守ってあげてください。
※TOブックス様から書籍版1巻~3巻、ただいま発売中です。
※コミカライズ開始! 「ニコニコ静画」内【コミックコロナ】連載中!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 12:00:00
2626253文字
会話率:32%
のじゃロリが人類を支配するはなし
最終更新:2021-08-02 09:00:00
19376文字
会話率:35%
人は宇宙に進出した。
軌道エレベーターに月面基地、火星にコロニーを建設し第2の居住惑星を作り宇宙旅行もできるようになった人類の科学力は留まることを知らなかった。
火星コロニーができて数年、コロニーから身元不明のメッセージが地球へ送られて
から異変は起こる。
飛来した小惑星が地球軌道上へ入り軌道上の人工物を破壊した。
地球へ突入した小惑星は隕石となりメキシコ近海へ落着、落下地点から現れたのは巨大な浮遊物体であった。
浮遊物体は火器に対し非常に強力な耐性を持っており米国の核攻撃を防ぎ、浮遊物体は核の放射能をも武器とした。
そして、アフリカ北部にも同じ隕石が落下。
欧州は米国の教訓を活かし核以外で防衛を開始する。
既存の兵器では通用しないことで国土を失いつつあった米国は浮遊物体に有効な兵器を開発。
反攻作戦を開始した。
同じく日本でも浮遊物体が襲来し戦闘を開始、空軍パイロット養成校に通っていた主人公たちは浮遊物体と唯一戦える人型機動兵器を動かせるということで白羽の矢が立つ。
果たして彼らを含む兵士たちは浮遊物体を食い止めることができるのか。
エイリアン襲来系IF戦記開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 00:07:17
44201文字
会話率:42%
軌道エレベータが現実となった近未来。ある特殊金属を巡る紛争“老原動乱”から一年、全ては秘密裏に終止符が打たれて世界は何事もなかったかのように平穏を取り戻していた。
“老原動乱”を終結させた少女、榛木美空もまた母のいなくなった街で必死に日常
を取り戻そうとしていた。
だが、ある人物の訪問を境に、美空は再び非日常の世界に身を投じることとなる。そして、偽りの穏やかさで覆われていた世界にも異変が迫りつつあった。
※この作品はルトさんが小説家になろうで公開している『デイブレイク/アウタースペース』(http://ncode.syosetu.com/n5781bh/)を本人の許可を得た上で書かれた二次創作作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 07:00:00
172126文字
会話率:30%
遥か昔、地上には人が溢れていた。
増えすぎた人口を養うには、地上は狭すぎた。暮らす土地は狭くなり、食料の割り当ても減っていった。
この問題を解決するために人類の出した答えは、宇宙への移民だった。人類は第二の大地として、地上を取り囲む
巨大な“天井”を建造した。天井の居住面積は地上の数千倍に及び、人類は続々と天井へ移住し、土地問題は一挙に解決した。そして、地上に住む人々は徐々に減っていった。
やがて、人類のほとんどは天井へと移り住み、地上と天井の往き来は徐々に減り、途絶え、天井は地上を忘れていった。
それから、数千年の時が過ぎた・・・
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
※TwitterおよびTogetterに投稿していた、「忘却の天井」
https://togetter.com/t/%E5%BF%98%E5%8D%B4%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BA%95
の再筆です。
※プロローグは1日で全部、第一部は1話/日で、第二部は1話/週で投稿予定です。
※2020/8/22から、第三部の投稿を始めます。月1話くらいで投稿していけたらいいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 08:00:00
127076文字
会話率:61%
軌道エレベーターによって人類が宇宙へ進出するようになったころ。見晴らしの良いボロアパートに住むサラリーマン田中は、クワガタムシが苦手だった。そんなある日、触ればなんでも願いを叶えてくれる宇宙生命体、スペースクワガタが家に現れる。クワガタが苦
手な田中は、この奇跡をつかみ取る(物理)ことができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 17:54:15
812文字
会話率:0%
甍は特にやりたいことも無く毎日宇都宮の空を眺めていた。
相棒の羽猫コンデクレンと毎日アトランダムに増殖する宇都宮の天井を目的も無く走っていた。
有るときやむを得ない理由により、宇宙に届く軌道エレベーターの新宇都宮タワーで行われる
「
星取り競争」に、友人で先輩の昴と共に挑むことになった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 00:31:04
82000文字
会話率:14%
宇宙から原初の惑星、母なる地球に落下した【俺】は、自分達を作った創造者に命じられた任務に忠実な猫耳達に囲まれながら、軌道エレベーターの到着を待ち続けている。だが、全然来ないので彼等と暮らすしかないようである。乳製品キャラのミケとヤングアダル
トなタマに世話されながら、【俺】は彼等と猫耳達に頼まれて一風変わった役割をこなす事になった。果たして【俺】は何をさせられるのやら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 09:50:42
6031文字
会話率:36%